JP3152200B2 - 産業車両における電磁弁制御装置 - Google Patents

産業車両における電磁弁制御装置

Info

Publication number
JP3152200B2
JP3152200B2 JP02605498A JP2605498A JP3152200B2 JP 3152200 B2 JP3152200 B2 JP 3152200B2 JP 02605498 A JP02605498 A JP 02605498A JP 2605498 A JP2605498 A JP 2605498A JP 3152200 B2 JP3152200 B2 JP 3152200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
current
electromagnetic solenoid
control position
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02605498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11222397A (ja
Inventor
忠 山田
広雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP02605498A priority Critical patent/JP3152200B2/ja
Priority to TW088101443A priority patent/TW518314B/zh
Priority to KR1019990003519A priority patent/KR100289027B1/ko
Priority to US09/243,712 priority patent/US6275368B1/en
Priority to EP99102295A priority patent/EP0944100A1/en
Priority to CNB991027280A priority patent/CN1162878C/zh
Publication of JPH11222397A publication Critical patent/JPH11222397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3152200B2 publication Critical patent/JP3152200B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/18Circuit arrangements for obtaining desired operating characteristics, e.g. for slow operation, for sequential energisation of windings, for high-speed energisation of windings
    • H01F7/1805Circuit arrangements for holding the operation of electromagnets or for holding the armature in attracted position with reduced energising current
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/22Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for supplying energising current for relay coil
    • H01H47/32Energising current supplied by semiconductor device
    • H01H47/325Energising current supplied by semiconductor device by switching regulator
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/30Rigid axle suspensions
    • B60G2200/32Rigid axle suspensions pivoted
    • B60G2200/322Rigid axle suspensions pivoted with a single pivot point and a straight axle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/46Means for locking the suspension
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2300/00Indexing codes relating to the type of vehicle
    • B60G2300/02Trucks; Load vehicles
    • B60G2300/022Fork lift trucks, Clark

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフォークリ
フトにおいて揺動可能に支持された後輪アクスルの揺動
を規制又は許容する油圧シリンダに設けられるような電
磁ソレノイド操作開閉弁を制御する産業車両における電
磁弁制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、フォークリフトには、車
体に対して後輪アクスルをロール面内で揺動可能として
後輪タイアの接地性を高めることにより走行性の向上を
図った車両がある。このような車両では、例えば、高荷
重高揚高時のように車両の重心位置が高く後輪アクスル
が揺動すると車両の左右方向の安定性が低荷重低揚高時
よりも低下するようなときには、後輪アクスルの揺動を
規制して安定性の低下を防止するようにしている。
【0003】後輪アクスルの揺動の規制は、車体と後輪
アクスルとの間に後輪アクスルの揺動に伴って伸縮動作
するように設けられた1本の復動型油圧シリンダにて行
われている。この油圧シリンダは両油室が油路にて連通
されているとともに同油路上に設けられた電磁ソレノイ
ド操作オン・オフ弁(電磁開閉弁)により両油室間の連
通が遮断可能になっている。そして、後輪アクスルの揺
動を規制しないときには両油室間が連通するように電磁
開閉弁が制御され、油圧シリンダの伸縮動作が許容され
て後輪アクスルの揺動が許容される。一方、後輪アクス
ルの揺動を規制するときには両油室間の連通を遮断する
ように電磁開閉弁が制御され、油圧シリンダの伸縮動作
が規制されて後輪アクスルの揺動が規制される。
【0004】電磁開閉弁は、両油室間の連通を遮断する
第1制御位置と、両油室間を連通する第2制御位置とに
弁体を切り換え配置することができる2位置制御型の単
動ソレノイドばね復帰型であって、電磁ソレノイドが励
磁駆動されていないときには復帰用ばねの付勢力により
弁体が第1制御位置に付勢配置されるものである。この
電磁開閉弁は、積み荷の揚高位置及び荷重に基づいて後
輪アクスルの揺動を規制する揺動制御ユニットにて制御
される。そして、揺動制御ユニットは、積み荷の積載状
態が高荷重高揚高でないときには、電磁ソレノイドを励
磁駆動して電磁開閉弁を第2制御位置とする。反対に、
積み荷の積載状態が高荷重高揚高であるときには、電磁
ソレノイドを励磁駆動せずに電磁開閉弁を第1制御位置
のままとする。
【0005】電磁開閉弁として電磁ソレノイドが励磁駆
動されていないときに両油室間の連通を遮断する形式の
ものが使用されているのは、揺動制御ユニットの故障等
により電磁ソレノイドを励磁駆動できなくなり電磁開閉
弁が第1制御位置のままとなったときに、後輪アクスル
の揺動を規制することができるようにするためである。
従って、積み荷の積載状態が高荷重高揚高でないときに
は、後輪アクスルの揺動を許容するために電磁ソレノイ
ドは励磁駆動されたままとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後輪アクス
ルが頻繁に揺動すると、油圧シリンダの両油室間で給排
される作動油の温度は高くなる。又、電磁開閉弁自体
は、エンジン等からの高い熱に晒される位置に設けられ
ている。さらに、上記のように使用される電磁開閉弁で
は、電磁ソレノイドが励磁駆動される時間が長いため、
電磁ソレノイド自体の温度が上昇する。その結果、電磁
開閉弁の温度がその許容温度範囲の上限に近い温度まで
異常上昇することがあり、電磁ソレノイドの確実な動作
を保証することができないことが考えられる。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、付勢ばねにて第1制
御位置に付勢配置されている弁体を電磁ソレノイドを励
磁駆動し同付勢手段に抗して第2制御位置に移動させて
保持する産業車両における電磁弁制御装置において、弁
体を第2制御位置に保持しているときの励磁電流による
電磁ソレノイドの発熱を抑制することができる産業車両
における電磁弁制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、付勢手段により第1制御
位置に付勢配置されている弁体を電磁ソレノイドを励磁
駆動し前記付勢手段の付勢力に抗して第2制御位置に移
動させて該第2制御位置に保持するように構成され、前
記弁体を前記第2制御位置に保持するために前記電磁ソ
レノイドに必要な励磁電流が該弁体を第1制御位置から
第2制御位置に移動させるために必要な励磁電流よりも
小さくなる電磁ソレノイド操作オン・オフ弁産業車両
における電磁弁制御装置において、前記電磁ソレノイド
を第1励磁電流にて励磁駆動して、前記弁体を前記第1
制御位置から第2制御位置に移動させる弁体駆動手段
と、前記第1励磁電流により第2制御位置に移動配置さ
れた弁体を、該第1励磁電流よりも小さい第2励磁電流
にて前記電磁ソレノイドを励磁駆動して同第2制御位置
に保持する弁体保持手段とを備え、前記弁体駆動手段
は、前記電磁ソレノイドを前記第1励磁電流にて励磁駆
動して前記弁体を第1制御位置から第2制御位置に移動
配置することができる予め設定された所定時間だけ同第
1励磁電流にて励磁駆動し、前記弁体駆動手段及び弁体
保持手段は、前記第1励磁電流に対応するデューティ比
を指令する第1デューティ指令信号と、前記第2励磁電
流に対応するデューティ比を指令する第2デューティ指
令信号とを出力するマイクロコンピュータと、前記第1
励磁電流を前記第1デューティ指令信号が指令するデュ
ーティ比の第1パルス励磁電流で生成するとともに、前
記第2励磁電流を前記第2デューティ指令信号が指令す
るデューティ比の第2パルス励磁電流で生成する励磁電
流生成手段とからなり、前記励磁電流生成手段は、前記
各デューティ指令信号にて指令されるデューティ比のパ
ルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段
と、該パルス幅変調信号に基づき前記電磁ソレノイドを
励磁駆動するための電源電圧を制御して前記パルス励磁
電流を生成するパルス電流生成手段とからなるととも
に、前記パルス電流生成手段から出力される前記パルス
励磁電流の大きさを検出する励磁電流検出手段を備え、
前記マイクロコンピュータは、所定周期毎に前記所定時
間だけデューティ比100%を指令する前記第1デュー
ティ指令信号を出力するとともに、該第1デューティ指
令信号を出力していない間は前 記第2デューティ指令信
号を出力し、前記第1デューティ指令信号を出力してい
る間には前記励磁電流検出手段の検出結果に基づき前記
電磁ソレノイドが電気的短絡状態であるか否か、あるい
は、電気的開放状態であるか否かを判断する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記電磁ソレノイドに供給される電
流、あるいは、電圧を検出する供給電流電圧検出手段を
備え、前記マイクロコンピュータは、前記第1及び第2
デューティ指令信号を出力していないときに、前記供給
電流電圧検出手段の検出結果に基づいて電源が前記電磁
ソレノイドに電気的に短絡した状態であるか否かを判断
する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記電源電圧を供給す
るバッテリのバッテリ電圧を検出するバッテリ電圧検出
手段を備え、前記マイクロコンピュータは、前記電磁ソ
レノイドが外部温度により達する最高温度時の基準内部
抵抗と前記バッテリ電圧とに基づいて、前記弁体を第2
制御位置に保持するために予め設定された最低限の大き
さの基準第2パルス励磁電流を生成するためのデューテ
ィ比を求め、該デューティ比を指令する前記第2デュー
ティ指令信号を出力する。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれか一項に記載の発明において、前記電磁ソ
レノイド操作オン・オフ弁は、フォークリフトの車体と
該車体に対してロール面内で揺動可能に支持された後輪
アクスルとの間に設けられ、後輪アクスルの揺動を許容
あるいは規制可能な複動型油圧シリンダの両油室を連通
する油路上に設けられ、両油室間を連通あるいは連通遮
断する電磁開閉弁であり、前記マイクロコンピュータ
は、車両の左右方向の安定度に関する所定の車両条件に
基づき、前記電磁ソレノイド操作オン・オフ弁の電磁ソ
レノイドをオン・オフ制御し、該電磁ソレノイド操作オ
ン・オフ弁を前記両油室間の連通を遮断する第1制御位
置と同両油室間を連通する第2制御位置とで切り換え制
御して、前記複動型油圧シリンダの伸縮動作を規制ある
いは許容するものである。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】(作用) 請求項1に記載の発明によれば、弁体駆動手段が供給す
る第1励磁電流により電磁ソレノイドが第1励磁電流に
て所定時間だけ励磁駆動されることで弁体が第1制御位
置から第2制御位置に移動配置される。そして、弁体保
持手段が供給する第1励磁電流よりも小さい第2励磁電
流にて電磁ソレノイドが励磁駆動されることで弁体が第
2制御位置に保持される。また、第1及び第2励磁電流
は、マイクロコンピュータが生成する第1及び第2デュ
ーティ指令信号に基づいて励磁電流生成手段が生成する
第1及び第2パルス励磁電流として供給される。第1及
び第2パルス励磁電流は、パルス幅変調信号生成手段が
生成するパルス幅変調信号に基づきパルス電流生成手段
にて生成される。パルス電流生成手段が電磁ソレノイド
にデューティ比100%の第1パルス励磁電流を供給し
ているときには、パルス電流生成手段の出力レベルは、
第1パルス励磁電流が100%未満のデューティ比で供
給されるときのように短い周期で変化しない。このとき
電磁ソレノイドが電気的短絡状態であるか、あるいは電
気的開放状態であると、パルス電流生成手段から電磁ソ
レノイドに供給される電流の大きさも異常のままとな
る。従って、励磁電流検出手段が検出する励磁電流の大
きさに基づき、マイクロコンピュータにより電磁ソレノ
イドの電気的短絡状態、あるいは、電気的開放状態が検
出される。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、パルス電流生成手段から
第1及び第2パルス励磁電流が出力されていないときに
電磁ソレノイドに電源が電気的に短絡すると、電磁ソレ
ノイドに電源電圧が印可されて励磁電流が供給される。
従って、供給電流電圧検出手段が検出する電流あるいは
電圧に基づき、マイクロコンピュータにより電磁ソレノ
イドに電源が電気的に短絡した状態が検出される。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明の作用に加えて、電源電圧
を供給するバッテリ電圧の変化に伴って第2パルス励磁
電流の大きさが必要以上に大きくならないように、その
デューティ比がバッテリ電圧に応じて変更される。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
請求項3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、フォークリフトにおいて、請求項1〜請求項3のい
ずれか一項に記載の電磁弁制御装置が、後輪アクスルの
揺動を規制又は許容する制御を行う揺動制御装置を構成
するマイコンにて構成される。そして、後輪アクスルの
揺動を規制する複動型油圧シリンダの伸縮動作を制御す
る電磁開閉弁を励磁駆動する励磁電流が制御される。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をフォークリフトに
おいて車体に対して揺動可能に支持された後輪アクスル
の揺動を規制する揺動制御装置に具体化した一実施の形
態を図1〜図5に従って説明する。
【0025】図3は、車体10と後輪アクスル11との
間に設けられた油圧シリンダ12の油圧回路を示す模式
図である。車体10には後輪アクスル11がロール面内
で揺動可能に支持されている。車体10と後輪アクスル
11との間には、該車体10に対応する後輪アクスル1
1の揺動を規制又は許容可能な複動型の油圧シリンダ1
2が設けられている。油圧シリンダ12は、そのシリン
ダチューブ13が車体10に対してロール面内で回動可
能にその一端が連結され、そのピストンロッド14が後
輪アクスル11に対してロール面内で回動可能にその一
端が連結されている。
【0026】油圧シリンダ12は、ピストンヘッド側に
第1油室R1を備え、ピストンロッド14側に第2油室
R2を備えている。第1油室R1と第2油室R2とは、
油圧シリンダ12に一体で設けられた油路15により連
通されている。油路15上には、両油室R1,R2を連
通あるいは連通遮断する電磁ソレノイド操作オン・オフ
弁16が設けられている。
【0027】電磁ソレノイド操作オン・オフ弁(以下、
電磁開閉弁という)16は、図示しないスプールを備え
た4ポート2位置切換弁であって、a,b,c,dの各
ポートを備えている。電磁開閉弁16は、図3に示すよ
うに、前記スプールの切り換えにより、各ポートa〜d
間の連通を遮断する第1制御位置eと、aポートとcポ
ートとを連通し、かつbポートとdポートとを連通する
第2制御位置fとに切り換え可能になっている。電磁開
閉弁16は、スプールを付勢して前記第1制御位置eに
配置する付勢手段としての圧縮コイルばね17と、該圧
縮コイルばね17の付勢力に抗してスプールを前記第2
制御位置fに移動配置する電磁ソレノイド18を備えて
いる。
【0028】この電磁開閉弁16は、スプールを第1制
御位置eから第2制御位置fに移動配置するために電磁
ソレノイド18に必要な励磁電流よりも、第2制御位置
fに移動配置されたスプールを同第2制御位置fに保持
するために電磁ソレノイド18に必要な励磁電流の方が
小さくてすむものである。尚、油路15には、蓄圧器1
9が接続されている。
【0029】図2は、揺動制御装置を示す模式構成図で
ある。フォークリフトのマスト20には、フォーク21
の揚高位置に対応したインナマスト22の揚高位置を検
出するリミットスイッチ23が設けられている。リフト
シリンダ24には、積み荷の荷重に対応した同シリンダ
24の油圧を検出する圧力センサ25が設けられてい
る。
【0030】車体10の内部には、図2に示すように、
油圧シリンダ12の伸縮動作を規制又は許容する制御を
行う弁体駆動手段及び弁体保持手段としての揺動制御ユ
ニット26が設けられている。又、車体10の内部に
は、揺動制御ユニット26及び電磁ソレノイド18に電
源電圧としてのバッテリ電圧VBを供給するバッテリ2
7が設けられている。
【0031】電磁ソレノイド18、リミットスイッチ2
3、圧力センサ25及びバッテリ27は、揺動制御ユニ
ット26に電気的に接続されている。次に、揺動制御装
置の電気的構成について説明する。
【0032】図2に示すように、リミットスイッチ23
は揺動制御ユニット26の入力側に接続され、フォーク
21が所定の基準揚高位置H0以上のときオフとなり、
同基準揚高位置H0未満のときオンとなるオン・オフ出
力の揚高信号SHを揺動制御ユニット26に出力する。
圧力センサ25は揺動制御ユニット26の入力側に接続
され、フォーク21上に積載された積み荷の荷重Wに応
じたアナログの荷重信号SWを揺動制御ユニット26に
出力する。
【0033】揺動制御ユニット26は、揚高信号SH、
荷重信号SW及びバッテリ電圧VBに基づいて後述する
パルス励磁電流PDを生成する。電磁ソレノイド18は
揺動制御ユニット26の出力側に接続され、揺動制御ユ
ニット26が出力するパルス励磁電流PDを入力する。
【0034】図1は、揺動制御装置の電気ブロック図で
ある。図1に示すように、揺動ユニット26は、バッテ
リ電圧検出手段としてのバッテリ電圧検出回路部30、
マイクロコンピュータ(以下、マイコン)31及びイン
テリジェントハイサイドドライバ(以下、ハイサイドド
ライバ)32等を備えている。本実施の形態では、マイ
コン31及びハイサイドドライバ32にて、弁体駆動手
段及び弁体保持手段が構成されている。
【0035】バッテリ電圧検出部30は、電磁ソレノイ
ド18を励磁駆動する動作電圧を供給するバッテリのバ
ッテリ電圧VBを検出するための検出電圧Vbを抵抗3
3,34間に生成し、該検出電圧Vbをマイコン31に
出力する。
【0036】マイコン31は、A/D(アナログ・デジ
タル)変換部35,36、入力部37,38及びパルス
幅変調信号生成手段としてのPWM(パルス幅変調)回
路部39を備えている。本実施の形態では、ハイサイド
ドライバ32及びPWM回路部39にて励磁電流生成手
段が構成されている。
【0037】マイコン31は、検出電圧VbをA/D変
換部35を介して入力する。マイコン31は、リミット
スイッチ23が出力する揚高信号SHを入力部37を介
して入力する。マイコン31は、圧力センサ25が出力
する荷重信号SWをA/D変換部36を介して入力す
る。
【0038】マイコン31は、荷重信号SW、揚高信号
SH及び検出電圧Vbに基づいて決定したデューティ比
Dで前記パルス励磁電流PDを出力するためのデューテ
ィ指令信号SDをPWM回路部39に出力する。
【0039】PWM回路部39は、前記デューティ指令
信号SDにて指令されるデューティ比Dで前記パルス励
磁電流PDを出力するためのパルス幅変調信号PSを前
記ハイサイドドライバ32に出力する。このパルス変調
信号PSは、高電位及び低電位の値をとるパルス信号で
あって、そのデューティ比Dが生成するパルス励磁電流
PDのデューティ比Dと同じパルス信号である。
【0040】ハイサイドドライバ32は、公知の半導体
チップ(例えば、SGSトムソン社製VN06)であ
り、例えば、入力端子IN、電源端子VCC、出力端子O
UT及びダイアグノーシス端子(以下、ダイアグ端子)
DIAGを備えている。
【0041】ハイサイドドライバ32は、入力端子IN
からパルス幅変調信号PSを入力し、電源端子VCCから
電磁ソレノイド18に印加する電源電圧(例えば12
V)VBを入力する。ハイサイドドライバ32は、入力
端子INから入力するパルス幅変調信号PSにより電源
電圧VBをパルス幅変調したパルス電圧VPを出力端子
OUTから出力する。即ち、ハイサイドドライバ32
は、入力端子INの電位が低電位であるときに接地電位
となり、入力端子INが高電位であるときに電源電位と
なるパルス電圧VPを出力端子OUTに出力する。
【0042】ハイサイドドライバ32は、入力端子IN
の入力信号レベルと出力端子OUTの電圧あるいは電流
が対応しないとき、あるいは、出力端子OUTから流れ
る電流が異常に大きいときには、ダイアグ端子DIAG
から異常を知らせるためのダイアグ信号VDを出力する
自己診断機能を備えている。
【0043】ハイサイドドライバ32は、入力端子IN
に低電位が印加されているときに出力端子OUTが接地
電位であるときと、入力端子INに高電位が印加されて
いるときに出力端子OUTが電源電位であるときには、
ダイアグ端子DIAGに高電位のダイアグ信号VDを出
力する。
【0044】ハイサイドドライバ32は、入力端子IN
に高電位が印加されているときに電源端子DCCと出力
端子OUT間に一定値以上の電流が流れないと、負荷が
電気的に開放状態であるとしてダイアグ端子DIAGに
低電位のダイアグ信号VDを出力する。
【0045】又、ハイサイドドライバ32は、入力端子
INに低電位が印加されているときに出力端子OUTが
電源電位VBであるときには、負荷側に電源電圧VBが
電気的に短絡した状態であるとしてダイアグ端子DIA
Gに低電位のダイアグ信号VDを出力する。
【0046】さらに、ハイサイドドライバ32は、内部
の温度が150℃以上になると、入力端子INに高電位
が印加されているときに出力端子OUTに電流制限を行
うために所定のデューティ比Dでパルス幅変調した電源
電圧VBを出力するとともに、オーバヒート状態である
としてダイアグ端子DIAGに低電位のダイアグ信号V
Dを出力する。
【0047】ハイサイドドライバ32の出力端子OUT
と接地側との間には、電磁ソレノイド18に並列に接続
されるフライホイールダイオード40が接続されてい
る。前記マイコン31は、入力部38を介してダイアグ
信号VDを入力する。
【0048】マイコン31は、図示しないイグニッショ
ンスイッチがオンとされると起動し、所定の制御プログ
ラムを所定周期毎に繰り返し実行する。この制御プログ
ラムには、後輪アクスル11の揺動を規制する揺動制御
処理を行うルーチンが含まれている。
【0049】マイコン31は、揺動制御処理として、揚
高信号SH及び荷重信号SWに基づき、荷重Wが基準荷
重W0以上でかつ揚高位置Hが基準揚高H0以上である
ときには、積み荷の積載状態が高荷重高揚高であって車
両の左右方向の安定度が低荷重低揚高時に対して相対的
に低下する状態であると判断する。この場合、マイコン
31は、車両の左右方向の安定度を低下させないため
に、油圧シリンダ12の伸縮動作を規制して後輪アクス
ル11の揺動を規制する。
【0050】マイコン31は、後輪アクスル11の揺動
を規制するときには、電磁ソレノイド18に前記パルス
励磁電流PDを供給しない。マイコン31は、この状態
において、ハイサイドドライバ32の入力端子INの電
位(即ち、PWM回路部39の電位)とダイアグ信号V
Dとから、負荷側が電気的短絡状態であるか否かを判断
する。
【0051】一方、マイコン31は、揺動制御処理とし
て、荷重信号SW及び揚高信号SHに基づき、荷重Wが
基準荷重W0未満であるか、あるいは揚高位置Hが基準
揚高H0未満であるときには、積み荷の積載状態が高荷
重高揚高でなく、車両の左右方向の安定度が低下しない
状態であると判断する。この場合、マイコン31は、車
両の走行安定性を向上させるために、油圧シリンダ12
の伸縮動作を許容して後輪アクスル11の揺動を許容す
る。
【0052】マイコン31は、油圧シリンダ12の伸縮
動作を許容するときには、電磁ソレノイド18にパルス
励磁電流PDを連続的に供給する。マイコン31は、パ
ルス励磁電流PDとして、図4に示すように、所定周期
(本実施の形態では、4秒間)T毎に所定時間T1(本
実施の形態では1秒間)だけ供給される第1パルス励磁
電流PD1と、第1パルス励磁電流PD1が供給されて
いない間T2(=T−T1)に供給する第2パルス励磁
電流PD2とからなるパルス励磁電流を供給する。
【0053】マイコン31は、第1パルス励磁電流PD
1を供給するために、バッテリ電圧VBをデューティ比
D=100%でパルス幅変調した第1パルス励磁電圧V
P1、即ち、直流電圧を出力するための、第1デューテ
ィ指令信号SD1をPWM回路部39に所定周期T毎に
所定時間T1ずつ出力する。PWM回路部39は、第1
デューティ指令信号SD1にて指令されるデューティ比
100%の第1パルス変調信号PS1を出力する。ハイ
サイドドライバ32は、第1パルス変調信号PS1に基
づいてバッテリ電圧VBをそのまま第1パルス励磁電圧
VP1として電磁ソレノイド18に出力する。
【0054】この第1パルス励磁電圧VPIにより電磁
ソレノイド18に供給される第1パルス励磁電流PD1
は、電磁開閉弁16の定格動作電流であり、圧縮コイル
ばね17の付勢力により第1制御位置eに付勢されてい
るスプールを電磁ソレノイド18を励磁駆動して第2制
御位置fに移動配置することができる大きさの電流であ
る。又、第1パルス励磁電流PD1が電磁ソレノイド1
8に供給される時間は、第1制御位置eにあるスプール
を確実に第2制御位置fに移動配置することができる長
さに設定されている。
【0055】又、マイコン31は、バッテリ電圧VBを
デューティ比Dh(<100%)でパルス幅変調した第
2パルス励磁電圧VP2を出力するための第2デューテ
ィ指令信号SD2を第1デューティ指令信号SD1に連
続してPWM回路部39に出力する。PWM回路部39
は、第2デューティ指令信号SD2にて指令されるデュ
ーティ比Dhの第2パルス幅変調信号PS2をハイサイ
ドドライバ32に出力する。ハイサイドドライバ32
は、第2パルス幅変調信号PS2に基づいてバッテリ電
圧VBをパルス幅変調した第2パルス励磁電圧VP2を
電磁ソレノイド18に出力する。この第2パルス励磁電
圧VP2により電磁ソレノイド18に供給される第2パ
ルス励磁電流PD2は、圧縮コイルばね17の付勢力に
抗して第2制御位置fに移動配置されたスプールを同第
2制御位置fに保持しておくことができる大きさの電流
であり、第1パルス励磁電流PD1よりも小さい電流で
ある。
【0056】マイコン31は、前記デューティ比Dh
を、検出電圧Vbから求めたバッテリ電圧VBに基づき
次式(1)に従って求める。ここで、Ihは、電磁ソレ
ノイド18の励磁駆動により第2制御位置fに移動配置
されたスプールを同第2制御位置fに保持しておくため
に必要な最低の大きさの基準第2パルス励磁電流(保持
電流)である。又、Rsol は、電磁開閉弁16が達する
可能性がある最高の温度における電磁ソレノイド18の
基準内部抵抗である。
【0057】 Dh (%)=Ih /(VB/Rsol)×100 … (1) つまり、マイコン31は、電磁ソレノイド18の内部抵
抗値を使用温度範囲内での最高温度時に対応する基準内
部抵抗Rsol とすることにより、そのときのバッテリ電
圧VBで電磁ソレノイド18に流すことができる第2パ
ルス励磁電流PD2の大きさを実際より小さく見積も
る。そして、電磁開閉弁16の使用温度範囲内で温度変
化による基準内部抵抗Rsol の変化に拘らず、バッテリ
電圧VBの変化に応じて、スプールを第2制御位置fに
保持しておくために必要な基準パルス励磁電流Ih以上
の大きさの第2パルス励磁電流PD2を電磁ソレノイド
18に供給する。
【0058】次に、以上のように構成された揺動制御装
置の作用について説明する。イグニッションスイッチが
オンとされると、マイコン31は所定周期毎に揺動制御
処理を繰り返し実行する。揺動制御処理において、マイ
コン31は、積み荷の揚高位置Hが基準揚高位置H0以
上であり、かつ、荷重Wが基準荷重W0以上であるか否
かを判断する。マイコン31は、積み荷の揚高位置Hが
基準揚高位置H0以上であり、かつ、荷重Wが基準荷重
W0以上であるときには、ハイサイドドライバ32にパ
ルス幅変調信号PSを出力しない。すると、ハイサイド
ドライバ32からはパルス励磁電流PDが電磁開閉弁1
6の電磁ソレノイド18に出力されず、スプールが第1
制御位置eのままとなる。その結果、油圧シリンダ12
の伸縮動作が規制され、後輪アクスル11の揺動が規制
されたままとなる。
【0059】マイコン31は、揺動制御処理において、
パルス幅変調信号PSを出力していない間に、ハイサイ
ドドライバ32のダイアグ信号VDが低電位であるか否
かを判断する。マイコン31は、ダイアグ信号VDが低
電位であったときには、電磁ソレノイド18に電源電圧
VBが短絡した状態であるとしてエラー検出する。
【0060】一方、マイコン31は、揚高位置Hが基準
揚高位置H0未満であるか、あるいは、荷重Wが基準荷
重W0未満であったときには、PWM回路部39からハ
イサイドドライバ32にパルス幅変調信号PSを出力す
る。すると、ハイサイドドライバ32の出力端子OUT
に第1パルス励磁電圧VP1及び第2パルス励磁電圧V
P2が出力され、電磁ソレノイド18に第1パルス励磁
電流PD1及び第2パルス励磁電流PD2が供給され
る。
【0061】電磁ソレノイド18にパルス励磁電流PD
の最初の第1パルス励磁電流PD1が供給されると、電
磁ソレノイド18にてスプールが第1制御位置eから第
2制御位置fに移動配置される。次いで、電磁ソレノイ
ド18に第2パルス励磁電流PD2が供給されると、第
1パルス励磁電流PD1による励磁駆動で第2制御位置
fに移動配置され保持されているスプールが、引き続き
第2制御位置fに保持される。その結果、油圧シリンダ
12の伸縮動作が許容され、後輪アクスル11の揺動が
許容される。
【0062】従って、一旦第1制御位置eから第2制御
位置fに移動配置されたスプールは、同スプールが第1
制御位置eから第2制御位置fに移動するときに電磁ソ
レノイド18に供給される第1パルス励磁電流PD1よ
りも小さい第2パルス励磁電流PD2にて励磁駆動され
る電磁ソレノイド18にて同第2制御位置fに保持され
る。
【0063】そして、スプールが第2制御位置fに保持
されているときに電磁ソレノイド18に供給される第2
パルス励磁電流PD2の大きさは、バッテリのバッテリ
電圧VBの変化に拘らずスプールを第2制御位置fに保
持しておくために必要な大きさに維持される。
【0064】又、マイコン31は、揺動制御処理におい
て、第1パルス励磁電圧VP1を繰り返し出力する毎
に、同第1パルス励磁電圧VP1を出力している間に、
ハイサイドドライバ32のダイアグ信号VDが低電位で
あるか否かを判断する。マイコン31は、ダイアグ信号
VDが低電位であったときには、電磁ソレノイド18が
励磁コイル等の切断により電気的に開放状態となった
か、電磁ソレノイド18が電気的に短絡した状態である
と判断してエラー検出する。
【0065】つまり、ハイサイドドライバ32にデュー
ティ比Dが100%未満の第2パルス幅変調信号PS2
が供給されている間は、ダイアグ信号VDが第2パルス
幅変調信号PS2の信号レベルの変化周期に応じて変化
する。このような短い周期の間には、マイコン31がダ
イアグ信号VDに基づいて、電磁ソレノイド18が電気
的短絡状態であるか否か、あるいは、電気的開放状態で
あるか否かを判断することができない。そこで、デュー
ティ比D=100%の第1パルス幅変調信号PS1を所
定時間出力し、その間にマイコン31がダイアグ信号V
Dに基づいて判断するようにしている。
【0066】尚、電磁ソレノイド18が電気的に短絡し
たときには、ハイサイドドライバ32の出力端子OUT
から大きな電流が流れてハイサイドドライバ32の温度
が上昇するため、ハイサイドドライバ32から出力され
るパルス励磁電圧VPの平均電流値がハイサイドドライ
バ32自体で小さく制限される。
【0067】従って、本実施の形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1) 弁体駆動手段(揺動制御ユニット26)が第1
励磁電流(第1パルス励磁電流PD1)にて電磁ソレノ
イド18を励磁駆動して弁体(スプール)を第1制御位
置eから第2制御位置fに移動配置し、弁体保持手段
(揺動制御ユニット26)が第1励磁電流よりも小さい
第2励磁電流(第2パルス励磁電流PD2)にて電磁ソ
レノイド18を励磁駆動して弁体を同第2制御位置fに
保持するようにした。従って、弁体は、従来より小さい
励磁電流で第2制御位置fに保持される。
【0068】その結果、弁体が第2制御位置に保持され
ているときの励磁電流による電磁ソレノイド18の発熱
を抑制することができる。 (2) 弁体駆動手段(揺動制御ユニット26)は、弁
体を第1制御位置から第2制御位置に移動配置すること
ができる予め設定された所定時間だけ第1励磁電流で電
磁ソレノイド励磁駆動するようにした。従って、弁体が
第1制御位置eから第2制御位置fに移動配置されたこ
とを検出し、その結果に基づいて励磁電流の切り換えを
行う必要がない。その結果、弁体駆動手段の構成を簡素
化することができる。
【0069】(3) マイクロコンピュータ31が第1
及び第2デューティ指令信号SD1,SD2を生成し、
この第1及び第2デューティ指令信号SD1,SD2に
基づき励磁電流生成手段(PWM回路部39、ハイサイ
ドドライバ32)が第1励磁電流及び第2励磁電流に対
応するデューティ比Dの第1及び第2パルス励磁電流P
D1,PD2を生成する。この第1及び第2パルス励磁
電流PD1,PD2により電磁ソレノイド18が励磁駆
動される。その結果、電流値が異なる第1励磁電流及び
第2励磁電流を容易に生成することができる。又、マイ
コン31を揺動制御ユニット等に使用されるマイコンと
共用することができる。
【0070】(4) マイコン31は、パルス幅変調信
号生成手段からデューティ比D=100%の第1パルス
幅変調信号PS1を所定周期毎に所定時間ずつ出力し、
第1パルス幅変調信号PS1を出力する間に励磁電流検
出手段(ハイサイドドライバ32)が検出する励磁電流
の大きさの検出結果に基づいて電磁ソレノイド18が電
気的短絡状態であるか否か、あるいは、電気的開放状態
であるか否かを判断するようにした。
【0071】従って、デューティ制御で生成したパルス
励磁電流にて電磁ソレノイドを励磁駆動する電磁弁制御
装置において、電磁ソレノイド18の電気的短絡状態、
あるいは、電気的開放状態を検出することができる。
【0072】(5) 供給電流電圧検出手段(ハイサイ
ドドライバ32)にて電磁ソレノイドに供給される電流
あるいは電圧を検出し、マイコン31はデューティ指令
信号を出力していないときにその検出結果に基づいて電
源が電磁ソレノイドに短絡した状態であるか否かを判断
するようにした。
【0073】従って、デューティ制御で生成したパルス
励磁電流にて電磁ソレノイドを励磁駆動する電磁弁制御
装置において、電磁ソレノイド18に電源電圧が電気的
に短絡した状態を検出することができる。
【0074】(6) マイコン31は、バッテリ電圧検
出手段(バッテリ電圧検出回路)が検出するバッテリ電
圧VBと、電磁ソレノイド18が達する最高温度時の内
部抵抗とから、弁体を第2制御位置に保持するために必
要な最低限の第2パルス励磁電流PD2の値を求めて出
力するようにした。従って、バッテリ電圧VBの変化に
応じて第2パルス励磁電流PD2が必要以上に大きくな
らないように制御される。その結果、電磁ソレノイド1
8の発熱を一層低減することができるとともにバッテリ
の電力消費を抑制することができる。
【0075】(7) 電磁弁制御装置のマイコン31を
後輪アクスル11の揺動を許容又は規制する制御を行う
揺動制御装置を構成するマイコン31と共用し、後輪ア
クスル11の揺動を規制する油圧シリンダ12の伸縮動
作を制御する電磁開閉弁16に供給される励磁電流を制
御するようにした。
【0076】従って、フォークリフトにおいて高温の動
作雰囲気中で使用される電磁開閉弁16の高温による破
損を防止することができる。 (8) パルス電流生成手段と励磁電流検出手段とを、
インテリジェントハイサイドドライバ32にて構成し
た。従って、パルス電流生成手段を出力トランジスタと
し、励磁電流検出手段をオペアンプ、抵抗等で構成され
る公知の電流検出回路とする場合に比較して、1個のチ
ップ部品だけとすることができ部品点数を少なくするこ
とができる。又、出力状態を高電位及び低電位の電圧出
力で得ることができるため、マイコン31と直接接続す
ることができる。
【0077】尚、実施の形態は上記実施の形態に限ら
ず、以下のように変更してもよい。 ○ パルス励磁電流PDは、図5に示すように、最初に
所定時間だけ出力されるデューティ比D=100%の第
1パルス励磁電流PD1と、該第1電流指令信号PD1
に連続して保持期間中出力される第2パルス励磁電流P
D2とからなる励磁電流であってもよい。この場合に
も、第1パルス励磁電流PD1を出力する毎に、電磁ソ
レノイド18の電気的短絡状態及び電気的開放状態を検
出することができる。
【0078】○ 積み荷の荷重W及び揚高位置Hに基づ
いて後輪アクスル11の揺動を規制する揺動制御装置に
限らず、揚高位置のみに基づいて規制するものや、荷重
及び揚高位置に加えてマストの傾動角に基づいて規制す
る揺動制御装置に実施してもよい。この各場合にも、励
磁コイルの発熱に加えて作動油の給排やエンジンからの
熱に晒される電磁ソレノイド18の温度上昇を抑制する
ことができる。
【0079】○ 第2パルス励磁電流PD2をバッテリ
電圧VBに基づいて変更しないように大きめに設定して
おいてもよい。この場合にも、弁体を第2制御位置fに
保持しているときの発熱を低減することができる。
【0080】○ 第1パルス励磁電流PD1を所定時間
だけ電磁ソレノイド18に供給した後に第2パルス励磁
電流PD2を供給する代わりに、電磁開閉弁16に設け
た位置センサで弁体が第1制御位置eから第2制御位置
fに移動配置されたことを検出し、この検出結果に基づ
いて第1パルス励磁電流PD1の出力を停止するととも
に第2パルス励磁電流PD2を出力するように構成して
もよい。この場合にも、弁体が第2制御位置fに移動配
置された後に第1パルス励磁電流PD1から第2パルス
励磁電流PD2への切り換えを行うことができる。
【0081】○ マイコン31と励磁電流生成手段とに
より励磁電流をパルス励磁電流で生成する構成におい
て、第1パルス励磁電流PD1をデューティ比D=10
0%の直流電流とせず、デューティ比D=100%未満
のパルス励磁電流としてもよい。但し、この場合には、
第1パルス励磁電流PD1を出力している間に、電磁ソ
レノイド18の電気的短絡状態や電気的開放状態をマイ
コン31で検出することは困難である。
【0082】○ パルス電流生成手段と励磁電流検出手
段とをハイサイドドライバ32にて構成する代わりに、
図6に示すように、パルス電流生成手段を出力トランジ
スタ41にて構成し、励磁電流検出手段をコンパレー
タ、抵抗等で構成される公知の電流検出回路42として
もよい。この場合、マイコン31には電流検出回路42
の出力信号をA/D変換部43を介して入力させる。そ
して、マイコン31は、後輪アクスル11の揺動規制時
においてパルス励磁電流PDを電磁ソレノイド18に供
給していないときに一定値以上の電流が検出された場合
には、電磁ソレノイド18にバッテリ電圧VBが短絡し
た状態であると判断する。又、後輪アクスル11の揺動
許容時においてパルス励磁電流PDを電磁ソレノイド1
8に供給しているときに一定値以下の電流しか検出され
ない場合には、電磁ソレノイド18が電気的開放状態で
あると判断し、同じくパルス励磁電流PDを電磁ソレノ
イド18に供給しているときに過大な電流が検出された
場合には、電磁ソレノイド18が電気的短絡状態である
と判断する。
【0083】このような構成のときには、電磁ソレノイ
ド18が電気的短絡状態となったときに、過大な電流が
流れないようにトランジスタ、抵抗等で構成される公知
の過電流制限回路44を設けることが望ましい。
【0084】○ フォークリフトにおいて、ティルトレ
バーにて操作され、油圧ポンプからティルトシリンダに
供給される作動油の流量を制御する手動操作流量制御弁
と、該手動操作流量制御弁からティルトシリンダに供給
される作動油の流量を2段階で切り換える電磁ソレノイ
ド操作流量制御弁とを備えたマスト制御装置に実施して
もよい。即ち、電磁ソレノイド操作流量制御弁は、弁体
が付勢部材にて第1制御位置に配置されているときに
は、手動操作量流量制御弁からティルトシリンダへの流
量断面積を大きくし、電磁ソレノイド18が励磁駆動さ
れて弁体が付勢手段の付勢力に抗して第1制御位置から
第2制御位置に移動配置されているときには同流量断面
積を小さくするものとする。そして、例えば、マスト制
御ユニットは、積み荷の積載状態が高荷重高揚高でない
ときには弁体を第1制御位置のままとして、ティルトレ
バーの操作によりマストが速やかに傾動動作するように
する。一方、積載状態が高荷重高揚高のときには弁体を
第1制御位置から第2制御位置に移動配置してティルト
レバーの操作によりマストが速やかに傾動動作しないよ
うにする。このように構成したマスト制御装置におい
て、作動油の給排や励磁電流による発熱で温度が上昇す
る電磁ソレノイド操作流量制御弁を制御する電磁弁制御
装置に実施してもよい。
【0085】○ フォークリフト以外の産業車両におい
て、電磁ソレノイド18の発熱等による温度上昇が問題
となる電磁ソレノイド操作切り換え弁の電磁弁制御装置
に実施してもよい。
【0086】以下、特許請求の範囲に記載された技術的
思想の外に前述した各実施の形態から把握される技術的
思想をその効果とともに記載する。 (1) 請求項5〜請求項8のいずれか一項に記載の産
業車両における電磁弁制御装置において、前記パルス電
流生成手段は、出力スイッチングトランジスタを備え、
前記励磁電流検出部は、電流検出回路である。
【0087】このような構成によれば、インテリジェン
トハイサイドドライバを用いずに、電磁ソレノイドの電
気的短絡状態、あるいは、電気的開放状態を検出するこ
とができる。
【0088】(2) 上記(1)において、前記出力ス
イッチングトランジスタのオン動作時に、電気的に短絡
した前記電磁ソレノイドに異常な過電流が供給されるこ
とを防止する過電流制限回路を設けた。
【0089】このような構成によれば、電磁ソレノイド
の電気的短絡時に過電流が流れないようにすることがで
きる。 (3) 請求項5〜請求項8のいずれか一項に記載の産
業車両における電磁弁制御装置において、前記パルス電
流生成手段及び励磁電流検出手段は、インテリジェント
ハイサイドドライバにて構成された。
【0090】このような構成によれば、パルス電流生成
手段を出力スイッチングトランジスタにて構成し、励磁
電流検出部を電流検出回路とする場合に比較して、パル
ス生成手段及び励磁電流検出部を1個のチップ部品だけ
で構成することができることから部品点数を少なくする
ことができる。又、励磁電流が電気的短絡あるいは電気
的開放を判断する基準励磁電流以上であるか否かの判定
結果を高電位及び低電位の電圧出力で直接得ることがで
きることからマイコンにA/D変換部を設ける必要がな
い。
【0091】尚、この明細書において、発明の構成に係
る手段及び部材は、以下のように定義されるものとす
る。 (1) 電磁ソレノイド操作オン・オフ弁とは、付勢手
段により第1制御位置に付勢配置されている弁体を電磁
ソレノイドを励磁駆動し該付勢手段の付勢力に抗して第
2制御位置に保持するように構成されたものを意味し、
第1制御位置と第2制御位置との切り換えにより開閉制
御を行う電磁ソレノイド操作開閉弁、あるいは、第1制
御位置と第2制御位置との切り換えにより流量制御を行
う電磁ソレノイド操作流量制御弁を含むものとする。
【0092】
【発明の効果】請求項1〜請求項に記載の発明によれ
ば、弁体を保持しているときの励磁電流による電磁ソレ
ノイドのの発熱を抑制することができる。又、弁体が第
1制御位置から第2制御位置に移動したことを検出しそ
の検出結果に基づいて励磁電流の切り換えを行う必要が
ないため、弁体駆動手段の構成を簡素化することができ
る。さらに、電流値が異なる第1励磁電流と第2励磁電
流とを容易に生成することができる。又、揺動制御ユニ
ット等を構成するマイコンを共用することができる。デ
ューティ制御で生成したパルス励磁電流にて電磁ソレノ
イドを励磁駆動する電磁弁制御装置において、電磁ソレ
ノイドの電気的短絡状態、あるいは、電気的開放状態を
検出することができる。
【0093】請求項に記載の発明によれば、電磁ソレ
ノイドに電源が電気的に短絡した状態を検出することが
できる。
【0094】請求項に記載の発明によれば、弁体を保
持しているときの電磁ソレノイドの発熱を一層低減する
ことができるとともにバッテリの無駄な電力消費を抑制
することができる。
【0095】請求項に記載の発明によれば、フォーク
リフトにおいて高温の動作雰囲気で使用される、後輪ア
クスルの揺動規制用の油圧シリンダの制御を行う電磁開
閉弁の高温による破損を防止することができる。
【0096】
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】 揺動制御装置の電気ブロック図。
【図2】 揺動制御装置の模式構成図。
【図3】 揺動制御装置の油圧回路図。
【図4】 パルス励磁電流の出力パターンを示すグラ
フ。
【図5】 別例のパルス励磁電流の出力パターンを示す
グラフ。
【図6】 別例の揺動制御装置の電気ブロック図。
【符号の説明】
11…後輪アクスル、12…油圧シリンダ、17…付勢
手段としての圧縮コイルばね、18…電磁ソレノイド、
26…弁体駆動手段及び弁体保持手段としての揺動制御
ユニット、30…バッテリ電圧検出手段としてのバッテ
リ電圧検出回路部、31…弁体駆動手段及び弁体保持手
段を構成するマイクロコンピュータ、32…弁体駆動手
段、弁体保持手段及び励磁電流生成手段を構成するパル
ス電流生成手段、励磁電流検出手段及び供給電流電圧検
出手段としてのインテリジェントハイサイドドライバ、
38…励磁電流生成手段を構成するパルス幅変調信号生
成手段としてのPWM回路部、e…第1制御位置、f…
第2制御位置、Dh …デューティ比、Ih …基準第2パ
ルス励磁電流、PD1…第1パルス励磁電流、PD2…
第2パルス励磁電流、Rsol …基準内部抵抗、R1…油
室としての第1油室、R2…油室としての第2油室、S
D1…第1デューティ指令信号、SD2…第2デューテ
ィ指令信号、T1…所定時間、VB…電源電圧としての
バッテリ電圧。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/24 F16K 31/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付勢手段により第1制御位置に付勢配置
    されている弁体を電磁ソレノイドを励磁駆動し前記付勢
    手段の付勢力に抗して第2制御位置に移動させて該第2
    制御位置に保持するように構成され、前記弁体を前記第
    2制御位置に保持するために前記電磁ソレノイドに必要
    な励磁電流が該弁体を第1制御位置から第2制御位置に
    移動させるために必要な励磁電流よりも小さくなる電磁
    ソレノイド操作オン・オフ弁産業車両における電磁弁
    制御装置において、前記電磁ソレノイドを第1励磁電流にて励磁駆動して、
    前記弁体を前記第1制御位置から第2制御位置に移動さ
    せる弁体駆動手段と、 前記第1励磁電流により第2制御位置に移動配置された
    弁体を、該第1励磁電流よりも小さい第2励磁電流にて
    前記電磁ソレノイドを励磁駆動して同第2制御位置に保
    持する弁体保持手段とを備え、 前記弁体駆動手段は、前記電磁ソレノイドを前記第1励
    磁電流にて励磁駆動して前記弁体を第1制御位置から第
    2制御位置に移動配置することができる予め設定された
    所定時間だけ同第1励磁電流にて励磁駆動し、 前記弁体駆動手段及び弁体保持手段は、前記第1励磁電
    流に対応するデューティ比を指令する第1デューティ指
    令信号と、前記第2励磁電流に対応するデューティ比を
    指令する第2デューティ指令信号とを出力するマイクロ
    コンピュータと、前記第1励磁電流を前記第1デューテ
    ィ指令信号が指令するデューティ比の第1パルス励磁電
    流で生成するとともに、前記第2励磁電流を前記第2デ
    ューティ指令信号が指令するデューティ比の第2パルス
    励磁電流で生成する励磁電流生成手段とからなり、 前記励磁電流生成手段は、前記各デューティ指令信号に
    て指令されるデューティ比のパルス幅変調信号を生成す
    るパルス幅変調信号生成手段と、該パルス幅変調信号に
    基づき前記電磁ソレノイドを励磁駆動するための電源電
    圧を制御して前記パルス励磁電流を生成するパルス電流
    生成手段とからなるとともに、 前記パルス電流生成手段から出力される前記パルス励磁
    電流の大きさを検出する励磁電流検出手段を備え、 前記マイクロコンピュータは、所定周期毎に前記所定時
    間だけデューティ比1 00%を指令する前記第1デュー
    ティ指令信号を出力するとともに、該第1デューティ指
    令信号を出力していない間は前記第2デューティ指令信
    号を出力し、前記第1デューティ指令信号を出力してい
    る間には前記励磁電流検出手段の検出結果に基づき前記
    電磁ソレノイドが電気的短絡状態であるか否か、あるい
    は、電気的開放状態であるか否かを判断する 産業車両に
    おける電磁弁制御装置
  2. 【請求項2】 前記電磁ソレノイドに供給される電流、
    あるいは、電圧を検出する供給電流電圧検出手段を備
    え、 前記マイクロコンピュータは、前記第1及び第2デュー
    ティ指令信号を出力していないときに、前記供給電流電
    圧検出手段の検出結果に基づいて電源が前記電磁ソレノ
    イドに電気的に短絡した状態であるか否かを判断する請
    求項1に記載の 産業車両における電磁弁制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電源電圧を供給するバッテリのバッ
    テリ電圧を検出するバッテリ電圧検出手段を備え、 前記マイクロコンピュータは、前記電磁ソレノイドが外
    部温度により達する最高温度時の基準内部抵抗と前記バ
    ッテリ電圧とに基づいて、前記弁体を第2制御位置に保
    持するために予め設定された最低限の大きさの基準第2
    パルス励磁電流を生成するためのデューティ比を求め、
    該デューティ比を指令する前記第2デューティ指令信号
    を出力する請求項1または 請求項2に記載の産業車両に
    おける電磁弁制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁ソレノイド操作オン・オフ弁
    は、フォークリフトの車体と該車体に対してロール面内
    で揺動可能に支持された後輪アクスルとの間に設けら
    れ、後輪アクスルの揺動を許容あるいは規制可能な複動
    型油圧シリンダの両油室を連通する油路上に設けられ、
    両油室間を連通あるいは連通遮断する電磁開閉弁であ
    り、 前記マイクロコンピュータは、車両の左右方向の安定度
    に関する所定の車両条件に基づき、前記電磁ソレノイド
    操作オン・オフ弁の電磁ソレノイドをオン・オフ制御
    し、該電磁ソレノイド操作オン・オフ弁を前記両油室間
    の連通を遮断する第1制御位置と同両油室間を連通する
    第2制御位置とで切り換え制御して、前記複動型油圧シ
    リンダの伸縮動作を規制あるいは許容する請求項1〜
    求項3のい ずれか一項に記載の産業車両における電磁弁
    制御装置。
JP02605498A 1998-02-06 1998-02-06 産業車両における電磁弁制御装置 Expired - Fee Related JP3152200B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02605498A JP3152200B2 (ja) 1998-02-06 1998-02-06 産業車両における電磁弁制御装置
TW088101443A TW518314B (en) 1998-02-06 1999-01-30 Method and apparatus for controlling electromagnetic valve in industrial vehicle
KR1019990003519A KR100289027B1 (ko) 1998-02-06 1999-02-03 산업 차량에서 전자밸브 제어방법 및 전자밸브 제어장치
US09/243,712 US6275368B1 (en) 1998-02-06 1999-02-03 Method and apparatus for controlling electromagnetic valve in industrial vehicle
EP99102295A EP0944100A1 (en) 1998-02-06 1999-02-05 Method and apparatus for controlling electromagnetic valve in industrial vehicle
CNB991027280A CN1162878C (zh) 1998-02-06 1999-02-05 控制工业机动车内电磁阀的方法及装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02605498A JP3152200B2 (ja) 1998-02-06 1998-02-06 産業車両における電磁弁制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11222397A JPH11222397A (ja) 1999-08-17
JP3152200B2 true JP3152200B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=12182985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02605498A Expired - Fee Related JP3152200B2 (ja) 1998-02-06 1998-02-06 産業車両における電磁弁制御装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6275368B1 (ja)
EP (1) EP0944100A1 (ja)
JP (1) JP3152200B2 (ja)
KR (1) KR100289027B1 (ja)
CN (1) CN1162878C (ja)
TW (1) TW518314B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101814717B1 (ko) * 2015-12-24 2018-01-04 주식회사 사람 휴대용 샤워장치

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4008683B2 (ja) * 2001-09-26 2007-11-14 ジヤトコ株式会社 自動変速機の制御装置
JP3851140B2 (ja) * 2001-10-30 2006-11-29 ボッシュ株式会社 流量制御用電磁比例制御弁の駆動方法
DE102004019152B4 (de) * 2004-04-21 2007-05-31 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben eines Magnetventils zur Mengensteuerung
JP4525456B2 (ja) * 2005-04-28 2010-08-18 株式会社デンソー 制御装置,ショート検出装置,負荷駆動システムおよびプログラム
US20070114799A1 (en) * 2005-11-18 2007-05-24 Andre Riesberg Systems and methods for damping a displacement of a wind turbine tower
DE102005056210A1 (de) * 2005-11-25 2007-05-31 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum sicheren Schließen eines Magnetventils
US20070239312A1 (en) * 2006-04-10 2007-10-11 Andersen Scott P System and method for tracking inventory movement using a material handling device
JP4842221B2 (ja) * 2007-07-11 2011-12-21 日立建機株式会社 電磁比例弁駆動制御装置
JP5582748B2 (ja) * 2009-09-17 2014-09-03 株式会社ケーヒン 車両用電子制御装置
DE102010036941B4 (de) * 2010-08-11 2012-09-13 Sauer-Danfoss Gmbh & Co. Ohg Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung des Zustands eines elektrisch angesteuerten Ventils
FR2973155B1 (fr) 2011-03-22 2017-02-10 Schneider Electric Ind Sas Procede et dispositif de diagnostic d'un actionneur, et actionneur comportant un tel dispositif
GB201110699D0 (en) * 2011-06-24 2011-08-10 Camcon Oil Ltd Electromagnetic actuators and monitoring thereof
US9162579B2 (en) * 2012-06-29 2015-10-20 Lg Chem, Ltd. Driver circuit for an electric vehicle and a diagnostic method for determining when a first voltage driver is shorted to a low voltage and a second voltage driver is shorted to a high voltage
US8994210B2 (en) * 2012-07-02 2015-03-31 Lg Chem, Ltd. Driver circuit for an electric vehicle and a diagnostic method for determining when an electrical short circuit to a ground voltage is present between a contactor coil and a voltage driver
US9024468B2 (en) * 2012-07-02 2015-05-05 Lg Chem, Ltd. Driver circuit for an electric vehicle and a diagnostic method for determining when a voltage driver is shorted to a ground voltage
EP3277618B1 (en) 2015-03-31 2020-09-16 Crown Equipment Corporation Method for controlling a functional system of a materials handling vehicle
JP6614787B2 (ja) * 2015-04-09 2019-12-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
DE102022200152B4 (de) 2022-01-10 2023-08-24 Festo Se & Co. Kg Magnetaktuator, Ventilanordnung und Verfahren

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2742424C2 (de) 1977-09-21 1986-08-28 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Hydraulische Hubeinrichtung an Erntemaschinen
JPS58211903A (ja) 1982-06-02 1983-12-09 Toyoda Autom Loom Works Ltd 産業車両における車軸固定装置
DE3602510A1 (de) 1986-01-28 1987-07-30 Steinbock Gmbh Hydraulisches hubwerk
JPS63203982A (ja) 1987-02-18 1988-08-23 Daihatsu Motor Co Ltd 電磁弁のデユ−テイ制御方法
JPS63214585A (ja) 1987-02-28 1988-09-07 Nachi Fujikoshi Corp 電磁弁制御装置
DE3905937A1 (de) 1989-02-25 1990-08-30 Bosch Gmbh Robert Verfahren und vorrichtung zur ansteuerung eines magnetventils
DE3910810A1 (de) 1989-04-04 1990-10-11 Luetze Gmbh Co F Schaltungsanordnung fuer ein elektromagnetisches ventil
GB9225622D0 (en) 1992-12-08 1993-01-27 Pi Research Ltd Electromagnetic valves
JPH0761788A (ja) 1993-08-25 1995-03-07 Shinko Electric Co Ltd 荷役制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101814717B1 (ko) * 2015-12-24 2018-01-04 주식회사 사람 휴대용 샤워장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP0944100A1 (en) 1999-09-22
KR100289027B1 (ko) 2001-04-16
TW518314B (en) 2003-01-21
CN1225334A (zh) 1999-08-11
US6275368B1 (en) 2001-08-14
KR19990072389A (ko) 1999-09-27
CN1162878C (zh) 2004-08-18
JPH11222397A (ja) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3152200B2 (ja) 産業車両における電磁弁制御装置
JP5162335B2 (ja) リレー制御装置
US4723107A (en) Hydraulic lifting mechanism
US20080315804A1 (en) Load drive control circuit
US6583591B2 (en) Circuit for operating a plurality of bi-directional motors
JP3705166B2 (ja) ステアリング制御装置
US20070090766A1 (en) Automatic PWM controlled driver circuit and method
JP3801273B2 (ja) 電磁弁駆動回路
JPH04233706A (ja) 電磁負荷を駆動する回路装置
JP2004364416A (ja) 電圧変換装置
US10734833B2 (en) Voltage regulator of a generator
JP2017155906A (ja) 産業車両
JP3227770B2 (ja) 二輪車のサイドスタンドインターロック装置
CN111102392B (zh) 一种控制系统及电动阀的控制方法
JPH10271612A (ja) 電気駆動機械のコンタクタ駆動制御装置
KR100273600B1 (ko) 전동지게차의 속도 제어장치 및 그 방법
JP2597635Y2 (ja) 電磁開閉器の駆動回路
JP2023136782A (ja) 制御装置の電源回路
JP3459739B2 (ja) 荷役用装置の制御方式
JP3278030B2 (ja) フォークリフトトラックの荷役制御装置
JP3626893B2 (ja) 直流分巻他励モータの回生制御回路及びその回生制御方法
JPH08275584A (ja) 直流モータの電流制御装置
JPH0698589A (ja) 冷却制御装置
JPH10251000A (ja) バッテリー式フォークリフトのモータ制御装置
JPS6270198A (ja) バツテリ−フオ−クリフトの過放電防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees