JPH11149739A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH11149739A JPH11149739A JP9314085A JP31408597A JPH11149739A JP H11149739 A JPH11149739 A JP H11149739A JP 9314085 A JP9314085 A JP 9314085A JP 31408597 A JP31408597 A JP 31408597A JP H11149739 A JPH11149739 A JP H11149739A
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- disk
- cartridge
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- recording medium
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0313—Container cases
- G11B23/0316—Constructional details, e.g. shape
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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- G11B23/03—Containers for flat record carriers
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータを高速で回転させる場合であっても、
塵埃の発生を確実に防止して、記録再生動作の信頼性を
向上させると共に、記録容量の増加及び転送レートの向
上を実現するディスクカートリッジを提供する。 【解決手段】 上シェル21に設けられた円形リブ61
に囲まれた領域に収容空間62を設け、記録及び/又は
再生装置に装着された際にモータの回転軸71の先端部
71aが、上シェル21の内面に非接触の状態で、収容
空間62内に収容されるようにしている。
塵埃の発生を確実に防止して、記録再生動作の信頼性を
向上させると共に、記録容量の増加及び転送レートの向
上を実現するディスクカートリッジを提供する。 【解決手段】 上シェル21に設けられた円形リブ61
に囲まれた領域に収容空間62を設け、記録及び/又は
再生装置に装着された際にモータの回転軸71の先端部
71aが、上シェル21の内面に非接触の状態で、収容
空間62内に収容されるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク等の
ディスク状記録媒体が収納されたディスクカートリッジ
に関する。
ディスク状記録媒体が収納されたディスクカートリッジ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、磁気ディスク
等のディスク状記録媒体101が収納されたディスクカ
ートリッジ100は、一対の上シェル102と下シェル
103とを組み合わせてカートリッジ本体104が構成
されている。このカートリッジ本体104には、内部に
形成されたディスク収納部にディスク状記録媒体101
が回転自在に収納されている。
等のディスク状記録媒体101が収納されたディスクカ
ートリッジ100は、一対の上シェル102と下シェル
103とを組み合わせてカートリッジ本体104が構成
されている。このカートリッジ本体104には、内部に
形成されたディスク収納部にディスク状記録媒体101
が回転自在に収納されている。
【0003】このカートリッジ本体104には、ディス
ク収納部に収納されたディスク状記録媒体101の信号
記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませて記録及
び/又は再生装置側の磁気ヘッドが進入される図示しな
い記録再生用開口部が互いに対向してそれぞれ設けられ
ている。この記録再生用開口部には、図示しないシャッ
タ部材が開閉自在に組み付けられている。
ク収納部に収納されたディスク状記録媒体101の信号
記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませて記録及
び/又は再生装置側の磁気ヘッドが進入される図示しな
い記録再生用開口部が互いに対向してそれぞれ設けられ
ている。この記録再生用開口部には、図示しないシャッ
タ部材が開閉自在に組み付けられている。
【0004】また、下シェル103には、ディスク収納
部の中央部に、記録及び/又は再生装置側のターンテー
ブル200が進入するテーブル進入用開口部105が設
けられている。このテーブル進入用開口部105は、カ
ートリッジ本体104に収納されたディスク状記録媒体
101の中心部に取り付けられた金属製のセンターハブ
106を下シェル103から外方に臨ませている。ディ
スク状記録媒体101は、ディスクカートリッジ100
が記録及び/又は再生装置に装着されたときに、テーブ
ル進入用開口部105からカートリッジ本体104内に
進入するターンテーブル200のチャッキングマグネッ
ト201にセンターハブ106が吸着されることによ
り、ターンテーブル200にチャッキングされ、ターン
テーブル200の回転に伴って回転する。
部の中央部に、記録及び/又は再生装置側のターンテー
ブル200が進入するテーブル進入用開口部105が設
けられている。このテーブル進入用開口部105は、カ
ートリッジ本体104に収納されたディスク状記録媒体
101の中心部に取り付けられた金属製のセンターハブ
106を下シェル103から外方に臨ませている。ディ
スク状記録媒体101は、ディスクカートリッジ100
が記録及び/又は再生装置に装着されたときに、テーブ
ル進入用開口部105からカートリッジ本体104内に
進入するターンテーブル200のチャッキングマグネッ
ト201にセンターハブ106が吸着されることによ
り、ターンテーブル200にチャッキングされ、ターン
テーブル200の回転に伴って回転する。
【0005】さらに、上シェル102には、ディスク収
納部の中央部に、カートリッジ本体104内におけるデ
ィスク状記録媒体101の遊動を防止するための円形リ
ブ107が形成されている。この円形リブ107は、上
シェル内面102aから下シェル内面103a側に向け
て突設されており、その先端部107aがディスク状記
録媒体101の中心部に取り付けられたセンターハブ1
06に当接することによりセンターハブ106の動きを
規制して、カートリッジ本体104内におけるディスク
状記録媒体101の遊動を規制している。
納部の中央部に、カートリッジ本体104内におけるデ
ィスク状記録媒体101の遊動を防止するための円形リ
ブ107が形成されている。この円形リブ107は、上
シェル内面102aから下シェル内面103a側に向け
て突設されており、その先端部107aがディスク状記
録媒体101の中心部に取り付けられたセンターハブ1
06に当接することによりセンターハブ106の動きを
規制して、カートリッジ本体104内におけるディスク
状記録媒体101の遊動を規制している。
【0006】また、上シェル102は、円形リブ107
により囲まれた部分の厚みt1が他の部分の厚みt2に比
べて大とされている。すなわち、上シェル102の円形
リブ107により囲まれた領域は、下シェル103側に
隆起して形成されている。そして、この円形リブ107
により囲まれた領域の表面は、ディスクカートリッジ1
00が記録及び/又は再生装置に装着されたときに、タ
ーンテーブル200を回転させるモータの回転軸202
の先端部202aを当接させるための当接面とされてい
る。
により囲まれた部分の厚みt1が他の部分の厚みt2に比
べて大とされている。すなわち、上シェル102の円形
リブ107により囲まれた領域は、下シェル103側に
隆起して形成されている。そして、この円形リブ107
により囲まれた領域の表面は、ディスクカートリッジ1
00が記録及び/又は再生装置に装着されたときに、タ
ーンテーブル200を回転させるモータの回転軸202
の先端部202aを当接させるための当接面とされてい
る。
【0007】ディスクカートリッジ100は、このよう
に記録及び/又は再生装置に装着されたときに、上シェ
ル102に形成された当接面にモータの回転軸202の
先端部202aが当接することにより、上シェル102
の高さ位置が規制され、カートリッジ本体104が変形
している場合であってもカートリッジ本体104内のク
リアランスを一定に保って、ディスク状記録媒体101
の面振れ等の不都合を抑制するようになされている。
に記録及び/又は再生装置に装着されたときに、上シェ
ル102に形成された当接面にモータの回転軸202の
先端部202aが当接することにより、上シェル102
の高さ位置が規制され、カートリッジ本体104が変形
している場合であってもカートリッジ本体104内のク
リアランスを一定に保って、ディスク状記録媒体101
の面振れ等の不都合を抑制するようになされている。
【0008】なお、この当接面のモータの回転軸202
の先端部202aが当接される箇所には、例えば高分子
ポリエチレン等の保護材108が貼付されており、この
保護材108によりモータの回転軸202の回転による
上シェル内面102aの削れ等が防止されている。
の先端部202aが当接される箇所には、例えば高分子
ポリエチレン等の保護材108が貼付されており、この
保護材108によりモータの回転軸202の回転による
上シェル内面102aの削れ等が防止されている。
【0009】以上のように構成されるディスクカートリ
ッジ100は、記録及び/又は再生装置に装着される
と、シャッタ部材が移動操作されて記録再生用開口部が
開放される。そして、記録及び/又は再生装置の磁気ヘ
ッドが、記録再生用開口部からカートリッジ本体104
内に進入する。また、記録及び/又は再生装置のターン
テーブル200及びこのターンテーブル200を回転さ
せるモータの回転軸202の先端部202aが、テーブ
ル進入用開口部105からカートリッジ本体104内に
進入する。このとき、モータの回転軸202の先端部2
02aは、上シェル102の当接面に保護材108を介
して当接される。
ッジ100は、記録及び/又は再生装置に装着される
と、シャッタ部材が移動操作されて記録再生用開口部が
開放される。そして、記録及び/又は再生装置の磁気ヘ
ッドが、記録再生用開口部からカートリッジ本体104
内に進入する。また、記録及び/又は再生装置のターン
テーブル200及びこのターンテーブル200を回転さ
せるモータの回転軸202の先端部202aが、テーブ
ル進入用開口部105からカートリッジ本体104内に
進入する。このとき、モータの回転軸202の先端部2
02aは、上シェル102の当接面に保護材108を介
して当接される。
【0010】そして、モータが回転駆動されることによ
り、ターンテーブル200に係合されたセンターハブ1
06とともにディスク状記録媒体101が回転し、この
回転するディスク状記録媒体101に対して、記録再生
手段により情報信号の記録又は再生が行われる。
り、ターンテーブル200に係合されたセンターハブ1
06とともにディスク状記録媒体101が回転し、この
回転するディスク状記録媒体101に対して、記録再生
手段により情報信号の記録又は再生が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のデ
ィスクカートリッジを用いたシステムにおいては、扱わ
れる情報が益々多様化し、巨大化してきている。こうし
た状況に対応すべく、ディスクカートリッジに対して
は、記録容量の増加及び転送レートの向上が望まれてい
る。
ィスクカートリッジを用いたシステムにおいては、扱わ
れる情報が益々多様化し、巨大化してきている。こうし
た状況に対応すべく、ディスクカートリッジに対して
は、記録容量の増加及び転送レートの向上が望まれてい
る。
【0012】このような要求に応えるべく、ディスク状
記録媒体の信号記録トラックの狭トラック化及び線記録
密度の向上を図り単位面積当たりの記録容量を向上させ
ると共に、ディスク状記録媒体の回転数を上げて転送レ
ートの向上を図る技術が提案されている。
記録媒体の信号記録トラックの狭トラック化及び線記録
密度の向上を図り単位面積当たりの記録容量を向上させ
ると共に、ディスク状記録媒体の回転数を上げて転送レ
ートの向上を図る技術が提案されている。
【0013】しかしながら、上述した従来のディスクカ
ートリッジ100においては、ディスク状記録媒体10
1の回転数を上げるべく、モータの回転軸202を高速
で回転させた場合に、モータの回転軸202の先端部2
02aにより、保護材108または上シェル102の当
接面が削られて、微細な塵埃が発生する場合がある。
ートリッジ100においては、ディスク状記録媒体10
1の回転数を上げるべく、モータの回転軸202を高速
で回転させた場合に、モータの回転軸202の先端部2
02aにより、保護材108または上シェル102の当
接面が削られて、微細な塵埃が発生する場合がある。
【0014】このような微細な塵埃がディスク状記録媒
体101の信号記録領域上に付着すると、記録再生時に
エラーが発生する原因となってしまう場合がある。特に
高密度記録化が図られたディスク状記録媒体101にお
いては、付着した塵埃が微細なものであってもエラー発
生の原因となる可能性が高い。
体101の信号記録領域上に付着すると、記録再生時に
エラーが発生する原因となってしまう場合がある。特に
高密度記録化が図られたディスク状記録媒体101にお
いては、付着した塵埃が微細なものであってもエラー発
生の原因となる可能性が高い。
【0015】そこで、本発明は、モータを高速で回転さ
せる場合であっても、塵埃の発生を確実に防止して、記
録再生動作の信頼性を向上させると共に、記録容量の増
加及び転送レートの向上を実現するディスクカートリッ
ジを提供することを目的とする。
せる場合であっても、塵埃の発生を確実に防止して、記
録再生動作の信頼性を向上させると共に、記録容量の増
加及び転送レートの向上を実現するディスクカートリッ
ジを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を達成するための手段】本発明に係るディスクカ
ートリッジは、ディスク状記録媒体と、このディスク状
記録媒体を収容するカートリッジ本体を構成する一対の
上下シェルと、上シェル内面の中央部に形成され、カー
トリッジ本体内における上記ディスク状記録媒体の遊動
を規制する円形突部とを備えている。
ートリッジは、ディスク状記録媒体と、このディスク状
記録媒体を収容するカートリッジ本体を構成する一対の
上下シェルと、上シェル内面の中央部に形成され、カー
トリッジ本体内における上記ディスク状記録媒体の遊動
を規制する円形突部とを備えている。
【0017】そして、このディスクカートリッジは、円
形突部に囲まれた領域に、記録及び/又は再生装置に装
着されたときにディスク状記録媒体を回転させる回転駆
動手段の先端部を上シェル内面に非接触の状態で収容す
る収容空間が設けられていることを特徴としている。
形突部に囲まれた領域に、記録及び/又は再生装置に装
着されたときにディスク状記録媒体を回転させる回転駆
動手段の先端部を上シェル内面に非接触の状態で収容す
る収容空間が設けられていることを特徴としている。
【0018】このディスクカートリッジは、記録及び/
又は再生装置に装着されると記録及び/又は再生装置の
回転駆動手段がカートリッジ本体内に進入するようにな
されている。このとき、回転駆動手段の先端部は、上シ
ェルの内面に非接触の状態で、円形突部に囲まれた領域
に設けられた収容空間に収容される。
又は再生装置に装着されると記録及び/又は再生装置の
回転駆動手段がカートリッジ本体内に進入するようにな
されている。このとき、回転駆動手段の先端部は、上シ
ェルの内面に非接触の状態で、円形突部に囲まれた領域
に設けられた収容空間に収容される。
【0019】このディスクカートリッジは、カートリッ
ジ本体の外形寸法が、記録及び/又は再生装置に装着さ
れたときにディスク状記録媒体を回転させる回転駆動手
段の先端部を上シェル内面に接触させた状態で記録及び
/又は再生がなされるディスクカートリッジの外形寸法
と略同一とされていることが望ましい。
ジ本体の外形寸法が、記録及び/又は再生装置に装着さ
れたときにディスク状記録媒体を回転させる回転駆動手
段の先端部を上シェル内面に接触させた状態で記録及び
/又は再生がなされるディスクカートリッジの外形寸法
と略同一とされていることが望ましい。
【0020】ディスクカートリッジは、このようにカー
トリッジ本体の外形寸法を、記録及び/又は再生装置に
装着されたときにディスク状記録媒体を回転させる回転
駆動手段の先端部を上シェル内面に接触させるディスク
カートリッジの外形寸法と略同一とすることにより、こ
のディスクカートリッジとの互換性を保つことが可能と
なる。
トリッジ本体の外形寸法を、記録及び/又は再生装置に
装着されたときにディスク状記録媒体を回転させる回転
駆動手段の先端部を上シェル内面に接触させるディスク
カートリッジの外形寸法と略同一とすることにより、こ
のディスクカートリッジとの互換性を保つことが可能と
なる。
【0021】また、このディスクカートリッジは、上シ
ェル内面及び下シェル内面のディスク状記録媒体と対向
する領域が平滑な平面とされていることが望ましい。
ェル内面及び下シェル内面のディスク状記録媒体と対向
する領域が平滑な平面とされていることが望ましい。
【0022】ディスクカートリッジは、このように上シ
ェル内面及び下シェル内面のディスク状記録媒体と対向
する領域を平滑な平面とすることにより、ディスク状記
録媒体の回転に伴うカートリッジ本体内における空気の
流れが円滑になり、ディスク状記録媒体の面振れが抑制
される。
ェル内面及び下シェル内面のディスク状記録媒体と対向
する領域を平滑な平面とすることにより、ディスク状記
録媒体の回転に伴うカートリッジ本体内における空気の
流れが円滑になり、ディスク状記録媒体の面振れが抑制
される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0024】ディスクカートリッジ1は、図1に表面側
の斜視図で、図2に裏面側の斜視図で、図3に分解斜視
図でそれぞれ示すように、3.5インチ径の磁気ディス
ク(以下、単にディスク10という。)が、カートリッ
ジ本体20内に回転自在に収容されたものである。
の斜視図で、図2に裏面側の斜視図で、図3に分解斜視
図でそれぞれ示すように、3.5インチ径の磁気ディス
ク(以下、単にディスク10という。)が、カートリッ
ジ本体20内に回転自在に収容されたものである。
【0025】ディスク10は、合成樹脂製のベースフィ
ルムの両主面に磁性層が形成されたものが中心孔10a
を有する円盤状に打ち抜き成形されてなる。そして、こ
の中心孔10aには、センターハブ11が取り付けられ
ている。
ルムの両主面に磁性層が形成されたものが中心孔10a
を有する円盤状に打ち抜き成形されてなる。そして、こ
の中心孔10aには、センターハブ11が取り付けられ
ている。
【0026】センターハブ11は、例えば鉄等の磁性金
属からなり、ディスク10の中心孔10aの孔径とほぼ
同径の嵌合部12と、この嵌合部12の外周部から一体
に張り出し形成されたフランジ部13とを有している。
嵌合部12には、その中央部に、モータの回転軸が挿通
される貫通孔14が設けられており、この貫通孔14の
近傍に、ターンテーブル上に設けられた駆動部材が挿通
される駆動孔15が設けられている。
属からなり、ディスク10の中心孔10aの孔径とほぼ
同径の嵌合部12と、この嵌合部12の外周部から一体
に張り出し形成されたフランジ部13とを有している。
嵌合部12には、その中央部に、モータの回転軸が挿通
される貫通孔14が設けられており、この貫通孔14の
近傍に、ターンテーブル上に設けられた駆動部材が挿通
される駆動孔15が設けられている。
【0027】そして、このセンターハブ11は、嵌合部
12がディスク10の中心孔10aに嵌合され、フラン
ジ部13がディスク10の中心孔10a近傍の内周部に
接着されることにより、ディスク10に取り付けられて
いる。
12がディスク10の中心孔10aに嵌合され、フラン
ジ部13がディスク10の中心孔10a近傍の内周部に
接着されることにより、ディスク10に取り付けられて
いる。
【0028】ディスク10は、後述する従来のディスク
カートリッジのディスクに比べて、トラック幅が狭小化
され、線記録密度が高められることにり、記録密度の向
上が図られている。
カートリッジのディスクに比べて、トラック幅が狭小化
され、線記録密度が高められることにり、記録密度の向
上が図られている。
【0029】カートリッジ本体20は、合成樹脂材料に
より成形された方形略浅皿状の上シェル21と下シェル
22とを突き合わせて結合することよって全体薄箱状に
形成されている。
より成形された方形略浅皿状の上シェル21と下シェル
22とを突き合わせて結合することよって全体薄箱状に
形成されている。
【0030】上シェル21及び下シェル22の外周部に
は、図1及び図2に示すように、互いに突き合わされて
カートリッジ本体20の外周側面を構成するように、前
面側の側面の一部が切り欠かれた外周壁23,24がそ
れぞれ一体に突出形成されている。
は、図1及び図2に示すように、互いに突き合わされて
カートリッジ本体20の外周側面を構成するように、前
面側の側面の一部が切り欠かれた外周壁23,24がそ
れぞれ一体に突出形成されている。
【0031】また、これら上シェル21及び下シェル2
2の相対向する内面には、図4及び図5に示すように、
互いに突き合わされて円形状のディスク収納部25を構
成するディスク収納部形成壁26,27がそれぞれ立設
されている。なお、図4は、上シェル21の内面側を示
す斜視図であり、図5は、下シェル22の内面側を示す
平面図である。
2の相対向する内面には、図4及び図5に示すように、
互いに突き合わされて円形状のディスク収納部25を構
成するディスク収納部形成壁26,27がそれぞれ立設
されている。なお、図4は、上シェル21の内面側を示
す斜視図であり、図5は、下シェル22の内面側を示す
平面図である。
【0032】また、これら上シェル21の内面には、外
周壁23のコーナー部近傍に複数の係合突起28が設け
られており、下シェル22の内面には、上シェル21に
設けられた複数の係合突起28に対応した位置に、この
係合突起28が挿通される複数の挿通孔29が設けられ
ている。また、上シェル21の内面に設けられた各係合
突起28の外周部には、環状の当接部が係合突起28と
一体に形成されており、各係合突起28が各挿通孔29
に挿通されたときに、各当接部の先端部が下シェル22
の内面の各挿通孔29の外周部にそれぞれ当接する。
周壁23のコーナー部近傍に複数の係合突起28が設け
られており、下シェル22の内面には、上シェル21に
設けられた複数の係合突起28に対応した位置に、この
係合突起28が挿通される複数の挿通孔29が設けられ
ている。また、上シェル21の内面に設けられた各係合
突起28の外周部には、環状の当接部が係合突起28と
一体に形成されており、各係合突起28が各挿通孔29
に挿通されたときに、各当接部の先端部が下シェル22
の内面の各挿通孔29の外周部にそれぞれ当接する。
【0033】以上のように構成された上シェル21と下
シェル22とは、各係合突起28が各挿通孔29に挿通
され、各挿通孔29から突出された各係合突起28の先
端部が非振動型の溶着手段により溶融されることによっ
て図示しない係止部が膨出形成されて、この係止部が挿
通孔29の外周部に係止されることにより一体化され
る。
シェル22とは、各係合突起28が各挿通孔29に挿通
され、各挿通孔29から突出された各係合突起28の先
端部が非振動型の溶着手段により溶融されることによっ
て図示しない係止部が膨出形成されて、この係止部が挿
通孔29の外周部に係止されることにより一体化され
る。
【0034】このとき、上シェル21と下シェル22の
各外周壁23,24が突き合わされて、カートリッジ本
体20の外周側面が構成され、各ディスク収納部形成壁
26,27が突き合わされて、ディスク収納部25が構
成される。
各外周壁23,24が突き合わされて、カートリッジ本
体20の外周側面が構成され、各ディスク収納部形成壁
26,27が突き合わされて、ディスク収納部25が構
成される。
【0035】このカートリッジ本体20は、上シェル2
1と下シェル22とが以上のように一体化され、結合の
際に機械的振動が生じないため、上シェル21と下シェ
ル22との削れに起因する塵埃の発生が抑制され、カー
トリッジ本体20に収納されたディスク10に塵埃等が
付着することが確実に防止されている。
1と下シェル22とが以上のように一体化され、結合の
際に機械的振動が生じないため、上シェル21と下シェ
ル22との削れに起因する塵埃の発生が抑制され、カー
トリッジ本体20に収納されたディスク10に塵埃等が
付着することが確実に防止されている。
【0036】下シェル22には、ディスク収納部25の
中央部に位置して、円形状のテーブル進入用開口部30
が開設されている。このテーブル進入用開口部30に
は、記録及び/又は再生装置にディスクカートリッジ1
が装着された際、記録及び/又は再生装置側のターンテ
ーブル及びこのターンテーブルを回転させるモータの回
転軸の先端部が進入する。そして、このテーブル進入用
開口部30は、カートリッジ本体20に収納されたディ
スク10の中心孔に取り付けられたセンターハブ11を
下シェル22から外方に臨ませる。
中央部に位置して、円形状のテーブル進入用開口部30
が開設されている。このテーブル進入用開口部30に
は、記録及び/又は再生装置にディスクカートリッジ1
が装着された際、記録及び/又は再生装置側のターンテ
ーブル及びこのターンテーブルを回転させるモータの回
転軸の先端部が進入する。そして、このテーブル進入用
開口部30は、カートリッジ本体20に収納されたディ
スク10の中心孔に取り付けられたセンターハブ11を
下シェル22から外方に臨ませる。
【0037】また、上シェル21及び下シェル22に
は、ディスク収納部25に収納されたディスク10の少
なくとも信号記録領域の一部を内外周に亘ってカートリ
ッジ本体20の外方に臨ませる記録再生用開口部31,
32が相対向して設けられている。これら記録再生用開
口部31,32は、テーブル進入用開口部30に隣接す
る位置からカートリッジ本体20の前面側に亘って上シ
ェル21及び下シェル22の幅方向の略中央に位置して
矩形状に形成されている。
は、ディスク収納部25に収納されたディスク10の少
なくとも信号記録領域の一部を内外周に亘ってカートリ
ッジ本体20の外方に臨ませる記録再生用開口部31,
32が相対向して設けられている。これら記録再生用開
口部31,32は、テーブル進入用開口部30に隣接す
る位置からカートリッジ本体20の前面側に亘って上シ
ェル21及び下シェル22の幅方向の略中央に位置して
矩形状に形成されている。
【0038】また、カートリッジ本体20には、各記録
再生用開口部31,32を開閉するように略T字状のシ
ャッタ部材33が、図1及び図2中矢印A又はBで示す
方向に移動自在に配設されている。このシャッタ部材3
3は、金属材料によって成形されており、互いに平行に
向き合うシャッタ部34,35と、このシャッタ部3
4,35の移動方向の両側に位置してそれぞれ形成され
てカートリッジ本体20に移動自在に支持される支持部
36,37と、シャッタ部34,35の基端側を連結す
るとともにこれらシャッタ部34,35と支持部36,
37を連結する連結部38とからなる全体を以て断面略
コ字状に形成されている。
再生用開口部31,32を開閉するように略T字状のシ
ャッタ部材33が、図1及び図2中矢印A又はBで示す
方向に移動自在に配設されている。このシャッタ部材3
3は、金属材料によって成形されており、互いに平行に
向き合うシャッタ部34,35と、このシャッタ部3
4,35の移動方向の両側に位置してそれぞれ形成され
てカートリッジ本体20に移動自在に支持される支持部
36,37と、シャッタ部34,35の基端側を連結す
るとともにこれらシャッタ部34,35と支持部36,
37を連結する連結部38とからなる全体を以て断面略
コ字状に形成されている。
【0039】シャッタ部34,35は、記録再生用開口
部31,32よりやや大とされた略矩形状に形成されて
いる。支持部36,37には、下シェル22側の記録再
生用開口部32を開閉するシャッタ部35と同一平面と
される主面の内部の一部が折り返されて、ガイド片3
9,40がそれぞれ形成されており、これらガイド片3
9,40が下シェル22に移動自在にそれぞれ支持され
ている。
部31,32よりやや大とされた略矩形状に形成されて
いる。支持部36,37には、下シェル22側の記録再
生用開口部32を開閉するシャッタ部35と同一平面と
される主面の内部の一部が折り返されて、ガイド片3
9,40がそれぞれ形成されており、これらガイド片3
9,40が下シェル22に移動自在にそれぞれ支持され
ている。
【0040】また、連結部38には、支持部36側に、
内部の一部を折り返してスプリング係止片41が形成さ
れており、このスプリング係止片41に、下シェル22
の前方側の一方コーナー部に配設されたシャッタスプリ
ング42の一端が係止されている。そして、シャッタ部
材33は、シャッタスプリング42の弾性力によって、
図1及び図2中矢印Aで示す方向に移動されて、シャッ
タ部34,35が記録再生用開口部31,32を閉塞す
るように付勢されている。
内部の一部を折り返してスプリング係止片41が形成さ
れており、このスプリング係止片41に、下シェル22
の前方側の一方コーナー部に配設されたシャッタスプリ
ング42の一端が係止されている。そして、シャッタ部
材33は、シャッタスプリング42の弾性力によって、
図1及び図2中矢印Aで示す方向に移動されて、シャッ
タ部34,35が記録再生用開口部31,32を閉塞す
るように付勢されている。
【0041】このように、シャッタ部材33は、ディス
クカートリッジ1の未使用時には、記録再生用開口部3
1,32を閉塞して、記録再生用開口部31,32から
塵埃等がディスク収納部25内に進入して収納されたデ
ィスク10に付着することを防止し、或いはディスク1
0の傷付きを防止する。
クカートリッジ1の未使用時には、記録再生用開口部3
1,32を閉塞して、記録再生用開口部31,32から
塵埃等がディスク収納部25内に進入して収納されたデ
ィスク10に付着することを防止し、或いはディスク1
0の傷付きを防止する。
【0042】また、シャッタ部材33は、ディスクカー
トリッジ1が記録及び/又は再生装置に装填された際、
カートリッジ本体20の前面側に沿って移動動作する記
録及び/又は再生装置側のシャッタ駆動部材が係合され
て、シャッタスプリング42の弾性力に抗してカートリ
ッジ本体20に沿って図1及び図2中矢印B方向に移動
される。これにより、シャッタ部34,35が記録再生
用開口部31,32から離間されて、記録再生用開口部
31,32が開放状態とされる。
トリッジ1が記録及び/又は再生装置に装填された際、
カートリッジ本体20の前面側に沿って移動動作する記
録及び/又は再生装置側のシャッタ駆動部材が係合され
て、シャッタスプリング42の弾性力に抗してカートリ
ッジ本体20に沿って図1及び図2中矢印B方向に移動
される。これにより、シャッタ部34,35が記録再生
用開口部31,32から離間されて、記録再生用開口部
31,32が開放状態とされる。
【0043】また、上シェル21及び下シェル22に
は、記録再生用開口部の周囲に、シャッタ部材33のシ
ャッタ部34,35を案内するガイド凹部43,44が
それぞれ設けられている。また、下シェル22には、シ
ャッタ部材33の移動方向に亘ってガイド溝45,46
が設けられており、これらガイド溝45,46にシャッ
タ部材33のガイド片39,40が移動自在にそれぞれ
挿入されている。
は、記録再生用開口部の周囲に、シャッタ部材33のシ
ャッタ部34,35を案内するガイド凹部43,44が
それぞれ設けられている。また、下シェル22には、シ
ャッタ部材33の移動方向に亘ってガイド溝45,46
が設けられており、これらガイド溝45,46にシャッ
タ部材33のガイド片39,40が移動自在にそれぞれ
挿入されている。
【0044】また、カートリッジ本体20には、ディス
ク10に情報信号が誤って記録されることによって情報
信号が消去されることを防止するための誤消去防止部材
47が、後面側の一方のコーナー部に配設されている。
ク10に情報信号が誤って記録されることによって情報
信号が消去されることを防止するための誤消去防止部材
47が、後面側の一方のコーナー部に配設されている。
【0045】この誤消去防止部材47は、下シェル22
の後面側の一方のコーナー部に設けられた開口部48内
に、ディスク10への情報信号の書き込みを許容する第
1の位置からディスク10への情報信号の書き込みを禁
止する第2の位置に亘って移動可能に取り付けられてい
る。そして、下シェル22の開口部48に対応する上シ
ェル21のコーナー部には、記録及び/又は再生装置の
検出部材が挿入される検出孔49が開口部48に連通し
て設けられており、この検出孔49から挿入された検出
部材により、誤消去防止部材47が第1の位置に位置し
ているか第2の位置に位置しているかが検出され、ディ
スク10に対する情報信号の記録の可否が判断される。
の後面側の一方のコーナー部に設けられた開口部48内
に、ディスク10への情報信号の書き込みを許容する第
1の位置からディスク10への情報信号の書き込みを禁
止する第2の位置に亘って移動可能に取り付けられてい
る。そして、下シェル22の開口部48に対応する上シ
ェル21のコーナー部には、記録及び/又は再生装置の
検出部材が挿入される検出孔49が開口部48に連通し
て設けられており、この検出孔49から挿入された検出
部材により、誤消去防止部材47が第1の位置に位置し
ているか第2の位置に位置しているかが検出され、ディ
スク10に対する情報信号の記録の可否が判断される。
【0046】また、下シェル22には、幅方向の両側面
の近傍に位置して、ディスクカートリッジ1の記録及び
/又は再生装置内における位置決めを行うための、一対
の位置決め孔50,51がそれぞれ形成されている。デ
ィスクカートリッジ1は、記録及び/又は再生装置に装
着された際、位置決め孔50,51に、記録及び/又は
再生装置側の位置決め突起が挿入されることによって、
位置決めが行われる。
の近傍に位置して、ディスクカートリッジ1の記録及び
/又は再生装置内における位置決めを行うための、一対
の位置決め孔50,51がそれぞれ形成されている。デ
ィスクカートリッジ1は、記録及び/又は再生装置に装
着された際、位置決め孔50,51に、記録及び/又は
再生装置側の位置決め突起が挿入されることによって、
位置決めが行われる。
【0047】さらに、上シェル21及び下シェル22に
は、位置決め孔50に隣接する位置に、収納されたディ
スク10の記録容量を識別するための第1の記録容量識
別孔を構成する貫通孔52,53がそれぞれ設けられ、
後面側の他方のコーナー部近傍に位置して、第2の記録
容量識別孔を構成する貫通孔54,55がそれぞれ設け
られている。上シェル21に設けられた貫通孔52,5
4と、下シェル22に設けられた貫通孔53,55と
は、上シェル21と下シェル22とが組み合わされたと
きに、それぞれ対応する貫通孔同士が突き合わされて、
カートリッジ本体20の厚み方向に貫通した第1及び第
2の記録容量識別孔を構成する。
は、位置決め孔50に隣接する位置に、収納されたディ
スク10の記録容量を識別するための第1の記録容量識
別孔を構成する貫通孔52,53がそれぞれ設けられ、
後面側の他方のコーナー部近傍に位置して、第2の記録
容量識別孔を構成する貫通孔54,55がそれぞれ設け
られている。上シェル21に設けられた貫通孔52,5
4と、下シェル22に設けられた貫通孔53,55と
は、上シェル21と下シェル22とが組み合わされたと
きに、それぞれ対応する貫通孔同士が突き合わされて、
カートリッジ本体20の厚み方向に貫通した第1及び第
2の記録容量識別孔を構成する。
【0048】また、上シェル21の表面には、後面側の
両コーナー部近傍に位置して、第1及び第2の記録容量
識別用凹部56,57がそれぞれ凹設されている。さら
に、下シェル22の表面には、第3及び第4の記録容量
識別用凹部58,59がそれぞれ凹設されている。
両コーナー部近傍に位置して、第1及び第2の記録容量
識別用凹部56,57がそれぞれ凹設されている。さら
に、下シェル22の表面には、第3及び第4の記録容量
識別用凹部58,59がそれぞれ凹設されている。
【0049】また、上シェル21には、前面側の一方コ
ーナー部に、記録及び/又は再生装置側に装着された際
にディスクカートリッジ1の仕様を識別するための仕様
識別用切欠き部60が、前面側に開口して切り欠き形成
されている。ディスクカートリッジ1は、記録及び/又
は再生装置側の仕様検出部材が、仕様識別用切欠き部6
0内に挿入することが可能か否かによって仕様が検出さ
れる。
ーナー部に、記録及び/又は再生装置側に装着された際
にディスクカートリッジ1の仕様を識別するための仕様
識別用切欠き部60が、前面側に開口して切り欠き形成
されている。ディスクカートリッジ1は、記録及び/又
は再生装置側の仕様検出部材が、仕様識別用切欠き部6
0内に挿入することが可能か否かによって仕様が検出さ
れる。
【0050】さらに、上シェル21には、内面側の中央
部に位置して、ディスク収納部25に収納されたディス
ク10の遊動を抑制するための円形リブ61が下シェル
22側に向けて立設されている。
部に位置して、ディスク収納部25に収納されたディス
ク10の遊動を抑制するための円形リブ61が下シェル
22側に向けて立設されている。
【0051】この円形リブ61は、ディスク10に取り
付けられたセンターハブ11の嵌合部12よりもやや小
とされる円形に形成されている。そして、この円形リブ
61は、ディスクカートリッジ1の非使用時に、ディス
ク10がカートリッジ本体20内で移動すると、先端部
61aがセンターハブ11の嵌合部12の外周部に当接
する。これによりセンターハブ11の動きが規制され、
カートリッジ本体20内におけるディスク20の遊動が
規制される。
付けられたセンターハブ11の嵌合部12よりもやや小
とされる円形に形成されている。そして、この円形リブ
61は、ディスクカートリッジ1の非使用時に、ディス
ク10がカートリッジ本体20内で移動すると、先端部
61aがセンターハブ11の嵌合部12の外周部に当接
する。これによりセンターハブ11の動きが規制され、
カートリッジ本体20内におけるディスク20の遊動が
規制される。
【0052】ディスクカートリッジ1は、このように上
シェル21に円形リブ61を設け、ディスク収納部25
に収納されたディスク20の遊動を規制するようにして
いるので、例えば運搬時等におけるディスク20の損傷
等が防止される。
シェル21に円形リブ61を設け、ディスク収納部25
に収納されたディスク20の遊動を規制するようにして
いるので、例えば運搬時等におけるディスク20の損傷
等が防止される。
【0053】カートリッジ本体20内の円形リブ61に
より囲まれた領域には、ディスクカートリッジ1が記録
及び/又は再生装置に装着されたときに、下シェル22
に設けられたテーブル進入用開口部30を介してカート
リッジ本体20内に進入する記録及び/又は再生装置側
のモータの回転軸の先端部を、上シェル21の内面に非
接触の状態で収容する収容空間62が設けられている。
より囲まれた領域には、ディスクカートリッジ1が記録
及び/又は再生装置に装着されたときに、下シェル22
に設けられたテーブル進入用開口部30を介してカート
リッジ本体20内に進入する記録及び/又は再生装置側
のモータの回転軸の先端部を、上シェル21の内面に非
接触の状態で収容する収容空間62が設けられている。
【0054】ディスク2を回転させる記録及び/又は再
生装置側のモータの回転軸は、ディスクカートリッジ1
が記録及び/又は再生装置に装着されると、その先端部
が下シェル22に設けられたテーブル進入用開口部30
を介してカートリッジ本体20内に進入し、センターハ
ブ11の貫通孔14に挿通される。このとき、センター
ハブ11の貫通孔14を通って上シェル21側に突出し
たモータの回転軸の先端部は、上シェル21の内面に当
接することなく、収容空間62内に収容される。
生装置側のモータの回転軸は、ディスクカートリッジ1
が記録及び/又は再生装置に装着されると、その先端部
が下シェル22に設けられたテーブル進入用開口部30
を介してカートリッジ本体20内に進入し、センターハ
ブ11の貫通孔14に挿通される。このとき、センター
ハブ11の貫通孔14を通って上シェル21側に突出し
たモータの回転軸の先端部は、上シェル21の内面に当
接することなく、収容空間62内に収容される。
【0055】上シェル21の円形リブ61に囲まれた部
分は、その厚みが、上シェル21の他の部分の厚みと同
一或いは上シェル21の他の部分の厚み以下に設定され
ている。これにより、収容空間62には、センターハブ
11の貫通孔14を通って上シェル21側に突出したモ
ータの回転軸の先端部を上シェル21の内面に当接する
ことなく収容するに足る十分な空間が確保される。
分は、その厚みが、上シェル21の他の部分の厚みと同
一或いは上シェル21の他の部分の厚み以下に設定され
ている。これにより、収容空間62には、センターハブ
11の貫通孔14を通って上シェル21側に突出したモ
ータの回転軸の先端部を上シェル21の内面に当接する
ことなく収容するに足る十分な空間が確保される。
【0056】ディスクカートリッジ1は、以上のよう
に、ディスク10を回転させるモータの回転軸の先端部
を、上シェル21の内面に当接させないようにしている
ので、モータの回転による上シェル21の削れが防止さ
れ、カートリッジ本体20に収納されたディスク10に
塵埃等が付着することが確実に防止される。
に、ディスク10を回転させるモータの回転軸の先端部
を、上シェル21の内面に当接させないようにしている
ので、モータの回転による上シェル21の削れが防止さ
れ、カートリッジ本体20に収納されたディスク10に
塵埃等が付着することが確実に防止される。
【0057】ディスクカートリッジ1は、カートリッジ
本体20内に収納するディスク10の記録密度の向上が
図られているので、微細な塵埃がエラーレートを高める
要因となる場合がある。しかしながら、ディスクカート
リッジ1は、上述したようにカートリッジ本体20内に
収納されたディスク10への塵埃の付着が確実に防止さ
れているので、記録再生における信頼性が高い。
本体20内に収納するディスク10の記録密度の向上が
図られているので、微細な塵埃がエラーレートを高める
要因となる場合がある。しかしながら、ディスクカート
リッジ1は、上述したようにカートリッジ本体20内に
収納されたディスク10への塵埃の付着が確実に防止さ
れているので、記録再生における信頼性が高い。
【0058】上シェル21及び下シェル22は、図4及
び図5に示すように、ディスク収納部25を構成する内
面が平滑な平面とされている。すなわち、上シェル21
及び下シェル22のディスク収納部25を構成する内面
には、突部や凹部が形成されていない。
び図5に示すように、ディスク収納部25を構成する内
面が平滑な平面とされている。すなわち、上シェル21
及び下シェル22のディスク収納部25を構成する内面
には、突部や凹部が形成されていない。
【0059】そして、このディスク収納部25を構成す
る上シェル21の内面及び下シェル22の内面に、それ
ぞれ上ライナーシート63と下ライナーシート64とが
配設されている。
る上シェル21の内面及び下シェル22の内面に、それ
ぞれ上ライナーシート63と下ライナーシート64とが
配設されている。
【0060】これら上ライナーシート63及び下ライナ
ーシート64は、例えば不織布からなる保護層と高分子
材料からなるラミネート層とが積層されてなり、ディス
ク10とそれぞれほぼ同径であって、中心部にディスク
10の中心孔10aの孔径より大径とされた中心孔を有
し、一部が記録再生用開口部31,32に対応した幅で
切り欠かれた略C字状に形成されている。そして、これ
ら上ライナーシート63及び下ライナーシート64は、
熱圧着によりラミネート層を溶融することにより、それ
ぞれ上シェル21及び下シェル22のディスク収納部2
5を構成する内面に接着される。
ーシート64は、例えば不織布からなる保護層と高分子
材料からなるラミネート層とが積層されてなり、ディス
ク10とそれぞれほぼ同径であって、中心部にディスク
10の中心孔10aの孔径より大径とされた中心孔を有
し、一部が記録再生用開口部31,32に対応した幅で
切り欠かれた略C字状に形成されている。そして、これ
ら上ライナーシート63及び下ライナーシート64は、
熱圧着によりラミネート層を溶融することにより、それ
ぞれ上シェル21及び下シェル22のディスク収納部2
5を構成する内面に接着される。
【0061】ディスクカートリッジ1は、以上のよう
に、ディスク収納部25を構成する上シェル21の内面
及び下シェル22の内面に、それぞれ上ライナーシート
63と下ライナーシート64とを配設することにより、
ディスク10の保護が図られている。また、ディスクカ
ートリッジ1は、カートリッジ本体20内に塵埃が発生
した場合に、この塵埃を上ライナーシート63と下ライ
ナーシート64に付着させ、ディスク10に付着しない
ようになされている。
に、ディスク収納部25を構成する上シェル21の内面
及び下シェル22の内面に、それぞれ上ライナーシート
63と下ライナーシート64とを配設することにより、
ディスク10の保護が図られている。また、ディスクカ
ートリッジ1は、カートリッジ本体20内に塵埃が発生
した場合に、この塵埃を上ライナーシート63と下ライ
ナーシート64に付着させ、ディスク10に付着しない
ようになされている。
【0062】また、ディスクカートリッジ1は、ディス
ク収納部25を構成する上シェル21及び下シェル22
の内面を平滑な平面とすることにより、ディスク10の
回転に伴うカートリッジ本体20内における空気の流れ
を円滑にし、ディスク10の面振れ等を抑制するように
なされている。
ク収納部25を構成する上シェル21及び下シェル22
の内面を平滑な平面とすることにより、ディスク10の
回転に伴うカートリッジ本体20内における空気の流れ
を円滑にし、ディスク10の面振れ等を抑制するように
なされている。
【0063】以上のように構成されるカートリッジ本体
20は、図1中Lで示す記録及び/又は再生装置への挿
入方向の長さと、図1中Wで示す記録及び/又は再生装
置への挿入方向と直交する方向の長さと、図1中Hで示
す厚みとが、それぞれISO9529に準拠した3.5
インチマイクロフレキシブルディスクカートリッジ(以
下、3.5インチMFDという。)の寸法と略同一とさ
れている。なお、本明細書においては、記録及び/又は
再生装置への挿入方向の長さLと、記録及び/又は再生
装置への挿入方向と直交する方向の長さWと、厚みHと
を総称して外形寸法という。
20は、図1中Lで示す記録及び/又は再生装置への挿
入方向の長さと、図1中Wで示す記録及び/又は再生装
置への挿入方向と直交する方向の長さと、図1中Hで示
す厚みとが、それぞれISO9529に準拠した3.5
インチマイクロフレキシブルディスクカートリッジ(以
下、3.5インチMFDという。)の寸法と略同一とさ
れている。なお、本明細書においては、記録及び/又は
再生装置への挿入方向の長さLと、記録及び/又は再生
装置への挿入方向と直交する方向の長さWと、厚みHと
を総称して外形寸法という。
【0064】ディスクカートリッジ1は、その外形寸法
を、3.5インチMFDの外形寸法と略同一に設定する
ことにより、3.5インチMFDとの互換性が保てるよ
うになされている。すなわち、ディスクカートリッジ1
に対応した記録及び/又は再生装置は、外形寸法がディ
スクカートリッジ1と同一のディスクカートリッジに対
しては、カートリッジ装填部に装着することが可能とさ
れている。また、この記録及び/又は再生装置は、記録
及び/又は再生用のヘッド装置が、ディスクカートリッ
ジ1に対応したヘッド部と3.5インチMFDに対応し
たヘッド部とを備え、ディスクを回転させるモータが回
転数の切り換えが可能とされている。そして、この記録
及び/又は再生装置は、装着されたディスクカートリッ
ジの種別を検出する複数の検出部材が、例えば上述した
ディスクカートリッジ1の第1及び第2の記録容量識別
孔や、第1乃至第4の記録容量識別用凹部56,57,
58,59、仕様識別用切欠き部60等に挿通されるか
否かによって、装着されたディスクの種別を判断し、ヘ
ッド装置及びモータの切り換えを行うようになされてい
る。
を、3.5インチMFDの外形寸法と略同一に設定する
ことにより、3.5インチMFDとの互換性が保てるよ
うになされている。すなわち、ディスクカートリッジ1
に対応した記録及び/又は再生装置は、外形寸法がディ
スクカートリッジ1と同一のディスクカートリッジに対
しては、カートリッジ装填部に装着することが可能とさ
れている。また、この記録及び/又は再生装置は、記録
及び/又は再生用のヘッド装置が、ディスクカートリッ
ジ1に対応したヘッド部と3.5インチMFDに対応し
たヘッド部とを備え、ディスクを回転させるモータが回
転数の切り換えが可能とされている。そして、この記録
及び/又は再生装置は、装着されたディスクカートリッ
ジの種別を検出する複数の検出部材が、例えば上述した
ディスクカートリッジ1の第1及び第2の記録容量識別
孔や、第1乃至第4の記録容量識別用凹部56,57,
58,59、仕様識別用切欠き部60等に挿通されるか
否かによって、装着されたディスクの種別を判断し、ヘ
ッド装置及びモータの切り換えを行うようになされてい
る。
【0065】記録及び/又は再生装置を以上のように構
成し、ディスクカートリッジ1の外形寸法を、3.5イ
ンチMFDの外形寸法と略同一に設定することにより、
ディスクカートリッジ1は、広く普及している3.5イ
ンチMFDとの互換性が保たれることになる。
成し、ディスクカートリッジ1の外形寸法を、3.5イ
ンチMFDの外形寸法と略同一に設定することにより、
ディスクカートリッジ1は、広く普及している3.5イ
ンチMFDとの互換性が保たれることになる。
【0066】ここで、以上のように構成されたディスク
カートリッジ1に対して記録再生を行う動作について説
明する。
カートリッジ1に対して記録再生を行う動作について説
明する。
【0067】ディスクカートリッジ1は、記録及び/又
は再生装置の挿入用開口部から記録及び/又は再生装置
内に挿入されると、記録及び/又は再生装置のカートリ
ッジ装着機構により、縦方向、横方向及び高さ方向の位
置決めがなされ、記録及び/又は再生装置のカートリッ
ジ装填部に装着される。
は再生装置の挿入用開口部から記録及び/又は再生装置
内に挿入されると、記録及び/又は再生装置のカートリ
ッジ装着機構により、縦方向、横方向及び高さ方向の位
置決めがなされ、記録及び/又は再生装置のカートリッ
ジ装填部に装着される。
【0068】これと同時に、記録及び/又は再生装置の
シャッタ駆動部材によりシャッタ部材33が、図1及び
図2中B方向に移動操作され、記録再生用開口部31,
32が開放される。
シャッタ駆動部材によりシャッタ部材33が、図1及び
図2中B方向に移動操作され、記録再生用開口部31,
32が開放される。
【0069】また、カートリッジ装填部に装着されたデ
ィスクカートリッジ1のカートリッジ本体20内には、
図6に示すように、下シェル22に設けられたテーブル
進入用開口部30を介して、ターンテーブル70及びこ
のターンテーブル70を回転させるモータの回転軸71
の先端側が進入する。そして、ターンテーブル70のチ
ャッキングマグネット72にセンターハブ11が吸着さ
れる。また、センターハブ11の貫通孔14にモータの
回転軸の先端部71aが挿通されるとともに、センター
ハブ11の駆動孔15にターンテーブル70に設けられ
た駆動部材73が挿通される。これにより、ターンテー
ブル70上におけるディスク10の位置決めが図られ
る。
ィスクカートリッジ1のカートリッジ本体20内には、
図6に示すように、下シェル22に設けられたテーブル
進入用開口部30を介して、ターンテーブル70及びこ
のターンテーブル70を回転させるモータの回転軸71
の先端側が進入する。そして、ターンテーブル70のチ
ャッキングマグネット72にセンターハブ11が吸着さ
れる。また、センターハブ11の貫通孔14にモータの
回転軸の先端部71aが挿通されるとともに、センター
ハブ11の駆動孔15にターンテーブル70に設けられ
た駆動部材73が挿通される。これにより、ターンテー
ブル70上におけるディスク10の位置決めが図られ
る。
【0070】このようにセンターハブ11がターンテー
ブル70上に吸着された状態で、モータが回転駆動さ
れ、ディスク10がカートリッジ本体20内において、
300rpmよりも大きな回転数、例えば3600rp
mの回転数で回転する。ディスク10は、このように回
転数が高められることにより、信号転送レートの向上が
図られる。また、ディスク10は、回転数が高められる
ことにより、記録及び/又は再生装置のヘッド装置との
相対速度が高められ、300rpmの回転数で回転する
上述した3.5インチMFDのディスクと比較して、記
録密度の向上が実現されている。
ブル70上に吸着された状態で、モータが回転駆動さ
れ、ディスク10がカートリッジ本体20内において、
300rpmよりも大きな回転数、例えば3600rp
mの回転数で回転する。ディスク10は、このように回
転数が高められることにより、信号転送レートの向上が
図られる。また、ディスク10は、回転数が高められる
ことにより、記録及び/又は再生装置のヘッド装置との
相対速度が高められ、300rpmの回転数で回転する
上述した3.5インチMFDのディスクと比較して、記
録密度の向上が実現されている。
【0071】センターハブ11の貫通孔14に挿通され
たモータの回転軸71は、先端部71aがセンターハブ
11から上シェル21側に突出した状態とされる。そし
て、このモータの回転軸71の先端部71aは、上シェ
ル21の内面に当接することなく、上シェル21の円形
リブ61に囲まれた領域に形成される収容空間62内に
収容される。
たモータの回転軸71は、先端部71aがセンターハブ
11から上シェル21側に突出した状態とされる。そし
て、このモータの回転軸71の先端部71aは、上シェ
ル21の内面に当接することなく、上シェル21の円形
リブ61に囲まれた領域に形成される収容空間62内に
収容される。
【0072】このディスクカートリッジ1は、記録再生
を行う際に、モータの回転軸71の先端部71aが、上
シェル21の内面に当接することなく、収容空間62内
に収容されるようになされているので、ディスク10の
回転数を高めるべくモータを高速で回転させるようにし
ても、上シェル21の内面が削れて塵埃が発生するとい
った不都合が生じない。
を行う際に、モータの回転軸71の先端部71aが、上
シェル21の内面に当接することなく、収容空間62内
に収容されるようになされているので、ディスク10の
回転数を高めるべくモータを高速で回転させるようにし
ても、上シェル21の内面が削れて塵埃が発生するとい
った不都合が生じない。
【0073】ディスク10が回転されると、上シェル2
1及び下シェル22に設けられた記録再生用開口部3
1,32から、記録及び/又は再生用のヘッド装置がカ
ートリッジ本体20内に進入し、回転するディスク10
に対して情報信号の書き込みが行われ、またはディスク
10に書き込まれた情報信号の読み取りが行われる。
1及び下シェル22に設けられた記録再生用開口部3
1,32から、記録及び/又は再生用のヘッド装置がカ
ートリッジ本体20内に進入し、回転するディスク10
に対して情報信号の書き込みが行われ、またはディスク
10に書き込まれた情報信号の読み取りが行われる。
【0074】以上説明したように、ディスクカートリッ
ジ1は、上シェル21に設けられた円形リブ61により
囲まれた領域に、収容空間62が設けられており、記録
及び/又は再生装置に装着されたときに、モータの回転
軸71の先端部71aが上シェル21の内面に当接する
ことなく、収容空間62内に収容されるようになされて
いるので、モータを高速で回転した場合であっても、上
シェル21の内面の削れによる塵埃の発生が確実に防止
される。
ジ1は、上シェル21に設けられた円形リブ61により
囲まれた領域に、収容空間62が設けられており、記録
及び/又は再生装置に装着されたときに、モータの回転
軸71の先端部71aが上シェル21の内面に当接する
ことなく、収容空間62内に収容されるようになされて
いるので、モータを高速で回転した場合であっても、上
シェル21の内面の削れによる塵埃の発生が確実に防止
される。
【0075】したがって、このディスクカートリッジ1
は、モータを高速で回転させ、ディスク10の回転数を
高めることができ、ディスク10の信号転送レートの向
上を図ることが可能となる。
は、モータを高速で回転させ、ディスク10の回転数を
高めることができ、ディスク10の信号転送レートの向
上を図ることが可能となる。
【0076】
【発明の効果】本発明に係るディスクカートリッジによ
れば、上シェルに設けられた円形突部に囲まれた領域に
収容空間が設けられ、記録及び/又は再生装置に装着さ
れたときに、モータの回転軸の先端部が上シェルの内面
に非接触の状態でこの収容空間に収容されるようになさ
れているので、上シェルの内面の削れによる塵埃の発生
が確実に防止される。
れば、上シェルに設けられた円形突部に囲まれた領域に
収容空間が設けられ、記録及び/又は再生装置に装着さ
れたときに、モータの回転軸の先端部が上シェルの内面
に非接触の状態でこの収容空間に収容されるようになさ
れているので、上シェルの内面の削れによる塵埃の発生
が確実に防止される。
【0077】したがって、このディスクカートリッジに
よれば、ディスク状記録媒体の記録密度を高めた場合で
あっても、高い信頼性を保つことができる。
よれば、ディスク状記録媒体の記録密度を高めた場合で
あっても、高い信頼性を保つことができる。
【図1】本発明に係るディスクカートリッジを表面側か
ら示す斜視図である。
ら示す斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを裏面側から示す斜
視図である。
視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジの分解斜視図であ
る。
る。
【図4】上記ディスクカートリッジが備えるカートリッ
ジ本体の上シェルを示す斜視図である。
ジ本体の上シェルを示す斜視図である。
【図5】上記カートリッジ本体の下シェルを示す平面図
である。
である。
【図6】上記ディスクカートリッジを記録及び/又は再
生装置に装着した状態を示す断面図である。
生装置に装着した状態を示す断面図である。
【図7】従来のディスクカートリッジを記録及び/又は
再生装置に装着した状態を示す断面図である。
再生装置に装着した状態を示す断面図である。
1 ディスクカートリッジ、10 ディスク、20 カ
ートリッジ本体、21上シェル、22 下シェル、61
円形リブ、62 収容空間
ートリッジ本体、21上シェル、22 下シェル、61
円形リブ、62 収容空間
Claims (5)
- 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、 上記ディスク状記録媒体を収容するカートリッジ本体を
構成する一対の上下シェルと、 上記上シェル内面の中央部に形成され、上記カートリッ
ジ本体内における上記ディスク状記録媒体の遊動を規制
する円形突部とを備え、 上記円形突部に囲まれた領域には、記録及び/又は再生
装置に装着されたときに上記ディスク状記録媒体を回転
させる回転駆動手段の先端部を上記上シェル内面に非接
触の状態で収容する収容空間が設けられていることを特
徴とするディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 上記カートリッジ本体は、その外形寸法
が、記録及び/又は再生装置に装着されたときにディス
ク状記録媒体を回転させる回転駆動手段の先端部を上シ
ェル内面に接触させた状態で記録及び/又は再生がなさ
れるディスクカートリッジの外形寸法と略同一とされて
いることを特徴とする請求項1記載のディスクカートリ
ッジ。 - 【請求項3】 記録及び/又は再生装置に装着されたと
きにディスク状記録媒体を回転させる回転駆動手段の先
端部を上シェル内面に接触させた状態で記録及び/又は
再生がなされる上記ディスクカートリッジは、ISO
9529に準拠したディスクカートリッジであることを
特徴とする請求項2記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項4】 上記上シェル内面及び下シェル内面の上
記ディスク状記録媒体と対向する領域は、平滑な平面と
されていることを特徴とする請求項1記載のディスクカ
ートリッジ。 - 【請求項5】 上記ディスク状記録媒体は、上記回転駆
動手段により300rpmよりも大きな回転数で回転駆
動されることを特徴とする請求項1記載のディスクカー
トリッジ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9314085A JPH11149739A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | ディスクカートリッジ |
CN98801776A CN1243591A (zh) | 1997-11-14 | 1998-10-16 | 磁盘盒 |
EP98947917A EP0974970A4 (en) | 1997-11-14 | 1998-10-16 | DISC CARTRIDGE |
PCT/JP1998/004697 WO1999026250A1 (fr) | 1997-11-14 | 1998-10-16 | Cartouche de disques |
KR1019997006329A KR20000070106A (ko) | 1997-11-14 | 1998-10-16 | 디스크 카트리지 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9314085A JPH11149739A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11149739A true JPH11149739A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18049064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9314085A Withdrawn JPH11149739A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | ディスクカートリッジ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0974970A4 (ja) |
JP (1) | JPH11149739A (ja) |
KR (1) | KR20000070106A (ja) |
CN (1) | CN1243591A (ja) |
WO (1) | WO1999026250A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101465143B (zh) * | 2007-12-19 | 2010-11-10 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 光盘读写装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128172U (ja) * | 1984-07-21 | 1986-02-20 | ティーディーケイ株式会社 | デイスクカ−トリツジ |
JPH0634323B2 (ja) * | 1985-09-25 | 1994-05-02 | ソニー株式会社 | デイスクカ−トリツジ |
US4899244A (en) * | 1988-07-28 | 1990-02-06 | Polaroid Corporation | Disk cartridge with hub seal |
JPH0376074A (ja) * | 1989-08-16 | 1991-04-02 | Toshiba Corp | フロッピーディスク |
JPH05282827A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Hitachi Ltd | 光ディスク用カートリッジ及び光ディスク装置 |
DE69535111T2 (de) * | 1994-02-15 | 2007-02-15 | Mitsubishi Chemical Corp. | Plattenkassette |
JP3512533B2 (ja) * | 1995-08-30 | 2004-03-29 | 日立マクセル株式会社 | ディスク状記録媒体 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP9314085A patent/JPH11149739A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-10-16 EP EP98947917A patent/EP0974970A4/en not_active Withdrawn
- 1998-10-16 CN CN98801776A patent/CN1243591A/zh active Pending
- 1998-10-16 KR KR1019997006329A patent/KR20000070106A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-10-16 WO PCT/JP1998/004697 patent/WO1999026250A1/ja not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0974970A1 (en) | 2000-01-26 |
WO1999026250A1 (fr) | 1999-05-27 |
KR20000070106A (ko) | 2000-11-25 |
EP0974970A4 (en) | 2000-01-26 |
CN1243591A (zh) | 2000-02-02 |
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JP2000149487A (ja) | ディスクカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |