JP2515782Y2 - 車輌用前照灯装置 - Google Patents

車輌用前照灯装置

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JP2515782Y2
JP2515782Y2 JP1989106298U JP10629889U JP2515782Y2 JP 2515782 Y2 JP2515782 Y2 JP 2515782Y2 JP 1989106298 U JP1989106298 U JP 1989106298U JP 10629889 U JP10629889 U JP 10629889U JP 2515782 Y2 JP2515782 Y2 JP 2515782Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案車輌用前照灯装置を以下の項目に従って詳細に
説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来技術[第8図] D.考案が解決しようとする課題[第8図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第7図] F−1.第1の実施例[第1図乃至第5図] a.前照灯ユニット[第1図乃至第4図] a−1.ランプボディ、レンズ a−2.反射鏡、電球 b.傾動支点部[第4図] c.上下エイミング調整機構[第1図、第2図、第4図、
第5図] c−1.ケーシング[第1図、第2図、第4図、第5図] c−2.ギヤ、出力ロッド等[第1図、第4図、第5図] c−3.ランプボディへの取付、反射鏡との連結 d.シール部材[第1図、第4図、第5図] d−1.構造 d−2.作用 e.エイミング調整 F−2.第2の実施例[第6図、第7図] G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規な車輌用前照灯装置に関する。詳しく
は、ランプボディとその前面開口を覆うレンズとにより
画成される灯具空間内に光軸規定部材を傾動自在に配置
して成る前照灯ユニットとランプボディの背面に取着さ
れ、その出力ロッドがランプボディの背面壁に形成され
たロッド挿通孔を挿通されて光軸規定部材と連結された
光軸調整機構とを備えた車輌用前照灯装置に関するもの
であり、上記ランプボディと光軸調整機構とが接合した
部分における防水を図るためのシール構造を工夫するこ
とにより、当該部位からの灯具内への水等の侵入を有効
に防止することができるようにした新規な車輌用前照灯
装置を提供しようとするものである。
(B.考案の概要) 本考案車輌用前照灯装置は、ランプボディの光軸調整
機構の配置位置に対応した背面壁にロッド挿通孔が形成
されかつ背面から後方へ突出し上記ロッド挿通孔を囲む
環状突条を形成し、光軸調整機構のケーシングの前面部
が環状突条の後端に当接するとともにケーシングの前面
が環状突条の後方開口面を覆いかつ光軸調整機構の出力
ロッドが前記ロッド挿通孔に挿通されており、ケーシン
グの前面と該前面部に後端部が当接している環状突条の
内周面とランプボディの背面との少なくとも3面により
形成された環状空間にゴム材料から成る環状をしたシー
ル部材を上記3つの面に接触するとともにケーシング内
のギヤユニットに対しては線状接触かあるいは全く接触
しないように介在させたので、光軸調整機構のケーシン
グとランプボディとが接合した部分におけるシールを略
完全に行うことができ、ランプボディ内への水等の侵入
を有効に防止することができるとともに、シール部材が
ギヤの回転を妨げてしまうこともない。
(C.従来技術)[第8図] 車輌用前照灯、例えば、自動車用前照灯は、通常、少
なくとも初期エイミング調整、即ち、当該前照灯を車体
に組み付けた後使用前にあるいは検査時等に行なわれる
光軸の調整を行うことができるようにされており、光軸
を規定する部材、例えば、反射鏡を上下方向及び/又は
左右方向で傾動可能に支持するために所謂エイミング調
整機構が設けられる。
ところで、反射鏡を傾動させることによって光軸調整
を行なう、所謂、反射鏡可動タイプの前照灯装置にあっ
ては、反射鏡がランプボディとその前面開口を覆うレン
ズとにより画成される灯具空間内に配置されているた
め、エイミング調整機構は、通常、ランプボディに外側
から取り付けられ、その出力ロッドがランプボディに形
成されたロッド挿通孔を通して反射鏡と連結される。
従って、このような構造を有する前照灯装置にあって
は、水分等が上記ロッド挿通孔を通して灯具空間内に侵
入するのを防止する必要がある。
第8図はそのような防水手段を備えた従来の車輌用前
照灯装置の一例aを示すものである。
同図において、bは前面が開口したランプボディ、c
は該ランプボディbにその前面開口を覆うように取着さ
れたレンズ、dはこれらランプボディbとレンズcとに
より画成される灯具空間、eは該灯具空間d内に上下方
向及び左右方向に傾動自在にランプボディbに支持され
た反射鏡、fは反射鏡eに形成されたブラケット、gは
該ブラケットfに回転不能に取着されたナット、hはラ
ンプボディbの背面壁であり、該背面壁hのうち上記ナ
ットgの略後方の位置にロッド挿通孔iが形成されると
共にその背面にロッド挿通孔iを囲むように環状突条j
が形成されている。
kは、上下エイミング調整機構であり、ケーシングl
と該ケーシングlの内部に設けられた直交変換ギヤユニ
ットmと該ギヤユニットmを駆動するための操作軸nと
後端部がギヤユニットmと結合されたアジャスティング
スクリューoとを備えており、ケーシングlの前面pに
はアジャスティングスクリューoを囲繞するように延び
る環状の突部qが形成されている。そして、このような
エイミング調整機構kはアジャスティングスクリューo
がロッド挿通孔iを通してランプボディb内に突出さ
れ、かつ、その前端部がナットgに螺合されると共に、
ケーシングlの前面pが環状突条jの後方開口面を塞ぐ
ようにしてランプボディbに固定される。このとき、ケ
ーシングlに形成された環状の突部qはランプボディb
の環状突条jの内側にそれと略同軸に位置され、これら
環状突部qと環状突条jとの間にゴム製のオーリングr
が配置され、このオーリングrは環状の突部qの外周面
と環状突条jの内周面とに密着され、これにより、ロッ
ド挿通孔iに対するシールが為される。
(D.考案が解決しようとする課題)[第8図] ところが、ロッド挿通孔iに対するこのようなシール
構造は、間接的なものであり、しかも、環状突条jとケ
ーシングlとの突き合わせ部を通って侵入した水分がロ
ッド挿通孔iに到達する2つの経路、即ち、環状突条j
の内周面及びそれに連続するランプボディbの背面sに
沿う経路とケーシングlの前面及びそれに連続する環状
突部qの外周面に沿う経路は、いずれも、その1箇所に
おいてしかシールされていないので、外部から環状突条
jの内側に侵入した水分をロッド挿通孔iに到達させな
いようにするシール手段としてはその信頼性に欠けると
いう問題があった。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本考案車輌用前照灯装置は、上記した課題を
解決するために、ランプボディの光軸調整機構の配置位
置に対応した背面壁にロッド挿通孔が形成されかつ背面
から後方へ突出し上記ロッド挿通孔を囲む環状突条を形
成し、光軸調整機構のケーシングの前面部が環状突条の
後端に当接するとともにケーシングの前面が環状突条の
後方開口面を覆いかつ光軸調整機構の出力ロッドが前記
ロッド挿通孔に挿通されており、ケーシングの前面と該
前面部に後端部が当接している環状突条の内周面とラン
プボディの背面との少なくとも3面により形成された環
状空間にゴム材料から成る環状をしたシール部材を上記
3つの面に接触するとともにケーシング内のギヤユニッ
トに対しては線状接触かあるいは全く接触しないように
介在させたものである。
従って、本考案車輌用前照灯装置によれば、外部から
環状突条の内側に侵入した水分等はロッド挿通孔に至る
経路のうち、環状突条の内周面及びランプボディの背面
に沿う経路はこれら2つの面に接するシール部材により
2重にシールされているので、ロッド挿通孔に対するシ
ール効果の信頼性を高めることができ、光軸調整機構の
ケーシングとランプボディとが接合した部分のシールを
略完全に行うことができ、ランプボディ内への水等の侵
入を防止することができる。また、シール部材はギヤユ
ニットに対しては線状接触か全く接触していない状態な
ので、シール部材がギヤの回転を妨げることもない。
(F.実施例)[第1図乃至第7図] 以下に、本考案車輌用前照灯装置の詳細を図示した各
実施例に従って説明する。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第5図] 第1図乃至第5図は本考案車輌用前照灯装置を所謂反
射鏡可動タイプの自動車用前照灯装置1に適用した第1
の実施例を示すものである。
(a.前照灯ユニット)[第1図乃至第4図] 2は前照灯ユニットであり、車体に固定されたランプ
ボディとその前面開口を覆うレンズとこれらランプボデ
ィ及びレンズにより画成される灯具空間内に傾動自在に
配置された反射鏡と該反射鏡に支持された電球等から成
る。
(a−1.ランプボディ、レンズ) 3はランプボディであり、その各部が合成樹脂により
一体に形成されている。
ランプボディ3は略前方に向って開口した容器状をし
ており、その前端縁から外方に向って突出したレンズ据
付部4が形成され、該レンズ据付部4の前面には環状の
レンズ据付溝4aが形成されている。
5はランプボディ3の略平板状をした背面壁であり、
その略中央部に後述する電球を出し入れするための偏平
筒状の取出部6が形成されると共に、その上端部の右
(前方から見て右方を右側とする。)寄りの位置に後方
から見て略円形をし、前後方向に偏平な偏平凹部7が形
成され、該偏平凹部7の底面7aの中心にロッド挿通孔8
が形成され、更に、偏平凹部7の周縁には背面壁5の背
面5aの後方へ突出した円環状の環状突条9が一体に形成
されている。
10は背面壁5の下端部の右寄りの位置に後方及び前方
へ突出するように形成された突部であり、後述する傾動
支点軸を支持するものである。
11は略後方に開口した偏平な略箱状をしたレンズであ
り、その後端縁がランプボディ3の前記レンズ据付溝4a
に嵌合されてランプボディ3に固定されており、これら
ランプボディ3とレンズ11とにより灯具空間12が画成さ
れている。
13はレンズ11のランプボディ3への固定に際し、レン
ズ据付溝4aとレンズ11の後端縁との間に介在されたホッ
トメルト等のシーリング材である。
(a−2.反射鏡、電球) 14は灯具空間12内に配置された反射鏡であり、回転放
物面の一部を為し、前方を向いた反射面14aを有すると
共に、その頭頂部に電球取付孔14bが形成されている。
そして、反射鏡14はその背面上のA、B及びCの3つ
の点(第2図参照)においてランプボディ3に支持され
ている。即ち、これら3つの点A、B及びCの1つA点
が傾動支点、A点から上方へ離間したB点が上下方向で
のエイミング調整が為される上下調整点、A点から左方
へ離間したC点が左右方向でのエイミング調整が為され
る左右調整点であり、反射鏡14のこれら傾動支点A、上
下調整点B及び左右調整点Cにそれぞれ対応する位置に
は後方へ向ってブラケット15、16及び17が各別に突設さ
れている。
18は電球であり、その口金部18aが反射鏡14に形成さ
れた電球取付孔14bに着脱自在に支持されている。
そして、このような前照灯ユニット2はランプボディ
3に設けられた図示しない取付部が車体に固定されたラ
ンプハウジング19に固定されることによって車体に取り
付けられる。
(b.傾動支点部)[第4図] 20は傾動支点軸であり、その後部がランプボディ3に
形成された前記突部10にねじ込み状に固定されており、
その前端部に球部20aが一体に形成されている。
21は反射鏡14の前記傾動支点Aに対応する位置に設け
られたブラケット15に取着された球受体であり、後方に
向って開口した球状凹部21aが形成され、該球状凹部21a
に上記傾動支点軸20の球部20aが回動自在に嵌合され
て、該嵌合部が前記傾動支点Aとされている。
(c.上下エイミング調整機構)[第1図、第2図、第4
図、第5図] 22は上下エイミング調整機構である。
(c−1.ケーシング)[第1図、第2図、第4図、第5
図] 23はエイミング調整機構22のケーシングであり、前面
部が環状突条9の後端に接している略箱状の主部24と該
主部24の開口面を覆う蓋体25とから成る。
主部24は後方に向って開口し、その開口縁のうち、左
右両側縁から側方に延びるようにそれぞれ取付片26、26
が一体に形成されていると共に、上側開口縁の左右方向
の真中には上方へ延びる断面半円状の軸受部27が一体に
形成され、また、下側開口縁の左右方向の真中には有底
の偏平筒体をその軸心で切った如き形状をしたギヤ受部
28が一体に形成され、更に、開口面と対向する前面壁の
略中央部には円形の挿通孔24aが形成されている。
蓋体25は有底筒体を縦割りにした如き形状をした軸挿
通部29と該軸挿通部29の左右両側縁から側方に突出する
ように一体に形成された取付片30、30とから成り、軸挿
通部29の中央から稍下側に寄った部分には他の部分より
も一回り大きく放射状に膨らんだギヤ収納部31が形成さ
れ、また、該ギヤ収納部31から下側の部分には主部24の
前記ギヤ受部28と略同じ形状で該ギヤ受部28と共に偏平
筒体を構成するギヤ受部32が形成されている。
また、主部24の軸受部27の後端面には上下方向に延び
横断面半円状の切欠27aが形成され、また、蓋体25の軸
挿通部29の上端部の前端面に上下方向に延び横断面半円
状の切欠29aが形成されている。
そして、蓋体25は主部24にその開口を覆い、主部24の
軸受部27と蓋体25の軸挿通部29の上部とが、また、両者
のギヤ受部28と32とが合わさるように後方から取着さ
れ、軸受部27の切欠27aと軸挿通部29の切欠29aとにより
後述する操作軸を回転自在に支持する軸支持孔33が形成
され、また、ギヤ受部28と32とにより上方へ開口したギ
ヤ支持凹部34が形成され、そして、該ギヤ支持凹部34は
前記軸支持孔33と同軸にされている。
また、主部24の取付片26、26と蓋体25の取付片30、30
とは、主部24に蓋体25が取着される際に重なり合うよう
になっており、更に、各取付片26、26、30、30にそれぞ
れ形成された取付孔26a、26a、30a、30aは対応するもの
同士が一致するようになっている(第5図参照)。
(c−2.ギヤ、出力ロッド等)[第1図、第4図、第5
図] 35及び36はベベルギヤであり、これらベベルギヤ35及
び36はそのギヤ歯形成面と反対側の面に円柱状のボス部
37、38が一体に突設されると共に、その中心部に軸方向
へ貫通した圧入孔39、40が形成されている。
そして、これら2つのベベルギヤ35及び36の一方35
(以下、「第1のベベルギヤ」と言う。)はそのボス部
37が前記ケーシング23に形成されたギヤ支持凹部34に回
転自在に内嵌され、また、他方のベベルギヤ36(以下、
「第2のベベルギヤ」と言う。)はそのボス部38がケー
シング23の前面壁に形成された挿通孔24aに回転自在に
挿通されてその大部分が前面壁から前方へ突出するよう
に位置され、そして、第1のベベルギヤ35と第2のベベ
ルギヤ36とが噛合されている。
41は操作軸であり、その中間部がケーシング23のに形
成された軸支持孔33に回転自在に支持されると共に、そ
の下端部が第1のベベルギヤ35の圧入孔39に圧入固定さ
れてこれと一体的に回転するように結合されている。
42はアジャスティングスクリューであり、その前半部
42aが螺軸部に形成され、その後端部42bが第2のベベル
ギヤ36の圧入孔40に圧入固定されてこれと一体的に回転
するように結合されている。
(c−3.ランプボディへの取付、反射鏡との連結) そして、このような上下エイミング調整機構22は、そ
のケーシング23の取付片26、26、30、30の取付孔26a、2
6a、30a、30aにその後方から挿通されたねじ43、43がラ
ンプボディ3の背面壁5のうち環状突条9を挟んで左右
両脇の位置から後方へ向って突設された取付ボス44、44
(第5図参照)に螺合されることによってランプボディ
3に固定されており、アジャスティングスクリュー42は
その螺軸部42aがロッド挿通孔8を通して灯具空間12内
に突出されている。
しかして、環状突条9の後方開口面がケーシング23の
前面壁によって閉塞されると共に、第2のベベルギヤ36
のボス部38が上記環状突条9の内側にこれと同軸状に位
置され、これにより、ランプボディ3の偏平凹部7の底
面7aとケーシング23の前面壁の前面24bと環状突条9の
内周面9a及び偏平凹部7の内周面7bと第2のベベルギヤ
36のボス部38の外周面38aとにより、略環状の空間45
(以下、「シール配置用空間」と言う。)が形成され
る。
46は反射鏡14の前記上下方向での調整点Bに対応した
位置に設けられたブラケット16に回転不能に取着された
ナットであり、該ナット46にアジャスティングスクリュ
ー42の螺軸部42aが螺合されて、該螺合部が前記調整点
Bとされている。
尚、ランプボディ3の背面壁5のうち左右方向での調
整点Cに対応した位置に設けられたブラケット17と対向
した位置にはアジャスティングスクリューを備えた図示
しない左右エイミング調整機構が取着されており、その
アジャスティングスクリューの前端部が上記ブラケット
17に取着された図示しないナット等の連結部材と連結さ
れて、該連結部が前記調整点Cにされている。
しかして、反射鏡14は傾動支点軸20、上下エイミング
調整機構22及び図示しない左右エイミング調整機構を介
してランプボディ3に支持される。
47はゴム製のカバーであり、その中心孔が電球18の口
金部18aの外周面に密着状に外嵌され、その外周部がラ
ンプボディ3の取出部6の外周部に密着状に嵌着され
る。
(d.シール部材)[第1図、第4図、第5図] 48は円環状をしたシール部材であり、ランプボディ3
の背面壁5に形成された前記ロッド挿通孔8の防水等を
図るためのもので、その各部がゴム材料により一体に形
成されている。
(d−1.構造) 49はシール部材48の外周部であり、直径方向の断面が
略矩形をし、外径は環状突条9の内径と略等しいか又は
稍大きく形成され、また、その軸方向の厚みは前記シー
ル配置用空間45の幅、即ち、軸方向における長さより僅
かに大きくなっている。
50はシール部材48の中間部であり、上記外周部49の内
周面の軸方向における中央部からシール部材48の中心へ
向って突出するように形成されている。
51はシール部材48の内周部であり、その内径は第2の
ベベルギヤ36のボス部38の外径と略等しいか又は稍小さ
く形成され、また、軸方向と平行な断面がシール部材48
の中心に向って開いた略くの字状を為すように形成さ
れ、その屈曲部が中間部50の反外周部49側の端と連続
し、更に、屈曲部を挟んで分かれた2つの部分52、52′
はこれらの間の角度が略90°とされている。
(d−2.作用) そして、このようなシール部材48はランプボディ3の
環状突条9及び偏平凹部7内に略ぴったりと内嵌され、
この状態からエイミング調整機構22のケーシング23がラ
ンプボディ3に取着され、それにより、第2のベベルギ
ヤ36のボス部38がシール部材48の内周部51に内嵌され、
外周部49はランプボディ3に取着されるケーシング23に
より後方から適度に押圧されて軸方向で稍圧縮され、そ
れにより、軸方向と直交する方向では稍膨脹するように
変形される。
従って、シール部材48の外周部49がランプボディ3の
偏平凹部7の底面7a及び内周面7bとケーシング23の前面
24bと環状突条9の内周面9aにそれぞれ密着されると共
にシール部材48の内周部51の2つの部分52、52′の先端
部52a、52′aが第2のベベルギヤ36のボス部38の外周
面38aにその軸方向で離間した位置で各別に密着された
状態でシール部材48がシール配置用空間45に配置され
る。
しかして、ランプボディ3の内部空間はそのエイミン
グ調整機構22を取付けた箇所において、ランプボディ3
の偏平凹部7、環状突条9、ケーシング23、ベベルギヤ
36及びシール部材48等により、確実に密閉される。即
ち、環状突条9とケーシング23とを突き合わせた部分を
通して空間45内に侵入した水分等がロッド挿通孔8に到
達する経路としては、環状突条9の内周面9a及び偏平凹
部7の内周面7bと底面7aに沿う経路とケーシング23の前
面24b及びそれに連続するように位置したボス部38の外
周面38aに沿う経路の2つがあるが、前者の経路にあっ
ては環状突条9の内周面9a及び偏平凹部7の底面7aのい
ずれに対してもシール部材48の外周部49が面接触してい
るため、この経路を通っての水分の侵入は確実に阻止す
ることができ、また、後者の経路にあっては、ケーシン
グ23の前面24bに対してはシール部材48の外周部49が面
接触していると共にボス部38の外周面38aに対してはシ
ール部材48の内周部51の2つの部分52、52′が接触して
いるためこの経路を通っての水分の侵入も確実に阻止す
ることができる。
しかも、随時回転される部材であるベベルギヤ36のボ
ス部38に対しては内周部51の2つの部分52、52′の先端
部52a、52′aのみが接触するため、この接触がベベル
ギヤ36の回転に対する大きな負荷となることはない。
(e.エイミング調整) そこで、上記エイミング調整機構22の操作軸41を回転
操作すると、その回転が第1のベベルギヤ35及びこれに
噛合している第2のベベルギヤ36を介してアジャスティ
ングスクリュー42に伝達されて、該アジャスティングス
クリュー42が回転され、そして、アジャスティングスク
リュー42が螺合しているナット46が反射鏡14に対して回
転不能にされているため、アジャスティングスクリュー
42が回転するとナット46が相対的にアジャスティングス
クリュー42の軸方向へ移動される。それによって、前記
調整点Bが略前後方向へ変位され、反射鏡14が傾動支点
Aと調整点Cとを結ぶ線を傾動軸として略上下方向で傾
動され、それにより、光軸が上下方向で調整される。
尚、図示しない左右エイミング調整機構を操作する
と、反射鏡14はその調整点Cが略前後方向で変位し、こ
れにより傾動支点Aと調整点Bとを結ぶ線を傾動軸とし
て略左右方向で傾動され、それにより、左右方向での光
軸調整が為される。
(F−2.第2の実施例)[第6図、第7図] 第6図及び第7図は本考案車輌用前照灯装置を自動車
用補助前照灯装置に適用した第2の実施例を示すもので
ある。
尚、この第2の実施例に示す前照灯装置1Aが前記第1
の実施例に示した前照灯装置1と相違するところは上下
エイミング調整機構のケーシングの一部とシール部材の
みである。従って、図面には要部のみを示してあり、ま
た、説明は上記相違する点についてのみ行ない、その他
の部分については図面の各部に第1の実施例における同
様の部分に付した符号と同じ符号を付することによりそ
の説明を省略する。
53は上下エイミング調整機構22のケーシング23の前面
壁の挿通孔24aの開口縁部から前方へ突設された筒部で
あり、ケーシング23がランプボディ3に取着されること
により環状突条9の内側にこれと同軸状に位置され、ま
た、該筒部53の内周部53aには前記第2のベベルギヤ36
のボス部38が回転自在に内嵌されている。
尚、筒部53の前面壁からの突出量は環状突条9の開口
面から偏平凹部7の底面7aまでの寸法より稍小さくされ
ており、これにより、ケーシング23がランプボディ3に
取着されたときに環状突条9の開口端がケーシング23の
前面壁に確実に突き合わせられるようになっている。
しかして、ランプボディ3の偏平凹部7の底面7aとケ
ーシング23の前面24bと環状突条9の内周面9a及び偏平
凹部7の内周面7bと上記筒部53の外周面53bとによって
環状に延びるシール配置用空間54が形成される。
55は円環状をしたシール部材であり、その各部がゴム
材料により一体に形成されている。即ち、56はシール部
材55の主部であり、断面形状が矩形をした円環状をして
おり、その外径は環状突条9の内径より稍小さく、内径
は筒部53の外径より稍大きくなっており、また、軸方向
の厚みは上記シール配置用空間54の軸方向における長さ
より稍小さくされている。
57、58、59及び60は主部56の軸方向における両側面と
外周面と内周面のそれぞれの幅方向における略中間の位
置から各別に突出されて円環状に延びるリブであり、断
面形状が略三角形をしている。
そして、このようなシール部材55はランプボディ3の
環状突条9及び偏平凹部7内に略ぴったり内嵌され、こ
の状態からエイミング調整機構22のケーシング23の筒部
53がシール部材55に内嵌されるようにランプボディ3に
取着されると、シール部材55の主部56はケーシング23に
より後方から適度に押圧されて軸方向で稍圧縮され、ま
た、軸方向への圧縮により、直径方向に稍膨張される。
従って、4つのリブ57、58、59及び60の各稜線部57
a、58a、59a及び60aがランプボディ3の偏平凹部7の底
面7aとケーシング23の前面24bと環状突条9の内周面9a
又は偏平凹部7の内周面7bとケーシング23の筒部53の外
周面53aとに各別に密着された状態でシール部材55がシ
ール配置用空間54に配置される。
しかして、ランプボディ3の内部空間はそのエイミン
グ調整機構22を取り付けた箇所においてランプボディ3
の偏平凹部7、環状突条9、ケーシング23及びシール部
材55により確実に密閉される。そして、仮りに、環状突
条9とケーシング23とを突き合わせた部分を通して空間
54内に水分が侵入しても、その水分がロッド挿通孔8に
到達する2つの経路のうちの一方にあってはシール部材
55のリブ57と59が偏平凹部7の底面7aと内周面7b又は環
状突条9の内周面9aに各別に密着されていることによっ
ていわば2重のシールが為されており、また、他方の経
路にあっては、シール部材55のリブ58と60がケーシング
23の前面24bと筒部53の外周面53aに各別に密着されてい
ることによってこれも2重のシールが為されているの
で、空間54に入った水分がロッド挿通孔8に到達するの
を略完全に阻止することができる。
しかも、シール部材55は随時回転される部材であるベ
ベルギヤ36のボス部38には全く接触していないので、シ
ール部材55の存在がベベルギヤ36の回転に対する負荷と
なることもない。
(G.考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本考案車
輌用前照灯装置は、背面壁にロッド挿通孔が形成されか
つ背面から後方へ突出し上記ロッド挿通孔を囲む環状突
条が形成されたランプボディと該ランプボディの前面開
口を覆うレンズとランプボディ及びレンズにより画成さ
れる灯具空間内に傾動自在に配置された光軸規定部材と
を有する前照灯ユニットと、所定のギヤユニットが内蔵
され前面部が上記環状突条の後端に当接しているケーシ
ングと該ケーシングから前方へ突出した出力ロッドとを
有する光軸調整機構とを備え、該光軸調整機構がそのケ
ーシングの前面が前記環状突条の後方開口面を覆いかつ
出力ロッドが前記ロッド挿通孔に挿通されてその前端部
が光軸規定部材に連結されるようにランプボディに取着
された車輌用前照灯装置であって、ケーシングの前面と
該前面部に後端部が当接している環状突条の内周面とラ
ンプボディの背面との少なくとも3面により形成された
環状空間にゴム材料から成る環状をしたシール部材を上
記3つの面に接触するとともにケーシング内のギヤユニ
ットに対しては線状接触かあるいは全く接触しないよう
に介在させたことを特徴とする。
従って、本考案車輌用前照灯装置によれば、外部から
環状突条の内側に侵入した水分等はロッド挿通孔に至る
経路のうち、環状突条の内周面及びランプボディの背面
に沿う経路はこれら2つの面に接するシール部材により
2重にシールされているので、ロッド挿通孔に対するシ
ール効果の信頼性を高めることができ、光軸調整機構の
ケーシングとランプボディとが接合した部分のシールを
略完全に行うことができ、ランプボディ内への水等の侵
入を防止することができる。
また、本考案車輌用前照灯装置においては、シール部
材の回転部に対する接触を線状接触にするかあるいは回
転部(ギヤユニット)には全く接触しないようにした
が、このようにすることによって、シール効果を低下さ
せることなく、シール部材が回転部に与える負荷を小さ
くするかあるいは全くなくすることができる。
尚、前記各実施例においては、ギヤユニットを構成す
るギヤの円柱状のボス部38あるいはケーシング23と一体
の筒部53を環状空間内に環状突条9と同軸状に突出さ
せ、シール部材48、55をこれらボス部38あるいは筒部53
の外周面にも接触させるようにしたが、このようにする
ことによって、外部からシール配置用空間45、54に入っ
た水分等がロッド挿通孔8に至る2つの経路のいずれを
も二重にシールすることができるので、シール部材48、
55によるシール効果をより高めることができる。
更に、第2の実施例においては、環状突条9内に突出
するケーシング23の筒部53の突出方向の寸法を環状突条
9の開口端面から偏平凹部7の底面7aまでの寸法よりも
小さくしたので、確実に環状突条9の開口面とケーシン
グ23の前面壁とを突き合わせることができ、この部分か
らの水の侵入を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案車輌用前照灯装置の第1の実
施例を示すものであり、第1図は要部の拡大断面図、第
2図は正面図、第3図は水平断面図、第4図は第2図の
IV−IV線に沿う断面図、第5図は一部を切り欠いて示す
要部の拡大分解斜視図、第6図及び第7図は本考案車輌
用前照灯装置の第2の実施例を示すものであり、第6図
は要部の拡大断面図、第7図はシール部材の一部切欠斜
視図、第8図は従来の車輌用前照灯装置の一例を示す要
部の断面図である。 符号の説明 1……車輌用前照灯装置、2……前照灯ユニット、3…
…ランプボディ、5……背面壁、5a……背面、8……ロ
ッド挿通孔、9……環状突条、9a……(環状突条の)内
周面、11……レンズ、12……灯具空間、14……光軸規定
部材、22……光軸調整機構、23……ケーシング、24b…
…(ケーシングの)前面、35、36……ギヤユニット、42
……出力ロッド、45……環状空間、48……シール部材、
1A……車輌用前照灯装置、54……環状空間、55……シー
ル部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面壁にロッド挿通孔が形成されかつ背面
    から後方へ突出し上記ロッド挿通孔を囲む環状突条が形
    成されたランプボディと該ランプボディの前面開口を覆
    うレンズとランプボディ及びレンズにより画成される灯
    具空間内に傾動自在に配置された光軸規定部材とを有す
    る前照灯ユニットと、所定のギヤユニットが内蔵され前
    面部が上記環状突条の後端に当接しているケーシングと
    該ケーシングから前方へ突出した出力ロッドとを有する
    光軸調整機構とを備え、該光軸調整機構がそのケーシン
    グの前面が前記環状突条の後方開口面を覆いかつ出力ロ
    ッドが前記ロッド挿通孔に挿通されてその前端部が光軸
    規定部材に連結されるようにランプボディに取着された
    車輌用前照灯装置であって、 ケーシングの前面と該前面部に後端部が当接している環
    状突条の内周面とランプボディの背面との少なくと3面
    により形成された環状空間にゴム材料から成る環状をし
    たシール部材を上記3つの面に接触するとともにケーシ
    ング内のギヤユニットに対しては線状接触かあるいは全
    く接触しないように介在させた ことを特徴とする車輌用前照灯装置
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