JPH0113641Y2 - - Google Patents

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JPH0113641Y2
JPH0113641Y2 JP1983126162U JP12616283U JPH0113641Y2 JP H0113641 Y2 JPH0113641 Y2 JP H0113641Y2 JP 1983126162 U JP1983126162 U JP 1983126162U JP 12616283 U JP12616283 U JP 12616283U JP H0113641 Y2 JPH0113641 Y2 JP H0113641Y2
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optical axis
rod
cylindrical body
fitted
headlamp
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【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用のヘツドランプの光軸調整
装置に関するものである。
ヘツドランプは、自動車の前方を照射して運転
に支障の無いことが要求されていると同時に、対
向者の運転車に眩惑を与えないようにすることも
要求されている。そこで、自動車組立時点で取付
けられたヘツドランプは、その光軸が運転しやす
く且つ対向車の運転者に眩惑を与えないような理
想的な方向となるようにエーミング調整されてい
る。しかし、ヘツドランプの光軸は、その後の乗
員数や積荷重量などの積載条件によつて変化し、
このため光軸がエーミングされた位置よりも上方
又は下方に偏つて対向車に眩惑を与えたり、運転
しづらくなることがしばしば発生する。そこで、
ヘツドランプの光軸をエーミングされた元の位置
に戻すためのレベリング用の光軸調整装置を備え
ている。
しかしながら、従来のものは、エーミング装置
と独立してレベリングだけの機能を有するものが
一般的であつて、このため、ヘツドランプを取付
ける際には、エーミング装置と光軸調整装置とを
別個の連結機構で連結しなれればならず、部品点
数が多くなるという問題がある。
このような点を改善するため、エーミング機能
とレベリング機能とを兼ね備えたヘツドランプの
光軸調整装置が提案されている(西独特許出願公
開第2952217号明細書参照)。
しかし乍ら、この装置においては、モーターを
駆動してレベリングする際、スリーブ21が軸方
向に移動するため、エーミング用の調節ネジ31
も軸方向に移動するもので、このため、その移動
量に相当する設置スペースを必要とする。
本考案は、このような点をも改善し、エーミン
グ時にもレベリング時にもエーミング用操作シヤ
フトが軸方向に全く移動しないヘツドランプの光
軸調整装置を提供せんとするものである。
上記の目的を達成するため、本考案のヘツドラ
ンプの光軸調整装置は、2つのハウジングで画成
した室内に、モーターと、該モーターの回転によ
り減速機構を介して定位置で回動せしめられる中
空ギヤと、該中空ギヤに対する相対的回動を係止
すると共に軸心方向には摺動自在に嵌合された筒
体と、上記の筒体に回動自在に内嵌されて軸心方
向の摺動を係止されたロツドとを設け、上記の筒
体の外周に雄ネジを形成して一方のハウジングの
壁に設けた雌ネジ孔に螺合貫通せしめるととも
に、他方のハウジングを貫通して定位置で回転可
能に支障された手動操作シヤフトを設け、この操
作シヤフトの一端を前記のロツドの一端に軸心方
向の摺動自在に、軸心回りの回動を係止して嵌合
せしめ、前記ロツドの他端をアジヤストスクリユ
ーに連結してあることを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案の光軸調整装置を適用した自動
車用ヘツドランプ1の正面図、第2図はその−
断面図、第3図は同じく−断面図である。
このヘツドランプ1は、断面図に示されている
ように、ランプボデイ3の前面にレンズ2をを設
けるとともに、ランプボデイ3に対してリフレク
ター4を傾動可能なように支承してある。
5はリフレクター4に取付けたバルブ、6はラ
ンプボデイ3の後部開口に覆着したゴムカバー
で、バルブ5の口金5aはゴムカバー6に密着し
て外部に露出している。
リフレクター4は、ランプボデイ3に対して3
点で支持されており、その内1点は支点機構7で
ある。また、他の2点の内、1点はエーミング装
置10で、他方はエーミング機能とレベリング機
能を兼備えた光軸調整装置20である。
支点機構7は、この例では、第2図の如く、リ
フレクター4の取付片4aに固設したピボツト軸
8とランプボデイ3に設けたピデツトホルダー9
とをピボツト嵌合して構成したものである。そし
て、エーミング装置10は、ランプボデイ3に対
して定位置で回転可能に保持されたアジヤストス
クリユー11とリフレクター4の取付片4bに設
けたスクリユーホルダー12のピボツトボール1
2aとを螺合することにより構成されており、こ
のエーミング装置は、リフレクター4を左右方向
に傾動させる。なお、符号11aはアジヤストス
クリユー11のつば部で、このつば部11aをパ
ツキン14を介してホルダ13とランプボデイ3
との間に挟持することにより、防水機能を果たす
とともにアジヤストスクリユー11を定位置で回
転可能に保持させている。また、スクリユーホル
ダー12とピボツトボール12aとはピボツト嵌
合して自在継手を構成し、アジヤストスクリユー
11の回転に伴つてピボツトボール12aが螺合
により直線運動するように、ピボツトボール12
aはスクリユーホルダー12に対する相対的な回
動を係止されている。そして、ランプボデイ3に
対してブラケツト15を介して取付けられた光軸
調整装置20は、第3図に示すようにアジヤスト
スクリユー16を介してリフレクター4の取付片
4cに連結してある。
次に光軸調整装置20の構成を、第3図の部分
拡大断面を描いた第4図と、第4図の−断面
を描いた第5図とを参照しつつ説明する。
光軸調整装置20は、2つのハウジング21,
22で画成した室内に、モーター23と、このモ
ーター23により減速機構24を介して回転せし
められる中空ギヤ27とを設ける。25は上記減
速機構24を構成しているウオームギヤ、26は
同じくホイルギヤである。
上記の中空ギヤ27内に筒体28を嵌装する。
この筒体28の外周には雄ネジ28aを形成して
あり、ハウジング21に設けた雌ネジ孔21aに
螺合、貫通している。
第6図は第4図の部分的拡大図である。上記の
筒体28の後端(ヘツドランプの方向に関して後
端、本図において右端)に係止用突起28bを形
成し、中空ギヤ27の内腔に設けた軸心方向の溝
27aと摺動自在に嵌合させる。これにより中空
ギヤ27と筒体28とは軸心方向の摺動が自在
で、軸心回りの相対的回動を係止される。本考案
を実施する際、中空ギヤ27に突起を設けるとと
もに筒体28に溝を設けてもよい。
上記の筒体28に、相対的回転自在なようにロ
ツド30を貫挿し、クリツプ31により双方の部
材の軸心方向の摺動を係止する。
前記の筒体28を螺合貫通させたハウジング2
1に対向するハウジング22に、手動操作用のシ
ヤフト29を貫通せしめ、このシヤフト29に設
けたフランジ29aを、シヤフトホルダ33によ
りパツキン32を介して押えつけ、その回動に対
して摩擦力を与えるとともに、その軸心方向の移
動を拘束する。
第7図は上に述べた、雌ネジ孔21a、中雅ギ
ヤ27、ロツド30、筒体28、クリツプ31、
シヤフト29の分解斜視図である。
後端にノブ34を固着した操作用のシヤフト2
9の前方を、前記のロツド30に対して軸心方向
は摺動自在に、かつ、軸心回りの相対的回動を係
止して嵌合させる。本実施例においてはシヤフト
29の前端側に角柱状部29bを形成すると共
に、ロツド30の後端側に角穴30aを設け、両
者を摺動自在に嵌合せしめる。
これにより、ノブ34を手動操作で回すと、ロ
ツド30が筒体28に対してフリーに回転する。
この操作は後述のごとくエーミングに用いられ
る。
また、筒体28が回転されると、雄ネジ28a
と雌ネジ孔21aとの螺合により、筒体28は軸
心方向に前、後進し、該筒体に嵌装されているロ
ツド30を前、後進せしめる。この作用は後述の
ごとくレベリング調整に用いられる。
第4図に示すように、ロツド30の前端に球面
座30bを形成し、アジヤストスクリユー16の
後端に形成した球部16aを嵌合するとともに、
該球部に設けたピン状突起16bにより軸心回り
の相対的回動を係止する。このアジヤストスクリ
ユー16のネジ部16cは、ランプボデイ3を貫
通してピボツトボール12aに螺合してある。な
お、符号17は防水用のパツキン、18はパツキ
ン17をランプボデイ3に取付けるためのホルダ
ーである。
この構成によれば、ヘツドランプ1を車体に取
付けた際に行なうエーミング調整は次の如くして
行なうことができる。シヤフト29を手で回転さ
せると、ロツド30の回転は筒体28に拘束され
ずフリーであるため、ロツド30のみがシヤフト
29と一体となつて回転し、これに伴ないアジヤ
ストスクリユー16も一体となつて定位置で回転
することになる。このため、ネジ部16cと螺合
しているピボツトボール12aがアジヤストスク
リユー16でネジ送りされてリフレクター4を傾
動させ、初期の光軸調整の方向を調節することが
できる。
また、積載条件によつて変わる光軸方向のレベ
リング調整は次のようにして行なうことができ
る。モーター23を駆動して、減速機構24を介
し中空ギヤ27を回転させると、筒体28がこれ
と一緒に回転されネジ28aの作用で筒体28が
ハウジング21に対して前、後進し、この前、後
進はロツド30を介してアジヤストスクリユー1
6に伝動される。アジヤストスクリユー16の
前、後進によりリフレクター4が傾動され、光軸
の方向を復元させることができる。
本実施例においては、第7図に示すように、中
空ギヤ27の筒状部の外周にウオームギヤ27b
を形成すると共に、これに噛合するウオームホイ
ル35をポテンシヨメータ36の軸に固着してあ
る。これにより、中空ギヤ27の回転をポテンシ
ヨメータ36を介して電気信号として取り出すこ
とができる。中空ギヤ27の回転角はロツド30
およびアジヤストスクリユー16の前、後進距離
と比例しているので、上記の電気信号によつて光
軸方向を検知することができる。このため上記の
電気信号は光軸方向の表示や光軸方向の自動制御
に利用することができる。
第7図に示されている電気信号取出手段の構造
から明らかなように、ウオームホイル35の軸心
と中空ギヤ27の軸心とが直交しているので、中
空ギヤ27の支承状態にラジアル方向のガタが有
つてもポテンシヨンメータ36に及ぼす誤差は無
視することができる。
以上述べたように、本考案の光軸調整装置は、
エーミング機能とレベリング機能の2つの機能を
兼備え、特に、エーミング時にもレベリング時に
もエーミング用のシヤフトが定位置に保持されて
軸方向に移動しないので、ヘツドランプの取付ス
ペースを最小限におさえることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案を適用したヘツドランプの正面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図は第3図の一部の拡大断面
図、第5図は第4図の−線断面図、第6図は
第4図の部分拡大図、第7図は第6図に示した構
成部分の分解斜視図である。 1……ヘツドランプ、16……アジヤストスク
リユー、20……光軸調整装置、21……ハウジ
ング、21a……雌ネジ孔、22……ハウジン
グ、23……モーター、24……減速機構、27
……中空ギヤ、27a……溝、28……筒体、2
8a……雄ネジ、28b……係止用の突起、29
……シヤフト、29a……フランジ、29b……
角柱状部、30……ロツド、30a……角穴、3
0b……球面座、31……クリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドランプの光軸方向を調整する光軸調整装
    置であつて、該光軸調整装置は、2つのハウジン
    グで画成した室内に、モーターと、該モーターの
    回転により減速機構を介して定位置で回転せしめ
    られる中空ギヤと、該中空ギヤに対する相対的回
    動を係止すると共に軸心方向には摺動自在に嵌合
    された筒体と、上記の筒体に回動自在に内嵌する
    と共に軸心方向の摺動を係止されたロツドとを設
    け、上記の筒体の外周に雄ネジを形成して一方の
    ハウジングの壁に設けた雌ネジ孔に螺合貫通せし
    めるとともに、他方のハウジングを貫通して定位
    置で回転可能に支承された手動操作シヤフトを設
    け、この操作シヤフトの一端を前記のロツドの一
    端に軸心方向の摺動自在に、軸心回りの相対的回
    動を係止して嵌合せしめ、前記ロツドの他端をア
    ジヤストスクリユーに連結してあることを特徴と
    するヘツドランプの光軸調整装置。
JP12616283U 1983-03-22 1983-08-16 ヘツドランプの光軸調整装置 Granted JPS6034028U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12616283U JPS6034028U (ja) 1983-08-16 1983-08-16 ヘツドランプの光軸調整装置
DE8484103050T DE3467990D1 (en) 1983-03-22 1984-03-20 Device for adjusting the inclination of the light axis of headlamps of a motor vehicle
EP84103050A EP0120442B1 (en) 1983-03-22 1984-03-20 Device for adjusting the inclination of the light axis of headlamps of a motor vehicle
DE198484103050T DE120442T1 (de) 1983-03-22 1984-03-20 Vorrichtung zur regelung der leuchtweite eines kraftfahrzeugscheinwerfers.
US06/591,830 US4574334A (en) 1983-03-22 1984-03-21 Device for adjusting the inclination of the light axis of headlamps of a motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12616283U JPS6034028U (ja) 1983-08-16 1983-08-16 ヘツドランプの光軸調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS6034028U JPS6034028U (ja) 1985-03-08
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2534536B2 (ja) * 1988-04-09 1996-09-18 株式会社小糸製作所 前照灯装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511999A (en) * 1978-07-13 1980-01-28 Bosch Gmbh Robert Adjuster for headlight of automobile

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JPS5511999A (en) * 1978-07-13 1980-01-28 Bosch Gmbh Robert Adjuster for headlight of automobile

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JPS6034028U (ja) 1985-03-08

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