JP4968049B2 - レベリング装置を備える車両用前照灯 - Google Patents

レベリング装置を備える車両用前照灯 Download PDF

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Description

この発明は、光軸を調整するレベリング装置を備える、たとえば、ヘッドランプやフォグランプなどの車両用前照灯に関するものである。
この種のレベリング装置を備える車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯について説明する。従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、固定側部材およびレベリング装置のケース体の一方に保持筒部を形成し、他方に係合部を形成し、保持筒部を係合部に挿入した状態でケース体を固定側部材に対して回転させることにより、ケース体が固定側部材に係止し、固定側部材およびケース体の一方に廻止突起を設け、他方に被係合部を形成し、保持筒部を係合部に挿入した状態でケース体を固定側部材に対して回転させたときに廻止突起と被係合部とが係合して、固定側部材にレベリング装置を取り付けてなるものである。ケース体に収納されている駆動機構を駆動させることにより、アジャスティングスクリューが駆動して傾動部材が固定側部材に対して傾動して車両用前照灯の光軸が調整される。
ところが、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、廻止突起と被係合部とを固定側部材およびケース体に設けているものであるから、廻止突起と被係合部とを設けるためには固定側部材をケース体に近接して対向させる必要がある。このために、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、固定側部材の設計において、固定側部材をケース体に近接して対向させるという制限がある。もし、この制限なしに固定側部材を自由に設計して、固定側部材がケース体から離れてしまう場合には、固定側部材にブラケットなどの中間部材を設けて廻止突起と被係合部とを設ける必要がある。
特許第2835927号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯では、固定側部材の設計において固定側部材をケース体に近接して対向させるという制限があるという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、固定部材が、段部を介して内側の小径円透孔と外側の大径円透孔が設けられている取付部と、取付部の小径円透孔の縁に設けられているストッパと、大径円透孔の内周面に大径円透孔の軸方向に設けられている1本もしくは複数本のロック凸部と、を有し、一方、レベリング装置が、段部を介して小径円透孔中に挿入されている小径円筒部と大径円透孔中に挿入されている大径円筒部が設けられているハウジングと、ハウジング内に配置されている駆動装置と、ハウジングおよび小径円筒部および大径円筒部に対して進退可能に配置されていて駆動装置の駆動によりハウジングおよび小径円筒部および大径円筒部に対して進退して傾動部材を固定部材に対して傾動させて車両用前照灯の光軸を調整するシャフトと、小径円筒部に設けられていて小径円筒部と大径円筒部を小径円透孔と大径円透孔中に挿入した状態でレベリング装置を固定部材に対して回転させることにより取付部の内側の小径円透孔の縁に係合する1個もしくは複数個の係合爪と、大径円筒部の外周面に大径円筒部の軸方向に設けられていて係合爪が取付部の内側の小径円透孔の縁に係合しかつストッパに当接したときにロック凸部を乗り越えて係止する1本もしくは複数本の係止凸部と、を有する、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、取付部の段部と小径円筒部および大径円筒部の段部との間にパッキンが介装されている、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項3にかかる発明)は、取付部の内側の小径円透孔の縁と係合爪との相互に係合する面が平面をなす、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、前記の課題を解決するための手段により、固定部材の小径円透孔と大径円透孔中にレベリング装置の小径円筒部と大径円筒部を挿入した状態でレベリング装置を固定部材に対して回転させると、レベリング装置の小径円筒部の係合爪が固定部の取付部の内側の小径円透孔の縁に係合しかつ取付部の内側の小径円透孔の縁のストッパに当接し、また、レベリング装置の大径円筒部の外周面の係止凸部が固定部材の大径円透孔の内周面のロック凸部を乗り越えてそのロック凸部に係止して、レベリング装置が固定部材に取り付けられることとなる。このように、この発明(請求項1にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、レベリング装置を固定部材に取り付ける手段が固定部材の小径円透孔と大径円透孔およびレベリング装置の小径円筒部と大径円筒部に設けられている。すなわち、固定部材において、取付部およびストッパが小径円透孔の縁に設けられていて、また、ロック凸部が大径円透孔の内周面に設けられていて、一方、レベリング装置において、係合爪が小径円筒部に設けられていて、また、係止凸部が大径円筒部の外周面に設けられていている。しかも、固定部材の小径円透孔と大径円透孔およびレベリング装置の小径円筒部と大径円筒部は、固定部材の小径円透孔と大径円透孔中にレベリング装置の小径円筒部と大径円筒部が挿入されているので、相互に近接した状態にある。この結果、この発明(請求項1にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、取付手段を設けるために固定部材をレベリング装置のハウジングに近接させる必要がないので、固定部材の設計において、固定部材をレベリング装置のハウジングに近接して対向させるという制限がなく、固定部材の設計の自由度が向上する。
また、この発明(請求項2にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、固定部材の取付部の段部とレベリング装置の小径円筒部および大径円筒部の段部との間にパッキンが介装されているので、固定部材の小径円透孔および大径円透孔の縁とレベリング装置の小径円筒部および大径円筒部との間において水密性が保持されることとなる。しかも、この発明(請求項2にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、パッキンの外側が、外側の大径透孔の内周面、および、その外側の大径透孔中に挿入されている大径筒部の外周面により覆われているので、雨水たとえば高圧洗車機の水がパッキンに直接には当たらず、防水効果を向上させることができる。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、取付部の小径円透孔の縁と係合爪との相互に係合する面が平面をなすので、取付部の段部とレベリング装置の小径円筒部および大径円筒部の段部との間に介装されているパッキンへの押圧力が一定であり、パッキンへ負荷をかけずにパッキンの耐久性を向上させることができる。
以下に、この発明にかかるレベリング装置を備える車両用前照灯の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯の構成について説明する。図1において、符号1は、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯であって、この例ではヘッドランプである。前記ヘッドランプ1は、灯室2を区画する固定部材としてのランプハウジング3およびランプレンズ4と、前記灯室2内に配置されている傾動部材としての取付ブラケット5と、前記ランプハウジング3と前記取付ブラケット5との間に配置されているレベリング装置6と、を備えるものである。
前記傾動部材は、1個もしくは複数個のランプユニット(図示せず)と、前記1個もしくは複数個のランプユニットを取り付けた前記取付ブラケット5と、から構成されている。前記ランプユニットは、たとえば、プロジェクタタイプやリフレクタタイプ(反射タイプ)や直射タイプなどある。前記ランプユニットは、光源(図示せず)からの光(図示せず)を所定の光軸(図示せず)に沿って前記ランプレンズ4を通して車両の前方に所定の配光パターン(図示せず)で照射する。なお、前記ランプユニットの構成部品たとえばリフレクタと前記取付ブラケット5とが兼用する場合がある。また、光源としては、たとえば、LEDなどの半導体型光源、HIDなどの放電灯、ハロゲンバルブ、白熱バルブなどがある。さらに、所定の配光パターンとしては、たとえば、すれ違い用配光パターン、高速道路用配光パターン、走行用配光パターンなどがある。
前記傾動部材の前記取付ブラケット5は、前記ランプハウジング3に前記レベリング装置6およびピボット機構7を介して前記ピボット機構7の球部8の中心を通る水平線H(ほぼ水平線も含む)回りに上下に回転可能に取り付けられている。なお、前記ランプハウジング3と前記取付ブラケット5との間に左右用の光軸調整機構(図示せず)を設け、前記傾動部材を前記ピボット機構7の球部8の中心を通る垂直線V(ほぼ垂直線も含む)回りに左右に光軸調整可能に構成しても良い。
前記レベリング装置6は、図1および図2に示すように、ハウジング9、10と、駆動装置としてのモータ(図示せず)および駆動力伝達機構(図示せず)と、シャフト12と、コネクタ部(図示せず)と、基板としてのプリント配線基板(図示せず)と、を備える。
前記ハウジング9、10は、係合爪50、51により、前記ランプハウジング3にOリング形状のパッキン52を介して気密にもしくは水密に取り付けられている。前記ハウジングは、図1および図2に示すように、前側のハウジング9と、後側のハウジング10とに、垂直(ほぼ垂直も含む)に2分割されている。前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10とを着脱可能に一体にしまたは固定することにより前記ハウジングが構成される。
前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10との間には、シール部材(図示せず)が介在されている。前記シール部材は、環状形状をなし、前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10との間を、気密にもしくは水密に保持するものである。
前記前側ハウジング9の前面側(外面側)の上側のほぼ中央には、筒部この例では円筒部15が一体に設けられている。前記後側ハウジング10の後面側(外面側)の上側のほぼ中央には、小円筒部21が前記前側ハウジング10の前記円筒部15と同軸上に一体に設けられている。また、前記後側ハウジング10の後面側(外面側)の下側のほぼ中央には、車両側のコネクタ(図示せず)挿入用の凹部(図示せず)が設けられている。
前記円筒部15は、段部11を介して小径円筒部13と大径円筒部14とからなる。すなわち、前記円筒部15は、小径で軸方向に長い内側の円筒部13と、大径で軸方向に短い外側の円筒部14との2重の円筒部からなる。前記小径円筒部13と前記大径円筒部14とは、同心上にある。
前記円筒部15のうち前記小径円筒部13の外周面には、4個の前記係合爪50、51が十字方向にそれぞれ一体に設けられている。4個の前記係合爪のうち、3個の係合爪50は、幅が狭く、1個の係合爪51は、幅が広い。また、前記円筒部15のうち前記段部11には、前記パッキン52が収納される環状の収納凹部16が設けられている。
前記円筒部15のうち前記大径円筒部14の外周面には、6本の係止凸部(係止凸条)17が等間隔に前記円筒部15の軸方向にそれぞれ一体に設けられている。
前記ヘッドランプ1の前記ランプハウジング3のうち、前記レベリング装置6を取り付ける箇所の取付部53には、前記レベリング装置6を取り付けるための透孔この例では円形の円透孔55が設けられている。前記取付部53の円透孔55は、段部54を介して内側の小径円透孔56と外側の大径円透孔57とからなる。前記大径円透孔57は、ランプハウジング3の外側面であって前記小径円透孔56の外側に一体に設けられた短円筒壁部の内側の空間からなる。
前記小径円透孔56の内径は、前記小径円筒部13の外径よりも若干大きい。また、前記大径円透孔57の内径は、前記大径円筒部14の外径よりも若干大きい。
前記取付部53の前記円透孔55のうち前記小径円透孔56の縁には、4個の溝部58、59が前記係合爪50、51に対応して十字方向にそれぞれ設けられている。4個の前記溝部のうち、3個の溝部58は、前記幅狭の係合爪50に対応して幅が狭く、1個の溝部59は、前記幅広の係合爪51に対応して幅が広い。前記3個の幅狭の係合爪50および溝部58と、前記1個の幅広の係合爪51および溝部59は、前記レベリング装置6をヘッドランプ1に取り付ける際の誤組付を防ぐためのものである。
前記取付部56の内側の前記円透孔55のうち前記小径円透孔56の縁には、ストッパ60が一体に設けられている。また、前記取付部53の前記円透孔55のうち前記大径円透孔57の内周面には、3本のロック凸部(ロック凸条)6が等間隔に前記円透孔55の軸方向にそれぞれ一体に設けられている。
前記シャフト12は、アジャストスクリューであって、前記前側ハウジング9の前記円筒部15および前記後側ハウジング10の前記小円筒部21内に、前記駆動力伝達機構およびクラウンギア24を介して、前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前後方向すなわち前記シャフト12の軸方向に進退可能にかつ回転可能に取り付けられている。前記シャフト12の一端部(前端部)には、スクリュー部25が設けられている。
前記シャフト12の前記スクリュー部25には、ナット部材(ナット、スクリューマウンティング)28が、前記シャフト12の軸方向(図1中の実線矢印方向であって、前後方向)にねじ送り可能にねじ装着されている。 前記ナット部材28は、前記取付ブラケット5に装着されている。これにより、前記シャフト12は、前記ナット部材28を介して前記傾動部材の前記取付ブラケット5に取り付けられている。また、前記のように、前記ハウジング9、10は、前記ランプハウジング3に取り付けられている。この結果、前記レベリング装置6は、前記固定部材としての前記ランプハウジング3と前記傾動部材としての前記取付ブラケット5との間に配置されていることとなる。
前記シャフト12が前記モータの駆動により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退すると、前記ナット部材28が図1中の破線矢印方向に前記シャフト12の進退と一体に進退する。また、前記シャフト12が前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向に回転すると、前記ナット部材28が図1中の破線矢印方向にねじ送り作用で前記シャフト12に対して進退する。これにより、前記取付ブラケット5をはじめとする前記傾動部材が前記水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、前記ヘッドランプ1の光軸が調整される。
前記駆動力伝達機構は、たとえば、第1ギアと、第2ギアと、第3ギアのウォームと、ウォームホイールと、ロッドと、から構成されている。前記駆動力伝達機構は、前記ハウジング9、10内であって、前記モータと前記シャフト12との間に配置されていて、前記モータの駆動により前記シャフト12を前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退させる。
前記クラウンギア24の面取溝(図示せず)中には、前記シャフト12の面取部(図示せず)が挿入されている。この結果、前記シャフト12は、前記クラウンギア24に対して回転不可能かつ軸方向に移動可能(進退可能)である。これにより、前記シャフト12は、前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前記クラウンギア24と共に回転する。
前記シャフト12は、前記駆動力伝達機構および前記クラウンギア24を介して、前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して軸方向に進退可能にかつ回転可能に取り付けられている。この結果、前記シャフト12は、前記モータの駆動により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退し、前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前記クラウンギア24と共に回転する。
前記プリント配線基板は、前記ハウジング9、10内に配置されていて前記ハウジング9、10に取り付けられている。前記プリント配線基板の他面上には、図示されていないが、コンデンサやハイブリットICなどの電子部品が実装されていると共に配線がプリントされている。前記ハウジング9、10に取り付けられている前記プリント配線基板と前記駆動力伝達機構の第2ロッドとの間には、位置センサ(図示せず)が設けられている。前記位置センサは、スライド抵抗からなり、前記ヘッドランプ1の光軸の上下方向の傾動角度を計測把握することができる。前記位置センサと前記モータ11とをオートレベリングシステムの制御装置(図示せず)に接続することにより、車両の姿勢の変化に応じて前記ヘッドランプ1の上下方向の光軸を自動的に調整することができる。
前記コネクタ部は、前記プリント配線基板と電気的に接続されていて、かつ、前記車両側のコネクタと電気的に接続されることにより、前記プリント配線基板を介して前記モータに給電するものである。
この実施例におけるレベリング装置6を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、以上のごとき構成からなり、以下、レベリング装置6を固定部材としてのランプハウジング3に取り付ける取付方について説明する。
まず、パッキン52をレベリング装置6の前側ハウジング9の円筒部15の収納凹部16中にセットして仮保持させる。つぎに、図2および図3中の実線矢印に示すように、レベリング装置6のシャフト12をランプハウジング3の円透孔55(小径円透孔56および大径円透孔57)を通して外側から灯室2内に挿入する。それから、レベリング装置6の円筒部15(小径円筒部13)の3個の幅狭の係合爪50および1個の幅広の係合爪51と、ランプハウジング3の取付部53の円透孔55(小径円透孔56)の3個の幅狭の溝部および1個の幅広の溝部と、を合わせる(図4および図5参照)。
前記の状態において、レベリング装置6の円筒部15の小径円筒部13をランプハウジング3の取付部53の円透孔55の小径円透孔56および灯室2中に挿入する。また、レベリング装置6の円筒部15の係合爪50、51をランプハウジング3の取付部53の円透孔55の小径円透孔56を通して灯室2中に挿入する。さらに、レベリング装置6の円筒部15の大径円筒部14をランプハウジング3の取付部53の円透孔55の大径円透孔57中に挿入する。このとき、パッキン52は、レベリング装置6の前側ハウジング9の円筒部15の段部11(収納凹部16の底壁面)と、ランプハウジング3の取付部53の円透孔55の段部54との間において圧縮された状態で挟み込まれている。
つぎに、図4および図5中の実線矢印に示すように、レベリング装置6をランプハウジング3に対して回転させる。すると、レベリング装置6の円筒部15(小径円筒部13)の係合爪50、51がランプハウジング3の取付部53の円透孔55(小径円透孔56)の縁に係合する。これにより、レベリング装置6は、ランプハウジング3に対してシャフト12の軸方向(円筒部15の軸方向、円透孔55の軸方向)に移動することなく取り付けられる。
また、レベリング装置6の円筒部15(小径円筒部13)の係合爪50、51の1個がランプハウジング3の取付部53の円透孔55(小径円透孔56)の縁のストッパ60に当接する。これにより、レベリング装置6は、ランプハウジング3に対してシャフト12の軸回り(円筒部15の軸回り、円透孔55の軸回り)であって、図および図中の実線矢印方向に回転することなく取り付けられる。
さらに、係合爪の1個がストッパ60に当接したときに、レベリング装置6の円筒部15(大径円筒部14)の6本の係止凸部17のうち3本がランプハウジング3の取付部53の円透孔55(大径円透孔57)の3本のロック凸部61をそれぞれ乗り越えて係止する。これにより、レベリング装置6は、ランプハウジング3に対してシャフト12の軸回り(円筒部15の軸回り、円透孔55の軸回り)であって、図および図中の実線矢印方向と逆方向に回転することなく取り付けられる。レベリング装置6の円筒部15の係止凸部17がランプハウジング3の取付部53の円透孔55のロック凸部61を乗り越える際に、節度音と節度感とが得られる。この節度音と節度感とにより、レベリング装置6がランプハウジング3に取り付けられたことが音と感触により確認することができる。
以上のようにして、レベリング装置6のハウジング9、10および円筒部15がランプハウジング3の取付部53に取り付けられる。このとき、パッキン52は、レベリング装置6の円筒部15の段部11とランプハウジング3の取付部53の段部54との間に圧接されて介装されている。これにより、ヘッドランプ1の灯室2内は、気密性にもしくは水密性が維持される。また、レベリング装置6の円筒部15(大径円筒部14)の6本の係止凸部17のうち3本がヘッドランプ1のランプハウジング3の取付部53の円透孔55(大径円透孔57)の3本のロック凸部61にそれぞれ係止する。このために、レベリング装置6は、ランプハウジング3に円周上の等間隔の3点支持により支持されるので、レベリング装置6のシャフト12および円筒部15の中心と、ランプハウジング3の円透孔55の中心とが合致して、レベリング装置6をランプハウジング3に高精度に取り付けることができる。
この実施例におけるレベリング装置6を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定について説明する。工具によりクラウンギア24を手動により回転させる。すると、駆動力伝達機構の作用により、シャフト12は、ハウジング9、10および円筒部15に対して軸方向に進退(移動)することなく回転するだけである。
シャフト12がクラウンギア24の手動回転によりハウジング9、10および円筒部15に対して図1中の実線矢印方向に回転すると、シャフト12のスクリュー部25にねじ込まれているナット部材28がねじ送り作用によりシャフト12の軸方向に進退する。このナット部材28の進退により、取付ブラケット5をはじめとする傾動部材がランプハウジング3をはじめとする固定部材に対して水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定が行われる。
ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定が完了して、ヘッドランプ1のランプユニットの光源を点灯する。すると、光源からの光は、所定の光軸に沿ってランプレンズ4を通して車両の前方に所定の配光パターンで照射される。
ここで、車両の姿勢が変化すると、オートレベリングシステムの制御装置が車両の姿勢の変化を検知してモータ11を駆動させる。なお、手動スイッチによりモータ11を駆動させても良い。モータ11が駆動すると、モータ11の駆動力すなわちモータ11の出力軸の回転力は、駆動力伝達機構を介してシャフト12に伝達される。すると、駆動力伝達機構の作用により、シャフト12は、ハウジング9、10および円筒部15に対して回転せずに進退するだけである。
このために、シャフト12は、モータ11の駆動によりハウジング9、10および円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(シャフト12の軸方向)に進退すると、ナット部材28が図1中の破線矢印方向にシャフト12の進退と一体に進退する。これにより、取付ブラケット5をはじめとする傾動部材がランプハウジング3をはじめとする固定部材に対して水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、ヘッドランプ1の光軸が車両の姿勢の変化に対応して自動的に調整される。
この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、レベリング装置6を固定部材としてのランプハウジング3に取り付ける手段がランプハウジング3の円透孔55およびレベリング装置6の円筒部15に設けられている。すなわち、ランプハウジング3において、取付部53およびストッパ60が円透孔55(小径円透孔56)の縁に設けられていて、また、ロック凸部61が円透孔55(大径円透孔57)の内周面に設けられている。一方、レベリング装置6において、係合爪50、51が円筒部15(小径円筒部13)に設けられていて、また、係止凸部17が円筒部15(大径円筒部14)の外周面に設けられていている。しかも、ランプハウジング3の円透孔55およびレベリング装置6の円筒部15は、ランプハウジング3の円透孔55中にレベリング装置6の円筒部15が挿入されているので、相互に近接した状態にある。この結果、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、取付手段(ランプハウジング3の取付部53の円透孔55の縁、ストッパ60、ロック凸部61、および、レベリング装置6の円筒部15の係合爪50、51、係止凸部17)を設けるためにランプハウジング3をレベリング装置6のハウジング9、10に近接させる必要がないので、ランプハウジング3の設計において、ランプハウジング3をレベリング装置6のハウジング9、10に近接して対向させるという制限がなく、ランプハウジング3の設計の自由度が向上する。
また、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、ランプハウジング3の取付部53の段部54とレベリング装置6の円筒部15の段部11との間にパッキン52が介装されているので、ランプハウジング3の円透孔55(小径円透孔56)の縁とレベリング装置6の円筒部15との間において水密性が保持されることとなる。しかも、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、パッキン52の外側が、外側の大径円透孔57の内周面(ランプハウジング3の外側面であって小径円透孔56の外側に一体に設けられている短円筒壁部の内側面)、および、その外側の大径円透孔57中に挿入されている大径円筒部14の外周面により覆われているので、雨水たとえば高圧洗車機の水がパッキンに直接には当たらず、防水効果を向上させることができる。
さらに、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、ランプハウジング3の取付部53の内側の小径円透孔56の縁と係合爪50、51との相互に係合する面が平面をなすので、ランプハウジング3の取付部53の段部54とレベリング装置6の円筒部15の段部11との間に介装されているパッキン52への押圧力が一定であり、パッキン52へ負荷をかけずにパッキン52の耐久性を向上させることができる。
なお、前記の実施例においては、レベリング装置6を備える車両用前照灯としてヘッドランプ1について説明する。ところが、この発明においては、ヘッドランプ1以外のレベリング装置6を備える車両用前照灯にも適用することができる。
また、前記の実施例においては、クラウンギア24を用いてシャフト12を手動により回転させて光軸調整できるようにしたものである。ところが、この発明においては、シャフト12を手動により回転させて光軸調整を行わなくても良い。
さらに、前記の実施例においては、固定部材としてランプハウジング3を使用し、傾動部材としてランプユニットおよび取付ブラケット5を使用するものである。ところが、この発明においては、固定部材として車体を使用し、傾動部材として車両用前照灯全体を使用しても良い。
さらにまた、前記の実施例においては、ランプハウジング3の円透孔55(大径円透孔57)の内周面に3本のロック凸部61を設けるものである。ところが、この発明においては、ロック凸部を1本、もしくは2本、4本以上設けても良い。
さらにまた、前記の実施例においては、レベリング装置6の円筒部15(大径円筒部14)の外周面に6本の係止凸部17を設けるものである。ところが、この発明においては、係止凸部を1本、もしくは2から5本、7本以上設けても良い。
この発明にかかるレベリング装置を備える車両用前照灯の実施例を示すヘッドランプの縦断面図(垂直断面図)である。 同じく、レベリング装置を示す斜視図である。 同じく、ランプハウジングの取付部を示す一部斜視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付ける前の状態を示す図1におけるIV矢視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付ける前の状態を示す図1におけるV矢視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付けた状態を示す図1におけるIV矢視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付けた状態を示す図1におけるV矢視図である。 同じく、図6におけるVIII−VIII線断面図である。
符号の説明
1 ヘッドランプ(レベリング装置を備える車両用前照灯)
2 灯室
3 ランプハウジング(固定部材)
4 ランプレンズ
5 取付ブラケット(傾動部材)
6 レベリング装置
7 ピボット機構
8 球部
9 前側ハウジング
10 後側ハウジング
11 段部
12 シャフト
13 小径円筒部
14 大径円筒部
15 円筒部
16 収納凹部
17 係止凸部
21 小円筒部
24 クラウンギア
25 スクリュー部
28 ナット部材
50 幅狭の係合爪
51 幅広の係合爪
52 パッキン
53 取付部
54 段部
55 円透孔
56 小径円透孔
57 大径円透孔
58 幅狭の溝部
59 幅広の溝部
60 ストッパ
61 ロック凸部
H 水平線
V 垂直線

Claims (3)

  1. 光軸を調整するレベリング装置を備える車両用前照灯において、
    固定部材と、
    前記固定部材に傾動可能に取り付けられている傾動部材と、
    前記固定部材と前記傾動部材との間に配置されている前記レベリング装置と、
    を備え、
    前記固定部材は、
    段部を介して内側の小径円透孔と外側の大径円透孔が設けられている取付部と、
    前記取付部の内側の前記小径円透孔の縁に設けられているストッパと、
    前記大径円透孔の内周面に前記大径円透孔の軸方向に設けられている1本もしくは複数本のロック凸部と、
    を有し、
    前記レベリング装置は、
    段部を介して前記小径円透孔中に挿入されている小径円筒部と前記大径円透孔中に挿入されている大径円筒部が設けられているハウジングと、
    前記ハウジング内に配置されている駆動装置と、
    前記ハウジングおよび前記小径円筒部および前記大径円筒部に対して進退可能に配置されていて、前記駆動装置の駆動により前記ハウジングおよび前記小径円筒部および前記大径円筒部に対して進退して前記傾動部材を前記固定部材に対して傾動させて車両用前照灯の光軸を調整するシャフトと、
    前記小径円筒部に設けられていて、前記小径円筒部と前記大径円筒部を前記小径円透孔と前記大径円透孔中に挿入した状態で前記レベリング装置を前記固定部材に対して回転させることにより、前記取付部の内側の前記小径円透孔の縁に係合する1個もしくは複数個の係合爪と、
    前記大径円筒部の外周面に前記大径円筒部の軸方向に設けられていて、前記係合爪が前記取付部の内側の前記小径円透孔の縁に係合しかつ前記ストッパに当接したときに前記ロック凸部を乗り越えて係止する1本もしくは複数本の係止凸部と、
    を有する、
    ことを特徴とするレベリング装置を備える車両用前照灯。
  2. 記取付部の前記段部と前記小径円筒部および前記大径円筒部の前記段部との間には、パッキンが介装されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレベリング装置を備える車両用前照灯。
  3. 前記取付部の内側の前記小径円透孔の縁と前記係合爪との相互に係合する面は、平面をなす、
    ことを特徴とする請求項2に記載のレベリング装置を備える車両用前照灯。
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