JP3445197B2 - 運転操作補助装置 - Google Patents

運転操作補助装置

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JP3445197B2
JP3445197B2 JP28492499A JP28492499A JP3445197B2 JP 3445197 B2 JP3445197 B2 JP 3445197B2 JP 28492499 A JP28492499 A JP 28492499A JP 28492499 A JP28492499 A JP 28492499A JP 3445197 B2 JP3445197 B2 JP 3445197B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転操作を
支援する運転操作補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な運転操作補助装置は、ハ
ンドルの舵角を検出するステアリングセンサによって、
後退時のハンドルの舵角に対応する車両の移動軌跡を予
測するものである。車両の後退時には、カメラで撮影さ
れた後方又は側後方視界の映像が表示されると共に、ハ
ンドルを操作すると、そのハンドル舵角に対応して予測
された車両の移動軌跡が、後方又は側後方視界の映像上
にス−パ−インポ−ズされる。本装置によれば、運転者
の運転操作は以下のようになる。すなわち、まず、ハン
ドルを固定した状態で駐車できそうな場所に車両を移動
させる。次に該場所において、ハンドル操作によって予
測される車両移動軌跡を確認しながら、ハンドル操作を
することなしに駐車しようとするスペースに車両を移動
できる舵角を見つける。そして、該舵角を保持したま
ま、車両をバックさせ駐車スペースに移動させれば、原
理的には駐車が完了するというものである。
【0003】なお、このような運転操作補助装置の従来
例が特開平1−14700号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の装
置を用いて駐車を行うためには、車両を駐車スペースに
移動させることのできる場所を見つけ、続いて、どの舵
角でハンドルを固定すればよいかを決める必要がある
が、これらの操作を習熟するには、熟練を要する。しか
も運転する車両の大きさ等が変わると感覚が違ったもの
になるため、熟練の段階で積み重ねられた運転のノウハ
ウがそれほど活かされなくなる。
【0005】ところで、車両を駐車させる場合、周囲に
全く障害物がない場合を除いて、駐車操作開始から、一
般的にハンドル舵角を一定に保ったまま、駐車操作を完
了させることは一般に困難である。例えば縦列駐車を行
う場合、運転者は駐車操作開始場所から駐車しようとす
る場所に車両を移動させる間に、最初はしかるべき方向
にハンドルを回して車両を後退させ、適当に後退したと
ころで、次に逆方向にハンドルを回して、目標場所に車
両を移動させる。すなわち、縦列駐車を例に取った場
合、ハンドル舵角を一定に保ったままでは駐車は困難で
あると言える。
【0006】さらに、従来の装置では、運転者が少しで
もハンドルを動かすと、その少しの舵角変化によって予
測し直された車両の移動経路が表示されるため、運転者
の混乱をまねく恐れがある。
【0007】すなわち、従来の運転操作補助装置におい
ては、運転者が、駐車スペースと該スペースの周囲の状
況と車両を駐車スペースに誘導する経路とを合成表示し
た画像を確認しながら、駐車スペースに容易に車両を移
動できる場所をひとめで直感的に見つけることが出来な
かった。
【0008】本発明は、このような従来の運転操作補助
装置が有する課題を考慮し、運転者が所定の一連の運転
操作を行おうとする場合、前記所定の一連の運転操作を
行ったときの車両の運動を、周囲状況とともに表示する
ことによって、運転者が前記所定の一連の運転操作によ
る車両の運動と周囲状況との関係を直接的に確認でき、
運転者の負担を軽減することができる運転操作補助装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、車両の周囲状況をカメラを用いて画像化
して、周囲状況画像を生成する、周囲状況画像化手段
と、予め前記車両に対して所定の一連の運転操作を行う
とした場合の前記車両の運動を表す画像データである想
定運動パターンと、前記車両が現在存在する領域を表す
画像データである現在位置データとを、前記周囲状況画
像上に重ね合わせて、合成画像を生成する合成画像生成
手段と、前記合成画像を表示する表示手段とを備えるこ
とを特徴とする運転操作補助装置である。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0013】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。本
実施の形態における運転操作補助装置は、主として、車
庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的と
するものである。
【0015】図1に示すように、本実施の形態における
運転操作補助装置は、N個のカメラ(カメラ1〜カメラ
N)からなる撮像部101と、各カメラの特性であるカ
メラパラメータを格納するカメラパラメータテーブル1
03と、カメラパラメータに基づいて、各カメラからの
出力画像を構成する各々の画素を3次元空間の点に対応
づけた空間データを作成する空間再構成手段104と、
空間データを参照して、所定の視点から見た画像を周囲
状況画像として生成する視点変換手段106と、空間デ
ータを一時的に格納する空間データバッファ105と、
想定運動パターンを含む想定運動データを保持する想定
運動パターン格納手段108と、想定運動パターンを、
周囲状況画像上に重ね合わせて、合成画像を生成するス
ーパーインポーズ手段102と、合成画像を表示する表
示手段107とで構成されている。
【0016】なお、撮像部101、カメラパラメータテ
ーブル103、空間再構成手段104および視点変換手
段106を合わせたものは、本発明の周囲状況画像化手
段に対応するものであり、スーパーインポーズ手段10
2は、本発明の合成画像生成手段に対応するものであ
る。
【0017】まず、撮像部101の詳細構成および撮像
部101によって撮像された画像データから本発明の周
囲状況画像が生成されるまでの手順を説明する。
【0018】図2は、撮像部101の各カメラを車両に
取り付けた一例を示す車両の平面図および立面図であ
る。この例では、N=6として、6個のカメラ201〜
206を車両のルーフ部に配置したものである。6個の
カメラ201〜206の個々の撮像範囲の一部は、他の
カメラの撮像範囲の一部と重なり合うように、かつ、平
面的に死角が生じないように、配置されている。
【0019】カメラパラメータテーブル103には、前
記各カメラのカメラパラメータ(カメラの取り付け位
置、カメラの取り付け角度、カメラのレンズ歪み補正
値、カメラのレンズの焦点距離などといった、カメラ特
性を表すパラメータ)が記憶されている。空間再構成手
段104は、このカメラパラメータに基づいて、各カメ
ラからの出力画像を構成する各々の画素を、車両を基準
とする3次元空間の点に対応づけた空間データを作成す
る。空間バッファ105には、前記空間データが一時的
に格納され、視点変換手段106は、任意の視点、たと
えば図3に示す仮想カメラ301の視点、から見た画像
を、空間データを参照して各画素を合成することによっ
て、周囲状況画像として生成する。
【0020】図4に、図3に示した仮想カメラ301の
視点からの周囲状況画像の一例を示す。この例は、縦列
駐車を行う場合のものであり、駐車中の2台の車両が、
障害物401および障害物402として、周囲状況画像
上に表されている。
【0021】次に、スーパーインポーズ手段102が本
発明の合成画像を生成して、それを表示手段107が表
示するまでの手順を説明する。
【0022】想定運動パターン格納手段108は、車両
の典型的な運転操作をその車両に対して行うとした場合
の、車両の運動を表す画像データである想定運動パター
ンと、車両の移動距離(タイヤ回転移動量)とハンドル
の舵角(ハンドルの切れ角)との関係を表す時系列デー
タとを、本発明の想定運動データとして格納している。
【0023】格納されている想定運動データのうち、図
5に、左側への縦列駐車の運転操作を行う場合の想定運
動データを、図6に、右側への車庫入れの運転操作を行
う場合の想定運動データを、それぞれ示す。想定運動パ
ターンは、各図の(a)に示されており、各図の(b)
に示す時系列データにしたがった運転操作を行った場合
に対応する、操作開始位置501、601(本発明の想
定運動開始領域に対応)、操作終了位置502、602
(本発明の想定運動終了領域に対応)およびタイヤ軌跡
503、603(本発明の車両のタイヤの軌跡を表す画
像データに対応)を示す画像データである。
【0024】まず、運転者は、パターン選択手段(図示
せず)により、想定運動パターン格納手段108に格納
されている想定運動パターンのうちの一つを選択する。
スーパーインポーズ手段102は、選択された想定運動
パターン(例えば、図5(a))を、視点変換手段10
6が生成した周囲状況画像(例えば、図4)に重ね合わ
せて合成し、本発明の合成画像を生成し、表示手段10
7は、この合成画像を表示する。このとき、例えば、図
5(a)の操作開始位置501を当該車両の現在位置と
一致させることによって、操作終了位置502は、その
想定運動パターンに対応する運転操作を、現在位置から
開始した場合の操作終了位置すなわち駐車位置となる。
【0025】図7に、図5で示した想定運動パターンを
合成した合成画像の一例を、図8に、図6で示した想定
運動パターンを合成した合成画像の一例を、それぞれ示
す。
【0026】すなわち、運転者は、図7(図8)におい
て、障害物401、402(803、804)が、駐車
位置702(802)、タイヤ軌跡503(603)お
よび開始位置701(801)と干渉しないような、開
始位置701(801)に当該車両を移動して、そこか
ら時系列データにしたがった一連の運転操作を開始する
ことによって、駐車位置702(802)に駐車する左
側への縦列駐車(右側への車庫入れ)を行うことができ
る。
【0027】開始位置701(801)に車両を移動す
る際の詳細な手順について、左側への縦列駐車を行う場
合を例として、図9、図10を用いて説明する。
【0028】図9は、左側への縦列駐車を行う場合の車
両の運動を示す図である。図9に示すように、車両の運
転者は、目標駐車位置902の位置に車両を駐車するた
めには、まず、左側への縦列駐車を行う想定運動パター
ン(図5(a))の操作終了位置502をこの目標駐車
位置902と一致させたときの操作開始位置501を目
標開始位置903として、この目標開始位置903に、
現在位置901に位置する車両を移動させる必要があ
る。
【0029】図5(a)の操作終了位置502と操作開
始位置501の相対的な位置関係は、図5(b)の時系
列データにしたがって運転操作を行った場合に対応する
ものであり、実際の運転操作においては、操作中のハン
ドル操作等の微調整などによって、微調整が可能であ
る。
【0030】本実施の形態における運転操作補助装置の
ような装置を用いない場合、運転者は、車の内部から直
視やミラーなどから確認できる情景から、障害物40
1、402や、目標駐車位置902を想定して、目標開
始位置903へ車両を移動させる必要がある。この場合
において、運転者が、車の内部から直視やミラーなどか
ら確認できる情景から、障害物401、402や、目標
駐車位置902を想定する作業は、習熟を要するという
問題がある。また、車両の大きさやミラーの位置が変わ
った場合でも、運転者はその変化にすぐには対応しづら
いという問題がある。
【0031】これに対して、本実施の形態における運転
操作補助装置を用いる場合、車両に取り付けられたカメ
ラが撮像した画像を用いて、図4に示すような、車両の
真上から撮像したような仮想カメラの視点からの周囲状
況画像画像に、図5(a)に示すような、想定運動パタ
ーンを重ね合わせて、図7に示すような、合成画像が生
成され、運転者に表示される。
【0032】したがって、図9の目標開始位置903に
車両を移動させる運転操作を行う際、図10(a)〜
(c)に示すように、車両の現在位置901と、図5
(a)の操作開始位置501とを一致させて表示すれ
ば、現在位置901を操作開始位置501としたときの
操作終了位置502が、タイヤ軌跡とともに、現在位置
に対応した駐車位置1001として表示されることにな
る。この駐車位置1001が目標駐車位置902と一致
するような現在位置901に車両が位置したときに、目
標開始位置903への移動が完了したことになる。
【0033】すなわち、図10(a)の合成画像1が表
示手段107に表示された時点では、この位置から駐車
操作を開始した場合、駐車位置1001が障害物402
と重なるため、さらに車両を前方(図10(a)の上側
方向)に進めた位置から駐車操作を開始しなければなら
ないことが、運転者は一目で把握できる。
【0034】また、図10(b)の合成画像2が表示手
段107に表示された時点では、この位置から駐車操作
を開始した場合、タイヤ軌跡が障害物401と重なるた
め、さらに車両を後方(図10(a)の下側方向)に移
動した位置から駐車操作を開始しなければならないこと
が、運転者は一目で把握できる。
【0035】また、図10(c)の合成画像3が表示手
段107に表示された時点の位置から駐車操作を開始し
た場合、タイヤ軌跡が障害物401および402に重な
らず、また駐車位置1001が駐車に適した場所である
ことが一目で把握できるので、この位置から駐車操作を
開始すれば良いことが確認できる。
【0036】このように、真上から見たときの車両と、
周りの障害物、駐車終了位置、タイヤ軌跡の位置関係を
示す画像を仮想的に合成し、運転者に示すことによっ
て、運転者はそれらの位置関係を、直接的に一目で把握
できる。その結果、運転者は、駐車操作開始に適した場
所を一目で把握し、その場所に車両を容易に移動させて
から、駐車操作を開始できるので、より安全かつ正確
に、目的の位置に駐車操作することができる。
【0037】なお、想定運動パターンの操作開始位置、
操作終了位置およびタイヤ軌跡は、車両毎に固有であっ
て、たとえば小型車両と大型車両では大きくことなる。
これについては、図1の想定運動パターン格納手段10
8に、車両毎に、想定運動パターンを格納することによ
って対応できる。したがって、運転者は車両が変わって
も、その車両に対応した想定運動パターンと、周りの障
害物等の関係を見ながら運転操作をすることができる。
【0038】また、車両が変わることによって、図2で
示した車載カメラの位置、数も変化することが考えられ
るが、これも図1のカメラパラメータテーブル103
が、各カメラのカメラパラメータを、車両毎に格納する
ことによって対応され、運転者に表示される表示画像に
直接影響変化はない。したがって、運転者は車両が変わ
ってカメラ位置が変化しても、車両が変わる前とほぼ同
様に合成画像に表示される、その車両に対応した想定運
動パターンと、周りの障害物等の関係を見ながら運転操
作をすることができる。
【0039】以上のように、本実施の形態によれば、従
来、運転者に相当の熟練を要する縦列駐車等の運転操作
において、運転車両と障害物および目的位置等の把握
が、直接的に一目で可能となり、より安全かつ正確な運
転操作が可能で、また運転者の操作負担を大幅に軽減す
る。
【0040】また、車両等が変わった場合でも、運転者
は車両が変わる前とほぼ同様に、その車両に対応した想
定運動パターンと、周りの障害物等の関係を見ながら運
転操作をすることができるので、車両の変更に対する運
転者の習熟の負担を大幅に軽減することができる。
【0041】ここで、図1の想定運動パターン格納手段
108に格納されている想定運動パターンのバリエーシ
ョンの一例を、図11に示す。左右の縦列駐車の想定運
動パターン1101、1102と、左右の車庫入れ駐車
の想定運動パターン1103、1104である。前述し
たように、運転者は、パターン選択手段(図示せず)に
より、これらのいずれかを選択する。この4つの想定運
動パターンの選択に対応して、合成画像として表示する
領域も、図11の各想定運動パターン1101〜110
4の外枠のように決定される。つまり、操作開始位置
を、現時点の車両位置とし、そこからタイヤ軌跡および
操作終了位置を含む矩形領域を合成画像領域とするもの
である。
【0042】なお、車載カメラからは、車両本体は一般
に撮像されていないが、ここでは、車両のCGデータ、
実車データなどを保持し、軌跡データ同様に、合成画像
中に、重ね合わせて表示しても良い。
【0043】なお、本実施の形態において、本発明の想
定運動パターンは、操作開始位置(本発明の想定運動開
始領域)、操作終了位置(本発明の想定運動終了領域)
およびタイヤ軌跡(本発明の車両のタイヤの軌跡を表す
画像データ)を示す画像データであるとして説明した
が、これに限るものではなく、例えば、タイヤ軌跡の替
わりに/タイヤ軌跡とともに、車両自身の平面投影が動
く軌跡(本発明の車両の移動領域を表す画像データ)を
含むとしてもよい。要するに、本発明の想定運動パター
ンは、予め車両に対して所定の一連の運転操作を行うと
した場合の前記車両の運動を表す画像データでありさえ
すればよい。
【0044】また、上述したように、タイヤ軌跡および
/または車両の移動領域をそのまま表示すると、車両と
障害物等との接触に対する余裕がないので、図12に示
すように、タイヤ軌跡または車両の移動領域の外縁か
ら、所定の量(例えば、50cm)だけ外側に配置した
余裕線1201を表示するとしてもよい。
【0045】また、本実施の形態において、本発明の周
囲状況画像は、撮像部101がリアルタイムで撮像した
画像データが合成されたものであるとして説明したが、
これに限るものではなく、例えば、頻繁に同一の運転操
作を行う場所であり、周囲状況の変動がほとんどないよ
うな場所において、運転操作を行う場合は、既に撮像さ
れた画像データから作成したデータを空間データバッフ
ァ105に格納しておき、これを用いるとしてもよい。
【0046】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0047】図13は、本発明の第2の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置も、主として、
車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的
とするものである。したがって、本実施の形態におい
て、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとし、第1の実施の形態と同一符号を付与してい
る構成部材については、特に説明のない限り、第1の実
施の形態と同様の機能を持つものとする。また、第1の
実施の形態において説明した各変形例についても、特に
ことわらない限り、同様の変形を行うことによって、本
実施の形態に適用されるものとする。
【0048】図13に示すように、本実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成が、第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成と異なるのは、開始検出手段
1301と、積分手段1302と、空間変換手段130
3とを備える点である。
【0049】進行か後退かを示すギア信号と、前輪の操
舵角を示すハンドル切れ角信号とが入力されている、開
始検出手段1301は、ギア信号が後退の状態でかつハ
ンドル切れ角信号が前輪の操舵角が一定以上大きくなっ
たとき、想定運動パターン格納手段108に格納されて
いる想定運動パターンに対応する運転操作(駐車操作)
が開始されたと判断するものであり、本発明の操作開始
検出手段に対応するものである。
【0050】積分手段1302は、前記ハンドル切れ角
と、前記後輪回転数とを積分して、運転操作(駐車操
作)を開始してから現時点までの車両の空間移動変化を
算出するものであり、本発明の移動位置算出手段に対応
するものである。
【0051】空間変換手段1303は、前記空間移動変
化にしたがって、想定運動パターンを移動させるもので
あり、スーパーインポーズ手段102および空間変換手
段1303を合わせたものは、本発明の合成画像生成手
段に対応するものである。
【0052】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターンに対
応する実際の運転操作が開始されるまでの手順は、第1
の実施の形態で説明したものと同じである。
【0053】想定運動パターンに対応する実際の運転操
作が開始された時点以降の、スーパーインポーズ手段1
02が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段1
07が表示するまでの手順を、左側への縦列駐車を行う
場合を例として、以下に説明する。
【0054】運転者が左側への縦列駐車に対応する運転
操作を開始すると、ギア信号が後退の状態でかつハンド
ル切れ角信号が前輪の操舵角が一定以上大きくなるの
で、開始検出手段1301が、左側への縦列駐車に対応
する運転操作(駐車操作)が開始されたと判断し、積分
手段1302へ運転操作(駐車操作)が開始されたこと
を伝えるとともに、それ以降、ハンドル切れ角信号およ
び後輪回転数信号を積分手段1302へ入力する。
【0055】積分手段1302は、入力されてくる、運
転操作開始以降のハンドル切れ角信号と、後輪回転数信
号とを積分して、図14(a)に示すように、車両現在
位置1402に対する駐車操作開始位置1401の位置
関係を算出する。
【0056】算出された位置関係にしたがって、空間変
換手段1303は、図14(b)に示すように、左側へ
の縦列駐車に対応する想定運動パターン1403をその
操作開始位置(図5の501)と駐車操作開始位置14
01が一致するように、移動させる。換言すれば、空間
変換手段1303は、運転操作開始以降、想定運動パタ
ーン1403を、駐車操作開始時の位置に空間固定す
る。
【0057】スーパーインポーズ手段102は、運転操
作開始以降においては、駐車操作開始時の位置に空間固
定された想定運動パターン1403と、車両現在位置1
402とを、周囲状況画像に重ね合わせて合成して、図
14(c)に示すように、本発明の合成画像を生成す
る。表示手段107は、この合成画像を表示する。障害
物401、402等の周囲状況画像は、もちろん空間に
固定されているものなので、この合成画像において、周
囲状況画像と想定運動パターン1403との位置関係は
固定されている。また、合成画像は、車両上に固定され
た視点から見た画像であるため、図14(c)において
は、車両が動くと、車両現在位置1402のみ画面上に
固定され、周囲状況画像および想定運動パターン140
3は、相対的に動いて表示される。
【0058】すなわち、本実施の形態によれば、仮想カ
メラの視点からの周囲状況画像は、実際の車両の動きに
したがって移動し、また重ね合わせて合成される想定運
動パターン1403も同様に、積分手段1302で算出
される車両の動きにしたがって移動するため、両者は一
致した動きとなる。運転者は、その各時点で、表示され
る想定運動パターンのタイヤ軌跡に沿ったハンドル操作
をすればよいので、より簡単で安全な車両操作が可能と
なる。
【0059】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0060】図15は、本発明の第3の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置も、主として、
車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的
とするものである。したがって、本実施の形態におい
て、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとし、第1の実施の形態と同一符号を付与してい
る構成部材については、特に説明のない限り、第1の実
施の形態と同様の機能を持つものとする。また、第1の
実施の形態において説明した各変形例についても、特に
ことわらない限り、同様の変形を行うことによって、本
実施の形態に適用されるものとする。
【0061】図15に示すように、本実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成が、第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成と異なるのは、開始検出手段
1501と、画像追跡手段1502と、空間変換手段1
503とを備える点である。
【0062】開始検出手段1501は、ハンドル切れ角
信号および後輪回転数信号を他へ出力しないことを除け
ば、第2の実施の形態で説明した、図13の開始検出手
段1301と同じ機能を有するものである。
【0063】画像追跡手段1502は、運転操作(駐車
操作)が開始された時点での、合成画像上における、周
囲状況画像の画像データの全部または一部(例えば、障
害物)を基準とする、想定運動パターンの画像データの
全部または一部(例えば、操作終了位置)の位置情報を
記憶するものであり、本発明の位置情報記憶手段に対応
するものである。
【0064】空間変換手段1503は、前記位置情報に
したがって、想定運動パターンを移動させるものであ
り、スーパーインポーズ手段102および空間変換手段
1503を合わせたものは、本発明の合成画像生成手段
に対応するものである。
【0065】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターンに対
応する実際の運転操作が開始されるまでの手順は、第1
の実施の形態で説明したものと同じである。
【0066】想定運動パターンに対応する実際の運転操
作が開始された時点以降の、スーパーインポーズ手段1
02が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段1
07が表示するまでの手順を、左側への縦列駐車を行う
場合を例として、以下に説明する。
【0067】運転者が左側への縦列駐車に対応する運転
操作を開始すると、ギア信号が後退の状態でかつハンド
ル切れ角信号が前輪の操舵角が一定以上大きくなるの
で、開始検出手段1501が、左側への縦列駐車に対応
する運転操作(駐車操作)が開始されたと判断し、画像
追跡手段1502へ運転操作(駐車操作)が開始された
ことを伝える。
【0068】画像追跡手段1502は、運転操作(駐車
操作)が開始されたことを伝えられると、このときの合
成画像(図16(a))上における、周囲状況画像の画
像データの一部である障害物402の一部と、駐車操作
終了位置1602とを含む終了位置周辺画像1603の
画像データを、空間データバッファ105経由で入手し
て記憶する。運転操作開始以降は、各時点での周囲状況
画像(空間データバッファ105経由で入手)から、障
害物402の当該部分を見つけ出し、終了位置周辺画像
1603内での障害物402の当該部分を周囲状況画像
の障害物402の当該部分と一致させることによって、
その時点での駐車操作終了位置1602と周囲状況画像
との位置関係を決定する。つまり、画像追跡手段150
2は、各時点での駐車操作終了位置1602と周囲状況
画像との位置関係を追跡している。
【0069】この位置関係にしたがって、空間変換手段
1503は、左側への縦列駐車に対応する想定運動パタ
ーンをその操作終了位置(図5の502)と駐車操作終
了位置1602が一致するように、移動させる。換言す
れば、空間変換手段1503は、運転操作開始以降、当
該想定運動パターンを、駐車操作開始時の位置に空間固
定する。
【0070】スーパーインポーズ手段102は、運転操
作開始以降においては、図16(c)に示すように、駐
車操作開始時の位置に空間固定された想定運動パターン
1605、車両の現在位置1604とを、周囲状況画像
に重ね合わせて合成して、本発明の合成画像を生成す
る。表示手段107は、この合成画像を表示する。障害
物401、402等の周囲状況画像は、もちろん空間に
固定されているものなので、この合成画像において、周
囲状況画像と想定運動パターン1403との位置関係は
固定されている。
【0071】また、合成画像は、車両上に固定された視
点から見た画像であるため、図16(c)においては、
車両が動くと、車両の現在位置1604のみ画面上に固
定され、周囲状況画像および想定運動パターン1605
は、相対的に動いて表示される。すなわち、本実施の形
態における運転操作補助装置において、第2の実施の形
態における運転操作補助装置と同じ条件で手順を踏む
と、図16(c)に示した合成画像は、図14(c)で
示した合成画像と同じものとなる。
【0072】本実施の形態によれば、仮想カメラの視点
からの周囲状況画像は、実際の車両の動きにしたがって
移動し、また重ね合わせて合成される想定運動パターン
1605も同様に、車両の動きにしたがって移動するた
め、両者は一致した動きとなる。運転者は、その各時点
で、表示される想定運動パターンの軌跡データに、沿っ
たハンドル操作をすればよいので、より簡単で安全な車
両操作が可能となる。
【0073】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0074】図17は、本発明の第4の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置も、主として、
車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的
とするものである。したがって、本実施の形態におい
て、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとし、第1の実施の形態と同一符号を付与してい
る構成部材については、特に説明のない限り、第1の実
施の形態と同様の機能を持つものとする。また、第1の
実施の形態において説明した各変形例についても、特に
ことわらない限り、同様の変形を行うことによって、本
実施の形態に適用されるものとする。
【0075】図17に示すように、本実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成が、第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成と異なるのは、開始入力手段
1701と、運転制御手段1702と、積分手段170
3と、空間変換手段1704とを備える点である。
【0076】開始入力手段1701は、想定運動パター
ンに対応する実際の運転操作(駐車操作)を開始するこ
とを、運転者が入力指示するものであり、本発明の操作
開始検出手段に対応するものである。
【0077】運転制御手段1702は、運転操作開始指
示が入力されると、想定運動パターンに対応する時系列
データ(例えば、図5(b))にしたがって、ハンドル
切れ角および後輪回転数を制御することによって、車両
の運転を自動制御するものであり、本発明の運転制御手
段に対応するものである。
【0078】積分手段1703は、ハンドル切れ角と、
後輪回転数とを積分して、運転操作(駐車操作)を開始
してから現時点までの車両の空間移動変化を算出するも
のであり、本発明の移動位置算出手段に対応するもので
ある。すなわち、第2の実施の形態で説明した、図13
の積分手段1302と同じ機能を有するものである。
【0079】空間変換手段1704は、前記空間移動変
化にしたがって、想定運動パターンを移動させるもので
あり、スーパーインポーズ手段102および空間変換手
段1704を合わせたものは、本発明の合成画像生成手
段に対応するものである。すなわち、空間変換手段17
04は、第2の実施の形態で説明した、図13の空間変
換手段1303と同じ機能を有するものである。
【0080】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターンに対
応する実際の運転操作が開始されるまでの手順は、第1
の実施の形態で説明したものと同じである。
【0081】想定運動パターンに対応する実際の運転操
作が開始された時点以降の、スーパーインポーズ手段1
02が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段1
07が表示するまでの手順を、左側への縦列駐車を行う
場合を例として、以下に説明する。
【0082】運転者は、駐車操作開始前に、前記表示手
段107に表示される合成画像を見ながら、駐車操作開
始に適した位置に車両を位置させた後、開始入力手段1
701に、駐車操作開始を指示する入力を行う。開始入
力手段1701は、運転操作開始指示が入力されたこと
を、運転制御手段1702および積分手段1703へ、
想定運動パターン格納手段108を介して伝える。
【0083】運転制御手段1702は、駐車操作開始指
示が入力されると、想定運動パターンに対応する時系列
データ(図5(b))にしたがって、ハンドル切れ角制
御信号および後輪回転数制御信号を発生させ、ハンドル
制御系および後輪駆動系を制御することによって、車両
の運転を自動制御する。
【0084】積分手段1703は、駐車操作開始指示が
入力されると、ハンドル切れ角信号および後輪回転数信
号を積分して、図14(a)に示すように、車両現在位
置1402に対する駐車操作開始位置1401の位置関
係を算出する。
【0085】算出された位置関係にしたがって、空間変
換手段1704は、図14(b)に示すように、左側へ
の縦列駐車に対応する想定運動パターン1403をその
操作開始位置(図5の501)と駐車操作開始位置14
01が一致するように、移動させる。換言すれば、空間
変換手段1704は、運転操作開始以降、想定運動パタ
ーン1403を、駐車操作開始時の位置に空間固定す
る。
【0086】これ以降のスーパーインポーズ手段102
が合成画像を生成し、表示手段107がこの合成画像を
表示する手順は、第2の実施の形態で説明したものと同
じである。車両が所定の駐車位置に到達すると、運転制
御手段1702は、時系列データにしたがって、車両を
停止させ、駐車操作が終了する。
【0087】本実施の形態によれば、第2の実施の形態
で説明した効果に加え、運転操作の開始を指示した以降
は、ハンドル操作等が自動に行われるという効果が得ら
れる。運転者は、その各時点で、表示される想定運動パ
ターンの軌跡データに、沿ったハンドル操作が自動的に
発生されるのを確認し、また新たな障害物が現れるのを
監視すればよいだけなので、より簡単で安全な車両操作
が可能となる。
【0088】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0089】図18は、本発明の第5の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置も、主として、
車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的
とするものである。したがって、本実施の形態におい
て、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとし、第1の実施の形態と同一符号を付与してい
る構成部材については、特に説明のない限り、第1の実
施の形態と同様の機能を持つものとする。また、第1の
実施の形態において説明した各変形例についても、特に
ことわらない限り、同様の変形を行うことによって、本
実施の形態に適用されるものとする。
【0090】図18に示すように、本実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成が、第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成と異なるのは、軌跡修正手段
1801を備える点である。
【0091】軌跡修正手段1801は、運転者から入力
された、運動操作の操作開始位置および操作終了位置に
基づいて、想定運動パターンおよび時系列データを修正
するものであり、本発明のパターン修正手段に対応する
ものである。
【0092】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターン格納
手段108に格納されている想定運動パターンがその操
作開始位置と車両の現在位置とを一致させて合成画像上
に表示されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明し
たものと同じである。
【0093】想定運動パターンが合成画像上に表示され
た時点以降の、運転者が軌跡修正手段1801を用いて
想定運動パターンおよび時系列データを修正し、それが
合成画像上に表示されるまでの手順を、左側への車庫入
れを行う場合を例として、以下に説明する。
【0094】図19(a)に示すように、運転者が、障
害物1904、1905に接触しないように目標駐車位
置1902を操作終了位置とする車庫入れ操作を行おう
として、目標駐車位置1902に想定運動パターンの操
作終了位置が一致するような現在位置1901に車両を
移動させたところ、想定運動パターンのタイヤ軌跡19
03が障害物1905と干渉することが判明した場合を
想定する。
【0095】想定運動パターン格納手段108が、別の
左側への車庫入れ操作に対する想定運動パターンを格納
している場合は、パターン選択手段(図示せず)によ
り、これを選択して、うまく駐車操作できるかを検討し
てもよいが、そうでない場合、もしくは、別の想定運動
パターンも障害物等と干渉してしまう場合は、運転者
は、想定運動パターンの修正を行う。
【0096】まず、運転者は、表示手段107に表示さ
れている合成画像(図19(a))の現在位置1901
にある車両を示す図形を、図19(b)に示すように、
新しい操作開始位置1906へ、数値入力、ポインタ
ー、その他の手段によって移動させる。
【0097】新しい操作開始位置1906が決まると、
軌跡修正手段1801は、新しい操作開始位置1906
から目標駐車位置1902へ車両が移動するような新し
いタイヤ軌跡1907(図19(c)参照)を求め、新
しい想定運動パターンおよびそれらに対応する時系列デ
ータを生成する。
【0098】スーパーインポーズ手段102は、図19
(d)に示すように、新しい想定運動パターンを、その
操作開始位置が車両の現在位置1901とを一致させて
合成画像を生成し、表示手段107は、これを表示す
る。
【0099】したがって、運転者は、新しい想定運動パ
ターンの操作終了位置1908を、目標駐車位置190
2と一致させるように、車両を移動させた後に、新しい
想定運動パターンにしたがった運転操作(駐車操作)を
開始すれば、目標駐車位置1902に当該車両を駐車さ
せることができる。
【0100】なお、生成された新しい想定運動パターン
および時系列データは、元の想定運動パターンを更新し
て、想定運動パターン格納手段108に格納するとして
もよいし、元の想定運動パターンはそのままとして、想
定運動パターン格納手段108に追加格納するとしても
よい。また、その場限りのものとして格納しなくてもよ
い。さらに、更新格納、追加格納、格納しない、を運転
者がその都度選択するとしてもよい。
【0101】また、本実施の形態においては、想定運動
パターン格納手段108に更新格納または追加格納する
想定運動パターンは、運転者から入力された運動の開始
時および終了時の車両の位置に基づいて、自動的に求め
られるとして説明したが、実際の運転操作を行って、こ
のときのハンドル舵角、車輪回転数等の時系列データを
採取して、これに基づいて想定運動パターンを生成して
格納するとしてもよい。
【0102】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
における運転操作補助装置に比して、拡張性のある運転
操作補助装置を実現することができる。
【0103】(第6の実施の形態)次に、本発明の第6
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0104】図20は、本発明の第6の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置も、主として、
車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的
とするものである。したがって、本実施の形態におい
て、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとし、第1の実施の形態と同一符号を付与してい
る構成部材については、特に説明のない限り、第1の実
施の形態と同様の機能を持つものとする。また、第1の
実施の形態において説明した各変形例についても、特に
ことわらない限り、同様の変形を行うことによって、本
実施の形態に適用されるものとする。
【0105】図20に示すように、本実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成が、第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成と異なるのは、CG画像合成
手段2001を備える点である。
【0106】CG画像合成手段2001は、想定運動パ
ターン格納手段108に格納されている各想定運動パタ
ーンに対応する3次元データが格納されており、周囲状
況画像の視点に合わせた3次元(または2次元)画像を
生成するものであり、本発明の想定運動パターン格納手
段の機能の一部、および、本発明の合成画像生成手段の
機能の一部に対応するものである。
【0107】また、視点変換手段106は、自動的に、
または、運転者からの入力により、視点の位置を切り替
えることができるものとする。
【0108】また、想定運動パターン格納手段108
は、図21(a)に示すように、格納されている想定運
動パターン(操作開始位置501、操作終了位置502
およびタイヤ軌跡503)とともに、タイヤ軌跡503
上に配置された複数の仮想ポール2001の位置が記憶
されている。この想定運動パターンおよび仮想ポール2
001のデータを基づいて、CG画像合成手段2001
は、予め、この想定運動パターンに対応する3次元デー
タ(図21(b)参照)を生成して格納している。
【0109】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターンに対
応する実際の運転操作が開始されるまでの手順は、第1
の実施の形態で説明したものと同じである。
【0110】想定運動パターンに対応する実際の運転操
作が開始された時点以降の、スーパーインポーズ手段1
02が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段1
07が表示するまでの手順を、左側への縦列駐車を行う
場合を例として、以下に説明する。
【0111】運転者は、実際の運転操作を開始する前
に、視点変換手段106が使用している周辺状況画像の
視点を、当該車両の直上から、当該車両の後部から後方
を望む視点に切り替える。または、視点変換手段106
が想定運動パターンに対応する実際の運転操作が開始さ
れたことを検出することによって、自動的に当該視点に
切り替える。なお、実際の運転操作が開始されたことを
検出する具体的な手段としては、例えば、第2の実施の
形態で説明した開始検出手段1301と同様のものが挙
げられる。
【0112】視点が切り替えられることによって、視点
変換手段106からの出力である周辺状況画像は、図2
1(c)に示すようになる。CG画像合成手段2001
は、当該車両の現在位置を操作開始位置501と一致さ
せて、視点変換手段106が用いている視点と同じ視点
から見たCG画像を生成する。このときのCG画像は、
図21(d)に示すようになる。
【0113】スーパーインポーズ手段102は、このC
G画像を、周囲状況画像に重ね合わせて合成して、図2
1(e)に示すように、本発明の合成画像を生成する。
表示手段107は、この合成画像を表示する。合成画像
は、車両上に固定された視点から見た画像であるため、
図21(e)においては、車両が動くと、画像全体が、
相対的に動いて表示される。
【0114】本実施の形態においては、運転者は、この
表示画像を見ながら、仮想ポールや、操作終了位置と、
実際の障害物との関係を一目で把握しながら、駐車開始
位置を決定できるので、安全で確実な運転操作を行うこ
とができる。
【0115】なお、上記説明では、CG画像合成手段2
001がリアルタイムで視点変換手段106が用いてい
る視点と同じ視点から見たCG画像を生成するとして説
明したが、所定の視点位置から見たCG画像を予め想定
運動パターン毎に生成しておき、これらを格納しておく
という構成でもよい。
【0116】また、本実施の形態においては、第1の実
施の形態と同様に、仮想カメラから見た周辺状況画像を
生成するとして説明したが、視点を切り替えることな
く、車両の後部から後方を望むような画像のみを対象と
する場合には、当該視点位置に据え付けたカメラが撮像
した画像を、そのまま、周辺状況画像としてもよい。こ
の場合の運転操作補助装置の構成は、図22に示すブロ
ック図のようになる。すなわち、CG画像合成手段20
01は、1台の車載のカメラ2201の視点に関するデ
ータをカメラパラメータテーブル103より入手してC
G画像を生成するものである。
【0117】(第7の実施の形態)次に、本発明の第7
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0118】図23は、本発明の第7の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置も、主として、
車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的
とするものである。したがって、本実施の形態におい
て、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとし、第1の実施の形態と同一符号を付与してい
る構成部材については、特に説明のない限り、第1の実
施の形態と同様の機能を持つものとする。また、第1の
実施の形態において説明した各変形例についても、特に
ことわらない限り、同様の変形を行うことによって、本
実施の形態に適用されるものとする。
【0119】図23に示すように、本実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成が、第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成と異なるのは、マッピング手
段2301と、マッピングテーブル2302とを備える
点である。
【0120】マッピング手段2301は、撮像部101
の各カメラからの入力画像を任意の視点から見た画像に
変換する処理を高速に行うものである。
【0121】また、マッピングテーブル2302は、マ
ッピング手段2301が変換を行う際に使用するデータ
を格納するものである。
【0122】図24は、マッピングテーブル2302に
格納されているマッピングテーブルの一例を示す概念図
である。マッピングテーブルは、表示手段107にて表
示する画面(すなわち、スーパーインポーズ手段102
が生成する合成画像)の画素数分のセルから構成されて
いる。すなわち、表示画面の横画素数がテーブルの列数
となり、表示画面の縦画素数がテーブルの行数となるよ
うに、テーブルが構成されている。そして、それぞれの
セルは、カメラ番号と、各カメラで撮影された画像の画
素座標と、をデータとして持っている。
【0123】例えば、図24の左上のセル((1、1
0、10)のデータが記入されているセル)は、表示画
面での左上すなわち(0、0)の部分を示しており、マ
ッピング手段2301は、前記セルに格納されているデ
ータ内容(1、10、10)から、「1番カメラで撮影
された画像の画素(10、10)のデータを、表示画面
(0、0)に表示する」という処理を行う。該テーブル
を用いることにより、表示画面の各画素をどのカメラの
どの画素のデータで置き換えるかの計算を行う必要がな
くなるため、処理の高速化が実現できるものである。
【0124】なお、視点切替手段106が複数の視点を
切り替えて使用する場合、マッピングテーブル2302
は、視点毎に図24のようなテーブルが格納されている
必要がある。
【0125】(第8の実施の形態)次に、本発明の第8
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0126】図25は、本発明の第8の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置も、主として、
車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を目的
とするものである。したがって、本実施の形態におい
て、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとし、第1の実施の形態と同一符号を付与してい
る構成部材については、特に説明のない限り、第1の実
施の形態と同様の機能を持つものとする。また、第1の
実施の形態において説明した各変形例についても、特に
ことわらない限り、同様の変形を行うことによって、本
実施の形態に適用されるものとする。
【0127】図25に示すように、本実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成が、第1の実施の形態におけ
る運転操作補助装置の構成と異なるのは、最終位置入力
手段2501と、開始位置決定手段2502と、空間固
定手段2503とを備える点である。
【0128】最終位置入力手段2501は、ポインター
によって、運転操作の目標終了位置を入力するものであ
る。なお、目標終了位置の入力については、数値入力ま
たはその他の手段によって、入力されるとしてもよい。
【0129】開始位置決定手段2502は、最終位置入
力手段2501によって入力された目標終了位置に対応
する運転操作の開始位置を、当該運転操作に対応する想
定運動パターンにしたがって求めるものである。
【0130】空間固定手段2503は、当該運転操作に
対応する想定運動パターンを、前記目標終了位置と操作
終了位置とが一致させ、以降は、空間固定させるもので
あり、図13の積分手段1302および空間変換手段1
303の機能を併せ持ったものである(図25において
は、後輪回転信号入力およびハンドル切れ角信号入力の
図示省略)。
【0131】なお、図15の画像追跡手段1502およ
び空間変換手段1503の機能を併せ持ったものとして
もよいが、この場合は、図15の画像追跡手段1502
のように、空間バッファ105より、空間データの入力
を貰い受ける必要がある。なお、スーパーインポーズ手
段102および空間固定手段2503を合わせたもの
は、本発明の合成画像生成手段に対応するものである。
【0132】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターン格納
手段108に格納されている想定運動パターンがその操
作開始位置と車両の現在位置とを一致させて合成画像上
に表示されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明し
たものと同じである。
【0133】想定運動パターンが合成画像上に表示され
た時点以降の、運転者が最終位置入力手段2501を用
いて運転操作の目標終了位置を入力し、それに対応する
運転操作の開始位置を含む想定運動パターンが合成画像
上に表示されるまでの手順を、左側への車庫入れを行う
場合を例として、以下に説明する。
【0134】図26(a)に示すように、運転者が、障
害物401、402に接触しないように、この間に駐車
しようとして、本発明の合成画像を表示手段107に表
示させたところ、車両の現在位置901を操作開始位置
とする想定運動パターン1403の操作終了位置である
駐車位置1001が、障害物402と重なった場合を想
定する。
【0135】運転者は、表示手段107の画面上に表示
されているポインタ2601を用いて、駐車位置100
1を目標位置2602に移動させる。このとき、図26
(b)に示すように、想定運動パターン1403は、駐
車位置1001とともに移動するので、想定運動パター
ン1403の操作開始位置は、駐車操作を開始する開始
位置2603として表示されることになる。
【0136】上記移動作業が終了した後も、車両の現在
位置901は、図26(c)に示すように、表示手段1
07が表示する画面上に表示されている。運転者は、こ
の画面を見ながら、車両を開始位置2603へ移動させ
ればよい。このとき、想定運動パターン1403は、空
間固定手段2503によって、空間に固定されているの
で、想定運動パターン1403と障害物401、402
との相対的な位置関係は変わらない。
【0137】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
で説明した効果に加え、運転操作の開始位置を効率よく
求められるので、操作開始までに要する時間の短縮が図
れる。
【0138】なお、本実施の形態における運転操作補助
装置に、開始位置2603が決定されると、現在位置9
01との相対的な位置関係を計算し、車両を現在位置9
01から開始位置2603まで誘導するのに必要なハン
ドル切れ角および後輪回転数に関する時系列データを求
めて、これにしたがって、ハンドル切れ角制御信号およ
び後輪回転数制御信号を発生させ、ハンドル制御系およ
び後輪駆動系を制御することによって、車両の運転を自
動制御して、車両を現在位置901から開始位置260
3まで自動誘導する開始位置誘導手段を付加するとして
もよい。これによって、運転者が操作をすること無し
に、車両が開始位置まで誘導されるので、より簡単で安
全な車両操作が可能となる。
【0139】(第9の実施の形態)次に、本発明の第9
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0140】図27は、本発明の第9の実施の形態にお
ける運転操作補助装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における運転操作補助装置が、第2の実施
の形態における運転操作補助装置と異なるのは、開始検
出手段1301および積分手段1302の出力が、視点
変換手段106に入力され、視点変換手段106はこれ
にしたがって、仮想カメラの視点を切り替えることに関
する点のみである。
【0141】したがって、本実施の形態において、特に
説明のないものについては、第2の実施の形態と同じと
し、第2の実施の形態と同一符号を付与している構成部
材については、特に説明のない限り、第2の実施の形態
と同様の機能を持つものとする。また、第2の実施の形
態において説明した各変形例についても、特にことわら
ない限り、同様の変形を行うことによって、本実施の形
態に適用されるものとする。
【0142】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターンに対
応する実際の運転操作が開始されるまでの手順は、第1
の実施の形態で説明したものと同じである。
【0143】想定運動パターンに対応する実際の運転操
作が開始された時点以降の、スーパーインポーズ手段1
02が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段1
07が表示するまでの手順を、左側への縦列駐車を行う
場合を例として、以下に説明する。
【0144】実際の運転操作が開始されるまでは、第1
の実施の形態において、図10を用いて説明したよう
に、仮想カメラの視点位置は車両の真上に固定されてお
り、図28(a)に示すように、車両の現在位置901
およびこの位置を操作開始位置とする想定運動パターン
1403は、画面上に固定されており、障害物401、
402等の周辺状況画像が、車両の移動に合わせて相対
的に画面上を移動して表示されている。
【0145】図28(b)に示すように、車両の現在位
置901が、目標駐車位置902に対応する位置に来る
と、運転者は、左側への縦列駐車に対応する運転操作を
開始する。運転操作が開始されると、ギア信号が後退の
状態でかつハンドル切れ角信号が前輪の操舵角が一定以
上大きくなるので、開始検出手段1301が、左側への
縦列駐車に対応する運転操作(駐車操作)が開始された
と判断し、積分手段1302および視点変換手段106
へ運転操作(駐車操作)が開始されたことを伝える。
【0146】積分手段1302は、入力されてくる、運
転操作開始以降のハンドル切れ角信号と、後輪回転数信
号とを積分して、図14(a)に示すように、車両現在
位置1402に対する駐車操作開始位置1401の位置
関係を算出する。
【0147】算出された位置関係にしたがって、空間変
換手段1303は、図14(b)に示すように、左側へ
の縦列駐車に対応する想定運動パターン1403をその
操作開始位置(図5の501)と駐車操作開始位置14
01が一致するように、移動させる。換言すれば、空間
変換手段1303は、運転操作開始以降、想定運動パタ
ーン1403を、駐車操作開始時の位置に空間固定す
る。
【0148】視点変換手段106は、運転操作(駐車操
作)が開始されたことを伝えられると、このときの仮想
カメラの視点位置を空間(地面)に対して固定にする。
すなわち、運転操作開始以降は、周辺状況画像(障害物
401、402等)は画面上に固定される。
【0149】スーパーインポーズ手段102は、運転操
作開始以降においては、駐車操作開始時の位置に空間固
定された想定運動パターン1403と、車両現在位置1
402とを、周囲状況画像に重ね合わせて合成して、図
28(c)に示すように、本発明の合成画像を生成す
る。この合成画像の視点は、周囲状況画像の視点と同じ
く、駐車操作開始時の仮想カメラの視点位置を空間固定
したものであるから、スーパーインポーズ手段102
は、積分手段1302によって算出された位置関係を視
点に対して逆算することによって、前記合成画像を生成
する。すなわち、この合成画像(図28(c))におい
て、周辺状況画像(障害物401、402等)および想
定運動パターン1403が画面上に固定され、車両現在
位置1402が、車両の実際の移動に合わせて相対的に
画面上を移動して表示される。
【0150】本実施の形態によれば、駐車操作開始五の
視点が空間に固定されるので、運転者が、駐車スペース
周囲の状況に対する自車の移動状態がひとめで把握でき
るようになる。
【0151】なお、想定運動パターンで想定する運動が
広範囲または複雑なものであり、運転操作を開始した後
に、撮像部101のカメラの視野に入らない範囲が生じ
る場合は、空間データバッファ105に蓄積されている
データを用いて当該範囲の表示を行うとしてもよい。
【0152】(第10の実施の形態)次に、本発明の第
10の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0153】図29は、本発明の第10の実施の形態に
おける運転操作補助装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態における運転操作補助装置が、第1の
実施の形態における運転操作補助装置と異なるのは、想
定運動パターン格納手段108にデフォルトの運送パタ
ーンとして、図30(b)に示すようにタイヤ回転に対
してハンドル角を、左右最大にきった場合のバックする
2つの場合を想定して、さらに前記2つの場合の想定運
動から生じる、図30(a)に示すようにタイヤ軌跡6
03ではなく、車両全体が通過する空間の外接領域軌跡
604を、2つ同時にスーパーインポーズ手段102で
合成し、表示手段107に表示する点のみである。
【0154】したがって、本実施の形態において、特に
説明のないものについては、第1の実施の形態と同じと
し、第1の実施の形態と同一符号を付与している構成部
材については、特に説明のない限り、第1の実施の形態
と同様の機能を持つものとする。また、第1の実施の形
態において説明した各変形例についても、特にことわら
ない限り、同様の変形を行うことによって、本実施の形
態に適用されるものとする。
【0155】本実施の形態によれば、まず想定運動格納
パターン108のデフォルトとして、もっとも単純な図
30(b)に示すようにハンドルを、左右最大にきった
場合のバックする2つの場合を想定しているので、この
想定運動格納パターン108のデフォルトで、駐車でき
る場合には、複数の想定運動格納パターンの切り替え選
択操作が、不要となり、運転者の操作負担を軽減すると
いう効果がある。
【0156】また、さらに前記2つの場合の想定運動か
ら生じる外接領域軌跡604を、2つ同時にスーパーイ
ンポーズ手段102で合成し、表示手段107に表示す
ることにより、左右の2つの想定運動格納パターンの切
り替え選択操作が不要となり、運転者の操作負担を軽減
するという効果がある。
【0157】また、図30(a)に示すようにタイヤ軌
跡603ではなく、車両全体が通過する空間の外接領域
軌跡60を、スーパーインポーズ手段102で合成し、
表示手段107に表示することにより、タイヤ軌跡より
大きく膨らむ車両部分、たとえば、左後方に曲がりなが
ら駐車する場合の、右前方部分等が障害物に接触するか
どうかなどを、より正確に運転者が把握しやすくなると
いう効果がある。
【0158】(第11の実施の形態)次に、本発明の第
11の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0159】図31は、本発明の第11の実施の形態に
おける運転操作補助装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態における運転操作補助装置も、主とし
て、車庫入れ時および縦列駐車時等の運転操作の補助を
目的とするものである。したがって、本実施の形態にお
いて、特に説明のないものについては、第1および第5
の実施の形態と同じとし、第1および第5の実施の形態
と同一符号を付与している構成部材については、特に説
明のない限り、第1および第5の実施の形態と同様の機
能を持つものとする。また、第1および第5の実施の形
態において説明した各変形例についても、特にことわら
ない限り、同様の変形を行うことによって、本実施の形
態に適用されるものとする。
【0160】本実施の形態における運転操作補助装置の
構成が、第1および第5の実施の形態における運転操作
補助装置の構成と異なるのは、図31に示す障害物入力
手段3101と想定パターン修正手段3102を有して
いる点と、想定運動パターン格納手段108において、
図32(a)に示す様に切り替えし、つまり運動途中で
後退と前進を切り替える運動パターンを含む点である。
【0161】このとき、想定運動パターンの時系列デー
タとして図32(b)に示すようにタイヤ回転に対応し
たハンドル角が、図31の想定運動パターン格納手段1
08に格納されている。図32(b)に示すように、タ
イヤ回転が、0〜0.8までは車両の後退を示し、そこ
から後退から前進へ切り替わる。このとき車両の位置は
図32(a)に示す後退前進切り替え位置3201にあ
る。つぎにタイヤ角0.8〜0.6へ車両の前進し、図
32(a)に示す前進後退切り替え位置3202に来た
時点で、再びタイヤ角0.6〜1.4へと後退に切り替
わる。
【0162】このように運動途中で後退と前進を切り替
える運動パターンを含むことにより、図32(a)に示
すように、障害物に対して小さな空間的余裕しかない場
合でも車両の位置方向を制御できる。
【0163】本実施の形態において、撮像部101によ
って撮像された画像データから本発明の周囲状況画像が
生成されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、スーパーインポーズ手段10
2が本発明の合成画像を生成して、それを表示手段10
7が表示するまでの手順のうち、想定運動パターン格納
手段108に格納されている想定運動パターンがその操
作開始位置と車両の現在位置とを一致させて合成画像上
に表示されるまでの手順は、第1の実施の形態で説明し
たものと同じである。
【0164】想定運動パターンが合成画像上に表示され
た時点以降の、運転者が軌跡修正手段1801と障害物
入力手段3101を用いて想定運動パターンおよび時系
列データを修正し、それが合成画像上に表示されるまで
の手順を、右側への車庫入れを行う場合を例として、以
下に説明する。
【0165】図33に示すように、運転者が、障害物:
(a、b、c3204、3205、3206)に接触し
ないように、目標駐車位置1902を操作終了位置とす
る車庫入れ操作を行おうとし、目標駐車位置1902に
想定運動パターンの操作終了位置が一致するような現在
位置1901に車両を移動させたところ、想定運動パタ
ーンの外接領域604が障害物:a,b,cと接触する
危険があることが判明した場合を想定する。
【0166】想定運動パターン格納手段108が、別の
右側への車庫入れ操作に対する想定運動パターンを格納
している場合は、パターン選択手段(図示せず)によ
り、これを選択して、うまく駐車操作できるかを検討し
てもよいが、そうでない場合、もしくは、別の想定運動
パターンも障害物等と干渉してしまう場合は、運転者
は、想定運動パターンの修正を行う。
【0167】まず、運転者は、図31に示す表示手段1
07に表示されている合成画像(図33)の現在位置3
200にある車両を示す図形を駐車操作開始位置190
1とし、図31に示す障害物入力手段3101を用い
て、図34に示すように、画像中の障害物a,b,cの
ある領域を障害物指示矩形:a3207、または障害物
指示円形:b3208を用いて障害物指示領域:321
0(図36参照)として、数値入力、ポインター、その
他の手段によって設定入力する。また、目標駐車位置に
修正が必要な場合は、同様に数値入力、ポインター、そ
の他の手段によって移動入力する。
【0168】障害物領域が入力されると、軌跡修正手段
1801は、図35に示すように障害物指示領域:32
10を含んだ周囲60cmの領域に、接触危険領域32
09を設定する。そして領域について、図36に示すよ
うな接触危険評価関数H3210を与える。この関数
は、障害物指示領域:3210から10cm以下では接
近するにつれて急峻に増加し、10cm以上から離れる
にしたがって緩やかに減少し、60cm以上で0とな
る、3つの2次関数の合成から構成される。
【0169】また、図37に示すように所領の周囲6点
に、評価点3211(xi,yi):(i=1〜6)が設定され、図
32(b)に示した表のN個の項目(タイヤ回転tm、
タイヤ角km):(m=1〜N)についての軌跡評価点321
2(xi,yi)n:((n=1〜N)が算出される。
【0170】図38の式に示すように、この軌跡評価点
3212の位置の接触危険評価関数H3210の総和か
ら、軌跡接触危険評価関数 H”3213が求められる。
【0171】この軌跡接触危険評価関数 H”3213
は、図37に示すように図32(b)に示した表のN個
の項目(タイヤ回転tm、タイヤ角km)の関数とな
る。したがって偏微分法をつかって、順次図(タイヤ回
転tm、タイヤ角km)を、修正することによって、こ
の軌跡接触危険評価関数 H”3213を最小化する(タ
イヤ回転tm、タイヤ角km)を求めることができる。
【0172】これにより、図39に示すように、最初の
図32(b)に示した(タイヤ回転tm、タイヤ角k
m)から、軌跡接触危険評価関数 H”3213を最小化
する(タイヤ回転tm、タイヤ角km)へ想定運動パタ
ーンを修正することができる。
【0173】なお、軌跡接触危険評価関数 H”3213
を最小化するタイヤ回転tm、タイヤ角km)での、軌
跡評価点3212(xi,yi)nの各点についての接触危険
評価関数Hから、1点でも障害物指示領域:3210から
10cm以下のものがある場合、「要注意」の警告を運
転者に出し、また1点でも障害物指示領域:3210に
0cm以下のものがある場合、「駐車不能」の警告を運
転者に出す。
【0174】この修正された想定運動パターンは、軌跡
接触危険評価関数 H”3213を最小化する運動パター
ンであるので、図40に示すように、より障害物から余
裕をもった軌跡を発生し、より安全に駐車することが可
能となる。
【0175】スーパーインポーズ手段102は、図41
に示すように、修正想定運動パターン3214を、その
操作開始位置1901と車両の現在位置3200とを一
致させて合成画像を生成し、表示手段107は、これを
表示する。
【0176】したがって、運転者は、新しい修正想定運
動パターン3214にしたがった運転操作(駐車操作)
を開始すれば、目標駐車位置1902に、より障害物か
ら余裕をもった運動パターンで当該車両を駐車させるこ
とができる。
【0177】なお、生成された新しい想定運動パターン
および時系列データは、元の想定運動パターンを更新し
て、想定運動パターン格納手段108に格納するとして
もよいし、元の想定運動パターンはそのままとして、想
定運動パターン格納手段108に追加格納するとしても
よい。また、その場限りのものとして格納しなくてもよ
い。さらに、更新格納、追加格納、格納しない、を運転
者がその都度選択するとしてもよい。
【0178】また、本実施の形態においては、想定運動
パターン格納手段108に更新格納または追加格納する
想定運動パターンは、運転者から入力された運動の開始
時および終了時の車両の位置に基づいて、自動的に求め
られるとして説明したが、実際の運転操作を行って、こ
のときのハンドル舵角、車輪回転数等の時系列データを
採取して、これに基づいて想定運動パターンを生成して
格納するとしてもよい。 (第12の実施の形態)次に、本発明の第12形態を図
42〜図46を参照して説明する。
【0179】第11の実施例の形態においては、図32
(a)に示した一つの想定運動パターンについて、運転
者から入力された障害物領域に基づいて修正を行うもの
としたが、2つ以上の想定運動パターンについて修正を
行い、好ましいものを選択するものとしても良い。図3
1に比べて異なるのは、軌跡修正手段3101の代わり
に、運動パターン選択軌跡修正手段3301を利用する
点である。
【0180】まずその動作を簡単に説明する。運転者
は、図43に示すように車両の現在位置を駐車操作開始
位置とし、表示装置に表示される画像上において、目標
駐車位置1902を指定入力する。運動パターン選択軌
跡修正手段3301では、まず想定運動パターン格納手
段108に複数格納されている想定運動パターンのう
ち、この駐車操作開始位置に対して、目標駐車位置19
02の大まかな位置関係から、図44に示すような右後
方に駐車する2つのする想定運動パターンを抽出する。
【0181】さらに、図45,図46に示すように、運
転者が表示装置に表示される画像上における障害物領域
を入力すると、前記2つの想定運動パターンについて前
記第11実施例と同様にして、それぞれ軌跡接触危険評
価関数 H”3213を最小化するように想定運動パター
ンを修正する。このとき2つの最小化された軌跡接触危
険評価関数 H”3213を比べ、小さい方を選択するこ
とによって、より安全な想定運動パターンを選択するこ
とができる。また2つの軌跡接触危険評価関数H”32
13が同じ値の場合、運転操作の単純な方の優先度を予
め高くすることによって、より単純な想定運動パターン
が選択される。
【0182】したがって、図45に示すように障害物か
らの空間的余裕が少ない場合には、切り返しのあるより
安全な運動パターンが自動的に選択され、図446に示
すように障害物からの空間的余裕が大きい場合には、切
り返しのないより単純な運動パターンが自動的に選択さ
れる。
【0183】このような構成によって、運転者は、目標
駐車位置や障害物領域を入力するだけで、最適な想定運
動パターンが自動的に選択され、安全でより簡単な運転
操作で最適な駐車を実現できる。
【0184】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
における運転操作補助装置に比して、拡張性のある運転
操作補助装置を実現することができる。
【0185】上述した第1〜第12の実施の形態におい
ては、本発明の周囲状況画像化手段は、主として、複数
の車載カメラを用いて仮想カメラの視点からの画像を生
成するものであるとして説明したが、これに限るもので
はなく、例えば、屋根付駐車場の天井に設置されている
1台のカメラであるとしてもよい。要するに、本発明の
周囲状況画像化手段は、車両の周囲状況をカメラを用い
て画像化して、周囲状況画像を生成する、および/また
は、生成した前記周囲状況画像を格納するものでありさ
えすればよい。
【0186】また、上述した第1〜第12の実施の形態
における運転操作補助装置は、本発明の想定運動パター
ン格納手段を備えるとして説明したが、これに限るもの
ではなく、例えば、その都度、想定運動パターンが入力
されるものであってもよい。要するに、本発明の運転操
作補助装置は、車両の周囲状況をカメラを用いて画像化
して、周囲状況画像を生成する、および/または、生成
した前記周囲状況画像を格納する周囲状況画像化手段
と、予め前記車両に対して所定の一連の運転操作を行う
とした場合の前記車両の運動を表す画像データである想
定運動パターンを、前記周囲状況画像上に重ね合わせ
て、合成画像を生成する合成画像生成手段と、前記合成
画像を表示する表示手段とを備えるものでありさえすれ
ばよい。これによって、少なくとも、合成画面上に、周
囲状況画像と想定運動パターンとが重ね合わされて表示
されるので、運転者は、両者の関係を一目で把握できる
ことになる。
【0187】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、運転者が所定の一連の運転操作を行おう
とする場合、前記所定の一連の運転操作を行ったときの
車両の運動を、周囲状況とともに表示することによっ
て、運転者が前記所定の一連の運転操作による車両の運
動と周囲状況との関係を直接的に確認でき、運転者の負
担を軽減することができる運転操作補助装置を提供する
ことができる。
【0188】すなわち、運転者は、本発明の運転操作補
助装置を用いることにより、車庫入れ、縦列駐車の運転
操作を開始するべき地点や、最終的に停めたい場所、他
の車などの障害物の位置関係を、前記表示画像からひと
めで把握できるため、運転者の操作負担の軽減、安全性
の向上が期待できる。さらに自動運転の技術を追加導入
することにより、運転者は、前記移動軌跡データを見な
がら、駐車処理開始地点まで車両を移動しさえすれば、
その後の車庫入れなどの処理をすべて自動で行うことも
可能となる。
【0189】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の撮像部101の各カメラを車両に取り付けた一
例を示す車両の平面図および立面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の仮想カメラの視点の一例を示す立面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の仮想カメラからの周囲状況画像の一例を示す図
である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の想定運動データの一例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の想定運動データの一例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における運転操作補
助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図9】左側への縦列駐車を行う場合の車両の運動を示
す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における運転操作
補助装置の想定運動パターン格納手段108に格納され
ている想定運動パターンのバリエーションの一例を示す
図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の変形例を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第5の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の第5の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図20】本発明の第6の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の第6の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態における運転操作
補助装置の変形例の構成を示すブロック図である。
【図23】本発明の第7の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図24】本発明の第7の実施の形態における運転操作
補助装置のマッピングテーブル2302に格納されてい
るマッピングテーブルの一例を示す概念図である。
【図25】本発明の第8の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の第8の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図27】本発明の第9の実施の形態における運転操作
補助装置の構成を示すブロック図である。
【図28】本発明の第9の実施の形態における運転操作
補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図29】本発明の第10の実施の形態における運転操
作補助装置の構成を示すブロック図である。
【図30】本発明の第10の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例等を示す図である。
【図31】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の構成を示すブロック図である。
【図32】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例等を示す図である。
【図33】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図34】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図35】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図36】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の接触危険評価関数を説明するためのグラフ
である。
【図37】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図38】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の接触危険評価関数の一例を示す図である。
【図39】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置における想定運動データの一例を示す図であ
る。
【図40】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図41】本発明の第11の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図42】本発明の第12の実施の形態における運転操
作補助装置の構成を示すブロック図である。
【図43】本発明の第12の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図44】本発明の第12の実施の形態における運転操
作補助装置の構成を示すブロック図である。
【図45】本発明の第12の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【図46】本発明の第12の実施の形態における運転操
作補助装置の合成画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 撮像部 102 スーパーインポーズ手段 103 カメラパラメータテーブル 104 空間再構成手段 105 空間データバッファ 106 視点変換手段 107 表示手段 108 想定運動パターン格納手段 1301、1501 開始検出手段 1302、1703 積分手段 1303、1503、1704 空間変換手段 1502 画像追跡手段 1701 開始入力手段 1702 運転制御手段 1801 軌跡修正手段 2001 CG画像合成手段 2201 カメラ 2301 マッピング手段 2302 マッピングテーブル 2501 最終位置入力手段 2502 開始位置決定手段 2503 空間固定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60R 21/00 626 B60R 21/00 626G 628 628D 628Z (72)発明者 登 一生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 森村 淳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−48198(JP,A) 特開 平3−99952(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 B60R 1/00 B60R 21/00

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の周囲状況をカメラを用いて画像化
    して、周囲状況画像を生成する、周囲状況画像化手段
    と、 予め前記車両に対して所定の一連の運転操作を行うとし
    た場合の前記車両の運動を表す画像データである想定運
    動パターンと、前記車両が現在存在する領域を表す画像
    データである現在位置データとを、前記周囲状況画像上
    に重ね合わせて、合成画像を生成する合成画像生成手段
    と、 前記合成画像を表示する表示手段とを備えることを特徴
    とする運転操作補助装置。
  2. 【請求項2】 前記周囲状況画像化手段は、一台もしく
    は複数台のカメラと、前記各カメラの特性であるカメラ
    パラメータを格納するカメラパラメータテーブルとを有
    し、前記各カメラの出力から、前記カメラパラメータに
    基づいて、前記周囲状況画像を生成することを特徴とす
    る請求項1に記載の運転操作補助装置。
  3. 【請求項3】 前記周囲状況画像化手段は、前記カメラ
    パラメータに基づいて、前記各カメラからの出力画像を
    構成する各々の画素を3次元空間の点に対応づけた空間
    データを作成する空間再構成手段と、前記空間データを
    参照して、所定の視点から見た画像を前記周囲状況画像
    として生成する視点変換手段とを有し、前記合成画像生
    成手段は、前記空間データを参照して、前記合成画像を
    生成することを特徴とする請求項2に記載の運転操作補
    助装置。
  4. 【請求項4】 前記空間データを一時的に格納する空間
    データバッファを備えることを特徴とする請求項3に記
    載の運転操作補助装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の視点は、前記3次元空間また
    は前記車両に対して固定された点であり、 前記視点変換手段は、前記所定の視点を、自動的に、ま
    たは、運転者からの入力により、切り替えることを特徴
    とする請求項3または4に記載の運転操作補助装置。
  6. 【請求項6】車両の周囲状況をカメラを用いて画像化し
    て、周囲状況画像を生成する、周囲状況画像化手段と、 予め前記車両に対して所定の一連の運転操作を行った場
    合の前記車両の操作開始位置と前記車両の操作終了位置
    との関係を表す画像データを含む前記車両の運動を表す
    画像データである想定運動パターンと、前記車両が現在
    存在する領域を表す画像データである現在位置データと
    を、前記周囲状況画像上に重ね合わせて、合成画像を生
    成する合成画像生成手段と、 前記合成画像を表示する表示手段とを備えることを特徴
    とする運転操作補助装置。
  7. 【請求項7】 前記操作開始位置は、前記車両の前記運
    動の開始時の前記車両が存在する領域である想定運動開
    始領域であり、前記操作終了位置は、前記運動の終了時
    の前記車両が存在する領域である想定運動終了領域であ
    ことを特徴とする請求項に記載の運転操作補助装
    置。
  8. 【請求項8】 前記想定運動パターンは、前記車両のタ
    イヤの軌跡を表す画像データ、および/または、前記車
    両の移動領域を表す画像データを含むことを特徴とする
    請求項6に記載の運転操作補助装置。
  9. 【請求項9】 前記想定運動パターンは、前記車両の移
    動領域の外縁に配置された仮想ポールを表す画像データ
    を含むことを特徴とする請求項6またはに記載の運転
    操作補助装置。
  10. 【請求項10】 前記合成画像生成手段は、前記車両が
    現在存在する領域を表す画像データである現在位置デー
    タも、前記周囲状況画像上に重ね合わせて、前記合成画
    像を生成することを特徴とする請求項6〜のいずれか
    に記載の運転操作補助装置。
  11. 【請求項11】 前記合成画像生成手段は、前記想定運
    動開始領域を、前記現在位置データと同一の位置に重ね
    合わせることを特徴とする請求項10に記載の運転操作
    補助装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の一連の運転操作に対応する
    実際の運転操作が開始されると、 前記合成画像生成手段は、それ以降、前記実際の運転操
    作が開始された時点での、前記想定運動パターンの前記
    周囲状況画像に対する位置関係を固定して、前記合成画
    像生成することを特徴とする請求項6〜11のいずれか
    に記載の運転操作補助装置。
  13. 【請求項13】 前記実際の運転操作が開始された時点
    での、前記合成画像上における、前記周囲状況画像の画
    像データの全部または一部を基準とする、前記想定運動
    パターンの画像データの全部または一部の位置情報を記
    憶する位置情報記憶手段を備え、 前記合成画像生成手段は、前記位置情報にしたがって、
    前記位置関係を固定することを特徴とする請求項12
    記載の運転操作補助装置。
  14. 【請求項14】 前記実際の運転操作に関する信号に基
    づいて、前記実際の運転操作が開始された時点からの前
    記車両の移動位置を算出する移動位置算出手段を備え、 前記合成画像生成手段は、前記移動位置にしたがって、
    前記位置関係を固定することを特徴とする請求項12
    記載の運転操作補助装置。
  15. 【請求項15】 前記運動の終了時の前記車両の位置で
    ある最終位置を入力する最終位置入力手段と、 前記入力された最終位置に対応する前記運動の開始時の
    位置である開始位置を、前記想定運動パターンにしたが
    って求める開始位置決定手段とを備え、 前記合成画像生成手段は、前記入力された最終位置、お
    よび、それに対応する前記開始位置も、前記周囲状況画
    像上に重ね合わせて、前記合成画像を生成することを特
    徴とする請求項6〜14のいずれかに記載の運転操作補
    助装置。
  16. 【請求項16】 前記車両の運転を自動制御して、前記
    車両を前記開始位置に誘導する開始位置誘導手段を備え
    ることを特徴とする請求項15に記載の運転操作補助装
    置。
  17. 【請求項17】 前記所定の一連の運転操作に関するデ
    ータであって、少なくとも前記想定運動パターンを含む
    想定運動データを保持する想定運動パターン格納手段を
    備えることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記
    載の運転操作補助装置。
  18. 【請求項18】 前記想定運動パターン格納手段は、前
    記想定運動パターンを複数保持しており、 前記想定運動パターンを、運転者からの入力により、ま
    たは、所定の運転操作から自動的に、選択するパターン
    選択手段を備えることを特徴とする請求項17に記載の
    運転操作補助装置。
  19. 【請求項19】 前記想定運動パターン格納手段に保持
    されている前記想定運動パターンの内容を更新修正でき
    るパターン修正手段を備えることを特徴とする請求項
    または18に記載の運転操作補助装置。
  20. 【請求項20】 前記パターン修正手段は、運転者から
    入力された、修正後の前記運動の開始時および終了時の
    前記車両の位置に基づいて、前記想定運動パターンおよ
    び/または前記想定運動データを更新修正することを特
    徴とする請求項19に記載の運転操作補助装置。
  21. 【請求項21】 前記パターン修正手段は、実際の運転
    操作に基づいて、前記想定運動パターンおよび/または
    前記想定運動データを更新修正することを特徴とする請
    求項19に記載の運転操作補助装置。
  22. 【請求項22】 前記想定運動データは、前記車両の移
    動距離とハンドルの舵角との関係を表す時系列データを
    含むことを特徴とする請求項17〜21のいずれかに記
    載の運転操作補助装置。
  23. 【請求項23】 前記所定の一連の運転操作に対応する
    実際の運転操作が開始されると、前記時系列データにし
    たがって前記車両の運転を自動制御する運転制御手段と
    を備えることを特徴とする請求項22に記載の運転操作
    補助装置。
  24. 【請求項24】 前記所定の一連の運転操作に対応する
    実際の運転操作が開始されたことを、運転者からの入力
    により、または、所定の運転操作から自動的に、検出す
    る操作開始検出手段を備えることを特徴とする請求項
    14のいずれか、又は23に記載の運転操作補助装
    置。
  25. 【請求項25】 前記視点変換手段が前記所定の視点を
    切り替える場合、 前記視点変換手段は、前記所定の一連の運転操作に対応
    する実際の運転操作が開始される迄は、前記所定の視点
    を前記車両に対して固定された点とし、前記所定の一連
    の運転操作に対応する実際の運転操作が開始された後
    は、前記所定の視点を、前記所定の視点を前記3次元空
    間に対して固定された点に切り替えることを特徴とする
    請求項5〜24のいずれかに記載の運転操作補助装置。
  26. 【請求項26】 前記3次元空間に対して固定された点
    は、前記実際の運転操作が開始された時点における、前
    記想定運動パターンが示す前記車両の前記運動の終了時
    の位置の直上の点であることを特徴とする請求項25
    記載の運転操作補助装置。
  27. 【請求項27】 前記想定運動パターンは、前記所定の
    一連の運転操作を行った場合の前記車両の通過する空間
    上の外接領域を示す画像データを含むことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかの運転操作補助装置。
  28. 【請求項28】 前記想定運動パターンは、前記車両の
    タイヤの操舵角を左右いずれか最大にした場合の軌跡を
    表す画像データ、および/または、前記車両の移動領域
    を表す画像データを含むことを特徴とする請求項6に記
    載の運転操作補助装置。
  29. 【請求項29】 前記想定運動パターン格納手段は、前
    記想定運動パターンを複数保持しており、前記想定運動
    パターンを、2つ以上同時に前記周囲状況画像上に重ね
    合わせて、合成画像を生成する合成画像生成手段と、前
    記合成画像を表示する表示手段とを備えることを特徴と
    する請求項17に記載の運転操作補助装置。
  30. 【請求項30】 前記想定運動パターンは、前記所定の
    一連の運転操作において後退から前進、または前進から
    後退の切り替えを含むことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかの運転操作補助装置。
  31. 【請求項31】 前記合成画像を表示する表示手段に対
    して、運転者から、画像中の障害物領域の位置を入力で
    きる障害物入力手段を備えたことを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかの運転操作補助装置。
  32. 【請求項32】 前記パターン選択手段は、運転者から
    入力された、障害物領域の位置に基づいて、前記想定運
    動パターンを選択するものであり、 前記合成画像を表示する表示手段に対して、運転者か
    ら、画像中の障害物領域の位置を入力できる障害物入力
    手段を備えたことを特徴とする請求項18に記載の運転
    操作補助装置。
  33. 【請求項33】 前記パターン修正手段は、運転者から
    入力された、障害物領域の位置に基づいて、前記想定運
    動パターンおよび/または前記想定運動データを更新修
    正するものであり、 前記合成画像を表示する表示手段に対して、運転者か
    ら、画像中の障害物領域の位置を入力できる障害物入力
    手段を備えたことを特徴とする請求項19に記載の運転
    操作補助装置。
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