JP2000053304A - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置

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JP2000053304A
JP2000053304A JP10244419A JP24441998A JP2000053304A JP 2000053304 A JP2000053304 A JP 2000053304A JP 10244419 A JP10244419 A JP 10244419A JP 24441998 A JP24441998 A JP 24441998A JP 2000053304 A JP2000053304 A JP 2000053304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
discharge
discharge port
processing apparatus
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP10244419A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Hioki
寿久 日置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10244419A priority Critical patent/JP2000053304A/ja
Publication of JP2000053304A publication Critical patent/JP2000053304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出しようとするシートにすじ状の跡を付け
ずに、シートのコシを強くして排出できるシート処理装
置を提供する。 【解決手段】 排紙ガイド板3は、排出口7側へ向かう
に連れてシートPの搬送方向と直交方向に湾曲し、シー
ト積載部6に対して上方に凸となるようにシートPを湾
曲させてコシを持たせて排出できる。排紙コロ対をなす
排出駆動コロ1と排出従動コロ2は、排出口7近傍でシ
ートPの搬送方向中央を挟んで対称に位置し、各軸1
a、2aは、排紙ガイド板3の湾曲に沿って傾斜配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置、複写機に付随する原稿処理、用紙後
処理等のシート処理装置に関し、特にその排出機構の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】シート積載部にシートを排出し丁合する
シート処理装置においては、排出されるシートのコシが
弱い場合には、シートの先端が自重で垂れ下がって積載
部に引っ掛かり、そのシートの後端が排出口を塞いでジ
ャムになったり、またシートが反転して積載されてしま
う等のようなシートの積載性の不具合が考えられるた
め、シートに剛性をもたせ、コシを強くして排出する必
要があった。
【0003】そこで特開平9−156816号公報に開
示の画像形成装置の排紙装置においては、シートのコシ
を強くするために、傾斜した排出コロによりシートに波
打ち状の凹凸を付けて排出している。また特開平9−2
21257号公報に開示の折りシート積載装置では、排
出ローラと排出コロとをオーバーラップさせることでシ
ートを湾曲させ、剛性を持たせて排出している。
【0004】さらに特開平6−100225号公報に開
示の記録紙排出装置では、排紙フレームに設けるリブ部
を排出する記録紙の進行方向に対して直交する方向に湾
曲させる構造を採用することにより、記録紙を湾曲さ
せ、コシを持たせて排出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では、いずれにおいても、特に厚いシートではコ
ロやローラの端部あるいはリブでシートにすじ状の跡を
付けてしまい、シートの仕上がりに課題を残すものとな
っていた。
【0006】特に特開平6−100225号公報に開示
の記録紙排出装置では、排出されるシートが厚紙である
場合、排紙フレームに設けられたリブ部により、搬送時
にすじ状の跡がつく可能性が考えられ、またシートが搬
送される経路の中央部にシート搬送手段が設けられてい
るため、シートの端面にカールがある場合、リブ部分で
の搬送時に搬送力が均等に掛からずにスキューする不具
合が生じ得るものとなっていた。
【0007】本発明は上記従来の諸問題点に鑑み、シー
トにすじ状の跡を付けることなく、シートのコシを強く
して排出することができるシート処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のシート処理装置
のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、排出しようとするシートを機内から排出口まで誘導
するガイド手段を備え、シートを排出口から機外へ排出
してシート積載部上に積載するシート処理装置におい
て、上記ガイド手段の形成する上記シートの排出経路
が、上記排出口側の部位を、上記シートの搬送方向と直
行する方向に湾曲させるとともに、上記シートの排出経
路に設ける排出コロ対をなすコロを、上記シートの排出
経路の湾曲度合いに合わせて傾斜させてなるものである
ことを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記シートの排
出経路の湾曲度合いが、上記排出口に向かうに連れて大
きくなるものであることを特徴とする。
【0010】同請求項3に係るものは、上記シートの排
出経路の上記排出口側の部位に臨みかつ上記シートの搬
送方向と直行する方向で略対称位置に、駆動コロと従動
コロからなる排出コロ対をそれぞれ配してなることを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係るシート処理装置
の一実施形態の排出部の拡大正面図、図2は同じく斜視
図である。図中1は排出駆動コロ、2は排出従動コロ、
3は排紙ガイド板、4はバネ、5は駆動軸、6はシート
積載部、7は排出口、Pはシートである。
【0012】排紙ガイド板3は、シートPの搬送方向上
流側では図示せぬがほぼ平坦であり、排出口7側へ向か
うに連れて徐々にシートPの搬送方向と直交する方向に
湾曲する形状になっている。この排紙ガイド板3の湾曲
形状はシート積載部6に対して上方に凸となるように形
成し、シートPを湾曲させてコシを持たせてシート積載
部6上に排出できるようにしてある。なお排紙ガイド板
3の湾曲度合いは排出対称となるシートに合わせて設
計、製作すればよいのであって、本発明が図示の例の湾
曲に限定されることはない。
【0013】また排出駆動コロ1と排出駆動コロ1に圧
接する排出従動コロ2は排紙コロ対をなし、排出口7近
傍において排紙ガイド板3のシートPの搬送方向中央を
挟んで対称位置に配置し、排出駆動コロ1は図示せぬ駆
動手段により駆動軸5を介して駆動し、排出従動コロ2
は、その軸2aを弾性体4により支持して排出駆動コロ
1に圧接するようにしてある。これら排出駆動コロ1及
び排出従動コロ2の各々の軸1a、2aは、排紙ガイド
板3の湾曲に沿って傾斜配置してある。
【0014】本実施形態装置の動作を説明する。図示せ
ぬシート処理装置本体内で所定の処理を施されたシート
Pは、排紙ガイド板3に沿って搬送方向と直交方向に徐
々に湾曲度合いを強めながら搬送され、排出口7まで搬
送されたところで排出駆動コロ1及び排出従動コロ2に
より搬送方向に沿う端縁に近い部位を挟まれて送られ、
機外のシート積載部6へ排出される。このとき、排紙ガ
イド板3の湾曲と排出駆動コロ1及び排出従動コロ2の
各軸1a、2aの傾斜配置のため、図2に示すように湾
曲した状態で排出される。
【0015】
【発明の効果】本発明のシート処理装置においては、以
上説明してきたように、シートの排出経路の排出口側の
部位をシートの搬送方向と直行する方向に湾曲させ、ま
たその湾曲に沿って排出コロが傾斜しているので、厚い
シートでもコロ跡を付けることなくコシを強くして排出
することができる。
【0016】請求項3のシート処理装置においては、排
出口の近傍にシートの搬送方向と直行する方向で略対称
位置に排出コロ対を設けているので、上記共通の効果に
加え、よりシートの端縁に近い部分を加圧して搬送で
き、シートの端縁部分にカールがある場合などでも均等
な搬送力を得られ、スキューなどの不具合を生じさせに
くくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置の一実施形態の排
出部の拡大正面図である。
【図2】図1のシート処理装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 排出駆動コロ 1a 排出駆動コロの軸 2 排出従動コロ 2a 排出従動コロの軸、 3 排紙ガイド板 4 バネ 5 駆動軸 6 シート積載部 7 排出口 P シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出しようとするシートを機内から排出
    口まで誘導するガイド手段を備え、シートを排出口から
    機外へ排出してシート積載部上に積載するシート処理装
    置において、上記ガイド手段の形成する上記シートの排
    出経路が、上記排出口側の部位を、上記シートの搬送方
    向と直行する方向に湾曲させるとともに、上記シートの
    排出経路に設ける排出コロ対をなすコロを、上記シート
    の排出経路の湾曲度合いに合わせて傾斜させてなるもの
    であることを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 上記シートの排出経路の湾曲度合いが、
    上記排出口に向かうに連れて大きくなるものであること
    を特徴とする請求項1のシート処理装置。
  3. 【請求項3】 上記シートの排出経路の上記排出口側の
    部位に臨みかつ上記シートの搬送方向と直行する方向で
    略対称位置に、駆動コロと従動コロからなる排出コロ対
    をそれぞれ配してなることを特徴とする請求項1または
    2のシート処理装置。
JP10244419A 1998-08-14 1998-08-14 シート処理装置 Pending JP2000053304A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7246962B2 (en) * 2005-07-29 2007-07-24 Lexmark International, Inc. Exit roller system for an imaging apparatus
JP2007230746A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
EP1867491A1 (en) * 2006-06-16 2007-12-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper discharging system for an image forming apparatus
WO2015016810A1 (en) * 2013-07-29 2015-02-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Media output guide assembly

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