JP3465261B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3465261B2
JP3465261B2 JP51967296A JP51967296A JP3465261B2 JP 3465261 B2 JP3465261 B2 JP 3465261B2 JP 51967296 A JP51967296 A JP 51967296A JP 51967296 A JP51967296 A JP 51967296A JP 3465261 B2 JP3465261 B2 JP 3465261B2
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JP
Japan
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welding
cartridge
butt
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disc
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JP51967296A
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大樹 小林
孝次 船渡
賢二 高橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0326Assembling of containers

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、情報信号が記録される光ディスク等の円盤
状記録媒体を収納したディスクカートリッジに関し、特
に、合成樹脂材料を成形して形成された上下一対のハー
フを突き合わせ結合して形成したカートリッジ本体内に
円盤状記録媒体を収納したディスクカートリッジに関す
る。
背景技術 従来、情報信号がされる光ディスク等の円盤状記録媒
体を収納したディスクカートリッジは、ABS樹脂等の合
成樹脂材料を成形して形成した上下一対のハーフを突き
合わせ結合して形成したカートリッジ本体を備え、この
カートリッジ本体内に円盤状記録媒体を回転可能に収納
して構成されている。ディスクカートリッジは、円盤状
記録媒体を収納したままの状態で記録及び/又は再生装
置に装着される。そして、カートリッジ本体に収納され
た円盤状記録媒体は、中心部を記録及び/又は再生装置
側に配設したディスク回転操作機構を構成するディスク
テーブルにチャッキングされ、ディスクテーブルと一体
に回転操作される。
そして、円盤状記録媒体として光ディスクを用いたデ
ィスクカートリッジにおいては、カートリッジ本体に収
納された光ディスクがディスクテーブル上にチャッキグ
され、ディスクテーブルと一体に回転操作された状態
で、光ピックアップ装置から出射される光ビームによっ
て主面に形成された信号記録部が走査されることによっ
て記録された情報信号の再生が行われる。
また、情報信号の記録を行う場合には、光ピックアッ
プ装置から出射される光ビームを光ディスクの信号記録
部に照射した状態で、この信号記録部に外部磁界発生手
段としての磁気ヘッドから記録すべき情報信号に応じて
磁界変調された外部磁界を印加することによって所定の
情報信号の記録が行われる。
ディスクカートリッジに収納される光ディスクは、一
般に、透明な合成樹脂材料を成形して形成したディスク
基板と、金属板等の磁性板によって形成されこのディス
ク基板の中心部に設けられたセンタ穴に組み付けられた
マグネットクランプ用のハブとから構成されている。こ
のディスクの主面には、センタ穴を中心として情報信号
が記録される記録トラックが同心円状に形成される信号
記録部が設けられている。
そして、カートリッジ本体を構成する下ハーフには、
中央部に位置してディスク回転操作機構を構成する円形
のディスクテーブルが進入する中央開口部が設けられて
いる。この中央開口部は、具体的にはセンタ穴を覆うよ
うにディスク基板に取り付けられたマグネットクランプ
用のハブを外方へと臨ませる。
また、カートリッジ本体を構成する上ハーフと下ハー
フには、光ディスクの主面に設けた情報信号記録部の一
部を内外周に亘って外方へと臨ませ、記録及び/又は再
生装置側に配設される光ピックアップ装置や外部磁界発
生手段等の記録再生手段がそれぞれ臨む記録及び/又は
再生用の開口部が相対向した位置にそれぞれ設けられて
いる。これら記録及び/又は再生用の開口部は、カート
リッジ本体の左右方向中央部に位置して前面側から中央
開口部に近接する位置に亘って矩形の開口部として構成
されている。なお、再生専用型の光ディスクを収納する
ディスクカートリッジにあっては、再生用の開口部が下
ハーフ側にのみ形成され、上ハーフ側は閉塞された状態
にある。
さらに、ディスクカートリッジには、記録及び/又は
再生装置に装着されない状態において、記録及び/又は
再生用の開口部を閉塞してカートリッジ本体内への塵埃
等の侵入を防止すると共にカートリッジ本体に収納した
光ディスクの損傷を防止するためのシャッタ部材が移動
可能に取り付けられている。このシャッタ部材は、ディ
スクカートリッジが記録及び/又は再生装置に装着操作
されることによって、この記録及び/又は再生装置側に
設けたシャッタ開放部材によって、記録及び/又は再生
用の開口部を閉塞した位置から開放した位置へと移動操
作される。また、ディスクカートリッジは、記録及び/
又は再生装置に装着されると、中央開口部を介してディ
スクカートリッジブルが進入し、カートリッジ本体に収
納された光ディスクがこのディスクテーブルにチャッキ
ングされる。
ところで、カートリッジ本体を構成する上ハーフ及び
下ハーフは、それぞれ周縁に沿ってカートリッジ本体の
周側壁を構成する立上り周壁が一体に形成された略浅皿
状の矩形状に形成されている。さらに、上下ハーフの相
対向する内面には、互いに突き合わせられてディスク収
納部を構成する環状の記録媒体収納部形成壁が立上り周
壁に内接するように形成されると共に、互いに突き合わ
せ結合される複数個の溶着部を構成する突き合わせ突部
が設けられている。これら突き合わせ突部は、上ハーフ
と下ハーフとを突き合わせ結合したとき、これら上ハー
フと下ハーフとの間に隙間が生じて塵埃等が内部に侵入
しないように、上ハーフと下ハーフの相対向する内面の
適宜の位置に配設されている。
ここで、上下ハーフを溶着によって結合するために設
けられる突き合わせ突部を説明すると、これら突き合わ
せ突部101,103は、図1及び図2に示すように、互いに
突き合わせ結合されてカートリッジ本体を構成する上ハ
ーフ100及び下ハーフ102の相対向する面に突設されてい
る。これら突き合わせ突部101,103は、円筒状に形成さ
れてなる。そして、下ハーフ102に突設される突き合わ
せ突部103の上ハーフ100側に突設された突き合わせ突部
101の端面106が突き合わせられる端面104に、先端先細
り状をなす溶着用の突起部105が一体に形成されてい
る。この突起部105は、突き合わせ突部101の端面106の
全周に亘ってリング状に形成されている。
なお、突き合わせ突部101,103は、カートリッジ本体
の周側壁を構成する上下ハーフ100,102に設けられた立
上り周壁とディスク収納部を構成する環状の記録媒体収
納部形成壁とによって囲まれた領域内に設けられる。
そして、突き合わせ突部101,103は、上ハーフ100及び
下ハーフ102とを互いに組み合わせた状態において、そ
れぞれ突き合わされた端面104,106に超音波が印加され
ることにより突起部105が溶融することにより溶着され
る。すなわち、突き合わせ突部101,103間が溶着される
ことにより、上下ハーフ100,102が互いに結合されカー
トリッジ本体を構成する。
ところで、超音波溶着法は、超音波溶着装置の超音波
を発振するホーンを溶着体としての上ハーフ100又は下
ハーフ102のいずれか一方の主面に突き当てた状態で超
音波溶着装置を駆動させ、ホーンを介して上下ハーフ10
0,102に超音波を印加すると、突き合わせ部分である上
ハーフ100側に設けた突き合わせ突部101の端面106と下
ハーフ102側に設けた突き合わせ突部103の端面104に形
成された突起部105との間に超音波が集中し、この突き
合わせ部分に超音波振動が発生する。この超音波振動に
より突き合わせ部分が発熱して突起部105が溶融され、
突き合わせ突部101,103の端面106,104間を溶着させる。
上述したように、上下ハーフ100,102間を超音波溶着
法を用いて結合するようにしたディスクカートリッジ
は、上下ハーフ100,102に複数の突き合わせ突部101,103
を設け、これら突き合わせ突部101,103を同時に溶着さ
せるようにしている。さらに、超音波が印加されて溶融
する下ハーフ102側の突き合わせ突部103に形成される溶
着用の突起部105は、突き合わせ突部103の端面104の全
周に亘ってリング状に形成されている。そのため、複数
の組をなす突き合わせ突部101,103の全てを均等に溶着
させることが困難となる場合がある。
そして、複数の組の突き合わせ突部101,103に同時に
超音波を印加して突起部105を溶融して超音波溶着をす
るためには、上下ハーフ100,102に超音波を印加する時
間が長くなってしまう。
また、ディスクカートリッジは、カートリッジ本体を
構成する上下ハーフの外側の主面には、塵埃等が付着し
て汚れが目立つことを防止するため、微小な凹凸等が形
成されてている。このような微小な凹凸は、長時間に亘
って超音波印加装置のホーンが接触することにより平滑
化されてしまう。その結果、ホーンが接触した部分に接
触痕が発生し、外観上の美感の損ねてしまう。
さらに、長時間に亘って超音波が印加されることによ
り、光ディスクがカートリッジ本体内で振動し、ディス
ク収納部を構成する記録媒体収納部形成壁等との間で擦
れて傷付けられたり、削り粉を発生させてしまう虞もあ
る。削り粉が発生し、信号記録部に付着すると、情報信
号の記録及び/又は再生の欠落を発生させてしまう虞も
ある。
また、光ディスクや磁気ディスク等の円盤状記録媒体
を収納したディスクカートリッジにあっては、円盤状記
録媒体の種類を異にして、大きさを略共通にする円盤状
記録媒体をカートリッジ本体に収納したものが用いられ
ている。例えば、直径を共に3.5インチとなす光ディス
ク又は磁気ディスクを収納したディスクカートリッジが
用いられている。この種のディスクカートリッジにあっ
ては、カートリッジ本体に収納する円盤状記録媒体の大
きさを略共通するため、カートリッジ本体の大きさも略
共通となされている。このように、直径を3.5インチと
なす光ディスク又は磁気ディスクを収納したディスクカ
ートリッジにあっては、外観の形態から両者を容易に区
別することが極めて困難となっている。そのため、直径
を3.5インチとなす光ディスクを収納したディスクカー
トリッジと、直径を3.5インチとなす磁気ディスクを収
納したディスクカートリッジとを誤って記録及び/又は
再生装置に装着操作するような誤装着をさせてしまう虞
もある。
また、光ディスクを収納したディスクカートリッジを
記録媒体に用いる記録及び/又は再生装置と、磁気ディ
スクを収納したディスクカートリッジを記録媒体に用い
る記録及び/又は再生装置では、記録及び/又は再生手
段を全く異にするものであるので、互いの装置を誤って
装着してしまうと、情報信号の記録及び/又は再生が行
えないばかりか、記録及び/又は再生装置側に設けた光
ピックアップ装置又は磁気ヘッド等の記録及び/又は再
生手段を損傷させてしまう虞もある。
そこで、種類を異にし、大きさを略共通にする円盤状
記録媒体をカートリッジ本体に収納したディスクカート
リッジにあっては、互いのディスクカートリッジが誤っ
て適合した記録及び/又は再生装置以外の装置に装着さ
れないようになすため、誤装着防止手段が設けられてい
る。この誤装着防止手段としては、カートリッジ本体の
一部に切欠きや係合溝を設けたものが知られている。こ
れら誤装着防止用の切欠きや係合溝は、記録及び/又は
再生装置側に設けた誤装着防止機構の一部が係合し、又
は誤装着防止機構の一部が係合しないことによって、当
該記録及び/又は再生装置に適合するディスクカートリ
ッジのみの装着を可能となすものである。
このようにカートリッジ本体の一部に切欠きや係合溝
を設けることにより、ディスクカートリッジの種類を判
別し、適合する記録及び/又は再生装置以外の装置への
装着を禁止するようにしたディスクカートリッジにあっ
ては、誤って記録及び/又は再生装置に装着操作される
と、本来係合しない切欠きや係合溝に誤装着防止機構が
係合していくと、カートリッジ本体を損傷させてしまう
虞がある。特に、上下ハーフを超音波溶着により結合し
たディスクカートリッジにあっては、上下ハーフを分離
させてしまう虞がある。
発明の開示 本発明の目的は、大きさを共通にする異なる種類の円
盤状記録媒体を収納し、形態を略交通にするディスクカ
ートリッジの識別を容易にし、且つ適合しない記録及び
/又は再生装置に装着された場合であっても、カートリ
ッジ本体の損傷を防止し得るディスクカートリッジを提
供することにある。
本発明の他の目的は、超音波溶着法を用いてカートリ
ッジ本体を構成する上ハーフと下ハーフとを確実に結合
することを可能となすディスクカートリッジを提供する
ことにある。
本発明のさらに他の目的は、超音波を印加する時間を
短縮しながらカートリッジ本体を構成する上ハーフと下
ハーフとを確実に結合することを可能となすディスクカ
ートリッジを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、カートリッジ本発明の外
観を損なうことなく、超音波法を用いて上ハーフと下ハ
ーフとの結合を図ることを可能となすディスクカートリ
ッジを提供することにある。
上述したような目的を達成するために提案される本発
明に係るディスクカートリッジは、情報信号が記録され
る円盤状記録媒体と、周縁に互いに突き合わせられて周
側壁を構成する立上がり周壁が形成されると共に、相対
向する内面に互いに突き合わせられて円盤状記録媒体が
収納される記録媒体収納部を構成する収納部形成壁とが
形成された上下一対のハーフを突き合わせ結合して形成
した矩形状をなすカートリッジ本体と、カートリッジ本
体の左右方向の中央部に位置し、カートリッジ本体の中
央部近傍から前面側に亘ってカートリッジ本体の上下面
に形成され、円盤状記録媒体の信号記録領域の一部を半
径方向に亘って外方に臨まさせる記録再生用の開口部
と、この開口部をそれぞれ開閉するシャッタ部を備えカ
ートリッジ本体の前面に沿って移動可能にカートリッジ
本体に取り付けられたシャッタ部材と、カートリッジ本
体の両側に前面側から背面側の中途部に向かって下ハー
フ側に形成された誤装着防止用の切欠き部と、上下ハー
フの相対向する面にこれら上下ハーフを突き合わせ溶着
される複数の溶着部とを備えてなる。
ここで、上下ハーフを突き合わせ溶着する上下ハーフ
にそれぞれ形成された対をなす各溶着部は、上下ハーフ
の一方に形成された突き合わせ突部と、他方に形成され
た突き合わせ突部とからなり、上ハーフ又は下ハーフの
いずれか一方に形成された突き合わせ突部の突合せ面側
の円形をなす端面に、少なくとも円弧状の一部として形
成された溶着用の突起部が設けられ、いずれか他方に形
成された突き合わせ突部の突き合わせ面側の円形を端面
を平坦な面に形成したものである。
そして、溶着用の突起部が設けられた突き合わせ突部
は、突起部が立上がり周壁側に位置して上下ハーフのい
ずれか一方に形成されている。
上ハーフ又は下ハーフの一方に形成された複数の突き
合わせ突部は、突き合わせ面側の円形をなす端面に、少
なくとも円弧状の一部として形成された溶着用の突起部
が設けられた突き合わせ突部と、突き合わせ面側の円形
の端面の全周に亘って溶着用の突起部が設けられ突き合
わせ突部とから構成したものであってもよい。
さらに、上ハーフ又は下ハーフのいずれか一方に形成
された突き合わせ突部の突合せ面側の円形をなす端面
に、円弧状の一部として形成された複数の溶着用の突起
部が環状に連なって形成するようにしてもよい。
さらにまた、上ハーフ又は下ハーフの一方に形成され
た複数の突き合わせ突部は、突き合わせ面側の円形をな
す端面に、少なくとも円弧状の一部として形成された溶
着用の突起部が設けられた突き合わせ突部と、突き合わ
せ面側の円形をなす端面に、円弧状の一部として形成さ
れた複数の溶着用の突起部が環状に連なって形成された
突き合わせ突部とから構成したものであってもよい。
さらに、カートリッジ本体の誤装着防止用の切欠き部
が形成された両側に位置してそれぞれ少なくとも1つず
つの溶着部が設けられる。誤装着防止用の切欠き部が形
成された両側に位置して、上下ハーフを結合させる溶着
部が設けられることにより、切欠き部が形成される部分
が強固に結合される。
本発明に係るディスクカートリッジは、シャッタ部材
が開口部を開閉する移動範囲に亘ってカートリッジ本体
の前面側に形成されたシャッタ部材移動部の両側に突出
部が形成され、これら突出部の領域内に上下ハーフを突
き合わせ溶着させる溶着部が少なくとも1つ設けられ
る。
また、カートリッジ本体の前面側の一方のコーナ部側
の周側壁と記録媒体収納部を構成する収納部形成壁とに
囲まれた領域内に、シャッタ部材を開口部を閉塞する方
向に付勢するバネを配設し、カートリッジ本体の前面側
の他方のコーナ部側の周側壁と記録媒体収納部を構成す
る収納部形成壁とに囲まれた領域内に、上下ハーフを突
き合わせ溶着させる少なくとも1つの溶着部が設けられ
る。
ここで、カートリッジ本体の前面側の他方のコーナ部
側の周側壁と記録媒体収納部を構成する収納部形成壁と
に囲まれた領域内に設けられる溶着部は、上下ハーフの
一方に形成された突き合わせ突部と、他方に形成された
と突き合わせ部とを備え、いずれか一方のハーフに円筒
状に形成された突き合わせ突部の突き合わせ端面に、複
数の溶着用の突起部が環状に連なって形成される。
カートリッジ本体の前面側の他方のコーナ部側の周側
壁と記録媒体収納部を構成する収納部形成壁とに囲まれ
た領域内には、さらに収納部形成壁側より上記周側壁に
近接した位置に上下ハーフを突き合わせ溶着させる溶着
部が設けられる。
本発明に係るディスクカートリッジは、カートリッジ
本体に形成された上記開口部の前面側であって、カート
リッジ本体の厚さ方向の略中央部に位置して、上下ハー
フが突き合わせて形成されるカートリッジ本体の厚さよ
り薄肉の薄肉部が設けられ、この薄肉部内に上下ハーフ
を突き合わせ溶着させる溶着部が設けられる。
本発明に係るディスクカートリッジは、カートリッジ
本体のシャッタ部材が移動する前面側と対向する背面側
の一方のコーナ部に、上下ハーフの上記シャッタ部材の
移動方向と平行な方向の突き合わせ位置を位置決めする
位置決め機構が設けられると共に、カートリッジ本体の
背面側の他方のコーナ部に上下ハーフのシャッタ部材の
移動方向と直交する方向の突き合わせ位置を位置決めす
る位置決め機構が設けられる。そして、各位置決め機構
の近傍に上下ハーフを突き合わせ溶着する溶着部が設け
られる。ここに設けられる溶着部は、上下ハーフの一方
に形成された突き合わせ突部と、他方に形成された突き
合わせ突部とを備え、いずれか一方のハーフに形成され
た突き合わせ突部の突き合わせ端面の一部に溶着用の突
起部が形成されている。この溶着用の突起部は、円筒状
に形成された突き合わせ突部の突き合わせ端面の一部に
略円弧状に形成されてなる。
ここで、上下ハーフの上記シャッタ部材の移動方向と
平行な方向の突き合わせ位置を位置決めする位置決め機
構は、上下ハーフに設けられた相対嵌合する一対の円筒
体とからなる。また、上下ハーフのシャッタ部材の移動
方向と直交する方向の突き合わせ位置を位置決めする位
置決め機構は、シャッタ部材の移動方向と平行な相対向
する面を有する長円形をなす筒状部とこの筒状部の相対
向する面間に嵌合する一対の平行突起とからなる。そし
て、下ハーフ側に設けられる円筒体及び筒状部には、記
録及び/又は再生装置側の位置決めピンが係合する位置
決め孔が形成されている。
図面の簡単な説明 図1は、従来のディスクカートリッジのカートリッジ
本体を構成する上ハーフと下ハーフとを接合固定するた
めに相対する内面にそれぞれ形成された突き合わせ突部
の構成を示す縦断面図である。
図2は、上記ディスクカートリッジの上下ハーフに設
けられる突合せ突部を示す斜視図である。
図3は、本発明に係るディスクカートリッジを上面側
から見た斜視図である。
図4は、上記ディスクカートリッジを下面側から見た
斜視図である。
図5は、上記ディスクカートリッジの分解斜視図であ
る。
図6は、上ハーフの内面側を示す平面図である。
図7は、下ハーフの内面側を示す平面図である。
図8は、カートリッジ本体を構成する上ハーフと下ハ
ーフとを接合する溶着部を示す縦断面図である。
図9は、上記溶着部を構成する突き合わせ突部を示す
斜視図である。
図10は、上下ハーフの突き合わせ位置の位置決めを図
る第2の位置決め機構を構成する下ハーフ側に設けられ
た円筒部の近傍に設けられる突き合わせ突部を示す斜視
図である。
図11は、上下ハーフの突き合わせ位置の位置決めを図
る第1の位置決め機構を構成する下ハーフ側に設けられ
た第2の円筒体の近傍に設けられる突き合わせ突部を示
す斜視図である。
図12は、上下ハーフに設けられる他の溶着部を構成す
る突き合わせ突部を示す縦断面図である。
図13は、上記溶着部を構成する突き合わせ突部を示す
斜視図である。
図14は、カートリッジ本体を構成する下ハーフの他の
例を示す内面側の平面図である。
図15は、図14に示す下ハーフに設けられる溶着部を構
成する突き合わせ突部を示す縦断面図である。
図16は、上記溶着部を構成する突き合わせ突部を示す
斜視図である。
図17は、カートリッジ本体を構成する下ハーフのさら
に他の例を示す内面側の平面図である。
図18は、図17に示す下ハーフに設けられる溶着部を構
成する突き合わせ突部を示す縦断面図である。
図19は、上記溶着部を構成する突き合わせ突部を示す
斜視図である。
図20は、図17に示す下ハーフに設けられる溶着部を構
成する他の突き合わせ突部を示す縦断面図である。
図21は、上記溶着部を構成する突き合わせ突部を示す
斜視図である。
図22は、カートリッジ本体の薄肉部を構成する連結片
間を溶着する溶着部を構成する突き合わせ突部が設けら
れた下ハーフの内面側を示す平面図である。
図23は、上記連結片間を溶着する溶着部の他の例を示
す下ハーフの内面側を示す平面図である。
図24は、上記連結片間を溶着する溶着部のさらに他の
例を示す下ハーフの内面側を示す平面図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明に係るディスクカートリッジを図面を参
照して説明する。
本発明に係るディスクカートリッジ1は、図3及び図
4に示すように、合成樹脂材料を成形し、略浅皿状をな
す矩形状に形成された上ハーフ21と下ハーフ22とを突き
合わせ結合して形成したカートリッジ本体20を備え、こ
のカートリッジ本体20に光ディスク4を回転可能に収納
して構成されている。
このディスクカートリッジ1に収納される光ディスク
4は、直径を3.5インチに形成されてなるものであっ
て、図5に示すように、円盤状をなすディスク基板4a
と、このディスク基板4aの中心部に設けられたセンタ穴
4bに嵌合するように取り付けられるマグネットクランプ
用のハブ10とから構成されている。
この光ディスク4を作製するには、周知のように原盤
カッティングを含むマスタリングプロセスによってスタ
ンパを製作する。そして、このスタンパを組み込んだ成
形金型によってポリカーボネート樹脂(PC)、ポリメチ
ルメタクリレート樹脂(PMMA)等の光透過性を有する合
成樹脂材料を成形してディスク基板4aを形成する。この
ディスク基板4aには、中心部にセンタ穴4bが設けられる
と共に、このセンタ穴4bを中心として、一方の主面側に
スタンパの表面に形成された制御信号やその他の情報信
号に対応する同心円状に配列された凹凸が転写されて情
報信号記録部が形成されている。ディスク基板4aの情報
信号記録部が形成された一方の主面には、垂直磁気記録
媒体等からなる信号記録層が形成される。そして、ディ
スク基板4のセンタ孔4bに対応する位置に、ハブ10を取
付けすることによって光ディスク4が作製される。ここ
で用いられるハブ10は、肉薄の金属板等の磁性体材料に
よって形成され、図5に示すように、有底筒状の嵌合部
11と、この嵌合部11の開口側の外周縁に全周に亘って張
り出し形成された外周フランジ部13とから構成されてい
る。嵌合部11は、センタ穴4bの穴径寸法とほぼ等しい外
径寸法を有して形成されている。また、嵌合部11には、
中心部に、記録再生装置側に設けたディスク回転操作機
構の光ディスク4が装着されるディスクテーブルから突
出されたスピンドル軸が係合するスピンドル係合孔12が
設けられている。ハブ10は、嵌合部11をセンタ穴4bに嵌
合した状態で、例えば紫外線硬化形接着剤等によってデ
ィスク基板4aの表面に外周フランジ部13を接合すること
によって取り付けられる。このとき、ハブ10は、嵌合部
11によってセンタ穴4bを閉塞するようにしてディスク基
板4aに取り付けられる。
そして、カートリッジ本体20を構成する上ハーフ21及
び下ハーフ22には、図5、図6及び図7に示すように、
それぞれ周側縁に沿って立上り周壁23,24が形成されて
いる。これら立上り周壁23,24は、図3及び図4に示す
ように、上下ハーフ21,22とを突き合わせ結合してカー
トリッジ本体20を形成したとき、このカートリッジ本体
20の周側壁2を構成する。また、上下ハーフ21,22の相
対向する内面には、図6及び図7に示すように、全体を
もって略矩形状に連続する立上り周壁23,24に内接する
ようにして、ディスク収納部形成壁25,26が突設されて
いる。これらディスク収納部形成壁25,26は、上下ハー
フ21,22を突き合わせ結合してカートリッジ本体20を構
成したとき、カートリッジ本体20内に光ディスク4を回
転自在に収納するディスク収納部27を構成する。なお、
上下ハーフ21,22に形成されるディスク収納部形成壁25,
26は、図6及び図7に示すように、立上り周壁23及び立
上り周壁24にそれぞれ内接する同一円周上に位置されて
形成された複数の円弧状の立上り壁によって構成され
る。
また、下ハーフ22には、図7に示すように、その略中
央部に位置して、記録再生装置側に配設されるディスク
回転操作機構のディスクテーブルが進入する円形の中央
開口部30が設けられている。この中央開口部30には、カ
ートリッジ本体20に収納された光ディスク4のハブ10及
び周縁を外方へ臨ませる。そして、ディスクカートリッ
ジ1を記録再生装置に装着した際に、中央開口部30を介
してディスクテーブルが進入し、このディスクテーブル
上に光ディスク4が載置される。このとき、ハブ10がデ
ィスクテーブルに配設したマグネットに吸引されること
により、光ディスク4は、ディスクテーブルにチャッキ
ングされこのディスクテーブルと一体に回転可能な状態
となる。
一方、上ハーフ21の内面側の略中央部には、図6に示
すように、カートリッジ本体20に収納される光ディスク
4のセンタ穴4bの周縁を支持するディスク支持部32が突
設されている。このディスク支持部32は、上下ハーフ2
1,22を突き合わせ結合してカートリッジ本体20を構成し
たとき、下ハーフ22に設けた中央開口部30に対向する位
置に設けられ、センタ穴4bの周縁であって光ディスク4
の情報信号記録部の内周側に設けられた非信号記録部を
支持し得る大きさのリング状に形成されている。すなわ
ち、ディスク支持部32は、ディスクカートリッジ1に外
乱が加えられ、カートリッジ本体20内で光ディスク4が
移動されたとき、信号記録部が直接カートリッジ本体20
に接触しないように、光ディスク4の非信号記録部を支
持するものである。
また、カートリッジ本体20の上面を構成する上ハーフ
21及びカートリッジ本体20の下面を構成する下ハーフ22
には、図5、図6及び図7に示すように、ディスク収納
部27に回転自在に収納された光ディスク4の少なくとも
情報信号記録部の一部を内外周に亘って外方に臨ませる
記録再生用の開口部33,34が相対向してそれぞれ開設さ
れている。これら開口部33,34は、図3及び図4に示す
ように、カートリッジ本体20の左右方向の中央部に位置
し、下ハーフ22の中央部に形成された中央開口部30及び
上ハーフ21の中央部に形成されたディスク支持部32に近
接する位置からカートリッジ本体20の前面側に亘って矩
形状をなすように形成されている。
さらに、上ハーフ21及び下ハーフ22の前面側には、図
5に示すように、カートリッジ本体20に移動可能に取り
付けられ、カートリッジ本体20に設けられた記録再生用
の開口部33,34を開閉するシャッタ部材8が移動するシ
ャッタ部材移動部35を構成する凹状部37,38が形成され
ている。これら凹状部37,38は、図6及び図7に示すよ
うに、シャッタ部材35の移動範囲に亘って形成されてな
るものであって、上下ハーフ21,22の両端を除いた中央
部に形成されている。
なお、上下ハーフ21,22の凹状部37,38が組み合わせら
れることによってカートリッジ本体20の前面側に形成さ
れるシャッタ部材移動部35には、記録再生装置側に設け
られたシャッタ開放操作部材が進入する。
そして、上ハーフ21及び下ハーフ22の前面側の両端に
は、中央部に凹状部37,38が形成されることによって、
図6及び図7に示すように、突出部39a,39b及び40a,40b
が形成される。
また、上ハーフ21及び下ハーフ22に形成された記録再
生用の開口部33,34の前面側は、図6及び図7に示すよ
うに、連結片41,42によって閉塞されている。これら連
結片41,42は、図5に示すように、上下ハーフ21,22の外
面側に段部を形成するように突き合わせ面側に偏倚して
形成されている。各連結片41,42は、上下ハーフ21,22が
突き合わせ結合されるときに互いに突き合わせられ、カ
ートリッジ本体20の厚さ方向の中央部に位置して、カー
トリッジ本体20の厚さより薄肉の薄肉部43を構成する。
この記録再生用の開口部33,34の前面側に位置して構成
される薄肉部43の両面側は、記録再生装置側に配設され
る記録再生手段を構成する光ピックアップ装置及び磁気
ヘッド装置が進退する部分となされている。光ピックア
ップ装置及び磁気ヘッド装置が進退する部分が薄肉部43
として形成されることにより、光ピックアップ装置及び
磁気ヘッド装置のディスクカートリッジ1に対する上下
方向の移動量を小さくして光ディスク4に対向させ又は
摺接させることが可能となる。
なお、各連結片41,42の内方側の面41a,42aは、図6及
び図7に示すように、カートリッジ本体20に収納される
光ディスク4の外周縁に対応する円弧状に形成されてい
る。
そして、カートリッジ本体20の両側には、図3及び図
4に示すように、前面側から背面側の中途部に向かっ
て、下ハーフ22側に位置して、記録再生装置側に配設さ
れた誤装着防止機構が係合する誤装着防止用の切欠き部
44,45が設けられている。これら切欠き部44,45は、図7
に示すように、下ハーフ22の両側を切欠くことによって
形成されてなる。下ハーフ22に突き合わせ結合されてカ
ートリッジ本体20を構成する上ハーフ21の切欠き部44,4
5に対向する部分は、図6に示すように、切り欠かれる
ことなく突片46,47として形成されている。従って、カ
ートリッジ本体20に設けられる誤装着防止用の切欠き部
44,45は、カートリッジ本体20の側面から下面に亘る部
分を開放した断面L字状の溝として形成される。ここ
で、カートリッジ本体20の両側に形成される誤装着防止
用の切欠き部44,45は、その長さを共通にして形成され
ている。また、切欠き部44,45内には、記録再生装置側
に設けられるカートリッジローディング機構の一部が係
合する係合凹部44a,45aが設けられている。
上述のような切欠き部44,45が形成され、このディス
クカートリッジ1が装着される記録再生装置側にこれら
切欠き部44,45が係合する係合部を備えた誤装着防止機
構を設けることにより、本発明に係るディスクカートリ
ッジ1が装着される記録再生装置に対し、切欠き部44,4
5を備えることがない他のディスクカートリッジの装着
が防止されることになる。
また、互いに突き合わせて結合される上ハーフ21と、
下ハーフ22との間には、これら上下ハーフ21,22を突き
合わせ結合したとき、上下ハーフ21,22のシャッタ部材
8の移動方向と平行な方向である図3中矢印X方向の突
き合わせ位置を位置決めする第1の位置決め機構と、シ
ャッタ部材8の移動方向と直交する方向の図3中矢印Y
方向の突き合わせ位置を位置決めする第2の位置決め機
構が設けられている。第1及び第2の位置決め機構は、
シャッタ部材8が取り付けられるカートリッジ本体20の
前面側と対向する背面側の両側のコーナ部に位置して設
けられる。すなわち、第1及び第2の位置決め機構は、
カートリッジ本体20内に構成されるディスク収納部27と
周側壁2によって囲まれた領域内に位置して設けられ
る。
そして、上下ハーフ21,22の図3中矢印X方向の突き
合わせ位置を位置決めする第1の位置決め機構は、上下
ハーフ21,22の相対向する位置に設けられた相対嵌合す
る一対の第1及び第2の円筒体48,49とから構成され
る。ここで、上ハーフ21側に突設される第1の円筒体48
は、下ハーフ22側に突設される第2の円筒体49が嵌合す
るに足る内径を有するように形成されている。これら第
1及び第2の円筒体48,49が相対嵌合することにより、
上下ハーフ21,22は互いに突き合わせられたとき、シャ
ッタ部材8の移動方向と平行な方向である図3中矢印X
方向の突き合わせ位置が位置決めされる。
また、上下ハーフ21,22の図3中矢印Y方向の突き合
わせ位置を位置決めする第2の位置決め機構は、図7に
示すように、下ハーフ22側に突設された長円形をなす筒
状部50と、図6に示すように、筒状部50の両側に嵌合す
る上ハーフ21側に突設された一対の平行突起51,51とか
ら構成される。下ハーフ22側に突設される筒状部50は、
シャッタ部材8の移動方向と平行な相対向する面50a,50
bを有する長円形に形成され、上ハーフ21側に突設され
た一対の平行突起51,51は、シャッタ部材8の移動方向
と平行に形成されている。そして、シャッタ部材8の移
動方向と平行な一対の平行突起51,51間に、シャッタ部
材8の移動方向と平行な面50a,50bを有する筒状部50が
嵌合することにより、一対の平行突起51,51と筒状部50
の平行な面50a,50bにより、互いに突き合わせられる上
下ハーフ21,22の図3中矢印Y方向の突き合わせ位置を
位置決めされる。
第1及び第2の位置決め機構を構成する下ハーフ22側
に設けられる第2の円筒体49及び長円形の筒状部50の孔
は、下ハーフ22の外面に連通され、ディスクカートリッ
ジ1を構成したとき、記録再生装置側に配設される位置
決めピンが係合する位置決め孔52,53として用いられ
る。
互いに突き合わせ結合されることによってカートリッ
ジ本体20を構成する上ハーフ21及び下ハーフ22の相対向
する内面には、図6及び図7に示すように、溶着部を構
成する突き合わせ突部71〜92がそれぞれ対をなして複数
箇所に一体に突設されている。これら突き合わせ突部71
〜92は、略同径の筒状に形成されるが、上ハーフ21に設
けられる突き合わせ突部は、下ハーフ22側に設けられる
突き合わせ突部に対して高さを小さく形成されている。
なお、これら突き合わせ突部71〜92は、互いに突き合わ
された状態において、全体の軸方向の高さが互いに突き
合わされた立上り周壁23,24の高さと略等しく形成され
る。
ここで、上ハーフ21及び下ハーフ22にそれぞれ設けら
れる突き合わせ突部71〜92が形成される位置を具体的に
説明すると、各突き合わせ突部71〜92は、図6及び図7
に示すように、カートリッジ本体20の周側壁2を構成す
る立上り周壁23,24とディスク収納部27を構成するディ
スク収納部形成壁25,26によって囲まれた領域内に設け
られる。
そして、上ハーフ21及び下ハーフ22の前面側の一方の
コーナ部側に構成された立上り周壁23,24とディスク収
納部形成壁25,26によって囲まれた領域内には、1対の
突き合わせ突部71,72が設けられる。上ハーフ21及び下
ハーフ22の前面側の一方のコーナ部側の領域は、後述す
るように、シャッタ部材8を付勢する捩りコイルバネが
配設される領域となされるので、各突き合わせ突部71,7
2は、図6及び図7に示すように、立上り周壁23,24とデ
ィスク収納部形成壁25,26が互いに近接する上ハーフ21
及び下ハーフ22の背面側に位置して設けられる。これら
突き合わせ突部71,72が設けられる位置は、図7に示す
ように、カートリッジ本体20に構成される誤装着防止用
の切欠き部44,45が形成された両側の位置である。
また、上ハーフ21及び下ハーフ22の前面側の一方のコ
ーナ部側に構成された立上り周壁23,24とディスク収納
部形成壁25,26によって囲まれた領域内には、2対の突
き合わせ突部73,74及び75,76が設けられる。2対の突き
合わせ突部73,74及び75,76のうちの一方の対の突き合わ
せ突部73,74は、図6及び図7に示すように、上ハーフ2
1及び下ハーフ22の内方側であって、立上り周壁23,24よ
りディスク収納部形成壁25,26側に偏位した位置に設け
られている。他方の突き合わせ突部75,76は、立上り周
壁23,24とディスク収納部形成壁25,26が互いに近接する
上ハーフ21及び下ハーフ22の背面側の位置であって、誤
装着防止用の切欠き部44,45が形成された両側に位置し
て設けられる。
さらに、上ハーフ21及び下ハーフ22の前面側の両側に
突設された突出部39a,39b及び40a,40bの領域内にも、そ
れぞれ一対の突き合わせ突部77,78及び79,80が形成され
ている。
上ハーフ21及び下ハーフ22の背面側の両側の各コーナ
部側に構成された立上り周壁23,24とディスク収納部形
成壁25,26によって囲まれた領域内には、それぞれ3対
ずつの突き合わせ突部81,82、83,84,85,86及び87,88,8
9,90、91,92が設けられている。そして、各領域内の各
1対の突き合わせ突部81,82及び89,90は、図6及び図7
に示すように、上ハーフ21及び下ハーフ22の背面側の各
コーナ部に位置して設けられ、他の1対ずつの突き合わ
せ突部83,84及び87,88は、背面側の立上り周壁23,24と
ディスク収納部形成壁25,26が互いに近接する位置に設
けられる。また、上ハーフ21及び下ハーフ22の背面側の
一方のコーナ部側の領域に設けられる1対の突き合わせ
突部85,86は、第2の位置決め機構を構成する一対の平
行突起51,51及び筒状部50に近接した位置に設けられて
いる。さらにまた、上ハーフ21及び下ハーフ22の背面側
の一方のコーナ部側の領域に設けられる1対の突き合わ
せ突部91,92は、第1の位置決め機構を構成する第1及
び第2の円筒体48,49に近接した位置に設けられてい
る。
そして、上ハーフ21側に形成される突き合わせ突部7
1,73,75,77,79,81,83,85,87,89及び91は、図8及び図9
に示すように、突き合わせ面側の端面60を平坦な面とし
た円筒状に形成されている。
一方、下ハーフ22側に形成される突き合わせ突部のう
ち、前面側の各コーナ部側に構成された立上り周壁24と
ディスク収納部形成壁26によって囲まれた領域内であっ
て、立上り周壁24とディスク収納部形成壁26が互いに近
接する背面側に位置する誤装着防止用の切欠き部44,45
が形成された両側に設けられた突き合わせ突部72,76の
突き合わせ面側の端面61には、図8及び図9に示すよう
に、半円弧状をなす溶着用の先端先細り状をなす突起部
62が形成されている。このとき、突起部62は、立上り周
壁24側に位置して形成されている。
また、下ハーフ22側に形成された第1及び第2の位置
決め機構を構成する筒状部50及び第2の円筒体49の近傍
に設けられる突き合わせ突部86,92の端面61にも、図10
及び図11に示すように、半円弧状をなす溶着用の先端先
細り状をなす突起部62が形成されている。このとき、突
起部62は、筒状部50及び第2の円筒体49とは反対側の端
面61に沿って形成されている。
一方、下ハーフ22側に設けられる他の突き合わせ突起
部78,80,82,84,88及び90の突き合わせ面側の端面61に
は、図12及び図13に示すように、端面61の全周に亘って
一連に連続するリング状に形成された溶着用の突起部63
が形成されている。この突起部63も、先端先細り状に形
成されている。
ここで、互いに突き合わせられる立上り周壁23,24と
ディスク収納部形成壁25,26とが近接する位置の近傍に
設けられる突き合わせ突部72,76や、互いに突き合わせ
嵌合される第1及び第2の位置決め機構を構成する筒状
部50及び第2の円筒体49の近傍に設けられる突き合わせ
突部86,92の端面61に形成される突起部62を半円弧状に
形成するのは、超音波が印加されたとき、これら突き合
わせ突部72,76及び86,92部分は、他の突き合わせ突起部
78,80,82,84,88及び90部分に比し振動し難いためであ
る。すなわち、第1及び第2の位置決め機構の如く上下
ハーフ21,22が突き合わせ嵌合部分が近傍に存在するこ
とにより振動が阻害され、十分な振動が発生しない。そ
こで、少ない振動でも十分に溶融を可能となすため、突
き合わせ突部72,76及び86,92に設けられる突起部62は、
溶融体積を小さくなすように半円弧状に形成したもので
ある。これら突起部62は、超音波の印加により十分に振
動し得るように、上下ハーフ21,22が突き合わせ嵌合部
分からできるだけ離間した位置に設けることが望まし
い。そのため、突き合わせ突部72,76及び86,92に設けら
れる突起部62は、上述のような上下ハーフ21,22の突き
合わせ部分から離間するような位置に設けられたもので
ある。なお、突き合わせ突部72,76及び86,92に設けられ
る突起部62は、少ない振動で確実に溶融し得るように形
成されるものであればよく、端面61上に微小な突起を複
数設けるようにして構成したものであってもよい。
上述のように構成された上ハーフ21と下ハーフ22を突
き合わせ結合してカートリッジ本体20を構成するには、
第1の位置決め機構を構成する第1及び第2の円筒体4
8,49を相対嵌合させると共に、第2の位置決め機構を構
成する一対の平行突起51,51間に長円形をなす筒状部50
を嵌合させ上下ハーフ21,22を突き合わせる。このよう
に突き合わせることにより、上ハーフ21と下ハーフ22
は、互いに直交する方向の図3中矢印X方向及び矢印Y
方向に位置決めが図られて組み合わせられる。このと
き、上下ハーフ21,22間に設けられた突き合わせ突部71
〜92が突き合わせられ、さらに、立上り周壁23,24、デ
ィスク収納部形成壁25,26も互いに突き合わせられる。
上述ように上下ハーフ21,22を組み合わせた状態で、
これらを超音波溶着装置上に載置し、上ハーフ21に超音
波を印加するホーンを当接させて超音波を印加する。超
音波が印加されると、互いに突き当てられた突き合わせ
突部71〜92の各端面60,61上に形成された突起部62,63に
集中し、これら突起部62,63及びその周縁が超音波振動
される。この超音波振動によって、突起部62,63は発熱
し、溶融状態となる。そして、超音波の印加が停止され
ると、突起部62,63が溶融した合成樹脂が再固化するこ
とによって、突き合わせ突部71〜92の各端面60,61を接
合する溶着が行われる。
上述のように、突起部62,63は、各突き合わせ突部71
〜92が設けられる位置により、超音波を印加したときの
振動の状態が異なることを考慮してその形状が選択され
ているので、各突起部62,63が略均等に溶融する。従っ
て、各突起部62,63を短時間で溶融して各突き合わせ突
部71〜92間の溶着を図ることができるので、超音波印加
装置のホーンが長時間に亘って上ハーフ21の外面に接触
することが防止され、上ハーフ21の表面に施した微小な
凹凸が損傷されて平滑化されるようなことを防止するこ
とができる。
また、超音波の印加時間を短くすることにより、カー
トリッジ本体20に収納された光ディスク4がディスク収
納部27内で激しく振動して表面が擦れたり、ディスク収
納部形成壁25,26が削られて削り粉が発生し、光ディス
ク4の表面に付着するといった不都合が防止される。
さらに、上ハーフ21と下ハーフ22の前面側及び背面側
の各コーナ部において溶着されるので、確実に接合され
る。特に、本実施例にカートリッジ本体20は、誤装着防
止用の切欠き部44,45が設けられた両側部分が溶着され
るので、これら切欠き部44,45に本来係合した記録再生
装置側の誤装着防止部材が係合し、上下ハーフ21,22間
を押し開くような力が加わったとしても、上下ハーフ2
1,22が容易に分離することなく確実に結合状態が維持さ
れる。
上述したように上ハーフ21と下ハーフ22とを超音波溶
着により接合して構成されたカートリッジ本体20には、
図3及び図4に示すように、記録再生用の開口部33,34
を開閉するシャッタ部材8が取り付けられる。このシャ
ッタ部材8は、ディスクカートリッジ1が記録再生装置
に装着されない非使用時に、図3及び図4に示すよう
に、開口部33,34を閉塞し、これら開口部33,34を介して
塵埃等がカートリッジ本体20内に進入して光ディスク4
の表面に付着することを防止し、光ディスク4の保護を
図ることを目的に設けられるものである。
このシャッタ部材8は、薄い金属板をプレス加工して
形成されてなるものであって、図5に示すように、記録
再生用の開口部33,34をそれぞれ閉塞するに足る外形形
状を有する第1のシャッタ部55及び第2のシャッタ部56
と、これら第1のシャッタ部55及び第2のシャッタ部56
の基端部を連結する連結片57とからなり、全体をもって
略コ字状に形成されている。第1のシャッタ部55は、上
ハーフ21側の記録再生用の開口部33を開閉するに足る大
きさを有する前後方向にやや長い矩形に形成されてい
る。また、第2のシャッタ部56は、下ハーフ22側の記録
再生用の開口部34と共に中央開口部30を閉塞するに足る
大きさに形成され、第1のシャッタ部55よりもさらに前
後方向に長い矩形に形成されている。この第2のシャッ
タ部56の先端部は、下ハーフ22の外方側の主面に取り付
けられたシャッタ抑え板58によって支持され、第2のシ
ャッタ部56の下ハーフ22からの浮き上がりを防止してい
る。また、シャッタ部材8の連結片57は、カートリッジ
本体20の前面の厚さに略等しい高さを有するように形成
されている。
シャッタ部材8は、この連結片57の内側面にスライド
部材58が取り付けられ、このスライド部材58を介してカ
ートリッジ本体20に取り付けられる。このスライド部材
58は、図5に示すように、合成樹脂材料によって略々棒
状に成形された部材であって、シャッタ部材8の連結片
57の幅に対して略2倍の長さを有している。スライド部
材58は、両端にカートリッジ本体20への係合部59a,59b
が設けられ、これら係合部59a,59bをカートリッジ本体2
0の前面に構成されたシャッタ部材移動部35内に形成さ
れたスライドガイド溝内に係合されることにより、この
スライドガイド溝に沿って移動する。スライド部材58が
スライドガイド溝に沿って移動することにより、このス
ライド部材58に取り付けられたシャッタ部材8が記録再
生用の開口部33,34を開閉する方向に移動操作される。
シャッタ部材8は、カートリッジ本体20内に配設され
た捩りコイルバネ54によって常時記録再生用の開口部3
3,34を閉塞する方向に付勢されている。捩りコイルバネ
54は、カートリッジ本体20の前面側の一方のコーナ部側
に構成された周側壁2とディスク収納部27によって囲ま
れた領域内に両端部が稍々圧縮されて弾性力が付与され
た状態で配設されてなるものであって、一方のアーム部
の先端をスライド部材58に係合すると共に他方のアーム
部の先端を下ハーフ22に設けた突き合わせ突起部72に係
合されてカートリッジ本体20内に配設されている。
カートリッジ本体20を構成する上ハーフ21と下ハーフ
22の外方側の主面には、図3及び図4に示すように、シ
ャッタ部材8の第1のシャッタ部55と第2のシャッタ部
56とが移動する記録再生用の開口部33及び記録再生用開
口部34の周縁から一側に亘る領域からカートリッジ本体
20の前面側の領域に亘って、これら第1のシャッタ部55
と第2のシャッタ部56の板厚とほぼ等しい深さのシャッ
タスライド用の凹状部64,65がそれぞれ設けられてい
る。これら凹状部64,65は、シャッタ部材8を、その第
1のシャッタ部55と第2のシャッタ部56とがカートリッ
ジ本体20の外面と面一となって組み付けることを可能と
する。従って、ディスクカートリッジ1は、シャッタ部
材8をカートリッジ本体20に組み付けることによっても
厚み寸法が増大することがない。
ディスクカートリッジ1は、光ディスク4に記録され
た情報信号が誤って消去されることを防止する誤記録防
止機構が備えられている。この誤記録防止機構は、図5
に示すように、下ハーフ22の捩りコイルバネ54が配設さ
れた前面側の一方のコーナ部側に対応する背面側の一方
のコーナ部に位置して配設された誤記録防止部材66と、
上ハーフ21に設けられた誤記録検出穴67とから構成され
ている。
誤記録防止部材66は、下ハーフ22に設けたガイド穴68
に沿って移動動作されると共に、上ハーフ21と下ハーフ
22の背面側の立上り周壁23及び立上り周壁24の一部を切
り欠いて形成された操作開口部69に操作部が臨んでい
る。誤記録防止部材66は、操作開口部69から操作部を操
作して、誤記録検出穴67を閉塞する第1の位置と、この
誤記録検出穴67を開放する第2の位置とに切り換え操作
される。そして、誤記録防止部材66は、誤記録検出穴67
を閉塞する第1の位置に設定された状態においては、記
録再生装置側に備えられる誤記録検出手段の誤記録検出
穴67への進入を阻止して、光ディスク4に対する情報信
号の記録動作を可能な状態とする。また、誤記録防止部
材66は、誤記録検出穴67を開放する第2の位置に設定さ
れた状態においては、記録再生装置側に備えられる誤記
録検出手段の誤記録検出穴67への進入を許容して、光デ
ィスク4に対する情報信号の記録動作を不能な状態とす
る。
上述のように構成されたデイスクカートリッジ1は、
記録再生装置のカートリッジ装着部に挿入されると、記
録再生装置側のシャッタ開放部材によってシャッタ部材
8が記録再生用の開口部33,34をそれぞれ開放する位置
側に移動動作される。このとき、中央開口部30も開放さ
れる。
また、デイスクカートリッジ1は、記録再生装置のカ
ートリッジ装着部に挿入されると、記録再生装置側のデ
ィスクテーブルが中央開口部30から内部へと進入する。
このディスクテーブルには、マグネットが配設されてお
り、中央開口部30からディスクカートリッジ1の内部に
進入した状態において、光ディスク4のハブ10を吸引す
ることによって、光ディスク4をマグネットチャッキン
グする。また、ディスクテーブルは、スピンドルモータ
によって回転駆動されるスピンドル軸に取り付けられて
おり、このスピンドル軸がディスクテーブルにチャッキ
ングされた光ディスク4のハブ10に形成したスピンドル
軸挿通孔12に挿通する。
ディスクカートリッジ1は、シャッタ部材8がスライ
ド動作して開放された下ハーフ22側の記録再生用の開口
部34に記録再生装置側の光ピックアップ装置が対応位置
すると共に上ハーフ21側の記録再生用の開口部33に外部
磁界発生装置が対応位置される。ディスクカートリッジ
1は、記録再生装置側で記録操作あるいは再生操作が行
われることによって、スピンドルモータが起動されてス
ピンドル軸が駆動されると、光ディスク4が高速で回転
駆動される。
光ピックアップ装置は、回転駆動される光ディスク4
の情報信号記録部にレーザ光を照射して、周知の再生プ
ロセスによってこの情報信号記録部に記録された情報信
号の再生処理を行う。また、外部磁界発生装置は、光ピ
ックアップ装置から出射されたレーザ光が光ディスク4
の情報信号記録部に照射された状態で、周知の記録プロ
セスによってこの情報信号記録部に所望の情報信号の記
録処理を行う。
また、上述したディスクカートリッジ1は、情報信号
の記録再生を可能となす光ディスク4を収納している
が、再生専用の光ディスクを収納したものであってもよ
い。再生専用の光ディスクを収納したディスクカートリ
ッジ1にあっては、上ハーフ21側に設けられる記録再生
用に開口部は不用となり、閉塞された状態となされる。
また、カートリッジ本体20に収納される記録媒体は、
光ディスクに限定されるものではなく、磁気ディスク等
の情報信号が記録される円盤状記録媒体であればいずれ
のものであってもよい。
次に、本発明に係るディスクカートリッジ2の他の実
施を、図14、図15及び図16を参照して説明する。このデ
ィスクカートリッジ2は、主要部の構成を前記ディスク
カートリッジ1と共通にするので、共通部分には共通の
符号を付して詳細な説明を省略し、相違する部分のみを
挙げて説明する。
このディスクカートリッジ2は、図14に示すように、
下ハーフ22側に設けられる突き合わせ突部72,74,76,78,
80,82,84,86,88,90及び92の構成を異にするものであ
る。すなわち、突き合わせ突部72,74,76,78,80,82,84,8
6,88,90及び92の端面61に形成される溶着用の突起部93
の構成を異にするものである。これら突き合わせ突部中
の1つを図15及び図16を参照してさらに具体的に説明す
ると、この突き合わせ突部72の端面61には、端面61の略
半周に亘る長さを有して互いに相対向して形成された第
1の弧状突起部93a及び第2の弧状突起部93bとからなる
不連続な環状をなす溶着用の突起部93が設けられてい
る。
この突起部93を構成する第1及び第2の弧状突起部93
a,93bは、図16に示すように、端面61側を底辺とし先端
縁を頂点とした断面が略三角形状とされた小突起として
形成されている。
上述したディスクカートリッジ2によれば、下ハーフ
22に設けられる突き合わせ突部72,74,76,78,80,82,84,8
6,88,90及び92の端面61に、短時間で溶融して接合固定
が行われると共に強固な接合固定が行われる不連続な環
状をなす溶着用の突起部93が形成されたことによって、
全体として超音波溶着加工時間の短縮化及び電力の削減
が図られる。
さらに、下ハーフ22側に設けられる突き合わせ突部7
2,74,76,78,80,82,84,86,88,90及び92は、配設される位
置に応じて種々の組合せが採用される。
本実施例のディスクカートリッジ3では、下ハーフ22
の背面側の両側の各コーナ部側に構成された立上り周壁
23,24とディスク収納部形成壁25,26によって囲まれた領
域内に配設される突き合わせ突部82,84,86及び88,90,92
中、各コーナ部に近接した位置に設けられた突き合わせ
突部82及び90の端面61に形成される溶着用の突起部94
を、図17、図18及び図19に示すように、形成したもので
ある。この溶着用の突起部94は、第1の弧状突起部93a
及び第2の弧状突起部93bを相対向して形成し、不連続
な環状に形成されたものである。この突起部94において
も、図18に示すように、端面61側を底辺とし先端縁を頂
点とした断面が略三角形状とされた先端先細り状の小突
起として形成されている。
また、背面側の立上り周壁23,24とディスク収納部形
成壁25,26が互いに近接する位置に設けられる突き合わ
せ突部84及び88の端面61に形成される溶着用の突起部95
を、図20及び図21に示すように、端面61の略半周に亘る
長さを有する弧状に形成したものである。この突起部95
も、端面61側を底辺とし先端縁を頂点とした断面が略三
角形状とされた先端先細り状に形成されてなる。
本発明に係るディスクカートリッジ1においては、さ
らに、カートリッジ本体20の厚さ方向の中央部に位置し
て、カートリッジ本体20の厚さより薄肉の薄肉部43を構
成する上下ハーフ21,22の連結片41,42間に溶着部を設け
るようにしてもよい。
すなわち、上下ハーフ21,22の連結片41,42間に互いに
突き合わせられて溶着される溶着用の突起部95を設けな
るものである。連結片41,42間を溶着する溶着部は、例
えば図22に示すように、下ハーフ22側の連結片41の両側
に小径の溶着用の突起部96を設け、これら突起部96を溶
着することによって形成される。
また、連結片41,42間を溶着する溶着部は、図23に示
すように、下ハーフ22側の連結片42の中央部に突条部97
を設け、この突条部97を溶着することによって形成され
る。
さらに、連結片41,42間を溶着する溶着部は、図24に
示すように、突条部97に加えて、下ハーフ22側の連結片
42の両側に一対ずつの突条部98,99を設け、これら突条
部97,98及び99を溶着することによって形成される。
このように、薄肉部43を構成する上下ハーフ21,22の
連結片41,42に溶着部を設けて溶着することにより、連
結片41,42間に分離が規制され、薄肉部43の十分な強度
を保証することができる。
産業上の利用可能性 上述したように本発明に係るディスクカートリッジ
は、強固に接合する必要がある個所を確実に溶着部によ
って溶着してなるので、円盤状記録媒体を収納するカー
トリッジ本体の強度を十分に維持でき、信頼性の高いも
のとすることができる。
また、カートリッジ本体を構成する上下ハーフを接合
させる溶着部を構成する突き合わせ突部の構成を、溶着
位置に応じて適宜偏光してなるので、短時間の超音波の
印加により確実に上下ハーフを結合してカートリッジ本
体を構成することができる。また、各溶着部が確実に溶
着されるので、カートリッジ本体の強度が十分に保証さ
れ、カートリッジ本体に収納した円盤状記録媒体の十分
な保護が達成される。さらに、超音波の印加時間を短く
することができるので、カートリッジ本体を損傷させ、
さらにはカートリッジ本体に収納した円盤状記録媒体の
損傷を防止することができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−14482(JP,A) 特開 平6−309838(JP,A) 実開 昭63−99373(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号が記録される円盤状記録媒体と、 周縁に互いに突き合わせられて周側壁を構成する立ち上
    がり周壁が形成されると共に、相対向する内面に互いに
    突き合わせられて上記円盤状記録媒体が収納される記録
    媒体収納部を構成する収納部形成壁とが形成された上下
    一対のハーフを突き合わせ結合して形成した矩形状をな
    すカートリッジ本体と、 上記カートリッジ本体の左右方向の中央部に位置し、上
    記カートリッジ本体の中央部近傍から前面側に亘って上
    記カートリッジ本体の上下面に形成され、上記円盤状記
    録媒体の信号記録領域の一部を外方に臨ませる記録再生
    用の開口部と、 上記開口部をそれぞれ開閉するシャッタ部を備え上記カ
    ートリッジ本体の前面に沿って移動可能に上記カートリ
    ッジ本体に取り付けられたシャッタ部材と、 上記カートリッジ本体の両側に前面側から背面側の中途
    部に向かって下ハーフ側に形成された誤装着防止用の切
    欠き部と、 上記上ハーフと上記下ハーフの相対向する各面に、上記
    上ハーフと上記下ハーフとを突き合わせ溶着する対をな
    す溶着部が複数対設けられているディスクカートリッジ
    であって、 上記上下ハーフにそれぞれ形成された対をなす各溶着部
    は、上記上下ハーフのいずれか一方に形成された突き合
    わせ突部と、いずれか他方に形成された突き合わせ突部
    とからなり、上記上ハーフ又は上記下ハーフのいずれか
    一方に形成された突き合わせ突部の突合せ面側の円形を
    なす端面に、少なくとも円弧状の一部として形成された
    溶着用の突起部が設けられ、他方に形成された突き合わ
    せ突部の突き合わせ面側の円形を端面を平坦な面に形成
    され、 上記溶着用の突起部が設けられた突き合わせ突部は、上
    記突起部が上記立上がり周壁側に位置して上記上下ハー
    フのいずれか一方に形成されたことを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  2. 【請求項2】上記上下ハーフの一方に形成された複数の
    突き合わせ突部は、上記突き合わせ面側の円形をなす端
    面に、少なくとも円弧状の一部として形成された溶着用
    の突起部が設けられた突き合わせ突部と、上記突き合わ
    せ面側の円形の端面の全周に亘って溶着用の突起部が設
    けられ突き合わせ突部とからなる請求の範囲第1項記載
    のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】上記上ハーフ又は上記下ハーフのいずれか
    一方に形成された突き合わせ突部の突合せ面側の円形を
    なす端面に、円弧状の一部として形成された複数の溶着
    用の突起部が環状に連なって形成されたことを特徴とす
    る請求の範囲第1項記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】上記上下ハーフの一方に形成された複数の
    突き合わせ突部は、上記突き合わせ面側の円形をなす端
    面に、少なくとも円弧状の一部として形成された溶着用
    の突起部が設けられた突き合わせ突部と、上記突き合わ
    せ面側の円形をなす端面に、円弧状の一部として形成さ
    れた複数の溶着用の突起部が環状に連なって形成された
    突き合わせ突部とかなる請求の範囲第1項記載のディス
    クカートリッジ。
  5. 【請求項5】上記突き合わせ面側の円形をなす端面に、
    少なくとも円弧状の一部として形成された溶着用の突起
    部が設けられた突き合わせ突部は、上記突起部が上記立
    上がり周壁側に位置して上記一方のハーフに形成された
    ことを特徴とする請求の範囲第4項記載のディスクカー
    トリッジ。
  6. 【請求項6】上記カートリッジ本体の上記切欠き部が形
    成された両側に位置して、上記上ハーフと上記下ハーフ
    とを突き合わせ溶着する対をなす溶着部が設けられたこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項記載のディスクカート
    リッジ。
  7. 【請求項7】上記シャッタ部材が上記開口部を開閉する
    移動範囲に亘って上記カートリッジ本体の前面側に形成
    されたシャッタ部材移動部の両側に突出部が形成され、
    さらに上記各突出部の領域内に上記上ハーフと上記下ハ
    ーフとを突き合わせ溶着する対をなす溶着部が設けられ
    たことを特徴とする請求の範囲第1項記載のディスクカ
    ートリッジ。
  8. 【請求項8】上記カートリッジ本体の前面側の一方のコ
    ーナ部側の上記周側壁と上記記録媒体収納部を構成する
    収納部形成壁とに囲まれた領域内に、上記シャッタ部材
    を上記開口部を閉塞する方向に付勢する付勢手段を配設
    し、さらに上記カートリッジ本体の前面側の他方のコー
    ナ部側の上記周側壁と上記記録媒体収納部を構成する収
    納部形成壁とに囲まれた領域内に、上記上ハーフと上記
    下ハーフとを突き合わせ溶着する対をなす溶着部が設け
    られたことを特徴とする請求の範囲第1項記載のディス
    クカートリッジ。
  9. 【請求項9】上記カートリッジ本体の前面側の他方のコ
    ーナ部側の上記周側壁と上記記録媒体収納部を構成する
    収納部形成壁とに囲まれた領域内に設けられる上記上ハ
    ーフと上記下ハーフとを突き合わせ溶着する対をなす溶
    着部は、上記上下ハーフの一方に形成された突き合わせ
    突部と、他方に形成された突き合わせ突部とからなり、 上記上ハーフ又は上記下ハーフのいずれか一方に形成さ
    れた突き合わせ突部の突合せ面側の円形をなす端面に、
    円弧状の一部として形成された複数の溶着用の突起部が
    環状に連なって形成され、他方に形成された突き合わせ
    突部の突き合わせ面側の円形をなす端面を平坦な面に形
    成したことを特徴とする請求の範囲第8項記載のディス
    クカートリッジ。
  10. 【請求項10】上記カートリッジ本体の前面側の他方の
    コーナ部側の上記周側壁と上記記録媒体収納部を構成す
    る収納部形成壁とに囲まれた領域内には、さらに上記収
    納部形成壁側より上記周側壁に近接した位置に上記上下
    ハーフを突き合わせ溶着させる溶着部が設けられたこと
    を特徴とする請求の範囲第8項記載のディスクカートリ
    ッジ。
  11. 【請求項11】上記カートリッジ本体に形成された上記
    開口部の前面側であって、上記カートリッジ本体の厚さ
    方向の略中央部に位置して、上記上下ハーフが突き合わ
    せて形成される上記カートリッジ本体の厚さより薄肉の
    薄肉部が設けられ、上記薄肉部内に上記上下ハーフを突
    き合わせ溶着させる溶着部が設けられたことを特徴とす
    る請求の範囲第1項記載のディスクカートリッジ。
  12. 【請求項12】上記カートリッジ本体の上記シャッタ部
    材が移動する前面側と対向する背面側の一方のコーナ部
    に、上記上下ハーフの上記シャッタ部材の移動方向と平
    行な方向の突き合わせ位置を位置決めする位置決め手段
    が設けられると共に、上記背面側の他方のコーナ部に上
    記上下ハーフの上記シャッタ部材の移動方向と直交する
    方向の突き合わせ位置を位置決めする位置決め手段が設
    けられ、 上記各位置決め手段の近傍に、上記上ハーフと上記下ハ
    ーフとを突き合わせ溶着する対をなす溶着部が設けられ
    ていることを特徴とする請求の範囲第1項記載のディス
    クカートリッジ。
  13. 【請求項13】上記各位置決め手段の近傍に設けられる
    上記上ハーフと上記下ハーフとを突き合わせ溶着する対
    をなす溶着部は、上記上下ハーフの一方に形成された突
    き合わせ突部と、他方に形成された突き合わせ突部とか
    らなり、 上記上ハーフ又は上記下ハーフのいずれか一方に形成さ
    れた突き合わせ突部の突合せ面側の円形をなす端面に、
    円弧状の一部として形成された複数の溶着用の突起部が
    環状に連なって形成され、他方に形成された突き合わせ
    突部の突き合わせ面側の円形をなす端面を平坦な面に形
    成したことを特徴とする請求の範囲第12項記載のディス
    クカートリッジ。
  14. 【請求項14】上記上下ハーフの上記シャッタ部材の移
    動方向と平行な方向の突き合わせ位置を位置決めする位
    置決め手段は、上記上下ハーフに設けられた相対嵌合す
    る一対の円筒体とからなり、上記上下ハーフの上記シャ
    ッタ部材の移動方向と直交する方向の突き合わせ位置を
    位置決めする位置決め手段は、上記シャッタ部材の移動
    方向と平行な相対向する面を有する長円形をなす筒状部
    とこの筒状部の相対向する面間に嵌合する一対の平行突
    起とからなることを特徴とする請求の範囲第12項記載の
    ディスクカートリッジ。
  15. 【請求項15】上記下ハーフ側に設けられる円筒体及び
    筒状部には、記録及び/又は再生装置側の位置決めピン
    が係合する位置決め孔が形成されたことを特徴とする請
    求の範囲第14項記載のディスクカートリッジ。
  16. 【請求項16】上記円盤状記録媒体は、直径を3.5イン
    チとなす光ディスクであることを特徴とする請求の範囲
    第1項記載のディスクカートリッジ。
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