JPS6015202Y2 - ヘツドランプの光軸調整装置 - Google Patents
ヘツドランプの光軸調整装置Info
- Publication number
- JPS6015202Y2 JPS6015202Y2 JP10888180U JP10888180U JPS6015202Y2 JP S6015202 Y2 JPS6015202 Y2 JP S6015202Y2 JP 10888180 U JP10888180 U JP 10888180U JP 10888180 U JP10888180 U JP 10888180U JP S6015202 Y2 JPS6015202 Y2 JP S6015202Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjustment screw
- optical axis
- piston
- adjustment
- attached
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のヘッドランプにおける光軸調整装置に
関するものである。
関するものである。
一般にこの種の光軸調整装置は運転席から駆動部を操作
することにより調整できるように構成されており、駆動
部はピストンとヘッドランプのアジャストスクリュとを
備え、車体に取付けられたブラケット等にはめ込み式に
固定されている。
することにより調整できるように構成されており、駆動
部はピストンとヘッドランプのアジャストスクリュとを
備え、車体に取付けられたブラケット等にはめ込み式に
固定されている。
そして駆動部のアジャストスクリュを回転させると、そ
の先端に取付けられているヘッドランプステーが前後に
移動し、角度が変るので光軸が調整されるようになって
いる。
の先端に取付けられているヘッドランプステーが前後に
移動し、角度が変るので光軸が調整されるようになって
いる。
しかしながら、アジャストスクリュとピストンとが同軸
上で一体化されているため、駆動部を取付けた後におい
ては手動による微調整ができないばかりでなく、前面側
からか又は後面側からのいづれか一方の側からしか調整
できない。
上で一体化されているため、駆動部を取付けた後におい
ては手動による微調整ができないばかりでなく、前面側
からか又は後面側からのいづれか一方の側からしか調整
できない。
そのために、一般的には光軸調整がランプの前面側から
行われているが、ランプの構造上後方側からしか、アジ
ャストスクリュを回せないような場合には、取付けに際
しての通常の光軸調整、即ち前面側からの光軸調整はで
きないことになる。
行われているが、ランプの構造上後方側からしか、アジ
ャストスクリュを回せないような場合には、取付けに際
しての通常の光軸調整、即ち前面側からの光軸調整はで
きないことになる。
本考案はこのような実情に鑑みなされたものであって、
その目的は前から光軸調整のできない構造のヘッドラン
プにおいて後方から簡単に光軸調整ができると共に、駆
動部を取付けた後においても手動による微調整ができる
ヘッドランプの光軸調整装置を提供しようとするもので
ある。
その目的は前から光軸調整のできない構造のヘッドラン
プにおいて後方から簡単に光軸調整ができると共に、駆
動部を取付けた後においても手動による微調整ができる
ヘッドランプの光軸調整装置を提供しようとするもので
ある。
この目的を達成するためになされた本考案は、アジャス
トスクリュのねじ部を、リフレクタ−に固定したステー
に取付けられたナツトに螺合係着し、該アジャストスク
リュの回転軸とは異なる位置に駆動部のピストン運動軸
が来るようにピストンをアジャストスクリュに並設して
取付け、前記ピストンに対し一端を固定した伝達部材の
他端を、アジャストスクリュに対して摺動しないように
かつアジャストスクリュが回転できるように該アジャス
トスクリュに連結したことを特徴とするヘッドランプの
光軸調整装置であって、アジャストスクリュをピストン
の運動軸とは異った位置に設ケタことにより、アジャス
トスクリュを独立させ、背面側から調整できるようにす
ると共に、駆動部をハウジング等に取付けた後において
もアジヤストスフリユの操作が簡単に行えるのである。
トスクリュのねじ部を、リフレクタ−に固定したステー
に取付けられたナツトに螺合係着し、該アジャストスク
リュの回転軸とは異なる位置に駆動部のピストン運動軸
が来るようにピストンをアジャストスクリュに並設して
取付け、前記ピストンに対し一端を固定した伝達部材の
他端を、アジャストスクリュに対して摺動しないように
かつアジャストスクリュが回転できるように該アジャス
トスクリュに連結したことを特徴とするヘッドランプの
光軸調整装置であって、アジャストスクリュをピストン
の運動軸とは異った位置に設ケタことにより、アジャス
トスクリュを独立させ、背面側から調整できるようにす
ると共に、駆動部をハウジング等に取付けた後において
もアジヤストスフリユの操作が簡単に行えるのである。
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説明すると
、ヘッドランプ１は前面にレンズ２を有し、内部にリフ
レクタ−３が取付けられると共に、リフレクタ−３の中
央部にソケットホルダー４を介して電球５が取付けられ
、これらレンズ及びリフレクタ−は共にハウジング６に
取付けられている。
、ヘッドランプ１は前面にレンズ２を有し、内部にリフ
レクタ−３が取付けられると共に、リフレクタ−３の中
央部にソケットホルダー４を介して電球５が取付けられ
、これらレンズ及びリフレクタ−は共にハウジング６に
取付けられている。
リフレクタ−３は一般に知られているように、ハウジン
グ６に対して光軸調整ができるよう３点で支持されてい
る。
グ６に対して光軸調整ができるよう３点で支持されてい
る。
特に、ａ点がエイミング支点でｂ点が上下エイミングポ
イント、０点が左右エイミングポイントである。
イント、０点が左右エイミングポイントである。
上下エイミングポイントｂにステー７が例えばスポット
溶接等により一体的に取付けられ、このステーにナイロ
ンナツト８等を取付け、該′ナイロンナツトにアジャス
トスクリュ９のねじ部９ａが螺合している。
溶接等により一体的に取付けられ、このステーにナイロ
ンナツト８等を取付け、該′ナイロンナツトにアジャス
トスクリュ９のねじ部９ａが螺合している。
アジャストスクリュ９のヘッド部９ｂはグロメット１０
でシールされた状態でハウジング６を貫通して外部に突
出している。
でシールされた状態でハウジング６を貫通して外部に突
出している。
このアジャストスクリュ９の近傍にヘッドランプの光軸
調整を行うアジヤスチイングアクチユニイタ−１つまり
駆動部１１をハウジング６に取付け、該駆動部にはピス
トン１２が設けられ、運転席から操作できるものである
。
調整を行うアジヤスチイングアクチユニイタ−１つまり
駆動部１１をハウジング６に取付け、該駆動部にはピス
トン１２が設けられ、運転席から操作できるものである
。
この駆動部１１のピストン１２と前記したアジャストス
クリュ９とを伝達部材１３を介してジヨイントする。
クリュ９とを伝達部材１３を介してジヨイントする。
そして、ピストン１２のピストン運動軸とアジャストス
クリュ９の回転軸（ねじ軸）とが異なる位置に来るよう
に並設状態に取付けられる。
クリュ９の回転軸（ねじ軸）とが異なる位置に来るよう
に並設状態に取付けられる。
伝達部材１３の一方の端部はピストン１２に対して一体
的にピボット止めし、他端はアジャストスクリュ９に対
して摺動しないように且つアジャストスクリュが回転で
きるように取付ける。
的にピボット止めし、他端はアジャストスクリュ９に対
して摺動しないように且つアジャストスクリュが回転で
きるように取付ける。
この取付手段の一例として、アジャストスクリュ９に段
部９ｃを設け、この段部とＥリング１４との間に伝達部
材１３の端部を円筒状にして遊嵌させれば良いのである
。
部９ｃを設け、この段部とＥリング１４との間に伝達部
材１３の端部を円筒状にして遊嵌させれば良いのである
。
尚、図中１５は左右エイミング点に取付けた調整ボルト
である。
である。
前記構成を有する本考案の光軸調整装置にあっては、ハ
ウジング６の背面側からアジャストスクリュ９のヘッド
部９ｂを摘んで回転させることによりねじ部９ａがナツ
ト８との螺合位置を変えてリフレクタ−３の位置が変更
され、光軸が調整されるのである。
ウジング６の背面側からアジャストスクリュ９のヘッド
部９ｂを摘んで回転させることによりねじ部９ａがナツ
ト８との螺合位置を変えてリフレクタ−３の位置が変更
され、光軸が調整されるのである。
そして適当な位置関係にあってアジャストスクリュ９が
伝達部材１３と連結してリフレクタ−３を支持している
が光軸を運転席で調整したい場合に、スイッチ等を投入
すると、ピストン１２が突き出るか或は引込むかのいづ
れかの動作がなされ、それによってアジャストスクリュ
９が前進するかまたは後退してリフレクタ−３の取付角
度を変え、光軸が調整されるのである。
伝達部材１３と連結してリフレクタ−３を支持している
が光軸を運転席で調整したい場合に、スイッチ等を投入
すると、ピストン１２が突き出るか或は引込むかのいづ
れかの動作がなされ、それによってアジャストスクリュ
９が前進するかまたは後退してリフレクタ−３の取付角
度を変え、光軸が調整されるのである。
いづれにしても、駆動部のピストンとアジャストスクリ
ュ９とが同軸に位置していないため、アジャストスクリ
ュを適宜手動にて調整することができるのである。
ュ９とが同軸に位置していないため、アジャストスクリ
ュを適宜手動にて調整することができるのである。
以上説明したように本考案に係るヘッドランプの光軸調
整装置は、駆動部におけるピストンとアジャストスクリ
ュとを伝達部材を介して同軸ではなく異った位置に並設
し、背面側からしか光軸調整ができないような例えばハ
ウジング内のりフレフタ−の取付角度を変更するような
調整を行わなければならないヘッドランプにあって、前
面側からは光軸調整がとうていできないような場合に好
適であり、しかもピストン軸とアジャストスクリュの回
転軸とが異る位置であるため、同じ背面側からであって
も駆動部を取付けた後にアジャストスクリュを摘んでセ
ット位置の調整ができる等の優れた効果を奏するのであ
る。
整装置は、駆動部におけるピストンとアジャストスクリ
ュとを伝達部材を介して同軸ではなく異った位置に並設
し、背面側からしか光軸調整ができないような例えばハ
ウジング内のりフレフタ−の取付角度を変更するような
調整を行わなければならないヘッドランプにあって、前
面側からは光軸調整がとうていできないような場合に好
適であり、しかもピストン軸とアジャストスクリュの回
転軸とが異る位置であるため、同じ背面側からであって
も駆動部を取付けた後にアジャストスクリュを摘んでセ
ット位置の調整ができる等の優れた効果を奏するのであ
る。
第１図は本考案の光軸調整装置が適用されたヘッドラン
プの正面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。 １・・・・・・ヘッドランプ、２・・・・・・レンズ、
３・・・・・・リフレクタ−１４・・・・・・ソケット
ホルダー ５・・・・・・電球、６・・・・・・ハウジ
ング、７・・・・・・ステー、８・・・・・・ナツト、
９・・・・・・アジャストスクリュ、９ａ・・・・・・
ねじ部、９ｂ・・・・・・ヘッド部、９ｃ・・・・・・
段部、１０・・・・・・グロメット、１１・・・・・・
駆動部、１２・・・・・・ピストン、１３・・・・・・
伝達部材、１４・・・・・・Ｅリング、ａ・・・・・・
エイミング点、ｂ・・・・・・上下エイミング点、Ｃ・
・・・・・左右エイミング点。
プの正面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。 １・・・・・・ヘッドランプ、２・・・・・・レンズ、
３・・・・・・リフレクタ−１４・・・・・・ソケット
ホルダー ５・・・・・・電球、６・・・・・・ハウジ
ング、７・・・・・・ステー、８・・・・・・ナツト、
９・・・・・・アジャストスクリュ、９ａ・・・・・・
ねじ部、９ｂ・・・・・・ヘッド部、９ｃ・・・・・・
段部、１０・・・・・・グロメット、１１・・・・・・
駆動部、１２・・・・・・ピストン、１３・・・・・・
伝達部材、１４・・・・・・Ｅリング、ａ・・・・・・
エイミング点、ｂ・・・・・・上下エイミング点、Ｃ・
・・・・・左右エイミング点。
Claims (1)
- アジャストスクリュのねじ部を、リフレクタ−に固定し
たステーに取付けられたナツトに螺合係着し、該アジャ
ストスクリュの回転軸とは異なる位置に駆動部のピスト
ン運動軸が来るようにピストンをアジャストスクリュに
並設して取付け、前記ピストンに対し一端を固定した伝
達部材の他端を、アジャストスクリュに対して摺動しな
いようにかつアジャストスクリュが回転できるように該
アジャストスクリュに連結したことを特徴とするヘッド
ランプの光軸調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10888180U JPS6015202Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | ヘツドランプの光軸調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10888180U JPS6015202Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | ヘツドランプの光軸調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5731705U JPS5731705U (ja) | 1982-02-19 |
| JPS6015202Y2 true JPS6015202Y2 (ja) | 1985-05-14 |
Family
ID=29470096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10888180U Expired JPS6015202Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | ヘツドランプの光軸調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015202Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59188749U (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-14 | 市光工業株式会社 | 前照灯の光軸調整装置 |
-
1980
- 1980-07-30 JP JP10888180U patent/JPS6015202Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5731705U (ja) | 1982-02-19 |
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