JP2023136782A - 制御装置の電源回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリ電圧を降圧してマイコンを含む制御装置に直流電圧を供給する電源回路において、降圧回路の故障により降圧回路からの出力電圧が上昇しても、マイコンを継続して動作させることができるようにする。
【解決手段】電源回路は、降圧回路20と、降圧回路20から電力供給を受けて電源電圧を生成するセンサ電源回路30A,30B及びマイコン電源回路40と、切り替え回路32A,32B,42と、故障検出回路50と、を備え、故障検出回路は、降圧回路にて降圧された降圧電源電圧が所定の許容電圧を越えると、降圧回路が故障したと判定して、切り替え回路を駆動し、マイコン電源回路への電力供給元をセンサ電源回路に切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】電源回路は、降圧回路20と、降圧回路20から電力供給を受けて電源電圧を生成するセンサ電源回路30A,30B及びマイコン電源回路40と、切り替え回路32A,32B,42と、故障検出回路50と、を備え、故障検出回路は、降圧回路にて降圧された降圧電源電圧が所定の許容電圧を越えると、降圧回路が故障したと判定して、切り替え回路を駆動し、マイコン電源回路への電力供給元をセンサ電源回路に切り替える。
【選択図】図1
Description
本開示は、制御装置の電源回路に関する。
特許文献1に記載のように、制御装置への直流電力の供給経路上に、スイッチング素子とコイルが順に接続され、スイッチング素子とコイルとの接続点に還流回路が接続された電源回路が知られている。この電源回路は、スイッチング素子をオン・オフさせることで、コイルに電流を流し、バッテリ電圧を降圧して制御装置に出力する、降圧回路である。そして、この電源回路において、還流回路は、スイッチング素子のオフ期間にコイルへ電流を還流して、コイルに蓄積されたエネルギにより高電圧が発生するのを抑制する。
また、特許文献1に記載の電源回路には、還流回路の断線故障を検出する故障検出回路が備えられている。そして、故障検出回路にて還流回路の断線故障が検出されると、コイルからの出力電圧が、通常時の第2の電圧よりも高く、且つ、バッテリ電圧である第1の電圧よりも低い、第3の電圧となるように、スイッチング素子のオン・オフ状態が制御される。従って、還流回路が断線故障した場合であっても、降圧回路から制御装置への電力供給が継続され、その継続期間中に、制御装置は安全に動作を停止することができる。
ところで、特許文献1に記載の制御装置には、制御対象の状態を検出するセンサと、センサからの検出信号に基づき制御量を算出するマイクロコンピュータ(以下、マイコン)が備えられている。マイコンは、電源電圧が規定電圧範囲から外れると保護回路が作動して動作を停止するため、上記電源回路、すなわち降圧回路から、マイコンに電力供給するようにすると、還流回路が断線した際に、マイコンが動作を停止することがある。
つまり、マイコンは、一定のマイコン電源電圧を生成するマイコン電源回路から電力供給を受けて動作するが、還流回路が断線故障して、上記降圧回路から供給される直流電圧が上昇すると、マイコン電源回路は出力電圧を適正に制御することができなくなる。このため、還流回路が断線故障すると、マイコン電源電圧が規定電圧範囲よりも上昇して、マイコンが動作を停止する。また、降圧回路である上記電源回路において、スイッチング素子が短絡故障した場合にも、バッテリ電圧が出力されることになるので、マイコンの電源電圧も規定電圧範囲から上昇し、マイコンが動作を停止する。このようにマイコンが動作を停止すると、制御を継続して、制御装置を安全に停止させることができなくなる。
本開示の1つの局面は、バッテリ電圧を降圧してマイコンを含む制御装置に直流電圧を供給する電源回路において、降圧回路の故障により降圧回路からの出力電圧が上昇しても、マイコンを継続して動作させることができるようにすること、を目的とする。
本開示の1つの態様による制御装置の電源回路は、降圧回路(20)と、センサ電源回路(30A,30B)と、マイコン電源回路(40)と、切り替え回路(32A,32B,42)と、故障検出回路(50)と、を備える。
ここで、降圧回路は、バッテリ(12)から制御装置(2)への電力供給経路上に設けられ、バッテリ電圧を降圧して出力するよう構成される。センサ電源回路は、降圧回路から電力供給を受けて、制御装置に設けられたセンサ(6A,6B,…)を駆動するためのセンサ電源電圧を生成するよう構成される。
また、マイコン電源回路は、降圧回路から電力供給を受けて、制御装置に設けられたマイクロコンピュータ(8)を駆動するためのマイコン電源電圧を生成するよう構成される。切り替え回路は、マイコン電源回路への電力供給元を、降圧回路からセンサ電源回路に切り替え可能に構成される。
そして、故障検出回路は、降圧回路にて降圧された降圧電源電圧が所定の許容電圧を越えると、降圧回路が故障したと判定して、切り替え回路を駆動し、マイコン電源回路への電力供給元をセンサ電源回路に切り替えるよう構成される。
このため、降圧回路が故障し、例えばバッテリ電圧など、許容電圧よりも高い電圧が降圧回路から出力されると、故障検出回路がその旨を検出して、切り替え回路を駆動し、センサ電源回路にて生成されたセンサ電源電圧をマイコン電源回路へ出力させる。
従って、降圧回路が故障すると、マイコン電源回路への入力電圧が、降圧回路から出力される高電圧からセンサ電源回路にて生成されたセンサ電源電圧へ速やかに切り替えられて、マイコン電源回路によるマイコン電源電圧の生成を継続できるようになる。
よって、本開示の制御装置の電源回路によれば、降圧回路が故障しても、マイコンによる制御動作を継続させて、故障時のフェルセーフ制御等を実施させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[実施形態]
図1に示すように、本実施形態の制御装置2は、例えば、車両に搭載されたエンジンを制御対象4として制御するものであり、制御対象4の動作状態を検出する複数のセンサ6A,6B…を備える。
[実施形態]
図1に示すように、本実施形態の制御装置2は、例えば、車両に搭載されたエンジンを制御対象4として制御するものであり、制御対象4の動作状態を検出する複数のセンサ6A,6B…を備える。
複数のセンサ6A,6B…は、エンジンの回転角度を検出するクランク角センサやカムセンサ、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサ、冷却水温を検出する温度センサなど、制御対象4であるエンジンや車両の状態を検出するためのセンサである。
また、制御装置2には、本開示のマイクロコンピュータとして、複数のセンサ6A,6B…からの検出信号に基づき制御対象4の制御量を算出して、制御対象4の駆動装置に出力するマイコン8を備える。この駆動装置としては、エンジンの各気筒に燃料を噴射供給する噴射ポンプ、エンジンの各気筒に設けられた点火プラグを点火させる点火装置、などを挙げることができる。
マイコン8は、CPU、ROM、RAMなどを含み、制御対象4の制御回路として機能する。マイコン8は、電源電圧が規定電圧範囲から外れると、誤動作することがあるので、マイコン8には、自身の電源電圧を監視する電圧監視部9が設けられている。そして、電圧監視部9は、電源電圧が規定電圧範囲から外れると、マイコン8をリセットして制御動作を停止させる。
次に、電源回路10は、上述した複数のセンサ6A,6B…や、マイコン8を動作させるための所定の電源電圧を生成するためのものであり、上述した特許文献1と同様、バッテリ12からの供給電圧、つまりバッテリ電圧VBを降圧する降圧回路20を備える。なお、バッテリ電圧VBは、一定ではなく、負荷の変動により10V~16V程度の範囲内で変動する。
降圧回路20は、バッテリ12からセンサ6A,6B…及びマイコン8に電力供給を行う電力供給経路上に、バッテリ12側から順に直列に接続されたスイッチング回路22、及び、コイル24を備える。
また、降圧回路20において、スイッチング回路22とコイル24との接続点には、還流回路26が接続され、コイル24のスイッチング回路22との反対側には、コンデンサ28が接続されている。
還流回路26は、スイッチング回路22のオフ期間にコイル24へ電流を還流させて、コイル24に蓄積されたエネルギにより高電圧が発生するのを抑制するものであり、例えば、還流用のダイオードにて構成される。
コンデンサ28は、スイッチング回路22がオン・オフされることにより、コイル24のスイッチング回路22とは反対側に発生する降圧電源電圧V1を安定化させる、電圧平滑用のコンデンサである。
なお、降圧回路20において、スイッチング回路22がオン・オフされることにより生成される降圧電源電圧V1は、バッテリ電圧VBの2分の1程度の、直流6Vに設定されている。
また、電源回路10には、降圧回路20から電力供給を受けて、複数のセンサ6A,6B…を駆動するためのセンサ電源電圧V2を生成する2系統のセンサ電源回路30A,30Bが備えられている。
この2つのセンサ電源回路30A,30Bは、それぞれ、三端子レギュレータなどのシリーズレギュレータにて構成されており、センサ電源電圧V2として、降圧電源電圧V1よりも低い、例えば5Vの直流定電圧を生成する。
また、電源回路10には、降圧回路20から電力供給を受けて、センサ電源電圧V2よりも低いマイコン電源電圧V3、例えば1.2Vの直流定電圧、を生成するマイコン電源回路40も備えられている。
このマイコン電源回路40は、降圧電源電圧V1から低損失でマイコン電源電圧V3を生成できるように、スイッチングレギュレータにて構成されている。そして、マイコン電源回路40にて生成されたマイコン電源電圧V3は、マイコン8に供給される。
次に、センサ電源回路30A,30Bから複数のセンサ6A,6B…への2系統の電力供給経路上には、センサ電源電圧V2の出力先を、センサ6A,6B…からマイコン電源回路40側に切り替え可能な第1切り替えスイッチ32A,32Bが設けられている。
また、電源回路10には、マイコン電源回路40への電力供給経路を切り替える第2切り替えスイッチ42も設けられている。第2切り替えスイッチ42は、マイコン電源回路40への電力供給経路を、降圧回路20から降圧電源電圧V1を直接入力する第1経路L1から、第1切り替えスイッチ32A,32Bを介してセンサ電源電圧V2を入力する第2経路L2に切り替え可能である。
第1切り替えスイッチ32A,32B及び第2切り替えスイッチ42は、本開示の切り替え回路に相当するものであり、本実施形態では、それぞれ、電力供給経路を切り替え可能な半導体スイッチにて構成されている。
具体的には、例えば、分岐する2つの電力供給経路に、それぞれ、FET等のスイッチング素子が設けられ、スイッチング素子の一方が選択的にオン状態となる、半導体スイッチにて構成されている。なお、第1切り替えスイッチ32A,32B及び第2切り替えスイッチ42は、リレーなどを利用して構成することもできる。
また、電源回路10には、降圧電源電圧V1から降圧回路20の故障を検出する故障検出回路50が設けられている。故障検出回路50は、コンパレータ52と遅延回路54とを備える。
コンパレータ52は、図2に示すように、降圧電源電圧V1と故障判定用の閾値電圧Vth1とを比較し、降圧電源電圧V1が閾値電圧Vth1を越えると、出力がローベルからハイレベルに反転することで、第1切り替え信号TS1を発生する。なお、閾値電圧Vth1は、本開示の許容電圧に相当する。
つまり、降圧回路20内の還流回路26が断線故障して、還流経路が開放されたときや、スイッチング回路22が短絡故障してオン状態となったときは、降圧回路20から出力される降圧電源電圧V1がバッテリ電圧VB付近まで上昇する。そこで、コンパレータ52は、降圧電源電圧V1が閾値電圧Vth1を越えると、降圧回路20が故障したと判定して、第1切り替え信号TS1を発生する。
コンパレータ52から出力される第1切り替え信号TS1は、第1切り替えスイッチ32A,32Bに入力される。そして、第1切り替えスイッチ32A,32Bは、第1切り替え信号TS1がローレベルからハイレベルに立ち上がる時点t1にて、センサ6A,6B側から、マイコン電源回路40側に切り替えられる。
従って、故障検出回路50にて降圧回路20の故障が検出されると、センサ電源回路30A,30Bにて生成されたセンサ電源電圧V2が、第2切り替えスイッチ42に出力されるようになる。
一方、遅延回路54は、第1切り替え信号TS1の立上がりを一定の遅延時間DT1だけ遅延させる。そして、遅延回路54から出力される遅延信号は、第2切り替え信号TS2として、第2切り替えスイッチ42に入力される。
このため、第2切り替えスイッチ42は、図2に示す時点t1から遅延時間DT1だけ遅延された時点t2で、マイコン電源回路40への電力供給経路を、第1経路L1から第2経路L2に切り替える。
従って、電源回路10において、降圧回路20が故障し、降圧電源電圧V1が異常判定用の閾値電圧Vth1を越えると、第1切り替えスイッチ32A,32B及び第2切り替えスイッチ42が、図1に示す初期状態から順に切り替えられることになる。
そして、各スイッチの切り替え後は、センサ電源回路30A,30Bにて生成されたセンサ電源電圧V2が、マイコン電源回路40に供給されて、マイコン電源回路40はマイコン電源電圧V3の生成を継続することができる。
また、第2切り替えスイッチ42は、第1切り替えスイッチ32A,32Bの切り替え後、遅延時間DT1だけ遅れて切り替えられるので、各スイッチの初期状態からの切り替え時に、マイコン電源回路40への電力供給が遮断されることはない。
従って、マイコン電源回路40から出力されるマイコン電源電圧V3が瞬断するようなことはなく、マイコン8は、マイコン電源電圧V3の瞬断によりリセットされて動作を停止することはない。
また、マイコン8には、故障検出回路50から第1切り替え信号TS1が入力される。このため、マイコン8側では、第1切り替え信号TS1により降圧回路20が故障したことを検知し、降圧回路20の故障時の制御処理を実施する。
具体的には、降圧回路20が故障すると、センサ6A,6B…への電力供給が遮断されるので、例えば、センサ6A,6B…による検出結果を、制御対象4の運転を継続するのに必要な所定値に固定し、制御対象4の運転を継続する。そして、制御対象4の運転を停止するように、制御量を徐々に低下させる。
なお、降圧回路20の故障時の制御処理では、例えば、車両の運転者に降圧回路20の故障を報知して、車両を低速で退避走行させるためのエンジンン制御を実施するようにしてもよい。また、車両が自動運転車両であれば、こうしたエンジン制御とは別に、車両の走行制御装置に降圧回路20の故障を通知することで、車両を低速で路肩に移動させる自動運転制御を実施させるようにしてもよい。
[変形例]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、故障検出回路50は、オペアンプや遅延回路等を含む電子回路にて構成されているものとして説明したが、故障検出回路50の機能は、マイコン8において実行されるプログラムにて実現されてもよい。
また、上記実施形態では、降圧回路20が故障すると、センサ電源回路30A,30Bから、複数のセンサ6A,6B…への電力供給経路を、全て、マイコン電源回路40側に切り換えるものとして説明した。
しかし、図3に示すように、2つのセンサ電源回路30A,30Bのうち、センサ電源回路30Bからセンサ6Bへの電力供給経路に第1切り替えスイッチ32Bを設け、センサ電源回路30Aからセンサ6Aへの電力供給経路は遮断できないようにしてもよい。
このようにすれば、降圧回路20が故障した際、センサ電源回路30Bにて生成されたセンサ電源電圧V2をマイコン電源回路40に供給することで、マイコン8による制御対象4の制御を継続させつつ、センサ6Aを動作させることができるようになる。
このため、降圧回路20の故障時には、マイコン8はセンサ6Aによる検出結果を利用して制御対象4を制御することができるようになり、上記のように制御対象4の運転を停止させることなく、制御対象4の運転を継続することができるようになる。
なお、この場合、2系統のセンサ電源回路30A,30Bから、複数のセンサ6A,6B…への電力供給経路には、制御の冗長性を確保するため、制御対象4に対し2重に設けられた2重系のセンサ6A,6Bが設けられているとよい。
またこの場合、センサ6A,6Bは、必ずしも同一のものではなくてもよく、例えば、クランクセンサとカムセンサ、吸気温と冷却水温、のように、エンジンンの回転角や温度などの同種の物理量を検出し得るセンサであってもよい。
このようにすれば、降圧回路20が故障した際、マイコン8が動作を停止するのを抑制することができるだけでなく、マイコン8による制御対象4の制御を、より適正に継続して実施することができるようになる。
上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
また、本開示の電源回路は、センサ及びマイコンを含む制御システムとして実現されてもよい。また、故障検出回路50としての機能は、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。つまり、本開示は、電源回路の他、制御システム、プログラム、プログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、電源制御方法など、種々の形態で実現することができる。
2…制御装置、6A,6B…センサ、8…マイコン、10…電源回路、12…バッテリ、20…降圧回路、30A,30B…センサ電源回路、32A,32B…第1切り替えスイッチ、40…マイコン電源回路、42…第2切り替えスイッチ、50…故障検出回路。
Claims (3)
- バッテリ(12)から制御装置(2)への電力供給経路上に設けられ、バッテリ電圧を降圧して出力するよう構成された降圧回路(20)と、
前記降圧回路から電力供給を受けて、前記制御装置に設けられたセンサ(6A,6B…)を駆動するためのセンサ電源電圧を生成するよう構成されたセンサ電源回路(30A,30B)と、
前記降圧回路から電力供給を受けて、前記制御装置に設けられたマイクロコンピュータ(8)を駆動するためのマイコン電源電圧を生成するよう構成されたマイコン電源回路(40)と、
前記マイコン電源回路への電力供給元を、前記降圧回路から前記センサ電源回路に切り替え可能に構成された切り替え回路(32A,32B,42)と、
前記降圧回路にて降圧された降圧電源電圧が所定の許容電圧を越えると、前記降圧回路が故障したと判定して、前記切り替え回路を駆動し、前記マイコン電源回路への電力供給元を前記センサ電源回路に切り替えるよう構成された故障検出回路(50)と、
を備えた、制御装置の電源回路。 - 請求項1に記載の制御装置の電源回路であって、
前記センサ電源回路を複数備え、
前記故障検出回路は、前記降圧回路が故障したと判定すると、前記複数のセンサ電源回路の一つが前記マイコン電源回路への電力供給元となるよう、前記電力供給元を切り替えるように構成されている、制御装置の電源回路。 - 請求項1又は請求項2に記載の制御装置の電源回路であって、
前記切り替え回路は、
前記センサ電源回路から前記センサへの電力供給経路上に設けられ、前記センサ電源電圧の出力先を前記センサから前記マイコン電源回路側に切り替え可能な第1切り替えスイッチ(32A,32B)と、
前記マイコン電源回路への電力供給経路を、前記降圧回路から前記降圧電源電圧を直接入力する第1経路(L1)から、前記第1切り替えスイッチを介して前記センサ電源回路から前記センサ電源電圧を入力する第2経路(L2)に切り替え可能な第2切り替えスイッチ(42)と、
を備え、
前記故障検出回路は、前記降圧電源電圧が所定の許容電圧を越えると、前記第1切り替えスイッチを前記マイコン電源回路側に切り替え、前記第1切り替えスイッチの切り替えと同時若しくは前記第1切り替えスイッチの切り替え後に、前記第2切り替えスイッチを前記降圧回路側から前記センサ電源回路側に切り替えるように構成されている、制御装置の電源回路。
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