JP4970157B2 - 用紙のカール発生防止装置 - Google Patents
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Description
図1〜図4は本発明によるカール発生防止装置を孔版印刷機に備えた例であり、これらの図面に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は本発明によるカール発生防止装置を備えた孔版印刷機の側面略図であり、説明の都合上、用紙供給側(図面の左側)を「後方」と称し、用紙搬送側、すなわち用紙排出側(図面の右側)を「前方」と称して、以下説明する。図1において、印刷機本体1には、後端部に給紙装置2が設けられ、前端部に紙受け装置兼カール発生防止装置3が設けられ、上側に画像読取装置4が設けられている。
図2は、印刷ユニット5と紙受け装置兼カール発生防止装置(以下、単に「カール発生防止装置」という)3の側面略図であり、カール発生防止装置3は、エア吸引機構として、水平な用紙載置面31aを有する吸引ボックス31と、該吸引ボックス31に連通して吸引ボックス31内を吸引する吸引ファン32と、を備えている。用紙載置面31aには、用紙ストパー35が前後方向位置調節自在に上方に突出している。
孔版印刷機全体の作用は、既に個々の装置の説明箇所で説明しているので、ここでは、最大の大きさの印刷用紙P1が、図1の印刷ユニット5から排紙された後の作用を説明する。
図5及び図6は、第1の実施の形態における吸引ボックス31の変形例である。吸引ボックス31の平面図である図5において、用紙四隅の吸引口34は、排出位置における各種大きさの用紙P1,P2,P3の各四隅を通過するように延びる長円形状に形成されている。
図7乃至図9は、本発明によるカール発生防止装置の第2の実施の形態である。図7はカール発生防止装置を備えた孔版印刷機の側面略図であり、印刷ユニット5の前方にカール発生防止装置3を備え、該カール発生防止装置3の前方に、次工程の用紙処理装置として、紙受け装置8を備えている。図8はカール発生防止装置の側面略図であり、カール発生防止装置3は、前記第1の実施の形態と同様、吸引ボックス31及び吸引ファン32からなるエア吸引機構を備えているが、これに加え、用紙を次工程の紙受け装置8まで搬送する搬送機構を備えている。該搬送機構は、前後の回転輪22と、該回転輪22間に巻き掛けられた搬送ベルト21とから構成されている。その他の構造は第1の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ符号を付してある。ただし、用紙ストッパー35は、次工程への搬送時に邪魔にならないように、用紙載置面31aから下方に退くことができるように構成されている。
(1)図5において、印刷ユニット5で印刷用紙Pの上面に画像が印刷され、印刷後、カール発生防止装置3の用紙載置面31a上に排出された用紙Pは、用紙前端が用紙ストッパー35に当接することにより、所定の排出位置で停止する。
図10は本発明によるカール発生防止装置の第3の実施の形態であり、たとえば多色刷りの印刷機等に適用される。図10において、カール発生防止装置3の次工程の用紙処理装置として、前工程の印刷ユニット5とは別の彩色の第2の印刷ユニット37を配置している。その他の構成は前記図7乃至9の第2の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ番号を付している。
作用は、基本的に第2に実施の形態と同様であるが、カール発生防止装置3で平面状に癖付けされ用紙Pは、第2の印刷ユニット37に搬送され、上面が別の色により印刷される。
図11は第3の実施の形態の変形例であり、用紙を両面印刷する孔版印刷機に適用される。カール発生防止装置3と第2の印刷ユニット37との間に、用紙反転装置38と、ベルト式搬送装置41を順次備えている。
作用は、基本的に第3の実施の形態と同様であるが、カール発生防止装置3から排出された用紙Pは、用紙反転装置38により反転された後、搬送装置41により搬送され、第2の印刷ユニット37に供給され、用紙Pの裏面が印刷される。
図12乃至図17は、本発明によるカール発生防止装置の第4の実施の形態であり、カール発生防止装置3の側面略図である側面略図を示す図12において、前記図7乃至図9で説明した第2の実施の形態の構造に加え、カール発生防止装置3の搬送機構を前方に延設し、該延設部分上にU字形成ガイド装置50を配置している。その他の構造は第2の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ部品番号を付してある。
作用は、基本的に第2に実施の形態と同様であるが、カール発生防止装置3で平面状に癖付けされ用紙Pは、さらにU字形成ガイド装置50によりU字状に変形され、紙受け装置8に放出される。
図18は、本発明によるカール発生防止装置の第5の実施の形態であり、前記図1乃至図4の第1の実施の形態の構造に加え、排出位置の用紙Pに対し、上方からエアを吹き付けるエア吹き付け機構40を備えている。その他の構造は第1の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ部品番号を付してある。
図19は、本発明によるカール発生防止装置の第6の実施の形態であり、前記図7乃至図9の第2の実施の形態の構造に加え、排出位置の用紙Pに対し、上方からエアを吹き付けるエア吹き付け機構40を備えている。その他の構造は第2の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ部品番号を付してある。
図20及び図21は、本発明によるカール発生防止装置の第6の実施の形態であり、これまで説明した実施の形態が、排出位置で所定時間停止している用紙の四隅を吸引する構成であるのに対し、本実施の形態及びこれ以降で説明する実施の形態は、画像形成後の用紙を、排出位置から搬送しつつ、四隅を吸引する構成となっている。
(1)図20において、印刷ユニット5で印刷用紙Pの上面に画像が印刷された後の用紙、たとえば、最も小さい用紙P3は、カール発生防止装置3の用紙搬送面31b上の後端部の排出位置に排出される。
図22は、本発明によるカール発生防止装置の第8の実施の形態であり、前記第7の実施の形態のように用紙を搬送しつつ用紙四隅を吸引する方式において、カール発生防止装置3の前方に、次工程の処理装置として紙受け装置8を備えている。その他の構造は第7の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ符号を付してある。
図23は、本発明によるカール発生防止装置の第9の実施の形態であり、前記図22第8の実施の形態の構造に加え、カール発生防止装置3上を搬送中の用紙Pに対し、上方からエアを吹き付けるエア吹き付け機構40を備えている。その他の構造は第8の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ部品番号を付してある。
図24は、本発明によるカール発生防止装置の第10の実施の形態であり、前記図22で説明した第8の実施の形態の構造に加え、カール発生防止装置3の搬送機構を前方に延設し、該延設部分にU字形成ガイド装置50を配置している。その他の構造は第8の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ部品番号を付してある。
(1)第7乃至第10の実施の形態のように、用紙を搬送しつつ、用紙四隅を下方に吸引する方式において、図21のように搬送方向Fに沿って多数の円形の吸引口34を配設する代わりに、搬送方向Fに長い長孔を形成することも可能である。
5 印刷ユニット(画像形成部の一例)
8 紙受け装置(次工程の用紙処理装置の一例)
21、22 搬送ベルト、回転輪(搬送機構)
31、32 吸引ボックス、吸引ファン(エア吸引機構)
34 吸引口
40 エア吹き付け機構
50 U字形成ガイド装置
Claims (10)
- 画像形成部で画像形成されて排出される用紙の排出位置に、前記用紙の四隅をそれぞれ下方へ吸引する吸引口を有するエア吸引機構を備え、該吸引口からの吸引作用により、上記排出位置における用紙を所定時間、平面状態に維持するように構成されていることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。
- 請求項1記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記排出位置において所定時間平面状態に維持された用紙を、次工程の用紙処理装置へ搬送する搬送機構を備えていることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。 - 請求項2記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記次工程の用紙処理装置は、用紙を積層状態で載置する紙受け装置であることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。 - 請求項2記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記次工程の用紙処理装置は、用紙をU字状に湾曲させるU字形成ガイド装置であることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記用紙の排出位置において、上方からエアを吹き付けるエア吹き付け機構を備えていることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。 - 画像形成部で画像形成されて排出される用紙の排出位置から、所定距離だけ用紙を搬送する搬送機構と、該搬送機構により搬送中の用紙の四隅をそれぞれ下方へ吸引する吸引口を有するエア吸引機構とを備え、前記搬送機構により搬送しつつ、前記吸引口からの吸引作用により平面状態に維持するように構成されていることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。
- 請求項6記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記搬送機構は、次工程の用紙処理装置まで用紙を搬送するように構成されていることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。 - 請求項7記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記次工程の用紙処理装置は、用紙を積層状態で載置する紙受け装置であることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。 - 請求項7記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記次工程の用紙処理装置は、用紙をU字状に湾曲させるU字形成ガイド装置であることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。 - 請求項7乃至9記載のいずれかに記載の用紙のカール発生防止装置において、
前記搬送機構により搬送中の用紙に、上方からエアを吹き付けるエア吹き付け機構を備えていることを特徴とする用紙のカール発生防止装置。
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