JPH0818142B2 - 高周波抵抗溶接機用制御装置 - Google Patents
高周波抵抗溶接機用制御装置Info
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- JPH0818142B2 JPH0818142B2 JP1198995A JP19899589A JPH0818142B2 JP H0818142 B2 JPH0818142 B2 JP H0818142B2 JP 1198995 A JP1198995 A JP 1198995A JP 19899589 A JP19899589 A JP 19899589A JP H0818142 B2 JPH0818142 B2 JP H0818142B2
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- Japan
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- circuit
- welding machine
- resistance welding
- control device
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、商用周波数より高周波に変換して溶接トラ
ンスに供給し、抵抗溶接を行なう高周波抵抗溶接機に関
するものである。
ンスに供給し、抵抗溶接を行なう高周波抵抗溶接機に関
するものである。
従来の技術 商用周波数より高周波に変換して溶接を行なう高周波
抵抗溶接機は一般に知られており、出力である溶接電流
に関しては定電流制御(電源を含む負荷変動に対し一定
の溶接電流を出力するように制御する)が、行なわれて
いる。
抵抗溶接機は一般に知られており、出力である溶接電流
に関しては定電流制御(電源を含む負荷変動に対し一定
の溶接電流を出力するように制御する)が、行なわれて
いる。
ここで、第4図に示すように、基準電圧発生回路41の
出力v0に比例した電圧をPWM用制御素子42に加え、その
電圧で決定される位相でドライバー回路を通じてインバ
ータ回路を導通させ、溶接トランスに印加して、溶接電
流を得て、その電流を検出して基準電圧発生回路41の電
圧と比較回路43を通して比較し、その差分を加えて新し
い位相電圧をサンプルホールド回路44などでホールド
し、PWM制御素子42に加え、次の電流を流す。この繰り
返しで、定電流を得ていた。
出力v0に比例した電圧をPWM用制御素子42に加え、その
電圧で決定される位相でドライバー回路を通じてインバ
ータ回路を導通させ、溶接トランスに印加して、溶接電
流を得て、その電流を検出して基準電圧発生回路41の電
圧と比較回路43を通して比較し、その差分を加えて新し
い位相電圧をサンプルホールド回路44などでホールド
し、PWM制御素子42に加え、次の電流を流す。この繰り
返しで、定電流を得ていた。
発明が解決しようとする課題 この方式は、前半サイクルの結果を持って次の半サイ
クルの位相を決定するために遅れ制御となるため、急激
な変化に対し、第3図cに示すようにハンチングなどが
発生しやすかった。
クルの位相を決定するために遅れ制御となるため、急激
な変化に対し、第3図cに示すようにハンチングなどが
発生しやすかった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の高周波抵抗溶接機
用制御装置は、外部設定電圧の最大値を入・切するアナ
ログスイッチと、高周波用発振回路の半サイクル毎に、
トリガオンされ、溶接に必要なあらかじめ設定された溶
接電流に達するとオフするフリップフロップ回路とを備
え、前記アナログスイッチを前記フリップフロップ回路
で制御し、PWM制御素子をスイッチング制御することに
より半サイクル毎にリアルタイムで一定の電流を得る構
成としてなるものである。
用制御装置は、外部設定電圧の最大値を入・切するアナ
ログスイッチと、高周波用発振回路の半サイクル毎に、
トリガオンされ、溶接に必要なあらかじめ設定された溶
接電流に達するとオフするフリップフロップ回路とを備
え、前記アナログスイッチを前記フリップフロップ回路
で制御し、PWM制御素子をスイッチング制御することに
より半サイクル毎にリアルタイムで一定の電流を得る構
成としてなるものである。
作用 上記手段により、単純にスイッチング制御することが
できる。
できる。
実施例 以下、本発明の実施例について添付図面を参照して説
明する。
明する。
第1図は本発明の実施例である抵抗溶接機の構成を示
し、第2図はその具体的な構成を示し、第3図は同要部
の信号波形を示す。
し、第2図はその具体的な構成を示し、第3図は同要部
の信号波形を示す。
第1図において、1は整流回路、2はインバータ回路
であり、これらにより高周波変換回路を構成している。
3は溶接トランス、4は同期信号発生器、5はシーケン
スタイマ回路、6は基準(溶接電流)電圧発生回路、7
はSOL回路、8はシリンダー、9は溶接電流検出回路、1
0は比較回路、11はスイッチング回路、12はPWM用制御素
子、13は発振周期設定器、14はドライバー回路である。
であり、これらにより高周波変換回路を構成している。
3は溶接トランス、4は同期信号発生器、5はシーケン
スタイマ回路、6は基準(溶接電流)電圧発生回路、7
はSOL回路、8はシリンダー、9は溶接電流検出回路、1
0は比較回路、11はスイッチング回路、12はPWM用制御素
子、13は発振周期設定器、14はドライバー回路である。
このように、溶接電流検出回路9と、基準電圧発生回
路とを比較する比較回路10の出力段にスイッチング回路
11を設け、PWM用制御素子12を、電圧コントロールする
のではなく、Hi信号、Low信号のスイッチングでコント
ロールすることにより、遅れ制御でなく、リアルタイム
で制御し、安定した定電流制御を行うことができる。
路とを比較する比較回路10の出力段にスイッチング回路
11を設け、PWM用制御素子12を、電圧コントロールする
のではなく、Hi信号、Low信号のスイッチングでコント
ロールすることにより、遅れ制御でなく、リアルタイム
で制御し、安定した定電流制御を行うことができる。
次に第2図,第3図を参照して制御装置の具体例につ
いて説明する。
いて説明する。
第2図に示すように、CTより溶接電流を検出し、A,B
により全波整流された溶接電流を得、比較器Cにより、
基準電圧(溶接電流)v0と比較し、インバータDにより
ロジック変換され、フリップフロップEをスイッチす
る。フリップフロップEは、PWM用制御素子より、発振
周期0(第3図(g))を受けて、トリガセットさ
れ、アナログスイッチFを、ON,OFFする。
により全波整流された溶接電流を得、比較器Cにより、
基準電圧(溶接電流)v0と比較し、インバータDにより
ロジック変換され、フリップフロップEをスイッチす
る。フリップフロップEは、PWM用制御素子より、発振
周期0(第3図(g))を受けて、トリガセットさ
れ、アナログスイッチFを、ON,OFFする。
スイッチFにより、PWM用制御素子Gは、内部の、の
こぎり波(第3図(d))より高い部分で、出力aを
得、第1図のドライバー回路14をドライブする。次に、
再び、0でフリップフロップEはセットされ、基準電
圧v0と等しくなるまで、アナログスイッチFをOFFし、P
WM用制御素子Gにvを与える。v0と等しくなると、フリ
ップフロップEは、リセットされ、アナログスイッチF
はONで、出力bを得る。このようにして、インバータ出
力を、上半波a,下半波bを交互に得て、第1図の溶接ト
ランス3に印加し、溶接を行なう。
こぎり波(第3図(d))より高い部分で、出力aを
得、第1図のドライバー回路14をドライブする。次に、
再び、0でフリップフロップEはセットされ、基準電
圧v0と等しくなるまで、アナログスイッチFをOFFし、P
WM用制御素子Gにvを与える。v0と等しくなると、フリ
ップフロップEは、リセットされ、アナログスイッチF
はONで、出力bを得る。このようにして、インバータ出
力を、上半波a,下半波bを交互に得て、第1図の溶接ト
ランス3に印加し、溶接を行なう。
これにより、複雑なレベルコントロール(従来例)
で、なおかつ遅れ制御で、ハンチングなど発生すること
がなく、安定した溶接電流を簡単に得ることができる。
で、なおかつ遅れ制御で、ハンチングなど発生すること
がなく、安定した溶接電流を簡単に得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来のように、基準電
圧と流れた電流を比較して、次に補正を加えるレベルコ
ントロールでは、複雑な回路構成でありながら、ハンチ
ングなどの問題があったが、単純にスイッチング制御す
ることにより、常に安定した電流をリアルタイムで制御
できる。
圧と流れた電流を比較して、次に補正を加えるレベルコ
ントロールでは、複雑な回路構成でありながら、ハンチ
ングなどの問題があったが、単純にスイッチング制御す
ることにより、常に安定した電流をリアルタイムで制御
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す抵抗溶接機のブロック
回路図、第2図は同抵抗溶接機の制御装置のブロック回
路図、第3図は同要部の信号波形図、第4図は従来の抵
抗溶接機の制御装置のブロック回路図、第5図は同要部
の信号波形図である。 6……基準(溶接電流)電圧発生回路、9……溶接電流
検出回路、10……比較回路、11……スイッチング回路、
12……PWM用制御素子、14……ドライバー回路。
回路図、第2図は同抵抗溶接機の制御装置のブロック回
路図、第3図は同要部の信号波形図、第4図は従来の抵
抗溶接機の制御装置のブロック回路図、第5図は同要部
の信号波形図である。 6……基準(溶接電流)電圧発生回路、9……溶接電流
検出回路、10……比較回路、11……スイッチング回路、
12……PWM用制御素子、14……ドライバー回路。
Claims (1)
- 【請求項1】高周波用発振回路と、外部設定電圧の大き
さにより、半サイクル毎に交互に外部設定電圧に比例し
た位相で位相制御できるPWM用制御素子を備えた高周波
抵抗溶接機用制御装置において、前記外部設定電圧の最
大値を入・切するアナログスイッチと、前記高周波用発
振回路の半サイクル毎に、トリガオンされ、溶接に必要
な、あらかじめ設定された溶接電流に達するとオフする
フリップフロップ回路とを備え、前記アナログスイッチ
を、フリップフロップ回路で制御し、PWM用制御素子を
スイッチング制御することにより、半サイクル毎にリア
ルタイムで一定の電流を得ることを特徴とする高周波抵
抗溶接機用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198995A JPH0818142B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 高周波抵抗溶接機用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198995A JPH0818142B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 高周波抵抗溶接機用制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360877A JPH0360877A (ja) | 1991-03-15 |
JPH0818142B2 true JPH0818142B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=16400354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1198995A Expired - Fee Related JPH0818142B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 高周波抵抗溶接機用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818142B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI248319B (en) | 2001-02-08 | 2006-01-21 | Semiconductor Energy Lab | Light emitting device and electronic equipment using the same |
JP4325284B2 (ja) | 2003-06-04 | 2009-09-02 | トヨタ自動車株式会社 | 電圧変換装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6352776A (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-05 | Toa Seiki Kk | 抵抗溶接機 |
JPS6454986U (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-05 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1198995A patent/JPH0818142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360877A (ja) | 1991-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080228 Year of fee payment: 12 |
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