JPH07288901A - 電気車両の制御装置 - Google Patents

電気車両の制御装置

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JPH07288901A
JPH07288901A JP7306794A JP7306794A JPH07288901A JP H07288901 A JPH07288901 A JP H07288901A JP 7306794 A JP7306794 A JP 7306794A JP 7306794 A JP7306794 A JP 7306794A JP H07288901 A JPH07288901 A JP H07288901A
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JP
Japan
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motor
circuit
battery
steering
contactor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7306794A
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English (en)
Inventor
Mineo Ozeki
峯夫 尾関
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減して回路構成を簡素化する。 【構成】 電圧印加状態のときにステアリング用モータ
S のトランジスタTr 1 〜Tr4 が短絡不良になった
り、電圧印加状態のときに荷役用モータML に接続され
たチョッパ回路10が短絡不良になると、この短絡不良
はコンパレータ11,13及び異常検出回路6により検
出される。励磁回路20は、短絡不良時には遮断状態と
なり、正常時には導通状態となる。正常時にキースイッ
チ5を投入するとコイルC4 が励磁されコンタクタ14
が投入され、バッテリBの電圧がモータML ,MS に印
加される。よって1つのコンタクタ14は、2つのモー
タM L ,MS に共用して使用されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気車両の制御装置に関
し、例えばバッテリ式フォークリフトに適用して有効な
ものであり、部品点数を削減するようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2はバッテリ式フォークリフトの一例
を示す。このバッテリ式フォークリフト1では、バッテ
リを搭載しており、操作レバー2の操作により前進・後
進走行やフォーク3の上昇・下降ができ、ハンドル4の
操作により操舵(ステアリング)ができる。走行は走行
用モータが駆動することにより実行され、フォーク3の
上昇・下降は、荷役用モータの駆動により油圧ポンプが
作動して生じた油圧を、レバー操作に応じてコントロー
ルすることにより実行される。更にハンドル4の操作力
を低減するため、ステアリング用モータで回転力を補助
する電気式パワーステアリング機構が搭載されている。
【0003】図3はバッテリ式フォークリフトの従来の
制御装置を示す。同図に示すように、走行用モータMD
は直流直巻モータであり、電機子MD1及び界磁コイルM
D2を有しており、荷役用モータML は直流直巻モータで
あり、電機子ML1と界磁コイルML2を有しており、ステ
アリング用モータMS は永久磁石モータであり、回転子
S1と界磁用の永久磁石MS2と制御用トランジスタTr
1 ,Tr2 ,Tr3 ,Tr4 を有している。
【0004】キースイッチ5を投入したときに、異常検
出回路6で異常を検出しないとき(この異常検出の詳細
は後述する)には、励磁回路7,8が導通状態になり、
電磁リレーのコイルC1 ,C2 ,C3 が励磁されコンタ
クタC11,C12,C13が投入される。
【0005】コイルC1 が励磁されてコンタクタC11
投入されると、フューズFD 及びコンタクタC11を介し
てバッテリBの電圧が走行用モータMD に印加される。
この状態のときにチョッパ回路9にチョッパ信号を送り
チョッパ動作をさせると、走行用モータMD に電流が流
れて走行用モータMD が回転駆動する。これにより走行
ができる。なお、界磁コイルMD2に接続したコンタクタ
21,C22の投入切替動作により走行用モータMD の正
転・逆転の制御ができる。
【0006】コイルC2 が励磁されてコンタクタC12
投入されると、フューズFL 及びコンタクタC12を介し
てバッテリBの電圧が荷役用モータML に印加される。
この状態のときにチョッパ回路10にチョッパ信号を送
りチョッパ動作をさせると、荷役用モータML に電流が
流れて荷役用モータML が回転駆動する。これにより油
圧ポンプが作動して油圧が発生し、この油圧を利用して
フォーク3の上昇・下降動作ができる。
【0007】コイルC3 が励磁されてコンタクタC13
投入されると、フューズFS 及びコンタクタC13を介し
てバッテリBの電圧がステアリング用モータMS に印加
される。この状態のときにトランジスタTr1 〜Tr4
のオン・オフ状態を制御することにより回転子MS1の回
転方向及び回転量が決まる。回転子MS1の回転によりハ
ンドル4の回転力を軽減するステアリング力が発生す
る。
【0008】次に異常検出系について説明する。コンパ
レータ11にはダイオード12を介して荷役用モータM
L の電圧VL が入力され、コンパレータ13にはダイオ
ード14,15を介してステアリング用モータMS の電
圧VS が入力される。コンパレータ11は、比較電圧E
と荷役用モータ電圧VL とを比較しVL >Eとなったら
異常信号を出力する。一方、コンパレータ13は、比較
電圧Eとステアリング用モータ電圧VS とを比較しVS
>Eとなったら異常信号を出力する。異常検出回路6
は、コンパレータ11,13の少なくとも一方から異常
信号が出力されたら励磁回路7,8を遮断状態とし、異
常信号が出力されないときには励磁回路7,8を導通状
態とする。
【0009】ところでコンタクタC12,C13が投入され
た時、またはコンタクタC12,C13がすでに投入されて
いてモータML ,MS が動作中において、チョッパ回路
9やトランジスタTr1 〜Tr4 が短絡不良、つまりド
ライブしていないのに導通状態になったりオフであるべ
きときに導通状態になると、バッテリBの最大電圧が急
激にモータML ,MS に印加されてしまい、モータ
L ,MS の制御ができなくなる。
【0010】上述したような短絡不良が生じた場合に
は、コンパレータ11,13の少なくとも一方から異常
信号が出力され、異常検出回路6により励磁回路7,8
が遮断状態となる。このためキースイッチ5が投入され
てもコイルC2 ,C3 は消磁状態となり、コンタクタC
12,C13は開放される。かくて操作者の意図しない動作
の発生を防止できる。
【0011】なお図示はしなかったが、チョッパ回路9
が短絡不良になった場合、キースイッチ5が投入されて
も、コイルC1 を消磁してコンタクタC11を開放させる
安全回路も備えられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
では荷役用モータML の異常動作を防止するために、コ
イルC2 及びコンタクタC12並びに励磁回路7が必要で
あり、またステアリング用モータMS の異常動作を防止
するために、コイルC3 及びコンタクタC13並びに励磁
回路8が必要である。つまり同じような安全用回路が2
系統必要であり回路構成が複雑になっていた。
【0013】本発明は、上記従来技術に鑑み、回路構成
を簡素化して部品点数を削減することのできる電気車両
の制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、バッテリと、バッテリの電力が供給されて
回転駆動することにより油圧ポンプを作動させる荷役用
モータと、バッテリの電力が供給されて回転駆動すると
共に供給電流の流通方向が制御されて回転方向が制御さ
れることによりハンドルの回転力を軽減するステアリン
グ力を発生するステアリング用モータを有する電気車両
の制御装置において、前記荷役用モータ及び前記ステア
リング用モータを、同一のコンタクタを介して、前記バ
ッテリに接続したことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明では荷役用モータとステアリング用モー
タのコンタクタを共用化しているので、その分だけ回路
構成が簡単になり、部品点数が削減される。
【0016】
【実施例】以下の本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。なお従来技術と同一機能をはたす部分には同
一符号を付して重複する説明は省略する。
【0017】図1は本発明の実施例に係るバッテリ式フ
ォークリフトの制御装置を示す。同図に示すように本実
施例では、バッテリBの電圧は、コンタクタC14及びフ
ューズFS を介してステアリング用モータMS に印加さ
れ、コンタクタC14及びフューズFL を介して荷役用モ
ータML に印加されるようになっている。つまりコンタ
クタC14は、モータML ,MS に対して共用される。こ
のコンタクタC14は、コイルC4 の励磁により投入され
る。また、励磁回路20は、異常検出回路6が異常を検
出すると遮断状態となり、異常を検出しないときには導
通状態となる。他の部分の構成は従来技術と同様であ
る。
【0018】本実施例では、異常検出回路6で異常を検
出しないときには、キースイッチ5を投入すると、コイ
ルC1 ,C4 が励磁されてコンタクタC11,C14が投入
され、モータMD ,ML ,MS にバッテリBの電圧が印
加される。この状態でチョッパ回路9をチョッパ動作す
ることによりモータMD が動作し、チョッパ回路10を
チョッパ動作することによりモータML が動作し、トラ
ンジスタTr1 〜Tr 4 をオン・オフ制御することによ
りモータMS が作動する。
【0019】ところでチョッパ回路10が短絡不良にな
るとコンパレータ11から異常信号が出力され、トラン
ジスタTr1 〜Tr4 が短絡不良になるとコンパレータ
13から異常信号が出力され、異常検出回路6により励
磁回路20が遮断状態となる。よって短絡不良が生じる
とキースイッチ5を投入しても励磁回路20遮断されコ
イルC4 が消磁状態となりコンタクタC14が開放されモ
ータML ,MS にはバッテリ電圧は印加されない。かく
て、操作者の意図しない動作の発生を防止することがで
きる。
【0020】なお上述した短絡事故が発生したときに
は、ステアリング用モータMS は作動しなくなりパワー
ステアリング動作はできないが、ハンドル4そのものは
手動により操作できるので操舵は行うことができる。
【0021】本実施例ではコンタクタC14及びコイルC
4 並びに励磁回路20でなる安全回路が1系統だけです
むため回路構成が簡略化され部品点数が削減できる。
【0022】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、荷役モータとステアリング用モータ
のコンタクタを共用化して1つとしたため、回路構成が
簡素化され部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図。
【図2】従来技術を示す回路図。
【図3】バッテリ式フォークリフトを示す斜視図。
【符号の説明】
1 バッテリ式フォークリフト 2 操作レバー 3 フォーク 4 ハンドル 5 キースイッチ 6 異常検出回路 7,8,20 励磁回路 9,10 チョッパ回路 11,13 コンパレータ 12,14,15 ダイオード MD 走行用モータ ML 荷役用モータ MS ステアリング用モータ C1 ,C2 ,C3 ,C4 コイル C11 ,C12,C13,C14 コンタクタ FD ,FL ,FS フューズ Tr1 ,Tr2 ,Tr3 ,Tr4 制御用トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリと、バッテリの電力が供給され
    て回転駆動することにより油圧ポンプを作動させる荷役
    用モータと、バッテリの電力が供給されて回転駆動する
    と共に供給電流の流通方向が制御されて回転方向が制御
    されることによりハンドルの回転力を軽減するステアリ
    ング力を発生するステアリング用モータを有する電気車
    両の制御装置において、 前記荷役用モータ及び前記ステアリング用モータを、同
    一のコンタクタを介して、前記バッテリに接続したこと
    を特徴とする電気車両の制御装置。
JP7306794A 1994-04-12 1994-04-12 電気車両の制御装置 Withdrawn JPH07288901A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20010703