JP2016172599A - 画像形成装置 - Google Patents

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智史 常見
真治 吉永
Shinji Yoshinaga
真治 吉永
剛史 渡邉
Takashi Watanabe
剛史 渡邉
秀典 竹中
Shusuke Takenaka
秀典 竹中
純平 保母
Junpei Hobo
純平 保母
智久 曽田
Tomohisa Soda
智久 曽田
宏篤 玉井
Hiroatsu Tamai
宏篤 玉井
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Abstract

【課題】画像形成部へシートを案内する搬送路内で、紙粉のような異物をシートから除去できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置1は、画像形成部6と、搬送路3と、第1搬送ベルト41と、風発生装置9とを備える。画像形成部6は、シートPに画像を形成する。搬送路3は、画像形成部6へシートPを案内する。第1搬送ベルト41は、搬送路3に設けられて、シートPを搬送する。風発生装置9は、第1搬送ベルト41によって搬送されるシートPの搬送方向D1の下流側から上流側へ向かって吹く風を、搬送路3内に発生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
用紙のようなシートに画像を形成する画像形成装置として、例えば、インクジェット方式の画像形成装置や電子写真方式の画像形成装置が知られている。一般的な画像形成装置は、給紙トレイのようなトレイにセットされたシートを画像形成部まで搬送して、シートに画像を形成する。そのため、画像形成装置には、用紙搬送路のような搬送路が形成されている。トレイにセットされたシートは、搬送路によって案内されて画像形成部まで搬送される。
一方、画像形成装置において、紙粉のような異物が画像形成部まで運ばれると、画像品質が低下するおそれがある。そのため、画像品質の低下を抑制するための技術が種々提案されている。例えば特許文献1には、画像品質の低下を抑制するために、トレイからシートが送出される前に、トレイに積載されているシートへ向けて空気を吹き付けて、紙粉のような異物をシートから除去する技術が開示されている。特許文献1に開示されている技術によれば、画像形成部まで運ばれる異物の量を抑制することができる。
特開2002−274668号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、画像形成装置内で発生した紙粉のような異物がシートに付着しても、その異物をシートから除去することができない。例えば、ピックアップローラーがシートをトレイからピックアップする際に、ピックアップローラーとシートとが摺擦して紙粉のような異物が発生し、その異物がシートに付着する可能性がある。この異物は、トレイからピックアップされるシートに付着するため、特許文献1に開示されている技術では除去することができない。
本発明は、上記問題に鑑み、画像形成部へシートを案内する搬送路内で、紙粉のような異物をシートから除去することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像形成部と、搬送路と、第1搬送ベルトと、風発生装置とを備える。前記画像形成部は、シートに画像を形成する。前記搬送路は、前記画像形成部へ前記シートを案内する。前記第1搬送ベルトは、前記搬送路に設けられて、前記シートを搬送する。前記風発生装置は、前記第1搬送ベルトによって搬送される前記シートの搬送方向の下流側から上流側へ向かって吹く風を、前記搬送路内に発生させる。
本発明によれば、画像形成部へシートを案内する搬送路内で、紙粉のような異物をシートから除去することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る第2搬送部の構成を示す図である。 図2に示す第2搬送ベルトを上方から見た平面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図6に示す第1搬送ベルトを上方から見た平面図である。 本発明の第5実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る第1フィルター及び第2フィルターを示す平面図である。 本発明の第6実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。
[第1実施形態]
まず図1を参照して、第1実施形態に係る画像形成装置1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。第1実施形態において、画像形成装置1はインクジェット記録装置である。したがって、画像形成装置1は、インク滴を吐出して用紙P(シートの一例)に画像を形成する。
画像形成装置1は、装置筐体100と、給紙部2と、用紙搬送路3と、第1搬送部4と、第2搬送部5と、画像形成部6と、用紙排出部7と、送風ダクト8と、風発生装置9とを備える。また、画像形成装置1は、第1搬送ガイド101と、第2搬送ガイド102とを備える。
給紙部2は、用紙Pを用紙搬送路3へ向けて給紙する。給紙部2は、装置筐体100に着脱自在の給紙カセット21と、給紙ローラー22とを備える。給紙ローラー22は給紙カセット21の一端側(図1では右側端)の上方に配置される。
給紙カセット21は、複数枚の用紙Pを収納可能である。給紙ローラー22(ピックアップローラー)は、用紙Pを給紙カセット21から1枚ずつ取り出し、第1搬送ガイド101へ向けて送る。第1搬送ガイド101は、給紙部2と用紙搬送路3との間に配置される。第1搬送ガイド101は、給紙ローラー22が取り出した用紙Pを用紙搬送路3へ案内する。
用紙搬送路3は、用紙Pを画像形成部6へ向けて案内する。第1実施形態において、用紙搬送路3は、画像形成部6の下方に位置する第2搬送部5へ用紙Pを案内する。画像形成装置1は、用紙搬送路3の最上流の箇所に設けられた第1搬送ローラー対31を備える。また、画像形成装置1は、用紙搬送路3の最下流の箇所に設けられたレジストローラー対34を備える。
第1搬送部4は、用紙搬送路3の途中に設けられる。第1搬送部4は、第1搬送ベルト41と、第1搬送ローラー32aと、第2搬送ローラー33aとを含む。第1搬送ベルト41は、ガイド板に替わって用紙搬送路3の一部の区間に配置される。つまり、第1搬送ベルト41が、用紙搬送路3の一部を構成する。第1実施形態では、用紙搬送路3のうち、垂直方向に用紙Pを案内する部分に対して第1搬送ベルト41が設けられる。また、第1搬送ベルト41は、用紙Pの画像が形成される面(画像形成面)とは反対側の面に対向するように配置される。
第1搬送ベルト41は、用紙搬送路3に設けられて、用紙Pを搬送する。詳しくは、第1搬送ベルト41は、第1搬送ローラー32aと第2搬送ローラー33aとに張架される。第2搬送ローラー33aは、用紙搬送路3に沿って搬送される用紙Pの搬送方向に対し、第1搬送ローラー32aよりも下流側に配置される。第1搬送ベルト41は無端ベルトである。第1搬送部4は、第2搬送ローラー33aを回転させて、第1搬送ベルト41を所定の回転方向(図1では反時計回り方向)に回転させる。第1搬送ベルト41が回転することにより、用紙Pが矢印D1で示す方向へ搬送される。以下、第1搬送部4(第1搬送ベルト41)によって用紙Pが搬送される方向を、第1用紙搬送方向D1と記載する。
第1実施形態では、画像形成装置1が更に、用紙搬送路3の途中に設けられた第3搬送ローラー32bを備える。第3搬送ローラー32bは、第1搬送ローラー32aと共に第2搬送ローラー対32を構成する。同様に、画像形成装置1は、用紙搬送路3の途中に設けられた第4搬送ローラー33bを備える。第4搬送ローラー33bは、第2搬送ローラー33aと共に第3搬送ローラー対33を構成する。第3搬送ローラー対33は、第1用紙搬送方向D1に対し、第2搬送ローラー対32よりも下流側に配置される。
第1搬送ローラー対31は、給紙部2から給紙されて、第1搬送ガイド101によって案内された用紙Pを挟んで用紙搬送路3内に送出する。用紙搬送路3内に送出された用紙Pは、用紙搬送路3に沿って、第2搬送ローラー対32(第1搬送ベルト41)へ向けて搬送される。
第1実施形態では、第2搬送ローラー33aが駆動ローラーであり、第1搬送ローラー32a、第3搬送ローラー32b、及び第4搬送ローラー33bは従動ローラーである。第2搬送ローラー33aはモーター(図示せず)によって回転駆動され、第1搬送ベルト41を回転させる。第1搬送ローラー32a、第3搬送ローラー32b、及び第4搬送ローラー33bは、それぞれ、第1搬送ベルト41との間の摩擦によって回転する。
第1搬送ベルト41が回転することにより、第1搬送ローラー対31が送出した用紙Pは、第3搬送ローラー32bと第1搬送ベルト41(第1搬送ローラー32a)とに挟まれて、第1搬送ベルト41上に導かれ、第1用紙搬送方向D1へ搬送される。第3搬送ローラー32bを使用することにより、用紙Pを第1搬送ベルト41上に導きやすくなる。
第1搬送ベルト41によって第1用紙搬送方向D1へ搬送される用紙Pは、第4搬送ローラー33bと第1搬送ベルト41(第2搬送ローラー33a)とに挟まれて、レジストローラー対34へ向けて送出される。第4搬送ローラー33bが使用されることにより、用紙Pが送風ダクト8側へ行き難くなる。
レジストローラー対34は、用紙Pの斜行補正を行う。また、レジストローラー対34は、用紙Pへの画像形成タイミングと、第2搬送部5への用紙Pの搬送タイミングとを同期させるために、用紙Pを一時的に停止させた後、画像形成タイミングに合わせて第2搬送部5へ向けて用紙Pを送出する。具体的には、用紙Pがレジストローラー対34に当接して停止する。この当接により、用紙Pの斜行補正が行われる。その後、レジストローラー対34が、画像形成タイミングに合わせて第2搬送部5へ向けて用紙Pを送出する。
第2搬送部5は、画像形成時(印刷時)に、画像形成部6の直下に位置する。第2搬送部5は、レジストローラー対34から送出された用紙Pを、第2搬送ガイド102へ向けて搬送する。第2搬送ガイド102は、第2搬送部5と用紙排出部7との間に配置される。第2搬送部5から第2搬送ガイド102へ搬送された用紙Pは、第2搬送ガイド102によって用紙排出部7へ案内される。
第2搬送部5は、第2搬送ベルト51を備える。第2搬送ベルト51は無端ベルトである。レジストローラー対34が送出した用紙Pは、第2搬送ベルト51上に導かれる。第2搬送部5は、第2搬送ベルト51を所定の回転方向(図1では反時計回り方向)に回転させる。第2搬送ベルト51が回転することにより、用紙Pが矢印D2で示す方向へ搬送される。第2搬送ベルト51は、画像形成部6の下方を用紙Pが通過するように用紙Pを搬送する。以下、第2搬送部5(第2搬送ベルト51)によって用紙Pが搬送される方向を、第2用紙搬送方向D2と記載する。
画像形成部6は、第2搬送部5が搬送している用紙Pへ向けてインク滴を吐出して、用紙Pに画像を形成する。画像形成部6は、第1記録ヘッド61Bk、第2記録ヘッド61C、第3記録ヘッド61M、及び第4記録ヘッド61Yを備える。第1記録ヘッド61Bkはブラック色のインク滴を吐出する。第2記録ヘッド61Cはシアン色のインク滴を吐出する。第3記録ヘッド61Mはマゼンタ色のインク滴を吐出する。第4記録ヘッド61Yはイエロー色のインク滴を吐出する。第1記録ヘッド61Bk〜第4記録ヘッド61Yは、略同一の構成を有するため、記録ヘッド61と総称することもある。第1実施形態において記録ヘッド61はラインヘッドである。つまり、第1実施形態の画像形成装置1は、ラインヘッド方式のインクジェット記録装置である。
記録ヘッド61は、第2搬送部5(第2搬送ベルト51)が用紙Pを搬送している間に、用紙Pへ向けてインク滴を吐出して、用紙Pに画像を形成する。詳しくは、記録ヘッド61は、記録ヘッド61に対向する位置を通過する用紙Pへ向けてインク滴を吐出する。これにより、用紙Pに文字、図形のような画像が形成される。
用紙排出部7は、用紙Pを装置筐体100の外部に排出する。用紙排出部7は、排出ローラー対71と、排出トレイ72とを備える。排出トレイ72は、装置筐体100に形成された排出口103から外部に突出するように装置筐体100に固定される。排出口103は、装置筐体100の一方側面(図1では左側面)に形成されている。
排出ローラー対71は、第2搬送ガイド102を通過した用紙Pを排出口103の方向に送出する。排出ローラー対71が送出した用紙Pは、排出トレイ72によって案内されて、排出口103を介して装置筐体100の外部に排出され、排出トレイ72上に載置される。複数枚の用紙Pに連続して画像が形成された場合、複数枚の用紙Pは、排出トレイ72上に積載される。
送風ダクト8の一端は用紙搬送路3に接続し、送風ダクト8の他端(一端とは反対側の端)は、風発生装置9に接続する。風発生装置9は、送風ダクト8を介して用紙搬送路3へ風Wを供給する。風発生装置9は、印刷時に駆動する。第1実施形態では、風発生装置9はファンである。
詳しくは、送風ダクト8は、用紙搬送路3に沿って搬送される用紙Pの搬送方向に対し、第1搬送ベルト41よりも下流側の箇所で用紙搬送路3に連通する。より詳しくは、風発生装置9から用紙搬送路3へ供給される風Wが、用紙搬送路3に沿って搬送される用紙Pの搬送方向の下流側から上流側へ向かって吹くように、用紙搬送路3と送風ダクト8との接続箇所(用紙搬送路3と送風ダクト8とを連通させる開口)の位置が調整されている。これにより、第1用紙搬送方向D1(第1搬送ベルト41によって搬送される用紙Pの搬送方向)の下流側から上流側へ向かって吹く風が、用紙搬送路3内に発生する。
続いて図1及び図2を参照して、第2搬送部5について説明する。図2は、第2搬送部5の構成を示す図である。第2搬送部5は、印刷時に画像形成部6(記録ヘッド61)に対向する。第2搬送部5は、第2搬送ベルト51の内周側に配置された駆動ローラー52、ベルト速度検知ローラー53、テンションローラー54、及び一対のガイドローラー55を備える。第2搬送部5は更に、第2搬送ベルト51の外周側に配置された吸着ローラー56を備える。また第2搬送部5は、搬送板11と、負圧室12と、吸引装置13とを備える。
第2搬送ベルト51は、駆動ローラー52、ベルト速度検知ローラー53、テンションローラー54、及び一対のガイドローラー55に張架される。張架された第2搬送ベルト51の内周側に、搬送板11、負圧室12、及び吸引装置13が配置される。
搬送板11は、印刷時に、第2搬送ベルト51を介して記録ヘッド61に対向する。また、搬送板11には、搬送板11をその厚み方向に貫通する複数の貫通孔(図示せず)が形成されている。負圧室12は、第2搬送ベルト51の内周側において、搬送板11の下方に配置される。
負圧室12は、上面が開口した箱状部材によって構成される。搬送板11は、負圧室12(箱状部材)の上面開口を覆うように配置される。第1実施形態では、吸引装置13はファンである。吸引装置13が駆動することによって、負圧室12(箱状部材の内部空間)に負圧が発生する。負圧室12に負圧が発生すると、第2搬送ベルト51の上方の空間から負圧室12内へ、第2搬送ベルト51及び搬送板11を介して空気が吸引される。
駆動ローラー52は、第2用紙搬送方向D2に対して搬送板11よりも下流側(図2では左側)に配置される。駆動ローラー52はモーター(図示せず)によって回転駆動され、所定の回転方向(図2では反時計回り方向)に第2搬送ベルト51を回転させる。第2搬送ベルト51が回転することにより、用紙Pが第2用紙搬送方向D2に搬送される。
ベルト速度検知ローラー53は、第2用紙搬送方向D2に対して搬送板11よりも上流側(図2では右側)に配置され、第2搬送ベルト51との間に発生する摩擦によって回転する。
ベルト速度検知ローラー53はパルス板(図示せず)を含み、パルス板は、ベルト速度検知ローラー53と一体になって回転する。パルス板の回転速度を測定することにより、第2搬送ベルト51の回転速度が検知される。
テンションローラー54は、第2搬送ベルト51が撓まないように、第2搬送ベルト51に張力を与える。一対のガイドローラー55は、第2搬送ベルト51が負圧室12及び吸引装置13の下方を通過するように、第2搬送ベルト51を案内する。
吸着ローラー56は従動ローラーである。吸着ローラー56は、第2用紙搬送方向D2における搬送板11の上流側の端部(図2では右側の端部)に、第2搬送ベルト51を介して対向する。吸着ローラー56は、レジストローラー対34(図1参照)が送出した用紙Pを第2搬送ベルト51上へ誘導する。その結果、第2搬送ベルト51の一部が用紙Pによって覆われると、負圧室12に発生した負圧が搬送板11及び第2搬送ベルト51を介して用紙Pに作用して、用紙Pが第2搬送ベルト51に吸着される。
続いて図2及び図3を参照して、第2搬送ベルト51について説明する。図3は、図2に示す第2搬送ベルト51を上方から見た平面図である。図3に示すように、第2搬送ベルト51には複数の吸引孔511が穿孔されている。複数の吸引孔511は、第2用紙搬送方向D2、及び横方向に沿って配列される。横方向は、第2用紙搬送方向D2に直交する方向である。複数の吸引孔511は、図3に示すように、千鳥状に配置され得る。
よって、図2を参照して説明した負圧室12は、搬送板11の貫通孔、及び第2搬送ベルト51の吸引孔511(図3参照)を介して、第2搬送ベルト51の上方の空間と連通する。したがって、吸引装置13が負圧室12に負圧を発生させると、第2搬送ベルト51の吸引孔511、及び搬送板11の貫通孔を介して、第2搬送ベルト51の上方の空間から負圧室12内へ空気が吸引される。その結果、用紙Pが第2搬送ベルト51に吸着されて、第2搬送ベルト51の回転に伴って第2用紙搬送方向D2に搬送される。
以上、第1実施形態について説明した。第1実施形態によれば、風発生装置9が用紙搬送路3へ風Wを供給することにより、第1搬送ベルト41によって用紙搬送路3内を搬送されている用紙Pに向かって風が吹く。その結果、第1搬送ベルト41によって搬送されている用紙Pの画像形成面に沿って風が吹く。よって、紙粉のような異物が用紙Pの画像形成面に付着していても、その異物を風によって用紙Pから剥離することができる。したがって、用紙搬送路3内で用紙Pから異物を除去することができる。これにより、画像形成部6まで搬送される異物の量を抑制して、画像不良の発生を抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、用紙搬送路3内を漂う異物が、風によって用紙搬送路3の上流側へ流される。同様に、用紙搬送路3を構成するガイド板に付着した異物や、第1搬送ベルト41に付着した異物が、風によって舞い上がり用紙搬送路3の上流側へ流される。よって、用紙搬送路3の清掃が可能となる。したがって、画像形成部6まで搬送される異物の量を抑制して、画像不良の発生を抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、用紙搬送路3内において、第1用紙搬送方向D1とは反対向きの方向に風が吹く。換言すると、風発生装置9が発生させる風は、用紙Pに付着している紙粉のような異物に対して向かい風となる。したがって、風発生装置9から用紙搬送路3へ供給される風Wの風速を弱めても、異物が受ける風の風速(相対風速)を、用紙Pから異物を除去するために十分な風速とすることができる。よって、省電力化を図ることができる。
また、第1実施形態によれば、第1搬送ベルト41が、ガイド板に替わって用紙搬送路3の一部を構成する。また、第1搬送ベルト41が回転することにより、第1搬送ベルト41と用紙Pとの擦れが起こり難くなる。よって、用紙搬送路3において用紙Pへ加わる搬送負荷が低減される。なお、第1搬送ベルト41の回転速度と用紙Pの搬送速度とは一致することが好ましい。これにより、第1搬送ベルト41と用紙Pとの擦れがより起こり難くなる。
また、第1実施形態によれば、第1搬送ベルト41と用紙Pとの擦れが起こり難いことから、摩擦による帯電が用紙Pに発生し難い。したがって、用紙Pの帯電に起因する用紙Pへの異物の付着を抑制することができる。更に、第1搬送ベルト41と用紙Pとの擦れに起因する紙粉の発生を抑制することができる。
また、第1搬送ベルト41によって搬送されている用紙Pは、姿勢が安定している。即ち、用紙Pのばたつきが抑制される。したがって、用紙Pの画像形成面に沿って安定して空気が流れる。よって、用紙Pから異物を効率よく除去することができる。
なお、第1用紙搬送方向D1に直交する方向(図1では紙面に直交する方向)の第3搬送ローラー32b及び第4搬送ローラー33bのそれぞれの幅は、第1用紙搬送方向D1に直交する方向の第1搬送ベルト41の幅よりも狭い。これにより、第3搬送ローラー32bと第4搬送ローラー33bとの間の空間に風が流入し易くなる。よって、第3搬送ローラー32bと第4搬送ローラー33bとの間の空間に流入する風の風量や風速の低下を抑制することができる。
また、複数の第3搬送ローラー32b及び複数の第4搬送ローラー33bが、それぞれ、第1用紙搬送方向D1に直交する方向に沿って配置されてもよい。この場合、隣接する第3搬送ローラー32b間に隙間を形成する。同様に、隣接する第4搬送ローラー33b間に隙間を形成する。これにより、第3搬送ローラー32bと第4搬送ローラー33bとの間の空間に風が流入し易くなる。よって、第3搬送ローラー32bと第4搬送ローラー33bとの間の空間に流入する風の風量や風速の低下を抑制することができる。
[第2実施形態]
続いて図4を参照して第2実施形態について説明する。但し、第1実施形態と異なる事項を説明し、第1実施形態と同じ事項についての説明は割愛する。第2実施形態は、画像形成装置1が排気ダクト14を備える点で第1実施形態と異なる。
図4は、第2実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。図4に示すように、第2実施形態に係る画像形成装置1は、排気ダクト14を備える。排気ダクト14は、用紙搬送路3に沿って搬送される用紙Pの搬送方向に対し、第1搬送ベルト41よりも上流側の箇所で用紙搬送路3に連通する。
また、第2実施形態では、排気ダクト14と用紙搬送路3との接続箇所(排気ダクト14と用紙搬送路3とを連通させる開口)へ向かって風が吹くように、排気ダクト14と用紙搬送路3との接続箇所の位置が調整されている。更に、排気ダクト14の排気口14aが、排気ダクト14と用紙搬送路3との接続箇所に対向する。
第2実施形態によれば、用紙Pから剥離させた紙粉のような異物を、排気ダクト14を介して用紙搬送路3から排出することができる。また、用紙搬送路3内を漂う異物を、排気ダクト14を介して用紙搬送路3から排出することができる。同様に、用紙搬送路3を構成するガイド板から剥離した異物や、第1搬送ベルト41から剥離した異物を、排気ダクト14を介して用紙搬送路3から排出することができる。したがって、用紙搬送路3を効率よく清掃することができる。
また、第2実施形態によれば、排気ダクト14と用紙搬送路3との接続箇所へ向かって風が吹く。これにより、排気ダクト14を介して用紙搬送路3から異物を効率よく排出することができる。
更に、第2実施形態によれば、排気ダクト14の排気口14aが、排気ダクト14と用紙搬送路3との接続箇所に対向する。これにより、排気ダクト14の圧力損失が小さくなり、排気ダクト14へ空気が流れ込みやすくなる。したがって、排気ダクト14を介して用紙搬送路3から異物を効率よく排出することができる。
[第3実施形態]
続いて図5を参照して第3実施形態について説明する。但し、第1実施形態及び第2実施形態と異なる事項を説明し、第1実施形態及び第2実施形態と同じ事項についての説明は割愛する。第3実施形態は、画像形成装置1が異物回収箱15を備える点で第1実施形態及び第2実施形態と異なる。
図5は、第3実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。図5に示すように、第3実施形態に係る画像形成装置1は、上面が開口した異物回収箱15を備える。異物回収箱15は、排気ダクト14の排気口14aから排出された紙粉のような異物fを異物回収箱15に収容できる位置に配置される。第3実施形態では、異物回収箱15は、異物回収箱15の底面(内面に含まれる底面)が排気ダクト14の排気口14aと対向するように配置される。また、第3実施形態に係る画像形成装置1は、異物回収箱15を装置筐体100から着脱できるように構成される。
第3実施形態によれば、異物回収箱15に紙粉のような異物fを溜めて回収することが可能となる。また、異物回収箱15が装置筐体100から着脱自在であるため、異物回収箱15によって回収された異物fを廃棄することができる。
[第4実施形態]
続いて図6及び図7を参照して第4実施形態について説明する。但し、第1実施形態〜第3実施形態と異なる事項を説明し、第1実施形態〜第3実施形態と同じ事項についての説明は割愛する。第4実施形態は、第1搬送部4が吸引装置42を備える点で第1実施形態〜第3実施形態と異なる。
図6は、第4実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。また、図7は、図6に示す第1搬送ベルト41を上方から見た平面図である。まず、図7を参照して、第4実施形態に係る第1搬送ベルト41について説明する。図7に示すように、第4実施形態に係る第1搬送ベルト41には複数の吸引孔411が穿孔されている。第1搬送ベルト41の複数の吸引孔411は、第1用紙搬送方向D1、及び横方向に沿って配列される。横方向は、第1用紙搬送方向D1に直交する方向である。
続いて、図6を参照して、第4実施形態に係る第1搬送部4について説明する。図6に示すように、第1搬送部4は、第1搬送ベルト41の内周側に配置された吸引装置42を更に有する。第4実施形態では、吸引装置42はファンである。吸引装置42は、第1搬送ベルト41の吸引孔411(図7参照)を介して空気を吸引する。したがって、用紙搬送路3内へ送出された用紙Pが第1搬送ベルト41の一部を覆うと、用紙Pは第1搬送ベルト41へ向けて吸引される。つまり、用紙Pは第1搬送ベルト41に吸着される。
第4実施形態によれば、第1搬送ベルト41によって搬送される用紙Pを、第1搬送ベルト41に吸着させることができる。したがって、第1搬送ベルト41によって搬送される用紙Pの姿勢がより確実に安定する。よって、用紙Pの画像形成面に沿って、より安定して空気が流れる。その結果、より効率よく用紙Pから異物fを除去することが可能となる。換言すると、より効率よく異物fを回収することができる。
[第5実施形態]
続いて図8及び図9を参照して第5実施形態について説明する。但し、第1実施形態〜第4実施形態と異なる事項を説明し、第1実施形態〜第4実施形態と同じ事項についての説明は割愛する。第5実施形態は、画像形成装置1が第1フィルター16及び第2フィルター17を備える点で第1実施形態〜第4実施形態と異なる。
図8は、第5実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。図8に示すように、第5実施形態に係る画像形成装置1は、第1フィルター16及び第2フィルター17を備える。
第1フィルター16は、用紙搬送路3と送風ダクト8との接続箇所に配置されて、用紙搬送路3と送風ダクト8との境界面を形成する。第1フィルター16は、風発生装置9(送風ダクト8)から用紙搬送路3へ流れる空気(風W)を通す一方で、送風ダクト8への用紙Pの侵入を阻止する。したがって第5実施形態によれば、用紙Pが送風ダクト8に入り込むことを防止できる。
第2フィルター17は、用紙搬送路3と排気ダクト14との接続箇所に配置されて、用紙搬送路3と排気ダクト14との境界面を形成する。第2フィルター17は、用紙搬送路3から排気ダクト14へ流れる空気(風W)を通す一方で、排気ダクト14への用紙Pの侵入を阻止する。したがって第5実施形態によれば、用紙Pが排気ダクト14に入り込むことを防止できる。
図9は、第5実施形態に係る第1フィルター16及び第2フィルター17を示す平面図である。まず、図8及び図9を参照して、第1フィルター16の構成について説明する。
図9に示すように、第1フィルター16には、複数の貫通孔18が形成されている。貫通孔18は、第1フィルター16をその厚み方向に貫通する。また、貫通孔18の形状は、長軸を有する長円状である。詳しくは、第1フィルター16の中心線Cを中心にして第1フィルター16の左右に対称に配置される第1貫通孔18aと第2貫通孔18bとからなる複数の貫通孔の組が、第1フィルター16に形成されている。また、第1貫通孔18aの長軸は、第1フィルター16の中心線Cに対して傾いており、第2貫通孔18bの長軸は、第1フィルター16の中心線Cに対して、第1貫通孔18aの長軸とは反対方向に傾いている。換言すると、第1フィルター16に対向する位置を通過する用紙Pの搬送方向D3(図8参照)の上流側から下流側に向かって、第1貫通孔18aと第2貫通孔18bとが八の字に開いている。このように複数の貫通孔18が形成されることで、用紙Pの端部が第1フィルター16の貫通孔18に引っ掛かり難くなる。
続いて、第2フィルター17の構成について説明する。第1フィルター16と同様に、第2フィルター17にも、第2フィルター17の中心線Cを中心にして第2フィルター17の左右に対称に配置される第1貫通孔18aと第2貫通孔18bとからなる複数の貫通孔の組が形成されている。また、第2フィルター17に対向する位置を通過する用紙Pの搬送方向D4(図8参照)の上流側から下流側に向かって、第1貫通孔18aと第2貫通孔18bとが八の字に開いている。このように複数の貫通孔18が形成されることで、用紙Pの端部が第2フィルター17の貫通孔18に引っ掛かり難くなる。
なお、第5実施形態では、貫通孔18の形状が長円状であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1フィルター16及び第2フィルター17に横断面が円形状の貫通孔が形成されてもよい。
また、第5実施形態では、第1フィルター16及び第2フィルター17に貫通孔18が形成される場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。第1フィルター16及び第2フィルター17は通気性を有すればよい。例えば、第1フィルター16及び第2フィルター17は、網状の材料によって構成され得る。又は、第1フィルター16及び第2フィルター17は、不織布のような多孔質構造を有する材料を含み得る。
なお、第1実施形態〜第5実施形態では、画像形成装置1がインクジェット記録装置である場合を例に説明した。換言すると、画像形成部が、インク滴を吐出する記録ヘッドを有する場合について説明した。しかし、本発明は、インクジェット記録装置にのみ適用されるものではない。例えば、本発明は、画像形成部が、トナーのような粉体を吐出する記録ヘッドを有する画像形成装置に適用し得る。また例えば、本発明は、画像形成部が、感光体上にトナー像を形成した後、感光体上のトナー像をシートに転写する転写部を有する画像形成装置に適用し得る。
[第6実施形態]
続いて図10を参照して第6実施形態について説明する。但し、第1実施形態〜第5実施形態と異なる事項を説明し、第1実施形態〜第5実施形態と同じ事項についての説明は割愛する。第6実施形態は、第2搬送部5に含まれる吸引装置13が風発生装置9を兼ねる点で、第1実施形態〜第5実施形態と異なる。
図10は、第6実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。詳しくは、図10は、第6実施形態に係る画像形成装置1の構成の一部を示している。図10に示すように、第6実施形態では、送風ダクト8の一端が用紙搬送路3に接続し、送風ダクト8の他端(一端とは反対側の端)が、第2搬送部5の吸引装置13に接続する。第6実施形態において吸引装置13はファンである。送風ダクト8は、吸引装置13によって吸引された空気を用紙搬送路3へ導く。したがって、送風ダクト8を介して吸引装置13から用紙搬送路3へ風Wが供給される。このように、第6実施形態では、第2搬送部5の吸引装置13が風発生装置9を兼ねる。換言すると、風発生装置9が、第2搬送部5の吸引装置13を兼ねる。
第6実施形態によれば、風発生装置9を単独で設ける必要がなくなるため、省電力化及びコスト低減化を図ることができる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本発明による実施形態では、用紙搬送路3のうち、垂直方向に用紙Pを案内する箇所に対して第1搬送ベルト41が設けられた。しかし、第1搬送ベルト41が設けられる位置は、垂直方向に用紙Pを案内する箇所に限定されない。例えば、第1搬送ベルト41(第1搬送部4)は、水平方向に用紙Pを案内する箇所に設けられてもよい。
また、本発明による実施形態では、第1搬送ベルト41が用紙搬送路3に対して設けられる場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。第1搬送ベルト41は、画像形成部6へ用紙Pを案内する搬送路に配置することができる。例えば、第1搬送ベルト41(第1搬送部4)は、両面印刷時に用紙Pの搬送方向を反転する搬送路に設けられてもよい。
また、本発明による実施形態では、1つの第1搬送ベルト41が用紙搬送路3の一部の区間に配置される構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の搬送ベルトが、画像形成部6へ用紙Pを案内する搬送路の一部の区間又は全区間に配置されてもよい。
また、本発明による実施形態では、フルカラーで画像を形成できる画像形成装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、モノクロで画像を形成する画像形成装置にも適用可能である。
なお、本発明による実施形態で説明された各事項は適宜組み合わせることが可能である。
本発明は、インクジェット方式の画像形成装置や電子写真方式の画像形成装置に有用である。
1 画像形成装置
3 用紙搬送路
6 画像形成部
9 風発生装置
41 第1搬送ベルト
P 用紙
W 風
D1 第1用紙搬送方向

Claims (10)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部へ前記シートを案内する搬送路と、
    前記搬送路に設けられて、前記シートを搬送する第1搬送ベルトと、
    前記第1搬送ベルトによって搬送される前記シートの搬送方向の下流側から上流側へ向かって吹く風を、前記搬送路内に発生させる風発生装置と
    を備える画像形成装置。
  2. 前記搬送路に沿って搬送される前記シートの搬送方向に対し、前記第1搬送ベルトよりも下流側の箇所で前記搬送路に連通する送風ダクトを更に備え、
    前記風発生装置は、前記送風ダクトを介して前記搬送路に風を供給する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記送風ダクトと前記搬送路との境界を形成する第1フィルターを更に備え、
    前記第1フィルターは、前記送風ダクトから前記搬送路へ流れる空気を通すとともに、前記送風ダクトへの前記シートの侵入を阻止する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1フィルターは、前記送風ダクトから前記搬送路へ流れる空気を通す貫通孔を有する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 複数の吸引孔を有する第2搬送ベルトを更に備え、
    前記画像形成部は、記録ヘッドを含み、
    前記第2搬送ベルトは、前記記録ヘッドの下方を前記シートが通過するように前記シートを搬送し、
    前記風発生装置は、前記第2搬送ベルトの前記吸引孔を介して空気を吸引することにより、前記第2搬送ベルトへ向けて前記シートを吸引し、
    前記送風ダクトは、前記風発生装置によって吸引された空気を前記搬送路へ導く、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送路に沿って搬送される前記シートの搬送方向に対し、前記第1搬送ベルトよりも上流側の箇所で前記搬送路に連通する排気ダクトを更に備える、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 上面が開口した異物回収箱を更に備え、
    前記異物回収箱は、前記排気ダクトから排出された異物を収容する、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記排気ダクトと前記搬送路との境界を形成する第2フィルターを更に備え、
    前記第2フィルターは、前記搬送路から前記排気ダクトへ流れる空気を通すとともに、前記排気ダクトへの前記シートの侵入を阻止する、請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2フィルターは、前記搬送路から前記排気ダクトへ流れる空気を通す貫通孔を有する、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 吸引装置を更に備え、
    前記第1搬送ベルトは複数の吸引孔を有し、
    前記吸引装置は、前記第1搬送ベルトの前記吸引孔を介して空気を吸引することにより、前記第1搬送ベルトへ向けて前記シートを吸引する、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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