JP2002200387A - ミシンの糸通し装置 - Google Patents

ミシンの糸通し装置

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JP2002200387A JP2000398660A JP2000398660A JP2002200387A JP 2002200387 A JP2002200387 A JP 2002200387A JP 2000398660 A JP2000398660 A JP 2000398660A JP 2000398660 A JP2000398660 A JP 2000398660A JP 2002200387 A JP2002200387 A JP 2002200387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸通しの際に上糸の一部を針穴付近の所定位
置に確実に保持することができるミシンの糸通し装置を
提供する。 【解決手段】 糸通し軸17の回動前の状態で、第2糸
案内部材36は、第1糸案内部材44の上側と手前側に
夫々位置する上支持部37と連結壁39とを有し、第2
糸案内部材36の連結壁39に第1糸案内部材44の少
なくとも糸案内部44aの手前側を覆うガード壁部39
bを設けたので、上糸Sを第2糸案内部材36に掛ける
ときに、上糸Sを、ガード壁部39bに沿って導入し第
2糸案内部材36から離脱することなく第1糸案内部材
44に確実に掛けることができる。それ故、糸通しの際
に上糸Sの一部を針穴14a付近の所定位置に確実に保
持することができ、糸通し装置の信頼性が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、針棒に近接状の
糸通し軸を下降・回動することで糸通し軸の下端部のフ
ックで糸通しを行うミシンの糸通し装置に関し、特に、
糸通し軸の下端部の糸案内部材の形状を最適化したミシ
ンの糸通し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、ミシンにより加工布に縫目を形
成する縫製作業に際して、縫針の針穴に簡単に糸通しが
可能な糸通し装置を装備したミシンが実用に供されてい
る(特開平11−333182号公報参照)。この特開
平11−333182号公報には、操作者が操作レバー
を下方に移動すると、糸通し軸と操作軸とが下降し、糸
通し軸の上端部の摺動ピンが針棒側の係止部に当接した
段階でこれら糸通し軸と操作軸の高さ位置が規制され、
その後さらに操作レバーを下方に移動すると、摺動ピン
つまり糸通し軸が、摺動ピンを含むカム機構により所定
角度だけ回動して、糸通し軸の下端部に付設のフックを
針穴に挿通させた後、糸通しが実行される糸通し装置が
提案されている。
【0003】この種の糸通し装置では、糸通しする前の
準備段階において、糸駒から供給される上糸を順次、針
棒糸掛け、糸案内部材、糸案内皿に掛けておくが、上糸
を糸案内部材に掛けたときに同時に前記糸案内部材の直
ぐ内側の別の糸案内部材の糸案内部に上糸が掛かり、糸
通しの際にこれら1対の糸案内部材を互いに離隔する方
向に回動させて上糸の一部を略水平方向に且つ針穴付近
の所定位置に保持したうえで、保持した上糸の一部をフ
ックが捕捉する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前記公報に記載のも
のでは、上糸を掛ける糸案内部材の糸ガイド部の導入部
分の自由度が大き過ぎ、しかもこの糸案内部材が糸通し
軸の軸心回りにガタつくことで、この糸ガイド部に上糸
を掛けたときに直ぐ内側の糸案内部材の糸案内部に上糸
がうまく掛からない場合がある。その場合には、糸通し
の際に上糸の一部を針穴付近の所定位置に保持できず上
糸をフックが捕捉できないから糸通しが失敗する。本発
明の目的は、糸通しの際に上糸の一部を針穴付近の所定
位置に確実に保持することができるミシンの糸通し装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1のミシンの糸
通し装置は、ミシンの針棒に近接させて針棒台に回動お
よび上下動可能に設けられた糸通し軸と、この糸通し軸
の下端部に固定され縫針の針穴に挿通可能なフックと、
外部又は内部からの操作力により糸通し軸を下降限界位
置に切換えその下降限界位置で糸通し軸を回動させて前
記フックが針穴に挿通するように所定角度だけ回動させ
るカム機構とを備えたミシンの糸通し装置において、前
記糸通し軸の下端部に固定され且つフックに対して糸通
し軸の軸心回りに所定角度離隔して配設された第1糸案
内部材と、前記糸通し軸の下端部に回動自在に枢着され
リンク機構を介して第1糸案内部材に連結された第2糸
案内部材であって、糸通し軸の回動時に第1糸案内部材
と協働して上糸の一部を針穴付近の所定位置に保持する
第2糸案内部材とを備え、前記糸通し軸の回動前の状態
で、第2糸案内部材は、第1糸案内部材の上側と手前側
に夫々位置する上壁部と前壁部とを有し、前記第2糸案
内部材の前壁部に第1糸案内部材の少なくとも糸案内部
の手前側を覆うガード壁部を設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】糸通しする前の準備段階(糸通し軸の回動
前の状態)において上糸を針棒糸掛け、第2,第1糸案
内部材、糸案内皿に掛け、その後、外部又は内部からの
操作力でもって糸通し軸を下降限界位置に切換え、その
下降限界位置でカム機構により糸通し軸を回動させてフ
ックが針穴に挿通するように回動させる。この糸通し軸
の回動時には、第1糸案内部材と第2糸案内部材とで協
働して上糸の一部を針穴付近の所定位置に保持したうえ
で、保持した上糸の一部を前記フックが捕捉し糸通しが
実行される。
【0007】特に、糸通し軸の回動前の状態で、第2糸
案内部材の前壁部に第1糸案内部材の少なくとも糸案内
部の手前側を覆うガード壁部を設けたから、上糸を第2
糸案内部材に掛けるときに、この上糸を、ガード壁部に
沿って導入し第2糸案内部材から離脱することなく第1
糸案内部材に確実に掛けることができる。
【0008】請求項2のミシンの糸通し装置は、請求項
1の発明において、前記第2糸案内部材の前壁部に、下
方から上糸を導入可能な切欠きスリット状の糸ガイド部
を形成したことを特徴とするものである。それ故、上糸
を切欠きスリット状の糸ガイド部に下方からスムースに
導入することができる。
【0009】請求項3のミシンの糸通し装置は、請求項
1又は2の発明において、前記第2糸案内部材の上壁部
に、糸通しの際に上糸を案内可能な切欠きの糸ガイド部
を形成したことを特徴とするものである。糸通しの際、
この上壁部の糸ガイド部と前壁部の糸ガイド部と第1糸
案内部材とにわたって上糸の一部が保持されて糸通しが
実行される。
【0010】請求項4のミシンの糸通し装置は、請求項
1〜3の何れかの発明において、前記糸通し軸の回動前
の状態において、第2糸案内部材の回動を規制する回動
規制部材を設けたことを特徴とするものである。糸通し
軸の回動前の状態において、回動規制機構により第2糸
案内部材の回動が規制され、第2糸案内部材が糸通し軸
の軸心回りにガタつくのを防止し、上糸を第2糸案内部
材に掛けるときに、この上糸を第1糸案内部材に確実に
掛けることができる。
【0011】請求項5のミシンの糸通し装置は、請求項
2の発明において、前記第2糸案内部は、針棒の針棒糸
掛けから至る上糸が糸案内皿に移動される際に、前記糸
ガイド部へ導く糸滑り部を備えることを特徴とするもの
である。針棒糸掛けから至る上糸が糸案内皿に移動され
る際に、上糸がこの糸滑り部に沿って糸ガイド部へ導か
れるから、より一層糸通しが確実となる。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。本実施形態は、針棒上下
動機構や針棒揺動機構等を備えた電子制御式ミシンに設
けられた糸通し装置に本発明を適用した場合のものであ
る。尚、以下の説明は、ミシンを操作する者から視た前
後左右を前後左右として説明する。
【0013】図1〜図4に示すように、この電子制御式
ミシン1は、ベッド部2と、ベッド部2の右端部に立設
された脚柱部3と、脚柱部3の上端から左方に延びるア
ーム部4を有する。アーム部4の頭部には、針棒5を上
下動可能に支持する針棒台6が立向きに配設され、その
針棒台6の上端部がミシン機枠7に揺動可能に支持され
ている。
【0014】針棒上下動機構8について簡単に説明する
と、図4に示すように、主軸9の左端側部分には、図示
外の天秤機構の天秤クランク10が設けられ、その天秤
クランク10にクランクピン11を介して針棒クランク
ロッド12が回動自在に連結されている。針棒5の略中
段部には針棒抱き13が固定され、針棒クランクロッド
12が針棒抱き13に連結され、縫製の際、ミシンモー
タにより主軸9が回転駆動され、針棒クランクロッド1
2により針棒5が上下に往復駆動される。尚、ステッピ
ングモータ等により針棒台6を介して縫針14を揺動駆
動する針棒揺動駆動機構は一般的なものであるのでその
説明は省略する。
【0015】図示しないが、脚柱部3にはほぼ立て向き
の縦軸が配設され、その縦軸はギヤ機構を介して主軸9
に連動連結され、この縦軸の駆動力がベッド部2内の糸
補足用釜に伝達される。一般的な電子制御ミシンと同様
に、縫針14と糸補足用釜とステッピングモータで駆動
される布送り機構との協働により加工布に縫製が施され
る。
【0016】次に、縫針14の針穴14aに上糸Sを糸
通しする糸通し装置15について説明する。図3〜図1
1に示すように、糸通し装置15は、前記針棒台6と、
針棒台6に上下動可能に設けられた操作体としての糸通
しスライダ16と、糸通し軸17と、スライダーガイド
軸18と、フック機構19と、位置決め機構20と、カ
ム機構21と、フック回動規制機構22を有する。
【0017】図4〜図7に示すように、針棒台6につい
て説明すると、針棒台6は前壁部23と左壁部24とを
有し、前壁部23の下端と上端には後方へ延びる下支持
部25と上支持部26が夫々一体形成されている。左壁
部24の上端部には、上支持部26よりも上方に延びる
枢支腕部27が形成され、枢支腕部27の上端部には、
左右方向向きの軸部材28が固着され、この軸部材28
は、前面開放状の平面視コ字形状の枢支金具29に前後
揺動可能に連結されている。
【0018】枢支金具29は前後方向向きの水平な支持
軸30を介してミシン機枠7に左右揺動可能に支持され
ている。従って、針棒台6は、ミシン機枠7に前後方向
と左右方向に揺動可能に支持されている。但し、針棒台
6と機枠7とにわたって引張りコイルバネ31が介装さ
れ、針棒台6の下端側部分が後方向きに付勢されてい
る。尚、調整ネジ32とこの引張りコイルバネ31の付
勢力により針棒台6つまり縫針14の前後方向の位置を
調整できる。
【0019】針棒5は上支持部26と下支持部25に上
下動可能に挿通支持され、針棒5の下端には、縫針14
が着脱可能に取付けられている。針棒5において針棒抱
き13の直ぐ上方には、係止部としての糸通し位置決め
部材33が固定されている。糸通し軸17とスライダー
ガイド軸18について説明すると、図4〜図11に示す
ように、針棒台6の上支持部26と下支持部25には、
針棒5の左側に位置する糸通し軸17とスライダーガイ
ド軸18とが上下動可能に支持されている。糸通し軸1
7の上端部は、その最上位置において枢支金具29と軸
部材28の間の隙間に挿通し、糸通し軸17の略中段部
には、水平方向に突出する被係止部としての摺動ピン3
4が固着されている。
【0020】図4、図6〜図13に示すように、糸通し
軸17の下端部には、合成樹脂のフック保持部材35が
固着され、さらにこの糸通し軸17の下端部に、側面視
略コ字形状の第2糸案内部材36(図3参照)がその上
壁部としての上支持部37、下支持部38をフック保持
部材35の上側、下側に夫々対応させて回動可能に支持
されている。この第2糸案内部材36のうち、上支持部
37には、糸通しの際に上糸Sを案内可能な切欠きの糸
ガイド部37a(図11参照)が形成されている。上支
持部37と下支持部38とを連結する鉛直状の連結壁3
9(前壁部に相当する)には、下方から上糸Sを導入可
能な切欠きスリット状の糸ガイド部39aが形成されて
いる。また、上糸Sを糸ガイド部39aに導入する糸滑
り部39cが形成されている。本実施形態においては、
入口が狭く、内部が広い切欠きスリット状糸ガイド部と
したが、入口から内部にかけ徐々に狭くなるテーパ状の
切欠きスリット状糸ガイド部としてもよい。
【0021】図7〜図14、図22〜図24、図26〜
図28に示すように、フック保持部材35にはフック機
構19が固定され、このフック機構19は、フック40
と、フック40の両側に位置する2枚のガイド部材4
1,42と、これらフック40とガイド部材41,42
を水平に貫通する糸保持ワイヤ43等から構成されてい
る。フック40の先端部にはフック部40aが形成さ
れ、糸通しに際し、針穴14aにこのフック部40aが
挿通し、縫針14がガイド部材41,42により案内さ
れつつ針穴14aの直前に位置する上糸Sを引っ掛ける
ようになっている。
【0022】フック保持部材35には第1糸案内部材4
4が一体的に固着され、この第1糸案内部材44の略先
端近傍部が下方に屈曲形成され、その屈曲部が糸案内部
44aとして機能している。この第1糸案内部材44
は、フック40に対して糸通し軸17の軸心回りに所定
角度離隔して配設されている。即ち、第1糸案内部材4
4とフック機構19とが一定の位置関係を保持して糸通
し軸17に一体的に設けられている。糸通し軸17の回
動前の状態において、第2糸案内部材36の上支持部3
7と連結壁39は、第1糸案内部材44の上側と手前側
に夫々位置し、且つ、第2糸案内部材36の連結壁39
には、第1糸案内部材44の少なくとも糸案内部44a
の手前側を覆うガード壁部39bが設けられている。
【0023】次に、糸通し軸17をその下降限界位置で
回動させるカム機構21について説明する。図3〜図
7、図17〜図21に示すように、糸通し軸17とスラ
イダーガイド軸18の略中段部には、合成樹脂製の糸通
しスライダ16(操作体に相当する)が上下動可能に外
嵌されている。この糸通しスライダ16は、スライダー
ガイド軸18に上下動可能に外嵌されたガイド部45
と、糸通し軸17に上下動可能に外嵌され且つガイド部
45に一体形成されたガイド筒部46と、ガイド部45
の左端から上方に延びるスライダレバー部47などから
構成されている。ガイド筒部46は、その左半部の外周
壁部48がガイド部45に鉛直状に連結され、右半部の
外周部分のうちの大部分が切欠き状に形成されている。
【0024】図3〜図7、図18、図20に示すよう
に、外周壁部48には、螺旋状の糸通しスライダカム部
48a(以下、カム部48aという)が形成され、この
カム部48aに糸通し軸17の摺動ピン34の奥側端部
が係合している。即ち、糸通しスライダ16を糸通し軸
17に対して上下動させることで、摺動ピン34がカム
部48aに沿って移動し、糸通し軸17が回動する。糸
通し軸17において摺動ピン34よりも一定長さ下側
(カム機構21よりも下方)には、被係止部としてのピ
ン49が水平貫通状に固定され、ガイド筒部46とピン
49との間に圧縮コイルバネ50が外装されている。ス
ライダーガイド軸18においてガイド部45と針棒台6
の下支持部25との間には、糸通しスライダ16を上方
へ付勢する為の圧縮コイルバネ51が外装されている。
【0025】次に、位置決め機構20について説明す
る。図5〜図7、図15〜図21に示すように、位置決
め機構20は、糸通し軸17の下降限界位置(図17参
照)をフック40と針穴14aとの高さが一致する位置
に規制する機構であり、針棒5に設けられた前記糸通し
位置決め部材33と、ピン49と、位置決め用オフセッ
ト部材52などから構成されている。ここで、位置決め
用オフセット部材52について説明すると、図3〜図
7、図15、図16に示すように、糸通し軸17におい
て、針棒台6の上支持部26と下支持部25との間に
は、上支持部26、下支持部25間の高さの約3/4長
さの位置決め用オフセット部材52が上下動可能に且つ
糸通し軸17と一体回転するように装着されている。こ
のオフセット部材52は、上支持部53と、下支持部5
4と、これら上支持部53と下支持部54とを部分的に
連結する鉛直状の連結壁55等から構成されている。
【0026】図15、図16に示すように、上支持部5
3には、その右後端側がやや突出する突出部53aが形
成され、この突出部53aが糸通し位置決め部材33に
上方から当接可能に構成されている。この上支持部53
に糸通しスライダ16のガイド筒部46が当接・離隔可
能に構成され、通常の糸通し軸17の待機状態(最上位
置)においては、圧縮コイルバネ51の付勢力により上
支持部53に対してガイド筒部46が当接し、上支持部
53が針棒台6の上支持部26に当接するようになって
いる。
【0027】連結壁55の下半部には、ピン49をガイ
ド可能に保持する縦スリット55aが形成され、縦スリ
ット55aの底部すなわちオフセット部材52の下端部
に、ピン49を受止める受止め部56がある。ピン49
は、前記待機状態では圧縮コイルバネ51の付勢力によ
り縦スリット55a内の上方にあり、糸通し軸17の最
下位置のときには受止め部56に受け止められる。
【0028】糸通しのときには、図12〜図14、図2
2〜図24、図26〜図28に示すように、フック機構
19が縫針14に接近する方向に回動され、フック40
が針穴14aに挿通する。同時に、第1糸案内部材44
がフック機構19と同期して上からみて時計回り方向
(縫針14から遠ざかる方向)に回動される。糸通しに
際して、糸通し軸17の下端部に回動可能に支持された
第1糸案内部材36を第1糸案内部材44から離隔する
方向に回動させるリンク機構64も設けられている。
【0029】即ち、糸通し軸17の糸通しの為に回動す
る前の待機状態のときには、第1糸案内部材36が前方
向きの姿勢であり、第1糸案内部材44の糸案内部44
aは、連結壁39の糸ガイド39aの直ぐ内側に位置し
ている。また、図8〜図13に示すように、フック部4
0aが糸保持ワイヤ43と共に上糸Sを保持した状態で
上昇した後、フック部40aの開放を許すフック開放板
68が針棒台6の下支持部25に下方向きにビス(α)
止めされている。フック開放板68の上半部には、第2
糸案内部材36の回動を規制する回動規制部材69が一
体的に形成されている。この回動規制部材69は、斜め
下方向きにやや突出する傾斜板状に形成され、糸通し軸
17の回動前の状態において、リンク機構64のリンク
板70に当接してリンク機構64の作動を停止すること
により第2糸案内部材36の回動を規制するように構成
されている。
【0030】糸通し軸17が下降限界位置まで下降した
後に回動するとき、フック機構19と第1糸案内部材4
4とが平面視にて時計回り方向に一体的に回動すると共
に、リンク機構64を介して第2糸案内部材36が反時
計回り方向に回動する。つまり、第2糸案内部材36
は、第1糸案内部材44から離隔移動し且つフック機構
19に接近移動するようになっている。尚、リンク機構
19付近には、上糸Sを微圧挟持する支持板65、糸案
内皿66も設けられている。
【0031】次に、フック回動規制機構22について説
明する。図4、図6、図7、図15、図16に示すよう
に、回動規制機構22は、針棒5が所定位置より上方に
あるときオフセット部材52と糸通し軸17の回動を許
し且つ針棒5が所定位置より下方にあるときオフセット
部材52と糸通し軸17の回動を禁止する機構である。
ところで、オフセット部材52の縦スリット55aにピ
ン49がガイド可能に保持されているため、カム機構2
1の作動を介してオフセット部材52が糸通し軸17と
一体回転する。このオフセット部材52の連結壁55に
は、柱状に突出するストッパ部57が一体形成されてい
る。但し、このストッパ部57の上端には、糸通し位置
決め部材33の係止部分33aが通過可能に切欠き形成
された横スリット58が設けられている。
【0032】針棒5が所定位置より上方にあるときに、
糸通しスライダ16を糸通し軸17、スライダーガイド
軸18、オフセット部材52と一体的に下降させてオフ
セット部材52の上支持部53を糸通し位置決め部材3
3に当接させ、その後、糸通し軸17の下降限界位置に
おいてカム機構21の作動を介してオフセット部材52
が糸通し軸17と一体回転する。このとき、上支持部5
3が糸通し位置決め部材33に当接した状態で、その係
止部分33aが横スリット58を通過することによりオ
フセット部材52と糸通し軸17の回動が許容される。
針棒5が所定位置より下方にあるときには、糸通し位置
決め部材33の係止部分33aがストッパ部57に阻ま
れてオフセット部材52と糸通し軸17の回動を禁止す
る。
【0033】次に、操作レバー59等について説明す
る。図1〜図4に示すように、機枠7に鉛直方向向きに
レバー軸60が支持され、このレバー軸60にフレーム
61が上下動可能に外装されている。糸通しスライダ1
6のスライダレバー部47の先端部がフレーム61の右
端部に嵌合され、フレーム61の左端部に操作レバー5
9がスリット62を介してアーム部4の左側に露出する
ように固定されている。但し、機枠7とフレーム61と
にわたって引張りコイルバネ63が介装され、フレーム
61つまり操作レバー59を上方位置に付勢するように
なっている。
【0034】次に、以上説明した糸通し装置15の作用
について説明する。針棒5が前記所定位置より上方にあ
る場合、フック回動規制機構22が作用しないので縫針
14の針穴14aに上糸Sを糸通しすることができる。
この場合、図10、図25に示すように、先ず図示外の
糸駒から供給される上糸Sを針棒糸掛け67、糸ガイド
39a、糸案内皿66に掛ける。このとき、針棒糸掛け
67から糸案内皿66に上糸Sを掛けることで、上糸S
が連結壁39に形成された糸ガイド部39aに下方から
スムースに且つ自動的に導入されると共に、第1糸案内
部材44の糸案内部44aにも自動的に掛かる。
【0035】さらにこのとき、回動規制部材69により
第2糸案内部材36の回動が規制され、第2糸案内部材
36が糸通し軸17の軸心回りにガタつくのを防止し、
上糸Sを第2糸案内部材36に掛けるときに、この上糸
Sを第1糸案内部材44に確実に掛けることができる。
次に、操作レバー59を下げると、糸通しスライダ16
が引張りコイルバネ63の付勢力に抗して下降し、糸通
し軸17、スライダーガイド軸18、オフセット部材5
2も一体的に下降する。
【0036】次に、オフセット部材52が糸通し位置決
め部材33に当接して停止し、この状態でさらに操作レ
バー59を下げると、ピン49が縦スリット55aに沿
って下降し受止め部56に受け止められて停止する。つ
まり糸通し軸17が下降限界位置まで下降する。このと
き、位置決め機構20により糸通し軸17の下降限界位
置を、フック40と縫針14の針穴14aとの高さが一
致する位置に規制している。
【0037】更に、操作レバー59を下げると、カム機
構21により糸通し軸17が回動してフック40が縫針
14の針穴14aに挿入し、上糸Sを補捉する。このと
き、糸保持ワイヤ43が縫針に当接する為、フック部4
0aは開放された状態になっている。またこのとき、操
作レバー59は最下位置で停止した状態となる。次に、
操作レバー59を離すと、フック部40aで上糸Sを保
持しつつこのフック40が針穴14aから抜け、同時に
フック部40aを糸保持ワイヤ43で閉止して上糸Sが
フック部40aから外れないようにする。次に、圧縮コ
イルバネ50,51の付勢力でもって糸通しスライダ1
6、オフセット部材52が上昇し最初の待機状態に戻
る。
【0038】このとき、フック部40aが上糸Sを保持
した状態で上昇する(図24参照)。その後、糸保持ワ
イヤ43がフック開放板カム部71に当接してフック4
0が開放され、形成された上糸Sのループを引っ張るこ
とで針穴14aへの糸通しが完了する。針棒5が前記所
定位置により下方にある場合には、回動規制機構22が
作用する。つまり、糸通し位置決め部材33の係止部分
33aがストッパ部57に阻まれてオフセット部材52
と糸通し軸17の回動を禁止するので、糸通しが禁止さ
れる。
【0039】以上、説明した糸通し装置15によれば、
糸通し軸17の回動前の状態で、第2糸案内部材36
は、第1糸案内部材44の上側と手前側に夫々位置する
上支持部37と連結壁39とを有し、第2糸案内部材3
6の連結壁39に第1糸案内部材44の少なくとも糸案
内部44aの手前側を覆うガード壁部39bを設けたの
で、上糸Sを第2糸案内部材36に掛けるときに、上糸
Sを、ガード壁部39bに沿って導入し第2糸案内部材
36から離脱することなく第1糸案内部材44の糸案内
部44aに確実に掛けることができる。それ故、糸通し
の際に上糸Sの一部を針穴14a付近の所定位置に確実
に保持することができ、糸通し装置15の信頼性が高く
なる。
【0040】第2糸案内部材36の連結壁39に、下方
から上糸Sを導入可能な切欠きスリット状の糸ガイド部
39aを形成したので、上糸Sを切欠きスリット状の糸
ガイド部39aに下方からスムースに導入することがで
きる。第2糸案内部材36の上支持部37に、糸通しの
際に上糸Sを案内可能な切欠きの糸ガイド部37aを形
成したので、糸通しの際、この上支持部37の糸ガイド
部37aと連結壁39の糸ガイド部39aと第1糸案内
部材44とにわたって上糸Sの一部が保持されて糸通し
が実行される。
【0041】糸通し軸17の回動前の状態において、回
動規制部材69により第2糸案内部材36の回動が規制
され、第2糸案内部材36が糸通し軸17の軸心回りに
ガタつくのを防止し、上糸Sを第2糸案内部材36に掛
けるときに、この上糸Sを第1糸案内部材44に確実に
掛けることができる。
【0042】次に、本実施形態を部分的に変更した変更
形態について説明する。 1)本実施形態においては、アーム部4の外部からの手
動操作力により糸通し軸17を下降限界位置に切換えて
いるが、アーム部4の内部に例えばモータ等のアクチュ
エータを設け、このモータの駆動力(すなわち操作力)
でもって糸通し軸17を下降限界位置に切換える構成に
してもよい。
【0043】2)ガード壁部を、第2糸案内部材36の
連結壁39に別体に形成して接合する構造にしてもよ
い。 3)回動規制部材69を、針棒台6の下支持部25にフ
ック開放板68と別体に設けてもよい。その他、本願発
明の趣旨を逸脱しない範囲において前記実施形態に種々
の変更を付加した形態で実施可能である。
【0044】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、糸通し軸の
回動前の状態で、第2糸案内部材は、第1糸案内部材の
上側と手前側に夫々位置する上壁部と前壁部とを有し、
第2糸案内部材の前壁部に第1糸案内部材の少なくとも
糸案内部の手前側を覆うガード壁部を設けたので、上糸
を第2糸案内部材に掛けるときに、上糸を、ガード壁部
に沿って導入し第2糸案内部材から離脱することなく第
1糸案内部材に確実に掛けることができる。それ故、糸
通しの際に上糸の一部を針穴付近の所定位置に確実に保
持することができ、糸通し装置の信頼性が高くなる。
【0045】請求項2の発明によれば、第2糸案内部材
の前壁部に、下方から上糸を導入可能な切欠きスリット
状の糸ガイド部を形成したので、上糸を切欠きスリット
状の糸ガイド部に下方からスムースに導入することがで
きる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0046】請求項3の発明によれば、第2糸案内部材
の上壁部に、糸通しの際に上糸を案内可能な切欠きの糸
ガイド部を形成したので、糸通しの際、この上壁部の糸
ガイド部と前壁部の糸ガイド部と第1糸案内部材とにわ
たって上糸の一部が保持されて糸通しが実行される。そ
の他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
【0047】請求項4の発明によれば、糸通し軸の回動
前の状態において、回動規制部材により第2糸案内部材
の回動が規制され、第2糸案内部材が糸通し軸の軸心回
りにガタつくのを防止し、上糸を第2糸案内部材に掛け
るときに、この上糸を第1糸案内部材に確実に掛けるこ
とができる。その他請求項1〜3の何れかと同様の効果
を奏する。
【0048】請求項5の発明によれば、針棒糸掛けから
至る上糸が糸案内皿に移動される際に、上糸がこの糸滑
り部に沿って糸ガイド部へ導かれるから、より一層糸通
しが確実となる。その他請求項2と同様の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式ミシンの正
面図である。
【図2】ミシンの側面図である。
【図3】糸通し装置の内部構造を示すミシンの一部破断
した側面図である。
【図4】アーム部の要部断面図である。
【図5】糸通し装置の斜視図である。
【図6】糸通し装置の正面図である。
【図7】糸通し軸の下降限界位置における図6相当図で
ある。
【図8】フック機構、縫針付近の拡大側面図である。
【図9】フック機構、針棒付近の拡大背面図である。
【図10】糸通し前の準備段階を示すフック機構、針棒
付近の正面図である。
【図11】糸通し段階の図10相当図である。
【図12】リンク機構、フック機構の底面図である。
【図13】糸通し段階のリンク機構、フック機構の底面
図である。
【図14】図13のフック機構の部分拡大図である。
【図15】オフセット部材の斜視図である。
【図16】別角度から視たオフセット部材の斜視図であ
る。
【図17】図6のA−A線断面図である。
【図18】図6のB−B線断面図である。
【図19】図7のC−C線断面図である。
【図20】図7のD−D線断面図である。
【図21】図7のE−E線断面図である。
【図22】フックが針穴を挿通して上糸を係合したとき
の概略斜視図である。
【図23】フックにより糸通ししたときの概略斜視図で
ある。
【図24】フックが針穴より上昇するときの要部断面図
である。
【図25】糸案内部材の部分拡大正面図である。
【図26】フックが針穴を挿通して上糸を係合したとき
の要部断面図である。
【図27】フックと糸保持ワイヤと上糸との関係を示す
拡大図である。
【図28】フック開放板カム部と糸保持ワイヤとの関係
を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 ミシン 5 針棒 6 針棒台 14 縫針 14a 針穴 15 糸通し装置 17 糸通し軸 21 カム機構 36 第2糸案内部材 37 上支持部 37a 糸ガイド部 39 連結壁 39a 糸ガイド部 39b ガード壁部 39c 糸滑り部 40 フック 44 第1糸案内部材 44a 糸案内部 64 リンク機構 69 回動規制部材 S 上糸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの針棒に近接させて針棒台に回動
    および上下動可能に設けられた糸通し軸と、この糸通し
    軸の下端部に固定され縫針の針穴に挿通可能なフック
    と、外部又は内部からの操作力により糸通し軸を下降限
    界位置に切換えその下降限界位置で糸通し軸を回動させ
    て前記フックが針穴に挿通するように所定角度だけ回動
    させるカム機構とを備えたミシンの糸通し装置におい
    て、 前記糸通し軸の下端部に固定され且つフックに対して糸
    通し軸の軸心回りに所定角度離隔して配設された第1糸
    案内部材と、 前記糸通し軸の下端部に回動自在に枢着されリンク機構
    を介して第1糸案内部材に連結された第2糸案内部材で
    あって、糸通し軸の回動時に第1糸案内部材と協働して
    上糸の一部を針穴付近の所定位置に保持する第2糸案内
    部材とを備え、 前記糸通し軸の回動前の状態で、第2糸案内部材は、第
    1糸案内部材の上側と手前側に夫々位置する上壁部と前
    壁部とを有し、 前記第2糸案内部材の前壁部に第1糸案内部材の少なく
    とも糸案内部の手前側を覆うガード壁部を設けたことを
    特徴とするミシンの糸通し装置。
  2. 【請求項2】 前記第2糸案内部材の前壁部に、下方か
    ら上糸を導入可能な切欠きスリット状の糸ガイド部を形
    成したことを特徴とする請求項1に記載のミシンの糸通
    し装置。
  3. 【請求項3】 前記第2糸案内部材の上壁部に、糸通し
    の際に上糸を案内可能な切欠きの糸ガイド部を形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンの糸通
    し装置。
  4. 【請求項4】 前記糸通し軸の回動前の状態において、
    第2糸案内部材の回動を規制する回動規制部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のミシン
    の糸通し装置。
  5. 【請求項5】 前記第2糸案内部は、針棒の針棒糸掛け
    から至る上糸が糸案内皿に移動される際に、前記糸ガイ
    ド部へ導く糸滑り部を備えることを特徴とする請求項2
    に記載のミシンの糸通し装置。
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