JPH0229537B2 - - Google Patents
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- JPH0229537B2 JPH0229537B2 JP58069550A JP6955083A JPH0229537B2 JP H0229537 B2 JPH0229537 B2 JP H0229537B2 JP 58069550 A JP58069550 A JP 58069550A JP 6955083 A JP6955083 A JP 6955083A JP H0229537 B2 JPH0229537 B2 JP H0229537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headlamp
- adjusting screw
- vehicle
- rotated
- adjustment screw
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 16
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/076—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by electrical means including means to transmit the movements, e.g. shafts or joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は新規な車輌用前照灯装置に関する。詳
しくは、前照灯の照射角度を車体に対して変更す
ることができるようにされており、かつ、車輌完
成時あるいは車輌点検時における車体に対する照
射角度の調整、即ち初期エイミングをするための
機構と、走行時に車体に加わる荷重の変化に応じ
た照射角度の調整、即ちレベリングを行うために
機構とを備えており、エイミングを行なうための
機構とレベリングを行なうための機構とが併設さ
れる調整点において、その両機構の主要部分の殆
んど全てを共通化することによつて構造を簡素化
し、かつ小型に構成することができるようにした
新規な車輌用前照灯装置を提供しようとするもの
である。
しくは、前照灯の照射角度を車体に対して変更す
ることができるようにされており、かつ、車輌完
成時あるいは車輌点検時における車体に対する照
射角度の調整、即ち初期エイミングをするための
機構と、走行時に車体に加わる荷重の変化に応じ
た照射角度の調整、即ちレベリングを行うために
機構とを備えており、エイミングを行なうための
機構とレベリングを行なうための機構とが併設さ
れる調整点において、その両機構の主要部分の殆
んど全てを共通化することによつて構造を簡素化
し、かつ小型に構成することができるようにした
新規な車輌用前照灯装置を提供しようとするもの
である。
背景技術及びその問題点
車輌、特に自動車における前照灯装置には、車
体に対する照射角度を正規な状態に調整するため
の調整機構が備えられている。この調整機構は2
種のものに大別することができる。1つは、車輌
の完成時や車輌の点検時において前照灯の照射角
度を定めるための所謂初期エイミングを行なうた
めの調整機構(以下、エイミング機構という。)
である。このエイミング機構は、通常、前照灯の
ランプボデイ等をアジヤステイングスクリユー等
によつて車体に対して2点乃至3点で傾動自在に
支持し、この支持された点をアジヤステイングス
クリユー等の操作によつて移動し、もつて前照灯
の車体に対する取付角度を変更することができる
構造にされている。調整機構のもう一つは、走行
時に車体に加わる荷重の変化に応じて照射角度を
正しい状態に調整するための所謂レベリングを行
なうための調整機構(以下、レベリング機構とい
う。)である。このレベリング機構は通常、前照
灯のランプボデイ下部に駆動軸を連結し、この駆
動軸を運転席からの遠隔操作によつて手動又は適
宜な動力により操作し、もつて前照灯の車体に対
する上下方向における取付角度を変更することが
できるような構造とされている。
体に対する照射角度を正規な状態に調整するため
の調整機構が備えられている。この調整機構は2
種のものに大別することができる。1つは、車輌
の完成時や車輌の点検時において前照灯の照射角
度を定めるための所謂初期エイミングを行なうた
めの調整機構(以下、エイミング機構という。)
である。このエイミング機構は、通常、前照灯の
ランプボデイ等をアジヤステイングスクリユー等
によつて車体に対して2点乃至3点で傾動自在に
支持し、この支持された点をアジヤステイングス
クリユー等の操作によつて移動し、もつて前照灯
の車体に対する取付角度を変更することができる
構造にされている。調整機構のもう一つは、走行
時に車体に加わる荷重の変化に応じて照射角度を
正しい状態に調整するための所謂レベリングを行
なうための調整機構(以下、レベリング機構とい
う。)である。このレベリング機構は通常、前照
灯のランプボデイ下部に駆動軸を連結し、この駆
動軸を運転席からの遠隔操作によつて手動又は適
宜な動力により操作し、もつて前照灯の車体に対
する上下方向における取付角度を変更することが
できるような構造とされている。
このように、車輌用前照灯の車体に対する照射
角度を調整するための機構にはエイミング機構
と、そしてレベリング機構の2種があり、車輌に
よつてはこの2種の調整機構が備えられる場合が
ある。そして、この場合エイミング機構とレベリ
ング機構とをそれぞれ別体の機構のままで前照灯
に関係させると、前照灯の調整点が多数に及び、
その多数の調整点にそれぞれ調整用軸部材等が関
係され、構造が複雑になるという問題がある。
角度を調整するための機構にはエイミング機構
と、そしてレベリング機構の2種があり、車輌に
よつてはこの2種の調整機構が備えられる場合が
ある。そして、この場合エイミング機構とレベリ
ング機構とをそれぞれ別体の機構のままで前照灯
に関係させると、前照灯の調整点が多数に及び、
その多数の調整点にそれぞれ調整用軸部材等が関
係され、構造が複雑になるという問題がある。
発明の目的
本発明は上記した問題点に鑑み為されたもの
で、エイミングを行なうための機構とレベリング
を行なうための機構とが併設される調整点におい
て、その両機構の主要部分の殆んど全てを共通化
することによつて構造を簡素化し、かつ小型に構
成することができるようにした新規な車輌用前照
灯装置を提供しようとするものである。
で、エイミングを行なうための機構とレベリング
を行なうための機構とが併設される調整点におい
て、その両機構の主要部分の殆んど全てを共通化
することによつて構造を簡素化し、かつ小型に構
成することができるようにした新規な車輌用前照
灯装置を提供しようとするものである。
発明の概要
本発明車輌用前照灯装置は、上記目的を達成す
る為に、前照灯の照射方向を車体に対して変更可
能とした車輌用前照灯装置において、車体に対す
る取付角度を変更される傾動部材を車体又は車体
に固定される部材に支持している一つの点におい
て、先端が上記傾動部材に連結された調整スクリ
ユーと該調整スクリユーを保持する移動体と該移
動体を移動せしめる駆動体と該駆動体を駆動する
駆動部とを有すると共に、上記調整スクリユーと
移動体と駆動体とは互いに同軸上に配列されてい
ることを特徴とする。
る為に、前照灯の照射方向を車体に対して変更可
能とした車輌用前照灯装置において、車体に対す
る取付角度を変更される傾動部材を車体又は車体
に固定される部材に支持している一つの点におい
て、先端が上記傾動部材に連結された調整スクリ
ユーと該調整スクリユーを保持する移動体と該移
動体を移動せしめる駆動体と該駆動体を駆動する
駆動部とを有すると共に、上記調整スクリユーと
移動体と駆動体とは互いに同軸上に配列されてい
ることを特徴とする。
このようにすることによつて、エイミング機構
とレベリング機構の両機構の主要部分の殆どを共
通化することができ、簡素かつ小型に構成するこ
とができる新規な車輌用前照灯装置を提供するこ
とができる。
とレベリング機構の両機構の主要部分の殆どを共
通化することができ、簡素かつ小型に構成するこ
とができる新規な車輌用前照灯装置を提供するこ
とができる。
実施例
以下に、本発明に係る車輌用前照灯装置の詳細
を添付図面に示した各実施例に従つて説明する。
を添付図面に示した各実施例に従つて説明する。
第1の実施例
第1乃至第6図は本発明車輌用前照灯装置の第
1の実施例を示すものである。
1の実施例を示すものである。
図においては、1は前照灯ユニツトを示す。2
は反射鏡部であり、その内面は回転放面状の反射
面とされ、後部中央には電球3が取着されてい
る。4はレンズで、反射鏡部2にその前面開口を
覆うように取着されている。5は前照灯ユニツト
保持部材であり、その上端からは支持片6及び7
が突設されている。8及び9はアジヤステイング
スクリユーであり、これらアジヤステイングスク
リユー8及び9の頭部は各支持片6及び7に形成
された切欠10,10に係合され、かつ各先端部
が車体11に固定されたナツト12に螺合され、
更に、各支持片6,7と車体11との間にはコイ
ルスプリング13,13が圧縮された状態で介挿
されており、各支持片6及び7はコイルスプリン
グ12,12の弾発力によつてアジヤステイング
スクリユー8及び9の頭部に圧接されていると共
に、前照灯1の下部が前後方向に移動されたとき
は各支持片6及び7はコイルスプリング12,1
2の弾発力に抗して前照灯1と一体に傾動するこ
とができるようにされている。
は反射鏡部であり、その内面は回転放面状の反射
面とされ、後部中央には電球3が取着されてい
る。4はレンズで、反射鏡部2にその前面開口を
覆うように取着されている。5は前照灯ユニツト
保持部材であり、その上端からは支持片6及び7
が突設されている。8及び9はアジヤステイング
スクリユーであり、これらアジヤステイングスク
リユー8及び9の頭部は各支持片6及び7に形成
された切欠10,10に係合され、かつ各先端部
が車体11に固定されたナツト12に螺合され、
更に、各支持片6,7と車体11との間にはコイ
ルスプリング13,13が圧縮された状態で介挿
されており、各支持片6及び7はコイルスプリン
グ12,12の弾発力によつてアジヤステイング
スクリユー8及び9の頭部に圧接されていると共
に、前照灯1の下部が前後方向に移動されたとき
は各支持片6及び7はコイルスプリング12,1
2の弾発力に抗して前照灯1と一体に傾動するこ
とができるようにされている。
14は前照灯ユニツト保持部材5の下部で支持
片7の真下に相当する位置に設けられた連結部で
あり、この連結部14には後述する調整スクリユ
ーの先端が連結される。
片7の真下に相当する位置に設けられた連結部で
あり、この連結部14には後述する調整スクリユ
ーの先端が連結される。
次に第3図乃至第5図によつて、エイミング機
構とレベリング機構とが結合された機構について
説明する。
構とレベリング機構とが結合された機構について
説明する。
15はケーシングであり、車体に対して固定的
に取着されている。16はケーシング15の前側
壁17の中央に形成された挿通孔であり、該挿通
孔16の形状は略正八角形(第4図参照)とされ
ている。18はケーシング14の後側壁19の中
央部に形成された後部挿通孔であり、前部挿通孔
16と後部挿通孔18とは同軸上に設けられてい
る。20はケーシング15の前側壁17の中央部
内面からケーシングの中央部に向けて突設された
環状支持部、また、21はケーシング15の上部
壁22からケーシングの中央部に向けて突設され
た中央支持壁であり、該中央支持壁21のケーシ
ング中央部にある先端部には前記支持部20に対
向した円形の支持孔23が形成されている。
に取着されている。16はケーシング15の前側
壁17の中央に形成された挿通孔であり、該挿通
孔16の形状は略正八角形(第4図参照)とされ
ている。18はケーシング14の後側壁19の中
央部に形成された後部挿通孔であり、前部挿通孔
16と後部挿通孔18とは同軸上に設けられてい
る。20はケーシング15の前側壁17の中央部
内面からケーシングの中央部に向けて突設された
環状支持部、また、21はケーシング15の上部
壁22からケーシングの中央部に向けて突設され
た中央支持壁であり、該中央支持壁21のケーシ
ング中央部にある先端部には前記支持部20に対
向した円形の支持孔23が形成されている。
24は、ケーシング15の中央部を上記前部挿
通孔16及び後部挿通孔18を通つて前後方向
(第3図において図面の左方が前方、右方が後方
であり、以下の説明における前後方向の関係はこ
の前後方向に従う。)に貫通された調整スクリユ
ーであり、後方端には正六角形の頭部25が形成
され、前端には球体26が形成されており、また
少なくとも中間部には螺溝27が形成されてい
る。そして、該調整スクリユー24は、その前端
の球体26が前照灯ユニツト保持部材5の連結部
14にその後方に向つて開口するように形成され
た球状凹部28に係合されることによつて前照灯
ユニツト保持部材5の下端と連結されている。
通孔16及び後部挿通孔18を通つて前後方向
(第3図において図面の左方が前方、右方が後方
であり、以下の説明における前後方向の関係はこ
の前後方向に従う。)に貫通された調整スクリユ
ーであり、後方端には正六角形の頭部25が形成
され、前端には球体26が形成されており、また
少なくとも中間部には螺溝27が形成されてい
る。そして、該調整スクリユー24は、その前端
の球体26が前照灯ユニツト保持部材5の連結部
14にその後方に向つて開口するように形成され
た球状凹部28に係合されることによつて前照灯
ユニツト保持部材5の下端と連結されている。
29は螺孔30が中心を貫通するように形成さ
れた筒状の移動体であり、該移動体29の外周面
は軸心方向に見た形状が略正八角形状(第4図参
照)に形成され、後端部には円形の外周面を有す
る大径部31が一体に形成されており、該大径部
31の外周面には螺溝32が形成されている。そ
して、移動体29の螺孔30には上記調整スクリ
ユー24の中間部が螺合されている。また、移動
体29は大径部31から前方の部分が上記したケ
ーシング15の前部挿通孔16に挿通される。そ
して、移動体29の外形状と前部挿通孔16の形
状は共に正八角形状とされているので、移動体2
9は回転を阻止され、そして軸心方向への移動の
みを可能とされた状態でケーシング15に保持さ
れる。
れた筒状の移動体であり、該移動体29の外周面
は軸心方向に見た形状が略正八角形状(第4図参
照)に形成され、後端部には円形の外周面を有す
る大径部31が一体に形成されており、該大径部
31の外周面には螺溝32が形成されている。そ
して、移動体29の螺孔30には上記調整スクリ
ユー24の中間部が螺合されている。また、移動
体29は大径部31から前方の部分が上記したケ
ーシング15の前部挿通孔16に挿通される。そ
して、移動体29の外形状と前部挿通孔16の形
状は共に正八角形状とされているので、移動体2
9は回転を阻止され、そして軸心方向への移動の
みを可能とされた状態でケーシング15に保持さ
れる。
33は略円筒状に形成された筒部34と該筒部
34の外周面にフランジ状に突出して形成された
ホイールギヤ35とから成る駆動体である。筒部
34には前方に開口された支持孔36が形成さ
れ、後端面中央部にはスパーギヤ部37が突出形
成され、更に、該スパーギヤ部37の後端面と前
記支持孔36の後端との間を連通する挿通孔38
が形成されている。そして、駆動体33はその筒
部34の前方部分が前記したケーシング15の環
状支持部20に回転自在に内嵌され、筒部34の
後方部分が前記したケーシング15の中央支持壁
21の支持孔23に回転自在に嵌合され、ホイー
ルギヤ部35の基部には形成された段部39,3
9が環状支持部20の後端と中央支持壁21の前
面にそれぞれ当接され、これらによつて駆動体3
3がケーシング15に対して回転自在に支持され
る。上記移動体29はその大径部31の外周面に
形成された螺溝32が駆動体33の筒部34に形
成された支持孔36の内周面に形成された螺溝に
螺合され、これによつて移動体29は駆動体33
に保持される。
34の外周面にフランジ状に突出して形成された
ホイールギヤ35とから成る駆動体である。筒部
34には前方に開口された支持孔36が形成さ
れ、後端面中央部にはスパーギヤ部37が突出形
成され、更に、該スパーギヤ部37の後端面と前
記支持孔36の後端との間を連通する挿通孔38
が形成されている。そして、駆動体33はその筒
部34の前方部分が前記したケーシング15の環
状支持部20に回転自在に内嵌され、筒部34の
後方部分が前記したケーシング15の中央支持壁
21の支持孔23に回転自在に嵌合され、ホイー
ルギヤ部35の基部には形成された段部39,3
9が環状支持部20の後端と中央支持壁21の前
面にそれぞれ当接され、これらによつて駆動体3
3がケーシング15に対して回転自在に支持され
る。上記移動体29はその大径部31の外周面に
形成された螺溝32が駆動体33の筒部34に形
成された支持孔36の内周面に形成された螺溝に
螺合され、これによつて移動体29は駆動体33
に保持される。
40はケーシング15内に保持されたモータ4
1の出力軸42に連結されたウオームギヤであ
り、該ウオームギヤ40は上記駆動体33のホイ
ールギヤ部35のギヤ歯と噛合されている。モー
タ41としては減速機構43付きの直流モータが
用いられている。
1の出力軸42に連結されたウオームギヤであ
り、該ウオームギヤ40は上記駆動体33のホイ
ールギヤ部35のギヤ歯と噛合されている。モー
タ41としては減速機構43付きの直流モータが
用いられている。
尚、移動体29の螺孔30と調整スクリユー2
4の螺溝27との螺合関係は、調整スクリユー2
4を図中の矢印44で示す方向へ回転したときに
調整スクリユー24が前照灯ユニツト1側へ移動
することができるような螺合状態とされており、
また駆動体33の支持孔36と移動体29の大径
部31に形成された螺溝32との螺合関係は駆動
体33が図中の矢印45で示す方向へ回転された
ときに移動体29が前照灯ユニツト1から遠去か
る側へ移動することができるような螺合関係とさ
れている。
4の螺溝27との螺合関係は、調整スクリユー2
4を図中の矢印44で示す方向へ回転したときに
調整スクリユー24が前照灯ユニツト1側へ移動
することができるような螺合状態とされており、
また駆動体33の支持孔36と移動体29の大径
部31に形成された螺溝32との螺合関係は駆動
体33が図中の矢印45で示す方向へ回転された
ときに移動体29が前照灯ユニツト1から遠去か
る側へ移動することができるような螺合関係とさ
れている。
しかして、調整スクリユー24を手動操作して
前照灯ユニツト1の上下方向の照射角度を調整す
るエイミングは次にように行なわれる。即ち、調
整スクリユー24を矢印44で示す方向へ回転し
てやれば、調整スクリユー24は移動体29の螺
孔30に対してねじ込まれることになり、前照灯
ユニツト1の方へと移動され、これによつて前照
灯ユニツト1は支持片6,7による支持点を結ぶ
線を回動軸として上向き方向へ回動される。ま
た、調整スクリユー24を反矢印44方向へ回転
してやれば、調整スクリユー24は移動体29の
螺孔30に対してねじ戻されることになり、前照
灯ユニツト1から遠ざかる方向へ移動され、これ
よつて前照灯1は下向き方向へ回動される。
前照灯ユニツト1の上下方向の照射角度を調整す
るエイミングは次にように行なわれる。即ち、調
整スクリユー24を矢印44で示す方向へ回転し
てやれば、調整スクリユー24は移動体29の螺
孔30に対してねじ込まれることになり、前照灯
ユニツト1の方へと移動され、これによつて前照
灯ユニツト1は支持片6,7による支持点を結ぶ
線を回動軸として上向き方向へ回動される。ま
た、調整スクリユー24を反矢印44方向へ回転
してやれば、調整スクリユー24は移動体29の
螺孔30に対してねじ戻されることになり、前照
灯ユニツト1から遠ざかる方向へ移動され、これ
よつて前照灯1は下向き方向へ回動される。
前照灯ユニツト1の左右方向へのエイミング調
整は、アジヤステイングスクリユー8又は9を車
体11に固定されたナツト12に対してねじ込む
かあるいはねじ戻すように回転させることによつ
て行なわれる。例えば、アジヤステイングスクリ
ユー8をナツト12に対してねじ込んでゆけば、
支持片6は車体11に近づくように移動されるの
で、これによつて前照灯ユニツト1は支持片7が
アジヤステイングスクリユー9によつて支持され
ている点と下方部の調整スクリユー24と連結部
14との連結点とを結んだ線を回動軸として第1
図における左向き方向に回動される。また、前照
灯ユニツト1を第1図における右向き方向に回動
する場合は、アジヤステイングスクリユー8をナ
ツト12からねじ戻すか、あるいはまた、アジヤ
ステイングスクリユー9をナツト12に対してね
じ込み、かつ、調整スクリユー24を駆動体29
に対してねじ戻すかすれば良い。
整は、アジヤステイングスクリユー8又は9を車
体11に固定されたナツト12に対してねじ込む
かあるいはねじ戻すように回転させることによつ
て行なわれる。例えば、アジヤステイングスクリ
ユー8をナツト12に対してねじ込んでゆけば、
支持片6は車体11に近づくように移動されるの
で、これによつて前照灯ユニツト1は支持片7が
アジヤステイングスクリユー9によつて支持され
ている点と下方部の調整スクリユー24と連結部
14との連結点とを結んだ線を回動軸として第1
図における左向き方向に回動される。また、前照
灯ユニツト1を第1図における右向き方向に回動
する場合は、アジヤステイングスクリユー8をナ
ツト12からねじ戻すか、あるいはまた、アジヤ
ステイングスクリユー9をナツト12に対してね
じ込み、かつ、調整スクリユー24を駆動体29
に対してねじ戻すかすれば良い。
次に、移動体29を移動させて前照灯1のレベ
リングを行なう動作は次のようにして行なわれ
る。即ち、モータ41が正転されるとウオーム4
0は図中の矢印46で示す方向へ回転され、これ
によつてウオーム40と噛合するホイールギヤ部
35は図中の矢印45で示す方向へ回転せしめら
れるので、駆動体33は矢印45で示す方向へ回
転される。そして、駆動体33が矢印45で示す
方向へ回転されると、移動体29は調整スクリユ
ー24を保持したまま前照灯ユニツト1から遠去
かる側へ移動される。これは、前記したように、
移動体29は回転を阻止されているために駆動体
33が回転されることによつて駆動体33の支持
孔36内周面の螺溝と螺合されている移動体29
の大径部31が前照灯ユニツト1から遠去かる側
へ向けて送られるからである。このように、移動
体29が調整スクリユー24を保持したまま前照
灯ユニツト1から遠去かる側へ移動されると、前
照灯ユニツト1は下向き方向へ回動される。ま
た、モータ41が逆転されると、ウオーム40は
反矢印46方向へ回転され、これによつて駆動体
33は反矢印45方向へ回転されるから、移動体
29は調整スクリユー24を保持したまま前照灯
ユニツト1側へ移動され、前照灯ユニツトは上向
き方向へ回動される。
リングを行なう動作は次のようにして行なわれ
る。即ち、モータ41が正転されるとウオーム4
0は図中の矢印46で示す方向へ回転され、これ
によつてウオーム40と噛合するホイールギヤ部
35は図中の矢印45で示す方向へ回転せしめら
れるので、駆動体33は矢印45で示す方向へ回
転される。そして、駆動体33が矢印45で示す
方向へ回転されると、移動体29は調整スクリユ
ー24を保持したまま前照灯ユニツト1から遠去
かる側へ移動される。これは、前記したように、
移動体29は回転を阻止されているために駆動体
33が回転されることによつて駆動体33の支持
孔36内周面の螺溝と螺合されている移動体29
の大径部31が前照灯ユニツト1から遠去かる側
へ向けて送られるからである。このように、移動
体29が調整スクリユー24を保持したまま前照
灯ユニツト1から遠去かる側へ移動されると、前
照灯ユニツト1は下向き方向へ回動される。ま
た、モータ41が逆転されると、ウオーム40は
反矢印46方向へ回転され、これによつて駆動体
33は反矢印45方向へ回転されるから、移動体
29は調整スクリユー24を保持したまま前照灯
ユニツト1側へ移動され、前照灯ユニツトは上向
き方向へ回動される。
次に、モータ41の駆動を制御する為の制御機
構と制御回路とについて説明する。
構と制御回路とについて説明する。
まず、制御機構について説明する。
47は伝達ギヤである。伝達ギヤ47はケーシ
ング15の中央支持壁21と後部壁19との間に
回転自在に支持されており、上記駆動体33のス
パーギヤ部37と噛合する大径ギヤ48と該大径
ギヤ48と一体に形成された小径ギヤ49とから
成る。
ング15の中央支持壁21と後部壁19との間に
回転自在に支持されており、上記駆動体33のス
パーギヤ部37と噛合する大径ギヤ48と該大径
ギヤ48と一体に形成された小径ギヤ49とから
成る。
50は合成樹脂等の絶縁素材から成ぬ回転板で
あり、略円板状に形成されている。回転板50の
中心部には調整スクリユー24が挿通される挿通
孔51が形成され、また前面には環状凹部52が
形成されており、後面には半円帯状とされた2つ
の導電部53及び54が形成されている。55は
ケーシング15の中央支持壁21から突設された
半環状の支持突部であり、回転板50はその環状
凹部52に支持突部55が係合されることによつ
てケーシング15に対して回転自在に支持され
る。また、回転板50の外周面にはギヤ歯56が
形成されており、該ギヤ歯56は上記伝達ギヤ4
7の小径ギヤ49と噛合されている。
あり、略円板状に形成されている。回転板50の
中心部には調整スクリユー24が挿通される挿通
孔51が形成され、また前面には環状凹部52が
形成されており、後面には半円帯状とされた2つ
の導電部53及び54が形成されている。55は
ケーシング15の中央支持壁21から突設された
半環状の支持突部であり、回転板50はその環状
凹部52に支持突部55が係合されることによつ
てケーシング15に対して回転自在に支持され
る。また、回転板50の外周面にはギヤ歯56が
形成されており、該ギヤ歯56は上記伝達ギヤ4
7の小径ギヤ49と噛合されている。
57は合成樹脂等の絶縁材料から成り、例えば
方形の板状に形成された接点板であり、上記回転
板50との間に若干の間隔をもつてケーシング1
5の後部壁19に取着されている。接点板57に
は、上記回転板50に形成された導電部53及び
54の回転軌跡と対向する位置に沿つて多数の貫
通孔58,58,…が形成されており、また、中
心部には調整スクリユー24が挿通される挿通孔
59が形成されている。
方形の板状に形成された接点板であり、上記回転
板50との間に若干の間隔をもつてケーシング1
5の後部壁19に取着されている。接点板57に
は、上記回転板50に形成された導電部53及び
54の回転軌跡と対向する位置に沿つて多数の貫
通孔58,58,…が形成されており、また、中
心部には調整スクリユー24が挿通される挿通孔
59が形成されている。
60は上記接点板57の後面にこれと一体的に
取着されたプリント配線基板であり、該基板60
の上記接点板57と対向する面には、接点板57
に形成された各貫通孔58,58,…と対向する
位置に導電ターミナル61,61,…が多数印刷
形成されている。そして、基板60の一側縁には
切欠部62が形成されており、また、ケーシング
15の後部壁19には該切欠部62と対応する位
置にコード挿通孔63が形成されている。64は
コードである。尚、図示を省略してあるが、プリ
ント基板60には各導電ターミナル61,61,
…から切欠部62の縁部まで延設されたプリント
配線膜が形成されている。65は調整スクリユー
24が挿通される挿通孔である。
取着されたプリント配線基板であり、該基板60
の上記接点板57と対向する面には、接点板57
に形成された各貫通孔58,58,…と対向する
位置に導電ターミナル61,61,…が多数印刷
形成されている。そして、基板60の一側縁には
切欠部62が形成されており、また、ケーシング
15の後部壁19には該切欠部62と対応する位
置にコード挿通孔63が形成されている。64は
コードである。尚、図示を省略してあるが、プリ
ント基板60には各導電ターミナル61,61,
…から切欠部62の縁部まで延設されたプリント
配線膜が形成されている。65は調整スクリユー
24が挿通される挿通孔である。
66,66,…は導電材料から成る球状の接点
であり、各接点66,66,…は接点板57に形
成された各貫通孔58,58,…の回転板50と
対向する側に配置され、各接点66,66,…と
プリント配線基板60の各導電ターミナル61,
61,…との間には導電材料から成るコイルスプ
リング67,67,…が圧縮された状態で介挿さ
れ、これらコイルスプリング67,67,…の弾
発力によつて各接点66,66,…は通常回転板
50の導電部53及び54又は導電部53と54
との間に形成された絶縁部68及び69との接触
を確保できるように付勢されると共に、コイルス
プリング67,67,…によつて回転板50の導
電部53及び54とプリント配線基板60の各導
電ターミナル61,61…とが電気的に接続され
る。尚、70は防水カバーである。
であり、各接点66,66,…は接点板57に形
成された各貫通孔58,58,…の回転板50と
対向する側に配置され、各接点66,66,…と
プリント配線基板60の各導電ターミナル61,
61,…との間には導電材料から成るコイルスプ
リング67,67,…が圧縮された状態で介挿さ
れ、これらコイルスプリング67,67,…の弾
発力によつて各接点66,66,…は通常回転板
50の導電部53及び54又は導電部53と54
との間に形成された絶縁部68及び69との接触
を確保できるように付勢されると共に、コイルス
プリング67,67,…によつて回転板50の導
電部53及び54とプリント配線基板60の各導
電ターミナル61,61…とが電気的に接続され
る。尚、70は防水カバーである。
しかして、駆動体33が回転されると、該駆動
体33に一体に形成されたスパーギヤ部37と噛
合する大径ギヤ48を有する伝達ギヤ47が回転
され、伝達ギヤ47が回転されると、伝達ギヤ4
7の小径ギヤ49と噛合するギヤ歯56を有する
回転板50が回転される。
体33に一体に形成されたスパーギヤ部37と噛
合する大径ギヤ48を有する伝達ギヤ47が回転
され、伝達ギヤ47が回転されると、伝達ギヤ4
7の小径ギヤ49と噛合するギヤ歯56を有する
回転板50が回転される。
次にモータ41の駆動を制御して前照灯ユニツ
ト1のレベリングを行なう制御回路の一例を第6
図に従つて説明する。
ト1のレベリングを行なう制御回路の一例を第6
図に従つて説明する。
第6図に示す制御回路は、操作部71と多段切
換制御部72とモータ駆動回路73と電源74と
から成る。多段切換制御部72は前記回転板50
と多数の固定接点66A,66B,…,66Eと
から成る。回転板50は、前記したように、モー
タ41の回転力をウオーム40、駆動体33及び
伝達ギヤ47によつて伝達されて時計回り方向及
び反時計回り方向に回転せしめられる。固定接点
66A,66B,…,66Eは、回転板50に対
する関係で互いに固定的な群として存在し、これ
ら接点66A,66B,…,66Eの群と回転板
50とは調整スクリユー24の変位に従つて相対
的位置関係が変化されるようになつている。回転
板50の接点66A,66B,…,66Eと接触
される側の面には前記2つの導電部53及び54
(図面に梨地模様にて示してある部分である。)が
形成されている。導電部53及び54は円帯状の
導電領域の略180度離間した部分を削除して形成
された如き略半円帯状とされており、その削除さ
れた部分は絶縁部68及び69とされている。ま
た、固定接点66A,66B,…,66Eは導電
部53及び54の回転軌跡上に適宜な間隔をもつ
て配置されており、かつ略180度の中心角内に収
まる回転軌跡上に配置されている。このような固
定接点66A,66B,…,66Eの配置態様は
一概に上記した範囲に規定あるいは制約されるも
のではないが、少なくとも固定接点66A,66
B,…,66Eのうちいずれか1つの接点が2つ
の絶縁部68又は69のいずれか一と接触された
ときに他の全ての接点が導電部53又は54と接
触されているような配置とされる。
換制御部72とモータ駆動回路73と電源74と
から成る。多段切換制御部72は前記回転板50
と多数の固定接点66A,66B,…,66Eと
から成る。回転板50は、前記したように、モー
タ41の回転力をウオーム40、駆動体33及び
伝達ギヤ47によつて伝達されて時計回り方向及
び反時計回り方向に回転せしめられる。固定接点
66A,66B,…,66Eは、回転板50に対
する関係で互いに固定的な群として存在し、これ
ら接点66A,66B,…,66Eの群と回転板
50とは調整スクリユー24の変位に従つて相対
的位置関係が変化されるようになつている。回転
板50の接点66A,66B,…,66Eと接触
される側の面には前記2つの導電部53及び54
(図面に梨地模様にて示してある部分である。)が
形成されている。導電部53及び54は円帯状の
導電領域の略180度離間した部分を削除して形成
された如き略半円帯状とされており、その削除さ
れた部分は絶縁部68及び69とされている。ま
た、固定接点66A,66B,…,66Eは導電
部53及び54の回転軌跡上に適宜な間隔をもつ
て配置されており、かつ略180度の中心角内に収
まる回転軌跡上に配置されている。このような固
定接点66A,66B,…,66Eの配置態様は
一概に上記した範囲に規定あるいは制約されるも
のではないが、少なくとも固定接点66A,66
B,…,66Eのうちいずれか1つの接点が2つ
の絶縁部68又は69のいずれか一と接触された
ときに他の全ての接点が導電部53又は54と接
触されているような配置とされる。
75及び76は導電部53及び54の回転軌跡
上に配置された接続端子であり、固定接点66
A,66B,…,66Eの群の配列方向の両端部
に配置されており、一方の接続端子75は一方の
導電部53と常時接触が保たれ、他方の接続端子
76は他方の導電部54と常時接触が保たれるよ
うにされている。そして、接続端子75及び76
はそれぞれモータ駆動用リレー77及び78に接
続されている。リレー77は正転用リレーであ
り、一方の接続端子75は正転用リレー77の励
磁コイルの一方の端子に接続されており、また、
リレー78は逆転用リレーであり、他方の接続端
子76は逆転用リレー78の励磁コイルの一方の
端子に接続されている。尚、各リレー77及び7
8の励磁コイルの他方の端子は接地されている。
上に配置された接続端子であり、固定接点66
A,66B,…,66Eの群の配列方向の両端部
に配置されており、一方の接続端子75は一方の
導電部53と常時接触が保たれ、他方の接続端子
76は他方の導電部54と常時接触が保たれるよ
うにされている。そして、接続端子75及び76
はそれぞれモータ駆動用リレー77及び78に接
続されている。リレー77は正転用リレーであ
り、一方の接続端子75は正転用リレー77の励
磁コイルの一方の端子に接続されており、また、
リレー78は逆転用リレーであり、他方の接続端
子76は逆転用リレー78の励磁コイルの一方の
端子に接続されている。尚、各リレー77及び7
8の励磁コイルの他方の端子は接地されている。
79はリレー77の可動接点であり、モータ4
1の正転側入力端子80に接続された共通端子
CT1に接続されており、リレー77が非励磁のと
きはアース側端子BT1に接触されているが、リレ
ー77が励磁されたときは電源端子MT1と接触
される。また、81はリレー78の可動接点であ
り、モータ41の逆転側入力端子82に接続され
た共通端子CT2に接続されており、リレー78が
非励磁のときはアース側端子BT2に接触されてい
るが、リレー78が励磁されたときは電源側端子
MT2に接触される。そして、アース側端子BT1
及びBT2は共に接地され、また電源側端子MT1
及びMT2はそれぞれ電源74のプラス側端子8
3に接続されている。しかして、リレー77が励
磁されると、その可動接点79は電源側端子
MT1と接触され、これによつてモータ41は正
転側入力端子80が電源74のプラス側端子83
と接続されて正転方向に回転し、逆にリレー78
が励磁されると、その可動接点81は電源側端子
MT2と接触され、これによつてモータ41には
逆転側入力端子82が電源74のプラス側端子8
3に接続されて逆転方向に回転される。そして、
リレー77,78が非励磁のときはモータ41の
両端子80,82は短絡される。
1の正転側入力端子80に接続された共通端子
CT1に接続されており、リレー77が非励磁のと
きはアース側端子BT1に接触されているが、リレ
ー77が励磁されたときは電源端子MT1と接触
される。また、81はリレー78の可動接点であ
り、モータ41の逆転側入力端子82に接続され
た共通端子CT2に接続されており、リレー78が
非励磁のときはアース側端子BT2に接触されてい
るが、リレー78が励磁されたときは電源側端子
MT2に接触される。そして、アース側端子BT1
及びBT2は共に接地され、また電源側端子MT1
及びMT2はそれぞれ電源74のプラス側端子8
3に接続されている。しかして、リレー77が励
磁されると、その可動接点79は電源側端子
MT1と接触され、これによつてモータ41は正
転側入力端子80が電源74のプラス側端子83
と接続されて正転方向に回転し、逆にリレー78
が励磁されると、その可動接点81は電源側端子
MT2と接触され、これによつてモータ41には
逆転側入力端子82が電源74のプラス側端子8
3に接続されて逆転方向に回転される。そして、
リレー77,78が非励磁のときはモータ41の
両端子80,82は短絡される。
84は操作部71に含まれた多段切換スイツチ
であり、切換スイツチ84は電源74のプラス側
端子83と接続された共通端子85を有する可動
接点86と可動接点86によつて共通端子85と
の接続を切換えられる多数の切換接点87A,8
7B,…,87Eとを備えている。そして、切換
接点87A,87B,…,87Eは前記した固定
接点66A,66B,…,66Eのそれぞれ付加
符号の同じものと各々接続されている。
であり、切換スイツチ84は電源74のプラス側
端子83と接続された共通端子85を有する可動
接点86と可動接点86によつて共通端子85と
の接続を切換えられる多数の切換接点87A,8
7B,…,87Eとを備えている。そして、切換
接点87A,87B,…,87Eは前記した固定
接点66A,66B,…,66Eのそれぞれ付加
符号の同じものと各々接続されている。
尚、前記した通り、回転板50はモータ41が
回転駆動されるのに伴つて回転されるのである
が、その回転方向は、図示実施例においては、リ
レー77が励磁されることによつてモータ41が
正転方向に回転されるときは、反時計回り方向、
即ち図中の実線矢印方向で示すに回転せしめら
れ、また、リレー78が励磁されることによつて
モータ41が逆転方向に回転されるときは、時計
回り方向、即ち図中の破線矢印で示す方向に回転
せしめられるようにしてある。そして、モータ4
1が正転方向に回転されるときは、前照灯ユニツ
ト1は図中の実線矢印で示す方向、即ち下向きと
なる方向に傾動され、またモータ41が逆転方向
に回転されるときは、前照灯ユニツト1は図中の
破線矢印で示す方向、即ち上向きとなる方向に傾
動されるようにしてある。
回転駆動されるのに伴つて回転されるのである
が、その回転方向は、図示実施例においては、リ
レー77が励磁されることによつてモータ41が
正転方向に回転されるときは、反時計回り方向、
即ち図中の実線矢印方向で示すに回転せしめら
れ、また、リレー78が励磁されることによつて
モータ41が逆転方向に回転されるときは、時計
回り方向、即ち図中の破線矢印で示す方向に回転
せしめられるようにしてある。そして、モータ4
1が正転方向に回転されるときは、前照灯ユニツ
ト1は図中の実線矢印で示す方向、即ち下向きと
なる方向に傾動され、またモータ41が逆転方向
に回転されるときは、前照灯ユニツト1は図中の
破線矢印で示す方向、即ち上向きとなる方向に傾
動されるようにしてある。
しかして、切換スイツチ84の切換接点87
A,87B,…,87Eのうちのいずれか所望す
るものを選択してそれに可動接点86を接続する
と、電源74からの電流は共通端子85→可動接
点86→切換接点87→固定接点66の経路を通
つて流れ、更に、可動接点86によつて選択され
た切換接点87と接続された固定接点66が接触
してあるいずれか一方の導電部53又は54から
接続端子75又は76のいずれか一方を通つてリ
レー77又は78のいずれか一方に流れる。そし
て、リレー77又は78のいずれか一方のものが
通電されるとそのコイルが励磁され、それによつ
て、リレー77又は78の可動接点79又は81
が電源側端子MT1又はMT2に接触され、モータ
41は正転又は逆転される。そして、モータ41
が回転駆動されると、調整スクリユー24が車体
に対して移動せしめられ、これによつて前照灯ユ
ニツト1が上向き又は下向きの方向に傾動される
と共に、回転板50が回転される。回転板50が
回転され、その絶縁部68又は69が前記選択さ
れた固定接点66と接触されたとき、即ち当該固
定接点66が導電部53又は54との接触を離れ
ると、励磁されていたリレー77又は78の可動
接点79又は81が接地端子BT1又はBT2に接続
され、モータ41の端子80と82とが短絡され
るため、モータ41には制動がかけられて回転を
停止せしめられ、回転板50の回転が停止される
と共に、調整スクリユー24の移動が停止され
る。これによつて前照灯ユニツト1の傾動が停止
せしめられる。
A,87B,…,87Eのうちのいずれか所望す
るものを選択してそれに可動接点86を接続する
と、電源74からの電流は共通端子85→可動接
点86→切換接点87→固定接点66の経路を通
つて流れ、更に、可動接点86によつて選択され
た切換接点87と接続された固定接点66が接触
してあるいずれか一方の導電部53又は54から
接続端子75又は76のいずれか一方を通つてリ
レー77又は78のいずれか一方に流れる。そし
て、リレー77又は78のいずれか一方のものが
通電されるとそのコイルが励磁され、それによつ
て、リレー77又は78の可動接点79又は81
が電源側端子MT1又はMT2に接触され、モータ
41は正転又は逆転される。そして、モータ41
が回転駆動されると、調整スクリユー24が車体
に対して移動せしめられ、これによつて前照灯ユ
ニツト1が上向き又は下向きの方向に傾動される
と共に、回転板50が回転される。回転板50が
回転され、その絶縁部68又は69が前記選択さ
れた固定接点66と接触されたとき、即ち当該固
定接点66が導電部53又は54との接触を離れ
ると、励磁されていたリレー77又は78の可動
接点79又は81が接地端子BT1又はBT2に接続
され、モータ41の端子80と82とが短絡され
るため、モータ41には制動がかけられて回転を
停止せしめられ、回転板50の回転が停止される
と共に、調整スクリユー24の移動が停止され
る。これによつて前照灯ユニツト1の傾動が停止
せしめられる。
尚、第6図に示した制御回路においては、固定
接点66を5個設け、前照灯ユニツト1の傾動を
5段階に制御するようにしたが、前記接点板57
に貫通孔58を多数形成しておけば、必要に応じ
て、そのうちの任意のものを用いて、貫通孔58
の数の範囲内で制御段階数を適宜に選ぶことがで
きるようにすることができる。例えば、固定接点
用の貫通孔58を10個用意した場合、第6図の回
路を作るには、そのうちの5個のみを用いて残り
の5個は遊びとしておくわけである。従つて、貫
通孔を仮りに10個用意しておけば、適用する車輌
に応じて10段階以下の適宜の段階で前照灯の照射
角度を制御する装置を容易に製作することができ
る。
接点66を5個設け、前照灯ユニツト1の傾動を
5段階に制御するようにしたが、前記接点板57
に貫通孔58を多数形成しておけば、必要に応じ
て、そのうちの任意のものを用いて、貫通孔58
の数の範囲内で制御段階数を適宜に選ぶことがで
きるようにすることができる。例えば、固定接点
用の貫通孔58を10個用意した場合、第6図の回
路を作るには、そのうちの5個のみを用いて残り
の5個は遊びとしておくわけである。従つて、貫
通孔を仮りに10個用意しておけば、適用する車輌
に応じて10段階以下の適宜の段階で前照灯の照射
角度を制御する装置を容易に製作することができ
る。
第2の実施例
第7図は本発明に係る車輌用前照灯装置の第2
の実施例を示すものである。この実施例に示す装
置が前記した第1の実施例における装置と相違す
るところは、調整スクリユーと前照灯ユニツト1
との連結態様と調整スクリユーが移動体によつて
保持される保持態様とにあり、これらの相違点は
調整スクリユーによる前照灯のエイミング調整の
方法の相違に基ずくものである。尚、この第7図
に示す装置の各部分が第1の実施例に示した装置
における各部分と同じ部分であるものについて
は、第1の実施例においては付した符号を付すこ
とによつて詳細な説明を省略する。
の実施例を示すものである。この実施例に示す装
置が前記した第1の実施例における装置と相違す
るところは、調整スクリユーと前照灯ユニツト1
との連結態様と調整スクリユーが移動体によつて
保持される保持態様とにあり、これらの相違点は
調整スクリユーによる前照灯のエイミング調整の
方法の相違に基ずくものである。尚、この第7図
に示す装置の各部分が第1の実施例に示した装置
における各部分と同じ部分であるものについて
は、第1の実施例においては付した符号を付すこ
とによつて詳細な説明を省略する。
88は調整スクリユーであり、ケーシング15
から突出された先端部には螺溝89が形成されて
いる。90は筒状に形成された移動体であり、そ
の外周面は略正八角形状とされ、後端には円形の
大径部91が形成されており、該大径部91の外
周面には螺溝92が形成されている。93は移動
体90の中心部を貫通して形成された挿通孔であ
る。そして、上記調整スクリユー88はその中間
部が移動体90の挿通孔93に遊挿され、この状
態で調整スクリユー88に移動体90の前端面及
び後端面と接触するストツパ94,94が取着さ
れ、これによつて調整スクリユー88は移動体9
0に対して回転自在に保持され、かつ移動体90
からの抜け止めが為される。尚、移動体90は、
前記第1の実施例における移動体29と同様にし
てその大径部91に形成された螺溝92が駆動体
33の支持孔36に形成された螺溝に螺合され、
駆動体33の回転によつて調整スクリユー88と
一体的に調整スクリユー88の軸方向に沿つて移
動される。
から突出された先端部には螺溝89が形成されて
いる。90は筒状に形成された移動体であり、そ
の外周面は略正八角形状とされ、後端には円形の
大径部91が形成されており、該大径部91の外
周面には螺溝92が形成されている。93は移動
体90の中心部を貫通して形成された挿通孔であ
る。そして、上記調整スクリユー88はその中間
部が移動体90の挿通孔93に遊挿され、この状
態で調整スクリユー88に移動体90の前端面及
び後端面と接触するストツパ94,94が取着さ
れ、これによつて調整スクリユー88は移動体9
0に対して回転自在に保持され、かつ移動体90
からの抜け止めが為される。尚、移動体90は、
前記第1の実施例における移動体29と同様にし
てその大径部91に形成された螺溝92が駆動体
33の支持孔36に形成された螺溝に螺合され、
駆動体33の回転によつて調整スクリユー88と
一体的に調整スクリユー88の軸方向に沿つて移
動される。
95はナツトである。ナツト95は合成樹脂に
より角ブロツク状に形成されており、その中央を
前後に貫通する孔96が形成されている。また、
ナツト95の両側面には上記孔96の軸方向と直
交する方向に延びる係合溝97が形成されてお
り、この係合溝97を構成している2つの対面し
た面は互いに溝97が延びる方向における中央部
で最も接近し、両端部において最も離間するよう
な曲面とされている。98は前照灯ユニツト保持
部材5の下方部に突設された係合片であり、該、
係合片98は正面から見た形状で略門型状になる
ように係合切欠が形成されている。しかして、係
合片98に形成された切欠の両側縁部をナツト9
5の係合溝97に係合し、調整スクリユー88の
先端部をナツト95の孔96に螺合する。これに
よつて調整スクリユー88の先端部はナツト95
を介して前照灯ユニツト保持部材5の下部と連結
される。
より角ブロツク状に形成されており、その中央を
前後に貫通する孔96が形成されている。また、
ナツト95の両側面には上記孔96の軸方向と直
交する方向に延びる係合溝97が形成されてお
り、この係合溝97を構成している2つの対面し
た面は互いに溝97が延びる方向における中央部
で最も接近し、両端部において最も離間するよう
な曲面とされている。98は前照灯ユニツト保持
部材5の下方部に突設された係合片であり、該、
係合片98は正面から見た形状で略門型状になる
ように係合切欠が形成されている。しかして、係
合片98に形成された切欠の両側縁部をナツト9
5の係合溝97に係合し、調整スクリユー88の
先端部をナツト95の孔96に螺合する。これに
よつて調整スクリユー88の先端部はナツト95
を介して前照灯ユニツト保持部材5の下部と連結
される。
しかして、調整スクリユー88を回転操作する
ことによつて前照灯ユニツト1のエイミング調整
がなされる。即ち、調整スクリユー88をナツト
95に対してねじ込むように回転すると、調整ス
クリユー88は移動体90に対しては前後方向へ
移動することができないようにされているで(ス
トツパ94,94によつて)、ナツト95の方が
調整スクリユー88に沿つて後方へ移動され、従
つて前照灯ユニツト保持部材5のナツト95と係
合された部分、即ち下部が後方へ変位され、これ
よつて前照灯ユニツト1は下向き方向へ回動され
る。また調整スクリユー88をナツト95に対し
てねじ戻すように回転すると、ナツト95は前方
へ移動され、従つて、前照灯ユニツト1は上向き
方向へ回動される。そして、モータ41が回転さ
れた場合は駆動体33が回転され、駆動体33が
回転されると前記したように移動体90は前後方
向へ移動せしめられるので、調整スクリユー88
はこの移動体90の移動に従つて軸方向に移動さ
れ、これによつて前照灯ユニツト1のレベリング
調整を行なうことができる。
ことによつて前照灯ユニツト1のエイミング調整
がなされる。即ち、調整スクリユー88をナツト
95に対してねじ込むように回転すると、調整ス
クリユー88は移動体90に対しては前後方向へ
移動することができないようにされているで(ス
トツパ94,94によつて)、ナツト95の方が
調整スクリユー88に沿つて後方へ移動され、従
つて前照灯ユニツト保持部材5のナツト95と係
合された部分、即ち下部が後方へ変位され、これ
よつて前照灯ユニツト1は下向き方向へ回動され
る。また調整スクリユー88をナツト95に対し
てねじ戻すように回転すると、ナツト95は前方
へ移動され、従つて、前照灯ユニツト1は上向き
方向へ回動される。そして、モータ41が回転さ
れた場合は駆動体33が回転され、駆動体33が
回転されると前記したように移動体90は前後方
向へ移動せしめられるので、調整スクリユー88
はこの移動体90の移動に従つて軸方向に移動さ
れ、これによつて前照灯ユニツト1のレベリング
調整を行なうことができる。
発明の効果
上記に記載したところから明らかなように、本
発明車輌用前照灯装置は、前照灯の照射方向を車
体に対して変更可能とした車輌用前照灯装置にお
いて、車体に対する取付角度を変更される傾動部
材を車体又は車体に固定される部材に支持してい
る一つの点において、先端が上記傾動部材に連結
された調整スクリユーと該調整スクリユーを保持
する移動体と該移動体を移動せしめる駆動体と該
駆動体を駆動する駆動部とを有すると共に、上記
調整スクリユーと移動体と駆動体とは互いに同軸
上に配列されていることを特徴とする。
発明車輌用前照灯装置は、前照灯の照射方向を車
体に対して変更可能とした車輌用前照灯装置にお
いて、車体に対する取付角度を変更される傾動部
材を車体又は車体に固定される部材に支持してい
る一つの点において、先端が上記傾動部材に連結
された調整スクリユーと該調整スクリユーを保持
する移動体と該移動体を移動せしめる駆動体と該
駆動体を駆動する駆動部とを有すると共に、上記
調整スクリユーと移動体と駆動体とは互いに同軸
上に配列されていることを特徴とする。
従つて、本発明車輌用前照灯装置によれば、エ
イミングを行なうための調整スクリユーをレベリ
ング操作用の駆動軸としてそのまま機能させるこ
とができ、また、調整スクリユーを回動自在に保
持する部材がそのままレベリング操作用の駆動部
材として機能することができ、しかも、調整スク
リユーと調整スクリユーを保持しかつ移動する部
材を互いに同軸上に配列することをによつて、エ
イミングを行なうための機構としてレベリングを
行なうための機構とが併設される調整点において
その両機構の主要部分の殆んど全てを共通化する
ことができ、構造を極めて簡素かつ小型にするこ
とができる。
イミングを行なうための調整スクリユーをレベリ
ング操作用の駆動軸としてそのまま機能させるこ
とができ、また、調整スクリユーを回動自在に保
持する部材がそのままレベリング操作用の駆動部
材として機能することができ、しかも、調整スク
リユーと調整スクリユーを保持しかつ移動する部
材を互いに同軸上に配列することをによつて、エ
イミングを行なうための機構としてレベリングを
行なうための機構とが併設される調整点において
その両機構の主要部分の殆んど全てを共通化する
ことができ、構造を極めて簡素かつ小型にするこ
とができる。
尚、前記した各実施例においては、前照灯の照
射角度を変更するための傾動部材を前照灯ユニツ
ト1そのものとしたが、本発明において傾動され
る部材は前照灯ユニツト1そのものに限られるこ
となく、例えばランプボデイと反射鏡とを別体に
構成してランプボデイは車体に固定し反射鏡をラ
ンプボデイに対して回動自在に保持し、調整スク
リユーの先端を反射鏡の一部と連結し、これによ
つて反射鏡を傾動させるようにしても宜い。
射角度を変更するための傾動部材を前照灯ユニツ
ト1そのものとしたが、本発明において傾動され
る部材は前照灯ユニツト1そのものに限られるこ
となく、例えばランプボデイと反射鏡とを別体に
構成してランプボデイは車体に固定し反射鏡をラ
ンプボデイに対して回動自在に保持し、調整スク
リユーの先端を反射鏡の一部と連結し、これによ
つて反射鏡を傾動させるようにしても宜い。
また、前記実施例においては、調整スクリユー
を駆動する駆動源としてモータを用い、駆動体を
駆動する手段としてウオーム機構を用いたが、本
発明における駆動源としては、場合によつては油
圧シリンダを用いることもできる。この場合の駆
動体を駆動する手段には、油圧シリンダのピスト
ンにラツク部材を連結し、このラツク部材の送り
歯を駆動体のギヤ歯と噛合させる等の手段が考え
られる。
を駆動する駆動源としてモータを用い、駆動体を
駆動する手段としてウオーム機構を用いたが、本
発明における駆動源としては、場合によつては油
圧シリンダを用いることもできる。この場合の駆
動体を駆動する手段には、油圧シリンダのピスト
ンにラツク部材を連結し、このラツク部材の送り
歯を駆動体のギヤ歯と噛合させる等の手段が考え
られる。
第1図乃至第6図は本発明車輌用前照灯装置の
第1の実施例を示し、第1図は前照灯装置の全体
を示す正面図、第2図はその右側面図、第3図は
要部の拡大縦断面図、第4図は要部の分解斜視
図、第5図は第3図におけるA−A線に沿う断面
図、第6図はレベリング駆動回路の一例を示す回
路図、第7図は本発明車輌用前照灯装置の第2の
実施例を示す要部の拡大断面図である。 符号の説明 1……傾動部材(前照灯)、11
……車体、24……調整スクリユー、29……移
動体、33……駆動体、40,41……駆動部、
88……調整スクリユー、90……移動体。
第1の実施例を示し、第1図は前照灯装置の全体
を示す正面図、第2図はその右側面図、第3図は
要部の拡大縦断面図、第4図は要部の分解斜視
図、第5図は第3図におけるA−A線に沿う断面
図、第6図はレベリング駆動回路の一例を示す回
路図、第7図は本発明車輌用前照灯装置の第2の
実施例を示す要部の拡大断面図である。 符号の説明 1……傾動部材(前照灯)、11
……車体、24……調整スクリユー、29……移
動体、33……駆動体、40,41……駆動部、
88……調整スクリユー、90……移動体。
Claims (1)
- 1 前照灯の照射方向を車体に対して変更可能と
した車輌用前照灯装置において、車体に対する取
付角度を変更される傾動部材を車体又は車体に固
定される部材に支持している一つの点において、
先端が上記傾動部材に連結された調整スクリユー
と該調整スクリユーを保持する移動体と該移動体
を移動せしめる駆動体と該駆動体を駆動する駆動
部とを有すると共に、上記調整スクリユーと移動
体と駆動体とは互いに同軸上に配列されているこ
とを特徴とする車輌用前照灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58069550A JPS59195441A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 車輌用前照灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58069550A JPS59195441A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 車輌用前照灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59195441A JPS59195441A (ja) | 1984-11-06 |
JPH0229537B2 true JPH0229537B2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=13405938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58069550A Granted JPS59195441A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 車輌用前照灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59195441A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4713739A (en) * | 1987-01-06 | 1987-12-15 | Ryder International Corporation | Clam shell gear box housing and retainer |
US4757429A (en) * | 1987-03-20 | 1988-07-12 | Ryder International Corporation | Adjustment bracket assembly |
JPH01148635A (ja) * | 1987-12-03 | 1989-06-12 | Koito Mfg Co Ltd | 自動車用灯具 |
JPH0834064B2 (ja) * | 1988-05-10 | 1996-03-29 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用前照灯の傾動装置 |
JP3128610B2 (ja) * | 1996-02-01 | 2001-01-29 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用灯具の照射方向制御装置 |
JP3128611B2 (ja) * | 1996-04-26 | 2001-01-29 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用灯具の照射方向制御装置 |
AT512586B1 (de) * | 2012-02-24 | 2014-06-15 | Zizala Lichtsysteme Gmbh | Beleuchtungsvorrichtung für ein Kraftfahrzeug sowie Fahrzeugscheinwerfer |
-
1983
- 1983-04-20 JP JP58069550A patent/JPS59195441A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59195441A (ja) | 1984-11-06 |
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