JP2835927B2 - レベリング装置の取付構造 - Google Patents

レベリング装置の取付構造

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JP2835927B2
JP2835927B2 JP15825794A JP15825794A JP2835927B2 JP 2835927 B2 JP2835927 B2 JP 2835927B2 JP 15825794 A JP15825794 A JP 15825794A JP 15825794 A JP15825794 A JP 15825794A JP 2835927 B2 JP2835927 B2 JP 2835927B2
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雄之 藤野
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なレベリング装置の
取付構造に関する。詳しくは、ヘッドランプの照射角度
を変更するためのレベリング装置の固定側部材(例え
ば、反射鏡可動タイプのヘッドランプにおけるランプボ
デイやユニット可動タイプのヘッドランプにおける車体
等)への取り付けに関するレベリング装置の取付構造で
あって、部品点数の削減が可能で、固定側部材への取付
作業性が良好であると共に、固定側部材に対する位置決
め及び廻り止めが容易な新規なレベリング装置の取付構
造を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、反射鏡がランプボデイに対して
傾動自在に支持された所謂反射鏡可動タイプのヘッドラ
ンプにおいては、レベリング装置のケース体がランプボ
デイに取り付けられ、ケース体から突出されたアジャス
ティングスクリューの先端部が反射鏡の回動端側に連結
されている。
【0003】このようなレベリング装置のヘッドランプ
への取付構造の従来の一例を図12及び図13に示す。
【0004】aはヘッドランプであり、ヘッドランプa
は前方が開口したランプボデイbと該ランプボデイbに
傾動自在に支持された反射鏡cと該反射鏡cを傾動させ
るためのレベリング装置d等からなる。
【0005】反射鏡cはランプボデイbに対して3点で
支持されており、そのうちの1点に上記レベリング装置
dが介在されている。
【0006】レベリング装置dは、箱状のケース体eと
該ケース体e内に収納された駆動機構(図示は省略す
る。)と上記ケース体eから突出され、駆動機構により
前後方向に移動されるアジャスティングスクリューf等
からなる。
【0007】レベリング装置dはそのアジャスティング
スクリューfがランプボデイbの背面下部に形成された
挿入孔gからランプボデイb内に挿入され、ケース体e
が3本のネジh、h、hによりランプボデイbの背面に
ネジ止めされている。
【0008】ランプボデイb内に挿入されたアジャステ
ィングスクリューfはその先端において上記反射鏡cの
回動端側に連結されている。
【0009】そして、レベリング装置dの駆動機構によ
りアジャスティングスクリューfを前後方向へ移動させ
ることにより、その先端部に連結された反射鏡cの回動
端側を前後方向に移動させて、反射鏡cの傾斜角度が変
更され、これにより、ヘッドランプの照射角度が変更さ
れるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のレベリ
ング装置の取付構造にあっては、レベリング装置のラン
プボデイへの取り付けを3本のビスで行っているため、
ビスが3本必要であると共に、取り付けるためには3本
のビスをネジ締めしなければならない。
【0011】そのため、レベリング装置のランプボデイ
への取り付けにあたり、そのための部品点数が多く、ま
た、組付作業性が悪いという問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明ヘッドランプレベ
リング装置の取付構造は、上記した課題を解決するため
に、固定側部材及びレベリング装置のケース体の一方に
アジャスティングスクリューが挿通される保持筒部を形
成すると共に、ケース体及び固定側部材の他方に上記保
持筒部が係止される係合部を形成し、保持筒部を係合部
に挿入した状態でケース体を固定側部材に対して所定角
度回転させることによりケース体を固定側部材に係止す
るようになっていると共に、固定側部材及びケース体の
一方に廻止突起を、また、ケース体及び固定側部材の他
方に上記廻止突起が係合する被係合部を形成し、保持筒
部を係合部に挿入した状態でケース体を固定側部材に対
して上記所定角度回転させたときに上記廻止突起と被係
合部とが係合するようにしたものである。
【0013】
【作用】従って、本発明ヘッドランプレベリング装置の
取付構造にあっては、レベリング装置は保持筒部を係合
部に挿入した状態でケース体を固定側部材に対して所定
角度回転させるだけで、固定側部材へ取り付けることが
でき、固定側部材への取付作業性が良好であると共に、
取り付けるための専用の部品が要らず、従来の取付構造
に比較して部品点数を削減することができ、しかも、ケ
ース体を固定側部材に対して所定の向きで取り付けたと
きに廻止突起と被係合部とが係合されるようにしたの
で、レベリング装置の固定側部材に対する位置決め及び
廻り止めを簡単な構造で実現することができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明ヘッドランプレベリング装置の
取付構造の詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0015】図1乃至図6は本発明ヘッドランプレベリ
ング装置の取付構造の第1の実施例を示すものである。
【0016】図中1はヘッドランプであり、2はそのラ
ンプボデイ、3は該ランプボデイ2に上下方向へ回動自
在に支持された反射鏡、4はランプボデイ2の前面開口
を覆ったレンズである。
【0017】反射鏡3はランプボデイ2に対して3点で
支持されており、そのうちの1点にレベリング装置5が
介在されている。
【0018】この実施例では、上記反射鏡3がこれが傾
動されることによって照射角が変更される傾動部材で、
上記ランプボデイ2がレベリング装置5を固定する固定
側部材となっているが、この他にも、ランプボデイとレ
ンズとで画成された空間内に反射鏡や光源を配置して成
るランプユニットそのものを車体に対して傾動自在に支
持したユニット可動タイプのヘッドランプにも適用する
ことができ、かかる場合、ランプユニットが傾動部材と
なり、車体が固定側部材となる。
【0019】レベリング装置5は、箱状のケース体6と
該ケース体6内に収納された駆動機構(図示は省略す
る。)と上記ケース体6から突出され、駆動機構により
前後方向に移動されるアジャスティングスクリュー7等
からなる。
【0020】尚、上記ケース体6は、図示は省略した
が、前後に2つ割にされたフロントケースとバックケー
スとが結合一体化されて構成されている。
【0021】ケース体6の前面の中央部より下方に寄っ
た位置には、アジャスティングスクリュー7がケース体
6から前方へ突出するための挿通孔8が形成されている
と共に、該挿通孔8の周縁部から前方へ向けて突出した
円筒状の保持筒部9が一体に形成されている。
【0022】保持筒部9の先端外周面には、外方へ突出
した3つの係止突部10、10、10が突設されてお
り、これら係止突部10、10、10は保持筒部9の周
方向に等間隔に形成されている。
【0023】これら係止突部10、10、10の前面
は、外方へ行くに従い後方へ変位する傾斜面10a、1
0a、10aとされていると共に、その後面、即ち、ケ
ース体6の前面に対向する面は保持筒部9の軸に対して
略直角な平滑面10b、10b、10bに形成されてお
り、これら平滑面10b、10b、10bとケース体6
の前面との間には適宜な間隔が形成されている。この
「適宜な間隔」については後述する。
【0024】また、3つの係止突部10、10、10の
うち2つのものは保持筒部9の軸方向から見て略台形状
を為し、残りの1つは略扇状を為すように形成されてい
る。
【0025】11はケース体6の前面のうち上記保持筒
部9の上方であって、上端寄りの位置に突設された廻止
突起であり、小さな円柱状を呈し、その先端部の外周縁
は、面取りされてテーパ部11aが形成されている。
【0026】12はランプボデイ2の背面下部に形成さ
れた挿入孔であり、該挿入孔12の開口縁には前方及び
後方へそれぞれ突出し環状に延びるリング状の係合部1
3が一体に形成されており、該係合部13はランプボデ
イ2の後壁から前方ヘはわずかに突出し、後方へは前方
への突出量より稍大きく突出されている。
【0027】また、係合部13の内径は上記レベリング
装置5のケース体6の保持筒部9の外径と略同じか稍大
きく形成されている。
【0028】14、14、14は上記係合部13の内周
面に形成された挿通溝であり、上記保持筒部9に形成さ
れた係止突部10、10、10をランプボデイ2の外側
から内側へ挿入するためのものであり、該挿通溝14、
14、14は周方向に等間隔で形成されていると共に、
軸方向から見た形状及び大きさが対応する各係止突部1
0、10、10の形状及び大きさと略同じに形成されて
いる。
【0029】また、挿通溝14、14、14の形成位置
はケース体6が正しい向きで置かれた状態の係止突部1
0、10、10の形成位置との関係で、周方向に略60
度ずれて形成されている。
【0030】係合部13のランプボデイ2内側の端面
は、上記挿通溝14、14、14の側縁から周方向へ行
くに従い前方へ変位するような傾斜面15a、15a、
15aに、また、挿通溝14と14との間の略中央部が
軸方向に対して略直角になるような平面15b、15
b、15bに形成されている。
【0031】そして、係合部13の後端面と前端面のう
ちの上記平面15b、15b、15bとの間の間隔は、
上記係止突部10、10、10の平滑面10b、10
b、10bとケース体6の前面との間の間隔と略同じに
形成されている。
【0032】16はランプボデイ2の後壁の後面に上記
係合部13を囲むように、かつ、同心状に突設された環
状壁であり、該環状壁16の突出量は上記係合部13の
ランプボデイ2の後壁からの突出量より稍大きく形成さ
れており、これにより、係合部13と環状壁16との間
に環状の溝17(以下「Oリング溝」という。)が形成
される。
【0033】18はランプボデイ2の後壁の係合部13
の上方であって、ケース体6が正しい向きに置かれた状
態の廻止突起11に対応した位置に形成された凹部であ
り、その大きさは上記廻止突起11の大きさと略同じに
形成されている。
【0034】19はOリングであり、ランプボデイ2の
上記Oリング溝17内に嵌合されており、Oリング19
は上記環状壁16の後端縁よりも稍後方へ突出されるよ
うになっている。
【0035】しかして、レベリング装置5は次のように
して、ランプボデイ2に取り付けられる。
【0036】先ず、レベリング装置5のケース体6の下
部に形成された保持筒部9をランプボデイ2の係合部1
3にその後方から挿入する。
【0037】このとき、保持筒部9の係止突部10、1
0、10と係合部13の挿通溝14、14、14との位
置関係が周方向に略60度ずれているため、ケース体6
を正しい向き(保持筒部9の真上に廻止突起11が位置
する向き)から周方向に60度回転させた状態で保持筒
部9を係合部13に挿入し、各係止突部10を各別に対
応する挿通溝14に挿通する。
【0038】保持筒部9を係合部13内に挿入したと
き、ケース体6の前面がOリング19に接触する。
【0039】この状態から、ケース体6をランプボデイ
2側へ押し付けながら、アジャスティングスクリュー7
を中心として上記廻止突起11と凹部18とが近づく方
向へケース体6を回転させる。
【0040】このとき、保持筒部9の係止突部10、1
0、10の平滑面10b、10b、10bが係合部13
の前端面の傾斜面15a、15a、15aに乗り上げて
行くことになり、ケース体6は更に稍前方へ移動され、
上記Oリング19が圧潰される。
【0041】一方、廻止突起11はその先端部がランプ
ボデイ2の後壁の後面上を摺接しながら、凹部18に向
けて移動し、その摺動は、廻止突起11の先端部がテー
パ部11aに形成されているため、スムーズに為され
る。
【0042】そして、ケース体6を略60度回転させた
とき、保持筒部9の係止突部10、10、10が係合部
13の前端面の平面15b、15b、15bに乗り上げ
ると同時に、廻止突起11が凹部18に係合される。
【0043】このようにして、レベリング装置5は固定
側部材であるランプボデイ2にそのケース体6が取り付
けられ、ケース体6の保持筒部9は係合部13に圧接さ
れた状態で取付けられるため、容易に離脱することはな
く、また、廻止突起11と凹部18との係合によりレベ
リング装置5はランプボデイ2に対して回転することは
ない。
【0044】また、アジャスティングスクリュー7はそ
の前端部が螺軸部22とされ、該螺軸部22が上記反射
鏡3の回動端寄りの位置に支持されたナット23に螺合
され、これによって、レベリング装置5と傾動部材であ
る反射鏡3とが連結される。
【0045】しかして、ケース体6内に収納された図示
しない駆動機構によりアジャスティングスクリュー7が
前後方向に移動され、これにより、反射鏡3が上下方向
に傾動される。
【0046】尚、この実施例では、レベリング装置5の
ランプボデイ2に対する廻止手段として、レベリング装
置5のケース体6に廻止突起11を、また、ランプボデ
イ2に凹部18を形成したが、逆に、レベリング装置5
のケース体6に凹部を、また、ランプボデイ2に廻止突
起を形成しても良く、更に、廻止突起が係合される被係
合部は上記実施例のような凹部18に限らず、小孔であ
っても良い。
【0047】図7乃至図11は本発明レベリング装置の
取付構造の第2の実施例を示すものである。
【0048】この第2の実施例は、上記した第1の実施
例と比較して、ランプボデイのレベリング装置取付部の
構造が異なるのみで、その他の部分は上記第1の実施例
におけるものと同様であるので、上記異なる部分につい
て主として詳細に説明し、第1の実施例におけるものと
同様の部分については、第1の実施例における同様の部
分に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0049】ランプボデイ2Aの後面には挿通孔22が
形成され該挿通孔22の周縁から後方へ向けて円筒状の
支持筒23が突設されている。
【0050】支持筒23の後端部には内方へ突出した支
持縁24が形成され、該支持縁24の内周縁に軸方向の
長さが短い円環状の係合部25が形成されている。そし
て、該係合部25の後端部と上記支持筒23の後端部と
の間に環状のOリング溝26が形成される。
【0051】係合部25の内径は上記レベリング装置5
のケース体6の保持筒部9の外径と略同じか稍大きく形
成されている。
【0052】27、27、27は上記係合部25の内周
面に形成された挿通溝であり、上記保持筒部9に形成さ
れた係止突部10、10、10をランプボデイ2の外側
から内側へ挿入するためのものであり、該挿通溝27、
27、27は周方向に等間隔で形成されていると共に、
軸方向から見た形状及び大きさが対応する各係止突部1
0、10、10の形状及び大きさと略同じに形成されて
いる。
【0053】また、挿通溝27、27、27の形成位置
はケース体6が正しい向きで置かれた状態の係止突部1
0、10、10の形成位置との関係で、周方向に略60
度ずれて形成されている。
【0054】係合部25のランプボデイ2内側の端面
は、上記挿通溝27、27、27の側縁から周方向へ行
くに従い前方へ変位するような傾斜面28a、28a、
28aに、また、挿通溝27と27との間の略中央部が
軸方向に対して略直角になるような平面28b、28
b、28bに形成されている。
【0055】そして、係合部25の後端面と前端面のう
ちの上記平面28b、28b、28bとの間の間隔は、
上記係止突部10、10、10の平滑面10b、10
b、10bとケース体6の前面との間の間隔と略同じに
形成されている。
【0056】29はランプボデイ2Aの後面から後方へ
向けて突設された固定壁であり、その後端は上記支持筒
23の後端とほぼ同じ平面内にあり、その後端縁には係
合切欠30が形成されている。また、該固定壁29の一
端部29aは支持筒23から遠去かる方向に湾曲されて
いる。
【0057】しかして、レベリング装置5は次のように
して、ランプボデイ2Aに取り付けられる。
【0058】先ず、レベリング装置5のケース体6の下
部に形成された保持筒部9をランプボデイ2Aの係合部
25にその後方から挿入する。尚、これに先立ち、上記
Oリング溝26内にOリング19を挿入しておく。
【0059】このとき、保持筒部9の係止突部10、1
0、10と係合部25の挿通溝27、27、27との位
置関係が周方向に略60度ずれているため、ケース体6
を正しい向き(保持筒部9の真上に廻止突起11が位置
する向き)から周方向に60度回転させた状態で保持筒
部9を係合部25に挿入し、各係止突部10を各別に対
応する挿通溝27に挿通する。
【0060】保持筒部9を係合部25内に挿入したと
き、ケース体6の前面がOリング19に接触する。
【0061】この状態から、ケース体6をランプボデイ
2A側へ押し付けながら、アジャスティングスクリュー
7を中心として上記廻止突起11と固定壁29の湾曲し
た端部29aとが近づく方向へケース体6を回転させ
る。
【0062】このとき、保持筒部9の係止突部10、1
0、10の平滑面10b、10b、10bが係合部25
の前端面の傾斜面28a、28a、28aに乗り上げて
行くことになり、ケース体6は更に稍前方へ移動され、
上記Oリング19が圧潰される。
【0063】一方、廻止突起11は固定壁29の一端部
29aの方へ向けて移動する。
【0064】そして、ケース体6を略60度近く回転さ
せたとき、廻止突起11が固定壁29の一端部29aに
当接する。ここから、更にケース体6を回転させると、
廻止突起11は固定壁29を支持筒23から遠ざかる方
向へ押圧して該固定壁29を撓ませながら固定壁29の
面に沿って摺動して行き、保持筒部9の係止突部10、
10、10が係合部25の前端面の平面28b、28
b、28bに乗り上げると同時に、廻止突起11が固定
壁29の係合切欠30に対応した位置まで来て、撓んで
いた固定壁29が元の状態に復帰し、廻止突起11が係
合切欠30に係合する。
【0065】このようにして、レベリング装置5は固定
側部材であるランプボデイ2Aにそのケース体6が取り
付けられ、ケース体6の保持筒部9は係合部25に圧接
された状態で取付けられるため、容易に離脱することは
なく、また、廻止突起11と固定壁29の係合切欠30
との係合によりレベリング装置5はランプボデイ2Aに
対して回転することはない。
【0066】
【発明の効果】本発明レベリング装置の取付構造は、以
上に記載したように、傾動されることによって照射光の
照射角度が変更される傾動部材の回動端に連結されたア
ジャスティングスクリューを有し、該アジャスティング
スクリューを駆動するための駆動機構がケース体に収納
されたレベリング装置の固定側部材への取付構造であっ
て、固定側部材及びケース体の一方に上記アジャスティ
ングスクリューが挿通される保持筒部を形成すると共
に、ケース体及び固定側部材の他方に上記保持筒部が係
止される係合部を形成し、保持筒部を係合部に挿入した
状態でケース体を固定側部材に対して所定角度回転させ
ることによりケース体を固定側部材に係止するようにな
っていると共に、固定側部材及びケース体の一方に廻止
突起を、また、ケース体及び固定側部材の他方に上記廻
止突起が係合する被係合部を形成し、保持筒部を係合部
に挿入した状態でケース体を固定側部材に対して上記所
定角度回転させたときに上記廻止突起と被係合部とが係
合するようにしたことを特徴とする。
【0067】従って、本発明ヘッドランプレベリング装
置の取付構造にあっては、レベリング装置は保持筒部を
係合部に挿入した状態でケース体を固定側部材に対して
所定角度回転させるだけで、固定側部材へ取り付けるこ
とができ、固定側部材への取付作業性が良好であると共
に、取り付けるための専用の部品が要らず、従来の取付
構造に比較して部品点数を削減することができ、しか
も、ケース体を固定側部材に対して所定の向きで取り付
けたときに廻止突起と被係合部とが係合されるようにし
たので、レベリング装置の固定側部材に対する位置決め
及び廻り止めを簡単な構造で実現することができる。
【0068】尚、上記実施例において、保持筒部をレベ
リング装置のケース体に設け、被支持部を固定側部材で
あるランプボデイに設けたが、逆に、保持筒部をランプ
ボデイに、被支持部をケース体に設けるようにしても良
い。
【0069】また、上記実施例において示した各部の形
状及び構造は、何れも本発明の実施に際しての具体化の
ほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発
明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはな
らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明レベリング装置の取付構造の概略を示
し、レベリング装置を固定側部材へ取り付ける前の状態
を示す要部の分解斜視図である。
【図2】固定側部材の係合部を示す背面図である。
【図3】レベリング装置の正面図である。
【図4】レベリング装置の保持筒部を固定側部材の係合
部に挿入した状態を示す正面図図である。
【図5】レベリング装置を固定側部材に取り付けた状態
を示す正面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図8乃至図11と共に本発明レベリング装置の
取付構造の第2の実施例を示すものであり、本図はレベ
リング装置を固定側部材へ取り付ける前の状態を示す要
部の分解斜視図である。
【図8】固定側部材の係合部を示す背面図である。
【図9】レベリング装置の保持筒部を固定側部材の係合
部に挿入した状態を示す正面図図である。
【図10】レベリング装置を固定側部材に取り付けた状
態を示す正面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】従来のレベリング装置の取付構造の一例を示
す背面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿う断面図
である。
【符号の説明】
2 ランプボデイ(固定側部材) 3 反射鏡(傾動部材) 5 レベリング装置 6 ケース体 7 アジャスティングスクリュー 9 保持筒部 11 廻止突起 13 係合部 16 凹部(被係合部) 2A ランプボデイ 25 係合部 30 係合切欠(被係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−282046(JP,A) 特開 平6−36603(JP,A) 実開 平1−126007(JP,U) 実開 昭63−29807(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21M 3/20 B60Q 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動されることによって照射光の照射角
    度が変更される傾動部材の回動端に連結されたアジャス
    ティングスクリューを有し、該アジャスティングスクリ
    ューを駆動するための駆動機構がケース体に収納された
    レベリング装置の固定側部材への取付構造であって、固
    定側部材及びケース体の一方に上記アジャスティングス
    クリューが挿通される保持筒部を形成すると共に、ケー
    ス体及び固定側部材の他方に上記保持筒部が係止される
    係合部を形成し、保持筒部を係合部に挿入した状態でケ
    ース体を固定側部材に対して所定角度回転させることに
    よりケース体を固定側部材に係止するようになっている
    と共に、固定側部材及びケース体の一方に廻止突起を、
    また、ケース体及び固定側部材の他方に上記廻止突起が
    係合する被係合部を形成し、保持筒部を係合部に挿入し
    た状態でケース体を固定側部材に対して上記所定角度回
    転させたときに上記廻止突起と被係合部とが係合するよ
    うにしたことを特徴とするレベリング装置の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009158206A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Ichikoh Ind Ltd レベリング装置を備える車両用前照灯
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