JPS6364202A - 光軸調整自在な車載ヘツドランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は光軸調整自在な車載ヘッドランプ装置に関する
。

背景技術 第１図は従来の自動二輪車用ヘッドランプ装置を示して
おり、電球１は凹面の反射鏡２と共に杢両前方に照射さ
れる光ビームを生ずる投光手段を形成している。反射鏡
２は例えば箱形の担持部材３に枢支ボルト４を介して揺
動自在に担持されており、担持部材３はビス等の固定手
段によつ゛Ｃ図示しない車体部材に固定されている。担
持部材３には反射鏡２に対向したレンズ５が支持されて
いる。該投光手段の位置決めをなしてその投光方向（以
下、光軸方向と称す）を調整するために、反射鏡２に固
定されたナツト６と担持部材３に回動自在に担持された
スクリュウ７とが設けられ、いわゆる送りねじ機構を構
成している。スクリュウ７の頭部は担持部材３の裏面外
側に突出してお、す、そこには歯車部７ａが形成されて
いる。歯車部７ａはこれに噛み合う歯車８を介してケー
ブル９の捻転によって駆動される。ケーブル９は例えば
合成樹脂からなるシース部材１０内に挿通されており、
シース部材１０はホルダ１１を介して担持部材３の裏面
に固着される。一方、ケーブル９はメータパネル（図示
せず）近傍まで取りまわされて、そこに配設された光ｆ
Ｉｌｌ：Ｊ整ノブ（図示せず）に連結されている。該光
軸調整ノブを運転者が操作すればケーブル９が捻転し、
歯車８を介してスクリュウ７が回動駆動される。二のス
クリュウ７の回動によって反射鏡２を枢支ボルト４０頭
部を中心に揺動せしめ、位置決めすることが出来る。

ところが、上述のヘッドランプ装置においては、スクリ
ュウ７を駆動するケーブル９がホルダ１１を介して担持
部材３に固定されているため、ヘッドランプ装置を車体
へ組み付ける際、ケーブル９の取りまわし作業は該ケー
ブルに該担持部材が結合されたままの作業となり、作業
性が悪かった。

特に、車体前部を覆うフロントカウル等の車体部材を有
する自動二輪車に、斯かるヘッドランプ装置を搭載する
際には作業性の低下が顕著であった。

発明の概要 そこで、本発明は上述の点に鑑み、車体への組み付は作
業等の作業性が良い車載ヘッドランプ装置を提供するこ
とを目的としている。

本発明による光軸調整自在な車載ヘッドランプ装置にお
いては、投光手段を位置決めしてその光軸方向の調整を
なす位置決め機構を担持部を才に担持せしめ、該位置決
め機構を駆動する駆動手段を車体側に固定せしめること
とし、該位置決め機）１４と該駆動手段とを係脱自在に
結合した構成を採っている。

実施例 以下、本発明の実施例について第２図以下の図面を参照
しつつ説明する。

第２図に示された本発明による光軸調整自在な車載ヘッ
ドランプ装置においては、ケーブル９に結合してギヤボ
ックス１２が設けられている。ギヤボックス１２は図示
しないビス等によりフェアリング１３等の車体部材に固
設されている。？ヤボックス１２内にはケーブル９に直
結するギヤ１４とこれに噛合するギヤ１５が回動自在に
組み込まれている。ギヤボックス１２の外側へ突出した
ギヤ１５の軸部１５ａには例えば四角形の四部１５ｂが
刻設されている。ギヤ１５は第３スに示された如く凹部
１５ｂにてスクリュウ１６の端部に突設された四角形の
凸部１６ａと係脱自在に嵌合する。スクリュウ１６はナ
ツト６と協働して反射鏡２を含む投光手段の位置決めを
なす位置決め機構を構成している。凹部１５ｂ及び凸部
１６ａは係脱自在に嵌合してトルクを伝達し得る相補的
形状に形成されていれば良く、ギヤ１５側に凸部が形成
されスクリュウ１６側に凹部が形成されていても良い。

スクリュウ１６及びナツト６から構成される装置決め機
構を担持した担持部材３はギヤボックス１２が固設され
たフェアリング１３に支持されている。

上記した部分以外の構成は第１図に示した従来例と同様
である故、その説明は省略する。

第４図（ａ）及び（ｂ）は上記した本発明によるヘッド
ランプ装置をフェアリング１３を有する自動二輪車に搭
載した態様を示している。この場合、メータパネル１７
の近傍に光軸調整ノブ１８を設け、フェアリング１３内
側にケーブル９を配設して、ケーブル９の端部を光軸調
整ノブ１３に結合して該ノブ１３の回動によりケーブル
９が捻転せしめられる様になっている。

該ノブ１３は運転者の手が容易に届く位置にある故、ヘ
ッドランプの光軸調整は極めて容易である。

なお、上記例においては、位置決め機構の五区動を手動
によってなすのであるが、ギヤボックス１２のギヤ１５
をモータ（図示せず）に直結して該モータによって回動
せしめることも可能であり、この場合には該モータを制
御するスイッチ（図示せず）をノブ１８の代わりに設け
、ケーブル９の代わりに該モータと該スイッチを接続す
る電気コード（図示せず）を配線すれば良い。

また、図にはレンズ５が担持部材３に支承されて示され
ているが、レンズ５は反射鏡２に担持されていても良い
。

発明の詳細 な説明した様に、本発明による光軸調整自在なヘッドラ
ンプ装置においては、投光手段の位置決めをなして光軸
方向の調整をなす位置決めｒａ描とこれを駆動する駆動
手段とが係脱自在に構成されており、該位置決め機（ｊ
は投光手段を担持する担持部材に担持され、該駆動手段
は車体に固設されている。それ故、車体への組み付は作
業の際、該駆動手段のみの組み付は作業を行ない得るよ
うになり、作業性が向上する。また、該駆動手段を車体
に残して、該担持部材を脱着する作業も可能となり、保
守整備等の作業時の作業性も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の車載ヘッドランプ装置を示した断面図、
第２図は本発明による車載ヘッドランプ装置を示した断
面図、第３図は第２図のヘッドランプ装置の１部の拡大
斜視図、第４図は本発明による車載ヘッドランプ装置の
自動二輪車搭載例を示す斜視図。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・電球 ２・・・・・・反射鏡 ３・・・・・・担持部材 ６・・・・・・ナツト ９・・・・・・ケーブル １２・・・・・・ギヤボックス １３・・・・・フェアリング １５・・・・・・ギヤ １６・・・・・・スクリュウ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光ビームを生ずる投光手段と、車体に固定される一方前
   記投光手段を揺動自在に担持する担持部材と、前記担持
   部材に担持されて前記投光手段の位置決めをなす位置決
   め機構と、前記位置決め機構を駆動する駆動手段とから
   なり、前記駆動手段は車体に固設されており、前記位置
   決め機構と前記駆動手段とは係脱自在に結合されている
   ことを特徴とする光軸調整自在な車載ヘッドランプ装置
   。