JP3275352B2 - ミシン装置 - Google Patents
ミシン装置Info
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- JP3275352B2 JP3275352B2 JP07697392A JP7697392A JP3275352B2 JP 3275352 B2 JP3275352 B2 JP 3275352B2 JP 07697392 A JP07697392 A JP 07697392A JP 7697392 A JP7697392 A JP 7697392A JP 3275352 B2 JP3275352 B2 JP 3275352B2
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- Japan
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- sewing machine
- arm
- thread
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B55/00—Needle holders; Needle bars
- D05B55/14—Needle-bar drives
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B73/00—Casings
- D05B73/02—Upper casings
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はミシン装置に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】ミシン装置において、糸コマから取り出
された糸は、ミシン装置上に配設される糸掛け、糸案
内、上糸調節装置、天秤装置などを順序通りに通され、
ミシン針の針穴に案内されている。従来では、ミシン
糸、特に上糸を交換するときには、糸コマをミシン装置
から取り外して交換した糸コマを新たに通し直すか、糸
コマ付近の上糸を切断して交換する糸コマから取り出さ
れた上糸と結び、針穴に通っている交換前の上糸を引っ
張って、交換する糸を糸掛け、糸案内より針穴に導くと
いう方法が取られている。
された糸は、ミシン装置上に配設される糸掛け、糸案
内、上糸調節装置、天秤装置などを順序通りに通され、
ミシン針の針穴に案内されている。従来では、ミシン
糸、特に上糸を交換するときには、糸コマをミシン装置
から取り外して交換した糸コマを新たに通し直すか、糸
コマ付近の上糸を切断して交換する糸コマから取り出さ
れた上糸と結び、針穴に通っている交換前の上糸を引っ
張って、交換する糸を糸掛け、糸案内より針穴に導くと
いう方法が取られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したどち
らの方法にしても交換に手間がかかるだけでなく、糸交
換の度に糸調子を調節する必要があるなど、時間のかか
るものとなっていた。
らの方法にしても交換に手間がかかるだけでなく、糸交
換の度に糸調子を調節する必要があるなど、時間のかか
るものとなっていた。
【０００４】ところで、針棒を備えるミシン頭部をミシ
ンアームから外して取り替えられるようにしたミシンと
して、ＵＳＰ−４５９０８７５号に開示されるものがあ
る。
ンアームから外して取り替えられるようにしたミシンと
して、ＵＳＰ−４５９０８７５号に開示されるものがあ
る。
【０００５】このミシンでは、針棒をミシン頭部ととも
に交換することで、ロック、ジグザグ縫い等の多用途に
対応できるようになっている。しかし、このミシンにお
いても、ミシンアームに糸立て棒、上糸調節装置、糸案
内部等が配設されており、針棒の取り替えとともにミシ
ン糸も掛け直さなければならなかった。
に交換することで、ロック、ジグザグ縫い等の多用途に
対応できるようになっている。しかし、このミシンにお
いても、ミシンアームに糸立て棒、上糸調節装置、糸案
内部等が配設されており、針棒の取り替えとともにミシ
ン糸も掛け直さなければならなかった。
【０００６】そこで、本発明は糸交換の際に上糸を通す
手間のかからないミシン装置を提供することを技術的課
題とする。
手間のかからないミシン装置を提供することを技術的課
題とする。
【０００７】
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において講じた第１の技術的解決手段は、ミシ
ンベッドと、該ミシンベッドより起立して水平方向に延
在するミシンアームと、該ミシンアーム内に配設される
上軸と、前記ミシンアームの側壁に脱着可能に配設され
るミシン頭部と、該ミシン頭部に配設され前記上軸の回
転運動を受けて上下に運動し前記ミシン頭部とともに前
記ミシンアームから離脱可能な針棒と、前記針棒と脱着
可能に接続され前記上軸の回転運動を前記針棒の揺動運
動に変換する変換手段と、前記ミシン頭部に配設され前
記針棒先端のミシン針に上糸を供給する上糸供給手段
と、前記ミシンアームに配設され前記針棒の上下運動に
同調して揺動運動し前記上糸を脱着可能に保持する天秤
手段を備えたことを特徴とするミシン装置であり、好ま
しくは、前記天秤手段は、前記上糸が脱着される凹溝を
備える天秤本体と、該天秤本体に配設され前記凹溝を開
閉するカバー部よりなることである。
に本発明において講じた第１の技術的解決手段は、ミシ
ンベッドと、該ミシンベッドより起立して水平方向に延
在するミシンアームと、該ミシンアーム内に配設される
上軸と、前記ミシンアームの側壁に脱着可能に配設され
るミシン頭部と、該ミシン頭部に配設され前記上軸の回
転運動を受けて上下に運動し前記ミシン頭部とともに前
記ミシンアームから離脱可能な針棒と、前記針棒と脱着
可能に接続され前記上軸の回転運動を前記針棒の揺動運
動に変換する変換手段と、前記ミシン頭部に配設され前
記針棒先端のミシン針に上糸を供給する上糸供給手段
と、前記ミシンアームに配設され前記針棒の上下運動に
同調して揺動運動し前記上糸を脱着可能に保持する天秤
手段を備えたことを特徴とするミシン装置であり、好ま
しくは、前記天秤手段は、前記上糸が脱着される凹溝を
備える天秤本体と、該天秤本体に配設され前記凹溝を開
閉するカバー部よりなることである。
【０００９】
【００１０】
【作用】第１の技術的解決手段は次のように作用する。
上糸は、糸コマよりミシン頭部に配設される上糸供給手
段及びミシンアームに配設される天秤手段を介して、針
棒先端に配設されるミシン針に導かれるようになってい
る。ミシン頭部はミシンアームより取り外すことができ
るようになっているため、上糸を取り替えるときには、
上糸供給手段に上糸が通されたままの状態でミシンアー
ムの天秤手段から上糸を外してミシン頭部ごと取り外
す。そして、別の取り替えたい上糸が配設されているミ
シン頭部をミシンアームに取付けることによって糸交換
を終了することができる。このように本手段では、糸交
換時に上糸を上糸供給手段に通す手間がかからない。
上糸は、糸コマよりミシン頭部に配設される上糸供給手
段及びミシンアームに配設される天秤手段を介して、針
棒先端に配設されるミシン針に導かれるようになってい
る。ミシン頭部はミシンアームより取り外すことができ
るようになっているため、上糸を取り替えるときには、
上糸供給手段に上糸が通されたままの状態でミシンアー
ムの天秤手段から上糸を外してミシン頭部ごと取り外
す。そして、別の取り替えたい上糸が配設されているミ
シン頭部をミシンアームに取付けることによって糸交換
を終了することができる。このように本手段では、糸交
換時に上糸を上糸供給手段に通す手間がかからない。
【００１１】
【００１２】
【実施例】本発明の第１実施例について図１乃至図５に
基づいて説明する。図１は第１実施例のミシン装置１の
全体図を示す。ミシン装置１は、ミシンベッド２と、ミ
シンベッド２の上面より起立して水平方向に延在するミ
シンアーム３と、ミシンアーム３の図１で左端に脱着可
能に配設されるミシン頭部４より主に構成されている。
ミシン頭部４の側面部４ａは、その下端に配設された蝶
番７により矢印Ａ方向に回動し、ミシン頭部４を開口す
るようになっている。ミシン頭部４の上面にはミシン頭
部４の内部と外部を連通する円形の上糸口６が形成され
ており、上糸１２が上糸口６を摺動して通っても、上糸
１２が上糸口６と擦れ合って傷つかないように、上糸口
６の内周面６ａは滑らかな丸みを帯びた形状となってい
る。（図３に断面を図示。）図２、図３に示すように、
ミシン頭部４の底面４ｂには糸立て棒８がナット９によ
り固定され、糸立て棒８には糸コマ１０が脱着自由に配
設される。また、ミシン頭部４には糸案内棒１１が配設
されている。糸案内棒１１は、底面４ｂに固定される固
定部１１ａと、固定棒１１ａに挿入され上方に伸出可能
な調節部１１ｂと、調節部１１ｃに挿入され上方に伸出
可能なＬ字型の案内部１１ｃより構成されている。案内
部１１ｃの先端部には糸穴１１ｄが形成されている。固
定棒１１ａに対して調節部１１ｂが伸縮し、また調節部
１１ｂに対して案内部１１ｃが伸縮するため、糸穴１１
ｄの上下方向の位置は適宜調節できるようになってい
る。ミシン頭部４の前面には、上糸１２の張り具合を調
節する第１糸調子１３及び第２糸調子１４、上糸を案内
する第１上糸ガイド１６及び第２上糸ガイド１７が配設
されている。また、後述するが、ミシンアーム３にはミ
シン頭部２に隣接して天秤１５が配設されている。糸コ
マ１０より伸びる上糸１２は、糸案内棒１１の糸穴１１
ｄから順に、第１糸調子１３、第２糸調子１４、天秤１
５、第１上糸ガイド１６、第２上糸ガイド１７と通さ
れ、最後に針棒１８の先端に配設されたミシン針１９の
針穴１９ａに導かれるようになっている。また、図示さ
れていないが、ミシン頭部４には布押え装置が配設され
ており、縫製時の布地を押さえることができるようにな
っている。布押さえ装置については、手動により操作さ
れるようにすることもできるし、ミシンアーム側からの
指示により電動で操作されるようにすることもできる。
電動で操作される場合にも、布押さえ装置への指示伝達
手段についてはミシン頭部側とミシンアーム側とで脱着
自在に切り離すことができるようになっている。
基づいて説明する。図１は第１実施例のミシン装置１の
全体図を示す。ミシン装置１は、ミシンベッド２と、ミ
シンベッド２の上面より起立して水平方向に延在するミ
シンアーム３と、ミシンアーム３の図１で左端に脱着可
能に配設されるミシン頭部４より主に構成されている。
ミシン頭部４の側面部４ａは、その下端に配設された蝶
番７により矢印Ａ方向に回動し、ミシン頭部４を開口す
るようになっている。ミシン頭部４の上面にはミシン頭
部４の内部と外部を連通する円形の上糸口６が形成され
ており、上糸１２が上糸口６を摺動して通っても、上糸
１２が上糸口６と擦れ合って傷つかないように、上糸口
６の内周面６ａは滑らかな丸みを帯びた形状となってい
る。（図３に断面を図示。）図２、図３に示すように、
ミシン頭部４の底面４ｂには糸立て棒８がナット９によ
り固定され、糸立て棒８には糸コマ１０が脱着自由に配
設される。また、ミシン頭部４には糸案内棒１１が配設
されている。糸案内棒１１は、底面４ｂに固定される固
定部１１ａと、固定棒１１ａに挿入され上方に伸出可能
な調節部１１ｂと、調節部１１ｃに挿入され上方に伸出
可能なＬ字型の案内部１１ｃより構成されている。案内
部１１ｃの先端部には糸穴１１ｄが形成されている。固
定棒１１ａに対して調節部１１ｂが伸縮し、また調節部
１１ｂに対して案内部１１ｃが伸縮するため、糸穴１１
ｄの上下方向の位置は適宜調節できるようになってい
る。ミシン頭部４の前面には、上糸１２の張り具合を調
節する第１糸調子１３及び第２糸調子１４、上糸を案内
する第１上糸ガイド１６及び第２上糸ガイド１７が配設
されている。また、後述するが、ミシンアーム３にはミ
シン頭部２に隣接して天秤１５が配設されている。糸コ
マ１０より伸びる上糸１２は、糸案内棒１１の糸穴１１
ｄから順に、第１糸調子１３、第２糸調子１４、天秤１
５、第１上糸ガイド１６、第２上糸ガイド１７と通さ
れ、最後に針棒１８の先端に配設されたミシン針１９の
針穴１９ａに導かれるようになっている。また、図示さ
れていないが、ミシン頭部４には布押え装置が配設され
ており、縫製時の布地を押さえることができるようにな
っている。布押さえ装置については、手動により操作さ
れるようにすることもできるし、ミシンアーム側からの
指示により電動で操作されるようにすることもできる。
電動で操作される場合にも、布押さえ装置への指示伝達
手段についてはミシン頭部側とミシンアーム側とで脱着
自在に切り離すことができるようになっている。
【００１３】ここで天秤１５について説明する。天秤１
５は、図４に示すように凹溝１５ｂを備える天秤本体１
５ａと、凹溝１５ｂを覆うカバー部１５ｃより構成され
ている。カバー部１５ｃの一端は天秤本体１５ａに軸支
されており、他端には凹溝１５ｂに嵌合するローラ１５
ｄが配設されている。天秤１５に上糸１２を通す、ある
いは外すときには、ローラ１５ｄを凹溝１５ｂからはず
して凹溝１５ｂを開放して行う。これにより、上糸１２
を抜き取らなくても天秤１５からはずすことが可能とな
る。
５は、図４に示すように凹溝１５ｂを備える天秤本体１
５ａと、凹溝１５ｂを覆うカバー部１５ｃより構成され
ている。カバー部１５ｃの一端は天秤本体１５ａに軸支
されており、他端には凹溝１５ｂに嵌合するローラ１５
ｄが配設されている。天秤１５に上糸１２を通す、ある
いは外すときには、ローラ１５ｄを凹溝１５ｂからはず
して凹溝１５ｂを開放して行う。これにより、上糸１２
を抜き取らなくても天秤１５からはずすことが可能とな
る。
【００１４】次に、脱着自在なミシンアーム３とミシン
頭部４の接続部について、図３に基づいて説明する。ミ
シンアーム３のミシン頭部４と対向する端部にはアーム
側接続部３ａが、ミシン頭部４のミシンアーム３と対向
する端部にはその外周面でアーム側接続部３ａの内周面
と係合する頭部側接続部４ａが、それぞれ形成されてい
る。アーム側接続部３ａと頭部側接続部４ａはそれぞれ
段部３ｂ、４ｂを備えており、接続時にそれぞれの端部
が段部３ｂ、４ｂに当接することでミシン頭部４の押し
込み位置が決定される。
頭部４の接続部について、図３に基づいて説明する。ミ
シンアーム３のミシン頭部４と対向する端部にはアーム
側接続部３ａが、ミシン頭部４のミシンアーム３と対向
する端部にはその外周面でアーム側接続部３ａの内周面
と係合する頭部側接続部４ａが、それぞれ形成されてい
る。アーム側接続部３ａと頭部側接続部４ａはそれぞれ
段部３ｂ、４ｂを備えており、接続時にそれぞれの端部
が段部３ｂ、４ｂに当接することでミシン頭部４の押し
込み位置が決定される。
【００１５】アーム側接続部３ａの下方には位置決め装
置２０が配設されている。位置決め装置２０は、ボール
２１と、一端をボール２２に接続されたスプリング２２
と、スプリング２２の他端をアーム側接続部３ａに固定
する固定部２３よりなる。スプリング２２は、ボール２
１をアーム側接続部３ａの内周側へ付勢している。ま
た、位置決め装置２０と対向する頭部側接続部４ａに
は、凹部２４が形成されている。位置決め装置２０によ
って、ミシンアーム３とミシン頭部４との押し込み位置
だけでなく、周方向の位置も決定される。さらに、アー
ム側接続部３ａと頭部側接続部４ａの上方には、それぞ
れを貫通するピン２５が脱着可能に挿入されている。
置２０が配設されている。位置決め装置２０は、ボール
２１と、一端をボール２２に接続されたスプリング２２
と、スプリング２２の他端をアーム側接続部３ａに固定
する固定部２３よりなる。スプリング２２は、ボール２
１をアーム側接続部３ａの内周側へ付勢している。ま
た、位置決め装置２０と対向する頭部側接続部４ａに
は、凹部２４が形成されている。位置決め装置２０によ
って、ミシンアーム３とミシン頭部４との押し込み位置
だけでなく、周方向の位置も決定される。さらに、アー
ム側接続部３ａと頭部側接続部４ａの上方には、それぞ
れを貫通するピン２５が脱着可能に挿入されている。
【００１６】こうして、ミシンアーム３とミシン頭部４
とを接続する場合は、頭部側接続部４ａの凹部２４が位
置決め装置２０のボール２１に係合するように、頭部側
接続部４ａとアーム側接続部３ａとを係合させる。ボー
ル２１はミシン頭部４が差し込まれるときは下方に付勢
されているが、凹部２４と係合して上方に復帰し、接続
の位置、すなわち、周方向の位置決めをする。こうして
ミシン頭部４がミシンアーム３に差し込まれると、上方
よりピン２５が差し込まれミシン頭部４がミシンアーム
３に固定されるようになっている。
とを接続する場合は、頭部側接続部４ａの凹部２４が位
置決め装置２０のボール２１に係合するように、頭部側
接続部４ａとアーム側接続部３ａとを係合させる。ボー
ル２１はミシン頭部４が差し込まれるときは下方に付勢
されているが、凹部２４と係合して上方に復帰し、接続
の位置、すなわち、周方向の位置決めをする。こうして
ミシン頭部４がミシンアーム３に差し込まれると、上方
よりピン２５が差し込まれミシン頭部４がミシンアーム
３に固定されるようになっている。
【００１７】次に、針棒１８と上軸２６との間に配設さ
れる変換部３０について説明する。
れる変換部３０について説明する。
【００１８】変換部３０は、針棒１８と脱着可能に接続
され上軸２６の回転運動を針棒１８の揺動運動に変換す
るものである。ミシンアーム３にベアリング２７を介し
て配設される上軸２６の端部には、天秤クランク３１が
ネジ３２で固定されている。天秤クランク３１には、天
秤１５を備える天秤ロッド３２及び針棒クランク３３が
配設されている。針棒クランク３３の先端部には断面コ
字状の係合部３３ａが形成されており、係合部３３ａは
ミシン頭部４がミシンアーム３と接続されると針棒１８
に固定された針棒抱き１８ａと係合できるようになって
いる。こうして、上軸２６が回転すると、天秤クランク
３１、天秤ロッド３２、針棒クランク３３を介して針棒
１８が上下に運動できるようになっている。
され上軸２６の回転運動を針棒１８の揺動運動に変換す
るものである。ミシンアーム３にベアリング２７を介し
て配設される上軸２６の端部には、天秤クランク３１が
ネジ３２で固定されている。天秤クランク３１には、天
秤１５を備える天秤ロッド３２及び針棒クランク３３が
配設されている。針棒クランク３３の先端部には断面コ
字状の係合部３３ａが形成されており、係合部３３ａは
ミシン頭部４がミシンアーム３と接続されると針棒１８
に固定された針棒抱き１８ａと係合できるようになって
いる。こうして、上軸２６が回転すると、天秤クランク
３１、天秤ロッド３２、針棒クランク３３を介して針棒
１８が上下に運動できるようになっている。
【００１９】針棒１８のミシン頭部３より突出する部分
の周面には指示溝４０が形成され、ミシン頭部の下面に
は指示部材４１が配設されている。本実施例のミシン装
置では、ミシンの駆動が停止するとき、針棒１８は上死
点位置で止まるため、指示部材４１は上死点位置の針棒
１８の指示溝４０と一致するようになっている。従っ
て、ミシン頭部４をミシンアーム３に取付けるときに
は、指示溝４０と指示部材４１を合わせて取付ければ、
針棒１８の針棒抱き１８ａと針棒クランク３３の係合部
３３ａの高さが一致するため、容易に針棒抱き１８ａと
係合部３３ａを接続することができる。また、針棒１８
が上死点位置にあるとき、ミシン装置１の端部に配設さ
れるプーリ４９のマーク４９ａが、ミシンアーム４に記
されたマーク４８と一致するようになっているため、ミ
シンの駆動停止後にプーリ４９を回転させてしまって
も、マーク４９ａとマーク４８を合わせることによっ
て、上軸２６の回転角度を針棒１８が上死点位置にする
角度とすることができる。
の周面には指示溝４０が形成され、ミシン頭部の下面に
は指示部材４１が配設されている。本実施例のミシン装
置では、ミシンの駆動が停止するとき、針棒１８は上死
点位置で止まるため、指示部材４１は上死点位置の針棒
１８の指示溝４０と一致するようになっている。従っ
て、ミシン頭部４をミシンアーム３に取付けるときに
は、指示溝４０と指示部材４１を合わせて取付ければ、
針棒１８の針棒抱き１８ａと針棒クランク３３の係合部
３３ａの高さが一致するため、容易に針棒抱き１８ａと
係合部３３ａを接続することができる。また、針棒１８
が上死点位置にあるとき、ミシン装置１の端部に配設さ
れるプーリ４９のマーク４９ａが、ミシンアーム４に記
されたマーク４８と一致するようになっているため、ミ
シンの駆動停止後にプーリ４９を回転させてしまって
も、マーク４９ａとマーク４８を合わせることによっ
て、上軸２６の回転角度を針棒１８が上死点位置にする
角度とすることができる。
【００２０】尚、図５に示すように、ミシン頭部４から
突出する針棒１８には、針カバー３４をかぶせることが
できるようになっている。針棒１８周縁のミシン頭部４
には、針カバー３４を保持する保持溝（図示せず）が形
成されており、この保持溝に針カバー３４の上端の周縁
３４ａを係合させることによって針カバー３４を取りつ
ける。針カバー３４は、図５に示すように例えば円柱形
のものとすることができる。このように針カバー３４を
取付けることによって、針棒１８の先端に配設されるミ
シン針１９を保護することができ、特にミシン頭部４を
ミシンアーム３から取り外した後では有効である。尚、
本実施例の針カバー３４は、針カバー３４がミシン頭部
４に取付けられた状態では、針棒１８の指示溝４０と指
示部材４１とが一致するようになっている。従って、針
カバー３４を取付けたままミシン頭部４とミシンアーム
３を接続すれば、針棒抱き１８ａと係合部３３ａを容易
に接続することができる。
突出する針棒１８には、針カバー３４をかぶせることが
できるようになっている。針棒１８周縁のミシン頭部４
には、針カバー３４を保持する保持溝（図示せず）が形
成されており、この保持溝に針カバー３４の上端の周縁
３４ａを係合させることによって針カバー３４を取りつ
ける。針カバー３４は、図５に示すように例えば円柱形
のものとすることができる。このように針カバー３４を
取付けることによって、針棒１８の先端に配設されるミ
シン針１９を保護することができ、特にミシン頭部４を
ミシンアーム３から取り外した後では有効である。尚、
本実施例の針カバー３４は、針カバー３４がミシン頭部
４に取付けられた状態では、針棒１８の指示溝４０と指
示部材４１とが一致するようになっている。従って、針
カバー３４を取付けたままミシン頭部４とミシンアーム
３を接続すれば、針棒抱き１８ａと係合部３３ａを容易
に接続することができる。
【００２１】次にミシン糸の取り替えについて説明す
る。縫製時の上糸１２は、糸立て棒８に立てられた糸コ
マ１０より、糸穴１１ｄ、第１糸調子１３、第２糸調子
１４、天秤１５、第１上糸ガイド１６、第２上糸ガイド
１７と通され、最後にミシン針１９の針穴１９ａに導か
れるようになっている。ミシン糸を取り替えるときに
は、まず天秤１５のカバー部１５ｃを開けて凹溝１５ｂ
を開放して、上糸１２をはずす。次に、ミシンアーム３
の上面からピン２５を抜いてミシン頭部４をミシンアー
ム３から取り外し、別のミシン糸の配設された同形のミ
シン頭部（図示せず）をミシンアーム３に取りつける。
取付けるときには、逆にミシン頭部をミシンアーム３に
挿入してピン２５を挿入する。そして、取り替えたミシ
ン頭部に配設されているミシン糸を天秤１５に配設する
ことによって、取り替え作業が終了する。
る。縫製時の上糸１２は、糸立て棒８に立てられた糸コ
マ１０より、糸穴１１ｄ、第１糸調子１３、第２糸調子
１４、天秤１５、第１上糸ガイド１６、第２上糸ガイド
１７と通され、最後にミシン針１９の針穴１９ａに導か
れるようになっている。ミシン糸を取り替えるときに
は、まず天秤１５のカバー部１５ｃを開けて凹溝１５ｂ
を開放して、上糸１２をはずす。次に、ミシンアーム３
の上面からピン２５を抜いてミシン頭部４をミシンアー
ム３から取り外し、別のミシン糸の配設された同形のミ
シン頭部（図示せず）をミシンアーム３に取りつける。
取付けるときには、逆にミシン頭部をミシンアーム３に
挿入してピン２５を挿入する。そして、取り替えたミシ
ン頭部に配設されているミシン糸を天秤１５に配設する
ことによって、取り替え作業が終了する。
【００２２】このように、本実施例では、ミシン頭部４
を取り替えることでミシン糸の交換を行うことができ、
各部品に上糸を通し直すといった手間がかからない。ま
た、一度調節しておけば、糸交換の際に糸調子等を再調
節する必要がない。さらに、天秤１５がミシン糸を脱着
可能に保持するため、天秤１５がミシンアーム３側に配
設されていても容易にミシン頭部４を取り替えることが
でき、また天秤１５を初めとする針棒１８と上軸２６と
の間の変換部３０がミシンアーム３側に配設されている
ため、ミシン頭部４を軽量化することができる。
を取り替えることでミシン糸の交換を行うことができ、
各部品に上糸を通し直すといった手間がかからない。ま
た、一度調節しておけば、糸交換の際に糸調子等を再調
節する必要がない。さらに、天秤１５がミシン糸を脱着
可能に保持するため、天秤１５がミシンアーム３側に配
設されていても容易にミシン頭部４を取り替えることが
でき、また天秤１５を初めとする針棒１８と上軸２６と
の間の変換部３０がミシンアーム３側に配設されている
ため、ミシン頭部４を軽量化することができる。
【００２３】次に、本発明の第２実施例について図６乃
至図８に基づいて説明する。尚、第１実施例の同一であ
る部品については同じ符号を付けた。第２実施例のミシ
ン装置５１も第１実施例のミシン装置１と同様にミシン
頭部５４がミシンアーム５３から着脱自在となっている
ものである。第２実施例が第１実施例と異なるのは、図
６に示すように、天秤１５がミシン頭部５４に配設され
ている点である。図７にミシン装置１１の断面図を示
す。このように、第２実施例では上軸５５が、ミシンア
ーム５３にベアリング５７を介して配設される第１上軸
５８と、ミシン頭部５４にベアリング５６を介して配設
される第２上軸５９より構成されている。
至図８に基づいて説明する。尚、第１実施例の同一であ
る部品については同じ符号を付けた。第２実施例のミシ
ン装置５１も第１実施例のミシン装置１と同様にミシン
頭部５４がミシンアーム５３から着脱自在となっている
ものである。第２実施例が第１実施例と異なるのは、図
６に示すように、天秤１５がミシン頭部５４に配設され
ている点である。図７にミシン装置１１の断面図を示
す。このように、第２実施例では上軸５５が、ミシンア
ーム５３にベアリング５７を介して配設される第１上軸
５８と、ミシン頭部５４にベアリング５６を介して配設
される第２上軸５９より構成されている。
【００２４】第１上軸５８の端部の中央には突出部５８
ａ（図８）が形成されており、突出部５８ａの周縁には
突出部５８ａよりも低い凸部５８ｂが形成されている。
また、第２上軸５９には、端部の中央に穴部５９ａが形
成されており、穴部５９ａの周縁には切欠き部５９ｂが
形成されている。そして突出部５８ａと穴部５９ａが係
合し、凸部５８ｂと切欠き部５９ｂとが係合することに
よって、第２上軸５９は周方向に回動することなく第１
上軸５８に接続されるようになっている。
ａ（図８）が形成されており、突出部５８ａの周縁には
突出部５８ａよりも低い凸部５８ｂが形成されている。
また、第２上軸５９には、端部の中央に穴部５９ａが形
成されており、穴部５９ａの周縁には切欠き部５９ｂが
形成されている。そして突出部５８ａと穴部５９ａが係
合し、凸部５８ｂと切欠き部５９ｂとが係合することに
よって、第２上軸５９は周方向に回動することなく第１
上軸５８に接続されるようになっている。
【００２５】また第２実施例では、天秤クランク３１、
天秤ロッド３２、針棒クランク３３を備える変換部３０
が、ミシンアーム５３ではなくミシン頭部５４に配設さ
れている。このため、天秤１５は図６に示すようにミシ
ン頭部５４に配設される。
天秤ロッド３２、針棒クランク３３を備える変換部３０
が、ミシンアーム５３ではなくミシン頭部５４に配設さ
れている。このため、天秤１５は図６に示すようにミシ
ン頭部５４に配設される。
【００２６】第２実施例では、ミシンアーム５３上に上
糸の通される部材がなく、上糸１２はミシン頭部５４に
のみ通される。従って、上糸を取り替えるときには、ミ
シン頭部５４を取り替えるのみで交換することができ
る。
糸の通される部材がなく、上糸１２はミシン頭部５４に
のみ通される。従って、上糸を取り替えるときには、ミ
シン頭部５４を取り替えるのみで交換することができ
る。
【００２７】尚、本実施例のミシンベッド部に配設され
る送り（図示せず）がＸＹ方向に駆動可能な場合、刺繍
用ミシン装置にも適用することができる。
る送り（図示せず）がＸＹ方向に駆動可能な場合、刺繍
用ミシン装置にも適用することができる。
【００２８】
【発明の効果】本発明によれば、ミシン頭部をミシンア
ームから取り外して別のミシン頭部を取りつければミシ
ン糸の交換を行うことができ、面倒な糸掛けや糸通しを
行う必要がない。このため、糸交換にかかっていた時間
を低減することができる。また、ミシン頭部ごと取り替
えるために交換時に糸調子を調整する必要がない。
ームから取り外して別のミシン頭部を取りつければミシ
ン糸の交換を行うことができ、面倒な糸掛けや糸通しを
行う必要がない。このため、糸交換にかかっていた時間
を低減することができる。また、ミシン頭部ごと取り替
えるために交換時に糸調子を調整する必要がない。
【００２９】また、針棒とミシン頭部に、針棒と変換手
段が脱着可能な位置であることを示す指示手段を配設し
た場合には、接続後の針棒の上下運動を確実に実行させ
ることができる。
段が脱着可能な位置であることを示す指示手段を配設し
た場合には、接続後の針棒の上下運動を確実に実行させ
ることができる。
【００３０】さらに、ミシン頭部とミシンアームにそれ
ぞれ頭部側接続部及びアーム側接続部を設け、ここに位
置決め手段とピン手段を配設することで、ミシン頭部の
脱着にドライバー等の工具がなくても行うことができ
る。
ぞれ頭部側接続部及びアーム側接続部を設け、ここに位
置決め手段とピン手段を配設することで、ミシン頭部の
脱着にドライバー等の工具がなくても行うことができ
る。
【図１】本発明の第１実施例のミシン装置の斜視図を示
す。
す。
【図２】第１実施例のミシン装置の一部破断斜視図を示
す。
す。
【図３】第１実施例のミシン装置の断面図を示す。
【図４】第１実施例の天秤を示す。
【図５】第１実施例のミシン頭部の斜視図を示す。
【図６】第２実施例のミシン装置の一部破断斜視図を示
す。
す。
【図７】第２実施例のミシン装置の断面図を示す。
【図８】第２実施例の上軸の接続部を示す。
１，５１ ミシン装置 ２ ミシンベッド ３，５３ ミシンアーム ３ａ アーム側接続部 ３ｂ 段部 ４，５４ ミシン頭部 ４ａ 頭部側接続部 ４ｂ 段部 ８ 糸立て棒（上糸供給手段） １３ 第１糸調子（張力調節装置） １４ 第２糸調子（張力調節装置） １５ 天秤 １５ａ 天秤本体 １５ｂ 凹溝 １５ｃ カバー部 １６ 第１上糸ガイド（上糸案内手段） １７ 第２上糸ガイド（上糸案内手段） １８ 針棒 ２０ 位置決め手段 ２５ ピン（ピン手段） ２６，５５ 上軸 ３０ 変換部（変換手段） ３１ 天秤クランク ３２ 天秤ロッド ３３ 針棒クランク ４０ 指示溝（指示手段） ４１ 指示部材（指示手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−81693（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−7894（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−85692（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−337267（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−7993（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭60−40316（ＪＰ，Ｂ２) 米国特許出願公開5253601（ＵＳ，Ａ) 米国特許出願公開4590875（ＵＳ，Ａ) 米国特許出願公開3866553（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) D05B 1/00 - 83/00
Claims (6)
- 【請求項１】 ミシンベッドと、該ミシンベッドより起
立して水平方向に延在するミシンアームと、該ミシンア
ーム内に配設される上軸と、前記ミシンアームの側壁に
脱着可能に配設されるミシン頭部と、該ミシン頭部に配
設され前記上軸の回転運動を受けて上下に運動し前記ミ
シン頭部とともに前記ミシンアームから離脱可能な針棒
と、前記針棒と脱着可能に接続され前記上軸の回転運動
を前記針棒の揺動運動に変換する変換手段と、前記ミシ
ン頭部に配設され前記針棒先端のミシン針に上糸を供給
する上糸供給手段と、前記ミシンアームに配設され前記
針棒の上下運動に同調して揺動運動し前記上糸を脱着可
能に保持する天秤手段を備えたことを特徴とするミシン
装置。 - 【請求項２】 前記天秤手段は、前記上糸が脱着される
凹溝を備える天秤本体と、該天秤本体に配設され前記凹
溝を開閉するカバー部よりなることを特徴とする請求項
１記載のミシン装置。 - 【請求項３】 前記ミシン頭部には上糸の張力調節手段
が配設されていることを特徴とする請求項１記載のミシ
ン装置。 - 【請求項４】 前記ミシン頭部には上糸の経路を調整す
る上糸案内手段が配設されていることを特徴とする請求
項１記載のミシン装置。 - 【請求項５】 前記針棒及び前記ミシン頭部は、互いに
一致することで前記変換手段と脱着できる前記針棒の上
下方向の位置を指示する指示手段を具備することを特徴
とする請求１記載のミシン装置。 - 【請求項６】 前記ミシン装置は、前記ミシン頭部と前
記ミシンアームのそれぞれ端部に形成され互いに重なり
合う頭部側接続部及びアーム側接続部と、前記頭部側接
続部と前記アーム側接続部に配設される位置決め手段
と、前記頭部側接続部と前記アーム側接続部を貫通し前
記ミシン頭部と前記ミシンアームとを連結するピン手段
とを備えることを特徴とする請求項１記載のミシン装
置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07697392A JP3275352B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ミシン装置 |
| DE4310350A DE4310350C2 (de) | 1992-03-31 | 1993-03-30 | Nähmaschine |
| US08/302,960 US5441003A (en) | 1992-03-31 | 1994-09-12 | Sewing machine having a removable head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07697392A JP3275352B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ミシン装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277274A JPH05277274A (ja) | 1993-10-26 |
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Family
ID=13620733
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07697392A Expired - Fee Related JP3275352B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ミシン装置 |
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| Country | Link |
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| DE (1) | DE4310350C2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US6044782A (en) * | 1998-07-13 | 2000-04-04 | Fressemann; Debra D. | Bobbin holder for a sewing machine |
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| WO2002042539A1 (en) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing apparatus and sewing cartridge |
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| JP3797326B2 (ja) * | 2000-12-27 | 2006-07-19 | ブラザー工業株式会社 | 上糸カセット付きミシン及び上糸カセット |
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| US6843188B2 (en) | 2002-03-28 | 2005-01-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine |
| JP3960175B2 (ja) * | 2002-09-10 | 2007-08-15 | ブラザー工業株式会社 | ミシン及びこのミシンに装着される糸カセット |
| JP4608989B2 (ja) * | 2004-07-27 | 2011-01-12 | ブラザー工業株式会社 | ミシンの針棒糸案内 |
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| US7647877B2 (en) * | 2008-05-06 | 2010-01-19 | Hsien-Chang Tseng | Thread take-up lever for a sewing machine |
| US20100282149A1 (en) * | 2009-04-08 | 2010-11-11 | Anthony Luberto | Sewing Machine |
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| CN108486780A (zh) * | 2016-03-07 | 2018-09-04 | 王小凤 | 一种带有防脱线的挑线部件的缝纫机 |
| CN107881673B (zh) * | 2017-11-30 | 2023-08-11 | 苏州翰德利机电科技有限公司 | 一种更换缝纫机机头的装置及缝纫机 |
| CN108677397A (zh) * | 2018-06-04 | 2018-10-19 | 姚盈娇 | 一种便于更换针头的纺织装置 |
| CN117071195B (zh) * | 2023-10-07 | 2023-12-29 | 泰州市正安玻璃纤维有限公司 | 一种具有校准功能的织造设备 |
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| IT1151007B (it) * | 1980-03-31 | 1986-12-17 | Rockwell Rimoldi Spa | Macchina per cucire modulare |
| JPS61265173A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-22 | ブラザー工業株式会社 | 自動糸通し可能なミシン |
| IT8521971V0 (it) * | 1985-05-27 | 1985-05-27 | Rockwell Rimoldi Spa | Macchina per cucire con basamento formato da due moduli connessi amovibilmente tra loro. |
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-
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- 1992-03-31 JP JP07697392A patent/JP3275352B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
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- 1993-03-30 DE DE4310350A patent/DE4310350C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-12 US US08/302,960 patent/US5441003A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE4310350C2 (de) | 1995-06-29 |
| DE4310350A1 (de) | 1993-10-14 |
| US5441003A (en) | 1995-08-15 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |