JPH0343063Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0343063Y2
JPH0343063Y2 JP1983198386U JP19838683U JPH0343063Y2 JP H0343063 Y2 JPH0343063 Y2 JP H0343063Y2 JP 1983198386 U JP1983198386 U JP 1983198386U JP 19838683 U JP19838683 U JP 19838683U JP H0343063 Y2 JPH0343063 Y2 JP H0343063Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
headlamp
drive mechanism
tilting device
tilting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983198386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60105240U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19838683U priority Critical patent/JPS60105240U/ja
Publication of JPS60105240U publication Critical patent/JPS60105240U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0343063Y2 publication Critical patent/JPH0343063Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は新規な前照灯の傾動装置に関する。詳
しくは、前照灯における傾動部材の可動端に連結
されたロツドを介して加えられる外部からの異常
負荷が前記ロツドを駆動するための駆動機構に及
んで、該駆動機構を損傷したりすることがないよ
うにした新規な前照灯の傾動装置を提供しようと
するものである。
背景技術とその問題点 前照灯の傾動装置には、車体に対して傾動可能
に支持された前照灯における傾動部材の可動端に
連結されたロツドを備え、該ロツドを回転して又
は軸方向に移動する等、適宜に駆動することによ
つて傾動部材の可動端を移動せしめ、これによつ
て、傾動部材を傾動せしめるようにしたものがあ
る。
ところが、このような前照灯の傾動装置におい
ては、傾動部材が前方から強い力で押圧される
等、ロツドをその軸方向に移動せしめるような異
常な負荷が加えられることがある。そして、ロツ
ドにはこれを駆動するための駆動機構が関連され
ているので、上記した如き異常な負荷がそのまま
該駆動機構に伝達されると、それが該駆動機構が
破壊されたり、故障したり等の事故を生ずる原因
となることがある。
考案の目的 そこで、本考案は、上記した問題点を解決する
ために為されたものであり、前照灯における傾動
部材の可動端に連結されたロツドを介して加えら
れる外部からの異常負荷が前記ロツドを駆動する
ための駆動機構に及んで、該駆動機構を損傷した
りすることがないようにした新規な前照灯の傾動
装置を提供することを目的とするものである。
考案の概要 本考案前照灯の傾動装置は、上記した目的を達
成するために、車体に対して傾動可能に支持され
た前照灯における傾動部材の可動端と連結された
ロツドを備え、車体に固定された車体側部材の前
面に固定されたケース内に前記ロツドを駆動する
ための駆動機構が備えられた前照灯の傾動装置に
おいて、ケースに形成されたロツド挿通孔の前後
の周縁部をロツドの中間部に形成されたフランジ
と該フランジから間隔を置いてロツドの中間部に
形成された係合溝に係合されたワツシヤとによつ
て挟持することにより、前記ロツドにその軸方向
に加えられた負荷を前記ケースによつて受けるよ
うにして、かかる負荷が前記駆動機構に加えられ
ることがないようにしたことを特徴とする。
従つて、本考案によれば、前照灯における傾動
部材を介してロツドに加えられる負荷はケースに
よつて支受され、ロツドの駆動機構に及ぼされる
ことがなく、かかる負荷によるロツドの駆動機構
の損傷を避けることができ、きわめて信頼度の高
い前照灯の傾動装置を得ることができる。
実施例 以下に、本考案前照灯の傾動装置の詳細を図示
した実施例に従つて説明する。
第1図及び第2図は本考案前照灯の傾動装置の
実施の1例を示すものである。
図において、19は車体に固定されたランプハ
ウジングであり、前面が開口されており、該前面
開口部はレンズ20にて覆われている。21はラ
ンプハウジング19とレンズ20とによつて囲ま
れた空間内に傾動可能に配置された反射鏡であ
る。尚、反射鏡21のランプハウジング19への
支持は以下に説明する傾動装置によるものの他は
既知の適当な連結手段によつて良いので、特に説
明はしない。
22は反射鏡21の周縁部の後面に固着された
ブラケツトで、該ブラケツト22にはナツト23
が支持されている。
24は傾動装置であり、ランプハウジング19
に固定されたケーシング25内に所要部品が収納
又は支持されて成る。
26はケーシング25内に固定された小型直流
モータであり、その出力軸27にはウオーム28
が固着されている。29はケーシング25内に回
転自在に支持されたウオームホイールであり、該
ウオームホイール29は前記ウオーム28と噛合
されている。また、ウオームホイール29の中心
部には非円形の、例えば、角柱状の挿入孔30が
形成されている。
31は操作ロツドであり、中間部32と、先端
部の螺軸部33と、後端部の非円形柱部34とが
一体に形成されて成る。非円形柱部34は前記ウ
オームホイール29の挿入孔30の形状に適合し
た形状にされている。即ち、前記例では、ウオー
ムホイール29の挿入孔30が略角柱状であるの
で、非円形柱部34の形状も角柱状とされてい
る。35は操作ロツド31の中間部32に形成さ
れたフランジ、36は該フランジ35から稍後方
に寄つた位置に形成された環状の係合溝である。
しかして、上記の如き操作ロツド31は、その
螺軸部33が反射鏡21に支持されたナツト23
に螺合され、フランジ35から後方の部分が、ケ
ーシング25の前面部に形成された挿通孔37か
らケーシング25内に挿入され、そして、その非
円形柱部34がウオームホイール29の挿入孔3
0に挿入せしめられる。そして、操作ロツド31
の中間部32に形成された環状の係合溝36には
Eリング38が係合され、これによつて、ケーシ
ング25の挿通孔37の前後の周縁部をフランジ
35とEリング38とによつて挟持する如くにな
り、操作ロツド31のケーシング25に対する前
後方向への動きが阻止されることになる。
しかして、上記した如き傾動装置24におい
て、小型直流モータ26が回転すると、ウオーム
28を介してウオームホイール29が回転せしめ
られ、このウオームホイール29の挿入孔30と
非円形柱部34が係合している操作ロツド31が
回転せしめられる。すると、操作ロツド31はそ
の回転の方向に応じて、その螺軸部33がナツト
23に対して捩じ込まれて又は捩じ戻されるよう
になる。ところが、操作ロツド31はケーシング
25に対し軸方向に移動することができないよう
に支持されているので、結局はナツト23の方が
操作ロツド31の軸方向に沿つて前方向又は後方
向に移動することになり、反射鏡21がランプハ
ウジング19に対して傾動せしめられることにな
る。
この実施例に係る傾動装置24においては、操
作ロツド31を押し込むような力が加わつた場
合、該押圧力は操作ロツド31に形成されたフラ
ンジ35を介してケーシング25によつて受け止
められる。従つて、前記押圧力が操作ロツド31
の駆動機構に悪い影響を及ぼすことを防止するこ
とができる。
考案の効果 以上に記載したところから明らかなように、本
考案前照灯の傾動装置は、車体に対して傾動可能
に支持された前照灯における傾動部材の可動端と
連結されたロツドを備え、車体に固定された車体
側部材の前面に固定されたケース内に前記ロツド
を駆動するための駆動機構が備えられた前照灯の
傾動装置において、ケースに形成されたロツド挿
通孔の前後の周縁部をロツドの中間部に形成され
たフランジと該フランジから間隔を置いてロツド
の中間部に形成された係合溝に係合されたワツシ
ヤとによつて挟持することにより、前記ロツドに
その軸方向に加えられた負荷を前記ケースによつ
て受けるようにして、かかる負荷が前記駆動機構
に加えられることがないようにしたことを特徴と
する。
従つて、本考案によれば、前照灯における傾動
部材を介してロツドに加えられる負荷はケースに
よつて支受され、ロツドの駆動機構に及ぼされる
ことがなく、きわめて信頼度の高い前照灯の傾動
装置を得ることができる。
尚、上記実施例の説明において、傾動部材とし
てヘツドランプ保持環1(及びヘツドランプユニ
ツト2)と反射鏡21とを示したが、本考案にお
ける傾動部材がこれらに限られるものでないこと
は言うまでもない。即ち、前照灯において、その
照射角度を変更するために通常傾動せしめられる
部材は、本考案における傾動部材と成り得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案前照灯の傾動装置の
実施の1例を示すもので、第1図は要部の断面
図、第2図は第1図における−線に沿う断面
図である。 符号の説明、21……前照灯における傾動部
材、24……前照灯の傾動装置、25……ケー
ス、26−27−28−29……駆動機構、31
……ロツド、35……フランジ、36……係合
溝、37……挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に対して傾動可能に支持された前照灯にお
    ける傾動部材の可動端と連結されたロツドを備
    え、車体に固定された車体側部材の前面に固定さ
    れたケース内に前記ロツドを駆動するための駆動
    機構が備えられた前照灯の傾動装置において、ケ
    ースに形成されたロツド挿通孔の前後の周縁部を
    ロツドの中間部に形成されたフランジと該フラン
    ジから間隔を置いてロツドの中間部に形成された
    係合溝に係合されたワツシヤとによつて挟持する
    ことにより、前記ロツドにその軸方向に加えられ
    た負荷を前記ケースによつて受けるようにして、
    かかる負荷が前記駆動機構に加えられることがな
    いようにしたことを特徴とする前照灯の傾動装
    置。
JP19838683U 1983-12-23 1983-12-23 前照灯の傾動装置 Granted JPS60105240U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19838683U JPS60105240U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 前照灯の傾動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19838683U JPS60105240U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 前照灯の傾動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60105240U JPS60105240U (ja) 1985-07-18
JPH0343063Y2 true JPH0343063Y2 (ja) 1991-09-10

Family

ID=30757332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19838683U Granted JPS60105240U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 前照灯の傾動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60105240U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511999A (en) * 1978-07-13 1980-01-28 Bosch Gmbh Robert Adjuster for headlight of automobile

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511999A (en) * 1978-07-13 1980-01-28 Bosch Gmbh Robert Adjuster for headlight of automobile

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60105240U (ja) 1985-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930012458A (ko) 자동차에 사용되는 배면경 조립체
JP2512319B2 (ja) 車輌用前照灯の傾動装置
JPH0343063Y2 (ja)
JP3223705B2 (ja) 光軸調整装置を具備した車両用灯具
JPH0834064B2 (ja) 車輌用前照灯の傾動装置
JPH04259702A (ja) 前照灯の照射角度調整装置
JPS5863532A (ja) ヘツドランプ傾動装置
JPH0229537B2 (ja)
JPH0668992U (ja) バックミラーの角度調整機構
JPS5821441Y2 (ja) 車輛用前照灯のエ−ミング装置
JP3424508B2 (ja) 前照灯光軸調整装置の光軸調整ドライブユニット
JP2663309B2 (ja) 前照灯の照射軸傾動装置
JP2909863B2 (ja) 車輌用灯具のエイミング構造
JPH0743842Y2 (ja) 前照灯の照射角度調整装置
KR980003146A (ko) 자동차용 헤드램프
JPH0240529B2 (ja)
JPH0139238Y2 (ja)
KR100224060B1 (ko) 헤드 램프의 수평유지장치
JPH0512886Y2 (ja)
JPS6015202Y2 (ja) ヘツドランプの光軸調整装置
JP2517486B2 (ja) 前照灯の照射角度調整装置
JPH0113641Y2 (ja)
JPH0433152Y2 (ja)
JPH048027Y2 (ja)
JPH0380660B2 (ja)