JP3469824B2 - 記録媒体搬送装置 - Google Patents

記録媒体搬送装置

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JP3469824B2
JP3469824B2 JP20377799A JP20377799A JP3469824B2 JP 3469824 B2 JP3469824 B2 JP 3469824B2 JP 20377799 A JP20377799 A JP 20377799A JP 20377799 A JP20377799 A JP 20377799A JP 3469824 B2 JP3469824 B2 JP 3469824B2
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    • B65H2406/30Suction means
    • B65H2406/32Suction belts
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    • B65H2406/3223Suction distributing means details of the openings in the belt, e.g. shape, distribution

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙等の記録媒体に
対して印字等の画像形成を行う画像記録装置に組み込ま
れる記録媒体搬送装置に係る。特に、本発明は、ベルト
駆動装置を利用すると共に、ベルト表面にエア吸引によ
る吸引力を発生させ、この吸引力によって記録媒体をベ
ルト上に保持しながら搬送するものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙やフィルム等の記録媒体に
印字等の画像形成を行うための機器としてプリンタや複
写機が知られている。これら機器では、記録媒体を搬送
する手段としてベルト駆動装置が使用されている。
【0003】以下、このベルト駆動装置を使用して記録
媒体を搬送するインクジェット方式のプリンタの一般的
な構造について説明する。
【0004】図13に示すように、この種のベルト駆動
装置は、駆動ローラa、従動ローラb及びテンションロ
ーラcを備え、これらローラa,b,cに無端ベルトd
が掛け渡されて構成されている。駆動ローラaは、図示
しないモータの駆動軸に接続しており、モータの駆動力
が伝達されて回転する。この駆動ローラaの回転に伴っ
てベルトdが図中矢印A方向に走行するようになってい
る。また、駆動ローラa及び従動ローラbに対向する図
中上側には、これら駆動ローラa及び従動ローラbとの
間でベルトdを挟持するピンチローラe,eが配設され
ている。上記従動ローラb近傍には給紙カセットfが設
置されており、この給紙カセットfから取り出された記
録媒体(紙)gが、従動ローラbとピンチローラeとの
間で、ベルトdと共に挟持されながら、ベルトdの走行
に伴って図中矢印A方向に搬送されるようになってい
る。
【0005】駆動ローラaと従動ローラbとの間に存在
するベルトd(以下、ベルトdのこの部分をスパンsと
呼ぶ)の上方には印字ヘッドhが設けられている。この
印字ヘッドhは、ライン型ヘッドまたはシリアル型ヘッ
ドにより構成されている。ライン型ヘッドは、図13の
紙面鉛直方向に、必要とする印字幅(例えばA4サイズ
の紙に印刷するものでは約200mm)に亘って解像度に
応じた多数の吐出ノズルを備えている。一方、シリアル
型ヘッドは、図13中のA方向に数十〜数百の吐出ノズ
ルを備えており、図13の紙面鉛直方向に移動しながら
記録媒体gに印刷を行うものである。
【0006】印刷動作時には、ベルト駆動装置の駆動に
伴って給紙カセットfから記録媒体gが取り出され、こ
の記録媒体gが、従動ローラbとピンチローラeとの間
で、ベルトdと共に挟持された状態で図中矢印A方向に
搬送される。
【0007】印字ヘッドhがライン型である場合には、
記録媒体gを連続的に搬送しながら印字ヘッドhの各吐
出ノズルから適宜インクが吐出されて、記録媒体gに対
して印刷が行われていく。
【0008】一方、印字ヘッドhがシリアル型である場
合には、記録媒体gが印字ヘッドhの配設位置まで搬送
されると、ベルトdの走行が一旦停止される。そして、
印字ヘッドhが、図13の紙面鉛直方向に移動しながら
吐出ノズルからインクを吐出し、これによって記録媒体
gへの印刷が行われる。印字ヘッドhが記録媒体gの一
端部まで移動すると、再びベルトdが走行し、記録媒体
gを所定量だけ移動させた後、停止する。そして、再び
印字ヘッドhが図13の紙面鉛直方向に移動しながら印
刷動作が行われる。このようにして、印字ヘッドhによ
る印刷動作と、ベルト駆動装置による記録媒体gの送り
動作とが交互に行われて記録媒体gへの印刷が行われて
いく。
【0009】また、この種の装置では、ベルトd上での
記録媒体gの搬送を安定して行うために、記録媒体gを
ベルトd上に吸着させる構成が採用されている。つま
り、駆動ローラaと従動ローラbとの間に存在するベル
トdのスパンsの背面側にプラテンチャンバiを配設し
ている。このプラテンチャンバiは、上面に吸引孔j,
j,…が形成されており、その内部を負圧にすることに
よって吸引孔j,j,…からエア吸引を行うものであ
る。また、ベルトdにも多数の吸引孔(図示省略)が形
成されており、プラテンチャンバi内での負圧発生に伴
う吸引孔からのエア吸引によってベルトd上に記録媒体
gを吸着する。これにより、ベルトd上での記録媒体g
の位置ずれを防止し、良好な記録媒体gの搬送動作が行
えるようになっている。
【0010】このようなエア吸引により記録媒体gをベ
ルトd上に吸着する構成を採用した場合、ベルトd上を
搬送する記録媒体gが十分に大きければ、この記録媒体
gが覆い隠す吸引孔の総面積が大きくなる。つまり、記
録媒体gに覆われない吸引孔(吸着に寄与しない吸引
孔)の総面積が小さくなる。このため、ベルトdの吸引
孔での吸気抵抗が大きくなるので、大きな吸引力を得る
ことができる。その結果、記録媒体gがベルトd上に良
好に吸着され、安定した搬送動作が行える。
【0011】逆に、ベルトd上を搬送する記録媒体gが
小さければ、この記録媒体gが覆い隠す吸引孔の総面積
も小さくなる。つまり、記録媒体gに覆われない吸引孔
の総面積が大きくなるので吸引力が小さくなって安定し
た搬送動作が行えなくなる可能性がある。
【0012】この課題を解決するものとして、特開平6
−135613号公報に開示されている搬送装置があ
る。この搬送装置は、プラテンチャンバの各吸引孔を開
閉自在とする弁体を設け、記録媒体が通過する部分の吸
引孔のみが開放するように弁体の開閉制御を行うように
なっている。これにより、常に高い吸引力が得られ安定
した記録媒体の搬送動作が行える。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のエア
吸引による記録媒体の保持構造は、高い吸引力を確保す
ることのみを目的として開発されており、その吸引位置
に関しては何ら考慮されていなかった。
【0014】このため、ベルトの吸引孔が記録媒体の端
縁から外れた位置にある場合には、この端縁に吸引力が
作用せず、この部分がベルトから浮き上がってしまい、
場合によっては、この部分が上側へ巻き上がる所謂カー
ルが発生してしまう可能性があった。このようなカール
が発生した場合、記録媒体が印字ヘッドに接触して汚れ
たり所謂用紙ジャムが発生したりして良好な印刷動作が
行えなくなる可能性がある。特に、上述したように吸引
力が小さくなる傾向にある比較的小さい記録媒体を搬送
する場合にはこの現象は顕著に起こる。
【0015】更に、印字ヘッドがシリアル型である場
合、この種のヘッドを備えた装置の搬送動作では記録媒
体の送り動作と停止動作とが交互に行われる。このた
め、記録媒体の搬送量には高い精度を要する。この高い
精度の搬送量を確保するためには、記録媒体の端縁を確
実にベルトに吸着させ、記録媒体とベルトとの間での位
置ずれが生じないようにしておく必要がある。
【0016】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、記録媒体をベルト上
にエア吸引によって吸着しながら記録媒体を搬送する記
録媒体搬送装置に対し、記録媒体のカール発生を阻止す
ると共に、高い精度で記録媒体を搬送可能とすることに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】−発明の概要− 上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体をエア
吸引するために形成されるベルトの吸引孔の位置を記録
媒体の端縁に対面させるようにし、この端縁をベルトに
吸着させてカールの発生を抑制するようにしたものであ
る。
【0018】−解決手段− 具体的に、本発明の解決手段は、複数のローラに無端搬
送ベルトが掛け渡され、この無端搬送ベルトの一部のス
パンが記録媒体搬送用のスパンとなっており、無端搬送
ベルトに形成された複数の吸引孔からのエア吸引によっ
て記録媒体を上記スパン上でベルトに吸着して搬送する
記録媒体搬送装置を前提としている。この記録媒体搬送
装置に対し、上記無端搬送ベルトの吸引孔の一部が、ス
パン上に載置された記録媒体におけるその搬送方向と平
行な端縁に対面するように直線上に配列されて孔列を構
成している一方、複数種類の大きさの記録媒体にそれぞ
れ対応可能となるように、複数の孔列を互いに平行に配
列する。そして、上記スパン上に載置された記録媒体に
おけるその搬送方向と平行な端縁に対面するように直線
上に配列された孔列を構成する吸引孔のみの大きさを、
他の吸引孔よりも大きく設定している。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】これら特定事項により、記録媒体が無端搬
送ベルト上に載置された際には、その端縁に吸引孔が対
面する。このため、この端縁はベルトに吸着されベルト
から浮き上がることがない。従って、記録媒体は、端縁
が上方へカールすることなしにベルト上を搬送される。
特に、上記解決手段では、記録媒体におけるその搬送方
向と平行な端縁でのカール発生の防止を実現することが
できる。また、複数の孔列を互いに平行に配設させてい
るので、複数種類の大きさの記録媒体に対して端縁の保
持機能を発揮させることができる。また、孔列それぞれ
に適切な吸引力を発生させることが可能になる。特に、
特定の孔列における吸引力を他の孔列における吸引力よ
りも大きくすることができる。
【0025】他の解決手段では、スパン上に載置された
記録媒体におけるその搬送方向と平行な端縁に対面する
ように直線上に配列された孔列を構成する各吸引孔とし
て、記録媒体の搬送方向に沿って大径のものと小径のも
のとを交互に配設している。また、スパン上に載置され
た記録媒体におけるその搬送方向と平行な端縁に対面す
るように直線上に配列された孔列を構成する各吸引孔の
みに対して、ベルト幅方向中央部から離れるにしたがっ
て開口面積を小さく設定している。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】他の手段は、記録媒体を記録媒体搬送用の
スパン上で搬送し、画像形成手段により画像形成を行う
ように、画像記録装置の記録媒体搬送系に組み込まれた
記録媒体搬送装置に係るものである。
【0031】この特定事項により、本発明に係る記録媒
体搬送装置の適用形態を具体化することができ、また、
画像記録装置によって高品質の画像形成を行うことがで
きる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、本発明をインクジェ
ット方式のプリンタに適用した場合について説明する。
【0033】(第1実施形態) −構成説明− 図1は、本形態に係るプリンタにおける記録媒体として
の紙Pの搬送系及び搬送される紙Pに対して印字を行う
印字系の概略構成を示している。紙Pを搬送するための
搬送装置はベルト駆動装置1により構成されている。つ
まり、このベルト駆動装置1は、駆動ローラ11、従動
ローラ12及びテンションローラ13を備え、これらロ
ーラ11,12,13に無端ベルト14が掛け渡されて
構成されている。駆動ローラ11は、図示しないモータ
の駆動軸に接続しており、モータの駆動力が伝達されて
回転する。つまり、この駆動ローラ11の回転に伴って
ベルト14が図中矢印A方向に走行するようになってい
る。また、上記モータは、例えばステッピングモータに
より構成されており、所定のステップ角毎に間欠的に駆
動する。このため、ベルト14の走行もモータの駆動に
連動して間欠的に行われるようになっている。上記駆動
ローラ11及び従動ローラ12に対向する図中上側に
は、これらローラ11,12との間でベルト14を挟持
するピンチローラ31,32が配設されている。
【0034】上記駆動ローラ11と従動ローラ12との
間に存在するベルト14のスパンSの上方には画像形成
手段としての印字ヘッド2が設けられている。この印字
ヘッド2は、シリアル型ヘッドであって、図1中のA方
向(紙Pの送り方向)に数十〜数百の吐出ノズルを有し
ている。また、この印字ヘッド2は、図1の紙面鉛直方
向に移動可能となるように図示しない移動手段を備えて
いる。更に、この印字ヘッド2は、イエロー、マゼン
ダ、シアン、ブラックの各カートリッジを備えており、
フルカラー印刷が可能となっている。これらカートリッ
ジは、一体型のものであってもよく、また、各色毎に独
立したものであってもよい。
【0035】上記従動ローラ12の上流側(図中右側)
には複数枚の紙Pが収容された給紙カセット4が配設さ
れている。更に、この給紙カセット4の排紙側には図示
しない給紙ローラが配設されている。この給紙ローラに
より給紙カセット4から紙Pが1枚づつ取り出されてベ
ルト14上に供給される構成となっている。
【0036】上記駆動ローラ11と従動ローラ12との
間に存在するベルト14のスパンSの背面側にはプラテ
ンチャンバ5が配設されている。このプラテンチャンバ
5は、略直方体状の容器で成り、その上面位置は、上記
駆動ローラ11の上端と従動ローラ12の上端とを結ぶ
直線上に略一致している。
【0037】また、このプラテンチャンバ5は、図2に
示すように、上面に複数の吸引孔51,51,…が形成
されている。この吸引孔51は、ベルト14の走行方向
(図2の左右方向)に長い長孔であって、ベルト幅方向
に所定間隔を存した位置に形成されている。また、この
プラテンチャンバ5には図示しないダクトが接続してお
り、ダクト上流側に位置する図示しないファンの駆動に
よって、このダクトから空気が排出される。これによ
り、プラテンチャンバ5内部が負圧(例えば100〜6
00Pa程度)となって紙Pをベルト14側に吸引する
ための吸引力が発生するようになっている。
【0038】図2及び図3に示すように、ベルト14に
も複数個の吸引孔14a,14a,…が形成されてい
る。この吸引孔14aは、円形(例えば直径1〜10mm
程度)の開口であって、上記プラテンチャンバ5の駆動
に伴って、ベルト14表面に紙Pを吸引するための吸引
力が発生し、ベルト14に対する紙Pの位置ずれを回避
し、良好な紙Pの搬送動作が行えるようになっている。
これら吸引孔14aは、ベルト14の長手方向及び幅方
向にそれぞれ所定の間隔(ピッチ)を存してそれぞれ形
成されている。これら吸引孔14a,14a,…のベル
ト幅方向のピッチは、上記プラテンチャンバ5に形成さ
れている吸引孔51,51,…の間隔寸法に一致してい
る。
【0039】また、上記ベルト14は、ウレタンゴム等
のゴム材料により作製されており、ベルト14表面は紙
Pとの間の摩擦力が大きく得られている。更に、このベ
ルト14の厚さは例えば0.5mmに設定されている。
【0040】−吸引孔の配設位置の説明− 本形態の特徴は、上記ベルト14に形成されている吸引
孔14a,14a,…の形成位置にある。以下、この吸
引孔14a,14a,…の形成位置について説明する。
【0041】このベルト14に形成されている吸引孔1
4a,14a,…は、千鳥状に配列されていると共に、
その一部は搬送される紙Pの幅寸法(短辺方向の寸法)
に応じた位置に形成されている。つまり、本装置1によ
って搬送可能な紙Pの種類として、A3,B4,A4,
B5,ハガキの各サイズの幅寸法(ベルト走行方向に対
して直交方向の寸法であって、図3の上下方向寸法)に
応じた位置に形成されている。以下に、これら各種サイ
ズに応じた吸引孔14a,14a,…の形成位置につい
て詳細に説明する。
【0042】これら吸引孔14a,14a,…は、ベル
ト走行方向の全周に亘って一列に延びる複数の孔列L1
〜L9(図3ではそれぞれを二点鎖線で囲んでいる)に
より構成されている。ベルト14の幅方向中央部の搬送
基準線(図3に破線で示す直線)L上に1番目の孔列L
1が形成されている。この1番目の孔列L1を中心とし
てベルト幅方向(図3の上下方向)に所定間隔を存して
順に外側に2番目以降の孔列L2〜L9が形成されてい
る。つまり、1番目の孔列L1の両側に2番目の孔列L
2,L2が形成され、更にその外側に3番目の孔列L
3,L3が形成されている。このようにしてベルト14
の外側に向かって順に、各種の紙サイズに対応した孔列
が形成され、最も外側には9番目の孔列L9が形成され
ている。
【0043】例えば、A4サイズの紙Pに対応した孔列
は7番目の孔列L7,L7である。このA4サイズの紙
Pの幅寸法は210mmであるので、この7番目の孔列L
7,L7は、ベルト14の搬送基準線Lからベルト幅方
向両側に100mmを存した位置にそれぞれ形成されてい
る。図3の破線はベルト14上にA4サイズの紙Pが載
置された状態を示している。このような位置に7番目の
孔列L7,L7が形成された場合、A4サイズの紙Pの
幅方向の両端縁と、7番目の孔列L7,L7を構成する
吸引孔14a,14a,…との間の間隔Xは約5mmとな
る。つまり、この7番目の孔列L7,L7によりA4サ
イズの紙Pの幅方向の両端から5mmの位置が吸引される
ようになっている。
【0044】同様に、B5サイズの紙Pに対応した孔列
は6番目の孔列L6,L6である。B5サイズの紙Pの
幅寸法は182mmであるので、この6番目の孔列L6,
L6は、ベルト14の搬送基準線Lからベルト幅方向両
側に86mmを存した位置にそれぞれ形成されている。図
3の一点鎖線はベルト14上にB5サイズの紙Pが載置
された状態を示している。このような位置に6番目の孔
列L6,L6が形成された場合、B5サイズの紙Pの幅
方向の両端縁と、6番目の孔列L6,L6を構成する吸
引孔14a,14a,…との間の間隔も約5mmとなる。
つまり、この6番目の孔列L6,L6によりB5サイズ
の紙Pの幅方向の両端から5mmの位置が吸引されるよう
になっている。
【0045】このようにして、各サイズの紙Pに対し、
その紙Pの幅方向の両端から5mmの位置が吸引されるよ
うに各孔列の位置が設定されている。即ち、4番目の孔
列L4,L4はハガキの大きさに対応した孔列である。
8番目の孔列L8,L8はB4サイズの紙Pに対応した
孔列である。9番目の孔列L9,L9はA3サイズの紙
Pに対応した孔列である。
【0046】また、例えば、A3サイズの紙Pの短辺寸
法と、A4サイズの紙Pの長辺寸法とは等しいので(共
に297mm)、A4サイズの紙Pの長辺側をベルト幅方
向に沿わせて搬送する場合には、9番目の孔列L9,L
9(搬送基準線Lからベルト幅方向両側に143.5mm
を存した位置に形成される)により、A4サイズの紙の
長辺方向の両側縁部分が吸引されることになる。同様
に、B4サイズの紙とB5サイズの紙Pとの関係におい
ても、B5サイズの紙Pの長辺側をベルト幅方向に沿わ
せて搬送する場合には、8番目の孔列L8,L8によ
り、B5サイズの紙Pの長辺方向の両側縁部分が吸引さ
れることになる。
【0047】尚、本装置1が対象とする紙Pのサイズ
は、上述したものに限らず、所謂「リーガルサイズ」の
ものなど上記以外のサイズを採用することも可能であ
り、吸引孔14a,14a,…の位置もそのサイズに応
じて適宜設定される。
【0048】また、ベルト14及びプラテンチャンバ5
の各吸引孔14a,51の大きさや形状は任意に設定可
能である。また、ベルト14の吸引孔14a同士の間の
ピッチは、ベルト14の長手方向のピッチと幅方向のピ
ッチとが等しいものに限らず、この両ピッチが互いに異
なっていてもよい。更に、上記プラテンチャンバ5の吸
引力や、紙Pの厚さ、機械的特性、表面状態(普通紙や
コーティング紙等といった種別)、紙の搬送速度等も任
意に設定可能である。
【0049】−動作説明− 次に、上述の如く構成されたプリンタの動作について説
明する。
【0050】本プリンタの動作が開始されると、先ず、
図示しない給紙ローラを駆動させて給紙カセット4から
紙Pを取り出し、その紙Pの先端縁をピンチローラ32
とベルト14との間に位置させる。この状態で、モータ
を駆動して、駆動ローラ11を回転させる。この駆動ロ
ーラ11の回転に伴い、ベルト14が図1中矢印A方向
へ走行する。
【0051】一方、プラテンチャンバ5のファンを駆動
し、このプラテンチャンバ5内に負圧を発生させる。こ
れにより、ベルト14の表面には吸引力が発生し、この
吸引力によって紙Pはベルト14に吸着される。このた
め、ベルト14に対する紙Pの位置ずれが生じること無
しに紙Pの搬送動作が良好に行われる。
【0052】この際、紙Pは、幅方向の両端部分が対応
する孔列の吸引孔14a,14a,…によって吸引され
ているので、この両端部分がベルト14から浮き上がる
ことがない。つまり、この両端部分が上方へカールする
ことなしにベルト14上を搬送される。例えば、図3に
破線で示すように、A4サイズの紙Pを搬送している場
合には、紙Pの下側に位置している第1番目〜第7番目
の孔列L1〜L7の各吸引孔14a,14a,…が紙P
を吸引することになり、7番目の孔列L7,L7の各吸
引孔14a,14a,…は紙Pの幅方向の両端から5mm
の位置を吸引している。このため、紙Pの両端部分がベ
ルト14に良好に保持され、上方へのカールが防止され
る。また、図3に一点鎖線で示すように、B5サイズの
紙Pを搬送している場合には、紙Pの下側に位置してい
る第1番目〜第6番目の孔列L1〜L6の各吸引孔14
a,14a,…が紙Pを吸引することになり、6番目の
孔列L6,L6の各吸引孔14a,14a,…によって
紙Pの両端部分がベルト14に良好に保持されることに
なる。その他のサイズの紙Pが搬送される場合にも同様
にして、その紙Pの幅方向の両端から5mmの位置が吸引
され、この両端部分のカールが防止される。
【0053】その後、紙Pが印字ヘッド2の配設位置ま
で搬送されると、モータの駆動が停止してベルト14の
走行が停止する。そして、印字ヘッド2が、図1の紙面
鉛直方向に移動しながら吐出ノズルからインクを吐出
し、これによって紙Pへの画像形成を行っていく。印字
ヘッド2が紙Pの一端部まで移動すると、再びベルト1
4が走行し、紙Pを所定量だけ移動させた後、停止す
る。そして、再び印字ヘッド2が図1の紙面鉛直方向に
移動しながら画像形成が行われる。このようにして、印
字ヘッド2による画像形成動作と、ベルト駆動装置1に
よる紙Pの送り動作とが交互に行われて紙P全体への印
刷が行われる。
【0054】そして、紙P全体への印刷が終了すると、
紙Pはベルト搬送装置1の排出側(図1の左側)に排出
される。以上の動作が繰り返されることにより、複数枚
の紙Pに対して連続的に画像形成が行われていく。
【0055】−実施形態の効果− 上述の如く、本形態では、各種の紙Pの大きさに応じた
孔列をベルト14に形成し、何れの大きさの紙Pを搬送
する場合であっても、その紙Pの幅方向の両端部分を何
れかの孔列が吸引し、この両端部分をベルト14に良好
に保持することができる。このため、紙Pの上方へのカ
ールを防止することができ、紙Pが印字ヘッド2に接触
して汚れたり、所謂用紙ジャムが発生したりして良好な
印刷動作が行えなくなるといったことを防止することが
できる。特に、吸引力が小さくなる傾向にある比較的小
さい記録媒体(ハガキやB5サイズの紙)を搬送する場
合であっても、その両端部分をベルト14に良好に保持
することができ、カールの発生を効果的に防止できる。
加えて、本形態のようなシリアル型の印字ヘッド2を備
えるものでは紙Pの送り動作と停止動作とが交互に行わ
れるため、高い精度の搬送量を確保するためには、紙P
の端縁を確実にベルト14に吸着させる必要があった。
本形態によれば、この要求に十分に応えることができ、
紙Pとベルト14との間での位置ずれが防止できて、紙
Pに形成する画像の品質を高めることができる。
【0056】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。上記第1実施形態は、紙Pの幅
方向両端部分を吸引するものであったが、本形態は、紙
Pの搬送方向先端部分を吸引し、この先端部分のカール
を抑制するものである。
【0057】図4に示すように、本形態に係るベルト駆
動装置1は、従動ローラ12上側のピンチローラ32の
搬送方向両側(図4の左右両側)にセンサ61,62を
備えている。ピンチローラ32の上流側(図4の右側)
のセンサは、用紙センサ61であって、通過する紙Pの
先端縁を検出する。ピンチローラ32の下流側(図4の
左側)のセンサは吸引孔センサ62であって、ベルト1
4の吸引孔14aの位置を検出する。この吸引孔センサ
62は、ピンチローラ32から所定寸法を存した位置に
配設されている。具体的には、この吸引孔センサ62が
吸引孔14aの位置を検出すると、駆動ローラ11が停
止し、この吸引孔センサ62の直下に吸引孔14aを位
置させる。この状態で、給紙カセット4から取り出した
紙Pをピンチローラ32とベルト14との間に供給し、
その後、駆動ローラ11を駆動した際に、紙Pの先端部
分が吸引孔(例えば吸引孔センサ62の直下に位置して
いる吸引孔14aに対してベルト長手方向で隣(図中右
側)に位置する吸引孔)14aに対向するような位置に
上記吸引孔センサ62は配設されている。具体的には、
この吸引孔センサ62は紙Pの先端部分から0〜10mm
程度(図5における寸法y)の位置に吸引孔14aを位
置させるように設定されている。また、これらセンサ6
1,62は、例えば透過型や反射型等の光学式のもので
ある。
【0058】本形態に係るプリンタの印刷動作時には、
予め、吸引孔センサ62が吸引孔14aの位置を検出
し、この吸引孔センサ62の直下に吸引孔14aを位置
させておく。この状態で、給紙カセット4から取り出し
た紙Pをピンチローラ32とベルト14との間に供給
し、用紙センサ61によって紙Pが供給されたことを検
出した後、駆動ローラ11を駆動する。これにより、紙
Pの先端部分が、その搬送方向に直交する直線上に並ん
だ複数の吸引孔14a,14a,…に対向する。そし
て、この吸引孔14a,14a,…に発生する吸引力に
より紙Pがベルト14に吸着された状態で紙Pの搬送が
行われる。このため、紙Pの先端部分がベルト14から
浮き上がることがない。つまり、紙Pは、先端部分が上
方へカールすることなしにベルト14上を搬送される。
【0059】尚、複数枚の紙Pを連続して搬送する場
合、1枚目の紙Pに対しては上述したように、紙Pの先
端部分を吸引孔14aに対向させて、紙Pの先端部分が
ベルト14から浮き上がらないようにしておく。そし
て、2枚目以降の紙Pに対しては、必ずしも上記の動作
を行う必要はない。その理由は、1枚目の紙Pを吸引す
る場合には、ベルト14の吸引孔14a,14a,…の
うち閉塞されるのは、この1枚目の紙Pの下側に位置す
るものだけである。このため、ベルト14の吸引孔14
aでの吸気抵抗は小さく、プラテンチャンバ5内の負圧
が比較的小さいため、十分な吸引力が得られていない可
能性がある。従って、上記動作によりカールを効果的に
防止する必要がある。2枚目以降の紙Pを搬送する場合
には、別の紙P(ベルト14の下流側を搬送されている
紙P)の搬送途中であり、この紙Pが複数の吸引孔14
a,14a,…を塞いでいる。このため、ベルト14の
吸引孔14aでの吸気抵抗は比較的大きくなっており、
プラテンチャンバ5内の負圧も比較的大きく得ることが
できる。このため、十分な吸引力を得ることができる。
従って、2枚目以降の紙Pに対しては十分な吸引力が得
られるため、必ずしも上記のカール発生防止のための動
作を行う必要はない。
【0060】尚、本形態は、紙Pの搬送方向先端部分を
吸引し、この先端部分のカールを抑制するものであっ
た。これと同様の構成を用いて、紙Pの搬送方向後端部
分と吸引孔14aとを対向させるようにして、この後端
部分のカールを抑制するようにしてもよい。
【0061】また、紙Pの搬送方向先端部分及び後端部
分の両方を吸引できるようにし、この両方のカールを抑
制するようにしてもよい。
【0062】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について説明する。本形態はベルト14に形成され
る吸引孔14aのベルト走行方向のピッチを特定したも
のである。その他の構成は上述した第2実施形態と同様
である。
【0063】具体的には、このピッチは、紙Pの搬送方
向寸法に対して「その整数分の1」に設定されている。
例えば、このピッチを紙Pの搬送方向寸法の「10分の
1」に設定した場合、紙Pの先端部分に対向する吸引孔
14aから搬送方向上流側の10番目の吸引孔14aが
紙Pの後端部分に対向することになる。
【0064】このように本形態では、紙Pの先端部分を
吸引孔14aに対向させた搬送状態では、この紙Pの後
端部分をも吸引孔14aに対向させることができる。従
って、紙Pの先端部分のみを認識して、この先端部分に
吸引孔14aを対向させれば、紙Pの後端部分を認識す
る必要なしに、この後端部分をも吸引孔14aに対向さ
せることができ、紙Pの搬送方向先端部分及び後端部分
の両方を吸引して、この両端に対してカール発生を抑制
することができる。
【0065】(第4実施形態)次に、本発明の第4実施
形態について説明する。本形態はベルト14に形成され
る各吸引孔14a,14a,…の大きさを変更したもの
である。その他の構成は上述した第1実施形態と同様で
ある。
【0066】図6に示すように、本形態に係るベルト1
4は、各種用紙サイズに応じた位置に形成されている孔
列を構成する吸引孔14aのみの大きさを他の吸引孔1
4aよりも大きく設定している。つまり、ハガキサイズ
に対応した4番目の孔列L4,L4、B5サイズに対応
した6番目の孔列L6,L6、A4サイズに対応した7
番目の孔列L7,L7、A3サイズに対応した9番目の
孔列L9,L9の各吸引孔14a,14a,…のみが他
の吸引孔よりも大きく(例えば直径が2倍)設定されて
いる。
【0067】この構成によれば、紙Pの両端縁部分のみ
を特に大きな吸引力によってベルト14に密着すること
ができる。何故なら、一般に、吸引孔14aの開口面積
が大きいほど、その吸引力は大きくなる。従って、紙P
の両端縁部分に対向する可能性のある吸引孔14aの大
きさを大きく設定しておけば、この両端縁部分を確実に
ベルト14に密着させることができ、カールの発生を確
実に阻止することが可能になる。
【0068】尚、本形態では、B4サイズに対応した8
番目の孔列L8,L8の吸引孔14aを小径に設定した
が、図7に示すように、この8番目の孔列L8,L8の
吸引孔14aをも大きく設定するようにしてもよい。
【0069】また、図8は、A4サイズに対応した7番
目の孔列L7,L7の吸引孔14a,14a,…として
大径のものと小径のものとを交互に配設したものであ
る。その他の孔列の吸引孔も同様に大径のものと小径の
ものとを交互に配設してもよい。
【0070】また、同一孔列上の吸引孔の大きさとして
は大小の2種類に限らず、3種類以上の大きさの吸引孔
を同一孔列上に配設してもよい。
【0071】(第5実施形態)次に、本発明の第5実施
形態について説明する。本形態はベルト14に形成され
る各孔列の吸引孔14a,14a,…の総開口面積を、
各孔列毎に異ならせたものである。その他の構成は上述
した第1実施形態と同様である。
【0072】図9に示すように、搬送基準線Lから離れ
るにしたがって、吸引孔14a,14a,…の開口面積
が次第に小さくなるように設定する。つまり、各吸引孔
14a,14a,…のピッチを変更することなしに、1
番目の孔列L1の個々の吸引孔14a,14a,…の開
口面積が最も大きく。9番目の孔列L9の個々の吸引孔
14a,14a,…の開口面積が最も小さく設定されて
いる。
【0073】この構成によれば、ハガキサイズ等の比較
的小さい紙Pを搬送する場合であっても、この紙Pが閉
塞する吸引孔14a,14a,…の総面積を比較的大き
くすることができる。つまり、プラテンチャンバ5内に
大きな負圧を作用させることができ、十分な吸引力を発
生させることが可能になる。一方、A3サイズ等の比較
的大きい紙Pを搬送する場合、元々、この種の紙Pは、
閉塞する吸引孔14a,14a,…の総面積が大きいの
で、プラテンチャンバ5内に大きな負圧を作用させるこ
とができ、十分な吸引力が発生している。言い換える
と、搬送基準線Lから離れるにしたがって吸引孔14
a,14a,…の開口面積を小さく設定していくことに
よる不具合を招くこと無しに、何れの大きさの紙Pに対
しても十分な吸引力を得ることができる。
【0074】尚、本実施形態では、搬送基準線Lから離
れるにしたがって、吸引孔14a,14a,…の開口面
積を小さく設定していくようにしたが、搬送基準線Lか
ら離れるにしたがって、吸引孔14a,14a,…の開
口面積を大きく設定していくようにしてもよい。
【0075】また、図10に示すように、各種用紙サイ
ズに応じた位置に形成されている孔列を構成する吸引孔
14aのみに対して、搬送基準線Lから離れるにしたが
って、吸引孔14a,14a,…の開口面積を小さく設
定していくようにしてもよい。つまり、4番目、6番
目、7番目、8番目、9番目の孔列L4,L6〜L9に
対してのみ吸引孔14a,14a,…の開口面積を変更
するものである。
【0076】更に、所望の孔列の吸引孔14aを、隣り
合う孔列の吸引孔14aに対して同形状としたり大径に
設定するようにしてもよい。その一例として、図11に
示すものでは、7番目の孔列L7の吸引孔14aに対
し、内側に位置する6番目の孔列L6の吸引孔14aを
同形状とし、外側に位置する8番目の孔列L8の吸引孔
14aを小径に設定している。
【0077】−その他の実施形態− 上記実施形態では、ベルト14の略全面に亘って吸引孔
14a,14a,…を形成し、そのうちの一部を紙Pの
端縁に対面させてこの端縁を吸引するようにしていた。
本発明は、これに限らず、紙Pの端縁に対面する部分に
のみ吸引孔を形成し、ベルト14の吸引孔の全てが紙P
の端縁に対面してこの端縁を吸引するような構成として
もよい。この場合の吸引孔の形成位置は、紙Pの全周囲
に亘る端縁に対面する位置に設定したり、紙Pの搬送方
向と平行な端縁に対面する位置に設定したり、紙Pの搬
送方向先端側の端縁に対面する位置に設定したり、又は
紙Pの搬送方向後端側の端縁に対面する位置に設定した
りといったように任意の端縁を吸引するように設定する
ことが可能である。この場合、上述した各実施形態のよ
うに、複数種類の大きさの紙Pを搬送可能とするために
は、それぞれの紙Pの大きさに応じて紙Pの端縁に対面
する部分に吸引孔を形成することになる。例えば、図1
2に示すものは、2種類の大きさの紙Pを搬送する場合
において、それぞれの紙Pの全周囲に亘る端縁に対面す
る位置に吸引孔14a,14a,…を形成した場合であ
る。
【0078】また、上記実施形態では、シリアル型ヘッ
ドを備えたインクジェット方式のプリンタに対して本発
明を適用した場合について説明した。本発明は、これに
限らず、ライン型ヘッドを備えたプリンタや電子写真方
式のプリンタに対しても適用可能である。また、プリン
タ以外の複写機等の画像記録装置にも適用可能である。
また、記録媒体としては、紙Pに限らずフィルム等各種
の媒体を採用することが可能である。
【0079】また、上記実施形態では、駆動ローラ1
1、従動ローラ12及びプラテンチャンバ5の各上端縁
が一直線上に位置するようにそれぞれを配設した。本発
明はこれに限らず、駆動ローラ11及び従動ローラ12
の上端縁に対してプラテンチャンバ5の上端縁を僅かに
下側に設定してもよい。
【0080】尚、上記実施形態では、一例として、紙P
の端縁から5mmの位置に吸引孔14a,14a,…を対
向させるようにしたが、これに限らず、紙Pの端縁から
0〜10mm程度の位置に吸引孔14a,14a,…を対
向させるようにしておけばカール発生を十分に阻止でき
る。
【0081】また、本形態では、紙Pをベルト幅方向の
中央部分に載置して搬送するものについて説明したが、
紙Pをベルト幅方向の一方側寄りに載置して搬送するも
のに対しても適用可能である。この場合、搬送基準線L
がベルト幅方向の一方側寄りに位置することになり、こ
れに伴って各孔列もベルト幅方向の一方側寄りに設定さ
れる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果が発揮される。
【0083】請求項1記載の発明では、記録媒体の端縁
をベルトに良好に保持することができ、記録媒体の上方
へのカールを防止することができる。従って、画像記録
装置に組み込んだ際に、記録媒体が印字ヘッドに接触し
て汚れたり、所謂用紙ジャムが発生したりして良好な印
刷動作が行えなくなるといったことを防止できる。その
結果、安定した画像形成動作を行うことができて、記録
媒体に形成する画像の品質を高めることができる。特
に、吸引力が小さくなる傾向にある比較的小さい記録媒
体(ハガキやB5サイズの紙)を搬送する場合であって
も、その端縁をベルトに良好に保持することができ、カ
ールの発生を効果的に防止できる。更に、シリアル型の
印字ヘッドを備えるものでは記録媒体の送り動作と停止
動作とが交互に行われるため、高い精度の搬送量を確保
するためには、記録媒体の端縁を確実にベルトに吸着さ
せる必要があった。本発明によれば、この要求に十分に
応えることができ、記録媒体とベルトとの間での位置ず
れが防止できて、記録媒体に形成する画像の品質を高め
ることができる。また、比較的小さい記録媒体を搬送す
る場合であっても、この記録媒体が閉塞する吸引孔の総
面積を比較的大きくすることができる。このため、十分
な吸引力を発生させることが可能になる。一方、比較的
大きい記録媒体を搬送する場合、元々、この種の記録媒
体は、閉塞する吸引孔の総面積が大きいので、十分な吸
引力が発生させることが可能である。従って、本発明に
よれば、何れの大きさの記録媒体に対しても十分な吸引
力を得ることができる。
【0084】また、記録媒体におけるその搬送方向と平
行な端縁をベルトに保持することができ、この端縁のカ
ール発生を防止できる。特に、複数種類の大きさの記録
媒体にそれぞれ対応可能となるように、複数の孔列を配
設しているので、同一のベルトにおいて、複数種類の大
きさの記録媒体を搬送させた場合にも、各種類に対して
上記効果を奏することができる。このため、装置の汎用
性の拡大を図ることができる。
【0085】
【0086】
【0087】
【0088】請求項4記載の発明は、上記発明に係る記
録媒体搬送装置を画像記録装置の記録媒体搬送系に適用
したものである。このため、記録媒体搬送装置の適用形
態を具体的に得ることができ、その実用性の向上を図る
ことができ、また、画像記録装置による高品質の画像形
成を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るプリンタの搬送系及び印字
系の概略構成を示す図である。
【図2】第1実施形態におけるプラテンチャンバとベル
トを示す一部を破断した平面図である。
【図3】第1実施形態におけるベルトの平面図である。
【図4】第2実施形態に係る図1相当図である。
【図5】第2実施形態におけるベルトの平面図である。
【図6】第4実施形態におけるベルトの平面図である。
【図7】第4実施形態の変形例におけるベルトの平面図
である。
【図8】第4実施形態の他の変形例におけるベルトの平
面図である。
【図9】第5実施形態におけるベルトの平面図である。
【図10】第5実施形態の変形例におけるベルトの平面
図である。
【図11】第5実施形態の他の変形例におけるベルトの
平面図である。
【図12】その他の実施形態の他の変形例におけるベル
トの平面図である。
【図13】従来のプリンタを示す図1相当図である。
【符号の説明】
11 駆動ローラ 12 従動ローラ 13 テンションローラ 14 無端ベルト 2 印字ヘッド(画像形成手段) A 記録媒体の搬送方向 P 紙(記録媒体) S スパン L1〜L9 孔列

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラに無端搬送ベルトが掛け渡
    され、この無端搬送ベルトの一部のスパンが記録媒体搬
    送用のスパンとなっており、無端搬送ベルトに形成され
    た複数の吸引孔からのエア吸引によって記録媒体を上記
    スパン上でベルトに吸着して搬送する記録媒体搬送装置
    において、 上記無端搬送ベルトの吸引孔の一部は、上記スパン上に
    載置された記録媒体におけるその搬送方向と平行な端縁
    に対面するように直線上に配列されて孔列を構成してい
    る一方、複数種類の大きさの記録媒体にそれぞれ対応可
    能となるように、複数の孔列が互いに平行に配列されて
    おり、 上記スパン上に載置された記録媒体におけるその搬送方
    向と平行な端縁に対面するように直線上に配列された孔
    列を構成する吸引孔のみの大きさが、他の吸引孔よりも
    大きく設定されている ことを特徴とする記録媒体搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録媒体搬送装置におい
    て、 スパン上に載置された記録媒体におけるその搬送方向と
    平行な端縁に対面するように直線上に配列された孔列を
    構成する各吸引孔は、記録媒体の搬送方向に沿って大径
    のものと小径のものとが交互に配設されている ことを特
    徴とする記録媒体搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記録媒体搬送装置におい
    て、 スパン上に載置された記録媒体におけるその搬送方向と
    平行な端縁に対面するように直線上に配列された孔列を
    構成する各吸引孔のみに対して、ベルト幅方向中央部か
    ら離れるにしたがって開口面積が小さく設定されている
    ことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜のうち一つに記載の記録媒
    体搬送装置において、 記録媒体を記録媒体搬送用のスパン上で搬送し、画像形
    成手段により画像形成を行うように、画像記録装置の記
    録媒体搬送系に組み込まれていることを特徴とする記録
    媒体搬送装置。
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