JP3230245B2 - 車両用アクスルビーム式サスペンション - Google Patents

車両用アクスルビーム式サスペンション

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JP3230245B2
JP3230245B2 JP06618991A JP6618991A JP3230245B2 JP 3230245 B2 JP3230245 B2 JP 3230245B2 JP 06618991 A JP06618991 A JP 06618991A JP 6618991 A JP6618991 A JP 6618991A JP 3230245 B2 JP3230245 B2 JP 3230245B2
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    • B60G2204/422Links for mounting suspension elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3リンク式サスペンシ
ョンや5リンク式サスペンション等のように左右輪を連
結するアクスルビーム(トーションビームともいう)を
有する車両用アクスルビーム式サスペンションに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用アクスルビーム式サスペン
ションとしては、例えば、図10に記載の3リンク式サ
スペンションが一般に知られている。
【0003】この従来のサスペンションの左右輪を連結
するアクスルビームには、車輪から入力される車両前後
方向の力を受けるサスペンション部材としてトレーリン
グアームが設けられ、車輪から入力される車両上下方向
の力を受けるサスペンション部材としてコイルスプリン
グ及びショックアブソーバが設けられ、車輪から入力さ
れる横方向の力を受けるサスペンション部材としてラテ
ラルリンク(パーナルロッドともいう)が設けられてい
る。
【0004】しかし、このサスペンションは、図11
示すように、1本のラテラルリンクの両端が車体側とア
クスル側とに支持されるだけのラテラルリンク構造であ
る為、凹凸路面の通過時に車輪がバウンド・リバウンド
を行なうと、図11に示すように、アクスルビームの上
下変位時にラテラルリンクの揺動に伴なってアクスル側
支点位置が横方向に変位し、車輪動作をみると上下動す
るばかりでなく横方向にも変位(横変位量ε)する。つ
まり、図12に示すように、車輪がバウンド・リバウン
ドに伴なってスカッフ変化(トレッド変化)する。この
結果、凹凸路等での車両走行時に車体とサスペンション
間の相対位置関係がずれてしまい、いわゆるヨレ現象が
発生して安定した走行を実現できない。
【0005】そこで、車輪のバウンド・リバウンドに伴
なうスカッフ変化を小さく抑える技術として、特開平2
−254006号公報に記載されているような、アシス
トリンク系のラテラルリンク構造(図13)や、実開昭
53−30618号公報に記載されているような、ワッ
トリンク系のラテラルリンク構造(図15)が提案され
るに至っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
13及び図14に示す従来の車両用アクスルビーム式サ
スペンションのラテラルリンク構造にあっては、いずれ
も車体側2点支持でアクスル側に1点支持である為、旋
回時に車体がロール状態になり、このロール状態から車
輪がバウンド・リバウンドした場合、路面に対するスカ
ッフ変化を生じてしまう。
【0007】即ち、図14に示すように、ロールで車体
が傾斜した場合には、2点で支持される車体に対しては
スカッフ変化を小さく抑えることはできても、路面に対
してはスカッフ変化が生じてしまうことになる。
【0008】また、上記図13及び図14に示す従来の
車両用アクスルビーム式サスペンションのラテラルリン
ク構造にあっては、ロール状態から車輪がバウンド・リ
バウンドした場合で、車輪の接地点に横力が加わった場
合、路面に対するリンク配置が変化することで、ラテラ
ルリンクの上下分力により車体側支点から車体を持ち上
げるジャッキアップ力が発生してしまう。
【0009】例えば、ワットリンク系のラテラルリンク
構造の場合、車輪の接地点に横力が加わった場合、図1
の点線に示すように、路面に対するリンク配置が変化
し、第1,第2ラテラルリンクの車体側支点での上下分
力により車体を持ち上げるジャッキアップ力が発生す
る。
【0010】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、左右輪を連結するアクスルビームを有す
る車両用アクスルビーム式サスペンションにおいて、車
体ロールの有無を問わず路面に対するスカッフ変化を小
さく抑えると共に横力作用によるジャッキアップ力の発
生を無くし、凹凸路等での直進または旋回走行時に挙動
変化の少ない安定した車両走行を実現することを課題と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の車両用アクスルビーム式サスペンション
では、車体1点支持でアクスル2点支持によるアシスト
リンク系のラテラルリンク構造とした。
【0012】即ち、左右輪を連結するアクスルビームと
車体とに両端側のそれぞれが支持され、かつ、車輪から
入力される横方向の力を受けるべく車幅方向に配置され
たラテラルリンクと、該ラテラルリンクの途中位置に連
結されたアシストリンクを有する車両用アクスルビーム
式サスペンションにおいて、前記車体にはラテラルリン
クの一端側のみが1点支持され、前記アクスルビームに
はラテラルリンクの他端側とアシストリンクの端部が2
点支持され、かつ、ラテラルリンクの他端側とアクスル
ビームとの間には、アクスルビームの上下変位時にラテ
ラルリンクの揺動に伴なってアクスル側支点位置が横方
向変位するのを吸収する支点横変位吸収部材が介装され
ていることを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】請求項1記載の発明の作用を説明する。
【0016】凹凸路等を走行している時で、車輪がバウ
ンド・リバウンドする時には、アシストリンクのラテラ
ルリンク側支点はアクスル側支点を中心とする軌跡を描
く。一方、ラテラルリンクの支点間長さが固定であると
仮定した場合、ラテラルリンク上のアシストリンク支点
は、ラテラルリンクのアクスル側支点を中心とする軌跡
を描こうとし、両軌跡の間には変位量が生じる。しか
し、この変位量はラテラルリンクのアクスル側支点の位
置に設けられている支点横変位吸収部材により吸収され
ることになる。
【0017】そして、ラテラルリンク構造は車体側1点
支持でアクスル側2点支持の構造である為、2点支持さ
れるアクスルビームの位置関係が保たれ、アクスルビー
ム、つまり、路面を基準とし車体姿勢とは無関係に路面
に対してスカッフ変化が小さく抑えられることになる。
【0018】従って、車体ロールの有無にかかわらず路
面に対して車輪がバウンド・リバウンドする時のスカッ
フ変化が小さく抑えられるし、また、車体ロール状態か
ら車輪がバウンド・リバウンドした場合で、車輪の接地
点に横力が加わった場合でも、車体ロールにかかわらず
リンク配置の変化が無いことで、ラテラルリンクの上下
分力により車体側支点から車体を持ち上げるジャッキア
ップ力が発生しない。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】
(第1実施例)以下、請求項1記載の発明に対応する第
1実施例の車両用アクスルビーム式サスペンションにつ
いて下記に説明する。
【0024】まず、構成を説明する。
【0025】実施例では前輪駆動車の3リンク式リヤサ
スペンションとして適用されていて、図1は第1実施例
の車両用アクスルビーム式サスペンションを示す概略
図、図2は第1実施例サスペンションの斜視図、図3は
第1実施例サスペンションのアシストリンク系のラテラ
ルリンク構造R1を示す図である。
【0026】3リンク式リヤサスペンションは、図2に
示すように、左右の車輪1を連結するアクスルビーム2
と、車輪1から入力される車両前後方向の力を受けるサ
スペンション部材としてのトレーリングアーム3と、車
輪1から入力される車両上下方向の力を受けるサスペン
ション部材としてのストラット4と、車輪1から入力さ
れる横方向の力を受けるサスペンション部材としてのラ
テラルリンク構造R1とを備えている。
【0027】前記ラテラルリンク構造R1は、左右の車
輪1を連結するアクスルビーム2に一端側が支持され、
クロスメンバ5(車体に相当)の車体中心位置に固定さ
れたセンターブラケット6に他端側が支持され、かつ、
車輪1から入力される横方向の力を受けるべく車幅方向
に配置されたラテラルリンク7と、該ラテラルリンク7
の途中位置とアクスルビーム2とに連結されたアシスト
リンク8とによって倒立y字状に構成されている。
【0028】前記センターブラケット6には、図3に示
すように、ラテラルリンク7の一端側のみがゴムブッシ
ュ9を介して1点支持され、前記アクスルビーム2に
は、ラテラルリンク7の他端側とアシストリンク8の端
部が2点支持され、かつ、ラテラルリンク7の他端側と
アクスルビーム2との間には、ラテラルリンク7のリン
ク軸方向に柔らかくリンク軸直交方向に硬い異方性ブッ
シュ10(支点横変位吸収部材に相当)が介装されてい
る。
【0029】前記アシストリンク8は、ラテラルリンク
7とアクスルビーム2とに対しピン結合されている。
【0030】そして、図3に示すように、ラテラルリン
クの車体側支点をPB1 、ラテラルリンクのアクスル側支
点をPA1 、アシストリンクのアクスル側支点をPA2 、ア
シストリンクのラテラルリンク側支点をPLとすると、支
点PLは支点PB1 と支点PA1 の中間位置より支点PA1 寄り
に設定されている。
【0031】次に、作用を説明する。
【0032】凹凸路等を走行している時で、車輪1がバ
ウンド・リバウンドする時には、図4に示すように、ア
シストリンク8のラテラルリンク側支点PLは、アシスト
リンク8のアクスル側支点PA2 を中心とする軌跡TAを描
く。一方、ラテラルリンク7の支点間長さが固定である
と仮定した場合、ラテラルリンク7上の支点PLは、ラテ
ラルリンク7のアクスル側支点PA1 を中心とする軌跡TR
を描こうとする。
【0033】しかし、両軌跡TA,TRは、回動中心位置が
異なることで、支点PLと仮想支点PL’との間には変位量
εが生じる。
【0034】しかし、ラテラルリンク7のアクスル側支
点PA1 の位置に設けられている異方性ブッシュ10は、
ラテラルリンク7のリンク軸方向に柔らかい為、前記変
位量εにほぼ相当する量のリンク軸方向のたわみが生
じ、変位量εが吸収される。
【0035】その結果、図5に示すように、アクスルビ
ーム2の上下変位時にラテラルリンク7の揺動に伴なっ
てアクスル側支点位置が横方向変位するのが吸収され、
車輪1のスカッフ変化が小さく抑えられる。
【0036】そして、ラテラルリンク構造R1は車体側
1点支持でアクスル側2点支持の構造である為、2点支
持されるアクスルビーム2の位置関係が保たれ、アクス
ルビーム2、つまり、路面を基準として車体姿勢とは無
関係に路面に対してスカッフ変化が小さく抑えられるこ
とになる。
【0037】ちなみに、図6は第1実施例サスペンショ
ンでのスカッフ変化特性で、バウンド・リバウンドの量
が相当に大きい領域でない限りは、スカッフ変化がほぼ
零に抑えられていることがわかる。
【0038】従って、図7に示すように、車体ロールの
有無にかかわらず路面に対して車輪1がバウンド・リバ
ウンドする時のスカッフ変化が小さく抑えられるし、ま
た、車体ロール状態から車輪1がバウンド・リバウンド
した場合で、車輪1の接地点に横力が加わった場合で
も、車体ロールにかかわらずリンク配置の変化が無いこ
とで、ラテラルリンク7の上下分力により車体側支点PB
1 から車体を持ち上げるジャッキアップ力が発生しな
い。
【0039】以上説明してきたように第1実施例の車両
用アクスルビーム式サスペンションにあっては、下記に
列挙する効果が得られる。
【0040】(1)左右の車輪1を連結するアクスルビ
ーム2を有する車両用アクスルビーム式サスペンション
において、車体1点支持でアクスル2点支持によるアシ
ストリンク系のラテラルリンク構造R1とした為、車体
ロールの有無を問わず路面に対するスカッフ変化を小さ
く抑えると共に横力作用によるジャッキアップ力の発生
を無くし、凹凸路等での直進または旋回走行時に挙動変
化の少ない安定した車両走行を実現することができる。
【0041】(2)ラテラルリンク7のアクスル側支持
部に設けられる支点横変位吸収部材として異方性ブッシ
ュ10を用いた為、リンクの数が2リンクで良く、構造
的に簡単であると共にコスト的にも有利となる。
【0042】(3)ラテラルリンク7の車体側支点PB1
を車体の中心軸上に設定した為、ロール特性等の車両横
方向動特性を左右で同じにすることができる。
【0043】(4)ラテラルリンク構造R1が車体の中
心軸に対し左右の一方側のみに寄せてレイアウトされる
為、車体の中心軸に対し左右の他方側のスペースを排気
系等のスペースとして自由度高く利用することができ
る。
【0044】(第2実施例)以下、請求項1記載の発明
に対応する第2実施例の車両用アクスルビーム式サスペ
ンションについて下記に説明する。
【0045】まず、構成を説明する。
【0046】図8は第2実施例のラテラルリンク構造R
2を有する車両用アクスルビーム式サスペンションを示
す概略図である。第1実施例サスペンションとの相違点
は、ラテラルリンク構造R2のうち、ラテラルリンク7
の車体側支持をサイドメンバ11(車体に相当)に固定
された支持ブラケット12に対して行なった点にある。
尚、他の構成は第1実施例と同様であるので対応する構
成には同一符号を付して説明を省略する。
【0047】作用的にも第1実施例と同様であり、効果
的には、ラテラルリンクの車体側支点PB1 を車体の中心
軸上に設定することによる上記(3),(4)の効果は
得られないものの、上記(1),(2)の効果に次の効
果が加わる。
【0048】(5)ラテラルリンク7の車体側支持をサ
イドメンバ11に固定された支持ブラケット12に対し
て行なった為、ラテラルリンク構造R2の支持剛性が特
に補強を要することなく容易に確保される。
【0049】(第3実施例)以下、請求項1記載の発明
に対応する第3実施例の車両用アクスルビーム式サスペ
ンションについて下記に説明する。
【0050】まず、構成を説明する。
【0051】図9は第3実施例のラテラルリンク構造R
3を有する車両用アクスルビーム式サスペンションを示
す概略図である。第1実施例サスペンションとの相違点
は、ラテラルリンク構造R3のうち、ラテラルリンク7
のアクスル側支持部に設けられる支点横変位吸収部材と
して、異方性ブッシュ10に代え第2アシストリンク1
3を用いた点で異なる。尚、第1実施例でのアシストリ
ンクを第1アシストリンク8とし、両アシストリンク
8,13のラテラルリンク側支点をPL1 ,PL2 とする。
他の構成は第1実施例と同様であるので対応する構成に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0052】作用的にも第1実施例と同様であるが、変
位量εはブッシュのたわみではなく第2アシストリンク
13の揺動によって吸収される。
【0053】効果的には、上記(1),(3),(4)
の効果が得られる。
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0072】例えば、実施例では、3リンク式サスペン
ションへの適用例を示したが、5リンク式サスペンショ
ン等、他のアクスルビーム式サスペンションに適用でき
ることは勿論であり、また、リヤサスペンションに限ら
ずフロントサスペンションに適用することもできる。
【0073】
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1記載の
本発明にあっては、左右の車輪を連結するアクスルビー
ムを有する車両用アクスルビーム式サスペンションにお
いて、請求項1に記載したように、車体1点支持でアク
スル2点支持によるアシストリンク系のラテラルリンク
構造とした為、車体ロールの有無を問わず路面に対する
スカッフ変化を小さく抑えると共に横力作用によるジャ
ッキアップ力の発生を無くし、凹凸路等での直進または
旋回走行時に挙動変化の少ない安定した車両走行を実現
することができるという効果が得られる。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車両用アクスルビーム式
サスペンションを示す概略図である。
【図2】第1実施例の車両用アクスルビーム式サスペン
ションを示す斜視図である。
【図3】第1実施例の車両用アクスルビーム式サスペン
ションのアシストリンク系のラテラルリンク構造を示す
図である。
【図4】第1実施例サスペンションで車輪上下動時のリ
ンク作用説明図である。
【図5】第1実施例サスペンションで車輪上下動時の全
体作用説明図である。
【図6】第1実施例サスペンションでのスカッフ変化特
性図である。
【図7】第1実施例サスペンションでの車体ロールの有
無によるスカッフ変化作用説明図である。
【図8】本発明の第2実施例の車両用アクスルビーム式
サスペンションを示す概略図である。
【図9】本発明の第3実施例の車両用アクスルビーム式
サスペンションを示す概略図である。
【図10】従来の1ラテラルリンクを持つ車両用アクス
ルビーム式サスペンションを示す斜視図である。
【図11】図10に示す従来のサスペンションでのスカ
ッフ変化作用説明図である。
【図12】図10に示す従来のサスペンションでのスカ
ッフ変化特性図である。
【図13】従来のアシストリンク系の車両用アクスルビ
ーム式サスペンションを示す概略図である。
【図14】図13に示す従来のサスペンションでの車体
ロール状態でのスカッフ変化作用説明図である。
【図15】従来のワットリンク系の車両用アクスルビー
ム式サスペンションを示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−88615(JP,A) 特開 平2−254006(JP,A) 実開 平2−144810(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 9/00 - 9/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右輪を連結するアクスルビームと車体
    とに両端側のそれぞれが支持され、かつ、車輪から入力
    される横方向の力を受けるべく車幅方向に配置されたラ
    テラルリンクと、該ラテラルリンクの途中位置に連結さ
    れたアシストリンクを有する車両用アクスルビーム式サ
    スペンションにおいて、 前記車体にはラテラルリンクの一端側のみが1点支持さ
    れ、前記アクスルビームにはラテラルリンクの他端側と
    アシストリンクの端部が2点支持され、かつ、ラテラル
    リンクの他端側とアクスルビームとの間には、アクスル
    ビームの上下変位時にラテラルリンクの揺動に伴なって
    アクスル側支点位置が横方向変位するのを吸収する支点
    横変位吸収部材が介装されていることを特徴とする車両
    用アクスルビーム式サスペンション。
JP06618991A 1991-03-29 1991-03-29 車両用アクスルビーム式サスペンション Expired - Lifetime JP3230245B2 (ja)

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