JP3142505B2 - 自動車用前照灯 - Google Patents

自動車用前照灯

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JP3142505B2
JP3142505B2 JP09172358A JP17235897A JP3142505B2 JP 3142505 B2 JP3142505 B2 JP 3142505B2 JP 09172358 A JP09172358 A JP 09172358A JP 17235897 A JP17235897 A JP 17235897A JP 3142505 B2 JP3142505 B2 JP 3142505B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/068Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
    • B60Q1/0683Adjustable by rotation of a screw

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプボディ内に
収容された光源ユニットがエイミング機構によって上下
左右方向に傾動可能に支持された自動車用前照灯に係わ
り、特に、ランプボディの外部に光源ユニット傾動調整
用エイミングスクリューの回動操作部が設けられた構造
の自動車用前照灯に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の前照灯としては、図28,29
に示されるような自動車用ヘッドランプがある。このラ
ンプは、光源であるバルブ206を挿着したリフレクタ
ー202が、ランプボディ201を貫通して前後に延び
る2本のエイミングスクリュー203,204と、1個
の玉継ぎ手205の3点によって、支持されている。な
お図19はリフレクターを正面視しており、エイミング
スクリュー203,204はそれぞれ紙面に垂直な方向
に延びている。
【0003】エイミングスクリュー203,204はラ
ンプボディ201の貫通部においてそれぞれ回動可能に
支承されており、エイミングスクリュー203,204
によるリフレクター202の支持点は、リフレクター2
02に嵌着され、かつエイミングスクリュー203,2
04に螺合するナット部材207,208によって構成
され、ナット部材207,208と揺動支点である玉継
ぎ手205とは、ランプを前面から見て直交配置されて
いる。
【0004】そしてエイミングスクリュー203,20
4の回動操作によってナット部材207,208がスク
リュー203,204に沿って前後に進退し、リフレク
ター202が水平軸Lx,垂直軸Ly回りにそれぞれ傾
動して、ランプの照射角が上下左右に調整されるように
なっている。なお、エイミングスクリュー203,20
4の後端部には、ドライバーDや六角レンチといった回
動操作用工具を係合させてスクリュー203,204を
回動操作させるための回動操作部203aが形成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
のヘッドランプでは、ランプボディ201の背面側にエ
イミングスクリュー203,204の回動操作部がそれ
ぞれ露出していることから、リフレクターを上下左右方
向に傾動調整できることが要求される欧州向けや日本向
けのヘッドランプとしては、有効である。しかし、リフ
レクターが上下方向には傾動調整できるが左右方向には
傾動調整できないことが要求される米国向けのヘッドラ
ンプとしては、上下方向傾動調整用の回動操作部および
左右方向傾動調整用の回動操作部が露出しているため、
適切ではない。
【0006】従って米国向けのヘッドランプとするに
は、リフレクターをエイミングスクリュー203で支持
するのではなく、エイミングスクリュー203にかえて
玉継ぎ手で支持するように仕様を変える必要がある。こ
のため、同一の配光を形成するランプであっても、米国
向け仕様と欧州向けや日本向け仕様の2種類のランプボ
ディを用意しなければならず、非常に面倒で、コストも
かさむという問題があった。
【0007】本発明は前記した問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は、異なるエイミング仕様に対応できる
ランプボディを備えた自動車用前照灯を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係わる自動車用前照灯においては、合成
樹脂製ランプボディ内に設けられた光源ユニットがエイ
ミング機構によって上下左右方向に傾動可能に構成され
るとともに、エイミング機構構成部材である上下エイミ
ングスクリューおよび左右エイミングスクリューのそれ
ぞれの回動操作部がランプボディの外側に設けられ、こ
れらの回動操作部を回動操作して光源ユニットを上下左
右方向に傾動調整可能な自動車用前照灯において、前記
ランプボディに、少なくとも左右エイミングスクリュー
の回動操作部を取り囲む筒状の立壁を延出形成し、前記
立壁延出端部の一部に、薄肉ヒンジ部を介して立壁と同
方向に延出する蓋である舌片状延出部を連成するととも
に、前記舌片状延出部と立壁延出端部間に、薄肉ヒンジ
部で折り曲げた舌片状延出部を立壁内の回動操作部を覆
う形態に保持する係止手段を設け、左右エイミングが不
要な仕様形態では、前記舌片状延出部を折曲し立壁延出
端部に係止して立壁内の回動操作部を覆い隠すことがで
きるようにしたものである。左右エイミングが必要な仕
様形態では、蓋である舌片状延出部が立壁と同方向に延
出した形態となっており、左右エイミングスクリューの
回動操作部は立壁延出端部側に露呈している。このため
ドライバー等の回動操作用工具を立壁延出端部側から回
動操作部に係合させて、回動操作部を回動操作し、これ
によって光源ユニットを左右方向に傾動調整できる。一
方、左右エイミングが不要な仕様形態では、蓋である舌
片状延出部を薄肉ヒンジ部で折り曲げて立壁延出端部を
塞ぐ形態に係止させることで、回動操作部は舌片状延出
部で覆い隠され、回動操作部の回動が困難となる。請求
項2においては、請求項1記載の自動車用前照灯におい
て、前記立壁を略水平に延出形成し、前記舌片状延出部
を立壁の上面壁に沿って面一に延出形成するようにした
もので、舌片状延出部が立壁と面一の簡潔な形状である
ため、立壁から舌片状延出部までの成形が容易である。
請求項3においては、請求項1または2記載の自動車用
前照灯において、前記係止手段を、舌片状延出部の延出
端部と立壁延出端部間に設けられ、折り曲げられた舌片
状延出部の弾性力(復元力)を利用した凹凸係合部によ
り構成するようにしたもので、舌片状延出部の弾性力
(復元力)により凹凸係合部の係合が確保されて、抜け
止めされる。請求項4においては、請求項1又は2に記
載の自動車用前照灯において、前記舌片状延出部と立壁
延出部間に、薄肉ヒンジ部位置で折り返した舌片状延出
部を立壁に添わせた形態に保持する第2の係止手段を設
けるようにしたもので、左右エイミングが必要な仕様形
態では、蓋である舌片状延出部を薄肉ヒンジ部位置で折
り返し、立壁に添った形態に係止させることで、舌片状
延出部が後方に突出せず、舌片状延出部が左右エイミン
グ操作等の邪魔にならない。請求項5においては、合成
樹脂製ランプボディ内に設けられた光源ユニットがエイ
ミング機構によって上下左右方向に傾動可能に構成され
るとともに、エイミング機構構成部材である上下エイミ
ングスクリューおよび左右エイミングスクリューのそれ
ぞれの回動操作部がランプボディの外側に設けられ、こ
れらの回動操作部を回動操作して光源ユニットを上下左
右方向に傾動調整可能な自動車用前照灯において、前記
ランプボディに、少なくとも左右エイミングスクリュー
の回動操作部を取り囲む筒状の立壁を延出形成するとと
もに、前記立壁延出端部に、立壁内の回動操作部を覆う
蓋であるキャップを圧入固定できるように構成し、左右
エイミングが不要な仕様形態では、前記キャップを立壁
延出端部に圧入固定して立壁内の回動操作部を覆い隠す
ことができるようにしたものである。左右エイミングが
必要な仕様形態では、左右エイミングスクリューの回動
操作部は立壁延出端部側に露呈している。このためドラ
イバー等の回動操作用工具を立壁延出端部側から回動操
作部に係合させて、回動操作部を回動操作し、これによ
って光源ユニットを左右方向に傾動調整できる。一方、
左右エイミングが不要な仕様形態では、蓋であるキャッ
プを立壁延出端部に圧入固定することで、回動操作部は
キャップで覆い隠され、回動操作部の回動が困難とな
る。請求項6においては、請求項5に記載の自動車用前
照灯において、前記立壁を略水平に延出形成するととも
に、立壁の上面壁に、前記キャップを固定しない形態に
おいて回動操作部を上方に露呈させる開口部を形成し、
立壁の下面壁に排水口として機能する開口部を形成する
ようにしたもので、左右エイミングスクリューを回動さ
せる際に、作業者には、工具を係合させたい回動操作部
がランプの上方から立壁の開口部を通して見える。請求
項7においては、請求項5または6記載の自動車用前照
灯において、前記キャップの外形を、立壁延出端部の外
形と同一か、または立壁延出端部の外形より小さく形成
するようにしたもので、キャップと立壁の突き合わせ部
では、キャップの外周面が立壁の外周面と面一か内側と
なるため、キャップが他部材と干渉しにくく、外そうに
も外しにくい。請求項8においては、合成樹脂製ランプ
ボディ内に設けられた光源ユニットがエイミング機構に
よって上下左右方向に傾動可能に構成されるとともに、
エイミング機構構成部材である上下エイミングスクリュ
ーおよび左右エイミングスクリューのそれぞれの回動操
作部がランプボディの外側に設けられ、これらの回動操
作部を回動操作して光源ユニットを上下左右方向に傾動
調整可能な自動車用前照灯において、前記ランプボディ
に、少なくとも左右エイミングスクリューの回動操作部
を取り囲む筒状の立壁を延出形成し、左右エイミングが
不要な仕様形態では、立壁内部にシール材を充填して左
右エイミングスクリューの回動操作部を立壁に固定する
ことができるようにしたもので、回動操作部と立壁間に
充填されているシール材が回動操作部の回動を阻止す
る。請求項9においては、請求項8記載の自動車用前照
灯において、前記左右エイミングスクリューの回動操作
部を、立壁内部に充填したシール材で覆い隠すようにし
たもので、回動操作部全体がシール材で覆われて、露呈
しない。請求項10においては、合成樹脂製ランプボデ
ィ内に設けられた光源ユニットがエイミング機構によっ
て上下左右方向に傾動可能に構成されるとともに、エイ
ミング機構構成部材である上下エイミングスクリューお
よび左右エイミングスクリューのそれぞれの回動操作部
がランプボディの外側に設けられ、これらの回動操作部
を回動操作して光源ユニットを上下左右方向に傾動調整
可能な自動車用前照灯において、前記ランプボディに、
少なくとも左右エイミングスクリューの回動操作部を取
り囲み回動操作部を越えた位置まで突出する筒状の立壁
を延出形成するとともに、前記立壁の延出端部に立壁延
出方向に延びる縦スリットを設けて、立壁の延出端部に
縦スリットで挟まれた舌片状領域を形成し、左右エイミ
ングが不要な仕様形態では、前記舌片状領域を熱変形に
より内側に折曲させて回動操作部を覆い隠すことができ
るようにしたもので、回動操作部は熱変形により折り曲
げられた立壁の一部(舌片状領域)で覆い隠され、回動
操作部の回動が困難となる。請求項11においては、請
求項10に記載の自動車用前照灯において、前記舌片状
領域を回動操作部を挟んで対向して設けるようにしたも
ので、折り曲げられた対向舌片状領域が協働して回動操
作部を覆い隠す。請求項12においては、請求項10又
は11に記載の自動車用前照灯において、前記舌片状領
域を除く立壁延出端部を舌片状領域付根位置で切り欠か
くように構成したもので、左右エイミングが不要な仕様
形態での立壁のランプボディ後方への突出量が小さい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の態様を実施
例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図5は、本発明の第1の実施例を示
すもので、図1は第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの正面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図(図
1に示す線II−IIに沿う断面図)、図3は同ヘッドラン
プの縦断面図(図1に示す線III −III に沿う断面
図)、図4は左右エイミングスクリューの回動操作部を
取り囲む立壁の縦断面図、図5は左右エイミングスクリ
ューの回動操作部を取り囲む立壁の斜視図で、(a)は
蓋が開閉いずれの形態にも保持されていない立壁の斜視
図、(b)は蓋が開いた形態に保持された立壁の斜視
図、(c)は蓋が閉じた形態に保持された立壁の斜視図
である。
【0011】これらの図において、符号2は合成樹脂製
の容器状ランプボディで、ランプボディ2内には、光源
ユニットU(光源であるバルブ3を挿着した放物面形状
のリフレクター4)が配置され、ランプボディ2の前面
開口部に前面レンズ5が組み付けられてヘッドランプと
して一体化されている。
【0012】光源ユニットU(リフレクター4)は、ラ
ンプボディ2の背面壁に形成されたスクリュー挿通孔2
aを貫通して前後方向水平に延出する一対のエイミング
スクリュー20,30と、リフレクター4の背面に突設
されたブラケット4a,4bに嵌着され、エイミングス
クリュー20,30にそれぞれ螺合するナット部材6,
7と、リフレクター4とランプボディ2間に介装された
玉継ぎ手10とから構成されたエイミング機構によっ
て、上下左右方向に傾動可能に支持されている。玉継ぎ
手10は、ランプボディ2側に突設された玉部10a
と、リフレクター4の裏面に突設されたブラケット4c
に嵌着され、玉部10aを支承する玉受部10bとから
構成されている。一方、エイミングスクリュー20,3
0は、ランプボディ2のスクリュー挿通孔2aにおいて
それぞれ回動可能に支承されており、前方に延出するス
クリューネジ部20a,30aにはナット部材6,7が
螺合し、ランプボディ2の後方に突出するスクリュー後
端部20b,30bには、ドライバーDの歯部が係合で
きる回動操作部21,31が形成されている。
【0013】そして、ドライバーDを使って回動操作部
21,31(エイミングスクリュー20,30)を回動
させると、ナット部材6,7がスクリューネジ部20
a,30aに沿って進退し、これによって光源ユニット
U(リフレクター4)が上下左右方向に傾動する。即
ち、エイミングスクリュー20は、ナット部材7と玉継
ぎ手10とを結ぶ水平軸Lx回りに光源ユニットUを傾
動(上下方向に傾動)させる上下エイミングスクリュー
を構成し、エイミングスクリュー30は、ナット部材6
と玉継ぎ手10とを結ぶ垂直軸Ly回りに光源ユニット
Uを傾動(左右方向に傾動)させる左右エイミングスク
リューを構成している。
【0014】ランプボディ2の左右エイミングスクリュ
ー30配設位置および上下エイミングスクリュー20配
設位置には、スクリューの後端部20b,30bを取り
囲む筒形状の立壁12が後方に延出形成されており、立
壁12のスクリュー上方領域(上面壁12a)は平坦か
つ水平に形成され、立壁12のスクリュー下方から側方
の領域(下面壁12bから左右側面壁12c,12d)
にかけては円弧状に形成されている。
【0015】また上面壁12aの延出端部には、左右に
帯状に延びる薄肉ヒンジ部13を介して、上面壁12a
と面一の舌片状延出部14が連成されている。即ち、立
壁12と薄肉ヒンジ部13と舌片状延出部14とは、ラ
ンプボディ2に一体成形されて、舌片状延出部14が、
薄肉ヒンジ部13位置で弾性変形しやすい(折り曲げや
すい)構造となっている。
【0016】また、舌片状延出部14は、立壁12の延
出端部(開口部)に整合する大きさに形成され、舌片状
延出部14の前端部には係止突起15が形成され、一
方、立壁12の下面壁12b前端部には、この係止突起
15が係合できる係止孔17の設けられた前方突出部1
6が形成されている。
【0017】即ち、図4矢印Aに示すように、舌片状延
出部14を薄肉ヒンジ部13位置で下方に折り曲げて立
壁12の開口部に向けて押し込むと、舌片状延出部14
の係止突起15が突出部16の前縁に当接するが、これ
らが互いに弾性変形し、係止突起15が係止孔17に係
合し、舌片状延出部14が立壁12の開口部に係止され
た状態となる。なお、係止突起15の先端には、係止突
起15の係止孔17への係合をスムーズにするための傾
斜面15aが形成されている。
【0018】そして、係止突起15が係止孔17に係合
した形態では、折曲状態の薄肉ヒンジ部13に作用する
復元力(折曲された薄肉ヒンジ部13を元の真っ直ぐな
状態に戻そうとする曲げモーメント)が係止突起15を
係止孔17の側面17cに圧接するので、舌片状延出部
14は、がたつくことなく、立壁12の延出端部(開口
部)を塞ぐ形態に保持される。即ち、立壁12内の回動
操作部31が、立壁12と舌片状延出部14によって覆
い隠された状態に保持される。
【0019】また、舌片状延出部14の前端部の係止突
起15を挟んだ左右両側には、外縁が円弧形状の係止突
起15’,15’が形成され、一方、立壁上面壁12a
の延出基部の左右の位置には、係止突起15’,15’
が係合できる断面L字型の係止フック16’,16’が
形成されている。
【0020】即ち、図4矢印Bに示すように、舌片状延
出部14を薄肉ヒンジ部13位置で前方に折り返して、
係止突起15’を係止フック16’に押しつけると、係
止突起15’(舌片状延出部14および薄肉ヒンジ部1
3)と係止フック16’が互いに弾性変形し、係止突起
15’が係止フック側導入部16’aに沿って滑動し
て、係止突起15’が係止フック16’に係合し、舌片
状延出部14が立壁上面壁12aに添った形態に係止さ
れた状態となる。そして、係止突起15’が係止フック
16’に係合した形態においても、折曲状態の薄肉ヒン
ジ部13に作用する復元力によって、係止突起15’と
係止フック16’の係合状態が保持されるので、舌片状
延出部14がガタつくことはない。なお、係止突起1
5’の外側縁には、係止突起15’の係止フック16’
との係合をスムーズにするための傾斜面15’aが形成
されている。
【0021】したがって、欧州向けや日本向けのヘッド
ランプのように、上下エイミングスクリューおよび左右
エイミングスクリューの回動ができる仕様とする必要が
あれば、図5(b)に示すように、回動操作部21,3
1に対応する蓋である舌片状延出部14,14をそれぞ
れ開けたままの形態にしておくことで、欧州向けや日本
向け仕様となる。即ち、ドライバーDを使って回動操作
部21,31を回動操作できるので、ヘッドランプの光
軸を上下左右方向に傾動調整できる。
【0022】なお、蓋である舌片状延出部14,14
は、係止突起15’と係止フック16’による係止手段
によって、折り返されて立壁上面壁12aに添った形態
に保持されるので、舌片状延出部14がエイミング操作
の邪魔になることはない。
【0023】一方、米国向けのヘッドランプのように、
左右エイミングスクリューの回動ができない仕様とする
必要があれば、回動操作部21に対応する蓋は、図5
(b)に示すように開けた形態にするが、回動操作部3
1に対応する蓋である舌片状延出部14は、図5(c)
に示すように閉めた形態にしておくことで、米国向け仕
様となる。即ち、ドライバーを使って回動操作部21を
回動操作できるものの、回動操作部31を回動操作でき
ないので、ヘッドランプの光軸を上下方向にのみ傾動調
整できる。
【0024】なお、立壁12の開口部を閉塞させるよう
に舌片状延出部14を係止させる他の係止手段として
は、前記実施例における係止孔17に代えて、図6に示
すような、導入側程巾狭に形成された切り欠き18を用
いてもよい。
【0025】さらに、舌片状延出部14である蓋を開け
た形態又は、閉まった形態に保持することのできる手段
としては、舌片状延出部14と立壁間に設けられ、折り
曲げられ又は折り返された舌片状延出部14の薄肉ヒン
ジ部13に作用する復元力に抗して舌片状延出部14を
係止できる凹凸係合部であれば、前記実施例に限られる
ものではない。
【0026】図7は、本発明の第2の実施例の要部であ
る左右エイミングスクリューの回動操作部を取り囲む立
壁の縦断面図である。
【0027】この実施例では、左右エイミングスクリュ
ー30の回動操作部31を取り囲むように円筒形状の立
壁12Aがランプボディ2から延出形成され、左右エイ
ミングができない仕様とする必要があれば、立壁12A
の外周に蓋であるキャップ40Aを圧入固定し、立壁1
2Aの開口部を塞ぐことができる構造となっている。ま
た、蓋(キャップ40A)を閉めた状態においては、蓋
(キャップ40A)は立壁12Aの外周面に密着して立
壁12Aの付け根部まで延在するため、蓋と立壁間の接
触摩擦力が大きく、蓋は外れにくい。
【0028】図8は、本発明の第3の実施例の要部であ
る左右エイミングスクリューの回動操作部を取り囲む立
壁の縦断面図である。
【0029】この実施例では、回動操作部31を取り囲
む円筒形状の立壁12Bの先端部外周に、段差部を隔て
て蓋係合部12bが形成され、この蓋係合部12bにキ
ャップ40Bを圧入固定することで、左右エイミングス
クリュー30の回動操作部31がキャップ40Bで覆わ
れた形態となる。
【0030】なお、キャップ40Bの外径は立壁12B
基部の外径よりわずかに小さく形成されて、キャップ4
0Bを立壁12Bに圧入固定した形態では、キャップ4
0Bの外周面より立壁12Bの外周面の方が外側に拡が
っているため、キャップ40Bが他部材と干渉しにく
く、それだけ脱落のおそれも少ない。
【0031】図9は、本発明の第4の実施例の要部であ
る左右エイミングスクリューの回動操作部を取り囲む立
壁の斜視図である。
【0032】この実施例では、円筒形状の立壁の上部と
下部とが切り欠かれたような左右一対の立壁12C,1
2Cが回動操作部31を取り囲むように延出形成され、
立壁12Cの先端部外周には段差部を隔てて蓋係合部1
2cが形成され、この蓋係合部12cにキャップ40C
を圧入固定することで、エイミングスクリューの回動操
作部31がキャップ40Cで覆われた形態となる。
【0033】また、キャップ40Cを立壁12Cに圧入
固定した形態において、キャップ40Cの外周面が立壁
12Cの外周面と面一か又は立壁12Cの外周面より内
側となるように構成されて、圧入固定されたキャップ4
0Cが立壁12Cから脱落しにくい構造となっている。
【0034】また、この実施例では、立壁の上方が開口
されているため、立壁12Cにキャップ40Cを圧入固
定しない形態(欧州向けや日本向け仕様の場合)におい
て、エイミングスクリュー30を回動させる際に、ヘッ
ドランプの上方から回動操作部31が見えるので、ドラ
イバーDを回動操作部31に係合させやすく、それだけ
左右エイミング調整作業が容易である。
【0035】また、立壁の下方が開口されているため、
立壁内に侵入した水は、この下方開口部から排出され
て、立壁内に水がたまるおそれがない。
【0036】なお、前記第4の実施例(図9参照)で
は、回動操作部31を取り囲む立壁が、円筒形状の立壁
の上部と下部とが先端部から根元まで切り欠かれたよう
な左右一対の立壁12C,12Cによって構成されてい
たが、円筒形状の立壁の延出端部側の上部と下部だけが
切り欠かれた構造であってもよい。
【0037】図10,11は、本発明の第5,第6の実
施例の要部である左右エイミングスクリューの回動操作
部を取り囲む立壁の縦断面図である。
【0038】前記した第2〜第4の実施例では、立壁の
外側に蓋であるキャップを圧入固定できる構造であった
が、これらの実施例では、立壁12Dの内側にキャップ
40Dを圧入固定できる構造となっている。
【0039】なお、第5の実施例(図10参照)では、
キャップ40Dの外径が立壁12Dの外径よりわずかに
小さく形成されて、立壁12Dに圧入固定されたキャッ
プ40Dが外れにくい構造となっている。
【0040】また、第6の実施例(図11参照)では、
立壁12D内に圧入固定されたキャップ40Eは、立壁
12Dの前端面と面一か、奥に収まった形態となって、
キャップ40Eの取り外しが困難な構造となっている。
【0041】図12,13は、本発明の第7,第8の実
施例の要部である左右エイミングスクリューの回動操作
部を取り囲む立壁の縦断面図である。
【0042】前記した第2〜第6の実施例では、左右エ
イミングスクリューの回動ができない仕様とする必要が
あれば、いずれの場合もエイミングスクリューの回動操
作部を蓋で覆って、回動操作部を隠す構造になっている
が、これらの実施例では、立壁12E内にシール材50
を充填して、エイミングスクリュー30の回動を阻止す
る構造となっている。
【0043】即ち、第7の実施例(図12参照)では、
六角ボルト状の回動操作部31をシール材50を介して
立壁12Eに固定一体化することで、エイミングスクリ
ュー30の回動を困難にできる構造となっている。
【0044】また、第7の実施例では、回動操作部31
の端面がシール材50層から露呈しているが、第8の実
施例(図13参照)では、回動操作部31を覆うように
シール材50を充填し、立壁12F内に充填されたシー
ル材50の中に回動操作部31を埋没させることで、エ
イミングスクリュー30の回動を確実に阻止できる構造
となっている。
【0045】図14〜図16は本発明の第9の実施例で
ある自動車用ヘッドランプを示し、図14は、同ヘッド
ランプの水平断面図、図15は、同ヘッドランプの縦断
面図、図16は、同ヘッドランプ構成部材であるランプ
ボディの正面図である。
【0046】光源ユニットU(リフレクター4)は、ラ
ンプボディ2の背面壁に形成されたスクリュー挿通孔2
aを貫通して前後方向水平に延出する一対のエイミング
スクリュー20,30Aと、リフレクター4の背面に突
設されたブラケット4a,4bに嵌着され、スクリュー
ネジ部20a,30aにそれぞれ螺合するナット部材
6,7と、傾動支点を構成する玉継ぎ手10とから構成
されたエイミング機構によって、上下左右方向に傾動可
能に支持されている。
【0047】エイミングスクリュー20,30Aおよ
び、これらのスクリューネジ部20a,30aに螺合す
るナット部材6,7等の構成は、前記第1の実施例にお
けるエイミング機構におけるエイミングスクリューおよ
びナット部材と同一であり、同一の符号を付すことによ
り、その説明は省略する。
【0048】玉継ぎ手10は、ランプボディ2の背面壁
に固定されたレベリング用アクチュエータ60の進退ロ
ッド62の先端に形成された玉部10aと、リフレクタ
ー側ブラケット4dに嵌着された玉受部10bによって
構成されている。アクチュエータ60の進退ロッド62
は、ランプボディ2に形成されたロッド挿通孔2bを貫
通して前方に延出した構造で、アークチューブ60は、
例えば自動車の重心位置の前後方向への移動を検出する
重心移動検出センサからの信号に基づいて、進退ロッド
62を進退させて、傾動支点である玉継ぎ手10の位置
を前後に調整するようになっている。即ち、自動車の重
心位置の前後方向への移動によって、アクチュエータ6
0が玉継ぎ手10の位置を前後に移動させ、これによっ
てナット部材6とナット部材7とを結ぶ水平軸Lx回り
に光源ユニットUが傾動して、常にヘッドランプの光軸
が一定に保たれるようになっている。
【0049】また、エイミングスクリュー20,30A
を回動すると、ナット部材6,7が進退することから、
エイミングスクリュー20,30Aをそれぞれ回動させ
て、玉継ぎ手10を通る水平軸Lx1 回りに光源ユニッ
トUを傾動させることができる。即ち、エイミングスク
リュー20,30Aは協働して、光源ユニットUを上下
方向に傾動させる上下エイミングスクリューを構成して
いる。
【0050】また、エイミングスクリュー30Aを単独
で回動させると、ナット部材6と玉継ぎ手10とを結ぶ
垂直軸Ly回りに光源ユニットUが傾動する。即ち、エ
イミングスクリュー30Aは、光源ユニットUを左右方
向に傾動させる左右エイミングスクリューも構成してい
る。
【0051】このように、この実施例では、手動で上下
左右エイミングを行なうことができる、欧州および日本
向けのオートレベリング機能付きヘッドランプが構成さ
れている。
【0052】また、エイミングスクリュー20,30A
の配設位置には、それぞれ立壁12Aが延出形成されて
おり、これらの立壁12Aにキャップ40A(図7参
照)を圧入固定してエイミングスクリュー20,30A
の回動操作部21,31を覆い隠すとともに、レベリン
グ用アクチュエータ60および玉継ぎ手10に代えて、
エイミングスクリューとナット部材とを組み付けること
で、図17,18に示すような異なったエイミング仕様
のヘッドランプとなる。
【0053】図17および図18は、本発明の第10の
実施例である自動車用ヘッドランプを示し、図17は、
同ヘッドランプの水平断面図、図18は、同ヘッドラン
プの縦断面図である。
【0054】このヘッドランプは、前記した第9の実施
例におけるヘッドランプ(図14〜図16参照)とエイ
ミング仕様だけが異なった構造で、米国向けのヘッドラ
ンプである。
【0055】即ち、ランプボディ2に形成されたロッド
挿通孔(欧州および日本向けヘッドランプではレベリン
グ用アクチュエータ60の進退ロッド62が挿通される
孔)2bには、エイミングスクリュー20Aが回転可能
に支承されるとともに、このスクリューネジ部20aに
は、リフレクター側ブラケット4dに嵌着されたナット
部材8が螺合して、エイミングスクリュー20Aの回動
によって光源ユニットUがナット部材6,7を結ぶ水平
軸Lx(図16参照)回りに傾動する。
【0056】また、ランプボディ2のエイミングスクリ
ュー20,30Aの配設位置には、それぞれの回動操作
部21,31を取り囲む立壁12A,12Aが延出形成
されているが、これらの立壁12A,12Aにはそれぞ
れキャップ40A,40Aが圧入固定されて、エイミン
グスクリュー20,30Aの回動操作ができない米国仕
様構造となっている。
【0057】図19〜図21は、本発明の第11の実施
例の要部を示すもので、図19は要部である左右エイミ
ングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断面
図、図20は同立壁の正面図、図21は立壁に圧入する
キャップの正面図である。
【0058】前記した第2〜第6の実施例における蓋で
あるキャップ40A,40B,40C,40D,40E
は、いずれも天板部の外周に外筒部が形成された構造
で、外筒部内周面が立壁の外周面に密着するか、又は外
筒部外周面が立壁内周面に密着することで、立壁に圧入
固定されたキャップが抜け止めされる構造であったが、
この第11の実施例では、蓋であるキャップが合成樹脂
製又は金属製のディスク40F1 により構成されて、立
壁12F1 の内側に圧入することで抜け止めされるよう
になっている。
【0059】即ち、ディスク40F1 外周の周方向等分
4箇所には、スリット62で挟まれた爪64が突設され
ている。一方、立壁12F1 の開口内周縁部には、ディ
スク40Fの外径(爪64を除いたディスク40Fの外
径)に整合する大きさの段差部66が周設されている。
そして、ディスク40Fを立壁12F1 の開口内周縁部
に図19矢印に示すように押し込めば、爪64が立壁1
2F1 内周面に押されて弾性変形して、ディスク40F
は段差部66に当接する位置まで圧入される。この時、
爪64の先端は、合成樹脂製立壁12F1 の内周面表層
部に喰い込んで、ディスク40Fが抜け止めされた状
態、即ち、回動操作部31がディスク40Fで覆い隠さ
れた状態に保持される。
【0060】また、立壁12F1 の下側部には、水抜用
の溝68を形成する膨出部67が設けられている。水抜
用の溝68は、立壁開口端側程、下方に傾斜して自然に
水が排水されるようになっている。
【0061】また、立壁12F1 は、膨出部67により
全周が一体化されて剛性強度に優れている。即ち、立壁
下側部に沿って水抜き用の縦スリットを設けた場合に
は、縦スリットを設けることで、立壁の剛性が低下し、
ディスク40Fを圧入する際に立壁が変形し易く、爪6
4の立壁内周面への喰い込み量もそれだけ小さくなっ
て、ディスク40Fの抜け止め効果が低減するおそれが
あるが、本実施例では、水抜用の溝68を立壁12F1
に連成された膨出部67の内側に形成したので、立壁1
2F1 の剛性強度が低下することもなく、従って、爪6
4の立壁内周面への喰い込み量が低下することもないの
で、立壁12F1 内に圧入されたディスク40Fは確実
に抜け止めされて、脱落するおそれはない。
【0062】また、水抜用の溝68は、ここにドライバ
ー等を差し込み、こじってディスク40Fを脱落させる
ための孔として利用することもできる。
【0063】図22および図23は、本発明の第12の
実施例の要部を示すもので、図22は要部である左右エ
イミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断
面図、図23は同立壁の斜視図である。
【0064】前記した第11の実施例では、ディスク4
0Fに設けられた爪64が立壁12F1 内周面に喰い込
むことで、ディスク40Fが抜け止めされるという構造
であったが、この実施例では、立壁12G側にディスク
40Gを抜け止めする凸部を形成した構造となってい
る。
【0065】即ち、立壁12F1 と同一形状の立壁12
Gの開口側の内周面には、軸方向に延びる凸条69が周
方向に等ピッチで設けられており、円形のディスク40
Gを立壁12G内に圧入する際に、ディスク40Gは凸
条69を削り取りつつ侵入するため、ディスク40Gを
わずかな力で圧入することができる。また、圧入された
ディスク40Gは、ディスク40Gの外周縁が立壁12
G内周面の凸条69に喰い込んで抜け止めされるので、
ディスク40Gが脱落することもない。
【0066】その他は、前記第11の実施例と同一であ
り、同一の符号を付すことにより、その説明は省略す
る。
【0067】図24〜図26は、本発明の第13の実施
例の要部を示すもので、図24は要部である左右エイミ
ングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の斜視図、
図25は同立壁の一部を熱変形させて回動操作部を覆い
隠した状態の斜視図、図26は同立壁の縦断面図であ
る。
【0068】回動操作部31を取り囲む熱可塑性樹脂か
らなる立壁12Hは、左右の側面が円弧で上下の側面が
平面である横断面略矩形状に形成されるとともに、回動
操作部31を越えた後方位置まで延出形成されている。
立壁12Hの延出端部の平坦な上側面壁と下側面壁に
は、それぞれ軸方向に延びる縦スリット72,72が設
けられて、回動操作部31の外径より大きい巾の舌片状
領域74,74が上下に対向するように設けられてい
る。
【0069】そして、エイミングスクリュー30を回動
操作させない仕様の場合には、舌片状領域74,74の
付根部を、例えばドライヤー等の熱風を用いて軟化さ
せ、図25,図26に示すように内側に折り曲げて、折
曲した舌片状領域74,74で回動操作部31を覆った
形態にすることで対応できる。
【0070】なお、回動操作部31を覆い隠すには、上
下のいずれか一方の舌片状領域だけを折り曲げるように
してもよいが、本実施例のように、舌片状領域74を対
向するように2枚形成し、両者74,74を付き合わせ
るように折曲させれば、舌片状領域74が1枚の場合に
比べて立壁12Hの延出長さが短くてすむ。
【0071】また、図27に示す立壁12Iのように、
前記第13の実施例における立壁12Hにおける舌片状
領域74を除いた領域をスリット72の付根位置で切り
欠いた構造、即ち、筒型の立壁に舌片状領域74,74
だけが後方に突出する構造であってもよい。そして、こ
のような構造であれば、熱変形により舌片状領域74を
折り曲げた形態での立壁の後方への突出量が短くなる。
【0072】また、前記した第13,14の実施例で
は、立壁12H,12Iの左右の側壁が円弧形状であっ
たが、平面形状であってもよい。
【0073】また、前記した第13,14の実施例で
は、立壁12H,12Iがエイミングスクリュー30の
後方突出部の全周を覆った構造であるが、立壁の延出先
端部を熱変形により折り曲げて回動操作部31を覆うこ
とができる構造であれば、スクリュー30の後方突出部
を部分的に覆う構造であってもよい。
【0074】また、前記した種々の実施例では、自動車
用ヘッドランプについて説明したが、本発明はヘッドラ
ンプに限定されるものではなく、フォグランプその他の
自動車用前照灯にも適用できる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る自動車用前照灯によれば、蓋である舌片状延出
部を折り曲げて立壁開口部を閉じるか否かという非常に
簡潔な構成によって、異なるエイミング仕様の前照灯を
構成できるので、単一のランプボディを異なるエイミン
グ仕様の前照灯に共用でき、コスト的にも安価となると
いう優れた効果がある。また、蓋である舌片状延出部は
立壁に一体化されており、管理および組み立て作業も容
易である。請求項2によれば、舌片状延出部が立壁と面
一の簡潔な形状であるため、成形金型を複雑にすること
なく、立壁から舌片状延出部までをランプボディと一体
成形できる。請求項3によれば、誰でも簡単に蓋である
舌片状延出部を閉じた状態にできるので、異なるエイミ
ング仕様の前照灯であっても組み立てが容易である。請
求項4によれば、舌片状延出部が折り返されて立壁に添
った形態に保持されるので、エイミングスクリューの回
動操作が容易となる。請求項5に係る自動車用前照灯に
よれば、蓋であるキャップを立壁に圧入固定して立壁開
口部を閉じるか否かという非常に簡潔な構成によって、
異なるエイミング仕様の前照灯を構成できるので、単一
のランプボディを異なるエイミング仕様の前照灯に共用
できるという優れた効果がある。請求項6によれば、作
業者には、立壁に形成されている開口部から回動操作し
ようとするエイミングスクリューの回動操部が見えるの
で、エイミング調整作業がしやすい。請求項7によれ
ば、立壁に圧入固定したキャップの外形が立壁の外形以
下であるため、他部材と干渉しにくく、それだけキャッ
プが外れにくい。請求項8に係る自動車用前照灯によれ
ば、立壁内部にシール材を充填して回動操作部を固定す
るか否かという非常に簡潔な構成によって、異なるエイ
ミング仕様の前照灯を構成できるので、単一のランプボ
ディを異なるエイミング仕様の前照灯に共用できるとい
う優れた効果がある。請求項9によれば、回動操作部が
立壁内のシール材で覆い隠されるため、立壁で囲まれた
エイミングスクリューの回動が確実にできないエイミン
グ仕様の前照灯が得られる。請求項10に係る自動車用
前照灯によれば、別部材を用いることなく、立壁の一部
を構成する舌片状領域を熱変形により折曲させて回動操
作部を覆うか否かという非常に簡潔な構成によって、異
なるエイミング仕様の前照灯を構成できるので、単一の
ランプボディを異なるエイミング仕様の前照灯に共用で
きるという優れた効果がある。請求項11によれば、折
曲する舌片状領域を対向させて設けたので、立壁の延出
長さが短くて済み、それだけ立壁が他部材と干渉するお
それもない。請求項12によれば、舌片状領域が折り曲
げられることで、立壁の後方への突出量が短くなるの
で、左右エイミングが不要な仕様形態での立壁のランプ
ボディ後方への突出量が短くなって、立壁が他部材と干
渉するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)
【図3】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III
−III に沿う断面図)
【図4】左右エイミングスクリューの回動操作部を取り
囲む立壁の縦断面図
【図5】(a)蓋が開閉いずれの形態にも保持されてい
ない立壁の斜視図 (b)蓋が開いた形態に保持された立壁の斜視図 (c)蓋が閉じた形態に保持された立壁の斜視図
【図6】蓋である舌片状延出部の立壁開口部への他の係
止手段を示す斜視図
【図7】本発明の第2の実施例の要部である左右エイミ
ングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断面図
【図8】本発明の第3の実施例の要部である左右エイミ
ングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断面図
【図9】本発明の第4の実施例の要部である左右エイミ
ングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の斜視図
【図10】本発明の第5の実施例の要部である左右エイ
ミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断面
【図11】本発明の第6の実施例の要部である左右エイ
ミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断面
【図12】本発明の第7の実施例の要部である左右エイ
ミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断面
【図13】本発明の第8の実施例の要部である左右エイ
ミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断面
【図14】本発明の第9の実施例である自動車用ヘッド
ランプの水平断面図
【図15】同ヘッドランプの縦断面図
【図16】同ヘッドランプに組付けられているランプボ
ディの正面図
【図17】本発明の第10の実施例である自動車用ヘッ
ドランプの水平断面図
【図18】同ヘッドランプの縦断面図
【図19】本発明の第11の実施例の要部である左右エ
イミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断
面図
【図20】同立壁の正面図
【図21】立壁に圧入するキャップの正面図
【図22】本発明の第12の実施例の要部である左右エ
イミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の縦断
面図
【図23】同立壁の斜視図
【図24】本発明の第13の実施例の要部である左右エ
イミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の斜視
【図25】同立壁の一部を熱変形させて回動操作部を覆
い隠した状態の斜視図
【図26】同立壁の縦断面図
【図27】本発明の第14の実施例の要部である左右エ
イミングスクリューの回動操作部を取り囲む立壁の斜視
【図28】従来の自動車用ヘッドランプの正面図
【図29】同ヘッドランプの水平断面図
【符号の説明】
2 ランプボディ 2b ロッド挿通孔 2a スクリュー挿通孔 3 光源であるバルブ 4 リフレクター 5 前面レンズ 6,7 ナット部材 10 リフレクターの揺動支点である玉継手 12,12A,12B,12C,12D,12E,12
F,12F1 ,12G,12H,12I 立壁 13 薄肉ヒンジ部 14 蓋である舌片状延出部 15 舌片状延出部側の係止突起 17 立壁側の係止孔 18 立壁側の切り欠き 20 左右エイミングスクリュー 20a スクリューネジ部 20b スクリュー後端部 21 左右エイミングスクリューの回動操作部 30 上下エイミングスクリュー 30a スクリューネジ部 30b スクリュー後端部 31 上下エイミングスクリューの回動操作部 40A,40B,40C,40D,40E 蓋であるキ
ャップ 40F,40G 蓋(キャップ)であるディスク 50 シール材 U 光源ユニット L 光源ユニットの光軸 Lx 水平軸 Ly 鉛直軸 D ドライバー

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製ランプボディ内に設けられた
    光源ユニットがエイミング機構によって上下左右方向に
    傾動可能に構成されるとともに、エイミング機構構成部
    材である上下エイミングスクリューおよび左右エイミン
    グスクリューのそれぞれの回動操作部がランプボディの
    外側に設けられ、これらの回動操作部を回動操作して光
    源ユニットを上下左右方向に傾動調整可能な自動車用前
    照灯において、前記ランプボディには、少なくとも左右
    エイミングスクリューの回動操作部を取り囲む筒状の立
    壁が延出形成され、前記立壁延出端部の一部には、薄肉
    ヒンジ部を介して立壁と同方向に延出する蓋である舌片
    状延出部が連成されるとともに、前記舌片状延出部と立
    壁延出端部間には、薄肉ヒンジ部で折り曲げた舌片状延
    出部を立壁内の回動操作部を覆う形態に保持する係止手
    段が設けられ、左右エイミングが不要な仕様形態では、
    前記舌片状延出部を折曲し立壁延出端部に係止して立壁
    内の回動操作部を覆い隠すことができることを特徴とす
    る自動車用前照灯。
  2. 【請求項2】 前記立壁が略水平に延出形成され、前記
    舌片状延出部が立壁上面壁に沿って面一に延出形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の自動車用前照灯。
  3. 【請求項3】 前記係止手段は、舌片状延出部の延出端
    部と立壁延出端部間に設けられ、折り曲げられた舌片状
    延出部の復元力を利用した凹凸係合部により構成された
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用前
    照灯。
  4. 【請求項4】 前記舌片状延出部と立壁延出部間には、
    薄肉ヒンジ部位置で折り返した舌片状延出部を立壁に添
    わせた形態に保持する第2の係止手段が設けられたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の自動車用前照
    灯。
  5. 【請求項5】 合成樹脂製ランプボディ内に設けられた
    光源ユニットがエイミング機構によって上下左右方向に
    傾動可能に構成されるとともに、エイミング機構構成部
    材である上下エイミングスクリューおよび左右エイミン
    グスクリューのそれぞれの回動操作部がランプボディの
    外側に設けられ、これらの回動操作部を回動操作して光
    源ユニットを上下左右方向に傾動調整可能な自動車用前
    照灯において、前記ランプボディには、少なくとも左右
    エイミングスクリューの回動操作部を取り囲む筒状の立
    壁が延出形成されるとともに、前記立壁延出端部に、立
    壁内の回動操作部を覆う蓋であるキャップを圧入固定で
    きる構造で、左右エイミングが不要な仕様形態では、前
    記キャップを立壁延出端部に圧入固定して立壁内の回動
    操作部を覆い隠すことができることを特徴とする自動車
    用前照灯。
  6. 【請求項6】 前記立壁は略水平に延出形成されるとと
    もに、立壁の上面壁には、前記キャップを固定しない形
    態において回動操作部を上方に露呈させる開口部が形成
    され、立壁の下面壁には、排水口として機能する開口部
    が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の自動車
    用前照灯。
  7. 【請求項7】 前記キャップの外形が立壁延出端部の外
    形と同一か、または立壁延出端部の外形より小さいこと
    を特徴とする請求項5または6に記載の自動車用前照
    灯。
  8. 【請求項8】 合成樹脂製ランプボディ内に設けられた
    光源ユニットがエイミング機構によって上下左右方向に
    傾動可能に構成されるとともに、エイミング機構構成部
    材である上下エイミングスクリューおよび左右エイミン
    グスクリューのそれぞれの回動操作部がランプボディの
    外側に設けられ、これらの回動操作部を回動操作して光
    源ユニットを上下左右方向に傾動調整可能な自動車用前
    照灯において、前記ランプボディには、少なくとも左右
    エイミングスクリューの回動操作部を取り囲む筒状の立
    壁が延出形成され、左右エイミングが不要な仕様形態で
    は、立壁内部にシール材を充填して左右エイミングスク
    リューの回動操作部を立壁に固定することができること
    を特徴とする自動車用前照灯。
  9. 【請求項9】 前記左右エイミングスクリューの回動操
    作部は、立壁内部に充填されたシール材で覆い隠された
    ことを特徴とする請求項8記載の自動車用前照灯。
  10. 【請求項10】 合成樹脂製ランプボディ内に設けられ
    た光源ユニットがエイミング機構によって上下左右方向
    に傾動可能に構成されるとともに、エイミング機構構成
    部材である上下エイミングスクリューおよび左右エイミ
    ングスクリューのそれぞれの回動操作部がランプボディ
    の外側に設けられ、これらの回動操作部を回動操作して
    光源ユニットを上下左右方向に傾動調整可能な自動車用
    前照灯において、前記ランプボディには、少なくとも左
    右エイミングスクリューの回動操作部を取り囲み回動操
    作部を越えた位置まで突出する筒状の立壁が延出形成さ
    れるとともに、前記立壁の延出端部に立壁延出方向に延
    びる縦スリットが設けられて、立壁の延出端部に縦スリ
    ットで挟まれた舌片状領域が形成され、左右エイミング
    が不要な仕様形態では、前記舌片状領域を熱変形により
    内側に折曲させて回動操作部を覆い隠すことができるこ
    とを特徴とする自動車用前照灯。
  11. 【請求項11】 前記舌片状領域は、回動操作部を挟ん
    で対向して設けられたことを特徴とする請求項10記載
    の自動車用前照灯。
  12. 【請求項12】 前記舌片状領域を除く立壁延出端部が
    舌片状領域付根位置で切り欠かれたことを特徴とする請
    求項10又は11記載の自動車用前照灯。
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