JP2006134453A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Harumi Aoishi
治己 青石
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Abstract

【課題】 ディスクを備えた小型ディスクカートリッジにおいて、ディスクとセンタコアの貼付時に発生する気泡を低減させることにより、ディスクカートリッジの品質を向上させることを目的とする。
【解決手段】 ディスク5をセンタコア10の外周から内方へ切り込まれた複数の切欠部を有する両面粘着性テープを介して、センタコア10のディスク貼付面上に固着する。
【選択図】 図2

Description

ディスクの中心部にセンタコアが両面粘着性テープを介して固着されてなるディスクカートリッジに関するものである。
従来、デジタルカメラ等のモバイル機器においては、記録媒体として「Clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の磁気ディスクカートリッジが使用されている。この磁気ディスクカートリッジは、例えば幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平な金属薄板からなる上下シェルを備えたハウジング内に、40MBの記憶容量を有する直径約1.8インチ(約45.7mm)の磁気ディスクを情報記録媒体として回転自在に収容したものである。
このような磁気ディスクは、厚さ約32μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂からなる基材フィルムの両面に磁性層を設けたものであり、その中心部に固着されたセンタコアによって支持されている。センタコアは、ディスク貼付面としての平坦な上面を備えた外径約12.5mmの円盤状部分の下部に一体に連接されたより小径の係合部とを備えた鉄系金属からなるものであり、この磁気ディスクカートリッジがドライブ装置に装填された際には、ドライブ装置が備えているドライブスピンドルにセンタコアの上記係合部が磁気的に吸着されてドライブスピンドルにチャッキングされるように構成されている。
そして、磁気ディスクの中心部をセンタコアのディスク貼付面上に同軸的に固着するための手段として、一般的に円盤状に打ち抜かれた基材(PET、不織布)の両面粘着性テープが用いられている。
特開2004−213855号公報
ところで、このような小型磁気ディスクカートリッジにおいては、その記録媒体としての磁気ディスクのさらなる高容量化および高転送レート化が望まれており、磁気ディスクを外径2インチ(50.8mm)以下に小径化し、かつ磁気ディスクの回転数を高速化することが図られようとしているが、そのような小径化および高速化を図ろうとする場合に、従来ではさほど問題にならなかった磁気ディスクの情報記録領域における僅かな回転面振れに起因するオフトラック等が大きな障害となってきた。
そこで、本発明者はディスクの回転面振れを低減するために、ディスクの回転面振れの要因を探求した結果、ディスクとセンタコアのディスク貼付面とを両面粘着性テープを介して貼り付ける際に巻き込まれる気泡により発生した歪みが、ディスクの中心領域から外周側の記録領域に向って伝播して、記録領域において回転面振れを生じさせていることを確認した。
よって本発明は、ディスクとセンタコアの貼付時に発生する気泡を低減させることにより、品質を向上させたディスクカートリッジを提案することを目的とするものである。
本発明によるディスクカートリッジは、中心部にセンタコアが両面粘着性テープを介して固着されてなる可撓性ディスクを、回転自在に収容してなるディスクカートリッジにおいて、前記両面粘着性テープが前記センタコアの外周から内方へ切り込まれた複数の切欠部を有するものであることを特徴とするものである。
ここで、前記切欠部は円の外周に設けられたV字状の切欠部であることが望ましい。
なお本発明の切欠部は、ディスクを接着する際にエアが抜けるようにセンタコアの外周から内方へ切り込まれた形状であればいかなるものでも良い。具体的にはU字状の切欠部、波形状の切欠部等を使用できる。
また、切欠部の数や大きさは特に限定されないが、高速回転時に振動が生じないように両面粘着性テープの回転軸中心が両面粘着性テープの重心になるようにすることが好ましい。
本発明によれば、ディスクをセンタコアのディスク貼付面上に固着する両面粘着性テープが前記センタコアの外周から内方へ切り込まれた複数の切欠部を有することにより、ディスクと両面粘着性テープおよびセンタコアと両面粘着性テープとの接触面積が低減し、さらにエア抜け効果が生じることによって気泡の数が減少する。これにより、ディスクを接着する際に生じる歪みの低減が可能になる。
以下、本発明によるディスクカートリッジの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1(a),(b)は、本発明が適用される磁気ディスクカートリッジの平面図および底面図、図2は図1(b)のII−II線に沿った要部拡大断面図である。
この磁気ディスクカートリッジ1は、押込み部2aを含むスタビライザと呼ばれる樹脂製のフレーム2と、厚さ0.2mm程度のステンレス鋼板(例えば、SUS304等)からなる上シェル3および下シェル4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、直径1.8インチ(約46mm)の磁気ディスク5を、ドライブ装置に装填されたときに回転自在になるように収容している。磁気ディスク5の中央部には、中心孔10aを備えたセンタコア10が固着されている。
この磁気ディスクカートリッジ1は、幅53mm、奥行き85mm、厚さ5mmの外寸を有するTYPEII PCカード型のドライブ装置(図略)が備えているスロットに挿入形式でローディングされるように構成され、上下シェル3,4には、上記ドライブ装置が備えている記録再生用磁気ヘッドを磁気ディスク5の表面にアクセスさせるための略V字状の開口部6が形成され、上下シェル3,4の内側には、上記開口部6を回転式に開閉するための開口部7aを備えたロータリーシャッタ7が、図示しないバネ部材によって閉方向に付勢された態様で設けられている。
ロータリーシャッタ7は、周縁部で互いに係合された上下のシャッタ部材7U,7Dからなり、図2から明らかなように、上シャッタ部材7Uは、上シェル3の下面から内方へ突出する小径の円筒体3aによって回転可能に軸支され、かつ円筒体3aの先端には、上シャッタ部材7Uの円筒体3aからの抜出しを防止するためのセンタピンと呼ばれる抜止め部材9が溶接されて、センタコア10の中心孔10a内に介入している。
下シェル4の中央部には、センタコア10を外部に臨ませる円形の中心孔4aが形成され、下シャッタ部材7Dの中心部には、下シェル4の中心孔4aの周縁に遊嵌される大径の円筒体7Daが下方へ向かって突設されて、この円筒体7Daによって下シャッタ部材7Dが下シェル4に回転可能に支持されているとともに、円筒体7Daの先端部がカシメられて、下シャッタ部材7Dの下シェル4からの抜出しを防止するフランジ12が形成されている。上下のシャッタ部材7U,7Dの内面にはライナ13が貼り付けられている。
さらに下シェル4には、ロータリーシャッタ7と同心的な円弧状溝4bが形成され、下シャッタ部材7Dには、図1(b)に示すように、上記円弧状溝4bから突出しかつこの円弧状溝4bに沿って移動してロータリーシャッタ7を開閉するシャッタノブ7bが固設されている。そして、ドライブ装置に対する磁気ディスクカートリッジ1のローディング動作に伴って、ドライブ装置の係合壁面がシャッタノブ7bに係合して、ロータリーシャッタ7がその開口部7aを上下シェル3,4の開口部6に一致させた開位置まで約60度回転されることにより、磁気ディスク5を上下シェル3,4の開口部6から露出させ、かつドライブ装置からの磁気ディスクカートリッジ1のアンローディング動作に伴って、ロータリーシャッタ7は図示しないバネ部材によって図1(a),(b)に示す閉位置に復帰するように構成されている。
図3(a),(b)は、磁気ディスク5をセンタコア10のディスク貼付面10a上に両面粘着性テープ20を用いて固着する場合の構成を概略的に示す拡大断面図である。
図3(a)に示すように、磁気ディスク5はPET樹脂またはPEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂で形成されたフィルム基材B1の両面に例えばBaFeを強磁性粉末として含む磁性層M,Mを備えたものからなり、両面粘着性テープ20は、フィルム基材B2の両面に粘着剤層A,Aを備えている。そして、この両面粘着性テープ20は、その下面の粘着剤層Aがセンタコア10のディスク貼付面10a上に貼り付けられた後、上面の粘着剤層Aによって磁気ディスク5に貼り付けられることによって、磁気ディスク5をセンタコア10のディスク貼付面10a上に固着している。
図4(a)は両面粘着性テープ20の外形図であり、図4(b)、(c)は他の態様を示す図である。
図4(a)に示す両面粘着性テープ20は外周から内方へV字状に切り込まれた複数の切欠部を有している。この切欠部は両面粘着性テープの外周に沿って等間隔に形成されている。
図4(b)に示す両面粘着性テープ20は外周から内方へU字状に切り込まれた複数の切欠部を有している。この切欠部は両面粘着性テープの外周に沿って等間隔に形成されている。
図4(c)に示す両面粘着性テープ20は外周に沿って波形状に切り込まれた切欠部を有している。この切欠部は両面粘着性テープの外周に沿って等間隔に形成されている。
なお、本願の実施態様では磁気ディスクカートリッジを例に説明したが、ディスク状の薄型記録媒体は磁気ディスクに限られず、例えばセンタコアを有する光ディスクや光磁気ディスクであっても良い。
図1(a),(b)は、本発明による磁気ディスクカートリッジの実施の形態の平面図および底面図 図1(b)のII−II線に沿った要部拡大断面図 磁気ディスクをセンタコアのディスク貼付面上に両面粘着性テープを用いて固着する場合の構成を概略的に示す拡大断面図 両面粘着性テープの外形図
符号の説明
1 磁気ディスクカートリッジ
3 上シェル
4 下シェル
5 磁気ディスク
7 ロータリーシャッタ
10 センタコア
20 両面粘着性テープ

Claims (2)

  1. 中心部にセンタコアが両面粘着性テープを介して固着されてなる可撓性ディスクを回転自在に収容してなるディスクカートリッジにおいて、前記両面粘着性テープが前記センタコアの外周から内方へ切り込まれた複数の切欠部を有するものであることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 前記切欠部が円の外周に設けられたV字状の切欠部であることを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
JP2004321405A 2004-11-05 2004-11-05 ディスクカートリッジ Withdrawn JP2006134453A (ja)

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