JPH01283701A - 車輌用前照灯の傾動装置 - Google Patents

車輌用前照灯の傾動装置

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JPH01283701A
JPH01283701A JP63113039A JP11303988A JPH01283701A JP H01283701 A JPH01283701 A JP H01283701A JP 63113039 A JP63113039 A JP 63113039A JP 11303988 A JP11303988 A JP 11303988A JP H01283701 A JPH01283701 A JP H01283701A
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aiming
adjustment rod
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Sukehito Nagakawa
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    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/10Construction
    • F21V7/16Construction with provision for adjusting the curvature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/076Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by electrical means including means to transmit the movements, e.g. shafts or joints

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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明車輌用前照灯の傾動装置を以下の項目に従って説
明する。
A、産業上の利用分野 B9発明の概要 C1従来技術[第12図コ D1発明が解決しようとする問題点[第12図コ E1問題点を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第11図] F−1,第1の実施例[第1図乃至第8図]a、前照灯
ユニット、ランプハウジン グ[第1図乃至第5図コ b6回回動点機構[第4図コ Q、エイミング調整機構[第5図] d2傾動装置[第1図乃至第4図、第 6図乃至第8図コ d−1,レベリング機構[第1図、 第3図、第4図、第6メカ 至第8図] d−1−a、ケーシング[第 1図、第3図、 第4図、第6 図、第7図] cl−1−b、ロッド支持体、 駆動ギヤ[第 1図、第7図、 第8図] d−1−c  調整ロッド[第 1図、第3図、 第4図、第7 図、第8図コ d−1−d、 モータ、つオー ムギヤ、つオー ムホイール[第 1図、第7図、 第8図] d−1−e  センサー[構 造] [第1図、 第8図] d−1−f、センサー駆動子 段[第1図、第 7図、第8図] d−1−g、センサー[機 能] d−1−h、  ランプハウジン グへの取付、調 整ロッドと前照 灯ユニットとの 連結[第1図、 第3図、第4 図] d−2,エイミング用操作部[第 1図、第3図、第4図、第 8図コ d−2−a、エイミング操作 軸 d−2−b、連結体 d−3,動作 d−3−a、上下方向でのエ イミング調整 d−3−b、  レベリング d−4,衝撃の吸収等 F−2,第2の実施例[第9図] F−3応用例[第10図、第11図] G 発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用前照灯の傾動装置に関する。詳し
くは、照射方向を調整する際に傾動される傾動部材を支
持部材に傾動自在に支持するもので、前端部が上記傾動
部材に連結された調整ロッドと該調整ロッドの後端部と
連結されたエイミング用操作部と該エイミング用操作部
と傾動部材との間に配置され上記調整ロッドを前後方向
へ8勤させるためのレベリング機構とを備えた車輌用前
照灯の傾動装置に関するものであり、エイミング用操作
部と調整ロッドとの連結構造を工夫することにより、上
記エイミング用操作部に衝撃が加えられてもその衝撃が
調整ロッドやレベリング機構に伝わることが無いように
した新規な車輌用前照灯の傾動装置を提供しようとする
ものである。
(B、発明の概要) 本発明車輌用前照灯の傾動装置は、照射方向を調整する
際に傾動される傾動部材を支持部材に傾動自在に支持す
るもので、前端部が上記傾動部材に連結された調整ロッ
ドと該調整ロッドの後端部と連結されたエイミング用操
作部と該エイミング用操作部と傾動部材との間に配置さ
れ上記調整ロッドを前後方向へ移動させるためのレベリ
ング機構とを備えた車輌用前照灯の傾動装置であって、
エイミング用操作部の出力部と調整ロッドの後端部とを
これら出力部及び調整ロッドのいずれに対しても軸方向
へ摺動自在な連結体を介して連結することにより、上記
エイミング用操作部に衝すが加えられてもその衝撃が調
整ロッドやレベリング機構に伝わることが無いようにし
たものである。
(C,従来技術)[第12図] 例えば、自動車用前照灯装置の中には、照射方向の初期
エイミング調整、即ち、車体に取り付けられた後使用前
にあるいは検査時等において行なわれる照射方向の調整
の他に、所謂レベリング調整、即ち、車体に加わる荷重
の変化によって狂わされた照射方向を修正するためにそ
の都度性なわれる照射方向の調整をも可能にしたものが
あり、このレベリング調整は、通常、初期エイミング調
整が為される調整点の1つと共通の調整点を有する。 
 − 第12図はそのようなレベリング調整機能をも有する従
来の自動車用前照灯装置の一例aを示すものである。同
図において、bはランプボディ、Cは該ランプボディb
にその前面開口を覆うように取着されたレンズ、dはラ
ンプボディbとレンズCにより画成された灯具空間内に
配置された反射鏡、eは反射鏡dに支持された電球であ
り、ランプボディbはランプハウジングfに固定され、
また、反射lidはランプボディbの背面壁gに1つの
回動支点と2つの調整点を介して左右方向及び上下方向
へ傾動自在なるように支持されている。
hは上記2つの調整点のうち反射fidを上下方向へ傾
動させる調整点に設けられた傾動装置であり、ランプボ
ディbの背面壁gの内面に固定されたケーシングiと、
該ケーシングiの内部に収納されたウオームホイールj
及び図示しないモータ、つオームギヤ等から成るレベリ
ング用駆動ユニットと、ケーシングiに前後方向へ移動
可能に支持され上記駆動ユニットのつオームホイールj
に螺合され該つオームホイールjが回転することによっ
て移動されるロッド支持体にと、中間部が該ロッド支持
体kに回転自在にかつ軸方向へ移動不能に支持された調
整ロッド1等から成り、該調整ロッド℃はその前端部が
反射鏡dの下端部に固定されたブラケットmに支持され
たナツトnに螺合されると共にその後端部がランプボデ
ィbの背面壁gから後方へ突出されている。
しかして、上下方向での初期エイミング調整を行なうと
きは、調整ロッドlをその後端部を掴んで回転させ、そ
れによって、該調整ロッドλがナツトnに対してねじ込
まれあるいはねじ戻されるため該ナツトnが調整ロッド
1に沿って前後方向へ移動されて反射鏡dが路上下方向
へ傾動され、また、レベリング調整を行なうとぎは駆動
ユニットを駆動させ、それによってロッド支持体kが調
整ロッドβと一体的に前後方向へ移動されて反射鏡dが
上下方向へ傾動される。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第12図] このような傾動装置りによると調整ロッド1の後端部が
ランプボディbから後方へ突出しているため、何らかの
原因によって、調整ロッドλに直接衝撃が加わる慣れが
あり、また、調整ロッドlに街!が加えられると該衝撃
はこの調整ロッドlを支持しているロッド支持体kを介
して駆動ユニットのウオームホイールやそれに噛合して
いるつオームギヤに伝わるため、駆動ユニットを構成し
ているギヤに噛合ズレや歯の割れ等が生ずる慣れがある
更に、レベリング調整手段は車輌用前照灯に必ず設けら
れるというものでは無く、傾動装置がエイミング調整手
段のみによって構成される場合が多いが、この点、上記
した従来の傾動装置りはエイミング調整手段とレベリン
グ調整手段とが一体的に組み合わせられており、ランプ
ボディbもこのような傾動装置りが設けられるように特
別な構造を有しているため、このランプボディbをレベ
リング調整手段を有しない他の型式の前照灯装置のラン
プボディとして使用したりあるいは傾動装置りの構成要
素の中のエイミング調整手段のみを上記他の前照灯装置
に使用することは極めて困難であり、このため、当該他
の前照灯装置には別のランプボディやエイミング調整手
段を用意しなければならないことになり、従って、部品
の種類が多くなるという問題もある。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明車輌用前照灯の傾動装置は、上記問題点
を解決するために、略筒状をした連結体を調整ロフトの
レベリング機構から後方へ突出した部分とエイミング用
操作部の出力部とにそれぞれ軸方向へ摺動自在にかつ回
転不能に嵌合させたものである。
従って、本発明車輌用前照灯の傾動装置によれば、エイ
ミング用操作部を操作することによって生じた回転は連
結体を介して調整ロッドに伝達されるが、エイミング用
操作部に加えられた衝軍は該エイミング用操作部の出力
部と連結体との嵌合部において放出されて調整ロッドに
伝わることか無く、調整ロッドに対する所定の操作機能
を損なうこと無く外部衝軍が調整ロッドやレベリング機
構に加えられるのを防止することができ、また、レベリ
ング機構を有しない前照灯装置においては本発明に係る
傾動装置の中のエイミング用操作部をそのまま使用し所
定の調整ロッドの中間部を支持部材に支持し前端部を傾
動部材に連結し後端部を連結体を介してエイミング用操
作部の出力部と連結することによって、必要な初期エイ
ミング調整部を構成することができ、部品の大幅な共通
化を図ることができる。
(F、実施例)[第1図乃至第11図]以下に、本発明
車輌用前照灯の傾動装置の詳細を図示した実施例に従っ
て説明する。
(F−1,第1の実施例)[第1図乃至第8図コ 第1図乃至第8図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の第
1の実施例を示すものである。この実施例で示す前照灯
装置1はいわゆるユニット可動タイプの前照灯装置、即
ち、反射鏡面を有するランプボディとその前面開口を覆
うレンズとによりて画成された灯具空間内に電球を配置
して成る前照灯ユニットを傾動部材とし、この前照灯ユ
ニットを車体に対して傾動することにより照射方向を変
更するタイプの前照灯装置である。
(a、前照灯ユニット、ランプハウジング)[第1図乃
至第5図] 2は前照灯ユニットであり、略前方に向って開口した凹
部状を為すように形成されたランプボディ3と該ランプ
ボディ3にその前面開口部を覆うように取着されたレン
ズ4とランプボディ3に支持された電球5とから成る。
ランプボディ3は前方を向いた反射面3aを有しており
、電球5は反射面3aの頭頂部に形成された電球取付孔
3bに支持され、そして、電球5の発光部はランプボデ
ィ3とレンズ4とによって画成された灯具空間6内に位
置している。
7は合成樹脂製のランプハウジングであり、前方に開口
した略凹形をしており、車体8の前照灯配置用開口部の
後側に位置するように車体8に固定されている。
A点、B点及び0点(第2図参照)は前照灯ユニット2
がランプハウジング7に支持された点であり、A点が回
勅支点部であり、該A点から側方へ離間したB点及びA
点から下方へ離間したC当。
が前照灯ユニット2とランプハウジング7との間の間隔
を調整することができる調整部になっており、前照灯ユ
ニット2はこれら調整部による調整が為されることによ
って左右方向(第2図における左方へ向う方向を左側と
し右方へ向う方向を右側とする。)及び上下方向へ傾動
されるようになっている。
9はランプハウシング7の背面壁10の下端部のうち上
記調整部C点と対応した位置から後方へ向って突出する
ように形成された操作軸配置部であり、この操作軸配置
部9は後述する傾動装置のエイミング操作軸が設けられ
る部分であって、後端が閉塞された略筒状を為し、その
後端壁11に円形の支持孔11aが形成され、また、後
端壁11の後面に支持孔11aを囲むように環状の突条
11bが形成されている。
(b、回動支点機構)[第4図コ 12は上記上記回動支点部を構成している回動支点機構
である。
13はランプボディ3の後面から後方へ突出した被支持
部であり、該被支持部13の後端部に金属製の支持軸1
4が固定され、該支持軸14の下端に球部14aが一体
に形成されている。
15はランプハウジング7の背面壁10の上部から前方
へ向けて突出するように取着された合成樹脂製の受体で
あり、その上面に開口した球状凹部15aが形成されて
おり、該球状凹部15aに上記支持軸14の球部14a
が回動自在に内嵌されている。
しかして、前照灯ユニット2は支持軸14の球部14a
が受体15に支持された点(この点が前記A点である。
)を回動中心として傾動し得るようにランプハウジング
7に支持される。
(c、エイミング調整機構)[第5図〕16は前記B点
の調整部を構成しているエイミング調整機構である。
17はランプボディ3の後面から後方へ向けて突設され
た略筒状を為す突部であり、その後端部に合成樹脂製の
受体18が支持されており、該受体18には後方へ向っ
て開口した球状凹部18aと該球状凹部18aの前端に
連続して前方へ延びる溝状の孔tabが形成されている
19はギヤユニットで、ランプハウジング7の背面壁1
0の前面に固定されたギヤケース20と該ギヤケース2
0内に軸方向が上下方向に沿って延びる向きで回転自在
に設けられた第1のベベルギヤ21と該第1のベベルギ
ヤ21に噛合した第2のベベルギヤ22とエイミング調
整軸23とから成り、上記第2のベベルギヤ22の中心
部に形成されたボスに前後方向へ貫通した螺孔22aが
形成され、第1のベベルギヤ21に固定された操作ロッ
ド21aの上端部はギヤケース20外へ突出されている
エイミング調整軸23はその大部分が螺軸状をしていて
、その前端部に球部23aと該球部23aから前方へ突
出した板状の突起23bが一体に形成されており、その
中間部が第2のベベルギヤ22の螺孔22aに螺合され
ると共に球部23aが前記受体18の球状凹部18aに
回動自在に内嵌され(この点が前記B点である。)、か
つ、突起23bが上記受体18の孔18bに摺動自在に
係合されている。従って、エイミング調整軸23は受体
18に対して回転不能なる状態で連糸古されている。
しかして、操作ロッド21aによって第1のへヘルギャ
21を回転すると、第2のベベルギヤ22が回転され、
この第2のベベルギヤ22に螺合されているエイミング
調整軸23が軸方向へ送られるため、受体18が略前後
方向へ8勤され、これによって、前照灯ユニット2が前
記A点とC点とを結ぶ直線を回動中心軸として略左右方
向へ傾動されて照射方向が左右方向へ変更されることに
なる。即ち、左右方向へのエイミング調整が為される。
(d 傾動装置)[第1図乃至第4図、第6図乃至第8
図コ 24は前記支持点Cの調整部を構成している傾動装置で
あり、前端部が前照灯ユニット2と連結された調整ロッ
ドを有するレベリング機構と該調整ロッドと連結された
エイミング用操作部とから成り、前照灯ユニット2の照
射方向の上下方向での初期エイミング調整とレベリング
調整はこの傾動装置24により行なわれる。
(d−1,レベリング機構)[第1図、第3図、第4図
、第6図乃至第8図] °25はレベリング機構である。
(、d−1−a、ケーシング)[第1図、第3図、第4
図、第6図、第7図] 26はレベリング機構24のケーシングであり、略2つ
割可能にされた前ハーフ27と後ハーフ28とが一体的
に結合されて成る。
前ハーフ27と後ハーフ28はその大部分において前後
に対称な形状を有し、前後方向から見た外形がその上側
路3分の2の部分29.29′(以下、「上部」と言う
。)が縦長な矩形をし、その余の部分30.30′(以
下、「下部」と言う。)が略半円形をしており、下部3
0.30′の内部は上部29.29′の内部の深さの3
分の1乃至4分の1位の深さになっている。そして、上
部29.29′の右上端部を除く3つの隅角部に孔31
.31.31及び31′、31′、31′が形成され、
上端面のうち上記3つの隅角部以外の隅角部と略対応し
た位置に突部32.32′が形成され該突部32.32
′に孔32a、32′aが形成されている。
また、前ハーフ27の、前面壁33の下部の略中央部3
3aは前後両側へ突出して厚肉に形成されると共にこの
厚肉な部分33aを前後方向へ貫通した円形の支持孔3
4が形成され、該支持孔34の内周面にこの支持孔34
の軸方向に沿って延びる係合溝34a、34aが形成さ
れている。
更に、後ハーフ28の背面壁35の下部の内面の略中央
部にはこの部分を後方へ稍突出させることによって円形
の凹部36が形成されており、該凹部36の奥壁の中央
部に円形のロッド挿通孔37が形成されている。
そして、このような2つのハーフ27と28はそれぞれ
の開口面が互いに突き合わせられた状態で、前記3つの
孔31.31.31及び31′、31′、31′のうち
左下のものを除く2つに挿通されたねじ38.38の先
端部にナツト39.39が螺合されることにより一体的
に結合され、それによって、内部に比較的薄い空間を有
するケーシング26が形成される。尚、これら2つのハ
ーフ27と28とが結合されると、前ハーフ27の支持
孔34と後ハーフ28のロッド挿通孔37とが同軸上に
位置される。
(d−1−b、ロッド支持体、駆動ギヤ)[第1図、第
7図、第8図] 40はロッド支持体である。該ロッド支持体40は前後
方向に長い略円筒状をしており、その略中間部41がそ
の余の部分より稍大径で、この中間部41に軸心を挟ん
で互いに反対側の位置する部分から係合突部41a、4
1aが突設されており、また、中間部41から後方の部
分42が螺軸部とされている。
43は後述するつオームホイールにより回転される駆動
ギヤであり、略円筒状をしたボス部44と該ボス44の
前端部を中心としたギヤ部45とが一体に形成されてお
り、ボス部44の中心には螺孔44aが形成され、また
、ギヤ部45の前面に該ギヤ部45の外径より稍小さい
直径を有しかつこのギヤ部45の厚みの略半分の深さを
有する凹部45aが形成されている。
そして、このような駆動ギヤ43は、そのボス部44が
後ハーフ28の背面壁35に形成された前記凹部36に
回転自在に内嵌され、かつ、そのギヤ部45に形成され
た凹部45aが前ハーフ27の下部30に形成された前
記厚肉部33aの後端部に回転自在に外嵌されており、
これによって、ケーシング26内部の下端部の後側に回
転自在に配置されている。
また、ロッド支持体40はその中間部41が前ハーフ2
7の厚肉部33aに形成された支持孔34に摺動自在に
挿通されると共にその螺軸部42が駆動ギヤ43のボス
部44の螺孔44aに螺合され、かつ、その係合突部4
1a、41aが上記支持孔34の係合溝34a、34a
に摺動自在に係合されており、これによって、ケーシン
グ26内部の下端部に回転不能な状態で配置されている
(d−1−c、調整ロッド)[第1図、第3図、第4図
、第7図、第8図コ 46は略円柱状をした調整ロッドであり、前端側路3分
の1か螺軸部47に形成され、後端側路4分の1の部分
48(以下、「連結部」と言う。)が横断面で小判形を
為すように形成されると共に、中間部49と上記連結部
48との境にストッパフランジ50が形成され、かつ、
中間部49と螺軸部47との境に環状の溝51が形成さ
れている。
そして、このような調整ロッド46はその中間部49が
ロッド支持体40の中心部を貫通して形成された支持孔
52に回転自在に挿通され、そのストッパフランジ50
がロッド支持体40の後端に当接したところで、上記孔
52の直前に位置した溝51に止めリング53を係着し
、これによってロッド支持体40に回転自在に、かつ、
軸方向へ移動不能に支持される。
(d−1−d、 モータ、ウオームギヤ、つオームホイ
ール)[第1図、第7 図、第8図] 54はモータであり、軸方向から見て略小判形をしたケ
ース55を有し、該ケース55の軸方向が左右方向に延
びる向きでケーシング26内部の上端部に配置され、ケ
ース55の両端面に設けられた突部55a、55aが後
ハーフ28から突設されたモータ支持片56.56と前
ハーフ27の前面壁等によりケーシング26に対する位
置が固定されており、その回転軸57にピニオンギヤ5
8が固定されている。尚、回転軸57の先端部はハーフ
27.28の突合端面に形成された半円状の切欠59.
59(第6図に後ハーフ24のもののみ示しである。)
により支持されている。
60はつオームイ本であり、ウオームギヤ61と該つオ
ームギヤ61の一端寄りの位置を中心部とした平ギヤ状
の減速ギヤ62とが合成樹脂により一体に形成され、前
記モータ54と平行な向きで該モータ54の直ぐ下方に
配置され、つオームギヤ61の両端部に突設された円筒
状のボス63.63が後ハーフ28から突設されたつオ
ーム支持片64とハーフ27,28の突合面に形成され
た半円状の切欠65.65に各別に回転自在に支持され
、変速ギヤ62がモータ54のピニオンギヤ58と噛合
されている。
66は後述するウオームホイールやセンサー等を支持す
るための支持軸であり、ケーシング26の前面壁33と
背面壁35との間の間隔と略同じ長さを有し、その中央
から稍後寄りの部分66aが円柱状をし、その余の部分
が軸方向から見て略小判形を為すように形成されており
、その前後両端部が前記前面壁33及び背面壁35の内
面の略中央部に形成された軸受凹部67.67′に回転
自在に支持されている。従って、この支持軸66はロッ
ド支持体40及び調整ロッド46と平行に配置されてい
る。
68は回転体であり、ウオームホイール69と該つオー
ムホイール69と同軸でかつそれより小径な伝達ギヤ7
0とか合成樹脂により一体に形成され、ウオームホイー
ル69の前面につオームホイール69の外径より稍小径
な円形の凹部71が形成され、中心部に支持孔72が形
成されている。そして、このような回転体68は、支持
孔72に前記支持軸66の円柱部66aが回転自在に挿
通され、つオームホイール69がつオーム体60のつオ
ームギヤ61に噛合され、伝達ギヤ70が駆動ギヤ43
のギヤ部45と噛合されている。従って、ウオームホイ
ール69はロッド支持体40、調整ロッド46及び駆動
ギヤ43と並列に配置されている。
しかして、モータ54が回転すると、その回転がピニオ
ンギヤ58−ウオーム体60−ウオームホイール69と
いう経路を経て駆動ギヤ43に伝達されて該駆動ギヤ4
3が回転され、ロッド支持体40が調整ロッド46と一
体的に軸方向へ移動されることになる。
(d−1−e、センサー[構造コ)[第1図、第8図] 73は上記したように移動される調整口ツド4°6の位
置を検出するためのセンサーであり、回路基板と接点保
持板とセンサーギヤ等から成る。
74は回路基板であり、その略中央部に円形の係着孔7
5が形成され、また、2つの位置決め孔76.76が形
成され、かつ、後面に上記係着孔75を中心として略環
状に配列された多数のターミナル77.77、・・・が
印刷形成されている。
78は略厚手の円板状をした接点保持板であり、中心部
に円形の支持孔79が形成され、該支持孔79を囲んだ
環状の位置に配列された多数の接点保持孔80.80、
・・・が形成され、また、前面に位置決め突起81.8
1が形成されている。
82は回転子であり、中心部が厚肉に形成された円板部
83と該円板部83の中央部84から突出し、かつ円柱
状をしたボス部85とが一体に形成され、中心部を貫通
した孔86が形成され、該中心孔86は円板WJ83と
対応する部分86aが横断面形状で略小判形を為しその
余の部分が円形をしている。また、ボス部85の先端側
路3分の1は軸方向に沿って延びる切溝が設けられるこ
とによって軸回り方向へ略4等分されて軸方向と直交す
る方向への撓み弾性を有する弾性片87.87、・・・
に形成され、これら弾性片87.87、・・・の外周面
の後側路半分の部分に軸回り方向へ環状に延びる係合溝
88.88、・・・が形成されている。
89は略リング状をした導体支持板であり、その前面に
略半円弧状をした2つの導体90.90′が形成され、
後面が上記回転子82の円板部83の前面に接着等の固
着手段により固定されている。
そして、前記接点保持板78は回路基板74の後面、即
ち、ターミナル77.77、・・・が設けられた側の面
と対向した状態でその位置決め突起81.81が回路基
板74の位置決め孔76.76に嵌合されることによっ
てその位置が規定され、また、回転子82はそのボス部
85の弾性片8゛7.87、・・・から円板部83側の
部分が接点保持板78の支持孔79に回転自在に挿通さ
れると共に該ボス部85の係合溝88.88、・・・に
回路基板74の係着孔75の開口縁部が回転自在に係合
され、接点保持板78は回路基板74と円板部83の中
心部84との間に挟着状に保持されている。更に、前記
支持軸66はその円柱部66aと前端部との間の部分が
回転子82の中心孔86に挿通され、そして、該中心孔
の一部86aは前記したように小判形に形成されている
ので、回転子82と支持軸66は一体的に回転するよう
に結合される。
また、接点保持板78の接点保持孔80.80、・・・
には球状をした接点91.91、・・・と4電性を有す
るコイルバネ92.92、・・・が後側からこの順序で
収納されており、上記接、専91.91、・・・はコイ
ルバネ92.92、・・・によって導体支持板89の導
体90.90′が設けられた面に常時弾接せしめられる
と共に、コイルバネ92.92、・・・の前端は回路基
板74に形成されたターミナル77.77、・・・と接
触されている。
尚、前記回転体68はその凹部71が回転子83の円板
部83及び導体支持板89に稍余裕を有して外嵌するよ
うにして支持軸66に支持されている。
そして、支持軸66は、センサー73がこのように組み
付けられ、かつその反回路基板74側の端部に後述する
被駆動ギヤが支持された状態で、前記したようにケーシ
ング26内に設けられる。
しかじで、センサー73はウオームホイール69と同軸
に位置した状態で前記ロッド支持体40と並列に配置さ
れる。
尚、回路基板74は前ハーフ27に形成された突起93
.93(第1図参照)に支持されることによってケーシ
ング26内における位置が固定される。
(d−1−f、センサー駆動手段)[第1図、第7図、
第8図コ 94は薄い平ギヤ状をした被駆動ギヤであり、その中心
部に形成された小判形をした孔94aに支持1[+16
6のつオームホイール69から後方へ突出した部分が挿
通されており、従って、支持軸66にこれと一体的に回
転するように支持されている。
95は中間ギヤであり、それぞれ平ギヤ状をしかつ互い
に同軸に位置した大ギヤ95aと小ギヤ95bとが一体
に形成され、後ハーフ28に支持された支持軸96に回
転自在に支持されており、その大ギヤ95aが回転体6
8の伝達ギヤ70と噛合され、小ギヤ95bか前記被駆
動ギヤ94と噛合されている。
従って、ウオームホイール69が回転すると、その回転
が伝達ギヤ70、中間ギヤ95及び被駆動ギヤ94を介
して減速されて支持軸66に伝わり、それにより、該支
持軸66が回転子82と一体的に回転されることになる
。尚、支持軸66と回転体68は異なる速度で回転され
る。
(d−1−g、センサー[機能]) 前記接点91.91、・・・は第1極性側の群及び第2
極性側の群の2つの群に分けられ、また、これら接点9
1.91、・・・のうちの2つの電極接点91.91が
接触しているターミナル77.77は前記モータ54の
極性が異なる2つの入力端子に各別に接続され他の接点
は遠隔操作部に設けられた互いに連動する2つのロータ
リスイッチの被切換接点と各別に接続され、該ロータリ
スイッチは電源バッテリーと接続されており、このロー
タリスイッチにおいて任意の1組の被切換接点が選択さ
れることによって、上記選択された1組の被切換接点と
これに接続されている2つの接点91.91と導体90
.90′とモータ54と電源から成る回路が閉成されて
モータ54が正転又は逆転されるようになっている。
そして、モータ54が回転すると、回転体68及び駆動
ギヤ43が回転されるので、該駆乃ギヤ43がロッド支
持体40及び調整ロッド4°6を一体的に前方へ又は後
方へ移動せしめ、これと同時にセンサー73の回転子8
2及び導体支持板89が回転され、これらが所定量回転
すると、導体90.90′が前記選択された当該接点9
工と91から離れて上記した回路が開放されてモータ5
4の回転が停止する。従って、モータ54の回転量及び
回転方向は前記ロータリスイッチで選択された被切換接
点により規定され、また、このセンサー73によって調
整ロッド46の位置が検出される。
尚、このようなセンサー73を備えた制御機構の制御シ
ステムは特開昭59−209932号公報に示された制
御機構の制御システムと略同様である。
(d−1−h、ランプハウジングへの取付、調整ロット
と前照灯ユニットとの 連結)[第1図、第3図、第 4図] 以上のようなレベリング駆動機構25は、そのケーシン
グ26がランプハウジング7の背面壁10に前側から近
接しかつ調整ロッド46の連結部48がランプハウジン
グ7に設けられた前記操作軸配置部9内に位置するよう
に配置され、ランプハウジング7の背面壁10から前方
へ向って突設された取付ボス97.97の図示しない孔
とケーシング26に設けられている前記突部32.32
′の孔32a、32’aとハーフ27.28の3つの孔
31.31.31及び31′、31′、31′の中の1
つ31.31′とに長いねじ98.98が後方から挿通
され、かつ、該ねじ98.98の先端部にナツト99.
99が螺合されることによって、ランプハウジング7に
固定される。
また、100は前照灯ユニット2のランブホディ3の背
面の下端部に取着されたブラケットであり、該ブラケッ
ト100に合成樹脂製のナツト101がその軸が前後方
向に沿う向きで支持されている。
そして、調整ロッド46の螺軸部47が上記ナツト10
1に螺合され、これによって、調整ロッド46と前照灯
ユニット2とが連結される。
(d−2,エイミング用操作部)[第1図、第3図、第
4図、第8図] 102はエイミング用操作部である。
(d−2−a、エイミング操作軸) 103はエイミング操作軸であり、円柱状をした中間部
104と、該中間部104の後端に形成された頭部10
5と、中間部104前側に位置した連結部106と、該
連結部106と中間部104との間に位置した円錐台状
を為す部分207とが互いに同軸にかつ一体に形成され
、中間部104と頭部105との間に頭部105より大
径なフランジ108が形成されており、連結部106は
横断面形状で略小判形を為すように形成され、また、中
間部104の連結部106側へ寄った位置に係合溝10
9が形成されている。
そして、このようなエイミング操作軸 103は、後側からその中間部104のフランジ108
と係合溝109との間の部分がランプハウジング7の背
面壁10に形成された操作軸配置部9の後端壁11に形
成された支持孔11aに回転自在に挿通され、係合溝1
09に抜止リング110が係着され、これによって、操
作軸配置部9に対する軸方向、即ち、前後方向における
位置が固定されかつ連結部106が操作軸配置部9内に
位置した状態でランプハウジング7に回転自在に支持さ
れている。
しかして、エイミング用操作部102はレベリング機構
25の後方に配置され、そのエイミング操作軸103は
調整ロッド46に後方から同軸に近接している。
尚、調整ロッド46の移動範囲は第1図に実線で示すよ
うにこれを支持している駆動軸40の中間部41後面が
駆動ギヤ43の前面に当接したときの位置(以下、「後
退位置」と言う。)と同図に2点鎖線で示すように駆動
軸40の中間部4゛1前面がケーシング26の前面壁3
3内面に当接したときの位置(以下、「最大前進位置」
と言う。)との間であり、ランプハウジング7の操作軸
配置部9の各部の寸法や調整ロッド46及びエイミング
操作軸103の長さ等の相対的な関係は、調整ロッド4
6が上記後退位置に来た状態でその後端とエイミング操
作軸103の前端との間に所定の間隔℃(第1図参照)
を有するようにされている。
111は操作軸配置部9の前記環状突条11bに内嵌さ
れた防水用のOリングである。
(d−2−b、連結体) 112は上記エイミング操作軸103と調整ロット46
との間を連結するための連結体であり、略同筒状をし、
その孔113は軸方向から見て略小判形を為すと共にそ
の略中間部に抜止壁114が形成されている。
そして、このような連結体112はその孔113に両端
からエイミング操作軸103の連結部106と調整ロッ
ド46の連結部48が各別に摺動自在に挿入されており
、これにより、上記エイミング操作軸103と調整ロッ
ド46とが一体的に回転するように連結される。
尚、調整ロッド46が後退位置に来ているときの該調整
ロッド46とエイミング操作軸103との間の間隔λは
連結体112の抜止壁114の厚みより大きい大きさ、
例えば、該厚みの略2倍位になっており、また、連結体
112の長さは調整ロッド46が最大前進位置へと移動
されかつ連結体112がその抜止壁114が調整ロッド
46の後端に当接した位置に来たときでも、エイミング
操作軸103から前方へ抜けることのない長さになって
いる。
従って、調整ロッド46とエイミング操作軸103とは
、常時、軸方向へ互いに離間したままで、調整ロッド4
6がその移動範囲におけるいずれの位置に来ているとき
でも連結体112を介して一体的に回転するように連結
された状態になっている。
(d−3動作) (d−3−a、上下方向でのエイミング調整)そこで、
上下方向での初期エイミング調整を行なうときはエイミ
ング操作軸103を回転操作する。すると、該エイミン
グ操作軸103と一体的に連結体112及び調整ロッド
46が回転され、調整ロット46は軸方向における位置
を変えないで前照灯ユニット2に支持されたナツト10
1に対してねじ込まれあるいはねじ戻されるため、該ナ
ツト101が相対的に調整ロッド46に沿って前後方向
へ移動されることになり、それにより、この傾動装置2
4における前照灯ユニット2とランプハウジング7との
間の間隔が変化されて前照灯ユニット2が前記回動支点
Aと調整点Bとを結ぶ直線を回動中心軸として路上下方
向へ傾動されることになる。これにより、照射方向が上
下方向で調整される。
(d−3−b、レベリング) また、レベリング調整を行なうとぎはモータ54を遠隔
操作により回転させる。すると、前記したようにロッド
支持体4oが調整ロッド46と一体的に前後方向へ移動
されるので、前照灯ユニット2に支持されたナツト10
1が前後方向へ移動され、それにより、前照灯ユニット
2とランプハウジング7との間の間隔が変更されて前照
灯ユニット2が路上下方向へ傾動されるので、照射方向
が上下方向で調整されることになる。
尚、この場合は、連結体112が調整ロッド46の連結
部48及び/又はエイミング操作軸103の連結部10
6に対して摺動されることになる。また、調整ロット4
6の移動方向及び移動ユ、換言すれば、モータ54の回
転方向及び回転ユはセンサー73によって前記したよう
に制御される。
(d−4,街寮の吸収等) 上記したように、調整ロッド46の連結部48とエイミ
ング操作@103は、常時、一体的に回転する状態であ
りながら互いに軸方向へ離間されているので、エイミン
グ操作軸103に後方から衝撃が加えられても、その衝
撃は、連結体112がその抜止壁114がエイミング操
作軸103の前端と接触する位置に来ている場合は連結
体112に伝わって該連結体112において放出され、
あるいは、連結体112がその抜止壁114がエイミン
グ操作軸103の前端面と接触しない位置に来ている場
合はエイミング操作軸103において放出されるため、
いずれの場合でも、調整ロッド46に伝わることが無く
、従って、前記衝匁によりレベリング機構25のロッド
支持体40、駆動ギヤ43、回転体68、フオーム体6
0及びピニオンギヤ58等の間における各噛合部に無理
な力が加わることは無い。
また、エイミング用操作部102はランプハウジング7
にレベリング機構25とは別に支持されるので、レベリ
ング機構25を有しない他の前照灯装置に使用する場合
には調整ロッド46を適宜な支持部材を介してランプハ
ウジング7に支持して調整ロッド46とエイミング操作
軸103とを連結体112を介して連結すれば、エイミ
ング用操作部102をそっくり使用することができ、従
って、エイミング用操作部102をレベリング調整機能
を有する前照灯装置と上記機能を有しない前照灯装置の
いずれにも共通に用いることができ、部品の大幅な共通
化を図ることができる。
(F−2、第2の実施例)[第9図コ 第9図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の第2の実施例
を示すものである。
尚、この第2の実施例に示した前照灯装置115が前記
第1の実施例に示した前照灯装置1と相違するところは
調整ロッドと前照灯ユニットとの連結構造及びそれに関
連した部分のみである。従って、前記前照灯装置1と相
違しない部分については図示した各部に第1の実施例に
おける前照灯装置1の同様の部分に付した符号と同じ符
号を付することによって説明を省略する。このような符
号の使い方は後述する応用例においても同様である。
116はランプボディ3に一体に形成されたブラケット
117に支持された合成樹脂製の受体であり、後方を向
いて開口した球状の凹部116aか形成されている。
また、ロッド支持体40の中心部を貫通して螺孔118
が形成されている。
119は調整ウッドであり、@端部に球体120が形成
され、後端部121が横断面形状が小判形をした非円柱
状の連結部に形成されかつその余の大部分122が螺軸
部に形成されており、該螺軸部122がロッド支持体4
0の螺孔118に螺合され、連結部121が連結体11
2を介してエイミング操作軸103の連結部106と摺
動自在に連結され、かつ、球体120が上記受体116
の球状凹部116aに回動自在に嵌合されている。
しかして、エイミング操作軸103を回転すると、調整
ロッド119がロッド支持体40に対してねじ込まれあ
るいはねし戻されて軸方向へ移動するので、受体116
が略前後方向へ移動され、それによって、前照灯ユニッ
ト2が路上下方向へ傾動されて照射方向が変更されるこ
とになる。
尚、レベリングについては前記第1の実施例におけると
同様に行なわれる。
(F−3゜応用例)[第10図、第11図]第10図及
び第11図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の応用例を
示すものである。尚、この応用例に示す前照灯装置12
3はいわゆる反射鏡可動タイプの前照灯装置、即ち、ラ
ンプボディに回動自在に支持された反射鏡を傾動部材と
し、この反射鏡をランプボディに対して傾動することに
より照射方向を変更するタイプの前照灯装置であり、こ
の点及びそれに関連した点においてのみ前記第1の実施
例に示した前照灯装置1と相違する。
124は前照灯ユニットであり、合成樹脂から成りかつ
前面が開口したランプボディ125と該ランプボディ1
25にその前面開口を覆うように取着されたレンズ12
6とこれらランプボディ125及びレンズ126により
画成された灯具空間127内に配置された反射鏡128
と該反射鏡128の後頂部に支持された電球129等か
ら成り、ランプボディ125がランプハウジング7に固
定されている。
130はランプボディ125の背面壁131の下端部か
ら後方へ向って突出するように形成された操作軸配置部
であり、前記第1の実施例に示したランプハウジングの
操作軸配置部9と同じ構造を有している。
そして、反射鏡128は第10図に示すA、B及びCの
3つの点においてランプボディ125に支持され、これ
ら3つの点A、B及びCの1つA点が回勅支点部であり
、この回勅支点部は、前述した回動支点機構12により
構成されている。また、他の2つの支持点B及びCは反
射鏡128とランプボディ125との間の間隔が調整さ
れる調整部であり、これらのうち回勅支点部A点から左
側へ離間したB点の調整部は、例えば、第1の実施例に
示したエイミング調整機構16と同様な調整機構により
構成されている。
更に、0点における調整部は前記した傾動装置24によ
り構成されており、この応用例において、レベリング駆
動機構25はランプボディ125の背面壁131の内側
に取り付けられており、その調整ロッド46の前端部が
反射鏡128から突設されたブラケット132に固定さ
れたナツト133に螺合されている。
また、ランプボディ125の操作軸配置部130にエイ
ミング操作軸103が支持され、このエイミング操作軸
103と調整ロッド46とが連結体112を介して連結
されている。
しかして、反射鏡128は、B点におけるエイミング調
整部の操作部材が操作されたときはA点と0点とを結ぶ
直線を回動中心軸として略左右方向へ傾動され、また、
傾動装置24における操作軸103が回転されあるいは
モータ54が回転されたときはA点とB点とを結ぶ直線
を回動中心軸として路上下方向へ傾動されることになる
。このようにして照射方向の変更が為される。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用前照灯の傾動装置は、照射方向を変更する際に傾動さ
れる傾動部材を支持部材に傾動自在に支持する車輌用前
照灯の傾動装置であって、前端部が傾動部材に連結され
た調整ロッドと該調整ロフトを軸方向へ移動させる駆動
手段を有するレベリング機構を支持部材に設け、エイミ
ング用操作部を上記レベリング機構の後方に配首しその
出力軸を調整ロットの後端との間に間隔を有しかつ同軸
に対向させ、略筒状をした連結体を調整ロッドの後端部
と出力軸の前端部のそれぞれに摺動自在にかつ回転不能
に嵌合させたことを特徴とする。
従って、本発明車輌用前照灯の傾動装置によれは、エイ
ミング用操作部を操作することによって生じた回転は連
結体を介して調整ロッドに伝達されるが、エイミング用
操作部に加えられたjENlは該エイミング用操作部の
出力部と連結体との嵌合部において放出されて調整ロッ
トに伝わることか無いので、調整ロットに対する所定の
操作機能を損なうこと無く外部街愁が調整ロッドやレベ
リング機構に加えられるのを防止することができる。
また、レベリング機構を有しない前照灯装置においては
本発明に係る傾動装置の中のエイミング用操作部をその
まま使用し所定の調整ロッドの中間部を支持部材に支持
し前端部を傾動部材に連結し後端部を連結体を介してエ
イミング用操作部の出力部と連結することによって、必
要な初期エイミング調整部を構成することができるので
、部品の大幅な共通化を図ることができる。
尚、本発明におけるレベリング機構やエイミング用操作
部が前記実施例に示した構造のものに限られることは無
く、特に、エイミング用操作部は所謂直交変換ギヤユニ
ットを備えた構造のものであっても良く、この場合、当
該エイミング用操作部の出力部を連結体を介して調整ロ
ットと連結すれば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の第
1の実施例を示すものであり、第1図は前照灯ユニット
の下端部と傾動装置を拡大して示す縦断面図、第2図は
正面図、第3図は第2図のIII −III線に沿う断
面図、第4図は第2図77) IV −IV線に沿う断
面図、第5図は第2図のV−V線に沿う断面図、第6図
はレベリング機構のケーシングを示す拡大分解斜視図、
第7図は第1図の■−■線に沿う断面図、第8図は傾動
装置の拡大分解斜視図、第9図は本発明車輌用前照灯の
傾動装置の第2の実施例を示す要部の断面図、第10図
及び第11図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の応用例
を示すもので第10図は正面図、第11図は第10図の
XI−XI線に沿う断面図、第12図は従来の車輌用前
照灯の傾動装置の一例を示す垂直断面図である。 符号の説明 1・・・車輌用前照灯、  2・・・傾動部材、7・・
・支持部材、 24・・・傾動装置、25・・・レベリ
ング機構、 43.54.60.68・・・駆動手段、46・・・調
整ロッド、 48・・・ (調整ロッドの)後端部、102・・・エ
イミング用操作部、 103・・・出力軸、 106・・・(出力軸の)前端部、 112・・・連結体、 40・・・ロッド支持体、 47・・・ (調整ロッドの)前端部、49・・・中間
部、  101・・・ナツト、115・・・車輌用前照
灯、 119・・・調整ロッド、 120・・・ (調整ロッドの)前端部、122・・・
 (調整ロッドの)中間部、123・・・車輌用前照灯
、 128・・・傾動部材、 133・・・ナツト 出 語 人 株式会社小糸製作所 l       〜1 〆 第6図 25− レベー1ノア、(へ博 4J54,60.68−・3已事刀午jセ40−・一つ
l>−2碕体 至 1a 肘i図(■−■祿) 第7図 1ヒニ& IMa 圓 (椛4ミイオ’1)第12図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)照射方向を変更する際に傾動される傾動部材を支
    持部材に傾動自在に支持する車輌用前照灯の傾動装置で
    あって、 前端部が傾動部材に連結された調整ロッドと該調整ロッ
    ドを軸方向へ移動させる駆動手段を有するレベリング機
    構を支持部材に設け、 エイミング用操作部を上記レベリング機構の後方に配置
    しその出力軸を調整ロッドの後端との間に間隔を有しか
    つ同軸に対向させ、 略筒状をした連結体を調整ロッドの後端部と出力軸の前
    端部のそれぞれに摺動自在にかつ回転不能に嵌合させた ことを特徴とする車輌用前照灯の傾動装置
  2. (2)調整ロッドはその前端部が傾動部材に支持された
    ナットに螺合されると、中間部が駆動手段により前後方
    向へ移動されるロッド支持体に回転自在にかつ移動不能
    に支持された ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用前
    照灯の傾動装置
  3. (3)調整ロッドはその前端部が傾動部材に球継手状に
    連結され、中間部が駆動手段により前後方向へ移動され
    るロッド支持体に螺合されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の車輌用前照灯の傾動装置
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