JPH0635289Y2 - 自動車用前照灯のエイミング装置 - Google Patents

自動車用前照灯のエイミング装置

Info

Publication number
JPH0635289Y2
JPH0635289Y2 JP1987183349U JP18334987U JPH0635289Y2 JP H0635289 Y2 JPH0635289 Y2 JP H0635289Y2 JP 1987183349 U JP1987183349 U JP 1987183349U JP 18334987 U JP18334987 U JP 18334987U JP H0635289 Y2 JPH0635289 Y2 JP H0635289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
bevel gear
gear case
aiming
lamp body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987183349U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0186105U (ja
Inventor
隆 落合
信男 大▲高▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1987183349U priority Critical patent/JPH0635289Y2/ja
Publication of JPH0186105U publication Critical patent/JPH0186105U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635289Y2 publication Critical patent/JPH0635289Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車用前照灯のエイミング装置に関するもの
である。
〈従来の技術〉 従来からこの主エイミング装置としては種々の機構のも
のが提案されているが、図面に示す如きエイミングスク
リュ1に固着した伝達用ギヤ2と操作杆3に固着した駆
動用ギヤ4とを互いに噛合連繋させてギヤケース5内に
収容し、そのギヤケースを灯体6に取付け、灯具の正面
側からエイミング作業を行なえるようにしたエイミング
装置では、ギヤケース5が灯体6の背面外周から突出せ
ざるを得ないので、ギヤケース5を堅牢に形成して灯体
にしっかりと取付けなければならない。
そこで従来では、第5図に示す如くギヤケース5を2個
の構成部材51,52で構成せしめ、互いにビス固定した
り、一方の構成部材51にカシメボス53を突設してカシメ
固定していた為、組付けが面倒でコスト高になる不具合
があった。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構成でもってギヤケースを簡単且つ堅牢に
組立ることができ、以ってコストの低減化を図ることが
出来ると共に、安定したエイミング作業を行なうことが
出来る自動車用前照灯のエイミング装置を提供せんとす
るものである。
〈問題点を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案自動車用前照灯のエイミング
装置は、エイミングスクリューに固着した伝達用ベベル
ギヤと操作杆に固着した駆動用ベベルギヤとを互いに噛
合連繋させてギヤケース内に収納し、該ギヤケースを灯
体に取付けるようにしたエイミング装置において、前記
ギヤケースを底部を開放したボックスと該ボックスの底
部を被蓋する蓋板とで構成せしめ、上記ボックスに取付
翼を突出形成すると共に、該ボックスの周壁内面には前
記蓋板を嵌合係止する係合溝と係止穴を形成せしめ、且
つ上記ボッスク及び蓋体に夫々前記伝達用ベベルギヤ及
び駆動用ベベルギヤの軸受穴を形成し、前記蓋板の軸受
穴の外側口縁に前記ボックスの周壁端面と同じ高さの突
条リングを同一体に突出形成せしめると共に、前記蓋板
の軸受穴口縁に前記エイミングスクリューに突設せしめ
た鍔を当接させた事を特徴としたものである。
〈実施例〉 以下、本考案実施の一例を反射鏡可動タイプを示す図面
に基づいて説明するが、本考案はランプユニット可動タ
イプの前照灯にも同様に適用することができることは以
下の説明で容易に理解されるだろう。
図中1はエイミングスクリュであり、そのスクリュ部1a
を反射鏡7に固着したセルフロッキングナット8に螺合
連繋させ、頭部1bを灯体6の背面側から突出させてギヤ
ケース5内に収容した伝達用ベベルギヤ2に固着連繋さ
せる。
エイミングスクリュ1を回転動作させるための操作杆3
はエイミングスクリュ1とある角度(これをエイミング
作業角度と称する)で交叉するように設定され、その先
端部3aをギヤケース5内に収容した駆動用ベベルギヤ4
に固着支持させ、頭部3bにドライバーを係合させて回動
操作する。従って、この操作杆3のエイミング作業角度
はエイミングスクリュ1の伝達用ベベルギヤ2と操作杆
3の駆動用ベベルギヤ4とによってエイミング操作しや
すい方向に任意に設定される。
そして、エイミングスクリュ1に固着した伝達用ベベル
ギヤ2と操作杆3に固着した駆動用ベベルギヤ4は互い
に噛合連繋させてギヤケース5内に収容し、ギヤケース
5は灯体6の背面側にビス等で固着される。
ギヤケース5は底部を開放した断面略コ字型のボックス
5aと、そのボックス5aの底部を被蓋する平板状の蓋板5b
とで構成すると共に、全体を伝達用ベベルギヤ2と駆動
用ベベルギヤ4の噛合関係により略くの字型に形成して
なり、伝達用ベベルギヤ2を収容した側を灯体6の背面
側にビス9で固着させ、駆動用ベベルギヤ4を収容した
側を灯体6の背面外周から突出させる。即ち、上記ボッ
クス5aは互いに噛合連繋した伝達用ベベルギヤ2と駆動
用ベベルギヤ4とを収容し得るように略長円形状の底部
を開放した浅い箱状に形成せしめ、その上壁部51aに伝
達用ベベルギヤ2及び駆動用ベベルギヤ4の軸部2a,4a
を嵌挿させる軸受穴10a,10bを開口形成し、周壁52aの外
側、詳しくは伝達用ベベルギヤ2を収容する側の外側左
右に取付翼11を同一体に突出形成すると共に、周壁52a
の内面には蓋板5bの周端面を嵌合係止させる係合溝12及
び、蓋板5bの係合突起13を嵌合掛止させる係止穴14を互
いに相対する位置に形成してなる。そして、上記蓋板5b
はボックス5aの周壁52a内周と適合する平板状に形成せ
しめ、伝達用ベベルギヤ2及び駆動用ベベルギヤ4の軸
部2a,4aを嵌挿させる軸受穴15a,15bを開口形成すると共
に、ボックス5aの係止穴14と対応する位置に係合突起13
を同一体に突出形成してなるものである。従って、ボッ
クス5aの底部に蓋板5bを適合させて押し込めば、蓋板5b
の端面がボックス5aの係合溝12内に嵌合係止されると共
に、蓋板5bの係合突起13がボックス5aの係止穴14内に嵌
合掛止されて、ボックス5a内に蓋板5bが一体化しギヤケ
ース5が構成される。
そしてこのギヤケース5の取付翼11にビス9を挿通させ
て灯体6の背面に、駆動用ベベルギヤ4を収容した側が
灯体6の背面外周から突出するように取付けるものであ
る。この時、ギヤケース5の底面、詳しくは灯体6の背
面に当接する側の底面が灯体6の背面に安定的に当接す
るようにボックス5aの周壁52aの端面52a′と取付翼11を
同一面状に形成すると共に、蓋板5bの軸受穴15aの外側
口縁にボックス5aの周壁52aの端面52a′と同じ高さの突
条リング16を同一体に突出形成させる。また、蓋板5bの
軸受穴15a口縁には、エイミングスクリュー1に突設せ
しめた鍔1cを当接させるようにする。
而して、エイミング調整を行なう場合には、操作杆3の
頭部3bにドライバーを係合させ回動操作すれば、操作杆
3と同一体に駆動用ベベルギヤ4が回動し、その回転が
伝達用ベベルギヤ2に伝達されてエイミングスクリュ1
が回転し、セルフロッキングナット8を介して反射鏡7
が揺動してエイミング調整が行なわれる。
尚、前照灯の正面にモール(装飾体)17を取付ける場
合、第2図に示す如く灯体6のレンズシール溝18外側に
複数の係止突起19を同一体に突出形成させ、他方モール
17の取付脚17aには上記係止突起19と対応する位置に係
合孔20を開口形成し、そのモール17を灯体6の外周に嵌
合させる如くに取付けるものである。この様に構成する
ことにより、モール17を前照灯に簡便に取付けることが
出来ると共に、前照灯に対して前後方向並びに上下方向
の位置合わせを簡便且つ確実に行なうことが出来るよう
になる。
〈考案の効果〉 本考案自動車用前照灯のエイミング装置は斯様に構成し
たので、ギヤケースを従来のようなビス固定やカシメ固
定によらずともワンタッチで簡便且つ堅牢に組立て構成
することが出来、従ってコストの低減化を図ることが出
来ると共に、エイミング作業時にギヤケースがたわむ虞
れがなく安定したエイミング作業を行なうことが出来
る。
しかも、ギヤケースをボックスと蓋板との2部材で構成
しても、従来のようにビス固定やカシメ固定する必要が
ないので、ギヤケース全体の小型化を図ることが出来、
その結果一層のコストダウンを図ることが出来ると共
に、狭いスペースにも設置することが出来る。
また、蓋板の軸受穴の外側口縁にボックスの周壁端面と
同じ高さの突条リングを同一体に突出形成せしめたの
で、蓋体自身の強度アップを図ることが出来ると共に、
突条リングが灯体の背面に当接して蓋体がボックスから
不用意に外れる惧れがなくなると同時にエイミング動作
の安定性を向上させることが出来る。
更に、蓋板の軸受穴口縁にエイミングスクリューに突設
せしめた鍔を当接させたので、エイミングスクリューを
より安定的に支持することが出来、エイミング動作の安
定性を一層向上せることが出来る。
よって、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例を示す前照灯の背面図、第2
図は第1図の(2)−(2)線拡大断面図、第3図は第
2図の(3)−(3)線断面図、第4図は分解斜視図、
第5図は従来例を示す断面図である。 図中、1はエイミングスクリュ、2は伝達用ベベルギ
ヤ、3は操作杆、4は駆動用ベベルギヤ、5はギヤケー
ス、5aはボックス、5bは蓋板、52aは周壁、6は灯体、1
1は取付翼、12は係合溝、14は係止穴、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エイミングスクリューに固着した伝達用ベ
    ベルギヤと操作杆に固着した駆動用ベベルギヤとを互い
    に噛合連繋させてギヤケース内に収納し、該ギヤケース
    を灯体に取付けるようにした自動車用前照灯のエイミン
    グ装置において、前記ギヤケースを底部を開放したボッ
    クスと該ボックスの底部を被蓋する蓋板とで構成し、上
    記ボックスに当該ギヤケーを灯体に取付けるための取付
    翼を突出形成すると共に該ボックスの周壁内面には上記
    蓋板を嵌合係止する係合溝と係止穴を形成せしめ、且つ
    上記ボックス及び蓋体に夫々前記伝達用ベベルギヤ及び
    駆動用ベベルギヤの軸受穴を形成し、前記蓋板の軸受穴
    の外側口縁に前記ボックスの周壁端面と同じ高さの突条
    リングを同一体に突出形成せしめると共に、前記蓋板の
    軸受穴口縁に前記エイミングスクリューに突設せしめた
    鍔を当接させた事を特徴とする自動車用前照灯のエイミ
    ング装置。
JP1987183349U 1987-11-30 1987-11-30 自動車用前照灯のエイミング装置 Expired - Lifetime JPH0635289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987183349U JPH0635289Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 自動車用前照灯のエイミング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987183349U JPH0635289Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 自動車用前照灯のエイミング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0186105U JPH0186105U (ja) 1989-06-07
JPH0635289Y2 true JPH0635289Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31474771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987183349U Expired - Lifetime JPH0635289Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 自動車用前照灯のエイミング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635289Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2506754Y2 (ja) * 1989-12-29 1996-08-14 スズキ株式会社 ヘッドランプの光軸調整装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57147459U (ja) * 1981-03-12 1982-09-16
JPS6073632U (ja) * 1983-10-27 1985-05-23 株式会社小糸製作所 自動車用前照灯
JPH0442704Y2 (ja) * 1985-08-28 1992-10-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0186105U (ja) 1989-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3142505B2 (ja) 自動車用前照灯
US5113320A (en) Spherically adjustable headlamp mounting system
US5079676A (en) Headlamp adjusting assembly
JPH0845307A (ja) エーミングスクリューの支持構造
JPH0635289Y2 (ja) 自動車用前照灯のエイミング装置
US6905236B2 (en) Vehicular lamp
JPH04259702A (ja) 前照灯の照射角度調整装置
JPS6222001Y2 (ja)
JP3174992B2 (ja) 車輌用灯具
JP3217233B2 (ja) 自動車用前照灯
JP2004152671A (ja) 車輌用灯具
JPH0512886Y2 (ja)
JPH0635288Y2 (ja) 自動車用前照灯のエイミング装置
JP2663309B2 (ja) 前照灯の照射軸傾動装置
JPH0132242Y2 (ja)
JPS6127052Y2 (ja)
JPH0610564Y2 (ja) 自動車用前照灯のエイミング装置
JPH07296607A (ja) 車輌用前照灯
JP3198747B2 (ja) リヤコンビネーションランプ
JPH0425768Y2 (ja)
JPH0739122Y2 (ja) 自動車用前照灯
JPH11151971A (ja) 車輌用灯具の照射角度調整機構
JP2515782Y2 (ja) 車輌用前照灯装置
JPS634329Y2 (ja)
JPS6033523Y2 (ja) 自動車用前照灯