JP2517486B2 - 前照灯の照射角度調整装置 - Google Patents

前照灯の照射角度調整装置

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JP2517486B2
JP2517486B2 JP3037748A JP3774891A JP2517486B2 JP 2517486 B2 JP2517486 B2 JP 2517486B2 JP 3037748 A JP3037748 A JP 3037748A JP 3774891 A JP3774891 A JP 3774891A JP 2517486 B2 JP2517486 B2 JP 2517486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な前照灯の照射角度
調整装置に関する。詳しくは、動作音を小さくすること
を目的とする。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の前照灯の照射角度調整装
置の一例を示すものであり、実開平2−13838号公
報に記載されているものである。
【0003】aは調整軸であり、その螺軸部bが前照灯
の図示しない傾動部材、例えば、反射鏡に支持されたナ
ット体に螺合されている。
【0004】cは調整軸支持体であり、上記調整軸aは
この調整軸支持体cに回転自在に支持されている。この
調整軸支持体cは筒状をしており、その後半部の外周面
には螺条dが形成されていて、図示しないケースに軸方
向(前後方向)へ移動可能に、しかし、回転不能に支持
されている。
【0005】eは出力ギヤであり、円筒状を為しその内
周面に螺溝fが形成されたナット部gと該ナット部gの
外周面から突出したウォームホィール部hとが一体に形
成されて成り、そのナット部gに上記調整軸支持体cの
螺条dが螺合されている。従って、出力ギヤeが回転す
るとその螺溝fによって調整軸支持体cの螺条dが送ら
れ、出力ギヤeの回転の方向に応じて調整軸支持体c
が、従って、調整軸aが前方へ又は後方へと移動せしめ
られる。
【0006】iは図示しないケース内に配置された直流
モータであり、その回転軸jにピニオンギヤkが固定さ
れている。
【0007】lは同じくケース内に回転自在に支持され
たギヤ体であり、スパーギヤ部mとウォーム部nとが一
体に形成されており、スパーギヤ部mが上記ピニオンギ
ヤkと噛合され、ウォーム部nが上記出力ギヤeのウォ
ームホィール部hと噛合されている。
【0008】従って、モータiが回転すると、その回転
は、ピニオンギヤk、スパーギヤ部m、ウォーム部nを
介して出力ギヤeに伝えられ、出力ギヤeが回転するこ
とによって前述したように調整軸aがその軸方向へと移
動される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の前照灯の照射角度調整装置にあっては、最も回転数
の高い部分でピニオンギヤkとスパーギヤ部mとの噛合
があるため、ギヤ音が大きくなるという問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明前照灯の照射角度
調整装置は、上記した課題を解決するために、モータの
回転軸にウォームを取着し、該ウォームを出力ギヤと同
軸にかつ出力ギヤに対して回転自在なウォームホィール
と噛合させ、ウォームホィールと出力ギヤとの間をカウ
ンターギヤで連結したものである。
【0011】
【作用】従って、本発明前照灯の照射角度調整装置にお
いては、最も回転数の高い部分でウォームとウォームホ
ィールとの噛合があるためギヤ音がきわめて小さくな
る。
【0012】
【実施例】以下に、本発明前照灯の照射角度調整装置の
詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0013】先ず、本発明前照灯の照射角度調整装置を
使用した前照灯装置1についてその概略を説明する。
【0014】この前照灯装置1はいわゆる反射鏡可動タ
イプと称されるタイプのものであり、反射鏡を傾動させ
ることによって照射軸を傾動させるようにしたものであ
る。
【0015】2は合成樹脂製のランプボディであり、前
方に向って開口した凹部3を有している。ランプボディ
2の前面開口縁には前方に向って開口した据付溝4が形
成されており、また、後部中央部には挿通孔5が形成さ
れている。
【0016】6は後述するレベリング駆動部を配置する
ための配置凹部であり、正面から見てランプボディ2の
右端部の上部略4分の1を除いた部分を後方へ向って突
出させるようにして形成されており、該配置凹部6の下
端寄りの位置に挿通孔が形成され該挿通孔の縁から前方
及び後方へと突出した筒部7が一体に形成されている。
【0017】8は透明なガラス又は合成樹脂で形成され
たレンズであり、その後端部がランプボディ2の前記据
付溝4内に嵌合、かつ、接着されている。
【0018】9は上記ランプボディ2とレンズ8とによ
って画成された空間内にランプボディ2に対して傾動可
能に配置された反射鏡であり、その後部中央には電球1
0が着脱可能に取着されている。
【0019】11はランプボディ2の凹部3内の右側上
部に前方へ向けて突出するように植設された支点軸であ
り、該支点軸11の前端には球状部11aが一体に形成
されている。
【0020】12は反射鏡9の後面の右側上部に支持さ
れた球受体であり、合成樹脂で形成されており、後面に
開口した球状の受凹部12aが形成されている。
【0021】しかして、上記支点軸11の球状部11a
を球受体12の受凹部12a内に嵌合する。これによっ
て、自在継ぎ手状の支点部13が形成される。
【0022】14は調整軸であり、螺軸部15の後端に
クラウンギヤ16が一体的に形成されて成り、その後端
寄りの部分がランプボディ2の左側上部に回転自在に支
持されている。
【0023】17は反射鏡9の後端部の左側上部にある
程度の範囲で傾動可能に支持されたナット体であり、該
ナット体17に上記調整軸14の螺軸部15が螺合され
ている。
【0024】18はランプボディ2の後面部に回転自在
に支持された操作軸であり、その下端部に固定されたピ
ニオンギヤ19が上記クラウンギヤ16と噛合されてい
る。20は操作軸18の上端に形成された頭部である。
このようにして、第1の間隔調整部21が形成される。
【0025】しかして、適当な工具、例えば、ドライバ
ー22を使用しその先端を頭部20に係合して操作軸1
8を回転させると、その回転がピニオンギヤ19、クラ
ウンギヤ16を介して調整軸14に伝達される。調整軸
14が回転すると、その回転の方向に応じて螺軸部15
がナット体17に捩じ込み、又は捩じ戻されて、ナット
体17が相対的に螺軸部15に沿って前後方向へ移動さ
れ、これによって、反射鏡9のナット体17を支持した
部分とランプボディ2の後面壁との間の間隔が変化され
ることになる。
【0026】23はレベリング駆動部であり、ランプボ
ディ2の上記配置凹部6内に配置固定される。
【0027】24はレベリング駆動部23のケースであ
り、前後2つ割りにされた前ケース体25aと後ケース
体25bとが結合されて成り、縦長の箱形に形成されて
いる。
【0028】26はケース24内のうちその上方部にそ
の軸方向が右下がりになる向きで固定された直流モータ
であり、その回転軸26aにはウォーム27が固定され
ている。
【0029】28は調整軸支持体であり、円筒状をした
主部29と該主部29の中央より稍前寄りの位置から外
方へ突出した摺動突起30、30とが合成樹脂で一体に
形成されており、主部29の摺動突起30、30から後
側の部分の外周面には螺条31が形成されている。
【0030】前ケース体25aの下端部には前方へ突出
した円筒部32が形成されており、後ケース体25bの
下端部で上記円筒部32の中心に対応した箇所にも挿通
孔33が形成されている。
【0031】円筒部32の前端から稍後寄りに形成され
た前面板34の中心部には円形の挿通孔34aが形成さ
れており、該挿通孔34aの径は上記調整軸支持体28
の主部29の摺動突起30、30から前の部分29a
(以下、「挿通部」と言う。)の外径より僅かに大きく
されている。
【0032】前ケース体25aの内面に上記円筒部32
の後端に連続するように円筒状の支持壁35が突設され
ている。
【0033】そして、上記円筒部32の前面板34から
後側の部分の内面及び支持壁35の内面には両者に連続
して前後方向に延びると共に支持壁35の後端に達する
摺動溝36、36が形成されている。
【0034】そして、上記調整軸支持体28の挿通部2
9aは前ケース体25aの円筒部32の前面板34に形
成された挿通孔34aに挿通され、かつ、調整軸支持体
28の摺動突起30、30が前ケース体25aの摺動溝
36、36に摺動自在に係合され、これによって調整軸
支持体28は前ケース体25aに対して前後方向へ摺動
自在であるが回転は不能にされる。
【0035】37は調整軸であり、全体が3分されてお
り、中間の円柱部37aと前部の螺軸部37bと後部の
角柱部37cとが一体に形成され、円柱部37aの後端
に突出量の小さなフランジ38が一体に突設され、円柱
部37aの前端に環状の係着溝39が形成されている。
【0036】そして、調整軸37は上記調整軸支持体2
8の主部29に後方から挿通され、その円柱部37aが
調整軸支持体28の主部29に回転可能に支持される。
そして、調整軸37のフランジ38が調整軸支持体28
の主部29の後端面に当接したところで、係着溝39が
調整軸支持体28の主部29の前端面に接するように位
置し、該係着溝39に止めワッシャ40が係着されて、
調整軸37の調整軸支持体28からの抜け止めが為され
る。
【0037】41は出力ギヤであり、略円筒状をした主
部42と該主部42に固定された平ギヤ状のギヤ部43
とから成る。
【0038】主部42は後端部44が他の部分より小径
になっており、該後端部44の前半部44aがギヤ部と
なり、後半部44bがギヤ部44aより更に小径な支軸
部となっている。また、後端部44を除く部分の内周面
には螺溝45が形成されている。また、前端寄りの部分
の外周面には係止溝46が全周に亘って形成されてい
る。
【0039】上記ギヤ部43は主部42の後端部44を
除いた部分の後端部に固定されているが、このギヤ部4
3は主部42と一体に成形しても良い。
【0040】47はウォームホィールであり、出力ギヤ
41の主部42のうち係止溝46とギヤ部43との間の
部分に回転可能に外嵌されている。
【0041】しかして、出力ギヤ41の主部42に上記
調整軸支持体28の螺条31を施された部分が螺合され
ると共に、出力ギヤ41の主部42の係止溝46から前
の部分が前ケース体25aの支持壁35内に回転自在に
嵌合支持されている。
【0042】48は前ケース体25aに固定されたスラ
スト受であり、U字状の切欠49を有し、該U字状の切
欠49が出力ギヤ41の係止溝46に係合され、これに
よって、出力ギヤ41の前後方向への移動が阻止され
る。
【0043】50は調整軸37の移動量を制御するため
に調整軸37の位置を検出する検出部であり、検出基板
と検出ギヤとから成る。
【0044】検出基板51は後ケース体25bの内面に
固定されており、その前面には所要のプリント導体5
2、52、・・・が形成されている。
【0045】検出基板51の下端寄りの位置には円形の
挿通孔53が形成されている。
【0046】54は検出ギヤであり、合成樹脂により形
成されている。
【0047】55は検出ギヤ54の円板状をした主部で
あり、その中心部には被支持孔56が形成され、後面に
は比較的大きな円形の凹部57が形成され、該凹部57
内に接触子58、58が取着されている。尚、この接触
子58、58と検出基板51上のプリント導体52、5
2、・・・の詳細は上記実開平2−13838号公報に
示されているので、本明細書においては説明を割愛す
る。
【0048】主部55の前面には主部55より一回り小
さい円形の壁59が突設されており、該壁59の外周面
にギヤ歯60、60、・・・が形成されている。
【0049】そして、検出ギヤ54の被支持孔56が上
記出力ギヤ41の後端部44の支軸部44bに回転自在
に外嵌され、また、調整軸37の後部は検出基板51の
挿通孔53及び後ケース体25bの挿通孔33を挿通し
てケース24の後方に突出している。
【0050】61は上記検出部50で検出した結果と図
示しない指令部からの指令に基づいてモータ26の回転
を制御する制御回路が設けられた制御基板であり、所要
の電子部品が搭載されており、後ケース体25bの内面
に固定されている。そして、2つの基板の間がハーネ
ス、フラットケーブル等の適当な配線手段で接続されて
いる。
【0051】このように、電子部品の搭載を必要とする
制御基板61を検出部50と分離した基板として構成す
ることによって、検出基板51にはプリント導体52、
52、・・・のみを形成すれば良く、軸方向に部品が混
み合う調整軸37の軸線上の奥行寸法が余り大きくなら
ないようにすることができる。また、基板を分離するこ
とにより基板の大きさが小さくなり、平面度が良く、取
付精度が向上する。そして、電子部品が搭載され厚みが
大きくなっている制御基板61は両面スルーホールにし
て電子部品をケース内面側から搭載しケース25内のス
ペースの余裕のあるところに配置すればケース25bの
外面への突出を少なくできる。
【0052】62は第1のカウンターギヤであり、その
軸方向が前後方向を向く向きでケース24内に回転自在
に支持されている。そして、一体に回転する大小のギヤ
部62a、62bを備えており、大ギヤ62aが上記ウ
ォームホィール47と噛合され、小ギヤ62bが出力ギ
ヤ41のギヤ部43と噛合されている。
【0053】しかして、直流モータ26が回転すると、
ウォーム27を介してウォームホィール47が回転さ
れ、それが第1のカウンターギヤ62を介してギヤ部4
3に伝達されて出力ギヤ41が回転することになる。そ
して、出力ギヤ41が回転することにより、その螺溝4
5が調整軸支持体28の螺条31を送ることになるの
で、その回転の方向に応じて、調整軸支持体28が前方
へ又は後方へと移動せしめられる。従って、調整軸支持
体28に支持された調整軸37が前方へ又は後方へと移
動される。
【0054】63は第2のカウンターギヤであり、一体
に形成された大小2つのギヤ部63a、63bを有して
おり、その大ギヤ63aが出力ギヤ41のギヤ部44a
と噛合され、また、小ギヤ63bが検出ギヤ54のギヤ
歯60、60、・・・と噛合している。しかして、出力
ギヤ41の回転はこの第2のカウンターギヤ63を介し
て検出ギヤ54に伝達され、これによって、検出部50
にて調整軸37の位置が検出される。
【0055】しかして、上記レベリング駆動部23はラ
ンプボディ2の配置凹部6内に配置固定され、調整軸3
7の角柱部37cは配置凹部6の筒部7の前端部内に嵌
合するように位置する。
【0056】64は反射鏡9の後面部の右側下部にある
程度の範囲で傾動可能に支持されたナット体であり、上
記調整軸37の螺軸部37bが該ナット体64に螺合さ
れる。
【0057】従って、上記したようにして調整軸37が
前方へ又は後方へ移動すると、反射鏡9のナット体64
が支持された部分が前方へ又は後方へ移動されることに
なる。
【0058】65はエイミング操作部であり、66はそ
のケースである。
【0059】67は連結軸であり、連結筒部68の後端
にクラウンギヤ69が固定されて成り、連結筒部68に
はその前端面に開口した角柱状の連結穴68aが形成さ
れている。そして、この連結軸67はその連結筒部68
の後端部がケース66に回転可能に支持され、連結筒部
68の大部分はケース66の前面から前方に向って突出
している。
【0060】70はケース66に垂直な状態で回転可能
に支持された操作軸であり、その下端部に固定されたピ
ニオンギヤ71が連結軸67のクラウンギヤ69と噛合
されている。そして、操作軸70の上端に形成された頭
部72はケース66の上面から突設されている。しかし
て、適当な工具、例えば、ドライバー22を使用して操
作軸70を回転させると、その回転がピニオンギヤ7
1、クラウンギヤ69を介して連結軸67に伝達され
る。
【0061】そして、上記のように構成されたエイミン
グ操作部65はランプボディ2の後面の右下部に固定さ
れ、連結軸67の連結筒部68がランプボディ2の筒部
7内に挿入されその連結穴68a内に上記調整軸37の
角柱部37cが摺動可能に、しかし、回転不能に挿入さ
れる。このようにして、第2の間隔調整部73が構成さ
れる。
【0062】そこで、上記のように操作軸70を回転し
て連結軸67を回転させると、その連結筒部68と連結
されている調整軸37が回転され、その回転の方向に応
じてその螺軸部37bがナット体64に捩じ込み又は捩
じ戻されて、ナット体64が相対的に螺軸部37bに沿
って前後方向へ移動され、これによって、反射鏡9のナ
ット体64を支持した部分とランプボディ2の後面壁と
の間の間隔が変化されることになる。
【0063】尚、74は防水リングであり、前ケース体
25aの円筒部32の前端部、即ち、前面板34の前側
に嵌合され、円筒部32の内周面と調整軸支持体28の
挿通部29aの外周面とに密接されている。
【0064】75、75、75は後ケース体25bに形
成されたハーネス引出孔であり、横断面形状で円形をし
ている。
【0065】76、76、76はワイヤーハーネス7
7、77、77の先端に取着された端子であり、ハーネ
ス連結部76a、76a、76aとピン部76b、76
b、76bとが一体に形成されて成り、ハーネス連結部
76a、76a、76aでワイヤーハーネス77、7
7、77の先端と連結されている。このような端子7
6、76、76が上記ハーネス引出孔75、75、75
に後方から挿入され、そのピン部76b、76b、76
bが上記制御基板61に形成された連結孔78、78、
78に嵌合されて制御基板61上の回路と接続される。
79、79、79は円環状をしたゴムブッシングであ
り、端子76、76、76のハーネス連結部76a、7
6a、76aに外嵌され、かつ、ハーネス引出孔75、
75、75の内周面に密着し、この部分での防水を完全
にしている。
【0066】以上に説明した実施例は、本発明を反射鏡
可動タイプの前照灯装置に適用したものであるが、本発
明はいわゆるユニット可動タイプの前照灯装置にも適用
することができる。尚、ユニット可動タイプの前照灯装
置とは、光源を支持した反射鏡にその前面を覆うように
レンズを取着して成る前照灯ユニットを車体に支持した
ランプハウジングに傾動可能に支持したタイプの前照灯
装置である。本発明をユニット可動タイプの前照灯装置
に適用した場合は、前照灯ユニットが傾動部材となる。
【0067】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明前照灯の照射角度調整装置は、傾動すること
によって照射角度を変更する傾動部材に連結された調整
軸と、回転することで調整軸を軸方向に移動させる出力
ギヤと、出力ギヤと同軸にかつ出力ギヤに対して回転自
在に支持されたウォームホィールと、ウォームホィール
と噛合されモータの回転軸に取着されたウォームと、ウ
ォームホィールと出力ギヤとの間に介挿されたカウンタ
ーギヤとから成ることを特徴とする。
【0068】従って、本発明前照灯の照射角度調整装置
においては、最も回転数の高い部分でウォームとウォー
ムホィールとの噛合があるためギヤ音がきわめて小さく
なる。
【0069】尚、上記実施例で示した具体的な形状ない
しは構造は、本発明の実施に当っての具体化のほんの一
例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明前照灯の照射角度調整装置の要部を示す
拡大分解斜視図である。
【図2】本発明前照灯の照射角度調整装置を使用した前
照灯装置の水平断面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】レベリング駆動部の拡大垂直断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿って切断しかつ一部を切り
欠いて示す断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図5のIX−IX線に沿う拡大断面図である。
【図10】図9のX −X 線に沿う断面図である。
【図11】従来の前照灯の照射角度調整装置の一例を示
す要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
9 傾動部材 26 モータ 26a 回転軸 27 ウォーム 37 調整軸 41 出力ギヤ 47 ウォームホィール 62 カウンターギヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動することによって照射角度を変更す
    る傾動部材に連結された調整軸と、回転することで調整
    軸を軸方向に移動させる出力ギヤと、出力ギヤと同軸に
    かつ出力ギヤに対して回転自在に支持されたウォームホ
    ィールと、ウォームホィールと噛合されモータの回転軸
    に取着されたウォームと、ウォームホィールと出力ギヤ
    との間に介挿されたカウンターギヤとから成ることを特
    徴とする前照灯の照射角度調整装置。
JP3037748A 1991-02-08 1991-02-08 前照灯の照射角度調整装置 Expired - Lifetime JP2517486B2 (ja)

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