JP2506754Y2 - ヘッドランプの光軸調整装置 - Google Patents

ヘッドランプの光軸調整装置

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JP2506754Y2
JP2506754Y2 JP1989150879U JP15087989U JP2506754Y2 JP 2506754 Y2 JP2506754 Y2 JP 2506754Y2 JP 1989150879 U JP1989150879 U JP 1989150879U JP 15087989 U JP15087989 U JP 15087989U JP 2506754 Y2 JP2506754 Y2 JP 2506754Y2
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headlamp
turn lamp
optical axis
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lamp
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明 久保
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等車両のヘッドランプの光軸を調整
する光軸調整装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 自動車等の車両のヘッドランプには光軸を調整するた
めの装置が取りつけられている。このような従来の光軸
の調整装置を図にもとづいて説明する。第4図および第
5図に示すものは、ヘッドランプ1の光軸を車体2の前
側から調整するものである。これはレンズ3周囲のリム
部4を挿通し、ヘッドランプサポートパネル5に螺合し
てランプ本体6を支持している三個のアジャストスクリ
ュー7をドライバ8によって回転させてヘッドランプ1
の光軸を上下、左右に調整するものである。
第6図に示すものは、ヘッドランプ1の光軸を車体2
の後方(ワンボックスカーの場合は車内)から調整する
ものである。これは先端部をランプ本体3のリフレクタ
9に回動可能に取り付け、中間部をヘッドランプサポー
トパネル5に螺合しいるアジャストスクリュー7をドラ
イバ8によって回転させてヘッドランプ1の光軸を上下
に、または左右のいずれかに調整するものである。
また、第7図に示すものは、ヘッドランプ1の光軸を
ギヤボックス10の操作杆11によって調整するものであ
る。調整はランプ本体6のリフレクタ9に回動可能に取
りつけられたギヤボックス10の駆動杆12と、この駆動杆
12に噛合する同じギヤボックス10の操作杆11とをドライ
バ8によって回転させて、上下方向からヘッドランプ1
の光軸を上下、または左右のいずれかに調整するもので
ある。
なお、ヘッドランプの光軸を調整する装置として、実
開昭59-110904号公報に開示されているものがある。こ
の公報に開示されているものは、光軸の調整をヘッドラ
ンプの前側から行うものである。また、ヘッドランプの
取付構造として、ランプ本体の一側を支持手段を介して
車体に回動自在に取りつけたもの(実開昭60-20406号公
報参照)、ランプベゼルの取付構造を示したもの(実開
昭59-54333号公報参照)がある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のヘッドランプの光軸調整装置に
は次のような問題点がある。すなわち、第4図および第
5図に示すランプ本体を車体の前方から動かして光軸を
調整するものは、光軸調整の際にドライバをランプ本体
と車体との隙間に差し込まなければならないために、車
体の前方に光軸調整用の隙間を大きく設けなければなら
ず、見栄えが悪くデザインの自由が束縛されるという問
題がある。
また、第6図に示すものは、後方から調整することに
なるので、作業性が悪く、また調整作業用のために他の
部品の配置を大きく制約する問題がある。更に、第7図
に示すものは、第6図と同じように調整作業用の空間が
必要となり、そのために他の部品の配置に影響を及ぼ
し、他の部品の配置を制約するという問題がある。ま
た、調整も車体の上方および下方からドライバによって
ギヤボックスの操作杆を回転させて光軸の調整を行って
いるので、作業性が悪いという問題がある。
なお、実開昭59-110904号公報に開示されたものは、
光軸の調整を前側から行うため、車体の前方にドライバ
を差し込むための隙間を形成しなければならず、見栄え
が悪くデザイン的にも不利である。また、実開昭60-204
06号公報および実開昭59-54333号公報に開示されたもの
は、単なるヘッドランプの取付構造であるので、本考案
の問題解決をするものではない。
本考案はこの点に鑑みてなされたものであり、ヘッド
ランプの光軸の調整を車体の側部に形成した空間部から
行うようにして、デザインの自由度を向上させ、作業性
をよくしたヘッドランプの光軸調整装置を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案にかかる手段は、ヘ
ッドランプの横にサイドターンランプが着脱可能に設け
られており、ヘッドランプサポートに取り付けられたヘ
ッドランプハウジングの内部にリフレクタを設け、該リ
フレクタの前記サイドターンランプとは反対側の端部を
前記ヘッドランプハウジングに接続すると共に、サイド
ターンランプ側の上下に駆動杆の一端を螺合し、該駆動
杆の他端を前記ヘッドランプハウジングの裏面に固定し
たギヤボックスに内蔵される傘歯車に連結して、該傘歯
車と操作杆の先端に設けた傘歯車とを噛合させ、該操作
杆を前記サイドターンランプとヘッドランプハウジング
との間の空隙部に位置させたことを特徴とする。
(作用) 本考案はこのように構成したので、次の通りの作用が
ある。すなわち、ヘッドランプの横に設けたサイドター
ンランプは着脱可能であるので、サイドターンランプを
容易にはずしたり、取付たりすることができる。そし
て、ヘッドランプサポートに取り付けられたヘッドラン
プハウジングの内部に設けられたリフレクタの前記サイ
ドターンランプとは反対側の端部を、ヘッドランプハウ
ジングに接続すると共に、サイドターンランプ側の上下
端部に駆動杆の一端を螺合するようにしたので、駆動杆
を前記サイドターンランプとヘッドランプハウジングと
の間の空隙部に位置させることができ、ヘッドランプと
サイドターンランプの位置関係に影響を与えないように
して、操作杆を設けることができる。
このように操作杆を前記サイドターンランプとヘッド
ランプハウジングとの間の空隙部に位置させることによ
り、操作杆をサイドターンランプで隠すことができる。
そして、この駆動杆の他端を前記ヘッドランプハウジ
ングの裏面に固定したギヤボックスに内蔵される傘歯車
に連結し、この傘歯車と操作杆の先端に設けた傘歯車と
を噛合させることにより、サイドターンランプを外して
ヘッドランプの横側からヘッドランプの光軸を調整する
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図から第3図を用いて
説明する。第1図から第3図において、第4図から第7
に示した部分と同一部分には同一符号を付して説明す
る。なお、説明を簡単にするために、左側のヘッドラン
プ1のみについて説明する。
図1は左側のヘッドランプ1を正面から見た図であ
り、このヘッドランプ1の右側には、図3にも示すよう
にサイドターンランプ13が着脱可能に設けられている。
そして、ヘッドランプ1の右側の上下部には、ヘッドラ
ンプ1の光軸を調整するための操作杆11が設けられてい
る。また、第1図を横断面してその内部を示した図2に
おいて、ヘッドランプ本体6は次のように構成されてい
る。すなわち、ヘッドランプハウジング14はヘッドラン
プサポートパネル5に取りつけられており(図には現れ
ていない)、このヘッドランプハウジング14の内側に、
リフレクタ9が設けられ、このリフレクタ9の左端部は
接続部材15を介してヘッドランプハウジング14に接続さ
れて、ヘッドランプハウジング14内のリフレクタ9は、
この接続部材15を基点として三次元的に自由に動けるよ
うになっている。
一方リフレクタ9の右側の上下には、図1に示した操
作杆11に対応して、駆動杆12の端部が螺合されており、
この駆動杆12の他端にはヘッドランプハウジング14の裏
面に取りつけられたギヤボックス10内に内蔵されている
傘歯車が設けられている。そして、この傘歯車と図1に
示した操作杆11の先端に設けられた傘歯車とが噛合して
おり、操作杆11が回転すると駆動杆12が回転して、リフ
レクタ9をヘッドランプハウジング14内で動かすように
している。また、操作杆11はその端部がサイドターンラ
ンプ13と、ヘッドランプハウジング14との間の空隙部で
あって、サイドターンランプ13の裏面側に位置するよう
に、斜めに設けられている。レンズ3はヘッドランプハ
ウジング14に取りつけられている。
以上のように構成した本実施例の作用について、次に
説明する。先ず、ヘッドランプ1の横に設けたサイドタ
ーンランプ13は着脱可能に設けられていて、このサイド
ターンランプ13は小さく、かつ、表側から着脱すること
ができるので、このサイドターンランプ13を容易にはず
したり、取り付けたりすることができる。
そして、リフレクタ9はヘッドランプサポート5に取
り付けられたヘッドランプハウジング14の内部に設けら
れていて、このリフレクタ9のサイドターンランプ13と
は反対側の端部を、接続部材15を介してヘッドランプハ
ウジング14に接続すると共に、サイドターンランプ13側
の上下端部に駆動杆12の一端を螺合するようにしたの
で、操作杆11をサイドターンランプ13とヘッドランプハ
ウジング14との間の空隙部を利用して配設することがで
き、ヘッドランプ1とサイドターンランプ13の位置関係
に影響を与えないようにして、操作杆11を設けることが
できる。
このように操作杆11をサイドターンランプ13とヘッド
ランプハウジング14との間の空隙部に位置させることに
より、サイドターンランプ13を取り付けた時には操作杆
11がサイドターンランプ13で隠されることになる。
そして、この駆動杆12の他端をヘッドランプハウジン
グ14の裏面に固定したギヤボックス10に内蔵される傘歯
車に連結し、この傘歯車と操作杆11の先端に設けた傘歯
車とを噛合させることにより、サイドターンランプ13を
外してヘッドランプ1の横側からヘッドランプ1の光軸
を調整することができる。
(考案の効果) 以上詳述した通り、実用新案登録請求の範囲の記載に
基づいて、考案の詳細な説明から把握される本考案によ
れば、ヘッドランプサポートに取り付けられたヘッドラ
ンプハウジングの内部に設けられたリフレクタの前記サ
イドターンランプとは反対側の端部を、ヘッドランプハ
ウジングに接続すると共に、サイドターンランプ側の上
下端部に駆動杆の一端を螺合し、操作杆を前記サイドタ
ーンランプとヘッドランプハウジングとの間の空隙部に
位置させるようにしたので、ヘッドランプとサイドター
ンランプの位置関係に影響を与えないようにして、操作
杆を設けることができ、デザインの自由度を向上するこ
とができる。
このように操作杆を前記サイドターンランプとヘッド
ランプハウジングとの間の空隙部に位置させ、操作杆を
サイドターンランプで隠すようにしたので、その外観は
損なわれない。
そして、この駆動杆の他端を前記ヘッドランプハウジ
ングの裏面に固定したギヤボックスに内蔵される傘歯車
に連結し、この傘歯車と操作杆の先端に設けた傘歯車と
を噛合させ、かつ、ヘッドランプの横に設けたサイドタ
ーンランプを着脱可能にし、サイドターンランプを容易
にはずしたり、取付たりすることができるようにし、サ
イドターンランプを外してヘッドランプの横側からヘッ
ドランプの光軸を調整することができるようにしたの
で、ヘッドランプの光軸の調整作業姿勢がよく、かつ、
サイドターンランプの着脱が容易であることから、その
作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の位置実施例であるヘッドランプの正面
図、第2図は第1図の横断面図、第3図は本考案の光軸
調整装置を装備した車両前部の斜視図、第4図は従来の
ヘッドランプの正面図、第5図は第4図の側面図、第6
図および第7図は従来のヘッドランプを側面から見た模
式図である。 1……ヘッドランプ 2……車体 3……レンズ 6……ランプ本体 9……リフレクタ 10……ギヤボックス 11……操作杆 12……駆動杆 13……サイドターンランプ 14……ヘッドランプハウジング 15……接続部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドランプの横にサイドターンランプが
    着脱可能に設けられており、ヘッドランプサポートに取
    り付けられたヘッドランプハウジングの内部にリフレク
    タを設け、該リフレクタの前記サイドターンランプとは
    反対側の端部を前記ヘッドランプハウジングに接続する
    と共に、サイドターンランプ側の上下に駆動杆の一端を
    螺合し、該駆動杆の他端を前記ヘッドランプハウジング
    の裏面に固定したギヤボックスに内蔵される傘歯車に連
    結して、該傘歯車と操作杆の先端に設けた傘歯車とを噛
    合させ、該操作杆を前記サイドターンランプとヘッドラ
    ンプハウジングとの間の空隙部に位置させたことを特徴
    とするヘッドランプの光軸調整装置。
JP1989150879U 1989-12-29 1989-12-29 ヘッドランプの光軸調整装置 Expired - Lifetime JP2506754Y2 (ja)

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JPH0391246U JPH0391246U (ja) 1991-09-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0635289Y2 (ja) * 1987-11-30 1994-09-14 株式会社小糸製作所 自動車用前照灯のエイミング装置

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