JP2534304Y2 - モジュール組立て式ミシン - Google Patents

モジュール組立て式ミシン

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JP2534304Y2
JP2534304Y2 JP1991098914U JP9891491U JP2534304Y2 JP 2534304 Y2 JP2534304 Y2 JP 2534304Y2 JP 1991098914 U JP1991098914 U JP 1991098914U JP 9891491 U JP9891491 U JP 9891491U JP 2534304 Y2 JP2534304 Y2 JP 2534304Y2
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sewing
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エミリオ・フィエッタ
エッツィオ・マッジ
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ロックウェル − リモルディ・エス・ピー・エー
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D05BSEWING
    • D05B55/00Needle holders; Needle bars
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    • D05B55/16Needle-bar drives with provision for disengaging individual needle bars
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/30Driving-gear for loop takers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、補助縫製デバイスを制
御することの出来る“モジューラ・ミシン”即ちモジュ
―ル組立て式ミシンに関する。即ち、このミシンは、固
定的に常に使用される固定モジュールと、上記固定モジ
ュールに取り外し可能に組み合わされ、その上の部分に
作業支持台を備えた交換可能の可動モジュールと、で構
成される1つのベッドベース部分と;上記固定モジュー
ルから立ち上がり、上記作業支持台の上に片持ち式に延
びる支持腕を支持する立上りポストと;上記支持腕の自
由端部にある針保持ヘッドと;上記支持腕の中にその長
手方向に沿い装着され、針棒に往復動作をさせる上部回
転シャフトと;を含むモジュール組立て式ミシンであ
る。
【0002】
【従来の技術】ミシンがその構造及び縫製作業の形態に
より色々なクラスに分類されていることは良く知られて
いる。一般的に言って、このように分類される各クラス
は、それぞれ、ミシンのベース・バージョン即ち基本的
形態と各種のサブクラスとを持っている。つまり、この
サブクラスは基本的形態は同じで、その基本形態本来の
機能的特徴を保持する一方、特殊な縫製作業を行う多く
の追加デバイスを持って形成されている。
【0003】従来の型のミシンに於いては、基本的形態
に相当するミシンに縫製作業の補助デバイスを只単に付
加するだけで、異なったサブクラスを作り出すことは出
来ない。言替えると、それぞれ特定の型の縫製をするよ
うに設計された各種の型のミシンを準備する必要があ
る。
【0004】明らかな如く、このようにすることによっ
て、製造者側に対しては、製造及び在庫費用の増加をも
たらし、一方、使用者側に対しては、重大な設備及び維
持費用の増加をもたらし、最終ユ―ザ―は自身の出費で
色々な型のミシンを持たなければならなくなる。
【0005】この問題を解決する為に、いわゆる“モジ
ュ―ラミシン”が作り出されている。このモジューラミ
シンは、上述したごとく、定常的に使用される固定モジ
ュールに異なる機能を持つ交換可能の可動モジュールを
組み合わせることによって、ミシンに各種の所望の縫製
機能を持たせることを意図して考案されたものである。
この為に、このミシンは、ミシンのベッド部分に格納さ
れたシャフトから動作を受取り、これを作業支持台に形
成された開口部に伝達する一連の運動学的動作制御機構
を具備している。
【0006】
【考案が解決しょうとする課題】これらの運動学的制御
機構はミシンの構造を複雑にし、必然的にミシンのコス
トの重大な増加をもたらすが、それはこれらの機構が案
内し潤滑する必要のある数多くの部材を必然的に含むか
らである。更に、個々の使用者にとっては、この運動学
的制御機構の少なくとも1部の存在が不必要に思われる
ことがしばしばあるので、このような費用の増大は不経
済で、とても受け入れることが出来ない。又注意すべき
ことは、モジュ―ラミシンが交換可能のベース部分を備
えている場合、上記運動学的制御機構の設置に基く費用
が倍加されると言うことである。このモジューラミシン
の1つの実施例が米国特許4,590,875号に開示
されている。この場合は、ミシンに組み込まれる各ベー
ス部分が、補助縫製デバイスの為の全ての運動学的制御
機構を内蔵していなければならない。
【0007】本考案の目的は、この型の公知のモジュー
ル組立て式ミシンに常に見られる費用の重大な増加を伴
うこと無く、補助縫製デバイスを受入れ且つこれと容易
に組合わすことの出来るミシンを提供することにより、
上述した欠点を解決することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的及び以下の記
述により明らかにする更に別の目的は、本考案による補
助縫製デバイスを制御することの出来るモジュ―ル組立
て式ミシンにより実質的に達成される、即ち、本考案
は、固定モジュールと、この固定モジュールに取り外し
可能に組み合わされ、作業支持台を上部に備えた交換可
能の可動モジュールとの組合わせで構成されるベッド・
ベース部分と;上記固定モジュールから立ち上がり、上
記作業支持台の上に片持ち式に延びる支持腕を支持する
立上りポストと;上記支持腕の自由端部に取り付けられ
る針保持ヘッドと;上記支持腕の中にその長手方向に沿
い装着され、針棒に往復動作をさせる上部回転シャフト
と;を具備するモジュール組立て式ミシンにおいて、上
記上部回転シャフトに予め装着されており、上記ミシン
に取り外し可能に装着されて縫製作業を制御する第1な
いし第3の補助デバイスと組み合わせられて夫々の補助
デバイスを駆動する第1ないし第3の偏心部材を具備
し、前記支持腕には、支持スリーブが支持され、かつ透
孔と、開口とが形成されており、前記第1の補助デバイ
スは、前記支持スリーブ中に回転可能に支持され、前記
第1の偏心部材の駆動力を第1の補助デバイスに伝達す
る支持シヤフトを有し、前記第2の補助デバイスは、前
記支持腕の中から外に延出するように前記透孔中に貫挿
され、前記第2の偏心部材の駆動力を第2の補助デバイ
スに伝達するステムを有し、前記第3の補助デバイス
は、前記支持腕の中から外に延出するように前記開口中
に貫挿され、前記第3の偏心部材の駆動力を第3の補助
デバイスに伝達する接続ロッドを有し、前記ステム並び
に接続ロッドが、それぞれ透孔並びに開口に貫挿されて
いない時、これら透孔並びに開口は締切り部品で閉塞さ
れていることを特徴とする。
【0009】
【作用】従って、本考案のモジュール組立て式ミシン
は、補助縫製デバイスの着脱が容易であると同時に、そ
のベースとなる部分に、最初から必ずしも使用されない
形で予め設けられた極く少数の付加部材を持ち、これら
部材が、偏心部材と、上記補助縫製デバイスを形成する
各種部材を装着するために用いられるハウジングと、及
び支持スリーブとに限定されている、という重要な利点
を持っている。
【0010】
【実施例】図面、特に図1に、本考案により補助縫製デ
バイスを制御することの出来るモジュ―ル組立て式ミシ
ンの全体が参照符号1 で示されている。
【0011】一般的に言って、このミシンはモジユ―ル
交換式であり、固定モジュ―ル7 と、これに交換可能に
組み合わされる交換モジュ―ル8 とからなるベッドベー
ス3を持ち、このベッドベース3 の上に設けられたフレ
―ム部分2 を含み、この交換モジュールの上に作業支持
台3aが置かれている。立上りポスト4 が固定モジュール
から立上がり、支持腕5 を持ち、この腕がカンチレバ―
式に上記作業支持台3aの上に延びている。上記支持腕が
その上に取外し可能なカバ―5aを有し、又その自由端部
に針保持ヘッド6 を持っている。
【0012】好ましくは、このベッドベース3 はモジュ
ール組立て式で、その上に支持ポストを支持する固定モ
ジュール7 と、これに取り外し可能に結合される可動モ
ジュール8 とからなる。別の型の交換可能の可動モジュ
ール8 をこの固定モジュール7 に取り付け、別の型の縫
製作業を行なわせることが出来る。
【0013】フレ―ム2 を模式図的に描いた図1に示す
如く、支持腕5 が上部回転シャフト9 を回転可能に格納
し、このシャフトの回転が、ミシンのベッドベース3 に
格納された1つの回転シャフトに接続する歯の付いたベ
ルトによって、公知の形で、行われ、又図示されていな
いが、この回転シャフトは別のモ―タ―によって駆動さ
れている。
【0014】上部回転シャフト9 が支持腕5 の中を長手
方向に延び、ヘッド6 付近で終わっており、ここで垂直
方向に上記ヘッドに摺動可能に結合された針棒11に、接
続用ロッド/クランク・リンク機構10を介して、往復運
動を与える。針棒11は完全にヘッド6 を縦断し、その下
端にクランプ12を持ち、これに1本若しくは複数本の針
13が取付けられ、この針が、作業支持台3aと同一平面に
配置された針板14を通って作動する如くに設計されてお
り、又この台に沿って縫製される布が送り込まれる。
【0015】針板14の上に載る押え足15があり、これが
押え足ホルダ―16によって支持され、このホルダ―が案
内スリ―ブ17を介してヘッド6 の中を垂直に案内され
る。ばね18が押え足ホルダ―に作用し、押え足を針板14
に押付ける。
【0016】基本形として、本考案により、複数の偏心
体が上部回転シャフト9 に沿って最初から分散配置され
ており;以下更に詳しく説明する如く、これらが、ミシ
ン1に取り外し可能に取り付けられ補助縫製デバイスを
制御する為のベースとなる運動学的機構を形成するよう
に設計されている。
【0017】更に詳しく説明すると、この実施例に於い
ては、第1の偏心部材19と、これに続く第2の偏心部材
20及び第3の偏心部材21とが上部回転シャフトに設けら
れ、ヘッド6 の側からこの順で間隔をもって配置されて
いる。
【0018】特に図4に示す如く、第1の偏心部材19は
上糸スプレッダ―の為の補助デバイス22と組合わすよう
に設計されている。このデバイスをミシン1 に取り付け
るのは、例えば、互いに並べて縫う2枚の布の向かい合
った縁に沿って2つ以上の平行シームの間にカバー糸を
施す場合である。
【0019】この補助デバイス22が第1の接続ロッド23
を含み、これが第1の偏心部材に機能的に結合し、又第
1のレバ―23a に接続され、これが第1のカウンタ―シ
ャフト24に固定され、このシャフトが、図示されていな
い公知の方法で、支持腕5 の中に回転可能に保持され
る。このカウンタ―シャフト24が上部回転シャフト9 と
平行に延び、ヘッド6 に面する端部に駆動腕25が固定的
に取り付けられ、この腕がアイドラ―・シャックル26を
介して接続腕27に接続され、次にこの腕が支持シャフト
28により支持され、このシャフトが接続シャンク29を介
しその下部で縫製工具の1つである糸スプレッダ―30を
支持する。この支持シャフト28はヘッド6の内側で実質
的に垂直に延び、又スリ―ブ31により回転可能に支持さ
れる。このスリ―ブはミシンフレームに予め装着されて
おり且つ押え足ホルダ―16に接続するスリ―ブ17に隣接
してヘッド6 の中に収容されている。いる。(図1)。
【0020】運転時、接続ロッド23により駆動されるレ
バ―23a によってカウンタ―シャフト24が作動し、この
シャフト24がそれ自身の軸の回りで揺動動作を行い、そ
の振幅が、レバ―自身に設けられた細長い開口23b に沿
ってピン22a の位置を変えることによって調節される。
このピン22a は又上記レバ―を接続ロッド22に接続して
いる。カウンタ―シャフト24の揺動が駆動腕25、シャッ
クル26、及び支持腕27を経て支持シャフト28に伝達され
るが、この腕27はボ―ルジョイントを介してシャックル
に接続されている。以上により、支持シャフト28がそれ
自身の軸の回りで揺動動作をし、図4の矢印30a の方向
に沿いスプレッダ―30に往復運動をさせる。
【0021】次に、図5に示す第2の偏心部材20は少な
くとも1本の針糸を引張る為の糸緊張部材11a,11b の補
助デバイス32を制御するように設計されている。このデ
バイスをミシン1 に装着するのは、例えば、ミシンにチ
ェ―ンステッチを行なわせる場合で、これは一般的に各
ステッチを形成した後に出ることのある1本又は数本の
余剰の針糸を取上げる為のものである。
【0022】このために、このデバイス32は第2の接続
ロッド33を持ち、これが第2の偏心部材20と機能的に結
合し、支持腕5 中に転可能に結合されたステム35に固定
された第2のレバ―34に作用する。更に詳しく説明する
と、上記ステム35が上部回転シャフト9 に対して直角に
水平に延び、又その片端部35a が、支持腕5 の前壁に予
め設けられた1つの孔を経て支持腕5 から突出してい
る。図2に示す上記孔36は、このデバイス32が取り付け
られていないとき、プラグ36a によって密封されてい
る。
【0023】糸緊取上げ部材37が上記端部35a に取り付
けられ、これが、ステム35の半径方向に延びるフォ―ク
状部分37a を持ち、これがその長手延長部に沿って適当
に位置決めする如くに用いられ、又これに続いて緊張ウ
イング37b があり、これがミシン1 の前に突出し、1個
又は複数の孔38を有し、これにそれぞれの針糸を通すこ
とが出来る。
【0024】運転時に於いては、接続ロッド33が、レバ
―34を介し、ステム35を動かし、これがそれ自身の軸の
回りで揺動する。その結果、糸取上げデバイス32のウイ
ング37b が図5の矢印37c の方向に同様に揺動する。こ
の揺動動作の振幅は、端部35a 上のフォ―ク状部分37a
を長手方向に滑らすことによって調節可能である。例と
して示す図に於いては、糸取上げ部材37が針棒11に向合
った面の中で移動し、適宜設けられた糸緊張部材11a,11
b と協同し、余剰の1本又は数本の針糸を回収する、如
くに設計される。
【0025】次に図6及び7図に示す第3の偏心部材21
は、縫製作業用工具の1つである布送りロ―ラ―の補助
デバイス39に組合わすように設計されている。このデバ
イス39は後フィ―ドロ―ラ―40及び前フィ―ドロ―ラ―
41を別々に又は同時に動かすように設けられる。
【0026】公知の形で、フィ―ドロ―ラ―40が布送り
方向に対して押え足ホルダ―16の後で作動し、又作業支
持台3aの面に接している。ロ―ラ―40がピボット42を有
し、これにより、図には示されていないが一般的なブラ
ケットを介して、回転可能に支持されている。このブラ
ケットは、図3に示す如く、ヘッド6 の後壁に適宜設け
られた接続ハウジング43に取外し可能に固定されてい
る。このハウジング43が図3並びに図4に示され、これ
に捩子を差し込む捩子付き孔43a が同時に示されてい
る。一般的形で、フィ―ドロ―ラ―40に続き作動腕44が
あり、これがピボット42の軸の回りを間欠的に回転する
如くに設計されているが、これは、図示されていない一
方通行のクラッチを介して、矢印40a で示す回転方向に
このロ―ラ―を間欠的に回転させる為である。
【0027】後フィ―ドロ―ラ―40に就いて説明したの
と同様に、前フィ―ドロ―ラ―41が、公知なので図示さ
れていないブラケットを介し、ピボット45により回転可
能に支持され、このブラケットが、図2に示す捩子付き
孔46により、支持腕5 の前壁に取外し可能に固定されて
いる。又、フィ―ドロ―ラ―41は作動腕47を有し、これ
がピボット45の軸の回りを交互に回転する如くに設計さ
れるが、これは、一方通行のクラッチを介して、このロ
―ラ―を図7に示す矢印48の方向に間欠的に回転させる
為である。更にこのフィ―ドロ―ラ―41に公知の押えカ
ウンタ―ロ―ラ―49を付けることが出来る。
【0028】図示した実施例に於いては、前フィ―ドロ
―ラ―41が作業支持台3aより高い位置で作用するが、上
記台と同一平面で作用するようにすることも出来る。
【0029】ロ―ラ―40,41 の補助デバイス39が第3の
接続ロッド50を含み、これが支持腕の後壁に形成された
適宜の開口51を通り支持腕5 から突出している。図3に
示す如く、この開口51は、デバイス39がミシン1 に装着
されていないときは、板51aによって密閉されている。
【0030】接続ロッド50は、支持腕5 の外で、第3の
レバ―52に作用し、このレバ―が外カウンタ―シャフト
53に固定され、このシャフトが支持腕5 に対して回転可
能に支持され、又上部回転シャフト9 に対し平行に伸び
ている。この外カウンタ―シャフト53がフィ―ドロ―ラ
―40の為の駆動腕54を携え、このロ―ラ―が、第1のシ
ャックル55を介して、上記ロ―ラ―の作動腕44に機能的
に接続されている。又外カウンタ―シャフト53がフィ―
ドロ―ラ―41の為の駆動シャフト56を有し、これが第2
のシャックル57を介して上記ロ―ラ―の作動シャフト47
に接続されている。
【0031】補助デバイス39がミシン1 に組合わされる
のは、特殊な縫製作業を行なうために、フィ―ドロ―ラ
―40又は41のいずれか又はその両者を用いる必要が有る
場合である。
【0032】作業中、接続ロッド50がレバ―52に作用
し、外カウンタ―シャフト53をそれ自身の軸の回りで揺
動動作をさせ、その振幅が、接続ロッド50をレバ―自身
に接続するピボット50a の位置を、上記レバ―52に形成
された細長い開口52a に沿って、適宜位置付けることに
より決定される。外カウンタ―シャフト53の揺動動作
が、腕54,56 をそれぞれシャックル55,57 に接続するこ
とにより作動腕44及び47に伝達される。この作動腕44,4
7 の揺動の振幅は、それぞれ独立に、駆動シャフト54,5
6 を各々のシャックル55,57 に接続するピボット58,59
の位置を、上記駆動シャフトに形成された細長い開口54
a,56a に沿って、適宜調節することによって行われる。
【0033】特殊な縫製作業に対応して用いられる各種
のサブクラスにミシンを変更する為に、これらの補助デ
バイス22,32,及び39は、別々に又は組合わせてミシン1
のベース部分に取付けることが出来る。
【0034】本考案の特色として、この目的の為に、単
に腕5 のカバ―5aを取り除きさえすれば、この支持腕が
作業出来る状態に露出し、ミシンに取付けるべき補助デ
バイスを形成する構成部材の組立てを行なうことが出来
る。
【0035】このようにして本考案は所期の目的を達成
する。
【0036】言うまでも無く、本考案の特徴とする思想
の範囲内で、本考案の変更及び変形を行なうことは可能
である。特に、上部回転シャフトに取付ける偏心部材の
数は何個でもよく、又その偏心対に就いても、例として
記載したものと異なる補助縫製デバイスをこれに接続す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるミシンの基本形の1つを示す模式
的斜視図である。
【図2】上記ミシンのフレ―ム部分の前面を示す斜視図
である。
【図3】図2の上記ミシンのフレ―ム部分の後面を示す
斜視図である。
【図4】上記ミシンの支持腕に格納された、上スプレッ
ダ―の為の、1つの補助デバイスを示す斜視図である。
【図5】上記ミシンの支持腕に格納された、糸取上げデ
バイスの1つを示す斜視図である。
【図6】布フィ―ドロ―ラ―の為の補助デバイスの1つ
で、針棒の後側で作動する1つのフィ―ドロ―ラ―が設
けられたもの、の斜視図である。
【図7】図6に示す補助デバイスに共に取付けられた前
フィ―ドロ―ラ―と後フィ―ドロ―ラ―とを示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…モジュール組立て式ミシン、2…フレーム、3…ベ
ッド・ベース部分、3a…作業支持台、4…立上りポス
ト、5…支持腕、6…針保持ヘッド、7…固定モジュー
ル、8…交換可能の可動モジュール、9…上部回転シャ
フト、10…接続ロッド−クランクリンク装置、11…
針棒、17…案内スリーブ、19,20,21…偏心部
材、22,32,39…補助縫製デバイス、23,3
3,50…接続ロッド、30…上糸スプレッダー、34
…第2のレバー、36,51…開口部又は孔、37…糸
緊張部材、40,41…フィードローラー、43…ハウ
ジング、43a,46…捩子付き孔、36a,51a…
締切り部品、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D05B 55/14 D05B 55/14 A (72)考案者 フランコ・マルチェシ イタリア国、27028 サン・マルティ ノ・シコマリオ(パビア)、ビア・ジョ バンニ・ベントレジモ 25 (56)参考文献 特開 昭61−255687(JP,A) 特開 昭61−268291(JP,A) 特開 昭61−45796(JP,A) 特公 昭60−40316(JP,B2) 特公 昭47−47421(JP,B2) 米国特許4590875(US,A) 米国特許4655151(US,A)

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定モジュール(7)と、この固定モジ
    ュールに取り外し可能に組み合わされ、作業支持台(3
    a)を上部に備えた交換可能の可動モジュール(8)と
    の組合わせで構成されるベッド・ベース部分(3)と;
    上記固定モジュール(7)から立ち上がり、上記作業支
    持台(3a)の上に片持ち式に延びる支持腕(5)を支
    持する立上りポスト(4)と;上記支持腕(5)の自由
    端部に取り付けられる針保持ヘッド(6)と;上記支持
    腕の中にその長手方向に沿い装着され、針棒(11)に
    往復動作をさせる上部回転シャフト(9)と;を具備す
    るモジュール組立て式ミシンにおいて、 上記上部回転シャフト(9)に予め装着されており、上
    記ミシンに取り外し可能に装着されて縫製作業を制御す
    る第1ないし第3の補助デバイス(22,32,39)
    と組み合わせられて夫々の補助デバイスを駆動する第1
    ないし第3の偏心部材(19,20,21)を具備し; 前記支持腕(5)には、支持スリーブ(31)が支持さ
    れ、かつ透孔(36)と、開口(51)とが形成されて
    おり; 前記第1の補助デバイス(22)は、前記支持スリーブ
    中に回転可能に支持され、前記第1の偏心部材(19)
    の駆動力を第1の補助デバイスに伝達する支持シヤフト
    (28)を有し; 前記第2の補助デバイス(32)は、前記支持腕の中か
    ら外に延出するように前記透孔中に貫挿され、前記第2
    の偏心部材(20)の駆動力を第2の補助デバイスに伝
    達するステム(35)を有し; 前記第3の補助デバイス(39)は、前記支持腕の中か
    ら外に延出するように前記開口中に貫挿され、前記第3
    の偏心部材(21)の駆動力を第3の補助デバイスに伝
    達する接続ロッド(50)を有し;さらに、 前記ステム(35)並びに接続ロッド(50)
    が、それぞれ透孔(36)並びに開口(51)に貫挿さ
    れていない時、これら透孔並びに開口を閉塞する閉塞部
    品(36a,51a)をさらに具備することを特徴とす
    るモジュール組立て式ミシン。
  2. 【請求項2】 上記第1の補助デバイスが、上記縫製用
    工具の1つである上糸スプレッダー(30)の補助デバイ
    ス(22)であり、これが、上記第1の偏心部材に機能的
    に接続される接続ロッド(23)と;上記支持腕(5)の
    中に上記上部回転シャフト(9 )と平行に回転可能に設
    けられる1つのカウンターシャフト(24)と;上記カウ
    ンターシャフトに装着され、上記接続ロッドの自由端部
    に回転可能に結合し、上記カウンターシャフトに揺動動
    作を行こなわせる1つのレバー(23a )と;上記針保持
    ヘッド(6)の中に予め垂直に装着され、その下の部分
    から延出ている上記支持スリーブ(31)に装着される前
    記支持シャフト(28)と;上記支持シャフトに設けられ
    た1つの腕(27)と上記カウンターシャフトに設けられ
    た駆動腕(25)との間で作用する1つのシャックル(2
    6)と;を含み、上記上糸スプレッダー(30)が、上記
    針保持ヘッドの外で、上記支持シャフトの下の部分に取
    り付けられるごとくにする、ことを特徴とする、請求項
    1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 上記第2の補助デバイスが、上記縫製用
    工具の1つである少なくとも1本の針糸を引っ張る糸緊
    張部材(11a,11b )のための補助デバイス(32)であ
    り、これが、上記第2の偏心部材に機能的に結合する1
    つの接続ロッド(33)と;上記予め適宜に設けられた1
    つの孔の形をした開口部(36)の中に回転可能に挿通さ
    れる前記ステム(35)と;但し上記ステム(35)は上記
    上部回転シャフト(9 )に対して直角に水平に設けられ
    ている;上記ステムと組み合わされ、上記接続ロッド
    (33)に機能的に接続され、上記ステムに揺動動作を行
    なわせる1つのレバー(34)と;上記ステムの端部(35
    a )に取り付けられ、上記針棒(11)に設けられた上記
    糸緊張部材(11a,11b )と協動する1つの糸取上げ部材
    (37)と;を含む、ことを特徴とする、請求項1記載の
    ミシン。
  4. 【請求項4】 上記第3の補助デバイスが、上記縫製用
    工具の1つである少なくとも1つの布フィードローラー
    (40,41)を作動させる布フィードローラーの補助
    デバイス(39)であり、上記補助デバイスが上記予め
    形成されたハウジング(43)の上記捩子付き孔(43
    a)に捩子込むことの出来る捩子手段によって取り外し
    可能に固定され、上記補助デバイスが:上記第3の偏心
    部材によって駆動されるようにこの第3の偏心部材に接
    し、上記支持腕(5)の裏側から、上記開口部(5
    1)を介して外側に顔を出す前記接続ロッド(50)
    と;上記上部回転シャフト(9)に対して平行に回転可
    能に延びる外部カウンターシャフト(53)と;上記外
    部カウンターシャフトと組み合わされ、上記接続ロッド
    の自由端部と係合し、上記外部カウンターシャフトに揺
    動動作を行なわせる1つのレバー(52)と;上記カウ
    ンターシャフトに固定され、上記布フィードローラー
    (40,41)に作用し、これを作動させる少なくとも
    1つの駆動腕(54,56)と;を含む、ことを特徴と
    する、請求項1記載のミシン。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの布フィードローラー
    (40)がミシンの上記針棒(11)の後で作用する、こと
    を特徴とする、請求項4記載のミシン。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの布フィードローラー
    (41)がミシンの上記針棒(11)の前で作用し、上
    記布フィードローラーが、接続部材を介し、上記予め形
    成された捩子付き孔(46)に捩じ込まれる捩子手段に
    よって上記支持腕(5)の前面に支持され且つこれに取
    り外し可能に取り付けられる、ことを特徴とする、請求
    項4記載のミシン。
  7. 【請求項7】 上記外部カウンターシャフト(53)に固
    定されて、少なくとも2つの駆動腕(54,56 )があり、
    これらがそれぞれ、ミシンの針棒(11)の後側で作用す
    る布フィードローラー(40)と、針棒の前側で作用する
    布フィードローラー(41)とに接続される、ことを特徴
    とする、請求項4記載のミシン。
JP1991098914U 1987-04-30 1991-11-29 モジュール組立て式ミシン Expired - Lifetime JP2534304Y2 (ja)

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