JPH0723501A - 走行制御装置 - Google Patents

走行制御装置

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Publication number
JPH0723501A
JPH0723501A JP5163624A JP16362493A JPH0723501A JP H0723501 A JPH0723501 A JP H0723501A JP 5163624 A JP5163624 A JP 5163624A JP 16362493 A JP16362493 A JP 16362493A JP H0723501 A JPH0723501 A JP H0723501A
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JP
Japan
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current
chopper
motor
transistor
controller
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Application number
JP5163624A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Watanabe
敏之 渡辺
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スイチング素子を保護してチョッパ制御を行
い、車両を走行させることを目的とする。 【構成】アクセルペダルACCの踏込量に対するチョッ
パ信号の導通率に基づいてトランジスタ6をチョッパ制
御することにより走行用モータ1に流れる電流を制御し
て車両を走行させる走行制御装置において、前記走行用
モータ1に流れる電流を検出する電流センサ14と、前
記電流センサ14からの検出信号に基づいて走行用モー
タ1に異常電流が流れているか否かを判断するコントロ
ーラ8と、前記コントローラ8からの判断結果に基づい
て走行用モータ1に異常電流が流れていると判断した場
合、前記走行用モータ1の最大負荷条件にて該走行用モ
ータ1に流れる電流がトランジスタ6の定格電流を越え
ない導通率となるチョッパ信号にて前記トランジスタ6
をチョッパ制御するコントローラ8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気車の走行用モータ
(直流電動機)を制御する走行制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、バッテリーフォークリフ
トの走行用モータの駆動制御には通常チョッパ制御が採
用されている。このチョッパ制御は予めアクセルペダル
の操作量に基づいてチョッパ信号の導通率(通電率)が
決められ、このチョッパ信号にて走行制御装置がスイッ
チングトランジスタをオン・オフ制御させて走行用モー
タに直流電源を印加し、該走行用モータを速度制御する
ものである。
【0003】ところで、通常、走行用モータに流れる電
流(スイッチングトランジスタに流れる電流と同じ)を
検出する電流センサからの検出信号が走行制御装置に出
力される。走行制御装置は電流センサからの検出信号に
基づいて走行用モータに流れる電流を検出する。そし
て、走行用モータに流れる電流がスイッチングトランジ
スタを破壊してしまう過電流となると、走行制御装置は
スイッチングトランジスタのチョッパ制御を強制的に停
止し、該スイッチングトランジスタの保護を行うように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電流セ
ンサは配線の引き回しにより走行制御装置に接続されて
いる。そのため、電流センサの配線から侵入したノイズ
や配線の接触不良による瞬断等により、走行制御装置は
走行用モータに流れる電流が正常であるにもかかわら
ず、過電流が流れたと判断してチョッパ制御を停止して
しまう。又、電流センサそのものが故障すると、該電流
センサからの検出信号が走行制御装置に出力されなくな
る。そのため、走行制御装置はこれに基づいてスイッチ
ングトランジスタのチョッパ制御を停止してしまう。
【0005】従って、走行制御装置の誤判断や電流セン
サの故障により、該走行制御装置はスイッチングトラン
ジスタの保護を優先することからチョッパ制御を停止し
てしまう。その結果、車両を走行させることができなく
なってしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はノイズ又は配線の接触不
良の発生や、電流センサそのものが故障してもスイチン
グ素子を保護してチョッパ制御を行い、車両を走行させ
ることができる走行制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、アクセルペダルの踏込量に
対するチョッパ信号の導通率に基づいてスイッチング素
子をチョッパ制御することにより直流電動機に流れる電
流を制御して車両を走行させる走行制御装置において、
前記直流電動機に流れる電流を検出する電流検出手段
と、前記電流検出手段からの検出信号に基づいて直流電
動機に異常電流が流れているか否かを判断する異常電流
判断手段と、前記異常電流判断手段からの判断結果に基
づいて直流電動機に異常電流が流れていると判断した場
合、前記直流電動機の最大負荷条件にて該直流電動機に
流れる電流がスイッチング素子の定格電流を越えない導
通率となるチョッパ信号にて前記スイッチング素子をチ
ョッパ制御する導通制御手段とを備えたことをその要旨
とする。
【0008】請求項2記載の発明は、アクセルペダルの
踏込量に対するチョッパ信号の導通率に基づいてスイッ
チング素子をチョッパ制御することにより直流電動機に
流れる電流を制御して車両を走行させる走行制御装置に
おいて、前記直流電動機に流れる電流を検出する電流検
出手段と、前記電流検出手段からの検出信号に基づいて
該電流検出手段そのものに異常が発生しているか否かを
判断する異常発生判断手段と、前記異常発生手段からの
判断結果に基づいて該電流検出手段そのものに異常が発
生していると判断した場合、前記直流電動機の最大負荷
条件にて該直流電動機に流れる電流がスイッチング素子
の定格電流を越えない導通率となるチョッパ信号にて前
記スイッチング素子をチョッパ制御する導通制御手段と
を備えたことをその要旨とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明は、直流電動機に流れる電
流を電流検出手段が検出する。この電流検出手段からの
検出信号に基づいて異常電流判断手段が直流電動機に異
常電流が流れていると判断すると、導通制御手段は直流
電動機の最大負荷条件にて該直流電動機に流れる電流が
スイッチング素子の定格電流を越えない導通率となるチ
ョッパ信号で該スイッチング素子をチョッパ制御する。
【0010】請求項2記載の発明は、直流電動機に流れ
る電流を電流検出手段が検出する。この電流検出手段か
らの検出信号に基づいて異常発生判断手段が該電流検出
手段そのものに異常が発生していると判断すると、導通
制御手段は直流電動機の最大負荷条件にて該直流電動機
に流れる電流がスイッチング素子の定格電流を越えない
導通率となるチョッパ信号で該スイッチング素子をチョ
ッパ制御する。
【0011】
【実施例】以下、本発明をバッテリフォークリフトの走
行制御装置に具体化した一実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。
【0012】図1に示すように、直流電動機としての走
行用モータ1はバッテリ2に接続されている。走行用モ
ータ1は直巻の直流電動機であって、図示しない駆動輪
を駆動させるようになっている。前記走行用モータ1の
界磁巻線1bには前進用コンタクタ3及び後進用コンタ
クタ4が接続され、前進用及び後進用コンタクタ3,4
の切換動作に基づいて走行用モータ1を正逆回転、即
ち、フォークリフトを前後進させるようになっている。
走行フライホイールダイオード5は電機子1a、界磁巻
線1bの直列回路に対して並列に接続されている。
【0013】スイッチング素子としての走行用スイッチ
ングトランジスタ(以下、単にトランジスタという)6
は前記走行用モータ1に対して直列に接続されている。
そして、トランジスタ6のベース端子に入力されるチョ
ッパ信号に基づいて該トランジスタ6がオン・オフし、
走行用モータ1に流れる電流を制御してフォークリフト
の速度が制御されるようになっている。
【0014】又、バッテリー2にはキースイッチ7を介
して異常電流判断手段、異常発生判断手段及び導通制御
手段としてのコントローラ8が接続されている。このコ
ントローラ8は前進スイッチ9のオン操作に基づいて前
進切換リレー10を動作させ、前進用コンタクタ3をト
ランジスタ6側へ切り換えるオン動作を行うようになっ
ている。同様に、コントローラ8は後進スイッチ11の
オン操作に基づいて後進切換リレー12を動作させ、後
進用コンタクタ4をトランジスタ6側へ切り換えるオン
動作を行うようになっている。
【0015】更に、コントローラ8はポテンショメータ
13からの検出信号に基づいてアクセルペダルACCの
踏込み及びその踏込量を算出するようになっている。そ
して、コントローラ8はポテンショメータ13からの検
出信号に基づいて算出したアクセルペダルACCの踏込
量に基づいてトランジスタ6をチョッパ制御するチョッ
パ信号の通電率(導通率)を算出するようになってい
る。又、コントローラ8は算出された通電率となるチョ
ッパ信号に基づいてトランジスタ6をチョッパ制御する
ようになっている。
【0016】走行用モータ1とバッテリ2との間には変
流器よりなる電流検出手段としての電流センサ14が設
けられている。この電流センサ14によって走行用モー
タ1、即ちトランジスタ6に流れる電流を検出し、その
検出信号をコントローラ8に出力するようになってい
る。又、コントローラ8には回転数センサ15が接続さ
れ、この回転数センサ15からの検出信号に基づいてコ
ントローラ8は走行用モータ1の回転数を検出するよう
になっている。
【0017】前記コントローラ8には記憶部16が設け
られ、トランジスタ6に流してもよい最大電流値(定格
電流値)が予め記憶されている。更に、この定格電流値
を越える電流を流さないようにトランジスタ6をチョッ
パ制御するチョッパ信号の導通率α0 が記憶部16に予
め記憶されている。
【0018】前記コントローラ8はポテンショメータ1
3からの検出信号に基づいてアクセルペダルACCが踏
み込まれているにも拘わらず、電流センサ14から検出
信号がコントローラ8に出力されなくなると、該コント
ローラ8は電流センサ14が異常であると判断するよう
になっている。
【0019】更に、記憶部16にはチョッパ信号の導通
率α1 が予め記憶されている。電流センサ14が異常と
なった場合、走行用モータ1に流れる電流を検出するこ
とができない。この場合、コントローラ8は導通率α1
となるチョッパ信号に基づいてトランジスタ6のチョッ
パ制御を行うようになっている。
【0020】この導通率α1 は次のように設定されてい
る。即ち、走行用モータ1に流れる最大電流は該走行用
モータ1に最大負荷(具体的には回転させないロックし
た状態)をかけた状態であり、このときに流れる電流が
トランジスタ6の定格電流値を越えないようにチョッパ
信号の導通率α1 が予め試験にて求められている。従っ
て、走行用モータ1の最大負荷が徐々に解除されれば、
該走行用モータ1に流れる電流が小さくなる。従って、
前記導通率α1 となるチョッパ信号に基づいてトランジ
スタ6をチョッパ制御すれば、該トランジスタ6に定格
電流値を越える電流が流れないようにすることができ
る。
【0021】次に、上記のように構成された走行制御装
置の作用を図2,図3に示すフローチャート図に基づい
て説明する。まず、キースイッチ7をオンすると、コン
トローラ8が動作する。この状態で、コントローラ8は
前進スイッチ9がオンされたか否かを判断する(STE
P1、以下STEPを単にSという)。そして、前進ス
イッチ9がオンされたとコントローラ8が判断すると、
該コントローラ8は前進切換リレー10を動作させて前
進用コンタクタ3をオンさせる(S2)。
【0022】一方、コントローラ8は前進スイッチ9が
オンされないと、該コントローラ8は後進スイッチ11
がオンされたか否かを判断する(S3)。そして、後進
スイッチ11がオンされたとコントローラ8が判断する
と、該コントローラ8は後進切換リレー12を動作させ
て後進用コンタクタ4をオンさせる(S4)。
【0023】又、後進スイッチ11がオンされないと、
コントローラ8は前進用及び後進用コンタクタ3,4を
オフさせる(S5)。そして、コントローラ8はトラン
ジスタ6のチョッパ制御を行わない(S6)。
【0024】前記STEP2又はSTEP4によってい
ずれか一方の前進用又は後進用コンタクタ3,4がオン
した状態で、コントローラ8はアクセルペダルACCが
踏み込まれたか否かをポテンショメータ13からの検出
信号に基づいて判断する(S7)。アクセルペダルAC
Cが踏み込まれていないとコントローラ8が判断した場
合、STEP1に戻って上記と同様の処理を行う。
【0025】又、STEP7において、アクセルペダル
ACCが踏み込まれたことをコントローラ8が判断する
と、ポテンショメータ13からの検出信号に基づいてそ
の踏込量を算出する(S8)。そして、コントローラ8
はアクセルペダルACCの踏込量に基づいたチョッパ信
号の通電率を算出し、その通電率となるチョッパ信号に
てコントローラ8はトランジスタ6をチョッパ制御する
(S9)。
【0026】又、コントローラ8はアクセルペダルAC
Cの踏み込みによってトランジスタ6をチョッパ制御し
ているとき、電流センサ14が正常に動作しているか否
かを判断する。例えば、電流センサ14が壊れている場
合、アクセルペダルACCの踏み込みに基づいたトラン
ジスタ6のチョッパ制御を行っても、電流センサ14は
検出信号をコントローラ8に出力しない。この場合、コ
ントローラ8は電流センサ14が異常であると判断する
(S10)。
【0027】すると、コントローラ8は記憶部16に記
憶された通電率α1 を読み出し、通電率α1 となるチョ
ッパ信号にてトランジスタ6をチョッパ制御する(S1
4)。従って、走行用モータ1に最大負荷がかけられた
とき、該走行用モータ1に流れる電流がトランジスタ6
の定格電流値を越えないようにトランジスタ6を通電率
α1 となるチョッパ信号でチョッパ制御しているため、
電流センサ14が異常状態となっても車両を走行させる
ことができる。この結果、電流センサ14に異常が発生
してもトランジスタ6の保護を行いながら該トランジス
タ6をチョッパ制御し、車両を走行制御させることがで
きる。
【0028】そして、アクセルペダルACCの踏込みが
継続されている場合(S13)、STEP8に戻り、上
記と同様の処理を行う。又、アクセルペダルACCの踏
込みが解除された場合、走行制御の処理を終了する。
【0029】一方、アクセルペダルACCの踏込みに基
づくトランジスタ6のチョッパ制御により、走行用モー
タ1及びトランジスタ6に流れる電流の検出信号を電流
センサ14がコントローラ8に出力すると、該コントロ
ーラ8は電流センサ14が正常であると判断する(S1
0)。すると、コントローラ8は電流センサ14からの
検出信号に基づいて走行用モータ1及びトランジスタ6
に流れる電流が該トランジスタ6の定格電流値を越えて
いるか否かを判断する(S11)。
【0030】そして、走行用モータ1及びトランジスタ
6に流れる電流が該トランジスタ6の定格電流値を越え
ていないとコントローラ8が判断すると、アクセルペダ
ルACCの踏込量に基づいたチョッパ信号の通電率を算
出する。コントローラ8はその通電率となるチョッパ信
号にてトランジスタ6をチョッパ制御して車両の走行制
御を行う(S12)。又、アクセルペダルACCの踏込
みが継続されている場合(S13)、STEP8に戻
り、上記と同様の処理を行う。又、アクセルペダルAC
Cの踏込みが解除された場合、走行制御の処理を終了す
る。
【0031】一方、電流センサ14からの検出信号に基
づいてコントローラ8が走行用モータ1に流れる電流が
トランジスタ6の定格電流値を越えると判断すると(S
11)、該コントローラ8は記憶部16に記憶された通
電率α0 を読み出し、通電率α0 となるチョッパ信号に
てトランジスタ6をチョッパ制御する(S15)。従っ
て、走行用モータ1に流れる電流がトランジスタ6の定
格電流値を越えないようにトランジスタ6を通電率α0
となるチョッパ信号でチョッパ制御することができる。
【0032】この結果、ノイズ又は配線の接触不良の発
生による信号が電流センサ14の検出信号に含まれてコ
ントローラ8に出力されても、該コントローラ8は通電
率α0 となるチョッパ信号に基づいてトランジスタ6を
チョッパ制御し、車両を走行制御させることができる。
【0033】そして、アクセルペダルACCの踏込みが
継続されている場合(S13)、STEP8に戻り、上
記と同様の処理を行う。又、アクセルペダルACCの踏
込みが解除された場合、走行制御の処理を終了する。
【0034】そのため、ノイズ又は配線不良の影響によ
り電流センサ14からの検出信号がトランジスタ6の定
格電流値を越えた場合、アクセルペダルACCの踏込量
に拘わらずトランジスタ6の定格電流値を越えない通電
率となるチョッパ信号にてトランジスタ6をチョッパ制
御する。
【0035】従って、電流センサ14から異常検出信号
がコントローラ8に入力されても、該コントローラ8は
トランジスタ6のチョッパ制御を停止しない。この結
果、トランジスタ6に過電流が流れないように保護した
状態で車両の走行制御を行うことができる。
【0036】更に、電流センサ14に異常が発生し、走
行用モータ1及びトランジスタ6に流れる電流が検出で
きなくなっても、走行用モータ1に最大負荷がかかった
状態で流れる電流がトランジスタ6の最大電流値を越え
ない通電率α1 となるチョッパ信号でトランジスタ6を
チョッパ制御する。この結果、トランジスタ6に過電流
が流れないように保護した状態で車両の走行制御を行う
ことができる。
【0037】本実施例においては、トランジスタ6の定
格電流値を越える電流を電流センサ14が検出すると、
その定格電流値を越えない通電率α0 となるチョッパ信
号に基づいてコントローラ8はトランジスタ6をチョッ
パ制御した。その他に、トランジスタ6の定格電流値を
越える電流を電流センサ14が検出したとき、走行用モ
ータ1に流れる電流に拘わらず、通電率α1 となるチョ
ッパ信号に基づいてコントローラ8はトランジスタ6を
チョッパ制御するように構成してもよい。
【0038】更に、本実施例においては、電流センサ1
4が異常状態となった場合、コントローラ8は通電率α
1 となるチョッパ信号にてトランジスタ6をチョッパ制
御した。これに代えて、電流センサ14が異常状態とな
った場合、図4の実線にて示すように、回転数センサ1
5からの検出信号に基づいて走行用モータ1の回転数を
検出し、その回転数に基づいて通電率α1を変化させた
チョッパ信号にてトランジスタ6をチョッパ制御するよ
うに構成してもよい。
【0039】即ち、本実施例においては、電流センサ1
4が異常状態となった場合、通電率α1 を固定したチョ
ッパ信号にてトランジスタ6をチョッパ制御している。
しかし、走行用モータ1の負荷条件によって該走行用モ
ータ1に流れる電流が変化するため、その負荷条件を走
行用モータ1の回転数に基づいて検出し、その回転数に
よって通電率α1 を変化させたものである。
【0040】従って、例えば、走行用モータ1の回転数
が0、即ち走行用モータ1のロック状態のときに最も大
きな電流が流れるため、通電率α1 を小さくする必要が
ある。そして、回転数が徐々に増加すれば走行用モータ
1に流れる電流は小さくなってゆくので、その分、通電
率α1 を増加させることができる。
【0041】この結果、電流センサ14に異常が発生し
ても走行用モータ1の負荷条件に合わせてトランジスタ
1を破損させない保護できる範囲内で走行用モータ1を
チョッパ制御することができる。そのため、車両の走行
性を更に向上させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ノ
イズ又は配線の接触不良の発生や、電流センサそのもの
が故障してもスイチング素子を保護してチョッパ制御を
行うことができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行制御装置の電気ブロック図で
ある。
【図2】走行制御装置による走行制御処理手順を示すフ
ローチャート図である。
【図3】走行制御装置による走行制御処理手順を示すフ
ローチャート図である。
【図4】通電率α1 を可変させる別例を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
1…直流電動機としての走行用モータ、6…スイッチン
グ素子としてのトランジスタ、8…異常電流判断手段、
異常発生判断手段及び導通制御手段としてのコントロー
ラ、14…電流検出手段としての電流センサ、ACC…
アクセルペダル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセルペダルの踏込量に対するチョッ
    パ信号の導通率に基づいてスイッチング素子をチョッパ
    制御することにより直流電動機に流れる電流を制御して
    車両を走行させる走行制御装置において、 前記直流電動機に流れる電流を検出する電流検出手段
    と、 前記電流検出手段からの検出信号に基づいて直流電動機
    に異常電流が流れているか否かを判断する異常電流判断
    手段と、 前記異常電流判断手段からの判断結果に基づいて直流電
    動機に異常電流が流れていると判断した場合、前記直流
    電動機の最大負荷条件にて該直流電動機に流れる電流が
    スイッチング素子の定格電流を越えない導通率となるチ
    ョッパ信号にて前記スイッチング素子をチョッパ制御す
    る導通制御手段とを備えた走行制御装置。
  2. 【請求項2】 アクセルペダルの踏込量に対するチョッ
    パ信号の導通率に基づいてスイッチング素子をチョッパ
    制御することにより直流電動機に流れる電流を制御して
    車両を走行させる走行制御装置において、 前記直流電動機に流れる電流を検出する電流検出手段
    と、 前記電流検出手段からの検出信号に基づいて該電流検出
    手段そのものに異常が発生しているか否かを判断する異
    常発生判断手段と、 前記異常発生手段からの判断結果に基づいて該電流検出
    手段そのものに異常が発生していると判断した場合、前
    記直流電動機の最大負荷条件にて該直流電動機に流れる
    電流がスイッチング素子の定格電流を越えない導通率と
    なるチョッパ信号にて前記スイッチング素子をチョッパ
    制御する導通制御手段とを備えた走行制御装置。
JP5163624A 1993-07-01 1993-07-01 走行制御装置 Pending JPH0723501A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140044702A (ko) * 2012-10-05 2014-04-15 현대모비스 주식회사 차량용 스마트 부스터 제동 시스템의 구동 출력 증대 제어 방법
JP2016046847A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 セイコーエプソン株式会社 モーター駆動制御システム及び電子機器

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