JPH0620172Y2 - 電熱装置用交流電力制御装置 - Google Patents

電熱装置用交流電力制御装置

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JPH0620172Y2
JPH0620172Y2 JP1986139438U JP13943886U JPH0620172Y2 JP H0620172 Y2 JPH0620172 Y2 JP H0620172Y2 JP 1986139438 U JP1986139438 U JP 1986139438U JP 13943886 U JP13943886 U JP 13943886U JP H0620172 Y2 JPH0620172 Y2 JP H0620172Y2
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宏 白江
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白光電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、交流電源の電圧ゼロクロス点で電流のスイ
ッチングを行うことにより電熱装置への供給電力を調節
する交流電力制御装置に関する。
〔従来の技術〕
電気炉等の電熱応用分野では、温度制御が必要となる
が、特に最近では製品の品質管理や歩留りを向上させる
ため高精度の温度制御が要求されている。抵抗発熱体や
赤外線ランプを発熱体とする電気炉では、殆どの装置が
サイリスタやトライアック等の制御整流素子を使用した
交流電力制御を採用している。このようなサイリスタを
使用した従来の技術での交流電力制御では、点弧位相角
を調整することによる電力制御が広く実施されている。
このような点弧位相角調整による交流電力制御が多用さ
れるようになると、交流電源系の波形歪や等価的な力率
の悪化が問題となる。このような問題を解決するため、
電源電圧のゼロクロス点でスイッチングを行うサイクル
制御装置(またはゼロクロス制御装置)が採用されるよ
うになった。このサイクル制御装置は、適当な時間幅、
例えば100サイクル時間を1時間周期としてこの周期内
のオン時間とオフ時間との比率を適宜可変させて交流電
力制御を行うものである(第2図)。このようなサイク
ル制御装置には下記のような難点があるため、その利点
が認識されているにもかかわらず、点弧位相制御によっ
て代わるに至っていない。
(i)出力精度を1%とするためには、50Hzで100サイクル
(60Hzでは120サイクル)に相当する2秒の制御周期が
必要となる。制御出力の実効電圧・電流・電力等の検出
に当たり、2秒サイクルのリップルを除去する必要があ
る。その結果、検出精度を向上させることが困難とな
り、検出の遅れも大きくなる。
(ii)1制御周期内で制御量を変える必要が生じても、
実際の出力変更は次の制御周期で制御されるにすぎず、
入力変化に対する出力変化のむだ時間が大きくなる。
(iii)上述の諸難点を除去するため、制御周期を短縮
すると、出力精度が低下し、所望の温度精度が得られな
くなる。
〔考案の課題〕
この考案の課題は、従来の技術によるサイクル制御装置
の諸難点を解決した、つまり高い出力精度を保ち、必要
な出力変化に短時間で応答し、しかも出力の実効電圧・
電流・電力を高い精度で検出できるようにした新規の電
熱装置用交流電力制御装置を提供することにある。
〔課題を解決する手段〕
上記の課題は、この考案により、電熱装置106内の温
度検出器114および電源導線に設けた電流検出器11
2のそれぞれの検出信号と温度プログラム設定器130
の温度制御信号とに応じて所望電力E2を発生するため
制御入力信号eを出力する温度制御回路110と、前記
制御入力信号eに基づき逆並列に接続されたサイリスタ
104を点弧するゲート信号を発生する制御回路100
とを備え、交流電源E1から前記サイリスタ104を経
由して電熱装置106の発熱体108に所望電力E2
供給する電熱装置用交流電力制御装置にあって、 交流電源の電圧零点毎に一つのサイクルパルスCPを発
生する手段と、 前記サイクルパルスCPを制御周期Tまで繰り返して連
続的に計数する第一循環計数器324と、 前記制御周期Tとは異なるサンプル周期Ssで繰り返し
計数する第二循環計数器320と、 温度制御回路110からの出力信号eを目標出力比率y
に変換する出力演算回路312と、 前記出力演算回路の出力信号yを前記第二循環計数器3
20の出力パルスHsの発生時点で保持し、目標出力比
率に相当するデジタル出力Yに変換する入力保持・A/
D変換器314と、 各種目標出力比率に対応する通電期間と非通電期間の出
力パターンを保存し、第一循環計数器の計数値tcと共
に連続したデジタル値の出力値Yとして読み出せる記憶
器328と、 を制御回路100に設け、 前記記憶器328の出力値Yを第一循環計数器の最大計
数値と第二循環計数器の最大計数値のうちの小さい値に
相当するサイクル数まで連続して読み出せ、 前記目標出力比率が交流電源の連続するサイクル中の通
電期間に相当するサイクル数と全サイクル数の比によ
り、電源の全出力時を100%として指定され、0%〜100
%の全出力範囲の間で所定値づつ漸増する離散的な値を
示すと共に、制御周期T内で通電期間のサイクルと非通
電期間のサイクルが均等に配分されている交流電力制御
装置によって解決されている。
〔作用〕
この考案の主要点は以下の二つの点にある。
(1)所望制御出力の変化に対する実際の出力の精度を向
上させるため、必要に応じて制御周期Tを長くとること
ができる。具体的には、制御周期Tは、 T=Tu×N で表せる。ここに、Tは電源波形の1サイクル時間であ
り、Nは100%出力に対応する出力サイクル数である。
この場合、Nは、 以上にとる必要がある。例えば50Hzで所望出力精度が0.
2%であれば、 ∴T=20ms×500=10sec の制御周期が必要である。
(2)上の式に応じて入力信号に対応する出力をMサイク
ルとした時(0≦M≦N),1サイクルを最小単位とし
て制御周期(T)内に均等に配分する(第1図)。
このような制御によって、出力信号変換装置としての分
解精度を充分に高めることができる。
第1図の制御信号波形から明らかなように、この考案の
装置によれば、以下のような特徴が得られる。
(1)出力オン状態の波形は制御周期内にほぼ均等に分布
しているので、出力電圧が最大電力の1/10〜9/10の時に
は、実際の電力のオン・オフ周期が10サイクル以内とな
り、通常は1〜5サイクル程度の周期でオン・オフ制御
される。
(2)負荷の電圧・電流・電力等の検出も10サイクル程度
(約0.2秒)の遅れで実施できるので、電熱制御用とし
て充分な精度が得られる(このサイクル10の場合は、従
来の位相制御の場合に比べて応答遅れが10倍となるが、
周期2秒のゼロクロス制御の場合に比べて1/10にな
る)。
(3)制御期間内であっても、(1)のように最大5サイクル
時間程度を経過すれば、ほぼ完全に新たな入力信号に対
応する出力状態への移行が完了しているので、入力変化
に対する追従性が向上する。従って、入力信号の変化に
応答する周期が10サイクル以下でよければ、1制御周期
内で10サイクル程度のサンプリング周期を設定し、サン
プリング周期毎に入力信号に対応する出力を発生するこ
とができ、全体から見れば入力信号を平均した値に対応
するサイクル数の出力を発生することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づきこの考案をより詳しく説明す
る。
第2図は、従来のゼロクロス制御により電力のサイクル
制御を行う場合の交流出力波形である。横軸を制御周期
T(ここでは、T=10)として、この周期内の出力サイ
クル数に応じて出力0%から100%までの平均出力が得
られることを示したもので、各波形は制御周期内で出力
波形を平均した平均電力を与える。この電力制御では連
続するオン時間とこれに続くオフ時間によって制御周期
を2分しているため前述のような難点が指摘される。
第1図はこの考案による制御装置で得られる出力波形を
示し、前述の制御周期Tと同じ周期で示してある。第1
図の出力0%と100%の場合では、第2図と同様である
が、出力20%以上の場合になると明確な相違が生じる。
即ち、出力20%では制御周期の初めに1サイクルの出力
が出力され、次いで制御周期の中程で次の1サイクルの
出力が出力された後、4サイクルの間出力が休止する出
力波形パターンとなる。60%以上の場合では、対応する
オンサイクルの数を1制御周期内にできる限り均等な頻
度に配分して分割出力している。前述のように、電熱用
の出力制御では、このような出力オン時間の微細な差異
が問題になることはなく、通常は50%以上の出力状態で
制御することを考慮すれば、この考案による制御装置に
より極めて合理的な制御を実施できる。このような制御
状態は以下に述べる具体的な制御系によって達成でき
る。
第3図は電熱装置に供給する交流電力を制御するこの考
案の基礎となる制御装置のブロック図を示す。右上の制
御回路100の出力Zは逆並列に接続されたサイリスタ
104を点弧するために使用するゲート信号を発生させ
るゲート信号発生回路102に導入される。このゲート
信号発生回路102は同期信号として交流電源の波形も
取り入れて逆並列に接続されたサイリスタ104のゲー
トを制御する。サイリスタ104は交流電源から電熱装
置である電気炉106に供給される電力を制御する。こ
の電気炉106は抵抗発熱体または赤外線ランプ等の発
熱体108を有し、炉内温度を上昇させる。
第3図で一点鎖線で囲まれたブロック110は制御回路
100に対する入力信号を決定する温度制御回路であ
る。この温度制御回路100は電源線に設置された負荷
電流検出用の変流器(CT)112の電流検出信号iと
炉内温度検出用の熱電対114の温度検出信号θとを基
に以下のような信号処理により制御回路100に対する
入力信号eを形成する。
変流器112で検出された電流検出信号iは実効値検出
回路116,フィルタ118を経由した後、信号aとし
て出力される。減算器122でこの信号aと負荷電流上
限値設定器120の出力の差が形成される。この差出力
から極性選択回路124で減算器122の出力の負の値
のみが選択され、係数Kの掛算器126を経て信号bと
して加算器128に導入される。
熱電対114で検出された温度検出信号θは、一方で温
度プログラム設定器130に接続されている温度制御用
のPID調節計132に導入される。このPID調節計
132の出力cは出力上限設定器134の設定(α%)
を受けて、α/100を係数とする掛算器136に導入さ
れる。掛算器136の出力dは加算器128で前述の信
号bと加算され、所望発熱電力を与えるため制御回路1
00の入力信号eを形成する。
温度制御回路110によって形成された入力信号eに基
づき制御される制御回路100はその時点で電気炉10
6にとって最適の交流入力電力が得られるように逆並列
に接続されたサイリスタ104を制御する。この場合、
出力は第1図に示したような出力波形となる。即ち、オ
ン出力サイクルは制御周期T内にほぼ均等に分布し、負
荷状態の変化や電源変動に応じて適宜新規の出力状態に
移行できる制御が可能になる。
第4図はこの考案の基礎となる交流電力制御装置の要部
である制御回路100に相当するブロック回路図を示
す。出力演算回路202では、端子に入力される制御入
力信号xから対応する出力信号yが得られる。この出力
演算回路202は入力0%〜100%に対して出力0%〜1
00%の関係を与える演算器である。出力演算回路202
の出力信号yは一点鎖線で示す電圧・周波数変換器20
3の入力信号になる。電圧・周波数変換器203は0%
〜100%の入力を0〜50(60)Hzの周波数信号に変換す
るものであり、この変換を実現するため種々の周知回路
構成を採用できる。例えば、積分器208,電圧比較器
209および基準電圧210を第4図のように接続して
構成できる。積分器208は入力信号yを時間積分す
る。電圧比較器209は積分器208の出力信号を基準
電圧210と比較し、積分器208の出力が基準電圧に
一致するかそれ以上の時に出力FPをオン(真)にす
る。この出力は積分器208に帰還されて、積分器20
8の積分値をリセットする。従って、出力FPが幅の短
いパルスとなる。なお、基準電圧210は入力信号yが
100%の際に1サイクル時間(1/50sec)経過後の積分
器208の出力と一致するように設定されている。
電圧・周波数変換器203の出力信号FPはフリップフ
ロップ204の出力信号Aをオン(真)にセットする。
フリップフロップ204の出力信号AはAND回路20
5の一方の入力端に導入される。AND回路205の他
方の入力端には電源電圧のゼロクロス点に同期している
サイクルパルスCPが導入される。このサイクルパルス
CPはサイクル開始点検出回路207によって形成され
る。AND回路205の出力はワンショットマルチバイ
ブレータ206の入力端に導入される。この場合、ワン
ショットマルチバイブレータ206の出力信号Zは入力
パルスが印加されてから1サイクル時間よりも短い所定
時間、例えば15msだけ高い状態を持続する。なお、ワン
ショットマルチバイブレータ206の出力信号Zはフリ
ップフロップ204のリセット入力端に導入され、出力
信号の立ち上がりエッジ信号によってフリップフロップ
204をリセットし、その出力信号Aはオフ(偽)状態
になる。このような動作によって電圧・周波数変換器2
03の出力信号FPが一個出力される毎にサイクルパル
スCPに同期してパルス状の出力信号Zが一個つづ出力
される。
第5図では、電源の電圧波形E1,制御回路100の入
力信号X(第3図の信号e)に対する電気炉の出力波形
2および第4図に示した制御回路要素の各部での信号
波形CP,FP,A,Zが同じ時間軸に対して示してあ
る。
第6図は、第4図に相当するアナログ方式の制御回路1
00をデジタル方式で実現するこの考案による制御回路
100の詳細ブロック回路図を示す。
この回路方式では、入力信号に対して所望出力波形のパ
ターンを予め記憶しておき、温度制御回路110で順次
決定された制御入力信号eに応じて上記所望出力波形の
パターンを選択して、電力を制御するものである。
入力端310に制御入力信号eが印加され、出力演算回
路312から対応する出力信号yが得られる。出力演算
回路312は第4図の出力演算回路202と同じように
入力0%〜100%に対する出力0%〜100%の関係を与え
る演算器である。出力演算回路312の出力信号yはア
ナログ入力保持・A/D変換器314の第一入力端に導
入される。
サイクル開始点検出回路316は入力端318から電源
電圧の波形を受け取り、電源電圧波形の各サイクルのゼ
ロクロス点を検出してサイクルパルスCPを発生する。
このサイクルパルスCPは出力サンプル決定回路320
の第一入力端に導入される。出力サンプル決定回路32
0の第二入力端には図していないサンプル周期設定器
(図示せず)の出力端322から、例えば0〜15である
サンプル周期SSが入力する。
周期内カウンタ(計数値tc)324はサイクル開始点
検出回路316の出力信号であるサイクルパルスCPを
受け取り、周期設定回路326で設定されている周期T
に応じた制御周期内の経過時間を表す出力信号tcを発
生する。ここで、周期設定回路326は制御周期Tの幅
を決定する設定器であり、1制御周期内のサイクル数の
設定を行う。周期内カウンタ324の出力tcは制御周
期内の経過時間を表すもので、出力サンプル決定回路3
20の第三入力端に導入される。出力サンプル決定回路
320の出力パルスHsはアナログ入力保持・A/D変
換回路314の第二入力端に導入される。
出力サンプル決定回路320は入力信号に応答して常時
変化している出力信号を適当な時間毎に固定化する周期
を決定する回路である。出力サンプル決定回路320は
サイクルパルスCPを計数し、0〜Ssを周期的に循環
するリングカウンタ(Sc)を保有しており、更に、(a)
s=0の時にtc=0であること、並びに(b)Ss≠0の
時にtc=0あるいはSc=0であることを判別して出力
パルスHs(=1)を発生する論理回路を保有する。
アナログ入力保持・A/D変換回路314の出力信号Y
は出力分散パターン決定回路328の縦軸入力端に導入
される。他方、出力分散パターン決定回路328の横軸
入力端には、周期内カウンタ324の出力信号tcが導
入される。それ故、出力分散パターン決定回路328は
縦軸入力Yと横軸入力tcとによって決定される出力信
号Zを発生する。この出力信号Zは1がオンに、0がオ
フに対応する。この考案による出力分散パターン決定回
路328は、例えば256ビット、横256ビット、つまり
(256×256=65536ビット=8Kバイト)に記憶器と、
この記憶器の縦軸および横軸の入力信号に対応する出力
信号Zを取り出す回路とで構成されている。しかし、こ
の記憶容量・配列等は単なる例示であり、他の構成を取
り得ることは言うまでもない。
第7図には、第6図の制御回路を使用し、制御周期T=
15,サンプル周期Ss=3の場合に付いて各構成要素で
の信号を同一時間軸に対して図示してある。通常制御精
度を高めるためにTを長くするが、温度および電源電流
の検出信号から求める所望制御入力信号をサンプリング
する時間を短くするためにサンプル周期設定器322が
使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図、この考案による制御装置で得られる出力波形の
線図、 第2図、従来の技術によるサイクル制御で得られる出力
波形の線図、 第3図、この考案の基礎とする制御装置の基本構成を示
すブロック図、 第4図、第3図の制御回路の詳細なブロック回路図、 第5図、第3図の装置の各構成要素で得られる信号波形
図、 第6図、この考案による交流電力制御装置の第3図の制
御回路に相当する部分の詳細なブロック回路図、 第7図、第6図の制御装置の各構成要素で得られる信号
波形図。 図中参照符号: 100…制御回路 102…ゲート信号発生回路 104…逆並列接続されたサイリスタ 106…電気炉 110…温度制御回路 112…電流変成器 114…熱電対 120…上限設定器 124…極性選択回路 126…乗算器 130…温度プログラム設定器 132…PID制御回路 134…出力上限設定器 202,312…出力演算回路 203…電圧・周波数変換器 209…電圧比較器 314…入力保持・A/D変換器 316…サイクル開始点検出回路 320…出力サンプル決定回路 324…周期内カウンタ 326…周期設定器 328…出力分散パターン決定回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電熱装置(106)内の温度検出器(11
    4)および電源導線に設けた電流検出器(112)のそ
    れぞれの検出信号と温度プログラム設定器(130)の
    温度制御信号とに応じて所望電力(E2)を発生するた
    め制御入力信号(e)を出力する温度制御回路(11
    0)と、前記制御入力信号(e)に基づき逆並列に接続
    されたサイリスタ(104)を点弧するゲート信号を発
    生する制御回路(100)とを備え、交流電源(E1
    から前記サイリスタ(104)を経由して電熱装置(1
    06)の発熱体(108)に所望電力(E2)を供給す
    る電熱装置用交流電力制御装置において、 交流電源の電圧零点毎に一つのサイクルパルス(CP)
    を発生する手段と、 前記サイクルパルス(CP)を制御周期(T)まで繰り
    返して連続的に計数する第一循環計数器(324)と、 前記制御周期(T)とは異なるサンプル周期(Ss)で
    繰り返し計数する第二循環計数器(320)と、 温度制御回路(110)からの出力信号(e)を目標出
    力比率(y)に変換する出力演算回路(312)と、 前記記出力演算回路の出力信号(y)を前記第二循環計
    数器(320)の出力パルス(Hs)の発生時点で保持
    し、目標出力比率に相当するデジタル出力(Y)に変換
    する入力保持・A/D変換器(314)と、 各種目標出力比率に対応する通電期間と非通電期間の出
    力パターンを保存し、第一循環計数器の計数値(tc
    と共に連続したデジタル値の出力値(Y)として読み出
    せる記憶器(328)と、 を制御回路(100)に設け、 前記記憶器(328)の出力値(Y)が第二循環計数器
    の最大計数値の周期で目標出力のパターンに切り換えら
    れ、第一循環計数器の最大計数値まで連続して読み出
    せ、 前記目標出力比率が交流電源の連続するサイクル中の通
    電期間に相当するサイクル数と全サイクル数の比によ
    り、電源の全出力時を100%として指定され、出力が0
    %〜100%の全範囲の間で所定値づつ漸増する離散的な
    値を示すと共に、制御周期(T)内で通電期間のサイク
    ルと非通電期間のサイクルが均等に配分されていること
    を特徴とする交流電力制御装置。
JP1986139438U 1985-09-13 1986-09-12 電熱装置用交流電力制御装置 Expired - Lifetime JPH0620172Y2 (ja)

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US77559285A 1985-09-13 1985-09-13
US775592 1985-09-13

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JPS6253709U JPS6253709U (ja) 1987-04-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011164997A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Nagoya Institute Of Technology 交流電力調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334629A (en) * 1976-09-13 1978-03-31 Kobe Steel Ltd Method of making dieecast aluminium alloy product

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