JPH04259702A - 前照灯の照射角度調整装置 - Google Patents

前照灯の照射角度調整装置

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JPH04259702A
JPH04259702A JP3040605A JP4060591A JPH04259702A JP H04259702 A JPH04259702 A JP H04259702A JP 3040605 A JP3040605 A JP 3040605A JP 4060591 A JP4060591 A JP 4060591A JP H04259702 A JPH04259702 A JP H04259702A
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shaft
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Shinzo Yokoyama
横山 信三
Hitoshi Hirose
広瀬 仁士
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な前照灯の照射角度
調整装置に関し、詳しくは、ギヤ伝達機構の一のギヤと
検出ギヤとの間に介挿されるカウンターギヤの組付性を
向上させると共に検出ギヤとカウンターギヤとの噛み合
い精度を向上させることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】車輌用前照灯、例えば、自動車用前照灯
は、一般に、その照射角度を調整し得るようにされてお
り、照射角度を規定する部材、例えば、前照灯ユニット
や反射鏡等を車体やランプボディ等の支持部材に傾動可
能に支持すると共に該傾動部材を傾動させて照射角度を
調整するための照射角度調整装置を備えている。
【0003】そして、照射角度の調整には、所謂初期エ
イミング調整、即ち、当該前照灯を車体に組み付けた後
使用前に又は定期あるいは不定期の検査時等に行なわれ
る調整とレベリング調整、即ち、人や積載物等によって
車体に加えられる荷重の変化により生ずる上下方向での
照射角度の狂いをその都度修正するための調整があり、
このうち前者の初期エイミング調整は、通常、手動操作
による調整機構によって行なうようにされ、後者のレベ
リング調整は遠隔操作により駆動される駆動部によって
行なうようにされている。
【0004】また、上記レベリング用の調整装置には従
来から各種のものがあるが、傾動部材と連結された出力
部とモータ等から成る駆動部とから成り、駆動部には遠
隔操作部からの指令によって上記モータの回転方向及び
回転量を制御する制御部が備えられているものが多い。
【0005】図11はそのようなレベリング用の調整装
置の一例aを示すもので、実開平2−13838号公報
に示されたものである。
【0006】bはケースであり、前後2つ割りにされた
ケース体c、dが互いに結合されて成る。
【0007】eはナット体fとウォームホィールgとが
一体に形成されて成る出力ギヤである。
【0008】hは調整軸支持体であり、ケースbに前後
方向に移動自在に、かつ、回転不能に支持され、その外
周面に螺条iが形成され、該螺条iが上記出力ギヤeの
ナット体fに螺合されており、また、この調整軸支持体
hに調整軸jが回転自在に支持されている。
【0009】kはケースb内に支持された直流モータで
あり、該モータkの回転が出力ギヤeのウォームホィー
ルgに伝達され、出力ギヤeが回転することによって調
整軸支持体h及び調整軸jが前後方向に移動せしめられ
る。そして、調整軸jの先端部に連結された傾動部材が
移動せしめられる。
【0010】lは制御部であり、検出ギヤmとプリント
基板nに設けられたプリント接点部(図示しない)とか
ら成り、検出ギヤmはシャフトoでプリント基板nに回
転自在に支持され、プリント基板nがケースb内に固定
されることによって、出力ギヤeと同軸に回転自在に配
置される。
【0011】pはカウンターギヤであり、大小のギヤ部
を備え、前後のケース体c、dに両端を各別に支持され
たシャフトqに支持され、その大ギヤが出力ギヤeに設
けられた小ギヤrと噛合され、カウンターギヤpの小ギ
ヤが検出ギヤmと噛合されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したレ
ベリング調整装置aにあって、検出ギヤmはプリント基
板nを介して後ケース体dに支持され、カウンターギヤ
pはシャフトqを介して前ケース体cと後ケース体dと
に支持される。
【0013】従って、カウンターギヤpのケースbへの
組付性が悪く、また、検出ギヤmとカウンターギヤpと
の間の噛み合せ精度は、2つのケース体c、dの組み付
け精度、シャフトoの組み付け精度に依存するため、両
者の間にガタが生じたり、逆に、噛み合せがきつくなっ
たりすることがあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明前照灯の
照射角度調整装置は、カウンターギヤを回転自在に支持
したギヤホルダーを検出ギヤをプリント基板に支持する
シャフトによってプリント基板に支持したものである。
【0015】
【作用】従って、本発明前照灯の照射角度調整装置にあ
っては、検出ギヤとカウンターギヤとは共にプリント基
板に支持されているので、このプリント基板をケースに
支持するだけで組み付けが完了し、その組付作業性が極
めて向上する。また、カウンターギヤを支持したギヤホ
ルダーが検出ギヤをプリント基板に支持するシャフトを
介してプリント基板に支持されるので、検出ギヤとカウ
ンターギヤとの間の噛み合い精度に影響を与える要素が
きわめて少なくなり、検出ギヤとカウンターギヤとの噛
み合い精度が向上する。
【0016】
【実施例】以下に、本発明前照灯の照射角度調整装置の
詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0017】先ず、前照灯装置の概要について説明する
【0018】図中1は前照灯装置であり、この前照灯装
置1はいわゆる反射鏡可動タイプと称されるタイプのも
のであり、反射鏡を傾動させることによって照射軸を傾
動させるようにしたものである。
【0019】2は合成樹脂製のランプボディであり、前
方に向って開口した凹部3を有している。ランプボディ
2の前面開口縁には前方に向って開口した据付溝4が形
成されており、また、後部中央部には挿通孔5が形成さ
れている。
【0020】6は後述するレベリング駆動部を配置する
ための配置凹部であり、正面から見てランプボディ2の
右端部の上部略4分の1を除いた部分を後方へ向って突
出させるようにして形成されており、該配置凹部6の下
端寄りの位置に挿通孔が形成され該挿通孔の縁から前方
及び後方へと突出した筒部7が一体に形成されている。
【0021】8は透明なガラス又は合成樹脂で形成され
たレンズであり、その後端部がランプボディ2の前記据
付溝4内に嵌合、かつ、接着されている。
【0022】9は上記ランプボディ2とレンズ8とによ
って画成された空間内にランプボディ2に対して傾動可
能に配置された反射鏡であり、その後部中央には電球1
0が着脱可能に取着されている。
【0023】11はランプボディ2の凹部3内の右側上
部に前方へ向けて突出するように植設された支点軸であ
り、該支点軸11の前端には球状部11aが一体に形成
されている。
【0024】12は反射鏡9の後面の右側上部に支持さ
れた球受体であり、合成樹脂で形成されており、後面に
開口した球状の受凹部12aが形成されている。
【0025】しかして、上記支点軸11の球状部11a
を球受体12の受凹部12a内に嵌合する。これによっ
て、自在継ぎ手状の支点部13が形成される。
【0026】14は調整軸であり、螺軸部15の後端に
クラウンギヤ16が一体的に形成されて成り、その後端
寄りの部分がランプボディ2の左側上部に回転自在に支
持されている。
【0027】17は反射鏡9の後端部の左側上部にある
程度の範囲で傾動可能に支持されたナット体であり、該
ナット体17に上記調整軸14の螺軸部15が螺合され
ている。
【0028】18はランプボディ2の後面部に回転自在
に支持された操作軸であり、その下端部に固定されたピ
ニオンギヤ19が上記クラウンギヤ16と噛合されてい
る。20は操作軸18の上端に形成された頭部である。 このようにして、第1の間隔調整部21が形成される。
【0029】しかして、適当な工具、例えば、ドライバ
ー22を使用しその先端を頭部20に係合して操作軸1
8を回転させると、その回転がピニオンギヤ19、クラ
ウンギヤ16を介して調整軸14に伝達される。調整軸
14が回転すると、その回転の方向に応じて螺軸部15
がナット体17に対して捩じ込み、又は捩じ戻されて、
ナット体17が相対的に螺軸部15に沿って前後方向へ
移動され、これによって、反射鏡9のナット体17を支
持した部分とランプボディ2の後面壁との間の間隔が変
化されることになる。
【0030】23はレベリング駆動部であり、ランプボ
ディ2の上記配置凹部6内に配置固定される。
【0031】24はレベリング駆動部23のケースであ
り、前後2つ割りにされた前ケース体25aと後ケース
体25bとが結合されて成り、縦長の箱形に形成されて
いる。
【0032】26はケース24内のうちその上方部にそ
の軸方向が左右に延びる向きで固定された直流モータで
あり、その回転軸26aにはピニオンギヤ27が固定さ
れている。
【0033】28は直流モータ26の直ぐ下側の位置で
ケース24に回転自在に支持されたギヤ体であり、その
一端にスパーギヤ28aが、また、中央部にウォーム2
8bが、それぞれ一体に形成されており、スパーギヤ2
8aが上記ピニオンギヤ27と噛合されている。
【0034】29はケース24内の略中央部にその軸方
向が前後方向に延びる向きで回転自在に支持されたウォ
ームホィールであり、上記ウォーム28bと噛合されて
いる。
【0035】30は支持体であり、円筒状をした主部3
1と該主部31の略中央部から外方へ突出したフランジ
部32とが合成樹脂で一体に形成されており、主部31
のフランジ部32から後側の部分の外周面には螺条33
が形成されている。そして、フランジ部32の外周面に
は周方向に適当に離間して2つの回り止め突起32a、
32aが突設されている。
【0036】前ケース体25aの下端部には前方へ突出
した円筒部34が形成されており、後ケース体25bの
下端部で上記円筒部34に対応した箇所にも後方へ突出
した円筒部35が形成されている。
【0037】円筒部34の前端を閉塞している前面板3
6の中心部には円形の挿通孔36aが形成されており、
該挿通孔36aの径は上記支持体30の主部31のフラ
ンジ部32から前の部分31a(以下、「挿通部」と言
う。)の外径より僅かに大きくされている。
【0038】前ケース体25aの内面に上記円筒部34
の後端に連続するように円筒状の支持壁37が突設され
ており、該支持壁37の後端面37aは中突の曲面とさ
れている。
【0039】そして、上記円筒部34の内面及び支持壁
37の内面には両者に連続して前後方向に延びると共に
支持壁37の後端に達する摺動溝38、38が形成され
ている。
【0040】そして、上記支持体30の挿通部31aは
前ケース体25aの円筒部34の前面板36に形成され
た挿通孔36aに挿通され、かつ、支持体30の回り止
め突起32a、32aが前ケース体25aの摺動溝38
、38に摺動自在に係合され、これによって支持体30
は前ケース体25aに対して前後方向へ摺動自在である
が回転は不能に支持される。
【0041】後ケース体25bの内面のうち上記円筒部
35の前端に連続するように円筒状の支持壁39が突設
されており、該支持壁39の前端面39aは中突の曲面
とされている。
【0042】そして、円筒部35と支持壁39との連続
部より稍前側の位置に円筒部35と支持壁39との連続
体を前後に分ける隔壁40が形成され、該隔壁40の中
心部に挿通孔40aが形成されている。
【0043】41は調整軸であり、全体が3分されてお
り、中間の円柱部41aと前部の螺軸部41bと後部の
角柱部41cとが一体に形成され、円柱部41aの後端
に突出量の小さなフランジ42が一体に突設され、円柱
部41aの前端に環状の係着溝43が形成されている。
【0044】そして、調整軸41は上記支持体30の主
部31に後方から挿通され、その円柱部41aが支持体
30の主部31に回転可能に支持される。そして、調整
軸41のフランジ42が支持体30の主部31の後端面
に当接したところで、係着溝43が支持体30の主部3
1の前端面に接するように位置し、該係着溝43に止め
ワッシャ44が係着されて、調整軸41の支持体30か
らの抜け止めが為される。
【0045】45は出力ギヤであり、円筒状をしたナッ
ト部46と該ナット部46の前端寄りの位置に突設され
た円板部47とが合成樹脂により一体に形成され、ナッ
ト部46の内周面には螺溝46aが、また、円板部47
の外周面にはギヤ歯47a、47a、・・・がそれぞれ
形成されており、そして、ナット部46は上記支持体3
0の主部31のフランジ部32より後側の部分に外嵌状
に位置し、その螺溝46aが支持体30の螺条33と螺
合され、また、ギヤ歯47a、47a、・・・は上記ウ
ォームホィール29と噛合されている。そして、調整軸
41の角柱部41cは隔壁40の挿通孔40aを挿通さ
れその大部分が上記円筒部35内に位置されている。
【0046】更に、前ケース体25aの支持壁37の後
端部37aは出力ギヤ45の円板部47の前面に軽く接
触ないしは近接して位置し、また、後ケース体25bの
支持壁39の前端面39aは出力ギヤ45の円板部47
の後面に軽く接触ないしは近接して位置し、これによっ
て、出力ギヤ45のケース24内における前後方向の位
置が規定されている。
【0047】しかして、上記レベリング駆動部23はラ
ンプボディ2の配置凹部6内に配置固定され、ケース2
4の円筒部35の後端部は配置凹部6の筒部7の前端部
内に嵌合するように位置する。
【0048】48は反射鏡9の後面部の右側下部にある
程度の範囲で傾動可能に支持されたナット体であり、上
記調整軸41の螺軸部41bが該ナット体48に螺合さ
れる。
【0049】しかして、レベリング駆動部23のモータ
26が回転すると、その回転力がギヤ伝達機構に、ピニ
オンギヤ27、スパーギヤ28a、ウォーム28b、ウ
ォームホィール29、出力ギヤ45の順に伝達される。 そして、出力ギヤ45が回転すると、これと螺合してい
て回転を阻止されている支持体30が出力ギヤ45の回
転の方向に応じて前方又は後方へ送られる。従って、こ
の支持体30に支持されている調整軸41が支持体30
と共に前方へ又は後方へ送られることになり、反射鏡9
のナット体48が支持された部分が前方へ又は後方へ移
動されることになる。
【0050】49はエイミング操作部であり、50はそ
のケースである。
【0051】51は連結軸であり、連結筒部52の後端
にクラウンギヤ53が固定されて成り、連結筒部52に
はその前端面に開口した角柱状の連結穴52aが形成さ
れている。そして、この連結軸51はその連結筒部52
の後端部がケース50に回転可能に支持され、連結筒部
52の大部分はケース50の前面から前方に向って突出
している。
【0052】54はケース50に垂直な状態で回転可能
に支持された操作軸であり、その下端部に固定されたピ
ニオンギヤ55が連結軸51のクラウンギヤ53と噛合
されている。そして、操作軸54の上端に形成された頭
部56はケース50の上面から突出されている。しかし
て、適当な工具、例えば、ドライバー22を使用して操
作軸54を回転させると、その回転がピニオンギヤ55
、クラウンギヤ53を介して連結軸51に伝達される。
【0053】そして、上記のように構成されたエイミン
グ操作部49はランプボディ2の後面の右下部に固定さ
れ、連結軸51の連結筒部52がランプボディ2の筒部
7内に挿入されその連結穴52a内に上記調整軸41の
角柱部41cが摺動可能に、しかし、回転不能に挿入さ
れる。このようにして、第2の間隔調整部57が構成さ
れる。
【0054】そこで、上記のように操作軸54を回転し
て連結軸51を回転させると、その連結筒部52と連結
されている調整軸41が回転され、その回転の方向に応
じてその螺軸部41bがナット体48に対して捩じ込み
又は捩じ戻されて、ナット体48が相対的に螺軸部41
bに沿って前後方向へ移動され、これによって、反射鏡
9のナット体48を支持した部分とランプボディ2の後
面壁との間の間隔が変化されることになる。
【0055】58は調整軸41の移動量を制御するため
の制御部であり、プリント基板と検出ギヤとから成る。
【0056】プリント基板59は後ケース体25bの内
面に固定されており、その前面には所要のプリント導体
60、60、・・・が形成されている。
【0057】プリント基板59の下端寄りの位置には円
形の取付孔61が形成されている。
【0058】62は検出ギヤであり、合成樹脂により形
成されている。
【0059】63は検出ギヤ62の円板状の主部であり
、その中心部には被支持孔64が形成され、後面には比
較的大きな円形の凹部65が形成され、該凹部65内に
接触子66、66が取着されている。尚、この接触子6
6、66とプリント基板59上のプリント導体60、6
0、・・・の詳細は上記実開平2−13838号公報に
示されているので、本明細書においては説明を割愛する
【0060】主部63の前面には主部63より一回り小
さい円形の壁67が突設されており、該壁67の外周面
にギヤ歯68、68、・・・が形成されている。また、
円形の壁67の内周面には180°強の範囲に亘って円
弧状の突壁69が突設され、この突壁69の両端面69
a、69bがストッパ面とされている。
【0061】70はシャフト体であり、アルミニウムで
形成されている。
【0062】該シャフト体70は、稍厚肉の円筒状をし
た主部71と該主部71の後端に連続し主部71の外径
より小さい外径の円筒状をした被支持部72と主部71
の前端に連続し主部71の外径より大きい外径の円筒状
をした位置決部73と該位置決部73の後端から半径方
向へ突出したフランジ部74とが一体に形成されて成り
、そして、各部71、72、73及び74は同軸に形成
され、かつ、これら各部71、72、73、74の中心
を貫通した挿通孔75が形成されている。また、主部7
1の外径は上記検出ギヤ62の被支持孔64の径と同じ
か僅かに小さく形成されている。
【0063】76はギヤホルダーであり。各部が合成樹
脂により一体に形成されている。
【0064】77は円帯状をした被支持部であり、その
内径は上記シャフト体70の主部71の外径と同じか僅
かに大きく形成され、外径は検出ギヤ62の突壁69に
内接する円の直径と同じか僅かに小さく形成されており
、外縁からはストッパ片78が外方へ向けて突設されて
いる。
【0065】被支持部77の外周縁には周方向へ間隔を
空けた位置から2つの支持壁79、79が前方へ向けて
突設され、該支持壁79、79の前端にはそこから外方
へ突出したギヤ支持板80が一体に連結されており、該
ギヤ支持板80の外端部には後方へ向けて突出した脚片
81が設けられ、該脚片81の後端面には係合ピン82
が突設されている。
【0066】83はその前端がギヤホルダー76のギヤ
支持板80にカシメ止められた支持軸であり、該支持軸
83にカウンターギヤ84が回転自在に支持されている
【0067】カウンターギヤ84は合成樹脂によって形
成され、大ギヤ84aの後面に小ギヤ84bが一体に形
成されて成る。
【0068】しかして、上記シャフト体70の主部71
を前側からギヤホルダー76の被支持部77、検出ギヤ
62の被支持孔64にこの順で挿通し、それから、被支
持部72を前側からプリント基板59の取付孔61に挿
通する。このとき、ギヤホルダー76の係合ピン82を
プリント基板59に設けた位置決孔85に挿通する。そ
して、シャフト体70の主部71の後端面71aがプリ
ント基板59の取付孔61の前面側開口縁に当接したと
ころで、被支持部72のプリント基板59の裏側に突出
した部分の外周面をカシメてシャフト体70をプリント
基板59に固定する。
【0069】これによって、検出ギヤ62はシャフト体
70の主部71の回りで回転自在にプリント基板59に
支持され、また、カウンターギヤ84もギヤホルダー7
6を介してプリント基板59に支持され、その小ギヤ8
4bが検出ギヤ62のギヤ歯68、68、・・・と噛合
する。
【0070】そして、プリント基板59が後ケース体2
5bの所定の位置に取着されることによって、検出ギヤ
62とカウンターギヤ84はケース24内の所定の位置
に配置される。
【0071】そして、検出ギヤ62はその一方のストッ
パ面69aがギヤホルダー76のストッパ片78と当接
する位置と、他方のストッパ面69bが同じくストッパ
片78と当接する位置との間で回動される。
【0072】このような構造では、検出ギヤ62とカウ
ンターギヤ84を予めプリント基板59に支持しておき
、プリント基板59をケース24に取着すれば良いので
、検出ギヤ62及びカウンターギヤ84の組み込み作業
がきわめて簡単であると共に、検出ギヤ62とカウンタ
ーギヤ84との噛み合いも精度良く為される。
【0073】また、シャフト体70が前又は後から押圧
されることがあっても、主部71の後端面71aがプリ
ント基板59の前面に当接していて、フランジ部74と
プリント基板59の前面との間の間隔が縮まるようなこ
とはなく、検出ギヤ62のスムーズな回転のためのクリ
アランスが常に確保される。
【0074】更に、接触子66、66は凹部65内に配
置され、主部63の後面の外周縁部がプリント基板59
と軽く接触した状態となるため、接触子66、66とプ
リント導体60、60、・・・から成る検出部がプリン
ト基板59と検出ギヤ62とによって囲まれた空間内に
位置することになり、塵埃等の侵入を防ぐことができ、
信頼性が向上する。
【0075】更にまた、組み込み時に、どちらかのスト
ッパ面69a又は69bをストッパ片78に当接させて
おいて初期設定を行なえば良く、初期設定が容易となる
【0076】86はシャフトであり、シャフト体70の
挿通孔75に挿通され、その前後両端部が前ケース体2
5aの内面に形成された凹部87と後ケース体25bの
内面に形成された凹部88にそれぞれ嵌合支持されてい
る。
【0077】そして、上記ウォームホィール29はこの
シャフト86に回転自在に支持されている。
【0078】ウォームホィール29の後面には小ギヤ部
89が一体に形成されており、該小ギヤ部89の後面に
はウォームホィール29の中心孔29aより大径の円形
で中心孔29aと同軸の円形凹部90が形成されており
、該円形凹部90の内径は上記シャフト体70の位置決
部73の外径より僅かに大きく形成されており、この円
形凹部90がシャフト体70の位置決部73に外嵌され
ることによって、ウォームホィール29の検出ギヤ62
、カウンターギヤ84に対する相対位置が精度良く決ま
り、その小ギヤ部89がカウンターギヤ84の大ギヤ8
4aと確実に噛合される。
【0079】しかして、以上のような制御部58にあっ
ては、調整軸41の移動方向と移動量をウォームホィー
ル29の回転方向と回転量として減速して受け取り、こ
れによって、調整軸41の精確な位置制御を行なう。
【0080】以上に説明した実施例は、本発明を反射鏡
可動タイプの前照灯装置に適用したものであるが、本発
明はいわゆるユニット可動タイプの前照灯装置にも適用
することができる。尚、ユニット可動タイプの前照灯装
置とは、光源を支持した反射鏡にその前面を覆うように
レンズを取着して成る前照灯ユニットを車体に支持した
ランプハウジングに傾動可能に支持したタイプの前照灯
装置である。本発明をユニット可動タイプの前照灯装置
に適用した場合は、前照灯ユニットが傾動部材となる。
【0081】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明前照灯の照射角度調整装置は、傾動されるこ
とによって前照灯の照射角度が変更される傾動部材に連
結され軸方向に移動することによって傾動部材を傾動さ
せる調整軸を備えた前照灯の照射角度調整装置であって
、回転することによって調整軸を軸方向へ移動させる出
力ギヤとモータとモータの回転を出力ギヤに伝達するギ
ヤ伝達機構とを含み、調整軸の位置をギヤ伝達機構のう
ちの一のギヤの回転角から検出する検出ギヤを備え、検
出ギヤはプリント基板に回転自在に支持されると共に、
上記一のギヤと検出ギヤとの間に介挿されたカウンター
ギヤを有し、カウンターギヤを回転自在に支持したギヤ
ホルダーを検出ギヤをプリント基板に支持するシャフト
によってプリント基板に支持したことを特徴とする。
【0082】従って、本発明前照灯の照射角度調整装置
にあっては、検出ギヤとカウンターギヤとは共にプリン
ト基板に支持されているので、このプリント基板をケー
スに支持するだけで組み付けが完了し、その組付作業性
が極めて向上する。また、カウンターギヤを支持したギ
ヤホルダーが検出ギヤをプリント基板に支持するシャフ
トを介してプリント基板に支持されるので、検出ギヤと
カウンターギヤとの間の噛み合い精度に影響を与える要
素がきわめて少なくなり、検出ギヤとカウンターギヤと
の噛み合い精度が向上する。
【0083】尚、上記実施例で示した具体的な形状ない
しは構造は本発明の実施に当っての具体化のほんの一例
を示したものにすぎず、これらによって、本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明前照灯の照射角度調整装置の要部を示す
拡大分解斜視図である。
【図2】本発明前照灯の照射角度調整装置を使用した前
照灯装置の水平断面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う拡大断面図
である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】要部の一部切欠拡大正面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】カウンターギヤと検出ギヤが取り付けられたプ
リント基板の拡大正面図である。
【図8】カウンターギヤと検出ギヤが取り付けられたプ
リント基板の拡大右側面図である。
【図9】図7のIX−IX線に沿う拡大断面図である。
【図10】調整軸と支持体の関係を示す拡大分解斜視図
である。
【図11】従来の前照灯の照射角度調整装置の一例を示
す要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1  前照灯 9  傾動部材 23  前照灯の照射角度調整装置 26  モータ 29  ギヤ伝達機構のうちの一のギヤ41  調整軸 45  出力ギヤ 59  プリント基板 62  検出ギヤ 70  シャフト 76  ギヤホルダー 84  カウンターギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  傾動されることによって前照灯の照射
    角度が変更される傾動部材に連結され軸方向に移動する
    ことによって傾動部材を傾動させる調整軸を備えた前照
    灯の照射角度調整装置であって、回転することによって
    調整軸を軸方向へ移動させる出力ギヤとモータとモータ
    の回転を出力ギヤに伝達するギヤ伝達機構とを含み、調
    整軸の位置をギヤ伝達機構のうちの一のギヤの回転角か
    ら検出する検出ギヤを備え、検出ギヤはプリント基板に
    回転自在に支持されると共に、上記一のギヤと検出ギヤ
    との間に介挿されたカウンターギヤを有し、カウンター
    ギヤを回転自在に支持したギヤホルダーを検出ギヤをプ
    リント基板に支持するシャフトによってプリント基板に
    支持したことを特徴とする前照灯の照射角度調整装置。
JP3040605A 1991-02-13 1991-02-13 前照灯の照射角度調整装置 Expired - Lifetime JP2517487B2 (ja)

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GB2253900B (en) 1994-10-05
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