JPH10251000A - バッテリー式フォークリフトのモータ制御装置 - Google Patents

バッテリー式フォークリフトのモータ制御装置

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Publication number
JPH10251000A
JPH10251000A JP9057266A JP5726697A JPH10251000A JP H10251000 A JPH10251000 A JP H10251000A JP 9057266 A JP9057266 A JP 9057266A JP 5726697 A JP5726697 A JP 5726697A JP H10251000 A JPH10251000 A JP H10251000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transistor
motor
parallel
pump motor
bypass contactor
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Pending
Application number
JP9057266A
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English (en)
Inventor
Satoru Ishii
悟 石井
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の高速走行時等における走行性能を向上
させながら、バイパスコンタクタOFF時のアーク発生
の問題をなくす。 【解決手段】 高速走行時には荷役操作を禁止するべ
く、ポンプモータ9の運転を停止する。コンタクタ11
の切り換えにより、ポンプモータ9用の第2のパワート
ランジスタ10を走行用モータ1側の第1のパワートラ
ンジスタ2と並列接続する。これら二つのパワートラン
ジスタ2,10のチョッパ制御により走行用モータ1を
可変制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリー式のフ
ォークリフトのモータ制御装置に関し、特に、直流式の
走行用モータをチョッパ制御方式で制御する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のバッテリー式フォークリフトに
おけるモータ制御装置として特開昭62−58893号
公報および特開昭62−58894号公報に記載されて
いるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術では、
走行用モータとチョッパ制御用のパワートランジスタお
よびバッテリーとを直列に接続した給電回路に、前記パ
ワートランジスタと並列にバイパスコンタクタを設け、
アクセルセンサ等による速度指令信号が所定値未満の場
合には、その速度指令信号に追従して走行用モータに印
加する電圧を可変するべくパワートランジスタをON−
OFF制御する一方、速度指令信号が所定値以上となっ
た場合には、バイパスコンタクタを投入し、パワートラ
ンジスタを短絡して走行用モータに電源電圧が印加され
るように制御することを基本としている。
【0004】そして、速度指令信号が再び所定値未満ま
で復帰した場合には、バイパスコンタクタをOFFにす
るものであるが、その際に上記のパワートランジスタを
所定時間ONにすることによって、バイパスコンタクタ
のOFF動作に伴うその接点部でのアークの発生を防止
するようにしている。
【0005】しかしながら、前述したようにバイパスコ
ンタクタがONしないかぎり、走行用モータは速度指令
信号のレベルに追従してチョッパ制御によって可変制御
されるものの、そのチョッパ制御可能な領域はパワート
ランジスタの定格によっておのずと制約される。したが
って、例えば高速走行時、登坂走行時および溝脱出時の
ように(以下、高速走行時等という)速度指令信号のレ
ベルが大きくなると、チョッパ制御領域からバイパスコ
ンタクタのON状態へと切り換わってしまい、結果的に
高速走行時等における走行性能の向上に限界がある。
【0006】また、上記のバイパスコンタクタのOFF
時にパワートランジスタを所定時間だけ導通させること
により、そのバイパスコンタクタの接点部でのアークの
発生を防止することができたとしても、そもそもパワー
トランジスタの許容電流値以上の電流がバイパスコンタ
クタを流れているときには、パワートランジスタを導通
させるとそのトランジスタの破壊を招くことからパワー
トランジスタをONさせることができず、このような場
合については所期の目的であるバイパスコンタクタOF
F時のアークの発生を防止することができなくなる。
【0007】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、車両の高速走行時等においてもチョッパ制
御による走行用モータの可変制御ができるようにして、
その高速走行時等における走行性能の向上を図り、併せ
て、従来はアーク消去が不可能であった大電流時におい
てもバイパスコンタクタのOFF動作に伴うアークの発
生を防止できるようにした構造を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、直流式の走行用モータと、この走行用モータに対し
てそれぞれ直列に接続され、前記走行用モータをチョッ
パ制御する第1のパワートランジスタおよびバッテリー
と、前記走行用モータに対して並列的に設けられ、荷役
作業用の油圧ポンプを駆動するためのポンプモータと、
前記第1のパワートランジスタに対して並列的に設けら
れ、ポンプモータをチョッパ制御する第2のパワートラ
ンジスタと、前記ポンプモータと第2のパワートランジ
スタとの間に介挿され、この第2のパワートランジスタ
をポンプモータに対して直列接続するか第1のパワート
ランジスタに対して並列接続するかを選択的に切り換え
る切換手段と、速度指令信号および荷役レバーセンサか
らの信号を入力として各信号レベルに応じて第1,第2
のパワートランジスタを制御する一方、速度指令信号レ
ベルが基準レベル未満の時には第2のパワートランジス
タをポンプモータに直列接続し、かつ基準レベル以上の
時には第2のパワートランジスタを第1のパワートラン
ジスタに並列接続するように前記切換手段を切換制御す
る制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明における第1のパワートランジスタと並列に制御
手段によってON−OFF制御されるバイパスコンタク
タが接続されていて、前記制御手段は、速度指令信号レ
ベルが第1の基準レベル未満の時に第2のパワートラン
ジスタをポンプモータに直列接続するとともに、速度指
令信号レベルが第1の基準レベル以上で第2の基準レベ
ル未満の時には第2のパワートランジスタを第1のパワ
ートランジスタに並列接続し、かつ速度指令信号レベル
が第2の基準レベル以上の時にはバイパスコンタクタが
ON状態となるように前記切換手段およびバイパスコン
タクタをそれぞれ切換制御するものであることを特徴と
している。
【0010】上記の速度指令信号としては、例えばアク
セルペダルに付設されてそのアクセルペダルの踏込量を
電圧信号として出力するアクセルセンサの信号を用いる
ことができる。
【0011】したがって、請求項1に記載の発明では、
第2のパワートランジスタは本来、荷役作業用の油圧ポ
ンプを駆動するためのポンプモータをチョッパ制御する
ために設けられているものであるが、前述したように速
度指令信号に追従して大電流が流れる高速走行時等にお
いては、車両の安定性を保つ上から荷役作業を行うこと
はまれである。
【0012】そこで、速度指令信号が基準レベル以上の
ときには、ポンプモータをチョッパ制御するための第2
のパワートランジスタを、走行用モータをチョッパ制御
するための第1のパワートランジスタに対して並列接続
し、実質的に高速走行時等における荷役作業を強制的に
不能にする一方、その第2のパワートランジスタを第1
のパワートランジスタとともに走行用モータのチョッパ
制御に一時的に使用する。
【0013】これにより、並列接続された第1,第2の
パワートランジスタのために、トランジスタの見かけ上
の全許容電流がおよそ倍くらいまで増加し、相対的にチ
ョッパ制御可能な領域が拡大化されて、高速走行時等に
おいても速度指令信号のレベルに追従して走行用モータ
のチョッパ制御が可能となる。
【0014】しかも、上記のように高速走行時等におい
ては、ポンプモータの停止によって荷役作業が禁止され
ても実害は全くなく、逆にその高速走行時等における荷
役作業を積極的に禁止することで一段と安全性も高いも
のとなる。
【0015】また、請求項2に記載のように、第1のパ
ワートランジスタと並列にバイパスコンタクタが設けら
れている場合には、第1,第2のパワートランジスタが
並列接続されることによって上記のようにトランジスタ
の全許容電流がおよそ倍くらいまで増加していることか
ら、従来よりも大きな電流が流れている状態でバイパス
コンタクタをOFFにしたとしても、その接点部でのア
ークの発生を防止することができるようになる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、高速走
行時等のように速度指定信号が基準レベル以上にあると
きには、ポンプモータをチョッパ制御するための第2の
パワートランジスタを、走行用モータをチョッパ制御す
るための第1のパワートランジスタに対して並列接続し
て、その第2のパワートランジスタまでも走行用モータ
のチョッパ制御に一時的に使用するようにしたことか
ら、トランジスタの全許容電流の増大に伴って相対的に
チョッパ制御可能な領域が拡大化されて、従来はチョッ
パ制御が不可能であった高速走行時等においても走行用
モータのチョッパ制御が可能となって、特にその高速走
行時等における走行性能が向上する効果がある。
【0017】しかも、第2のパワートランジスタを走行
用モータのチョッパ制御に使用することは、その間すな
わち高速走行時等においては実質的にポンプモータの起
動が阻止されて荷役作業が強制的に禁止されることを意
味することから、一段と安全性が向上する効果がある。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、第1のパ
ワートランジスタと並列にバイパスコンタクタが接続さ
れている場合に、上記と同様にして、高速走行時等のよ
うに速度指定信号が第1の基準レベル以上で第2の基準
レベル未満であるときには、ポンプモータをチョッパ制
御するための第2のパワートランジスタを、走行用モー
タをチョッパ制御するための第1のパワートランジスタ
に対して並列接続して、その第2のパワートランジスタ
までも走行用モータのチョッパ制御に一時的に使用する
ようにしたことから、請求項1に記載の発明と同様の効
果のほかに、従来よりも大きな電流が流れている状態で
バイパスコンタクタをOFFにしたとしても、その接点
部でのアークの発生を確実に防止することができる効果
がある。
【0019】その上、回路を流れる電流が第2の基準レ
ベル以内にあるかぎりバイパスコンタクタをONにする
必要がなく、上記のアークの発生の防止とも相俟って、
バイパスコンタクタの接点摩耗を低減することができ、
結果的にバイパスコンタクタの長寿命化を図ることがで
きる効果がある。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好ましい実施の形
態を示す図であって、バッテリー式フォークリフトの走
行用モータと、荷役作業用の油圧ポンプを駆動するため
のポンプモータとを制御する回路の構成を示している。
【0021】同図に示すように、直流式の走行用モータ
1と、このモータ1をチョッパ制御する第1のパワート
ランジスタ2およびバッテリー3とが直列に接続されて
走行用モータ1の給電回路を形成しており、また第1の
パワートランジスタ2と並列にバイパスコンタクタ4が
設けられている。そして、上記給電回路を流れる電流が
電流センサ5により検出されて制御部6に取り込まれる
一方、制御部6からの指令によりバイパスコンタクタ4
がON−OFF制御される。
【0022】また、制御部6には、速度指令信号として
アクセルセンサ7からの信号すなわちアクセルペダルの
踏込量に応じた電圧信号が入力されるようになってお
り、制御部6は、アクセルセンサ7からの信号に応じて
第1のパワートランジスタ2をチョッパ制御することに
より走行用モータ1を可変速制御する一方、そのアクセ
ルセンサ7からの信号が予め設定された基準レベルに達
すると第1のパワートランジスタ2を短絡するべくバイ
パスコンタクタ4をONにして、結果的に電源電流をそ
のまま走行用モータ1に付与することにより走行用モー
タ1の出力をアップさせるようになっている。なお、8
はフライホイールダイオードである。
【0023】一方、上記の走行用モータ1と第1のパワ
ートランジスタ2に対して並列関係となるように、互い
に直列関係にあるポンプモータ9と第2のパワートラン
ジスタ10とが接続されているとともに、そのポンプモ
ータ9と第2のパワートランジスタ10との間には切換
手段としてのコンタクタ11が介装されている。このコ
ンタクタ10は制御部6からの指令により作動して、ポ
ンプモータ9と第2のパワートランジスタ10とを直列
接続する(可動接点11cをa接点側にする)か、第
1,第2のパワートランジスタ2,10同士を並列接続
する(可動接点11cをb接点側にする)かを選択的に
切り換える役目をする。
【0024】また、上記のポンプモータ9に関連して、
リフト操作用、チルト操作用あるいはリーチ操作用等の
各荷役操作レバーに個別に対応した荷役レバーセンサ1
2が設けられており、各荷役レバーセンサ12によって
それぞれの荷役操作レバーの操作量に応じた電圧信号が
検出されて制御部6に取り込まれるようになっている。
【0025】そして、通常は可動接点11cがa接点側
にあることから、その荷役レバーセンサ12からの電圧
信号に応じて第2のパワートランジスタ10をチョッパ
制御することでポンプモータ9を可変速制御するように
なっている。なお、13はフライホイールダイオードで
ある。
【0026】ここで、従来より、バイパスコンタクタ4
がONする状況としては、アクセルセンサ7からの信号
レバルがある程度大きい状態、すなわち高速走行、登坂
走行および溝脱出時等が考えられ、このような状況下で
の荷役操作が可能であることは、車両の安定性を保つ上
で必ずしも好ましいものではない。
【0027】そこで、本実施の形態では、アクセルセン
サ7からの信号レベルが予め設定された所定の基準レベ
ルに達したならば、制御部6は、ポンプモータ9のチョ
ッパ制御を、荷役レバーセンサ12からの信号レベルに
無関係に強制的に中止する。そして、コンタクタ11を
b接点側に切り換えて、第1のパワートランジスタ2に
対して第2のパワートランジスタ10を並列接続する。
【0028】この状態で、アクセルセンサ7からの信号
レベルに応じて、走行用モータ1を、第1,第2のパワ
ートランジスタ2,10をチョッパ制御することによっ
て可変制御し、結果的にバイパスコンタクタ4をONさ
せずに走行用モータ1の出力をアップすることができ
る。
【0029】図2は、図1の回路構成のもとでの処理手
順を示しており、制御部6には基準レベル信号(電圧レ
ベル信号)として第1の基準レベルV1と第2の基準レ
ベルV2(V1<V2)とが予め設定されている。
【0030】同図に示すように、制御部6はアクセルセ
ンサ7からの信号レベルVが第1の基準レベルV1に達
しているかどうか判断し(ステップS1)、V>V1でな
ければステップS2に移行して、制御部6はアクセルセ
ンサ7からの信号レベルに応じて第1のパワートランジ
スタ2に指令を与えて、その第1のパワートランジスタ
2のみで走行用モータ1をチョッパ制御する。
【0031】他方、V>V1である場合にはステップS3
に移行して、そのアクセルセンサ7からの信号レベルV
が第2の基準レベルV2に達しているかどうか判断す
る。そして、V>V2でない場合にはステップS4に移行
し、制御部6は車両が高速走行等の状態にあると判断し
て、ポンプモータ9のチョッパ制御を禁止するべく、コ
ンタクタ11に指令を与えて該コンタクタ11を一旦O
FFにし、結果的に第2のパワートランジスタ10をO
FFにする。さらに、コンタクタ11の可動接点11c
をb接点側に切り換えて、第1のパワートランジスタ2
に対して第2のパワートランジスタ10を並列接続する
(ステップs5)。そして、アクセルセンサ7からの信
号レベルに応じて双方のパワートランジスタ2,10を
デューティ制御し、この二つのパワートランジスタ2,
10により走行用モータ1をチョッパ制御する(ステッ
プS6)。
【0032】また、ステップS3でV>V2であると判断
された場合にはステップS7に移行し、制御部6は第1
のパワートランジスタ2を短絡するべくバイパスコンタ
クタ4をONにする。
【0033】ここで、図3は、従来の制御方式による走
行用モータ1の出力とアクセルセンサ7の信号レベルと
の関係を、図4は本発明の実施の形態による走行用モー
タ1の出力とアクセルセンサ7の信号レベルとの関係を
それぞれ示しており、アクセルセンサ7からの信号レベ
ルVが第1の基準レベルV1にあるときに走行用モータ
1に流れる電流をI1とし、同様に第2の基準レベルV2
にあるときに走行用モータ1に流れる電流をI2とし、
かつI1<I2であるとする。
【0034】図3から明らかなように、従来ではI1
り大きな電流が流れたときには、第1のパワートランジ
スタ2がOFFのままでバイパスコンタクタ4をOFF
にしているので、そのバイパスコンタクタ4の接点に生
ずるアークを消去することができなかったのに対して、
本実施の形態では、図4から明らかなように第2の基準
レベルV2に対応するI2の電流値までであれば、走行用
モータ1を二つのパワートランジスタ2,10でチョッ
パ制御することができるようになってチョッパ制御可能
領域が拡大化されることから、バイパスコンタクタ4を
ONにする必要がなく、それに伴って、バイパスコンタ
クタ4をOFFにする頻度も少なくなる。
【0035】したがって、双方のパワートランジスタ
2,10を並列使いにすることによってトランジスタ
2,10全体としての許容電流値が従来に比べておよそ
倍くらいまで増加し、従来ではアークを消去することが
できなかった大電流が流れている場合でも、確実にアー
クを消去することができるほか、従来ではチョッパ制御
できなかった高速走行領域までもチョッパ制御が可能と
なることによって、特に高速走行時等における走行性能
が一段と向上するとともに、相対的にバイパスコンタク
タ4をONにする回数が減少することによって、結果的
にはバイパスコンタクタ4の接点の摩耗進行度合を低減
でき、そのバイパスコンタクタ4の寿命を伸ばすことが
できる。
【0036】その上、上記のように、第1,第2のパワ
ートランジスタ2,10のチョッパ制御によって走行用
モータ1を可変制御している間は、ポンプモータ9の停
止のために荷役操作が強制的に禁止されることになる
が、この状態では前述したように車両が高速走行、登坂
走行もしくは溝脱出状態にあることにほかならないこと
から、車両の安定性の悪化や荷くずれを回避でき、かえ
って安全性が高められることになる。
【0037】ここで、図4に示したチョッパ制御領域で
の走行用モータ1の出力が要求性能を満足していれば、
図1に示したバイパスコンタクタ4を省略することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す回路説明
図。
【図2】図1の回路での処理手段を示すフローチャー
ト。
【図3】従来の制御における走行用モータの出力とアク
セルセンサの信号レベルとの関係を示す特性図。
【図4】図1の回路での走行用モータの出力とアクセル
センサの信号レベルとの関係を示す特性図。
【符号の説明】
1…走行用モータ 2…第1のパワートランジスタ 3…バッテリー 4…バイパスコンタクタ 6…制御部(制御手段) 7…アクセルセンサ 9…ポンプモータ 10…第2のパワートランジスタ 11…コンタクタ(切換手段) 12…荷役レバーセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流式の走行用モータと、 この走行用モータに対してそれぞれ直列に接続され、前
    記走行用モータをチョッパ制御する第1のパワートラン
    ジスタおよびバッテリーと、 前記走行用モータに対して並列的に設けられ、荷役作業
    用の油圧ポンプを駆動するためのポンプモータと、 前記第1のパワートランジスタに対して並列的に設けら
    れ、ポンプモータをチョッパ制御する第2のパワートラ
    ンジスタと、 前記ポンプモータと第2のパワートランジスタとの間に
    介挿され、この第2のパワートランジスタをポンプモー
    タに対して直列接続するか第1のパワートランジスタに
    対して並列接続するかを選択的に切り換える切換手段
    と、 速度指令信号および荷役レバーセンサからの信号を入力
    として各信号レベルに応じて第1,第2のパワートラン
    ジスタを制御する一方、速度指令信号レベルが基準レベ
    ル未満の時には第2のパワートランジスタをポンプモー
    タに直列接続し、かつ基準レベル以上の時には第2のパ
    ワートランジスタを第1のパワートランジスタに並列接
    続するように前記切換手段を切換制御する制御手段、 とを備えていることを特徴とするバッテリー式フォーク
    リフトのモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のパワートランジスタと並列に
    制御手段によってON−OFF制御されるバイパスコン
    タクタが接続されていて、 前記制御手段は、速度指令信号レベルが第1の基準レベ
    ル未満の時に第2のパワートランジスタをポンプモータ
    に直列接続するとともに、速度指令信号レベルが第1の
    基準レベル以上で第2の基準レベル未満の時には第2の
    パワートランジスタを第1のパワートランジスタに並列
    接続し、かつ速度指令信号レベルが第2の基準レベル以
    上の時にはバイパスコンタクタがON状態となるよう
    に、前記切換手段およびバイパスコンタクタをそれぞれ
    切換制御するものであることを特徴とする請求項1記載
    のバッテリー式フォークリフトのモータ制御装置。
JP9057266A 1997-03-12 1997-03-12 バッテリー式フォークリフトのモータ制御装置 Pending JPH10251000A (ja)

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