JP4581741B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴吐出ヘッドから記録媒体へ液滴を吐出して記録を行う画像記録装置に関する。
記録用紙の用紙幅をカバーする、いわゆるFWA(Full Width Array:用紙幅)インクジェット記録ヘッドを用いたプリンタは、いわゆるシリアル型のインクジェットプリンタに比較して主走査を行わないため大幅な印字高速化を図ることができる。
インクジェット印字方式では、油性インクや溶媒系インクを用いた場合、環境への負荷が大きいため、水を多量に含む水溶性インクを吐出して印字する方法が主流である。この水溶性インクを用いる場合、印字に伴って記録用紙に多量の水分が付与される。
しかし、インクの水分によって記録用紙はコシがなくなったり、カールやカックル(部分的な凹凸)が生じてしまう。これにより、ハンドリングが悪くなったり、記録用紙に印字された画像や文字の品質が低下する。
そこで、記録用紙に印字を行った後、搬送方向下流側に設置されたカール矯正機構で記録用紙のカールを修正することが行われている(特許文献1参照)。しかし、特許文献1では、搬送ベルトとローラの間に記録用紙を通してカールを矯正しているため、インクが乾燥する前に印字面に触れた場合に、インクがローラにオフセットしてしまい、このオフセットしたインクによって記録用紙に形成される画像が乱れる恐れがある。
また、一方の面に印字した記録用紙を用紙反転装置で反転させて、他方の面にも印字を行う、いわゆる両面印字が行われる場合がある(特許文献2参照)。両面印字を行う際、一方の面に印字を行い、カールやカックルが生じた記録用紙の他方の面に印字を行うことになり、インクジェット記録ヘッドと用紙間のギャップが場所によって変動してしまう。これにより、インク滴の着弾タイミングがずれてしまい、画質低下に繋がる。また、用紙の変形が大きい場合は、インクジェット記録ヘッドに用紙が接触してしまい、最悪の場合は紙詰まりを起こすことがある。その結果、インクジェット記録ヘッドの吐出性能を損なったり、吐出不能にいたる故障の原因ともなる。
特開平10−181979号公報 特開2003−128319号公報
本発明は上記問題を考慮し、記録用紙に画像を記録する際に発生するカールやカックルを抑制することを目的とする。
請求項1及び請求項3に記載の本発明は、記録媒体の搬送方向と交差する方向へ配置され、記録媒体幅を吐出領域とする液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドの吐出領域に前記記録媒体を保持して搬送する搬送手段と、を有し、画像情報に基づき前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出させ、前記記録媒体に画像を記録する画像記録装置であって、前記搬送手段から送り渡された前記記録媒体を吸着保持して次工程へ搬送する吸着保持手段を設けたことを特徴としている。
請求項1及び請求項3に記載の発明によれば、液滴吐出ヘッドから液滴が吐出されて画像が形成された記録媒体は、搬送手段から吸着保持手段に送り渡され、吸着保持手段で吸着保持されて次工程へ搬送される。
このように、搬送しながら吸着保持することで、生産性を落とさず記録媒体の水分を乾燥させて次工程に送ることができる。また、裏面に画像を形成する(裏面印字)場合、記録媒体に発生する変形(カール、カックル)が抑制されているので、液滴吐出ヘッドと記録媒体の間のギャップが場所によって変動する恐れがない。これにより、液滴の着弾タイミングのずれの発生を防止できる。また、記録媒体の裏面に画像を形成するときも、ジャムが発生したり、画像が乱れるのを防止できる。
請求項4に記載の本発明は、前記吸着保持手段は、前記記録媒体を2枚以上吸着搬送できる搬送ベルト又は搬送ドラムであることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、記録媒体を2枚以上吸着搬送できる搬送ベルト又は搬送ドラムによって、記録媒体を吸着保持して搬送することで、生産性を落とすことなく記録媒体を十分に乾燥させることができる。これにより、記録媒体のカールやカックル等の変形が抑制される。
請求項5に記載の本発明は、前記吸着保持手段の搬送速度は、前記搬送手段の搬送速度と同一又はそれ以上であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、記録媒体は、搬送手段の搬送速度と同一又はそれ以上で吸着保持手段で搬送される。これにより、搬送手段で搬送された記録媒体が吸着保持手段に送り渡される際に、記録媒体が下流側に引っ張られるので、しわが発生しない。また、吸着保持手段の搬送速度が搬送手段の搬送速度よりも速い場合には、搬送手段から吸着保持手段へ記録媒体が送り渡される際に、記録媒体が吸着保持手段から受ける張力が大きくなるので、搬送方向のカールやカックルが、この時点で矯正される。
請求項1に記載の本発明は、前記吸着保持手段で吸着保持された前記記録媒体は、反転機構へ搬送されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、反転機構で記録媒体の搬送方向を変更することで、吸着保持手段は一方向にのみ記録媒体を搬送する構成とすることができる。
すなわち、記録媒体を反転するために、吸着保持手段の搬送方向が逆転する構成とした場合と比較して、タイムロスがない。
請求項2に記載の本発明は、前記吸着保持手段で吸着保持された前記記録媒体は、前記反転機構と排紙部との間に設けられた搬送路へ搬送されることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、反転機構と排紙部との間には、吸着保持手段で吸着保持された前記記録媒体が搬送される搬送路が設けられている。これにより、吸着保持手段でカールやカックル等の変形が発生しない程度まで乾燥した記録媒体を、反転機構へ送りこみ、反転機構で反転させずに搬送路へ搬送することで、直接排紙部へ排出される記録媒体と比較して、記録媒体の乾燥度合いが高い。
請求項3に記載の本発明は、前記搬送手段は前記記録媒体を吸着して周回可能とされ、該搬送手段の下流側には該記録媒体を吸着保持手段へ送るか又は該搬送手段にそのまま吸着させる切替手段を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、搬送手段の下流側に設けられた切替手段によって、周回可能とされた搬送手段に記録媒体を吸着させたままとすることができる。これにより、分割印字によって画像を形成することが可能となる。
本発明は上記構成としたので、記録用紙に画像を記録する際に発生したカールやカックルを抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置10について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の画像記録装置(インクジェット記録装置)10は画像記録装置本体12を備え、画像記録装置本体12の下部に、用紙Pが束状に積層されて収納される給紙トレイ14が配置されている。
給紙トレイ14の先端部の上方には、ピックアップローラ16が配置されている。このピックアップローラ16は、給紙トレイ14内に収納され図示しない積載板により上方へ付勢された用紙P上面の先端側に圧接しており、画像記録装置10による印字動作で所定方向へ所定量回転されることにより、給紙トレイ14内から最上部の用紙Pを1枚取り出す。
給紙トレイ14の上方には、給紙トレイ14の先端部(ピックアップローラ16の用紙Pとの圧接部)付近から湾曲して延出されて搬送装置24に至る搬送路20が設けられている。
搬送路20には搬送ローラ対22が複数配置されており、給紙トレイ14からピックアップローラ16によって取り出された用紙Pは、この搬送ローラ対22によって搬送路20に沿って搬送装置24へ送り込まれる。そして、ローラ26A近傍に設けられた押圧ローラ23で押圧されて、用紙Pは搬送ベルト28に吸着されるようになっている。
画像記録装置本体12の略中央には、搬送装置24が設けられている。搬送装置24は、所定の間隔で平行且つ略水平に配置された2本のローラ26A、26Bと、ローラ26A、26Bの間に位置し、且つ、ローラ26A、26Bよりも下方に配置されたローラ26Cを備えており、これらのローラ26A、26B、26Cには、無端状の搬送ベルト28が巻き掛けられている。これにより、用紙Pの搬送方向上流側(図では左側)に配置されたローラ26Aが図示しない駆動モータによって回転駆動されることにより、搬送ベルト28は所定の方向(矢印A方向)へ回転移動する構成となっている。
ローラ26A近傍には帯電ローラ30が配置されており、搬送ベルト28は帯電ローラ30によって帯電される。これにより、用紙Pは搬送ベルト28に静電吸着され、搬送ベルト28の回転移動に伴い矢印A方向へ搬送される。
また、ローラ26B近傍には除電器32が配設されている。搬送ベルト28の回転移動によって搬送ベルト28と除電器32のニップ部まで搬送された用紙Pは、除電器32によって除電されて搬送ベルト28から剥離される。そして、ローラ26Bの搬送方向下流側に設けられた剥離部材34によって案内されて、後述する吸着保持装置42へ搬送される。
一方、搬送ベルト28の上側には記録ヘッドユニット36が配置されている。記録ヘッドユニット36は、図示しない昇降機構により駆動されて上下方向に移動する構成となっている。この記録ヘッドユニット36には、搬送ベルト28の回転移動方向(用紙Pの搬送方向)の上流側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の4色の液滴を、搬送ベルト28によって搬送される用紙Pにそれぞれ所定のタイミングで吐出しカラー画像を形成する記録ヘッド38Y、38M、38C、38Kが、搬送ベルト28の回転移動方向に沿って配設されている。
画像記録装置本体12には、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒の4色の液滴をそれぞれ貯溜するインクタンク40Y、40M、40C、40Kが設けられており、記録ヘッド38Y〜38Kには、これらのインクタンク40Y〜40Kから図示しない配管を通して各色のインクが供給される。
次に、搬送装置24の搬送方向下流側に設けられた吸着保持装置42について説明する。搬送装置24を構成するローラ26Bの搬送方向下流側には、吸着保持装置42が設けられている。図2に示すように、吸着保持装置42は、所定の間隔で平行且つ略水平に配置された2本のローラ44A、44Bと、ローラ44A、44Bよりも下方に、略水平に配置された2本のローラ44C、44Dを有しており、これらの4本のローラ44A、44B、44C、44Dには、無端状の搬送ベルト46が巻き掛けられている。なお、搬送ベルト46は、最大サイズの用紙Pを2枚以上吸着できる長さを有している。
ローラ44Aには、図示しない駆動モータが接続されており、駆動モータによってローラ44Aが回転駆動されることにより、搬送ベルト46は所定の方向(矢印B方向)へ回転移動する構成となっている。なお、搬送ベルト28の移動速度(搬送速度)は、搬送装置24の搬送ベルト28の搬送速度と略同一か、それ以上となるように制御されている。
ローラ44Dの近傍には、帯電ローラ49が設けられている。帯電ローラ49には、図示しない電圧印加装置から交流電圧が印加されるようになっている。これにより、帯電ローラ49で搬送ベルト46を交流帯電させ、用紙Pを搬送ベルト46に静電吸着させて、搬送ベルト46の回転移動に伴って搬送する構成となっている。
また、図1に示すように、搬送ベルト46のローラ44Aとローラ44Bに巻き掛けられた範囲には、複数の拍車ローラ48が配置されている。搬送装置24から吸着保持装置42に送り込まれた用紙Pは、拍車ローラ48によって搬送ベルト46に押圧される。これにより、用紙Pはより確実に搬送ベルト46に吸着され、先端の浮き上がり等が矯正されるようになっている。
ローラ44Bの近傍には除電器50が設けられている。搬送ベルト46で搬送される用紙Pは、この除電器50によって除電され、搬送ベルト46から剥離されて、ローラ44B近傍に設けられた剥離部材52によって案内されて、画像記録装置本体12の右側に設置された排紙トレイ54に搬送される。
また、ローラ44Cの近傍には除電器53が設けられている。搬送ベルト46で搬送される用紙Pは、この除電器53によって除電され、搬送ベルト46から剥離されて、ローラ44C近傍に設けられた剥離部材55によって案内されて、画像記録装置本体12の右下に配置された反転用スタッカ56に送り込まれる。
反転用スタッカ56の出入り口には反転用ローラ57が設けられている。反転用ローラ57は、正逆回転可能に構成されており、吸着保持装置42から反転用スタッカ56に用紙Pが送り込まれるときには、反転用ローラ57は正方向に回転して用紙Pを反転用スタッカ56に収納する。
また、吸着保持装置42の下方には、反転用スタッカ56から延設するようにして反転搬送路58が設けられている。反転用スタッカ56に収納された用紙Pは、反転用ローラ57の逆方向の回転によって、反転搬送路58に送り込まれる。反転搬送路58に送り込まれた用紙Pは、反転搬送路58に設けられた複数の搬送ローラ対60によって反転搬送路58に沿って搬送され、ローラ26Cに近設されたローラ62と、ローラ26Cとのニップ部に送り込まれる。そして、搬送ベルト28に静電吸着されて、記録ヘッドユニット36の下に表裏反転された状態で搬送される。これにより、用紙Pの裏面に画像が形成される、いわゆる、用紙Pの両面に画像が形成されるようになっている。
ここで、印字モードによる用紙Pの搬送経路について説明する。
用紙Pの一方の面にのみ画像を形成する片面印字モードの場合には、用紙Pは給紙トレイ14からピックアップされ、搬送路20を搬送ローラ対22によって搬送されて搬送装置24へ送られる。そして、搬送ベルト28に静電吸着されて記録ヘッドユニット36の下に搬送され、用紙Pの一方の面に記録ヘッド38Y〜38Kからインク滴が吐出されて印字が行われる。印字が終了した用紙Pは、除電器32によって除電されて搬送ベルト28から剥離され、剥離部材34に案内されて吸着保持装置42へ送り込まれる。
吸着保持装置42に送り込まれた用紙Pは、拍車ローラ48によって先端部の浮き上がり等を矯正されながら搬送ベルト46に静電吸着されて搬送され、除電器50によって除電されて搬送ベルト46から剥離され、剥離部材52に案内されて排紙トレイ54へ排出される。
なお、マルチパスによる分割印字画像記録を行う場合には、分割された画像データによってインク滴が吐出された用紙Pは、除電器32で用紙Pの除電は行われず、搬送ベルト28に静電吸着されたまま、さらに搬送ベルト28の回転移動によって搬送方向下流側に搬送される。そして、再び記録ヘッドユニット36の下に搬送されて、記録ヘッド38からインク滴が吐出されて用紙Pに分割印字が行われる。
一方、用紙Pの他方の面にも画像を形成する両面印字モードの場合には、一方の面に印字が行われた用紙Pは、搬送装置24から吸着保持装置42へ送り込まれ、搬送ベルト46に静電吸着されて搬送されて、除電器50で用紙Pの除電が行われず、更に搬送方向下流側に搬送される。そして、除電器53によって除電されて搬送ベルト46から剥離され、剥離部材55に案内されて反転用スタッカ56へ送り込まれる。反転用スタッカ56へ送り込まれた用紙Pは、反転用ローラ57の逆方向の回転によって反転搬送路58へ搬送される。そして、搬送ローラ対60によって反転搬送路58に沿って搬送され、ローラ26Cとローラ62のニップ部に送り込まれる。用紙Pは、ローラ26Cとローラ62にニップされて、搬送ベルト28に静電吸着されて搬送され、記録ヘッドユニット36の下に表裏反転された状態で送りこまれ、そこで用紙Pの裏面に印字が行われる。両面に印字が行われた用紙Pは、吸着保持装置42へ送り込まれて、除電器50で除電され、剥離部材52に案内されて排紙トレイ54へ排出される。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。
記録ヘッド38からインク滴が吐出されて画像が形成された用紙Pは、搬送装置24から吸着保持装置42に送り渡され、吸着保持装置42の搬送ベルト46で吸着保持されて次工程へ搬送される。
このように、搬送しながら吸着保持することで、生産性を落とさず用紙Pの水分を乾燥させてから裏面印字等の工程に送ることができる。また、裏面に画像を形成する場合、用紙Pに発生する変形(カール、カックル)が抑制されているので、液滴吐出ヘッドと記録媒体の間のギャップが場所によって変動する恐れがない。これにより、インク滴の着弾タイミングのずれの発生を防止できる。さらに、用紙Pを反転させる際にスキューが発生しない。また、用紙Pの裏面に画像を形成するときも、ジャムが発生したり、画像が乱れるのを防止できる。
さらに、裏面にも画像を形成するために用紙Pを反転させる際に、用紙Pの乾燥が終了しているため、画像が形成された面をローラ等でニップさせて反転させることができる。つまり、従来の用紙反転装置を用いることができるので、画像記録装置10の構成が複雑になるのを回避できる。
また、用紙Pを2枚以上吸着搬送できる搬送ベルト46によって、用紙Pを吸着保して搬送することで、生産性を落とすことなく用紙Pを十分に乾燥させることができる。これにより、用紙Pのカールやカックル等の変形が抑制される。
さらに、吸着保持装置42の搬送方向下流側に設けられた反転用スタッカ56で、用紙Pの搬送方向を変更することで、吸着保持装置42は一方向にのみ用紙Pを搬送する構成とすればよい。つまり、吸着保持装置42の搬送ベルト46は一方向のみ回転する構成とされる。これにより、用紙Pを反転させるために、搬送ベルト46を一方向と他方向とに回転させる構成とした場合と比較して、タイムロスがない。
また、吸着保持装置42の搬送ベルト46の搬送速度を、搬送装置24の搬送ベルト28の搬送速度と略同一か、もしくはそれ以上とすることで、搬送装置24で搬送された用紙Pが吸着保持装置42に送り渡される際に、用紙Pが下流側に引っ張られてしわが発生しない。また、搬送装置24から吸着保持装置42へ用紙Pが送り込まれる際に、吸着保持装置42の搬送速度が搬送装置24の搬送速度よりも速い場合には、図3(A)に示すように、用紙Pが吸着保持装置42から受ける張力が大きくなる。これにより、図3(B)に示すように、用紙Pの搬送方向のカールやカックルが矯正されて、吸着保持装置42へ送り込まれる。
さらに、搬送装置24の下流側にあるローラ26B近傍に設けられた除電器32と剥離部材34によって、用紙Pを搬送ベルト28から剥離して吸着保持装置42へ搬送させたり、搬送ベルト28から剥離せずに周回させるたりすることができる。これにより、マルチパスによって画像を形成することが可能となる。
なお、本実施形態では、帯電ローラ49に交流電圧を印加して、搬送ベルト46を交流帯電させることで、用紙Pを搬送ベルト46に静電吸着させて搬送する構成としたが、帯電ローラ49に直流電圧を印加して搬送ベルト46を直流帯電させてもよい。しかし、帯電ローラ49に交流電圧を印加して搬送ベルト46を交流帯電させた場合の方が、帯電ローラ49に直流電圧を印加して搬送ベルト46を直流帯電させた場合よりも、インク滴の飛翔への影響が少なく画像乱れを防ぐことができる。
また、搬送ベルト46を帯電ローラ49で帯電させて、搬送ベルト46に静電吸着させて用紙Pを搬送する構成としたが、搬送ベルト46の裏面(用紙Pを静電吸着する面と反対側の面、つまり、非吸着保持面)にバキュームを配置して、バキュームで搬送ベルト46の裏側から吸引して搬送ベルト46に負圧を発生させることで、用紙Pを搬送ベルト46に吸着させてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像記録装置70について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図4に示すように、画像記録装置70に搭載された吸着保持装置72は、ローラ74A、74B、74C、74D、74E、74F、74Gを有している。ローラ74A及びローラ74Bは、搬送装置24のローラ26Bと略水平に配設されており、ローラ74Bの下方にはローラ74Dが配設されている。また、ローラ74Bとローラ74Dの間で、且つローラ74Aとローラ74Bの間にはローラ74Cが配設されている。ローラ74Cの下方にはローラ74Eが配設されており、ローラ74Eの下方にはローラ74Fが配設され、ローラ74Aの下方にはローラ74Fと略平行になるようにしてローラ74Gが配設されている。そして、搬送ベルト76は、ローラ74Aとローラ74Bの間で画像記録装置70の設置面に対して略水平に巻き掛けられ、ローラ74Bとローラ74Cの間でローラ74C側に上り傾斜で巻き掛けられている。また、この搬送ベルト76は、ローラ74Cとローラ74Dの間では略水平に巻き掛けられており、ローラ74Dとローラ74Eの間で、ローラ74Eに向かって上り傾斜となるようして巻き掛けられ、さらにローラ74Eからローラ74F、ローラ74Gの順に巻き掛けられている。
すなわち、搬送ベルト76は、ローラ74A、74B、74C、74D、74E、74F、74Gの順で、略W字状に巻き掛けられている。そして、ローラ74Bとローラ74Cに巻き掛けられて用紙Pの吸着保持面を下向きにした下面搬送部76Aと、ローラ74Cとローラ74Dに巻き掛けられて吸着保持面を上向きにした上面搬送部76Bが対向し、ローラ74Dとローラ74Eに巻き掛けられて用紙Pの吸着保持面を下向きにした下面搬送部76Cと、ローラ74Dの下方に設置された一時スタックトレイ88が対向した状態となっている。
図5(B)に示すように、ローラ74A、74B、74D、74F、74G(図では、ローラ74B、74C、74Dのみを示す)は、搬送ベルト76の幅方向に渡って全域を支持する長さを有しており、搬送ベルト76の吸着保持面と反対側の面(非吸着保持面)を搬送ベルト76の幅方向全域に渡って支持している。
また、ローラ74C、74Eは、ローラ74A、74B、74D、74F、74Gよりも軸方向に短くされて略円板状とされており、搬送ベルト76の吸着保持面を幅方向の端部のみで支持している。つまり、ローラ74C、74Eは、搬送ベルト76の用紙Pが搬送される領域を支持しない構成とされており、搬送ベルト76の吸着保持面に吸着保持された用紙Pには、ローラ74C、74Eが接触しないようになっている。
一方、図5(A)に示すように、搬送ベルト76は、無端状のPETシート77を有しており、PETシート77の厚み方向内側には、搬送方向に直交する方向(搬送ベルト76の幅方向)に沿って所定の間隔で複数の芯材78が配置されている。芯材78としては、金属材料やガラス繊維等が用いられ、特に搬送ベルト76を構成するPETシート77に近い電気特性を有する材料が用いられる。
また、芯材78は、搬送ベルト76をローラに巻き掛けた際に、搬送ベルト76の表面に芯材78による凹凸が発生しない程度で、且つ、芯材78と芯材78の間のPETシート77が変形しない程度の間隔で設けられている。なお、芯材78の間隔を小さくしすぎると、搬送方向の剛性が強くなってしまうので、搬送ベルト76がスムーズに曲がらなくなるので、上記構成を満たす間隔で設けられていることが望ましい。
これにより、搬送ベルト76の搬送方向に直交する方向の剛性は、搬送方向の剛性よりも高くなる。これにより、ローラ74C、74Eで搬送ベルト76の吸着保持面を両端部のみで支持する構成としても、搬送ベルト76が中央でたわむことがない。
なお、本実施形態では、芯材78は、PETシート77の厚み方向内側に配置されている構成としたが、PETシート77の非吸着保持面に芯材78が取り付けられた構成の搬送ベルトを用いてもよい。
図4に示すように、ローラ74G近傍には、帯電ローラ90が設けられている。帯電ローラ90には、図示しない電圧印加装置から交流電圧が印加されるようになっている。これにより、帯電ローラ90で搬送ベルト76を交流帯電させ、用紙Pを搬送ベルト76に静電吸着させて、搬送ベルト76の回転移動に伴って搬送する構成となっている。
また、ローラ74Bの近傍には除電器97が設けられている。搬送ベルト76で搬送される用紙Pは、この除電器97によって除電され、搬送ベルト76から剥離されて、ローラ74B近傍に設けられた剥離部材98によって案内されて、画像記録装置本体の右側に設置された排紙トレイ54に搬送される。
さらに、ローラ74B、74C、74D、74Eは、径がφ50mm以上とされており、ローラ74Fは、ローラ74B、74C、74D、74Eよりも小さい径(φ50mm以下)とされている。これにより、搬送ベルト76に静電吸着されて搬送される用紙Pは、ローラ74B、74C、74D、74Eで張架された位置では、搬送ベルト76に静電吸着された状態で搬送され、ローラ74Fで張架された位置では、用紙P自身のコシによって搬送ベルト76から剥離するようになっている。ローラ74Fで張架された位置で剥離した用紙Pは、一時スタックトレイ88に収納されるようになっている。
吸着保持装置72と搬送装置24の下方には、反転用紙搬送手段79が設けられている。反転用紙搬送手段79は、一時スタックトレイ88の下方に配設されたローラ80と、ローラ80に平行に、且つ、搬送装置24のローラ26Cに近設して配設されたローラ82とを有しており、ローラ80、82には、無端状の反転搬送ベルト84が巻き掛けられている。
そして、一時スタックトレイ88に収納された用紙は、一時スタックトレイ88内に設けられたピックアップローラ86によって反転搬送ベルト84へ送り込まれ、反転搬送ベルト84上を搬送されて、ローラ82とローラ26Bのニップ部へ送り込まれる。
一方、搬送ベルト28は帯電ローラ30によって帯電されており、ローラ82とローラ26Bのニップ部へ送り込まれた用紙Pは、搬送ベルト28に静電吸着されて搬送ベルト28の回転移動に伴って矢印A方向に搬送され、記録ヘッドユニット36の下に表裏反転された状態で搬送されて、裏面に画像が形成されるようになっている。
次に、本発明の第2の実施形態の作用について説明する。
吸着保持装置72の搬送ベルト76は、搬送方向に直交して配置された複数のローラ74A、74B、74C、74D、74E、74F、74Gで、用紙Pを吸着保持する吸着保持面と、この吸着保持面と反対側の非吸着保持面とで支持されて張架されているので、画像形成装置70を大型化することなく長い搬送ベルト76を用いることができるので、搬送ベルト76上に搬送ベルト76上に十分な吸着保持面を確保することができる。また、搬送ベルト76の吸着保持面を支持するローラ74C、74Eは、搬送ベルト76の搬送方向に直交する方向の両端部を支持しているので、吸着保持面に吸着保持されて搬送される用紙Pに接触することがない。これにより、用紙Pが搬送ベルト76で搬送されている際に、用紙Pに形成された画像がローラ74C、74Eにオフセットする恐れがない。
なお、本実施形態では、図5に示すように、PETシート77に芯材78が配置された搬送ベルト76を、複数のローラ74A、74B、74C、74D、74E、74F、74Gで張架する構成としたが、図6に示すように、幅方向の両端に沿って複数の孔部92が穿設された搬送ベルト91を、非吸着保持面は両端にスプロケット94Aが設けられたローラ94で支持し、吸着保持面はスプロケット96で幅方向の両端部を支持する構成としてもよい。このとき、スプロケット94A、96の係合歯が搬送ベルト91の孔部92に係合し、搬送ベルト91はスプロケット96によって常時テンションが掛けられた状態となる。これにより、搬送ベルト91の吸着保持面の幅方向の両端部のみを支持する構成としても中央でたわむことがない。
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像記録装置に搭載された吸着保持装置150ついて説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
吸着保持装置150は、第1の実施形態の画像記録装置10に搭載された吸着保持装置42とほぼ同じ構成とされており、図7に示すように、4本のローラ152、154、156、158に、無端状の搬送ベルト160が巻き掛けられた構成となっている。
ローラ152は、ローラ154、156、158の半分の長さの2本のローラ152A、152Bを長手方向に並べて構成されている。ローラ152A、152Bの外側の端部(搬送ベルト160の端部を指示する部分)は、ローラ154と同一高さに位置しており、内側の端部(互いのローラ152A、152Bに対向している部分)はローラ154よりも低い位置に位置している。これにより、ローラ152A、152Bは、搬送方向から見たときに、内側に向かって傾斜しており、略V字状とされている。
これにより、搬送ベルト160は、用紙が送り込まれる用紙入り口部分(ローラ152A、152に張架されている部分)で、ローラ152A、152Bによって搬送方向から見て略V字状に張架され、用紙出口部分(ローラ154に張架されている部分)では、ローラ154によって搬送方向から見て直線状に張架されている。つまり、用紙入り口部分では、搬送ベルト160の吸着保持面には内側に向かって傾斜面が形成され、凹んだ状態となっている。そして、搬送方向の下流側にかけて傾斜面の傾斜角度が滑らかになって、用紙出口部分では搬送ベルト160の表面は平坦状となっている。
図8には、吸着保持装置150の搬送ベルト160上を搬送される、搬送ベルト160の幅方向にカックルが発生した用紙Pの状態を、搬送方向から見た状態が示されており、図9には、搬送ベルト160上を搬送される、幅方向にカールが発生した用紙Pの状態を、搬送方向から見た状態が示されている。
図8(A)及び図9(A)に示すように、用紙入り口部分に送り込まれた用紙Pは、搬送ベルト160の幅方向の両端部のみが傾斜面に接触する。そして、搬送ベルト160上を搬送されるとき、図8(B)及び図9(B)に示すように、搬送ベルト160の傾斜面の傾斜角度が緩くなるにしたがって、用紙Pは傾斜面から受ける静電吸着力で幅方向の両側に向かって張力を受ける。これにより、用紙Pが搬送ベルト160に接触する面積が拡大する。そして、図8(C)及び図9(C)に示すように、用紙出口部分では、搬送ベルト160には傾斜面がなくなり、平坦状とされているので、用紙Pは搬送ベルト160の静電吸着力によって完全に密着された状態となる。
したがって、用紙Pにカールやカックルが発生していても、用紙入り口部分から用紙出口部分に向かって搬送ベルト160上を搬送される過程において、搬送ベルト160の傾斜面から幅方向側に張力を受けて、幅方向に発生したカールやカックルが矯正される。
ところで、用紙搬送面に対して傾斜が設けられた搬送ベルト160で搬送される用紙Pは、用紙Pの中心線が搬送方向に対して傾く場合がある。そこで、反転搬送路58(図1参照)に配置した搬送ローラ対(ここでは、ローラ162とプーリー164で構成される)によって用紙Pの姿勢を修正して、用紙Pの中心線を搬送方向と同一方向にすることが行われる。
図10(A)に示すように、ローラ162は、搬送方向に対して直交する方向の両端部から内側にかけて径が小さくされており、両端部から内側にかけて傾斜が設けられた形状とされている。ローラ162には、図示しない駆動モータが接続されており、駆動モータの回転駆動によって回転するようになっている。ローラ162が回転したとき、両端部は径が大きいため、内側よりも周速が大きくなる。つまり、中心部分から端部にかけて、ローラ162の周速が徐々に大きくなる構成とされている。
このローラ162の外周に接触するようにして、複数のプーリー164が配置されている。複数のプーリー164は1本の軸166に軸支されており、ローラ162の端部に接触するプーリー164の径は、ローラ162の内側に接触するプーリー164の径よりも小さくされている。そして、これらのプーリー164は、軸166を中心としてローラ162の回転に従動して回転する。
これにより、図10(B)に示すように、搬送方向に対して中心が傾いた用紙Pがローラ162とプーリー164のニップ部に送り込まれると、用紙Pは傾いた方向と反対方向に回転する。そして、図10(C)に示すように、用紙Pの中心が、搬送方向と同一方向となるように矯正される。
なお、本実施形態では、1枚の搬送ベルト160をローラ152A、152Bと、ローラ154、156、158に張架する構成としたが、図11に示すように、2枚の搬送ベルト168A、168Bを用いて、搬送ベルト168Aをローラ152A、154、156、158に張架して、搬送ベルト168Bをローラ152B、154、156、158に張架する構成としてもよい。このように、ローラ152A、152Bにそれぞれ1枚ずつ搬送ベルト168A、168Bを張架することで、2本のローラ152A、152Bに1枚の搬送ベルトを張架する場合と比較して、ローラ152A、152Bを回転駆動させる際に、搬送ベルト168A、168Bにかかる負担が少なく、搬送ベルト168A、168Bにしわが発生しない。
また、本実施形態では、ローラ152A、152Bを傾けることで、用紙入り口部分で搬送ベルト168A、168Bを搬送方向から見て略V字状となるように張架したが、図12に示すように、軸方向の両側から中央にかけて径が縮径された、いわゆる鼓状とされたローラ153を用いることで、搬送ベルト168A、168Bの用紙入り口部分を搬送方向から見て略V字状とすることもできる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る画像記録装置に搭載された吸着保持装置170ついて説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
吸着保持装置170は、第1の実施形態の画像記録装置10に搭載された吸着保持装置42とほぼ同じ構成とされており、図13に示すように、4本のローラ172、174、176、178に、無端状の搬送ベルト180が巻き掛けられた構成となっている。
ローラ172の周面は、軸方向に沿って波状とされている。これにより、搬送ベルト180は、用紙入り口部分(ローラ172に懸架された部分)で吸着保持面がローラ172の周面に沿って波状とされ、用紙出口部分(ローラ174に懸架された部分)に向かうにしたがって波状が消えて平坦状となる。
図14(A)に示すように、用紙入り口部分に送り込まれた用紙Pは、ローラ172に懸架された搬送ベルト180の山となっている部分に接触する。そして、搬送ベルト180の回転移動によって搬送される用紙Pは、図14(B)に示すように、搬送ベルト180の波の高さが小さくなるにしたがって、搬送ベルト180から受ける静電吸着力で幅方向の両側に向かって張力を受ける。これにより、用紙Pが搬送ベルト160に接触する面積が拡大する。そして、図14(C)に示すように、用紙出口部分では、搬送ベルト180には傾斜面がなくなり、平坦状とされているので、用紙Pは搬送ベルト180の静電吸着力によって完全に密着された状態となる。
これにより、用紙Pにカールやカックルが発生していても、用紙入り口部分から用紙出口部分に向かって搬送ベルト180上を搬送される過程において、幅方向に発生したカールやカックルが矯正される。
次に、本発明の第5の実施形態に係る画像記録装置200について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図15に示されるように、本実施形態の画像記録装置200は画像記録装置本体202を備え、画像記録装置本体202の下部に、用紙Pが束状に積層されて収納される給紙トレイ204が配置されている。
給紙トレイ204の先端部の上方には、ピックアップローラ206が配置されている。このピックアップローラ206は、給紙トレイ204内に収納され図示しない積載板により上方へ付勢された用紙P上面の先端側に圧接しており、画像記録装置200による印字動作で所定方向へ所定量回転されることにより、給紙トレイ204内から最上部の用紙Pを1枚取り出す。
給紙トレイ204の上方には、給紙トレイ204の先端部(ピックアップローラ206の用紙Pとの圧接部)付近から湾曲して延出されて用紙搬送部208に至る搬送路210が設けられている。
搬送路210には、複数の搬送ローラ対212が配置されている。この搬送ローラ対212によって、給紙トレイ204からピックアップローラ206によって取り出された用紙Pが搬送路210に沿って用紙搬送部208へ送り込まれる。そして、ローラ214近傍に設けられた押圧ローラ213で押圧されて、用紙Pは搬送ベルト220に吸着される。
画像記録装置本体202の略中央には、用紙搬送部208が設けられている。用紙搬送部208は、所定の間隔で平行且つ略水平に配置された2本の円柱状のローラ214、216と、ローラ214、216の間に位置し、且つ、ローラ214、216よりも下方に配置されたローラ218を備えている。これらのローラ214、216、218には、図16(A)に示すように、ローラ216は、シャフト217とシャフト217に回転可能に設けられた複数のプーリ221とで構成されている。そして、ローラ214、218及びローラ216に設けられたプーリ221には、複数の無端状の搬送ベルト220が、搬送方向と直交する方向に所定の間隔で巻き掛けられている。これにより、図示しない駆動モータによってローラ214が回転駆動されることにより、搬送ベルト220は所定の方向(矢印A方向)へ回転移動する構成となっている。
ローラ218の近傍には帯電ローラ222が設けられている。これにより、搬送ベルト220は帯電ローラ222によって帯電されて、搬送ベルト220上に用紙Pを静電吸着させて、搬送ベルト220の回転移動に伴って搬送する構成となっている。
また、ローラ216近傍には除電器224が設けられている。搬送ベルト220で搬送される用紙Pは、この除電器224によって除電され、搬送ベルト220から剥離されて、ローラ216近傍に設けられた剥離部材226によって案内されて、排紙トレイ228と用紙搬送部208の間に設けられた搬送路229、230に案内される。
搬送路229の入り口には拍車ローラ232Aとローラ232Bとで構成されたローラ対232が配設されており、搬送路229に案内された用紙Pは、ローラ対232及び搬送路229、230に複数配設されたローラ対234によって排紙トレイ228へ搬送される。
一方、用紙搬送部208の搬送方向下流側には、吸着保持部236が設けられている。吸着保持部236は、用紙搬送部208の右下に、ローラ238、240、242を有している。これらの3本のローラ238、240、242と、用紙搬送部208を構成するローラ216のプーリ221には、複数の無端状の搬送ベルト244が所定の間隔で巻き掛けられている。搬送ベルト244は、ローラ216に巻き掛けられた搬送ベルト220と交互に巻き掛けられており、図16(A)に示すように、搬送ベルト220と搬送ベルト244とは、全体として千鳥状とされている。
また、用紙Pの搬送方向下流側に配置されたローラ238には、図示しない駆動モータが接続されており、駆動モータの回転駆動によって、搬送ベルト244は矢印C方向へ回転移動する構成となっている。
なお、搬送ベルト220及び搬送ベルト244は、ローラ216に設けられたプーリ221に巻き掛けられている。プーリ221は、シャフト217に対して回動可能とされており、ローラ214の回転駆動によって搬送ベルト220が回転移動すると、プーリ221が従動回転するようになっている。同様にして、ローラ238の回転駆動によって搬送ベルト244が回転移動すると、プーリ221が従動回転するようになっている。これにより、ローラ238の回転駆動を停止した状態でローラ214を回転駆動させれば、搬送ベルト244の回転移動が停止した状態で搬送ベルト220を回転移動させることができる。
また、図15に示すように、ローラ242近傍には帯電ローラ246が配設されている。帯電ローラ246は、図示しない電圧印加装置から交流電圧が印加され、帯電ローラ246で搬送ベルト244を交流帯電させ、用紙Pを搬送ベルト244に静電吸着させる。これにより、用紙Pは搬送ベルト244に静電吸着されて、搬送ベルト244の回転に伴って搬送される。
吸着保持部236の下方には、用紙反転部248が配設されており、用紙反転部248の出入り口には反転用ローラ250が設けられている。反転用ローラ250は、正逆回転可能に構成されており、吸着保持部236から剥離部材252によって搬送ベルト244から剥離された用紙Pが、反転用ローラ250の正方向の回転によって用紙反転部248に送り込まれる。
一方、用紙搬送部208及び吸着保持部236の下方で、且つ、用紙搬送部208と吸着保持部236の間には、用紙反転部248から延設するようにして反転搬送路254が設けられている。用紙反転部248に一時保持された用紙Pは、反転用ローラ250の逆方向の回転によって、反転搬送路254に送り込まれる。反転搬送路254に送り込まれた用紙Pは、反転搬送路254に設けられた搬送ローラ対256によって搬送され、用紙搬送部208に送り込まれて、搬送ベルト220に静電吸着されて、記録ヘッドユニット36の下に表裏反転された状態で搬送される。これにより、用紙Pの裏面に画像が形成される。
また、用紙反転部248と搬送路230の間には、搬送路258が設けられている。画像形成後に所定時間乾燥させる必要のある用紙Pは、用紙搬送部208から搬送路229へ送り込まれずに、吸着保持部236へ送り込まれる。そして、吸着保持部236の搬送ベルト244で搬送されている間に乾燥され、用紙反転部248を経由して搬送路258へ送り込まれる。搬送路258には、複数の搬送ローラ対260が配設されており、搬送路258に送り込まれた用紙Pは、搬送ローラ対260によって搬送され、搬送路230を介して排紙トレイ228へ排出される。これにより、用紙Pを用紙搬送部208から搬送路229へ送り込んで排紙トレイ228へ排出する場合と比較して、用紙Pの乾燥度合いが高くなる。
次に、本発明の第5の実施形態の作用について説明する。
ローラ216とローラ214に複数の搬送ベルト220を巻き掛けて構成された用紙搬送部208で搬送される用紙Pは、ローラ216とローラ238に複数の搬送ベルト244を巻き掛けて構成された吸着保持部236に送り込まれる。
このように、用紙搬送部208の搬送ベルト220と、吸着保持部236の搬送ベルト244を、共通のローラ216に巻き掛けることで、用紙搬送部208と吸着保持部236の間に隙間等が発生しないため、用紙搬送部208の搬送ベルト220で搬送される用紙Pを、吸着保持部236の搬送ベルト244にスムーズに搬送することができる。
また、搬送ベルト220で搬送される用紙Pが搬送ベルト244に送り込まれる際、図15に示すように、搬送ベルト244が搬送ベルト220に対して下り勾配とされていれば、用紙Pの先端部分が自重やインクの水分、カール等によって下を向いていても、自然に搬送ベルト244の下り勾配に沿って送り込まれる。したがって、用紙Pの先端部分の姿勢を矯正する必要がない。
なお、本実施形態では、ローラ216のシャフト217に対して回動可能とされたプーリ221に搬送ベルト220及び搬送ベルト244をローラ216に巻き掛けることで、ローラ214及びローラ238を駆動させて搬送ベルト220及び搬送ベルト244を回転移動させる構成としたが、図16(B)に示すように、プーリ221とシャフト217の間にクラッチ223を設けて、シャフト217を回転駆動させたとき、クラッチの駆動のON/OFFを切り替えることで、搬送ベルト220及び搬送ベルト244を回転移動させる構成としてもよい。
また、本実施形態では、搬送ベルト244が搬送ベルト220に対して下り勾配としたが、図17に示すように、搬送ベルト244が搬送ベルト220に対して上り勾配としてもよい。このようにすることで、搬送ベルト220で搬送される用紙Pの搬送方向の先端部分が浮き上がっていても、用紙Pの先端部分が搬送ベルト244の上り勾配に沿って送り込まれるので、搬送ベルト244から浮き上がることがなく、用紙Pの挙動が安定する。
さらに、図16(A)では、ローラ214、238が、軸方向に一定の径を有する円柱状又は円筒状の部材で構成され、ローラ216がシャフト217とプーリ221とで構成されていることで、すべての搬送ベルト220、244が用紙搬送方向に沿って配置されて平行になっている。
これに対し、搬送ベルト220、244を図18(A)に示す姿勢となるように保持してもよい。この例では、ローラ216にはプーリを設けることなく、シャフトのみで構成されている。そして、ローラ214、216、238の搬送ベルト220、244が巻き掛けられる部分が、用紙幅方向に対しそれぞれ所定の角度で傾斜するようになっている。これにより、用紙幅方向中央と比較して端部の搬送ベルト220、244が、搬送方向下流側に向かうにしたがって、外側に広がる姿勢となっている。搬送ベルト220、244をこのような姿勢とすると、用紙Pの搬送時のカールやカックルが防止され、これに起因する画像記録位置のズレなどの画質劣化も防止される。
この構成ではさらに、図18(B)から分かるように、搬送ベルト220、244のそれぞれは、ローラ214、216、238の巻きかけ部分の傾斜に対応して、幅方向に異なる厚みを有する形状とし、搬送ベルト220、244を全体でみたときの上面、すなわち用紙Pを搬送する面の平坦性を確保することが好ましい。
なお、搬送ベルト220、244を、搬送方向下流側に向かうにしたがって外側に広がる姿勢とするためには、たとえば図19に示す構造でもよい。この例では、ローラ214、216、238をいずれもシャフト217とプーリ221とで構成している。そして、プーリ221は軸方向中央が外に凸の樽状(クラウン形状)とされており、搬送ベルト220、244が外側に広がる形状となるように、ローラ216のプーリ221を、ローラ214のプーリ221よりも軸方向に、また、ローラ238のプーリ221をローラ216のプーリ221よりもそれぞれ微小にずらして配置されている。
もしくは、用紙幅方向中央よりも用紙幅方向端部のほうが搬送ベルト220、244による搬送速度が速くなるような形状のローラ214、216、238でも、用紙Pの搬送時のしわやたるみを防止できる。たとえば、用紙幅方向中央から端部に向かうにしたがって、ローラ214、216、238それぞれの搬送ベルト巻き掛け部分の径が漸増するようにすればよい。
ところで、画像形成時に用紙Pの端部が搬送ベルト220に吸着していないことによって、用紙Pの搬送ベルト220への密着が弱くなり、画像劣化やジャム、汚れ等を引き起こすことがある。また、吸着保持部236での用紙Pの吸着保持を優先させるため、用紙搬送部208の搬送ベルト220が吸着保持部236の搬送ベルト244よりも短くなってしまう場合がある。このような場合に対応させるため、図20に示すように、搬送ベルト220によって形成される搬送面の幅方向のサイズMを、搬送ベルト244によって形成される搬送面の幅方向のサイズNよりも大きくしたり、図21に示すように、外側の搬送ベルト220220Aのベルト幅を、内側の搬送ベルト220Bのベルト幅よりも大きくしてもよい。
また、吸着保持部236において用紙Pを吸着保持する際に、用紙Pの搬送ベルト244への密着が弱くなり、カールやカックルの矯正が不十分になる恐れがある。また、用紙搬送部208での用紙Pの搬送を優先させるため、吸着保持部236の搬送ベルト244が用紙搬送部208の搬送ベルト220よりも短くなってしまう場合がある。このような場合に対応させるため、図22に示すように、搬送ベルト244で形成される搬送面の幅方向のサイズSを、搬送ベルト220で形成される搬送面の幅方向のサイズRよりも大きくしたり、図23に示すように、外側の搬送ベルト244Aのベルト幅を、内側の搬送ベルト244Bのベルト幅よりも大きくしてもよい。
なお、図示しないが、本実施形態で説明した画像記録装置には、画像信号に応じて液滴の噴射タイミングと使用するノズルを決定し、そのノズルに駆動信号を印加する記録ヘッド制御手段と、画像記録装置全体の動作を制御するシステム制御手段が備えられている。
また、本発明に係る画像記録装置は、ファクシミリ、複写機、プリンター複合機、ワークステーション等の出力機器として用いられる記録装置等、用紙P上への文字や画像の記録に用いられるものに限定されるものではなく、例えば、高分子フィルムやガラス上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製等にも適用可能である。
すなわち、本発明における「記録媒体」は、用紙Pに限定されるものではなく、例えばOHPシートや配線パターン等が形成される基板なども含まれる。そして、本発明における「画像」は、一般的な画像(文字、絵、写真など)のみならず、インク滴が記録媒体上に着弾されることで得られるドットのパターン(配線パターン)なども含まれる。
本発明の第1の実施形態の画像記録装置を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の斜視図である。 本発明の第1の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の概略構成図である。 本発明の第2の実施形態の画像記録装置を示す概略構成図である。 (A)本発明の第2の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持部の搬送ベルトの構成を示す斜視図であり、(B)搬送ベルトとローラを示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持部の変形例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の斜視図である。 本発明の第3の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の用紙の搬送状態を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の用紙の搬送状態を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態の画像記録装置の反転搬送部を示す構成図である。 本発明の第3の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の変形例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の変形例を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の斜視図である。 本発明の第4の実施形態の画像記録装置に搭載された吸着保持装置の用紙の搬送状態を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置を示す概略構成図である。 (A)本発明の第5の実施形態の画像記録装置に搭載された用紙搬送部及び吸着保持部の正面図であり、(B)用紙搬送部と吸着保持部の境界部分を示す斜視図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置の変形例を示す概略構成図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置に搭載された用紙搬送部と吸着保持部の変形例を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置に搭載された用紙搬送部と吸着保持部の変形例を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置に搭載された用紙搬送部と吸着保持部の変形例を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置に搭載された用紙搬送部と吸着保持部の変形例を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置に搭載された用紙搬送部と吸着保持部の変形例を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態の画像記録装置に搭載された用紙搬送部と吸着保持部の変形例を示す説明図である。
符号の説明
10 画像記録装置
24 搬送装置(搬送手段)
32 除電器(切替手段)
34 剥離部材(切替手段)
38 記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
42 吸着保持装置(吸着保持手段)
44 ローラ
46 搬送ベルト
58 反転用スタッカ(搬送方向変更手段)
72 吸着保持装置(吸着保持手段)
74B ローラ(非吸着保持面支持ローラ)
74C ローラ(吸着保持面支持ローラ)
74D ローラ(非吸着保持面支持ローラ)
74E ローラ(吸着保持面支持ローラ)
76 搬送ベルト
77 PETシート(シート部材)
78 芯材
88 一時スタックトレイ(搬送方向変更手段)
91 搬送ベルト
92 孔部
94 ローラ(非吸着保持面支持ローラ)
96 スプロケット(吸着保持面支持ローラ)
150 吸着保持装置(吸着保持手段)
152 ローラ(第2ローラ)
154 ローラ(第1ローラ)
160 搬送ベルト
168A 搬送ベルト
168B 搬送ベルト
170 吸着保持装置(吸着保持手段)
172 ローラ(第2ローラ)
174 ローラ(第1ローラ)
180 搬送ベルト
208 用紙搬送部(搬送手段)
214 ローラ(第1ローラ)
216 ローラ(第2ローラ)
217 シャフト
220 搬送ベルト(第1搬送ベルト)
221 プーリ
223 クラッチ
236 吸着保持部(吸着保持手段)
238 ローラ(第3ローラ)
244 搬送ベルト(第2搬送ベルト)
248 用紙反転部(搬送方向変更手段)
258 搬送路

Claims (5)

  1. 記録媒体の搬送方向と交差する方向へ配置され、記録媒体幅を吐出領域とする液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドの吐出領域に前記記録媒体を保持して搬送する搬送手段と、を有し、画像情報に基づき前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出させ、前記記録媒体に画像を記録する画像記録装置であって、
    前記搬送手段から送り渡された前記記録媒体を、搬送しながら吸着保持して次工程へ搬送する吸着保持手段を設け、
    前記吸着保持手段で吸着保持された前記記録媒体は、反転機構へ搬送されることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記吸着保持手段で吸着保持された前記記録媒体は、前記反転機構と排紙部との間に設けられた搬送路へ搬送されることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 記録媒体の搬送方向と交差する方向へ配置され、記録媒体幅を吐出領域とする液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドの吐出領域に前記記録媒体を保持して搬送する搬送手段と、を有し、画像情報に基づき前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出させ、前記記録媒体に画像を記録する画像記録装置であって、
    前記搬送手段から送り渡された前記記録媒体を、搬送しながら吸着保持して次工程へ搬送する吸着保持手段を設け、
    前記搬送手段は前記記録媒体を吸着して周回可能とされ、該搬送手段の下流側には該記録媒体を吸着保持手段へ送るか、又は該搬送手段にそのまま吸着させる切替手段を有することを特徴とする画像記録装置。
  4. 前記吸着保持手段は、前記記録媒体を2枚以上吸着搬送できる搬送ベルト又は搬送ドラムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  5. 前記吸着保持手段の搬送速度は、前記搬送手段の搬送速度と同一又はそれ以上であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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