JP2011121680A - 被搬送媒体搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルトが位置ずれを起こしても、ベルト上の被搬送媒体が一定の吸引力を得ることができる被搬送媒体搬送装置を提供する。
【解決手段】ドラム13側の吸引孔13bとベルト16側の吸引孔16aとが互いに略重なったときに吸引力を発生するようになっている。吸引孔13b、16bは、それぞれ角孔からなる。吸引孔13bは、ドラム13の周方向にピッチaで配列されて1つの列を形成し、この列がドラム13の幅方向にピッチbで複数列あり、かつ、隣接する列同士ではピッチaの1/2ずれている。吸引孔16aは、ベルト16の幅方向にピッチaで配列されて1つの列を形成し、このような列がベルト16の長さ方向にピッチbで複数列あり、かつ、隣接する列同士ではピッチaの1/2ずれている。吸引孔13b、16aの開口幅は、ピッチaの1/2である。
【選択図】図1
【解決手段】ドラム13側の吸引孔13bとベルト16側の吸引孔16aとが互いに略重なったときに吸引力を発生するようになっている。吸引孔13b、16bは、それぞれ角孔からなる。吸引孔13bは、ドラム13の周方向にピッチaで配列されて1つの列を形成し、この列がドラム13の幅方向にピッチbで複数列あり、かつ、隣接する列同士ではピッチaの1/2ずれている。吸引孔16aは、ベルト16の幅方向にピッチaで配列されて1つの列を形成し、このような列がベルト16の長さ方向にピッチbで複数列あり、かつ、隣接する列同士ではピッチaの1/2ずれている。吸引孔13b、16aの開口幅は、ピッチaの1/2である。
【選択図】図1
Description
本発明は、被搬送媒体搬送装置および画像形成装置に関する。さらに詳細には、シート状の被搬送媒体を吸引しつつ搬送する被搬送媒体搬送装置と、それを適用した画像形成装置とに関する。
従来、この種の被搬送媒体搬送装置を適用した画像形成装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
この画像形成装置に適用される被搬送媒体搬送装置は、回転可能なドラムと、このドラムに巻き掛けられる無端状のベルトとを少なくとも備えている。
ドラムの外周面の全域には、表裏を貫通する多数のドラム側吸引孔が点在するように形成されている。ベルトには、その表裏を貫通する多数のベルト側吸引孔が面全域にわたって点在するように形成されている。
この画像形成装置に適用される被搬送媒体搬送装置は、回転可能なドラムと、このドラムに巻き掛けられる無端状のベルトとを少なくとも備えている。
ドラムの外周面の全域には、表裏を貫通する多数のドラム側吸引孔が点在するように形成されている。ベルトには、その表裏を貫通する多数のベルト側吸引孔が面全域にわたって点在するように形成されている。
ベルトがドラムに巻き掛けられた部分において、ドラムに対するベルトの巻き付け位置が多少ずれても、ドラム側吸引孔とベルト側吸引孔とは少なくとも一部が重なって連通し、ベルト上の被搬送媒体が吸引されるようになっている。
しかし、ドラムに対するベルトの巻き付け位置がずれることにより、ドラム側吸引孔とベルト側吸引孔とが重なる部分の開口面積(開口率)変化し、ベルト上の被搬送媒体が一定の吸引力(吸着力)を得ることができないという不具合がある。
しかし、ドラムに対するベルトの巻き付け位置がずれることにより、ドラム側吸引孔とベルト側吸引孔とが重なる部分の開口面積(開口率)変化し、ベルト上の被搬送媒体が一定の吸引力(吸着力)を得ることができないという不具合がある。
そこで、本発明の幾つかの態様の目的は、ベルトが位置ずれを起こしても、ベルト上の被搬送媒体が一定の吸引力を得ることができる被搬送媒体搬送装置、およびその被搬送媒体搬送装置を適用した画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決し本発明の目的を達成するために、本発明は、以下のように構成される。
本発明の被搬送媒体搬送装置の態様の1つは、表裏を貫通する複数のベルト側吸引孔を有する無端ベルトと、減圧源に連通した複数の支持部側吸引孔を有して、駆動される前記無端ベルトの一部を支持して案内する支持部とを備え、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔とが互いに略重なったときに吸引力を発生して、前記無端ベルトの表面に支持される被搬送媒体を吸引して当該被搬送媒体を所定方向へ搬送する被搬送媒体搬送装置であって、前記ベルト側吸引孔は、前記無端ベルトの長さ方向および前記長さ方向と直交する方向のうちのいずれか一方である第1の方向に、第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第1の方向と直交する方向に第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、前記支持部側吸引孔は、前記第1の方向と直交する第3の方向に前記第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第3の方向と直交する方向に前記第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、さらに、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔のうちの少なくとも一方は、角孔であって、前記角孔の開口幅は前記第1のピッチの1/2である。
このような構成によれば、無端ベルトが支持部上で位置ずれを起こしても、ドラム側吸引孔とベルト側吸引孔とが互いに重なる部分の開口面積の総和は常に一定となるので、無端ベルト上の被搬送媒体は一定の吸引力を得ることができる。
本発明の被搬送媒体搬送装置の態様の1つは、表裏を貫通する複数のベルト側吸引孔を有する無端ベルトと、減圧源に連通した複数の支持部側吸引孔を有して、駆動される前記無端ベルトの一部を支持して案内する支持部とを備え、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔とが互いに略重なったときに吸引力を発生して、前記無端ベルトの表面に支持される被搬送媒体を吸引して当該被搬送媒体を所定方向へ搬送する被搬送媒体搬送装置であって、前記ベルト側吸引孔は、前記無端ベルトの長さ方向および前記長さ方向と直交する方向のうちのいずれか一方である第1の方向に、第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第1の方向と直交する方向に第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、前記支持部側吸引孔は、前記第1の方向と直交する第3の方向に前記第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第3の方向と直交する方向に前記第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、さらに、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔のうちの少なくとも一方は、角孔であって、前記角孔の開口幅は前記第1のピッチの1/2である。
このような構成によれば、無端ベルトが支持部上で位置ずれを起こしても、ドラム側吸引孔とベルト側吸引孔とが互いに重なる部分の開口面積の総和は常に一定となるので、無端ベルト上の被搬送媒体は一定の吸引力を得ることができる。
また、上記の被搬送媒体搬送装置において、前記ベルト側吸引孔は丸孔であり、前記支持部側吸引孔は角孔である。
このような構成によれば、ベルト側吸引孔と支持部側吸引孔のそれぞれの形状は、無端ベルトと支持部のそれぞれの構成材料の特性に応じたものとなる。
また、上記の被搬送媒体搬送装置において、前記支持部は、前記無端ベルトを搬送させる回転可能なドラムを含む。
このような構成によれば、支持部として回転可能なドラムを含む場合にも、上記と同様の作用効果が得られる。
このような構成によれば、ベルト側吸引孔と支持部側吸引孔のそれぞれの形状は、無端ベルトと支持部のそれぞれの構成材料の特性に応じたものとなる。
また、上記の被搬送媒体搬送装置において、前記支持部は、前記無端ベルトを搬送させる回転可能なドラムを含む。
このような構成によれば、支持部として回転可能なドラムを含む場合にも、上記と同様の作用効果が得られる。
さらに、本発明の画像形成装置の態様の1つは、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、表裏を貫通する複数のベルト側吸引孔を有して、前記液体噴射ヘッドに対向する位置において、搬送方向に走行する無端ベルトと、減圧源に連通した複数の支持部側吸引孔を有して、駆動される前記無端ベルトの一部を支持して案内する支持部とを備え、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔とが互いに略重なったときに吸引力を発生して、前記無端ベルトの表面に支持される被搬送媒体を吸引して当該被搬送媒体を所定方向へ搬送する画像形成装置であって、前記ベルト側吸引孔は、前記無端ベルトの長さ方向および前記長さ方向と直交する方向のうちのいずれか一方である第1の方向に、第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第1の方向と直交する方向に第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、前記支持部側吸引孔は、前記第1の方向と直交する第3の方向に前記第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第3の方向と直交する方向に前記第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、さらに、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔のうちの少なくとも一方は、角孔であって、前記角孔の開口幅は前記第1のピッチの1/2である。
このような構成によれば、無端ベルトが支持部上で位置ずれを起こしても、ドラム側吸引孔とベルト側吸引孔とが互いに重なる部分の開口面積の総和は常に一定となる。このため、画像形成の際に、無端ベルト上の被搬送媒体は一定の吸引力を得ることができる。
このような構成によれば、無端ベルトが支持部上で位置ずれを起こしても、ドラム側吸引孔とベルト側吸引孔とが互いに重なる部分の開口面積の総和は常に一定となる。このため、画像形成の際に、無端ベルト上の被搬送媒体は一定の吸引力を得ることができる。
また、上記の画像形成装置において、前記ベルト側吸引孔は丸孔であり、前記支持部側吸引孔は角孔である。
このような構成によれば、ベルト側吸引孔と支持部側吸引孔のそれぞれの形状は、無端ベルトと支持部のそれぞれの構成材料の特性に応じたものとなる。
また、上記の画像形成装置において、前記支持部は、前記無端ベルトを搬送させる回転可能なドラムを含む。
このような構成によれば、支持部として回転可能なドラムを含む場合にも、上記と同様の作用効果が得られる。
このような構成によれば、ベルト側吸引孔と支持部側吸引孔のそれぞれの形状は、無端ベルトと支持部のそれぞれの構成材料の特性に応じたものとなる。
また、上記の画像形成装置において、前記支持部は、前記無端ベルトを搬送させる回転可能なドラムを含む。
このような構成によれば、支持部として回転可能なドラムを含む場合にも、上記と同様の作用効果が得られる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下に説明する各図において、同一の構成を有する部分には同一の符号を付し、その重複する説明は省略する。
(画像形成装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る両面画像形成装置100の構成例を示す側断面図である。
なお、以下に説明する各図において、同一の構成を有する部分には同一の符号を付し、その重複する説明は省略する。
(画像形成装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る両面画像形成装置100の構成例を示す側断面図である。
図1に示すように、この両面画像形成装置100は、例えば、インクジェット方式で且つライン記録方式のプリンターである表面画像形成装置1と、インクジェット方式で且つライン記録方式のプリンターである裏面画像形成装置2とを、記録用紙Pの搬送方向に沿って備えた装置である。
図1に示すように、表面画像形成装置1は、被搬送媒体である記録用紙Pを搬送するための搬送手段(被搬送媒体搬送装置)として、例えば、駆動ドラム(以下、単にドラムという。)13と、従動ローラ(以下、単にローラという。)14、15と、ドラム13とローラ14、15とに巻き掛けられた環状の無端ベルト(以下、単にベルトという。)16と、隔壁部63と、を有する。
図1に示すように、表面画像形成装置1は、被搬送媒体である記録用紙Pを搬送するための搬送手段(被搬送媒体搬送装置)として、例えば、駆動ドラム(以下、単にドラムという。)13と、従動ローラ(以下、単にローラという。)14、15と、ドラム13とローラ14、15とに巻き掛けられた環状の無端ベルト(以下、単にベルトという。)16と、隔壁部63と、を有する。
ドラム13及びローラ14、15の各回転軸13a、14a、15aは、ドラム13及びローラ14、15の各断面中心を通ると共に、図示しない軸受により回転可能に支持されている。
ここで、ドラム13およびローラ14、15は、ベルト16の一部を支持してベルト16を搬送方向に案内する支持部として機能している。
この表面画像形成装置1では、これら3つの回転軸13a、14a、15aが同じ方向(例えば、時計回り)に回転することにより、ドラム13とローラ14、15とに巻き掛けられたベルト16が一方向に搬送されるようになっている。
ここで、ドラム13およびローラ14、15は、ベルト16の一部を支持してベルト16を搬送方向に案内する支持部として機能している。
この表面画像形成装置1では、これら3つの回転軸13a、14a、15aが同じ方向(例えば、時計回り)に回転することにより、ドラム13とローラ14、15とに巻き掛けられたベルト16が一方向に搬送されるようになっている。
例えば、ドラム13には、駆動源である電動モータ等の出力軸が直接又は減速機構を介して回転軸13aに連結されており、電動モータ等の出力が回転軸13aに伝達されるようになっている。駆動源である電動モータ等が正転駆動されると、ドラム13が回転軸13aを中心に回転駆動する。ドラム13の外周面には、後述のように複数の吸引孔13bが設けられている。
ベルト16は例えばゴム製であり、その表面には後述のように吸引孔16aが複数設けられている。ベルト16表面での記録用紙Pの保持は、ドラム13に設けられた吸引孔13bを介してベルト16の吸引孔16aを負圧にして吸引(吸着)すること、すなわち負圧吸着方式により行われる。このような負圧は、例えば、吸引孔16a及び吸引孔13bを通じて減圧源(図示せず)からドラム13内へ空気吸引することにより発生させる。
ベルト16は例えばゴム製であり、その表面には後述のように吸引孔16aが複数設けられている。ベルト16表面での記録用紙Pの保持は、ドラム13に設けられた吸引孔13bを介してベルト16の吸引孔16aを負圧にして吸引(吸着)すること、すなわち負圧吸着方式により行われる。このような負圧は、例えば、吸引孔16a及び吸引孔13bを通じて減圧源(図示せず)からドラム13内へ空気吸引することにより発生させる。
隔壁部63は、ベルト16の内側であって、且つドラム13の外側となる空間47に設けられている。この隔壁部63は、空間47のうち負圧が及ぶ領域を区画するために設けられたものである。この隔壁部63により、隔壁部63とベルト16の裏面とドラム13の外周面とで囲まれた領域は略密閉状態に封止され、負圧が保持される。
その結果、ベルト16表面では、ドラム13に巻き掛けられている部分だけでなく、ドラム13に巻き掛けられていない部分(即ち、ドラム13に巻き掛けられる前後の部分)でも、負圧による吸着力が及ぶようになっている。
その結果、ベルト16表面では、ドラム13に巻き掛けられている部分だけでなく、ドラム13に巻き掛けられていない部分(即ち、ドラム13に巻き掛けられる前後の部分)でも、負圧による吸着力が及ぶようになっている。
この表面画像形成装置1は、ベルト16上に記録用紙Pを供給するための給紙手段として、例えば、ゲートローラ17を有する。
ゲートローラ17は、記録用紙Pをローラ面に突き当てることで記録用紙Pのスキューを補正し、また駆動開始タイミングを図ることで、記録用紙Pをベルト16上の目標位置に載せるようにタイミングを合わせて記録用紙Pを送り出すようになっている。
ゲートローラ17は、記録用紙Pをローラ面に突き当てることで記録用紙Pのスキューを補正し、また駆動開始タイミングを図ることで、記録用紙Pをベルト16上の目標位置に載せるようにタイミングを合わせて記録用紙Pを送り出すようになっている。
また、この表面画像形成装置1は、記録用紙Pに対する記録手段として、ドラム13の外周面と対向する位置にライン記録方式のヘッド(即ち、ラインヘッド)19を備えている。
液体噴射ヘッドとしてのラインヘッド19は、例えば、4個のラインヘッド19Y、19M、19C、19Kで構成されている。ここで、ラインヘッド19Y、19M、19C、19Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のインク滴をそれぞれ吐出するものであって、吐出すべきインクは各色のインクタンク(不図示)からインク供給チューブを通じて供給される。これらラインヘッド19Y、19M、19C、19Kは、それぞれドラム13の外周面に沿って、周方向に所定の間隔で配置されている。
液体噴射ヘッドとしてのラインヘッド19は、例えば、4個のラインヘッド19Y、19M、19C、19Kで構成されている。ここで、ラインヘッド19Y、19M、19C、19Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のインク滴をそれぞれ吐出するものであって、吐出すべきインクは各色のインクタンク(不図示)からインク供給チューブを通じて供給される。これらラインヘッド19Y、19M、19C、19Kは、それぞれドラム13の外周面に沿って、周方向に所定の間隔で配置されている。
ラインヘッド19Y、19M、19C、19Kはそれぞれ、記録用紙Pの搬送方向と平面視で直交する方向(即ち、幅方向)に、最大紙幅分の記録が可能な長さに渡って複数のノズルを有し、それらのノズルから必要箇所に必要量のインク滴を吐出することにより、記録用紙P上に微小なインクドットを形成するようになっている。このようなインクドットの形成を各色毎に行うことにより、ベルト16に保持された記録用紙Pの表面側に印刷を行うことが可能となっている
また、この表面画像形成装置1は、記録用紙Pに吐出されたインクを乾燥させる乾燥手段として、例えばハロゲンランプや温風送風器などの乾燥装置61を有する。図1に示すように、乾燥装置61は、記録用紙Pの搬送方向のラインヘッド19よりも下流側であって、ベルト16の表面と対向する位置に設けられている。
この裏面画像形成装置2は、図1に示すように、上記の表面画像形成装置1と基本構造が同じに構成されている。
すなわち、裏面画像形成装置2は、記録用紙Pを搬送するための搬送手段として、例えば、ドラム113と、ローラ114、115と、ドラム113とローラ114、115とに巻き掛けられたベルト116と、隔壁部163と、を有する。
この裏面画像形成装置2は、図1に示すように、上記の表面画像形成装置1と基本構造が同じに構成されている。
すなわち、裏面画像形成装置2は、記録用紙Pを搬送するための搬送手段として、例えば、ドラム113と、ローラ114、115と、ドラム113とローラ114、115とに巻き掛けられたベルト116と、隔壁部163と、を有する。
また、裏面画像形成装置2は、記録用紙Pに対する記録手段としてドラム113の外周面と対向する位置に例えばラインヘッド119Y、119M、119C、119Kを有し、記録用紙Pに吐出されたインクを乾燥させる乾燥手段として例えばハロゲンランプや温風送風器などの乾燥装置161を有する。
裏面画像形成装置2における、これら搬送手段、記録手段、乾燥手段、検出手段の各構成とその機能は、例えば、表面画像形成装置1における各手段のそれと同じである。
裏面画像形成装置2における、これら搬送手段、記録手段、乾燥手段、検出手段の各構成とその機能は、例えば、表面画像形成装置1における各手段のそれと同じである。
また、この両面画像形成装置100は、表面画像形成装置1から裏面画像形成装置2へ記録用紙Pを表裏逆にして受け渡す、受渡部4を有する。
この受渡部4は、表面画像形成装置1と裏面画像形成装置2の各ベルト16、116の表面を搬送方向に沿って所定領域、面接触する配置とすることで構成されている。受渡部4は、表面画像形成装置1の記録用紙Pの分離部6を成すローラ14と裏面画像形成装置2の記録用紙Pの受入部8を成すローラ115との間の領域に設けられている。そして、分離部6を成すローラ14に巻き掛けられたベルト16の成す角度θ1は鋭角に構成され、受入部8を成すローラ115に巻き掛けられたベルト116の成す角度θ2は鈍角に構成されている。
この受渡部4は、表面画像形成装置1と裏面画像形成装置2の各ベルト16、116の表面を搬送方向に沿って所定領域、面接触する配置とすることで構成されている。受渡部4は、表面画像形成装置1の記録用紙Pの分離部6を成すローラ14と裏面画像形成装置2の記録用紙Pの受入部8を成すローラ115との間の領域に設けられている。そして、分離部6を成すローラ14に巻き掛けられたベルト16の成す角度θ1は鋭角に構成され、受入部8を成すローラ115に巻き掛けられたベルト116の成す角度θ2は鈍角に構成されている。
このような構成により、ラインヘッド19によってその表面に対する印刷処理が行われた記録用紙Pは、搬送方向からみて下流側にあるローラ14の位置までベルト16上に載って搬送され、ローラ14の径に応じて曲率の大きく変化したベルト16の曲面にて記録用紙Pは曲率分離されると共に、裏面画像形成装置2に受け渡される。
裏面画像形成装置2に受け渡された記録用紙Pは、ベルト116上に載って搬送される。そして、ラインヘッド119によってその裏面に対する印刷処理が行われた記録用紙Pは、搬送方向からみて下流側にあるローラ114の位置まで搬送され、ローラ114の径に応じて曲率の大きく変化したベルト16の曲面にて記録用紙Pは曲率分離されて、外部へ排出される。
裏面画像形成装置2に受け渡された記録用紙Pは、ベルト116上に載って搬送される。そして、ラインヘッド119によってその裏面に対する印刷処理が行われた記録用紙Pは、搬送方向からみて下流側にあるローラ114の位置まで搬送され、ローラ114の径に応じて曲率の大きく変化したベルト16の曲面にて記録用紙Pは曲率分離されて、外部へ排出される。
また、この両面画像形成装置100では、表面画像形成装置1のベルト16搬送速度V1より裏面画像形成装置2のベルト16搬送速度V2が僅かに大となる関係に設定されている。また、搬送方向からみて受渡部4の直後には、紙先端検出器65が設けられている。この紙先端検出器65によって、表面に印刷処理が行われた記録用紙Pの先端位置を検出して、裏面画像形成装置2の記録領域に送ることができ、記録位置を高精度にして裏面への印刷を実行することが可能となっている。
(ドラムとベルトの具体的な構成)
次に、ドラム13とベルト16に設ける各吸引孔13b、16aの配列、形状などについて、図2および図3を参照して説明する。
ドラム13の外周面の全域には、ベルト16上の記録用紙Pをベルト16の吸引孔13bを介して吸着するための吸引孔13bが、図2に示すように配列されている。
吸引孔13bは、図2に示すように、ドラム13の周方向に同じピッチaで繰り返して配列されて1つの列を形成し、このような列がドラム13の幅方向に同じピッチbでM列(この例では4列)設けられている。そして、吸引孔13bは、隣接する列同士では、ドラム13の周方向にピッチaの1/2(半ピッチ)ずれている。ここで、ピッチa、bは同じでも良く、異なっても良い。
次に、ドラム13とベルト16に設ける各吸引孔13b、16aの配列、形状などについて、図2および図3を参照して説明する。
ドラム13の外周面の全域には、ベルト16上の記録用紙Pをベルト16の吸引孔13bを介して吸着するための吸引孔13bが、図2に示すように配列されている。
吸引孔13bは、図2に示すように、ドラム13の周方向に同じピッチaで繰り返して配列されて1つの列を形成し、このような列がドラム13の幅方向に同じピッチbでM列(この例では4列)設けられている。そして、吸引孔13bは、隣接する列同士では、ドラム13の周方向にピッチaの1/2(半ピッチ)ずれている。ここで、ピッチa、bは同じでも良く、異なっても良い。
吸引孔13bは、ドラム13の外周面を貫通する貫通孔である。また、吸引孔13bは、図2に示すように角孔であり、この角孔はその両側の開口部が四角形(この例では正方形)である。さらに、その吸引孔13bの開口幅cは、ピッチaの1/2(a/2)である。
ベルト16の全域には、ベルト16上の記録紙Pを吸着するための吸引孔16aが、図3に示すように配列されている。
ベルト16の全域には、ベルト16上の記録紙Pを吸着するための吸引孔16aが、図3に示すように配列されている。
吸引孔16aは、図3に示すように、ベルト16の幅方向に同じピッチaで繰り返して配列されて1つの列を形成し、このような列がベルト16の長さ方向(記録用紙Pの搬送方向)に同じピッチbでN列(この例では4列)設けられている。そして、吸引孔16bは、隣接する列同士では、ベルト16の幅方向に半ピッチ(a/2)ずれている。
吸引孔16aは、ベルト16の表裏を貫通する貫通孔である。また、吸引孔16aは、図3に示すように角孔であり、この角孔はその両側の開口部が四角形(この例では正方形)である。さらに、その吸引孔16aの開口幅cは、ピッチaの1/2(a/2)である。
吸引孔16aは、ベルト16の表裏を貫通する貫通孔である。また、吸引孔16aは、図3に示すように角孔であり、この角孔はその両側の開口部が四角形(この例では正方形)である。さらに、その吸引孔16aの開口幅cは、ピッチaの1/2(a/2)である。
(ドラムとベルトの作用効果)
次に、このような構成からなるドラム13とベルト16の作用、効果について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、ベルト16とドラム13とが所定の基準位置にあり、ベルト16がドラム13上においてずれがない場合である。
この場合には、ベルト16の所定の吸引孔16aとドラム13の所定の吸引孔13bとがずれることなく重なって連通状態(貫通状態)になる。この例では、斜線で示す4箇所が連通状態となり、このときの連通部の開口面積の全体は、図4の斜線部の総和となる。
次に、このような構成からなるドラム13とベルト16の作用、効果について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、ベルト16とドラム13とが所定の基準位置にあり、ベルト16がドラム13上においてずれがない場合である。
この場合には、ベルト16の所定の吸引孔16aとドラム13の所定の吸引孔13bとがずれることなく重なって連通状態(貫通状態)になる。この例では、斜線で示す4箇所が連通状態となり、このときの連通部の開口面積の全体は、図4の斜線部の総和となる。
図5は、図4の状態からベルト16がドラム13上においてベルト16の長さ方向(搬送方向)にずれた場合である。
この場合には、図4で重なっていた4箇所の吸引孔16aは、対応する吸引孔13bとの間で部分的な重なりになる。このため、その重なった部分だけが連通状態になり(例えば図5の斜線部A)、連通状態の部分の面積が減少する。
この場合には、図4で重なっていた4箇所の吸引孔16aは、対応する吸引孔13bとの間で部分的な重なりになる。このため、その重なった部分だけが連通状態になり(例えば図5の斜線部A)、連通状態の部分の面積が減少する。
このとき、その4箇所の各吸引孔16aに隣接する真上の4つの吸引孔16aに着目すると、真上の4つの各吸引16aは対応する吸引孔13bとの間で部分的に重なり、その重なった部分が連通状態になる(例えば図5の斜線部B)。その連通状態の部分の面積は、上記の減少した連通部分の面積に等しいので、その減少分を補うことになる。
このため、ドラム13上において、ベルト16が長さ方向にずれても、それらの連通部の開口面積の全体は、図5の斜線部の総和となり、図4の斜線部の総和と同じであり開口率は変化しない。
このため、ドラム13上において、ベルト16が長さ方向にずれても、それらの連通部の開口面積の全体は、図5の斜線部の総和となり、図4の斜線部の総和と同じであり開口率は変化しない。
図6は、図4の状態からベルト16がドラム13上においてベルト16の幅方向にずれた場合である。
この場合には、図4で重なっていた4箇所の吸引孔16aは、対応する吸引孔13bとの間で部分的な重なりになる。このため、その重なった部分だけが連通状態になり(例えば図6の斜線部C)、連通状態の部分の面積が減少する。
この場合には、図4で重なっていた4箇所の吸引孔16aは、対応する吸引孔13bとの間で部分的な重なりになる。このため、その重なった部分だけが連通状態になり(例えば図6の斜線部C)、連通状態の部分の面積が減少する。
このとき、その4箇所の各吸引孔16aに隣接する右側の4つの吸引孔16aに着目すると、右側の4つの各吸引孔16aは対応する吸引孔13bとの間で部分的に重なり、その重なった部分が連通状態になる(例えば図6の斜線部D)。その連通状態の部分の面積は、上記の減少した連通部分の面積に等しいので、その減少分を補うことになる。
このため、ドラム13上において、ベルト16が幅方向にずれても、それらの連通部の開口面積の全体は、図6の斜線部の総和となり、図4の斜線部の総和と同じであり、開口率は変化しない。
このため、ドラム13上において、ベルト16が幅方向にずれても、それらの連通部の開口面積の全体は、図6の斜線部の総和となり、図4の斜線部の総和と同じであり、開口率は変化しない。
上記の説明では、ベルト16がドラム13上において、ベルト16の幅方向および長さ方向に位置ずれを起こした場合について説明した。しかし、ベルト16がドラム13上において斜め方向にずれる場合でも、上記の作用を実現できる。
なお、ベルト16の吸引孔16aとドラム13の吸引孔13bのそれぞれの配列方向は、図2、図3に示すようにベルト16の幅方向と長さ方向に配列しなくても良い。すなわち、吸引孔16aと吸引孔13bの配列方向は、互いに直交する方向の組み合わせであれば、任意の方向に配列しても良い。例えば、ベルト16の進行方向に対して、進行方向の右30度方向と左60度方向などである。
なお、ベルト16の吸引孔16aとドラム13の吸引孔13bのそれぞれの配列方向は、図2、図3に示すようにベルト16の幅方向と長さ方向に配列しなくても良い。すなわち、吸引孔16aと吸引孔13bの配列方向は、互いに直交する方向の組み合わせであれば、任意の方向に配列しても良い。例えば、ベルト16の進行方向に対して、進行方向の右30度方向と左60度方向などである。
以上の説明からわかるように、本発明の実施形態に係る記録用紙Pの搬送手段では、ベルト16がドラム13上において位置ずれを起こした場合には、ベルト16の吸引孔16aとドラム13の吸引孔13bとの重なり具合は変化するが、その重なった部分(連通部分)の開口面積の総和は位置ずれのない場合と同じになる。言い換えると、ベルト16とドラム13との位置ずれの有無にかかわらず、吸引に有効な孔の開口率は同じになる。
したがって、本発明の実施形態に係る記録用紙Pの搬送手段では、ベルト16とドラム13との位置ずれの有無にかかわらず、ベルト16上の記録用紙Pは一定の吸引力(吸着力)が得られる。
したがって、本発明の実施形態に係る記録用紙Pの搬送手段では、ベルト16とドラム13との位置ずれの有無にかかわらず、ベルト16上の記録用紙Pは一定の吸引力(吸着力)が得られる。
(ドラムとベルトの構成の変形例)
次に、ドラム13とベルト16の構成の変形例について説明する。
図2の例では、ドラム13の吸引孔13bのピッチaの配列方向は、ドラム13の周方向としているが、これに代えてドラム13の周方向と直交する幅方向でも良い。この場合には、ベルト16の吸引孔16aのピッチaの配列方向は、図3の例とは異なり、ベルト16の長さ方向(搬送方向)になる。
次に、ドラム13とベルト16の構成の変形例について説明する。
図2の例では、ドラム13の吸引孔13bのピッチaの配列方向は、ドラム13の周方向としているが、これに代えてドラム13の周方向と直交する幅方向でも良い。この場合には、ベルト16の吸引孔16aのピッチaの配列方向は、図3の例とは異なり、ベルト16の長さ方向(搬送方向)になる。
また、図3の例では、ベルト16の吸引孔16aのピッチaの配列方向は、ベルト16の幅方向としているが、これに代えてベルト16の幅方向と直交する長さ方向でも良い。この場合には、ドラム13の吸引孔13bのピッチaの配列方向は、図2の例とは異なり、ドラム13の幅方向になる。
このように、ドラム13の吸引孔13bのピッチaの配列方向と、ベルト16の吸引孔16aのピッチaの配列方向とは、直交する方向であれば良い。
このように、ドラム13の吸引孔13bのピッチaの配列方向と、ベルト16の吸引孔16aのピッチaの配列方向とは、直交する方向であれば良い。
また、図2および図3の例では、ドラム13の吸引孔13bとベルト16の吸引孔16aは、それぞれ角孔であり、その開口幅cはピッチaの1/2とした。
しかし、本発明では、吸引孔13bと吸引孔16aは、そのうちの少なくとも一方が角孔であって、その角孔の開口幅cはピッチaの1/2であれば良い。
従って、例えば、ドラム3側の吸引孔13bを角孔にした場合には、ベルト16側の吸引孔16aは丸孔にしても良い。そして、この丸孔の開口幅(直径)は、角孔の開口幅cよりも短くても長くても良い。このような構成であっても、上記の作用効果は実現することができる。
しかし、本発明では、吸引孔13bと吸引孔16aは、そのうちの少なくとも一方が角孔であって、その角孔の開口幅cはピッチaの1/2であれば良い。
従って、例えば、ドラム3側の吸引孔13bを角孔にした場合には、ベルト16側の吸引孔16aは丸孔にしても良い。そして、この丸孔の開口幅(直径)は、角孔の開口幅cよりも短くても長くても良い。このような構成であっても、上記の作用効果は実現することができる。
このように、吸引孔として角孔と丸孔を使用する場合であって、ドラム13の構成材料として例えば金属を使用し、ベルト16の構成材料として例えばゴムが使用する場合がある。この場合には、その構成材料の特性や加工性などの観点から、金属を使用するドラム13の吸引孔13bは角孔とし、ゴムを使用するベルト16の吸引孔16aは丸孔とするのが好ましい。
(その他の実施形態など)
(1)図1の画像形成装置では、記録用紙Pの搬送手段として、上記のように、回転駆動されるドラム13と、このドラム13に巻き掛けられる無端状のベルト16とを少なくとも備えた方式のものを使用している。
しかし、記録用紙Pの搬送手段として、駆動ローラと従動ローラとに掛け渡された無端状のベルトと、減圧源に連通しそのベルトの一部を支持して案内するプラテン(支持部)とを備えた方式に置き換えても良い。
(1)図1の画像形成装置では、記録用紙Pの搬送手段として、上記のように、回転駆動されるドラム13と、このドラム13に巻き掛けられる無端状のベルト16とを少なくとも備えた方式のものを使用している。
しかし、記録用紙Pの搬送手段として、駆動ローラと従動ローラとに掛け渡された無端状のベルトと、減圧源に連通しそのベルトの一部を支持して案内するプラテン(支持部)とを備えた方式に置き換えても良い。
この場合には、無端状のベルトには、図1のベルト16の吸引孔16aと同様の吸引孔が図3に示すように配列される。また、プラテンには、図1のドラム13の吸引孔13bと同様の吸引孔が図2に示すように配列される。プラテンと対向する位置に、図1示す液体噴射ヘッドであるラインヘッド19は配置される。
そして、この搬送手段は、ベルト側吸引孔とプラテン側吸引孔とが互いに略重なったときに減圧源によって吸引力を発生して、無端状のベルトの表面に支持される記録用紙を吸引してその記録用紙を所定方向へ搬送するようになっている。
そして、この搬送手段は、ベルト側吸引孔とプラテン側吸引孔とが互いに略重なったときに減圧源によって吸引力を発生して、無端状のベルトの表面に支持される記録用紙を吸引してその記録用紙を所定方向へ搬送するようになっている。
1・・・表面画像形成装置、2・・・裏面画像形成装置、6・・・分離部、8・・・受入部、13、113・・・ドラム、13a・・・回転軸、13b・・・吸引孔、14、15・・・ローラ、14a、15a・・・回転軸、16、116・・・ベルト、16a・・・吸引孔、17・・・ゲートローラ、19、19Y、19M、19C、19K、119、119Y、119M、119C、119K・・・ラインヘッド、47、147・・・空間、61、161・・・乾燥装置、63、163・・・隔壁部、65・・・紙先端検出器、100・・・両面画像形成装置
Claims (6)
- 表裏を貫通する複数のベルト側吸引孔を有する無端ベルトと、
減圧源に連通した複数の支持部側吸引孔を有して、駆動される前記無端ベルトの一部を支持して案内する支持部とを備え、
前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔とが互いに略重なったときに吸引力を発生して、前記無端ベルトの表面に支持される被搬送媒体を吸引して当該被搬送媒体を所定方向へ搬送する被搬送媒体搬送装置であって、
前記ベルト側吸引孔は、前記無端ベルトの長さ方向および前記長さ方向と直交する方向のうちのいずれか一方である第1の方向に、第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第1の方向と直交する方向に第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、
前記支持部側吸引孔は、前記第1の方向と直交する第3の方向に前記第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第3の方向と直交する方向に前記第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、
さらに、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔のうちの少なくとも一方は、角孔であって、前記角孔の開口幅は前記第1のピッチの1/2であることを特徴とする被搬送媒体搬送装置。 - 前記ベルト側吸引孔は丸孔であり、前記支持部側吸引孔は角孔であることを特徴とする請求項1に記載の被搬送媒体搬送装置。
- 前記支持部は、前記無端ベルトを搬送させる回転可能なドラムを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の被搬送媒体搬送装置。
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
表裏を貫通する複数のベルト側吸引孔を有して、前記液体噴射ヘッドに対向する位置において、搬送方向に走行する無端ベルトと、
減圧源に連通した複数の支持部側吸引孔を有して、駆動される前記無端ベルトの一部を支持して案内する支持部とを備え、
前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔とが互いに略重なったときに吸引力を発生して、前記無端ベルトの表面に支持される被搬送媒体を吸引して当該被搬送媒体を所定方向へ搬送する画像形成装置であって、
前記ベルト側吸引孔は、前記無端ベルトの長さ方向および前記長さ方向と直交する方向のうちのいずれか一方である第1の方向に、第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第1の方向と直交する方向に第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、
前記支持部側吸引孔は、前記第1の方向と直交する第3の方向に前記第1のピッチで配列させて1つの列を形成し、前記列を前記第3の方向と直交する方向に前記第2のピッチで複数列設け、かつ、隣接する列同士では前記第1のピッチの1/2ずれており、
さらに、前記ベルト側吸引孔と前記支持部側吸引孔のうちの少なくとも一方は、角孔であって、前記角孔の開口幅は前記第1のピッチの1/2であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ベルト側吸引孔は丸孔であり、前記支持部側吸引孔は角孔であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記支持部は、前記無端ベルトを搬送させる回転可能なドラムを含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像形成装置。
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