JP2004364416A - 電圧変換装置 - Google Patents

電圧変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004364416A
JP2004364416A JP2003159966A JP2003159966A JP2004364416A JP 2004364416 A JP2004364416 A JP 2004364416A JP 2003159966 A JP2003159966 A JP 2003159966A JP 2003159966 A JP2003159966 A JP 2003159966A JP 2004364416 A JP2004364416 A JP 2004364416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
abnormality
duty
output voltage
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003159966A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4325284B2 (ja
JP2004364416A5 (ja
Inventor
Makoto Nakamura
誠 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2003159966A priority Critical patent/JP4325284B2/ja
Priority to US10/555,175 priority patent/US7425782B2/en
Priority to PCT/JP2004/007621 priority patent/WO2004109899A1/ja
Priority to CNB2004800153459A priority patent/CN100440700C/zh
Priority to EP04745520.9A priority patent/EP1630937B1/en
Publication of JP2004364416A publication Critical patent/JP2004364416A/ja
Publication of JP2004364416A5 publication Critical patent/JP2004364416A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325284B2 publication Critical patent/JP4325284B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/32Means for protecting converters other than automatic disconnection
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
    • H02M3/1582Buck-boost converters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

【課題】電圧変換装置において、二重系を構成することなく、異常判定を行う機構を設ける。
【解決手段】この電圧変換装置は、半導体素子のスイッチングのデューティ比の調整により、直流電源からの入力電圧VBを所望の出力電圧VHに変換する順方向変換回路を備えている。また、出力電圧を目標出力電圧に近づけるように、少なくとも目標出力電圧Vdccomと出力電圧とに基づいて、デューティ比を操作する制御手段(S60)を有している。そこで、この制御手段が操作する操作値duty_piに基づいて異常発生の判定を行う。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電圧変換装置、特に、半導体素子を用いたスイッチングによりデューティ比を操作する機能を備えた電圧変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電圧変換装置は、直流電源からの入力電圧を、所望の出力電圧に変換する電力変換装置である。半導体素子を用いたスイッチングにより、入力電力の消費時間と出力電力の消費時間の比率を変えることで、電圧の昇圧または降圧が行われる。例えば電気自動車においては、直流チョッパによって昇圧された出力電圧を、インバータで交流化し、交流モータを駆動するという利用がなされている。
【0003】
なお、下記引用文献1には、昇降圧チョッパ回路の故障を昇圧電圧の異常から判定する構成が記載されている。また、下記引用文献2には、電源電圧を昇圧チョッパのデューティ制御により昇圧し、インバータにおいて交流変換して、モータを動作させる構成が記載されている。また、下記引用文献3には、昇圧チョッパ装置においてPI制御を行い電流指令を求める構成において、電流指令にリミッタを設けて過電流を防ぐ構成が記されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−308935号公報
【特許文献2】
特開平5−260610号公報
【特許文献3】
特開2001−275367号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように電圧変換装置は、電気系統の基本的構成をなすことが多く、異常発生時には異常を速やかに検出できることが望ましい。しかし、異常を検知するセンサ等を二重系として構成したのでは、コスト面で不都合がある。また、電気自動車などでは、一部の部品が故障した場合でも、走行を継続させる必要があるため、異常部位を詳細にわたって特定する必要がある。
【0006】
本発明の目的は、簡易な構成をもつ異常判定機構を創出する点にある。
【0007】
また、本発明の別の目的は、異常判定の基準を装置の動作状況に応じて多段階に設定可能とする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の電圧変換装置は、半導体素子のオンオフの繰り返しスイッチングにおけるデューティ比の調整により、直流電源からの入力電圧を所望の出力電圧に変換する順方向変換回路、を備えた電圧変換装置において、出力電圧を目標出力電圧に近づけるように、少なくとも目標出力電圧と出力電圧とに基づいて、デューティ比を操作する制御手段と、制御手段が操作する操作値に基づいて電圧変換装置の異常発生を判定する判定手段と、を備える。
【0009】
電圧変換装置においては、デューティ比の調整、すなわち半導体素子のオンの時間とオフの時間を調整して、直流電圧の昇圧または降圧を行っている。そして、出力電圧を制御量としデューティ比を操作量とする制御を行っており、このデューティ比をどれだけ操作するかという操作値に基づいて、直流チョッパの異常を判定する構成をとっている。異常の判定にあたっては、制御用に算出されるこの操作値を利用しているため、構成が簡易であり、容易に実装可能である利点が得られている。
【0010】
なお、電圧変換装置は、電気エネルギを蓄積するリアクトルを備えることができる。すなわち、磁場のエネルギを蓄積するコイル、あるいは、電場のエネルギを蓄積するコンデンサを備えることができ、これらはスイッチングによりエネルギの蓄積と放出を行う。これにより、放出時には大きな電気エネルギを出力することが可能となる。また、出力する電気エネルギあるいは電圧を整流し安定化させることも可能となる。
【0011】
また、順方向変換回路の他に、半導体素子を用いたスイッチングにより直流電源へ電力を回生する逆方向変換回路を備えていてもよい。順方向変換回路および逆方向変換回路自体は公知技術であり、ダイオードとトランジスタなどを用いて構成することができる。順方向変換回路は、電圧を昇圧する昇圧回路であってもよいし、電圧を降圧する降圧回路であってもよい。前者の場合には、逆方向変換回路は降圧回路、後者の場合には昇圧回路となる。
【0012】
出力電圧の制御の手段としては、アナログ制御、デジタル制御を問わず、様々なフィードバック制御を用いることができる。一例としては、PI制御またはPID制御を挙げることができる。こうした制御に用いる目標出力電圧は、外部から入力するなどして適宜変更することができる。なお、異常の判定にあたっては、得られた制御値を直接的に用いるのではなく、時間平均操作をするなどのフィルタ処理を行って突発的な変化を排除したものを用いてもよい。
【0013】
望ましくは、本発明の電圧変換装置においては、前記判定手段は、前記操作値が所定上限値以上である場合、または、所定下限値以下である場合に電圧変換装置の異常発生を判定する。この構成によれば、異常判定は、操作値を所定上限値または所定下限値と比較判定するだけで行うことができ、容易に実施可能となる利点がある。所定上限値と所定下限値は、理論的あるいは経験的に決定することができる。これらの上限値や下限値は、出力先における負荷の力行状況などに応じて適宜変更可能に構成してもよい。
【0014】
望ましくは、本発明の電圧変換装置においては、前記判定手段における所定上限値または所定下限値は、目標出力電圧に応じて設定される。デューティ比は主として入力電圧と目標出力電圧の比によって決められる。このため、操作値に対して異常を判定する所定値は、目標出力電圧に応じて定めるのが好ましい。これにより、各目標出力電圧において、適切な所定値を設定することが可能となる。所定値の設定の例としては、テーブルを容易して目標出力電圧に応じて多段階(少なくとも2段階)に定めることで行う方法や、各目標出力電圧から演算式に基づいて算出する方法を挙げることができる。
【0015】
望ましくは、本発明の電圧変換装置は、さらに、半導体素子のオンオフの繰り返しスイッチングにおけるデューティ比の調整により、出力先から供給される電力の電圧変換を行い、前記直流電源に回生する逆方向変換回路を備える。フィードバック制御においては、この逆方向変換回路の半導体素子に係るデューティ比も制御することができる。
【0016】
望ましくは、本発明の電圧変換装置においては、前記判定手段が異常発生を判定した場合に、前記順方向変換回路及び前記逆方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定して、かつ、出力先の負荷を力行させた状態で、入力電圧と出力電圧を比較し、両者が許容範囲内で等しいときに、半導体素子のデューティ異常を判定するデューティ異常判定手段を備える。あるいは、本発明の電圧変換装置においては、前記判定手段が異常発生を判定した場合に、前記順方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定し、前記逆方向変換回路の半導体スイッチをオンに固定し、かつ、出力先の負荷を力行させた状態で、入力電圧と出力電圧を比較し、両者が許容範囲内で等しいときに、半導体素子のデューティ異常を判定するデューティ異常判定手段を備える。
【0017】
この構成によれば、異常の発生した部位がセンサ系統にあるのか、ダイオードやトランジスタなどの半導体素子にあるのかを判定することが可能となる。つまり、異常箇所を判定することができると、それに応じた対処が可能となる利点がある。
【0018】
望ましくは、本発明の電圧変換装置は、前記判定手段が異常発生を判定した場合に、半導体素子のスイッチング周波数を変化させたときの前記操作値の変化に基づいて、半導体素子のデューティ異常を判定するデューティ異常判定手段、を備える。
【0019】
望ましくは、本発明の電圧変換装置は、入力される電流の値を取得する電流値取得手段と、出力側の負荷における消費電力値を取得する消費電力値取得手段と、を備え、前記デューティ異常判定手段がデューティ異常がないと判定した場合に、前記順方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定し、前記逆方向変換回路の半導体素子のスイッチをオンに固定した状態で、入力電圧と電流、又は、出力電圧と電流に基づいて求めた電力を消費電力と比較し、入力電圧または出力電圧の異常を判定する入出力電圧判定手段を備える。
【0020】
望ましくは、本発明の電圧変換装置は、電圧変換装置が出力する直流電力を入力し、交流電力に変換するインバータと、インバータが出力する交流電力により駆動される交流モータと、を備える。電気自動車は、交流モータの他に内燃機関によっても駆動されるハイブリッド型であってもよい。電気自動車においては、電圧変換装置等の搭載スペースが限定されており、さらに、異常発生時にもなるべく継続走行する必要があるなど困難な要請がある。このため、二重系を構成しない電圧変換装置を搭載する意義は大きく、また、異常の発生箇所を判定する機能がますます重要となる。
【0021】
望ましくは、本発明の電気自動車においては、電圧変換装置は、前記デューティ異常判定手段がデューティ異常を判定した場合には、前記順方向変換回路及び前記逆方向変換回路の半導体素子のスイッチをオフに固定する。これにより回生動作が禁止される。このため、デューティ比の異常に起因した過電圧が、平滑コンデンサなどを破壊することを防止できる。一方、ダイオードを通じて力行は可能な状態となる。これにより、電気自動車の電圧変換装置にデューティ異常が見つかった場合にも、直流電源から電力を供給して自動車を駆動させることができる。電気自動車においては、減速時などにモータの回転エネルギを回生ではなく、ブレーキ等によって吸収できるので、この処置が有効に機能する。
【0022】
望ましくは、本発明の電気自動車において、電圧変換装置は、前記入出力電圧判定手段が出力電圧の異常を判定した場合には、順方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定し、前記逆方向変換回路の半導体素子のスイッチをオンに固定する。このスイッチ状態に固定することで、昇圧も降圧も回生も行われなくなるので、制御部において出力電圧を利用した制御を行う必要がなくなり、電気自動車の駆動を継続することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。
【0024】
図1は、本実施の形態に係る電圧変換装置および関連機器の構成を説明する概略図であり、電気自動車に搭載された状況を想定したものである。電圧変換装置10は、直流電源12とインバータ・モータ14とを結ぶ回路、及び制御部16からなる直流チョッパ装置の構成を含んでいる。回路には、直流電源と直列にコイルが接続されている。そして、コイルの他端には、ダイオード20とトランジスタ22が並列に接続された上アームと、ダイオード24とトランジスタ26が並列に接続された下アームが接続されている。上アームの他端はインバータ・モータ14の一端に出力され、下アームの他端はインバータ・モータ14の他端に出力されると共に直流電源12に接続されている。また、インバータ・モータ14と並列に、コンデンサ28が接続されている。
【0025】
直流電源12から入力される電圧VBは、電圧計30によって測定することができる。また、入力される電流IBは電流計32によって測定することができる。さらに、出力電圧VHは、電圧計34によって測定することができる。これら測定された電圧と電流は、制御部16に送られる。制御部16に対しては、さらに、インバータ・モータ14から、消費電力の情報が送られる。この情報は、電力を演算可能はトルク指令情報などで代替することも可能である。また、指令部36からは、制御部16において行われる出力電力の制御の目標出力電力が入力される。指令部36は、電気自動車の走行状況に応じて、随時、最適な目標出力電力を指示している。
【0026】
制御部16には、演算制御部38と記憶部40が含まれている。演算制御部38は、予め設定されたプログラムに従って演算を行う他、入力信号や出力信号などの処理も実施する。具体的には、トランジスタ22,26に対して、スイッチングの指令を行う。そして、このスイッチングにおいては、オンオフの時間に係るデューティ比を操作して、出力電圧を目標出力電圧に近づける制御を行っている。また、高圧チョッパ装置の出力電圧VHを制御量とする制御を、回路の異常判定に関する演算処理も行っている。記憶部40は、演算制御部38が処理を行う上で必要となる情報等を一時的、あるいは、固定的に記憶するものである。例えば、回路の異常判定を行うための閾値は、この記憶部40に記憶されている。
【0027】
次に、回路の作用について、簡単に説明する。この回路は、直流電源12からの電力をインバータ・モータ14に供給する順方向変換回路としての昇圧回路と、逆に直流電源12へ回生する逆方向変換回路としての降圧回路を含んでいる。昇圧回路は、トランジスタ22をオフにした状態で、トランジスタ26のオンとオフを行うことにより動作する。すなわち、トランジスタ26がオンの状態においては、直流電源12から流れる電流は、コイル18,トランジスタ26を経由して直流電源12に戻るループを形成する。この間に、磁気エネルギがコイル18に蓄積される。そして、トランジスタ26をオフにすると、直流電源12から流れる電流は、コイル18,ダイオード20,を経由してインバータ・モータ14に流れ、直流電源12に戻るループを形成する。この間には、直流電源12からの電気エネルギに加え、コイル18に蓄積された磁気エネルギがインバータ・モータ14に供給されるので、インバータ・モータ14に与えられる出力電圧は昇圧される。
【0028】
一方、降圧回路は、トランジスタ26をオフにした状態で、トランジスタ22のオンとオフを行うことにより動作する。すなわち、トランジスタ22がオンの状態においては、インバータ・モータ14から回生される電流は、トランジスタ22,コイル18,直流電源12へと流れ、インバータ・モータ14に戻るループを形成する。また、トランジスタ22がオフの状態においては、コイル18,直流電源12,ダイオード24からなるループを形成し、コイル18に蓄積された磁気エネルギが直流電源12に回生される。この逆方向変換回路においては、インバータ・モータ14が電力を供給する時間よりも、直流電源12が電力を受ける時間の方が長いことからわかるように、インバータ・モータ14における電圧は降圧されて直流電源12に回生される。電圧変換装置の動作は、この力行動作と回生動作を適切に制御することで行われる。
【0029】
ここで、デューティ比について説明する。簡単のため、電圧変換装置10が昇圧回路だけからなる場合を考えると、デューティ比duty0は次のように表される:
【数1】
Figure 2004364416
ただし、トランジスタのオン時間をton、トランジスタのオフ時間をtoffとする。式(2)は、回路を流れる電流が常に一定であると仮定して、スイッチングの一周期の間に直流電源で供給される電力と出力側で消費される電力が等しいとした場合に導かれる式である。式(1)(2)からわかるように、tonとtoffを変えてデューティ比を変化させることにより、出力電圧を所望の値に設定することができる。デューティ比の定義においては、近似を行わない、あるいは、近似の精度を高めた理論式を用いることも可能である。なお、逆方向変換回路を含む場合には、やはり同様の考えに基づいて、拡張をおこなえばよい。
【0030】
次に、図2を用いて、電圧変換装置10に対する制御の説明を行う。図2は、制御部16において行われる制御の流れを説明する図である。まず、指令部36から入力される目標出力電圧Vdccomの信号50と、電圧計30から入力される直流電源12の入力電圧VBの信号52に基づいて、デューティ比duty1を次式により定める(S54):
【数2】
duty1 = VB/Vdccom (3)
この式は、式(2)のVHをVdccomに置き換えたものである。すなわち、理論値に従って、出力電圧VHを目標出力電圧Vdccomとするようにデューティ比を設定したことを意味する。
【0031】
しかしながら、現実には、用いた理論式の精度や、各ディバイスの動作精度などに起因して、出力電圧VHは目標出力電圧Vdccomとは異なった値となってしまう。そこで、電圧計34から入力される信号56によって取得した出力電圧VHと目標出力電圧Vdccomとの比較計算(S58)を行い、偏差E=(VH−Vdccom)を求める。そして、偏差に対し、比例係数Kp、積分係数KiからなるPI制御の計算を行い、操作値duty_piを求める。操作値duty_piを形式的に書けば次式のようになる:
【数3】
duty_pi = Kp・E + Ki∫Edt (4)
ただし、実際の計算は、制御部16内において時間的に離散化されたデータに対して行っている。そして、トランジスタ22,26に対しては、duty1をduty_piで補正(S62)したデューティ比duty=duty1−duty_piに基づいてスイッチングの指令信号64が出力される。
【0032】
図3は、操作値duty_piの時間変化の例を示した図である。通常は、操作値duty_piは(duty1と比べて)小さく、0の近傍で小刻みに変化している。しかし、この例では、時刻70の時点で異常が発生し、その結果操作値duty_piが突然プラス方向に増大をはじめている。このように、異常が発生した場合には、操作値duty_piにその影響が現れる。そこで、操作値に対し異常発生を判定するための上限値及び下限値を設定しておき、この値の範囲外になった時点で異常発生を判定することが有効である。
【0033】
ここで、上限値及び下限値の設定について説明する。以下では、操作値の大きさが異常となる要因として、センサの異常による入力電圧VBの異常、同じくセンサの異常による出力電圧VHの異常、ダイオードやトランジスタなどの半導体素子の異常によるデューティ異常、の3つを考慮する。
【0034】
まず、入力電圧VBが異常によってVB+ΔVBとなったとする。この場合、本来期待されるduty1からのずれをΔduty1とすれば、
【数4】
Figure 2004364416
となる。このΔduty1は目標出力電圧Vdccomの大きさによって変化する。したがって、ΔVBがある値を持つことをもって異常を判定する場合には、目標出力電圧Vdccomに応じてΔduty1の異常判定の閾値を設定するのがよい。
【0035】
次に、出力電圧VHの異常の影響を考える。例として、出力電圧がVdccom−ΔVHになった場合を考える。PI制御は、出力電圧がVHである時のデューティ比を、目標出力電圧Vdccomである時のデューティ比に近づける働きをする。したがって、操作値のずれは近似的に次式で与えられるとみなせる:
【数5】
Figure 2004364416
【0036】
さらに、スイッチング異常によるΔduty3について、図4を用いて考察する。図4は、スイッチングの様子を示すタイムチャートであり、横軸は時間、縦軸はスイッチングのオンオフを表す。そして上側の(a)は、正常な場合のスイッチングを、下側の(b)は異常が発生した場合のスイッチングを表している。(a)の場合、1周期は1msであり、tonとtoffは共に0.5msである。したがって、キャリア周波数fcarry=1/(ton+toff)は1kHzであり、式(1)によればデューティ比は0.5ということになる。これに対し、異常のためにオンからオフへの切替に0.125msを要しており、デューティ比が0.625となるデューティ異常が生じている。すなわち、スイッチングの指令に対し、異常のために生じるオン時間の乱れをΔTとすれば、本来あるべき値とのデューティ比の差は次で与えられる:
【数6】
Figure 2004364416
【0037】
以上に説明した理論式(6),(7),(10)において、異常を判定する閾値を画定する際には、通常は、ΔVB、ΔVH、ΔTを部品公差に基づいて設定する。そして、全体としてこれらの部品公差を許容するように、判定の閾値を次のように定める:
【数7】
Δduty_pi =Δduty1+Δduty2+Δduty3 (11)
【0038】
図5は、Vdccomの値を250Vから500Vまで変えた場合におけるΔduty_piを100分率で表示している。各項目は、ΔVBの効果、ΔVHの効果、及び、全効果を考慮した閾値である。値としては、一例として、VB=200V,ΔVB=20V,ΔVH=30V,ΔT・fcarry=0.01(1%)を用いている。例えば、Vdccom=250Vの場合、Δduty1の効果は8.0%、Δduty2の効果は10.9%、Δduty3の効果は1.0%であり、全体としてΔduty_piは19.9%ととなる。
【0039】
図6は、図5の各値を、横軸をVdccom、縦軸をΔduty_piとして表示したグラフである。閾値は、Vdccomが大きいほど、小さな値をとっていることが明らかに見て取れる。例えば、Vdccom=250Vの場合に比べ、Vdccom=500Vの場合のΔduty_piは4割弱の大きさにまで小さくなっている。
【0040】
制御部16においては、その記憶部40に、図5に示した内容をテーブルとして格納することができる。また、各理論式を記憶部40に保持し、必要となる度に異常判定の閾値Δduty_piの演算を行うことも可能である。なお、この例では理論式として近似度の高いものを用いたが、別の式を用いることも可能である。また、閾値を求める際には式(11)以外のものに基づいてもよい。例えば、3つの要素が重複して発生する確率を考慮して式(11)を定数倍したりすることは容易である。さらには、Δduty_piの符号を考慮した場合に、異常判定の上限値と下限値とを別々の方法で決定してもよい。
【0041】
続いて、異常判定がなされた場合に、その異常箇所を特定するための処理、およびその後の対処について説明する。図7は、判定により異常が確定あとで実行される診断と対処の流れを示したフローチャートである。診断が開始されると(S100)、トランジスタ22,26はオフ状態に固定される(S102)。すなわち、回生禁止状態、かつ、力行可能状態に固定する。そして、電圧計30が測定する入力電圧VBと、電圧計34が測定する出力電圧VHとが比較される(S104)。電圧計30と電圧計34とがともに正常に動作しているならば、両者の電圧は等しくなるはずである。したがって、両者が等しい場合には、発生した異常はデューティ異常によるものであると診断され(S106)、デューティ異常に対応した対処を実行する(S108)。なお、等しいか否かの判定にあたっては、ダイオード20等の抵抗や測定誤差などを考慮して等しさの許容範囲を設定することが可能である。対処は、基本的には、電気自動車の駆動が続行可能となるように行う。一例としては、トランジスタ22のスイッチングをオフ状態に固定し、回生禁止状態を維持する手段が考えられる。これにより、過電圧に伴うコンデンサ28の破壊などを防ぐことができるようになる。この場合には、トランジスタ26はオフに固定して、力行可能な状態とする。
【0042】
一方、ステップS104において、入力電圧VBと出力電圧VHが等しくない場合には、異常箇所は電圧計30が出力する入力電圧VBまたは電圧計34が出力する出力電圧VHに異常があると判定される。なお、ステップS102においては、トランジスタ22をオン(回生可能状態)にしても、ステップS104に係る判定を行うことができる。
【0043】
次に、回生用のトランジスタ22をオンにし(S110)、電流計32が測定する電流IBを用いて、電力VH・IBを計算する(S112)。そして、インバータ・モータ14から入力される消費電力情報に基づいて計算した負荷に係る消費電力Ploadと比較される(S114)。この消費電力Ploadと電流IBが信頼できるものであれば、両者が一致しない場合には出力電圧VHに異常があると特定され(S116)、VH異常に対する処置が行われる(S118)。この処置としては、例えば、トランジスタ22をオンに固定して回生可能な状態を維持し、トランジスタ26はオフに固定して力行可能な状態を維持することが考えられる。
【0044】
一方、両者が一致する場合には、入力電圧VBに異常があると特定され(S120)、VB異常に対する対処がなされる(S122)。この処置としては、例えば、図2のS54において、信号52によって得られる入力電圧VBの代わりに、記憶部40などに用意した推定値などを用いる方法が挙げられる。なお、ステップS112においては、電力VH・IBの代わりに、電力VB・IBを計算して同様の診断を行うことも可能である。また、電力VH・IB及び電力VB・IBの両者を計算して、診断の確実性を高めてもよい。
【0045】
図8の一点鎖線SBは、図7の一点鎖線SAに係るステップS102,S104の代替ステップを表しており、やはりデューティ異常を判定するためのものである。すなわち、ステップS202においては、まず、トランジスタのスイッチングのキャリア周波数を1/2に減少させる。そして、この場合に、操作値duty_piが(許容範囲内で)1/2になるかを調べる(S204)。
【0046】
この時の様子を、図9を用いて説明する。図9は、図6と同様に、トランジスタのスイッチングのタイムチャートを示している。オンオフからなる一周期は図6の倍の2msであり、したがってその逆数であるキャリア周波数fcarryは半減している。正常状態を表す上側の(a)においてデューティ比は0.5である。一方、異常状態を表す下側の(b)において、ΔTは図6と同じく0.125msであり、デューティ比は1.125/2=0.50625である。したがって、式(10)によれば、操作値duty_pi=0.0625となり、図6の場合の0.125に比べ半減することになる。
【0047】
ゆえにステップS204において、操作値が半減する場合には、デューティ異常が判定される(S106)。一方、操作値が半減しない場合には、スイッチングではない箇所に異常が発生したとみなされ、ステップS110においてトランジスタ22をオンとし、トランジスタ26をオフとして、図7と同様の処理を継続する。
【0048】
なお、トランジスタ22とトランジスタ26とに対し別々に異常判定を行ってもよい。すなわち、順方向変換回路に係るキャリア周波数と、逆方向変換回路に係るキャリア周波数とを別々に変更することにより、それぞれの回路に係る半導体素子の異常を判定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の構成を示す概略図である。
【図2】制御部16における制御の概略を説明するブロック図である。
【図3】操作値の時間変化の例を示す図である。
【図4】スイッチングのオンオフの例を示す図である。
【図5】各目標出力電圧における閾値の一例を示す表である。
【図6】図5の内容をグラフ化したものである。
【図7】異常箇所の診断及び処置の流れを示すフローチャートである。
【図8】図7における代替ステップを示すフローチャートである。
【図9】スイッチングのオンオフの例を示す図である。
【符号の説明】
10 電圧変換装置、12 直流電源、14 インバータ・モータ、16 制御部、18 コイル、20 ダイオード、22 トランジスタ、24 ダイオード、26 トランジスタ、28 コンデンサ、30 電圧計、32 電流計、34 電圧計、36 指令部、38 演算制御部、40 記憶部。

Claims (11)

  1. 半導体素子のオンオフの繰り返しスイッチングにおけるデューティ比の調整により、直流電源からの入力電圧を所望の出力電圧に変換する順方向変換回路、を備えた電圧変換装置において、
    出力電圧を目標出力電圧に近づけるように、少なくとも目標出力電圧と出力電圧とに基づいて、デューティ比を操作する制御手段と、
    制御手段が操作する操作値に基づいて電圧変換装置の異常発生を判定する判定手段と、
    を備える、ことを特徴とする電圧変換装置。
  2. 請求項1に記載の電圧変換装置において、
    前記判定手段は、前記操作値が所定上限値以上である場合、または、所定下限値以下である場合に電圧変換装置の異常発生を判定する、ことを特徴とする電圧変換装置。
  3. 請求項2に記載の電圧変換装置において、
    前記判定手段における所定上限値または所定下限値は、目標出力電圧に応じて設定される、ことを特徴とする電圧変換装置。
  4. 請求項1に記載の電圧変換装置において、
    さらに、半導体素子のオンオフの繰り返しスイッチングにおけるデューティ比の調整により、出力先から供給される電力の電圧変換を行い、前記直流電源に回生する逆方向変換回路を備える、ことを特徴とする電圧変換装置。
  5. 請求項4に記載の電圧変換装置において、
    前記判定手段が異常発生を判定した場合に、前記順方向変換回路及び前記逆方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定して、かつ、出力先の負荷を力行させた状態で、入力電圧と出力電圧を比較し、両者が許容範囲内で等しいときに、半導体素子のデューティ異常を判定するデューティ異常判定手段を備える、ことを特徴とする電圧変換装置。
  6. 請求項4に記載の電圧変換装置において、
    前記判定手段が異常発生を判定した場合に、前記順方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定し、前記逆方向変換回路の半導体スイッチをオンに固定し、かつ、出力先の負荷を力行させた状態で、入力電圧と出力電圧を比較し、両者が許容範囲内で等しいときに、半導体素子のデューティ異常を判定するデューティ異常判定手段を備える、ことを特徴とする電圧変換装置。
  7. 請求項4に記載の電圧変換装置において、
    前記判定手段が異常発生を判定した場合に、半導体素子のスイッチング周波数を変化させたときの前記操作値の変化に基づいて、半導体素子のデューティ異常を判定するデューティ異常判定手段、を備えることを特徴とする電圧変換装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の電圧変換装置において、
    入力される電流の値を取得する電流値取得手段と、
    出力側の負荷における消費電力値を取得する消費電力値取得手段と、
    を備え、
    前記デューティ異常判定手段がデューティ異常がないと判定した場合に、前記順方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定し、前記逆方向変換回路の半導体素子のスイッチをオンに固定した状態で、入力電圧と電流、又は、出力電圧と電流に基づいて求めた電力を消費電力と比較し、入力電圧または出力電圧の異常を判定する入出力電圧判定手段を備える、ことを特徴とする電圧変換装置。
  9. 請求項8に記載の電圧変換装置と、
    電圧変換装置が出力する直流電力を入力し、交流電力に変換するインバータと、
    インバータが出力する交流電力により駆動される交流モータと、
    を備える、ことを特徴とする電気自動車。
  10. 請求項9に記載の電気自動車において、
    電圧変換装置は、
    前記デューティ異常判定手段がデューティ異常を判定した場合には、前記順方向変換回路及び前記逆方向変換回路の半導体素子のスイッチをオフに固定する、
    ことを特徴とする電気自動車。
  11. 請求項9に記載の電気自動車において、
    電圧変換装置は、
    前記入出力電圧判定手段が出力電圧の異常を判定した場合には、順方向変換回路の半導体スイッチをオフに固定し、前記逆方向変換回路の半導体素子のスイッチをオンに固定する、ことを特徴とする電気自動車。
JP2003159966A 2003-06-04 2003-06-04 電圧変換装置 Expired - Lifetime JP4325284B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003159966A JP4325284B2 (ja) 2003-06-04 2003-06-04 電圧変換装置
US10/555,175 US7425782B2 (en) 2003-06-04 2004-02-06 Electric car voltage conversion device with failure detection
PCT/JP2004/007621 WO2004109899A1 (ja) 2003-06-04 2004-06-02 電圧変換装置、電気自動車
CNB2004800153459A CN100440700C (zh) 2003-06-04 2004-06-02 电压转换器件及电动车
EP04745520.9A EP1630937B1 (en) 2003-06-04 2004-06-02 Voltage conversion device and electric car

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003159966A JP4325284B2 (ja) 2003-06-04 2003-06-04 電圧変換装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008313942A Division JP4793433B2 (ja) 2008-12-10 2008-12-10 電圧変換装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004364416A true JP2004364416A (ja) 2004-12-24
JP2004364416A5 JP2004364416A5 (ja) 2008-07-17
JP4325284B2 JP4325284B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=33508539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003159966A Expired - Lifetime JP4325284B2 (ja) 2003-06-04 2003-06-04 電圧変換装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7425782B2 (ja)
EP (1) EP1630937B1 (ja)
JP (1) JP4325284B2 (ja)
CN (1) CN100440700C (ja)
WO (1) WO2004109899A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236943A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Toyota Motor Corp 負荷駆動装置
JP2010004600A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Honda Motor Co Ltd Dc/dcコンバータ装置、電力システム、燃料電池車両及びdc/dcコンバータ装置の制御部に対する物理値入力方法
JP2010148192A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Honda Motor Co Ltd Dc/dcコンバータ装置
JP2010154679A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Toyota Motor Corp 車両の電源装置
WO2015045138A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 三菱電機株式会社 電力変換装置及びこれを用いた空気調和装置
US10033274B2 (en) 2014-10-02 2018-07-24 Mitsubishi Electric Corporation Chopper circuit control device for controlling a duty cycle of a chopper circuit in accordance with limits of an operation value range
JP2020054079A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 Tdk株式会社 判定回路および電源装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4640200B2 (ja) * 2006-02-10 2011-03-02 トヨタ自動車株式会社 電圧変換装置および電圧変換器の制御方法
US7606053B2 (en) 2006-04-06 2009-10-20 Ford Global Technologies, Llc DC-to-DC converter and electric motor drive system using the same
JP5343741B2 (ja) * 2009-07-08 2013-11-13 株式会社明電舎 モータ駆動装置の消費電力演算方法および消費電力演算方法を用いたモータ駆動装置の制御方法
EP2649717B8 (en) * 2010-12-12 2020-10-28 Infinirel Corporation Method and system for measuring the integrity of a power converter
EP3694105A1 (de) 2019-02-05 2020-08-12 Siemens Aktiengesellschaft Schaltvorrichtung zum auftrennen eines strompfads
CN112821746A (zh) * 2021-02-03 2021-05-18 浙江日风电气股份有限公司 一种升压电路母线软启动方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60109760A (ja) * 1983-11-18 1985-06-15 Toshiba Corp 電力変換器の位相制御装置
JPH01111218A (ja) 1987-10-23 1989-04-27 Ricoh Co Ltd 電源装置
JPH02308935A (ja) 1989-05-23 1990-12-21 Mazda Motor Corp エンジンの制御装置
JPH0818142B2 (ja) 1989-07-31 1996-02-28 松下電器産業株式会社 高周波抵抗溶接機用制御装置
US5017800A (en) * 1989-09-29 1991-05-21 Wisconsin Alumni Research Foundation AC to DC to AC power conversion apparatus with few active switches and input and output control
JPH0360877U (ja) * 1989-10-13 1991-06-14
US5181169A (en) * 1991-11-15 1993-01-19 Allied-Signal Inc. Bi-directional PWM converter
JP2879486B2 (ja) 1992-03-06 1999-04-05 日野自動車工業株式会社 内燃機関の制動および補助動力装置
JP2957344B2 (ja) 1992-03-06 1999-10-04 日野自動車工業株式会社 双方向dc・dcコンバータ
US5602464A (en) * 1995-07-24 1997-02-11 Martin Marietta Corp. Bidirectional power converter modules, and power system using paralleled modules
US5761028A (en) * 1996-05-02 1998-06-02 Chrysler Corporation Transistor connection assembly having IGBT (X) cross ties
US5978236A (en) * 1997-01-31 1999-11-02 Silverline Power Conversion Llc Uninterruptible power supply with direction of DC electrical energy depending on predetermined ratio
DE19846319C1 (de) * 1998-10-08 2000-02-17 Daimler Chrysler Ag Energieversorgungsschaltung für ein Kraftfahrzeugbordnetz mit zwei Spannungsversorgungszweigen
US6317458B1 (en) * 1998-12-21 2001-11-13 Caterpillar Inc. Fault detection for a pulse width modulation driver
US6384491B1 (en) * 1999-12-02 2002-05-07 Litton Systems, Inc. Active energy hold up for power supplies
US6407899B1 (en) * 2000-03-07 2002-06-18 International Business Machines Corporation Fault detection in a redundant power converter
JP4489238B2 (ja) 2000-03-29 2010-06-23 正行 服部 電動機制御装置
JP3476770B2 (ja) * 2000-12-18 2003-12-10 科学技術振興事業団 電気自動車の制御装置
US6433527B1 (en) * 2001-06-01 2002-08-13 Maxim Integrated Products, Inc. Phase failure detector for multi-phase switching regulators
JP3632657B2 (ja) * 2001-12-20 2005-03-23 トヨタ自動車株式会社 電圧変換装置
AU2003206526A1 (en) * 2002-02-28 2003-09-09 Zetacon Corporation Predictive control system and method

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236943A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Toyota Motor Corp 負荷駆動装置
JP2010004600A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Honda Motor Co Ltd Dc/dcコンバータ装置、電力システム、燃料電池車両及びdc/dcコンバータ装置の制御部に対する物理値入力方法
JP2010148192A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Honda Motor Co Ltd Dc/dcコンバータ装置
JP2010154679A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Toyota Motor Corp 車両の電源装置
WO2015045138A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 三菱電機株式会社 電力変換装置及びこれを用いた空気調和装置
US9692312B2 (en) 2013-09-30 2017-06-27 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion apparatus, and air-conditioning apparatus using the same
US10033274B2 (en) 2014-10-02 2018-07-24 Mitsubishi Electric Corporation Chopper circuit control device for controlling a duty cycle of a chopper circuit in accordance with limits of an operation value range
JP2020054079A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 Tdk株式会社 判定回路および電源装置
JP7110870B2 (ja) 2018-09-26 2022-08-02 Tdk株式会社 判定回路および電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4325284B2 (ja) 2009-09-02
US7425782B2 (en) 2008-09-16
CN100440700C (zh) 2008-12-03
EP1630937A4 (en) 2009-12-16
EP1630937B1 (en) 2019-02-27
EP1630937A9 (en) 2006-04-26
EP1630937A1 (en) 2006-03-01
CN1799183A (zh) 2006-07-05
WO2004109899A1 (ja) 2004-12-16
US20060119333A1 (en) 2006-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2228491B1 (en) Hybrid construction machine and control method of hybrid construction machine
US9647547B2 (en) Voltage conversion device for stepping up voltage
US7355869B2 (en) Voltage conversion device and computer-readable recording medium having program recorded thereon for computer to control voltage conversion
US20090033302A1 (en) Voltage conversion device
JP2005151770A (ja) 負荷駆動回路における異常監視装置
JP4325284B2 (ja) 電圧変換装置
US20030081440A1 (en) Load driver and control method for safely driving DC load and computer-readable recording medium with program recorded thereon for allowing computer to execute the control
JP5165394B2 (ja) 車両用電源システム
US9438116B2 (en) Control unit for a boost converter device
JP2007166874A (ja) 電圧変換装置
US8305786B2 (en) Power controller for electric vehicle
WO2008111593A1 (ja) 二次電池の入出力制御装置および車両
JP4048787B2 (ja) 負荷駆動装置
JP5928401B2 (ja) コンバータ装置
JP2010154679A (ja) 車両の電源装置
JP5808779B2 (ja) ショベル
JP2006311635A (ja) 昇圧コンバータ制御装置
JP2009148116A (ja) 車両の電源装置およびその制御方法
CN111497617B (zh) 车辆的电源系统
JP4779823B2 (ja) 車載用電源装置
JP4356476B2 (ja) 電圧変換装置、電圧変換装置の故障の判定方法、およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP6748921B2 (ja) 車載用電源回路及び車載用電源装置
JP4793433B2 (ja) 電圧変換装置
JP2010088239A (ja) 車両用発電制御装置
WO2021059336A1 (ja) 昇圧コンバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090408

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4325284

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term