JPH11339506A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH11339506A
JPH11339506A JP10142859A JP14285998A JPH11339506A JP H11339506 A JPH11339506 A JP H11339506A JP 10142859 A JP10142859 A JP 10142859A JP 14285998 A JP14285998 A JP 14285998A JP H11339506 A JPH11339506 A JP H11339506A
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和也 橋ケ谷
Hiromoto Iketani
浩基 池谷
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    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/076Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by electrical means including means to transmit the movements, e.g. shafts or joints

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートレベリング機能を有する車両用灯具に
おいて、レベリングアクチュエータにおけるコネクタ接
続作業を容易に行い得るとともに、円滑かつ高精度のレ
ベリング調整を可能にする。 【解決手段】 灯具ボディ11内でリフレクタ12の光
軸角度を調整するオートレベリング機構30を有する車
両用灯具において、レベリング調整を行うためのレベリ
ングアクチュエータ31は、そのアジャスティングシャ
フト34の先端部が垂直上方に向けて傾斜された状態で
灯具ボディ11に取着される。レベリングアクチュエー
タ31が傾斜されていることで、灯具ボディ11の上部
背面が後方に突出された構造の灯具においても、レベリ
ングアクチュエータ31の上部に設けられているコネク
タ32と灯具ボディ11との間に、外部コネクタ39を
着脱するための空間を確保してコネクタの着脱作業を容
易なものとする。また、アジャスティングシャフト34
の伸縮方向をリフレクタ12のレベリングに際しての傾
動支点を中心とする円弧の接線方向に設定でき、円滑か
つ高精度のレベリング調整が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオートレベリング機
構を備えた車両用灯具に関し、特にランプを上下に配設
した灯具に適用して好適な車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】オートレベリング機構を備えた車両用灯
具は、自動車の乗員や荷物の搭載状態の変化により生じ
る車体の水平方向に対する傾き(レベリング)状態を検
出し、このレベリング状態に追従して、灯具、特に前照
灯の光軸を所定の角度に保持するために用いられる。こ
のようなオートレベリング動作を実現するために、灯具
にはレベリングアクチュエータが設けられており、図外
のコントロール回路において検出された車体のレベリン
グ検出信号に基づいてレベリングアクチュエータが駆動
され、車体に対する灯具の光軸を調整する。
【0003】図6はこの種のオートレベリング機構を備
えた灯具の一例を示す図であり、灯具ボディ111内に
リフレクタ112が内装され、当該リフレクタに支持さ
れた電球で発光された光をレンズ115を通して出射さ
せる。前記リフレクタ112は、その背面においてエイ
ミング機構120とオートレベリング機構130により
前記灯具ボディ111に支持されている。前記エイミン
グ機構120は、灯具ボディ111に支持されたエイミ
ングスクリュ121と、リフレクタ112に設けられた
ステム122に支持されたエイミングナット123とで
構成される。また、前記オートレベリング機構130
は、前記灯具ボディ111に支持されたレベリングアク
チュエータ131のアジャスティングシャフト134
と、リフレタク112に設けられたステム136と一体
のボール体137とを有している。そして、前記エイミ
ングスクリュ121を軸転調整することで、リフレクタ
112は前記ボール体137を支点として上下、左右に
傾動され、これにより前記リフレクタ112の光軸角
度、すなわち灯具の光軸角度が調整可能とされる。ま
た、オートレベリング時には、図外のコントロール回路
からの信号により前記レベリングアクチュエータ131
が駆動され、アジャスティングシャフト134が伸縮動
作されることにより、リフレクタ112が前記エイミン
グナット123を支点にして垂直方向に傾動され、灯具
の光軸角度が上下に調整される。このため、自動車の前
後部が垂直方向に傾動された場合でも、灯具の光軸を一
定の角度位置に制御することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のオー
トレベリング機構を備える灯具では、リフレクタ112
を前記エイミングナット123を支点とする垂直方向に
傾動可能とするために、アジャステングシャフト134
が略水平方向に向けられており、そのためにレベリング
アクチュエータ131は灯具ボディ11の背面にほぼ垂
直方向に向けて取着されている。このため、このオート
レベリング機構を図6に示したような、灯具ボディ11
1内に2つのランプLBL,HBLを上下に配置した灯
具に適用した場合、特に灯具の前面を自動車の前部の傾
斜曲面に沿って上部を後方に向けて傾斜したデザインと
した灯具に装備した場合には次のような問題が生じるこ
とになる。すなわち、このようにデザインされた灯具で
は、灯具ボディ111の背面は上部が後方に突出された
構成とされるため、レベリングアクチュエータ131を
灯具ボディ111の背面下部に取着した場合には、レベ
リングアクチュエータ131の上部に設けられて図外の
コントロール回路と電気接続を行うためのコネクタ13
2が、灯具ボディ111の上部背面の後方突出部分の直
下領域に配置されることになる。このため、前記コネク
タ132に対して外部コネクタ139を着脱させるため
のスペースを灯具ボディ111の後方突出部分との間に
確保することが困難になり、外部コネクタ139の着脱
操作が困難なものとなる。
【0005】また、前記した構成の灯具の場合には、灯
具ボディ111とともにリフレクタ112の背面の上部
が後方に突出されるため、エイミング機構120のエイ
ミングナット123と、オートレベリング機構130の
支点となるボール体137の位置が灯具の前後方向にず
れることになる。そのため、水平方向に向けられている
アジャスティングシャフト134が伸縮動作されたとき
に、ボール体137の移動軌跡がエイミングナット12
3を中心とする円軌道から外れ易くなり、リフレクタ1
12の円滑な傾動が阻害されるとともに、高精度のレベ
リング調整が困難なものになる。
【0006】本発明の目的は、レベリングアクチュエー
タにおけるコネクタ接続作業を容易に行い得るととも
に、灯具の前後方向の寸法の増大を防止した車両用灯具
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、上
下にランプを配置した灯具における円滑かつ高精度のレ
ベリング調整を可能にした車両用灯具を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、オートレベリ
ング機構を有する車両用灯具において、リフレクタを傾
動してレベリング調整を行うためのレベリングアクチュ
エータには、先端部が灯具ボディ内にまで延長されてリ
フレクタに連結され、その伸縮動作に伴って前記リフレ
クタを傾動させるアジャスティングシャフトが設けられ
ており、前記レベリングアクチュエータは前記アジャス
ティングシャフトの先端部が水平面に対し垂直上方に向
けて傾斜される状態で前記灯具ボディに取着されている
ことを特徴とする。本発明においては、特に、リフレク
タは上下に配置される2つのランプの各リフレクタを上
下に配置して一体化した一体化リフレクタとして構成さ
れ、前記レベリングアクチュエータは前記2つのリフレ
クタのうち下側のリフレクタの背面に対向する位置に配
設されている灯具に適用して好適である。
【0008】本発明においては、レベリングアクチュエ
ータは、アジャスティングシャフトの先端部が垂直上方
に向けて傾斜される状態で灯具ボディに取着されること
で、灯具ボディの上部背面が後方に突出された構造の灯
具においても、レベリングアクチュエータの上部に設け
られているコネクタと灯具ボディとの間に、コネクタを
着脱するための空間を確保することができ、レベリング
アクチュエータに対するコネクタの着脱作業を容易なも
のとする。また、アジャスティングシャフトが垂直方向
に傾斜されるため、アジャスティングシャフトの伸縮方
向をリフレクタのレベリングに際しての傾動支点を中心
とする円弧の接線方向に設定でき、円滑なレベリング動
作と、高精度のレベリング調整が実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明を上下2段構成の前照
灯、すなわち下側に走行ビームランプHBL、上側にす
れ違いビームランプLBLを配設した前照灯に適用した
実施形態の正面図、図2はそのAA線断面図、図3はB
B線断面図、図4はCC線断面図である。また、図5は
その要部の概略構成を示す部分分解斜視図である。これ
らの図において、前記前照灯10は灯具ボディ11と、
この灯具ボディ11内に内装されて前記各ランプHB
L,LBLのリフレクタ12H,12Lが上下に一体化
された一体化リフレクタ12と、前記各リフレクタ12
H,12Lに電球ソケット13H,13Lにより取着さ
れた電球14H,14Lと、前記灯具ボディ11の前面
開口に取着されたレンズ15とを備えている。ここで、
前記レンズ15は装備される自動車の前部の傾斜に対応
して、上部が下部よりも後方に向けて傾斜された構成と
される。また、この構成に対応して前記一体化リフレク
タ12においても、上部のリフレクタ12Lの背面は下
部のリフレクタ12Hの背面よりも後方に向けて突出さ
れている。
【0010】さらに、前記灯具ボディ11の背面は、前
記一体化リフレクタ12に対して前記各電球ソケット1
3H,13Lの着脱を可能とするための開口11aが設
けられ、この開口を塞ぐバックカバー16が一体的に取
着された構成とされているが、このバックカバー16を
含む灯具ボディ11の背面は前記一体化リフレクタ12
の背面形状に対応して上部が下部よりも後方に向けて突
出された構成とされている。なお、この実施形態では、
前記走行ビームランプHBLの電球14Hはハロゲンラ
ンプが用いられているが、前記すれ違いビームランプL
BLの電球14Lは放電管ランプが用いられており、こ
の放電管ランプを放電点灯させるための高電圧発生回路
装置17が前記灯具ボディ11の内部の内底面に配設さ
れ、高圧コード18により電気接続されている。なお、
この構成についての説明はここでは省略する。
【0011】一方、前記前照灯10には、前記各ランプ
の光軸角度、すなわち前記一体化リフレクタ12の光軸
角度を調整するためのエイミング機構20とオートレベ
リング機構30とが設けられている。前記エイミング機
構20としては、前記灯具ボディ11の背面の上部の下
部寄りの位置でかつ灯具ボディの背面から見て左右に適
宜間隔おいたそれぞれの位置に、灯具ボディの背面を前
後方向に貫通する第1エイミングスクリュ211と第2
エイミングスクリュ212が設けられる。これらの各エ
イミングスクリュ211,212は前記灯具ボディ11
の背面側の突出端部において手動操作により軸転可能と
され、かつその内端部にはねじ条が形成されている。ま
た、前記一体化リフレクタ12の背面には、前記各エイ
ミングスクリュ211,212に対向される位置にそれ
ぞれ後方に向けてステム221,222が一体に突出形
成されており、これらのステム221,222にはそれ
ぞれ第1エイミングナット231と第2エイミングナッ
ト232が固定支持され、前記第1エイミングスクリュ
211と第2エイミングスクリュ212のねじ条に螺合
されている。なお、前記各エイミングナット231,2
32は、前記各ステム221,222に対して軸回り方
向には一体的に取着されるが、その内部には球面状をし
たボール座が形成され、このボール座内に外形が球状を
したボールナット241,242が挿入されており、前
記エイミングスクリュ211,212は前記ボールナッ
ト241,242に螺合され、かつこの状態でも、ボー
ルナット241,242がボール座内で回転可能とされ
ることで、球面運動可能な球継手構造として構成とされ
ている。
【0012】また、前記オートレベリング機構30とし
ては、前記第2エイミングスクリュ212の直下の前記
灯具ボディ11の背面にレベリングアクチュエータ31
が取着されている。このレベリングアクチュエータ31
が取着される前記灯具ボディ11の背面は、図3に示さ
れるように、上側が後方に傾斜された傾斜面部11aと
して構成されており、そのためこの傾斜面部11aに取
着された前記レベリングアクチュエータ31は、灯具ボ
ディ11に対して垂直方向に傾斜された状態で取着され
ることになる。すなわち、レベリングアクチュエータ3
1はその上部が後方に向けて倒された状態で取着され、
その結果としてレベリングアクチュエータ31の上部に
形成されているコネクタ32が灯具ボディ11の後方に
向けて傾斜された状態とされている。前記レベリングア
クチュエータ31は、ケーシング33の内部に、図示は
省略するが、電動モータと、この電動モータの回転運動
を直線運動に変換する伝達機構、例えばピニオン・ラッ
ク機構とが内装されており、前記電動モータが回転駆動
されたときに前記ケーシング33の前面から突出されて
いるアジャスティングシャフト34をその軸方向に移動
して軸方向に伸縮移動させるように構成されされる。こ
のため、前記レベリングアクチュエータ31が灯具ボデ
ィ11の背面に傾斜状態に取着されることで、前記灯具
ボディ11の背面を貫通されたアジャスティングシャフ
ト34は、その先端が垂直方向に向けて上方に傾斜され
た状態に配設されることになる。
【0013】また、前記アジャスティングシャフト34
の先端部には内部にボール座を有する筒状部35が一体
に形成されており、この筒状部35に対向配置される前
記一体化リフレクタ12の背面の前記第2エイミングナ
ット232の直下位置には後方に向けてステム36が突
出形成され、このステム36には前記筒状部35のボー
ル座内に挿入されるボール体37を有するボールシャフ
ト38が突出形成されている。これにより、前記筒状部
35とボール体37とで球面運動が可能な球継手が構成
され、前記アジャスティングシャフト34は前記一体化
リフレクタ12の支持部として構成されることになる。
なお、前記ボール体37は前記第2エイミングナット2
32の垂直直下位置よりも幾分灯具ボディ11の前方に
変位された位置にあり、前記第2エイミングナット23
2とボール体37とを結ぶ直線L1が、前記アジャステ
ィングシャフト34の軸線に対してなす角度がほぼ直角
(90度)となるように設定されている。
【0014】この構成の前照灯10では、灯具ボディ1
1の背面側において第1及び第2の各エイミングスクリ
ュ211,212を軸転操作することで、第1及び第2
の各エイミングナット231,232が各スクリュのね
じ条に沿って灯具ボディ11の前後方向に移動されるた
め、一体化リフレクタ12はボール体37、すなわちレ
ベリングアクチュエータ31のアジャスティングシャフ
ト34の筒状部35を支点として垂直方向に傾動され
る。これにより、一体化リフレクタ12の光軸角度を垂
直上下方向に調整することができる。また、第1のエイ
ミングスクリュ211のみを軸転操作することで、第1
のエイミングナット231が第1のエイミングスクリュ
211のネジ条に沿って灯具ボディ11の前後方向に移
動されるため、一体化リフレクタ12は第2のエイミン
グナット232とアジャスティングシャフト34の筒状
部35を結ぶ線L1を支点として水平方向に傾動され
る。これにより、一体化リフレクタ12の光軸角度を水
平及び左右方向に調整することができる。
【0015】また、前記前照灯10のオートレベリング
調整においては、自動車の乗員あるいは荷物の搭載状況
に伴う自動車の前後の垂直方向の傾斜状態を図外のセン
サが検出し、このセンサの検出出力に基づいてコントロ
ール回路でレベリング信号が生成され、コネクタ32に
嵌合される外部コネクタ39を通してレベリングアクチ
ュエータに入力される。レベリングアクチュエータ31
は、前記レベリング信号を受けて電動モータが回動さ
れ、その回動量に対応する長さだけアジャスティングシ
ャフト34が軸方向に移動される。このため、アジャス
ティングシャフト34と共に筒状部35が一体的に灯具
ボディ11の前後方向に移動されることになり、さらに
ボール体37と一体のステム36がこれに伴って前後方
向に移動され、その結果として一体化リフレクタ12
は、今度は前記第1及び第2の各エイミングナット22
1,222を結ぶ線を支点として垂直方向に傾動され
る。これにより、自動車の傾斜方向に対応して一体化リ
フレクタ12の光軸角度、すなわち前照灯10の光軸角
度が所定の垂直方向角度に自動的に調整されることにな
る。
【0016】このとき、前記アジャスティングシャフト
34の筒状部35と、一体化リフレクタ12側のボール
体37は第2のエイミングナット232よりも灯具ボデ
ィ11の前方に変位された位置に設定されているが、前
記したレベリングアクチュエータ31が傾斜状態で取着
されていることでアジャスティングシャフト35が垂直
方向に傾斜され、第2のエイミングナット232とボー
ル体37とを結ぶ直線L1がアジャスティングシャフト
34の軸方向と略直角に前提されているため、アジャス
ティングシャフト34の伸縮に伴う前記したボール体3
7動作は、第1及び第2のエイミングナット231,2
32を結ぶ線を中心とした円弧の接線方向に沿って移動
されることになり、一体化リフレクタ12の前記した傾
動動作を円滑に行うことができるとともに、アジャステ
ィングシャフト34の伸縮量に対する一体化リフレクタ
の傾動角度を略比例関係を保って調整することが可能と
なり、レベリング調整を高精度に行うことが可能とな
る。
【0017】また、前記レベリングアクチュエータ31
は、ケーシング33の上部が灯具ボディ11の後方に傾
斜されているため、ケーシング33の上部に配設されて
いるコネクタ32の軸線も灯具ボディ11の後方に傾斜
された状態となる。このため、レベリングアクチュエー
タ31の直上に灯具ボディ11の上部背面が突出位置さ
れている場合でも、コネクタ32の軸線方向の上部に空
間を確保することが容易となり、コネクタ32に対する
外部コネクタ39の着脱を容易に行うことが可能とな
る。特に、本実施形態のように上下にランプを配置した
前照灯では、前照灯を自動車に組み込む際に、灯具の背
面の下部にまで手を差し入れることは困難であるが、レ
ベリングアクチュエータ31のコネクタ32が後方に傾
斜されていることで、灯具の後方からの外部コネクタ3
9の着脱が可能となり、灯具の組み込みを容易に行うこ
とが可能となる。
【0018】なお、前記実施形態では、本発明の作用効
果が顕著な上下にランプを配置した構成の前照灯に本発
明を適用した例を示しているが、水平方向にランプを配
置した灯具においてもレベリングアクチュエータを傾斜
状態に灯具ボディに取着することで、前記実施形態と同
様な作用効果を得ることができることは言うまでもな
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レベリン
グアクチュエータは、アジャスティングシャフトの先端
部が水平面に対し垂直上方に向けて傾斜される状態で灯
具ボディに取着されることで、灯具ボディの上部背面が
後方に突出された構造の灯具においても、レベリングア
クチュエータの上部に設けられているコネクタと灯具ボ
ディとの間に、コネクタを着脱するための空間を確保す
ることができ、レベリングアクチュエータに対するコネ
クタの着脱作業を容易なものにでき、特に灯具を自動車
に組み込む際の組み込み作業を容易に行うことが可能と
なる。また、アジャスティングシャフトが垂直方向に傾
斜されるため、アジャスティングシャフトの伸縮方向を
リフレクタのレベリングに際しての傾動支点を中心とす
る円弧の接線方向に設定でき、円滑なレベリング動作
と、高精度のレベリング調整が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前照灯の正面図である。
【図2】図1のAA線断面図である。
【図3】図1のBB線断面図である。
【図4】図1のCC線断面図である。
【図5】図1の前照灯の要部の概略構成を示す部分分解
斜視図である。
【図6】従来のオートレベリング機構を備える灯具の断
面図である。
【符号の説明】
11 灯具ボディ 12 一体化リフレクタ 15 レンズ 20 エイミング機構 211,212 エイミングスクリュ 221,222 ステム 231,232 エイミングナット 30 オートレベリング機構 31 レベルアクチュエータ 32 コネクタ 34 アジャスティングシャフト 35 筒状部 36 ステム 37 ボール体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具ボディと、前記灯具ボディ内に内装
    され、少なくともその光軸角度が垂直方向に調整可能と
    されるリフレクタと、前記灯具ボディの背面に取着され
    前記リフレクタを傾動可能に支持するレベリングアクチ
    ュエータとを備えるオートレベリング機構を有する車両
    用灯具において、前記レベリングアクチュエータには、
    先端部が前記灯具ボディ内にまで延長されて前記リフレ
    クタに連結され、その伸縮動作に伴って前記リフレクタ
    を傾動させるアジャスティングシャフトが設けられ、か
    つ前記レベリングアクチュエータは前記アジャスティン
    グシャフトの先端部が水平面に対し垂直上方に向けて傾
    斜される状態で前記灯具ボディに取着されていることを
    特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記リフレクタは上下に配置される2つ
    のランプの各リフレクタを上下に配置して一体化した一
    体化リフレクタとして構成され、前記レベリングアクチ
    ュエータは前記2つのリフレクタのうち下側のリフレク
    タの背面に対向する位置に配設されている請求項1に記
    載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前記灯具ボディは、前記上側のランプに
    対応する上部背面が前記下側のランプに対応する下部背
    面よりも後方に突出された構成とされ、前記レベリング
    アクチュエータはその上部にコネクタが配設され、前記
    コネクタの差し込み方向が鉛直軸後方に向けて傾斜され
    た状態とされている請求項2に記載の車両用灯具。
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