JP3376839B2 - カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置 - Google Patents

カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置

Info

Publication number
JP3376839B2
JP3376839B2 JP30951596A JP30951596A JP3376839B2 JP 3376839 B2 JP3376839 B2 JP 3376839B2 JP 30951596 A JP30951596 A JP 30951596A JP 30951596 A JP30951596 A JP 30951596A JP 3376839 B2 JP3376839 B2 JP 3376839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowling
motorcycle
optical axis
headlight
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30951596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10147272A (ja
Inventor
浩行 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP30951596A priority Critical patent/JP3376839B2/ja
Publication of JPH10147272A publication Critical patent/JPH10147272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3376839B2 publication Critical patent/JP3376839B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/025Headlights specially adapted for motorcycles or the like characterised by vertical adjustment of the light beam direction, e.g. to compensate for heavy loads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/027Supporting means therefor, e.g. mounting brackets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車に設
けられているヘッドランプの光軸調整装置、特に車体前
方に設けられたカウリングによってヘッドランプの左右
両側方が覆われた自動二輪車のヘッドランプの光軸調整
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】周知のように、自動二輪車のヘッドラン
プは、反射鏡、レンズ及びランプ等からなるランプユニ
ットを、ランプハウジング内に角度調整可能に設け、そ
の反射鏡の設定角度を調整することによって光軸の調整
を行うようになっている。このヘッドランプにおいて、
光軸の調整、すなわち反射鏡の角度調整は、ランプハウ
ジングとランプユニットとを連結する二個のねじを回転
させることによって行う。すなわち、各ねじを回転させ
ることによって、ねじに対するランプユニットの螺合位
置を相対的に変化させ、ランプユニットと共に反射鏡の
設定角度を変化させることによって行うようになってい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の光軸
調整装置がネイキッド型の自動二輪車に設けられている
場合には、ランプハウジングが外に露呈することとなる
ため、搭乗者などがドライバ等の工具を用いて容易に調
整作業を行うことができるが、車体の前方などがカウリ
ングによって覆われている自動二輪車にあっては、カウ
リングによって少なくともヘッドランプの左右両側面が
覆われると共に、カウリングを取り付けるカウリング支
持体がフレームの前端部を構成するヘッドパイプなどに
固定されているため、ドライバなどの工具を光軸調整用
のねじの頭部に形成されている溝へと挿入しにくく、極
めて調整が困難になるという問題があった。一般に、自
動二輪車の光軸調整装置にあっては、搭乗者が乗車した
状態でもスムーズに光軸調整作業を行い得ることが要請
されているが、降車状態ですら困難な作業を余儀なくさ
れるこれまでの光軸調整装置において乗車状態での作業
には困難を極めた。そこで、ランプハウジングにおける
周辺部品のレイアウトを配慮することにより調整作業を
容易に行い得るようにしたもの、あるいは調整作業に際
して周辺部品を取り外すようにしたものなども提案され
ているが、前者にあっては、周辺部品に多くの制約が生
じるという問題があり、また、後者にあっては調整に際
してその都度着脱を行わなければならず、かえって作業
が煩雑化する可能性がある。 【0004】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、カウリング付き自動二輪車に
おいて、搭乗者が乗車した状態でも容易にヘッド調整作
業を行うことができるヘッドランプの光軸調整装置の提
供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願発明は、フレーム前
端部に固定されるカウリング支持体に少なくとも車体の
上方部前方及び左右両側方を覆うよう固定してなるカウ
リングを有すると共に、前記カウリングの前面部分から
投光面が露出しかつ左右両側面が前記カウリングによっ
て覆われるヘッドライトを備え、前記ヘッドライトに
は、所定の棒状工具の先端部と係脱可能な回転体を回転
させることによって前記ヘッドライトの光軸を調整し得
るようにした自動二輪車において、前記カウリング支持
体にヘッドライトを固定保持し、前記カウリングの左右
側面のうちの少なくとも一側面に前記棒状工具を挿入さ
せる挿入孔を形成すると共に、前記挿通孔より挿通させ
た棒状工具の先端部を前記回転体との係合位置へと案内
するガイド部材をカウリング支持体に設けてなり、前記
ガイド部材は、少なくとも前記挿入孔から挿入された棒
状工具の外周二か所に当接するカウリング支持体に形成
されるようにしたものである。 【0006】本願発明においては、カウリングの側面に
形成した挿入孔から棒状工具を挿入した後、その工具を
ガイド部材に接触させつつ内方へと挿入することで容易
に工具の先端をガイド部材に係合させることができる。
このため、自動二輪車に乗車した状態であっても搭乗者
はスムーズに調整作業を行うことができ、作業性は大幅
に向上する。 【0007】 【発明の実施形態】以下、この発明の実施の形態を図面
と共に説明する。なお、図1ないし図11は本願発明の
第1の実施形態を示す図であり、図1は本願発明を適用
してなる自動二輪車の側面図、図2は本願発明の第1の
実施形態の側面図、図3は同実施形態の分解斜視図、図
4は図3に示したヘッドランプ及びカウリングブレース
を示す正面図、図5は図4に示したカウリングブレース
の側面図、図6は図5に示したものの正面図、図7は図
6に示したものの平面図、図8及び図9は図2に示した
ヘッドランプを示す図である。 【0008】図1において、ここに示す自動二輪車1の
フレーム2には、エンジン3、燃料タンク4、シート5
などが保持されると共に、フレーム2の前端部を構成す
るヘッドパイプ2aには、前輪6を支持する一対のフロ
ントフォーク7,7が保持されると共に、フレーム2の
メインチューブ2bには、後輪を支持するスイングアー
ム8がピボット2b1を中心に上下方向に揺動自在に支
持されている。 【0009】また、前記ヘッドパイプ2aには、自動二
輪車1の車体の上部前方を覆うカウリング10がカウリ
ングブレース(カウリング支持体)20を介して支持さ
れている。このカウリングブレース20は、図2及び図
5ないし図7に示すように、枠状の取付部21と、この
取付部21に斜め後方へ向けて突設した保持部25とよ
りなる。このうち、前記取付部21は、U字状をなす下
側パイプ22の両端部と、逆U字状をなす上側パイプ2
3の両端部とを互いに接続すると共に、前記下側パイプ
22の左右両辺を連結パイプ24によって連結したもの
となっており、この下側パイプ22には3個のランプ取
付部22a,22b,22cが、連結パイプ24には2
個のメータパネル取付部24a,24bが、上側パイプ
23には左右一対のカウリング取付部23a,23b、
及びメータパネル取付部23cがそれぞれ突設されてい
る。そして、前記下側パイプ23の両カウリング取付部
23a,23bにはカウリング固定板29が固定されて
いる。また、前記保持部25は、前記連結パイプ24の
中央部に一端部を固定してなる腕体26と、この腕体2
6の他端部に固定した取付部材27とからなる。取付部
材27はコ字状の横断面形状をなし、前記ヘッドパイプ
に設けられた突出部2a1(図2参照)にボルトb1、
ナットn1などによって固定されるようになっている。 【0010】一方、このように構成されたカウリングブ
レース20によって固定されるカウリング10は、次の
ように構成されている。すなわち、この第1の実施形態
におけるカウリング10は、カウリング本体11と、こ
のカウリング本体11に固定されるスクリーン14とか
らなる。カウリング本体11は主として左側面部12と
右側面部13とで構成され、それぞれねじS1によって
スクリーン14の左右両側部に固定されると共に、ねじ
S2によってカウリングブレース20に固定された固定
板29に固定される。そして、このカウリング本体11
とスクリーン14とを組み合わせることにより、前面部
にヘッドライト30のレンズ部33を挿入するための開
口部10aが形成される。なお、図3において、15は
カウリング本体11の前端部下方に設けられるセンター
カバー、16は各側面部に設けられるインナーカバー、
17は前記カウリングブレースの連結パイプにおける取
付部24a,24b及び23cに固定に固定されるメー
タカバーであり、このメータカバー17によってステア
リング前方の各種メータの周囲が覆われるようになって
いる。 【0011】また、前記ヘッドライト30は、図8及び
図9に示すような構成を有している。すなわち、ヘッド
ライト30には、中空箱状のライトハウジング31の背
面にライト32を着脱可能に取り付けたものとなってお
り、ライトハウジング31の前面には、凸面形状をなす
レンズ33が固定されている。また、ライトハウジング
31の内には所定の凹弧面形状をなす反射鏡34が保持
されている。この反射鏡34は、ライトハウジング31
の背面に設けられた2本の調整ねじ35,38と、1本
の連結部材41により保持されており、連結部材41は
中間に形成された屈曲点41aにおいて3次元的に屈
曲、回動可能に連結されている。また、前記各調整ねじ
35,38はライトハウジング31の背面における対角
線上の二か所に回動自在に保持されると共に、前記反射
鏡33の背面に形成された突出部33a,33bに抜脱
不能に遊挿されるナット34A,34B(図9(a),
(b)参照)に螺合している。 【0012】また、前記各調整ねじ35,38の頭部3
5a,38aには、円盤状の回転体37,39が一体的
に固定されている。この回転体37,39の周縁部に
は、軸線方向へと突出する歯部37a,39aが形成さ
れている。この歯部37a,39aは、図9(d)に示
すように波形形状をなし、ねじ回し50のビット51に
おける十字形状をなす刃先51aと噛合可能となってい
る。そして、前記刃先51aを歯部37a,39aに噛
合させ、ねじ回し50をその中心軸線を中心として回転
させることにより、回転体36,39は調整ねじ35,
38と共に回転するようになっている。 【0013】前記ライトハウジング31の背面には、ね
じ回し50の刃先50aを前記回転体36、39の歯部
36a、39aと噛合するよう案内するガイド突起(ガ
イド部材)37、40が形成されている。このガイド突
起37,40は、前記回転体36、39の周囲を覆う環
状部37a、40aに、ねじ回し50のビット51を挿
入させ得る程度の対向間隔を介して一対の突片37bと
37c、40bと40cとをそれぞれ外方へ向けて突設
したものとなっている。なお、各突片33bと33c、
37bと37cは外方に向かうに従ってやや拡開するも
のとなっている。 【0014】そして、上記のように構成されたヘッドラ
イト30は、ライトハウジング31の背面に設けられた
取付部31a,31bがカウリングブレース20の下側
パイプ22に設けたヘッドライト取付部22a,22b
に固定されて保持され、ヘッドライト30のレンズ33
はカウリング本体11の開口部11aに嵌合する。この
ヘッドライト取付状態において、前記カウリングブレー
ス20の下側パイプ22は、左側面視において、図2に
示すように回転体36の後端部近傍に外周面の前端が位
置しており、また、左右のライト取付部22aの下端
は、図4に示すように前記ガイド突起37の突片37c
の近傍(厳密には僅かに下方)に位置している。 【0015】ところで、本願発明の実施の形態において
は、カウリング10を構成する左右の側面部12,13
にねじ回し50のビット51を挿入させる長孔状の挿入
12A,13Aがそれぞれ形成されている。このう
ち、左側面部13に形成されている挿入孔13Aは、側
面視において前記回転体36の歯部36aとほぼ同一の
前後位置であり、かつ前記ヘッドライト取付部22aの
下端よりやや下方となる位置に形成されている(図3及
び図4参照)。また、右側面に形成されている挿入孔1
3Aは、前記回転体39の歯部39aとほぼ対向する位
置に形成されている。そして、この挿入孔13Aの開口
部端縁には、図10及び図11に示すように前記回転体
36へ向けて突出する筒状のボス(ガイド部材)13B
が一体成形によって突設されている。 【0016】以上のように構成されたヘッドライトの光
軸調整装置によりヘッドライト30の光軸を左右方向に
おいて調整する場合には、まず、十字状の歯先51aを
有するねじ回し50をカウリング10の側面部12に形
成されている挿入孔12Aに挿入し、ねじ回し50の刃
先51aをヘッドライト30に設けた回転体33の歯部
33aに噛合させる。この左側の挿入孔12Aの内方部
近傍には、カウリングブレース20における下側パイプ
22の左側部とヘッドライト取付部22aとが位置して
いるため、ねじ回し50のビット51を挿入孔12Aへ
と挿入した後、ビット51の周面を下側パイプ22の左
辺部前端とヘッドライト取付部22aの下端部とに接触
させながら挿入すれば、容易にビット51の刃先51a
を回転体36の歯部36aへと導くことができる。すな
わち、ビット51は左右位置を下側パイプ22の左側辺
部前端に、上下位置をヘッドライト取付部22の下端部
にそれぞれ案内されて回転体36の歯部36aへと導か
れるため、先端部51の刃部51aは前記回転体36の
歯部36aに導かれ、確実に噛合する。 【0017】この後、回転体36の歯部36aに噛合さ
せたねじ回し50を回転させれば、回転体36は調整ね
じ35と共に回転する。これにより、調整ねじ35に螺
合しているナット33Aは反射鏡34の背面に設けられ
た突出部33aと共に前後方向へと移動する。この移動
は反射鏡34とライトハウジング31とを連結する連結
部材41の屈曲点41aを中心に前後方向へと移動す
る。つまり前後方向へと円弧運動を行う(図8(b)及
び図9(b)参照)。これにより、反射鏡34の前面の
設定方向は左右方向へと変化し、それに伴って光軸の方
向も左右方向へと移動する。 【0018】また、ヘッドライト10の光軸を上下方向
に調整する場合には、カウリング本体11の右側面部1
3に形成されている挿通孔13Aからねじ回し50のビ
ット51を挿入し、ビット51の刃先51aを回転体3
9の歯部39aに噛合させてねじ回し50を回転させる
ことによって行うことができる。この場合、挿入孔13
Aの開口部に沿って形成された筒状のボス13Bの内面
に接触させながらビット51を挿入すれば、ビット51
を回転体39の歯部39aにまで容易に誘導することが
できるため、容易かつ確実にビット51の刃先51aを
回転体39の歯部39aに噛合させることができる。 【0019】そして、ビット51と回転体39との噛合
状態においてねじ回し50を回転させれば、回転体39
と共に調整ねじ38が回転し、これに螺合しているナッ
ト34Bが進退して、図9(c)の一点鎖線にて示すよ
うに反射鏡34を連結部材41の屈曲点41aを中心に
上下方向へと円弧運動させる。これにより、反射鏡34
の前面は上下方向へとその設定角度を変え、光軸の方向
も上下方向へと移動する。このように、本願発明におい
ては、ねじ回し50などの棒状工具をカウリング本体1
1の両側面に形成された挿入孔12A,13Aから挿入
することによって容易にねじ回し50を回転体36に噛
合させることができるため、搭乗者はシート5に着座し
た状態でも容易に光軸を調整することができる。 【0020】ところで、上記第1の実施の形態では、棒
状工具(ねじ回し)50の刃先51aを回転体36,3
9にまで導くガイド部材として、左側面からの挿入にお
いては下側パイプ22の左側辺部とヘッドライト取付部
22aの下端部を用い、右側面13からの挿入において
は筒状のボス13Bを用いたが、カウリングブレースな
どに棒状工具の案内専用の部材を設けても良い。例え
ば、図10に示す本願発明の第2の実施形態のように、
カウリングブレース20における下側パイプ22に筒状
のガイド部材22Aを設け、これによって挿入孔12
A,13Aから挿入された工具を案内させるようにして
も良い。ここでは、ガイド部材22Aの内面にテーパを
持たせ、ガイド部材22Aへの工具50の挿入を容易
に、回転体36,39への誘導を正確に行い得るように
している。なお、ここでは、下側パイプ22の左側面部
に設けたガイド部材22Aのみを示しているが、実際に
は、右側面部にも同様に回転体へと導くガイド部材を設
ける。 【0021】なお、上記各実施形態では左側面12と右
側面13とで異なるガイド部材を設けた場合を例にとり
説明したが、同一のガイド部材を左右両側面に対して設
けても良く、この発明は特に上記各実施の形態に限定さ
れるものではない。 【0022】 【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、カウ
リングの側面に形成した挿入孔から棒状工具を挿入した
後、その工具をガイド部材に接触させつつ内方へと挿入
することで容易に工具の先端をガイド部材に係合させる
ことができる。このため、自動二輪車に乗車した状態で
あっても搭乗者はスムーズに調整作業を行うことがで
き、作業性は大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本願発明を適用してなる自動二輪車の左側面図
である。 【図2】本願発明の第1の実施形態を示す左側面図であ
る。 【図3】本願発明の第1の実施形態を示す分解斜視図で
ある。 【図4】図3に示したヘッドライト及びカウリングブレ
ースを示す正面図である。 【図5】図4に示したカウリングブレースの左側面図で
ある。 【図6】図5に示したものの正面図である。 【図7】図6に示したものの平面図である。 【図8】図2に示したヘッドライトを示す図であり、
(a)は正面図、(b)は(a)に示したもののA−A
線にて横断してなる半断面図、(c)は(a)に示した
ものの背面図である。 【図9】(a)は図8(a)に示したものの左側面図、
(b)は図8(a)に示したもののC−C線断面図、
(c)は図8(a)に示したもののD−D線断面図、
(d)は(c)及び(d)に示した回転体とねじ回しと
の噛合状態を示す説明側面図である。 【図10】本願発明の第1の実施形態におけるカウリン
グの右側面図である。 【図11】図10に示したもののE−E線断面図であ
る。 【図12】本願発明の第2の実施形態を示す説明正面図
である。 【符号の説明】 1 自動二輪車 2 フレーム 2a 前端部 11 カウリング 12A,13A 挿入孔 13B ボス(ガイド部材) 20 カウリングブレース(カウリング支持体) 22 下側パイプ 22a ランプ取付部 22 カウリングブレース(カウリング支持体) 30 ヘッドライト 33 レンズ(投光面) 36,39 回転体 50 ねじ回し(棒状工具)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フレーム前端部に固定されるカウリング
    支持体に少なくとも車体の上方部前方及び左右両側方を
    覆うよう固定してなるカウリングを有すると共に、前記
    カウリングの前面部分から投光面が露出しかつ左右両側
    面が前記カウリングによって覆われるヘッドライトを備
    え、前記ヘッドライトには、所定の棒状工具の先端部と
    係脱可能な回転体を回転させることによって前記ヘッド
    ライトの光軸を調整し得るようにした自動二輪車におい
    て、前記カウリング支持体にヘッドライトを固定保持し、 前記カウリングの左右側面のうちの 少なくとも一側面に
    前記棒状工具を挿入させる挿入孔を形成し、 前記挿通孔より挿通させた棒状工具の先端部を前記回転
    体との係合位置へと案内するガイド部材をカウリング支
    持体に設けたことを特徴とするカウリング付自動二輪車
    のヘッドランプ光軸調整装置。
JP30951596A 1996-11-20 1996-11-20 カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置 Expired - Fee Related JP3376839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30951596A JP3376839B2 (ja) 1996-11-20 1996-11-20 カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30951596A JP3376839B2 (ja) 1996-11-20 1996-11-20 カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10147272A JPH10147272A (ja) 1998-06-02
JP3376839B2 true JP3376839B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=17993937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30951596A Expired - Fee Related JP3376839B2 (ja) 1996-11-20 1996-11-20 カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3376839B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005035526A (ja) * 2003-06-27 2005-02-10 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP5462512B2 (ja) * 2009-03-25 2014-04-02 本田技研工業株式会社 自動二輪車の光軸調整構造
JP5727874B2 (ja) * 2011-06-10 2015-06-03 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の前部構造
JP5969785B2 (ja) * 2012-03-21 2016-08-17 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両
JP5838139B2 (ja) 2012-09-24 2015-12-24 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の前部構造
JP7481839B2 (ja) 2019-12-19 2024-05-13 カワサキモータース株式会社 鞍乗型車両

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10147272A (ja) 1998-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007030591A (ja) 自動二輪車
JPS59293Y2 (ja) 自動2輪車におけるフエアリング装置
JPH01204301A (ja) 車輌用前照灯
JP3376839B2 (ja) カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置
JP4229400B2 (ja) 自動車用前照灯
JPS639498Y2 (ja)
JP2002096786A (ja) 自動二輪車における速度計の取付構造
JP2000003638A (ja) ケーブルリールとコンビネーションスイッチとの取付構造
TWI515142B (zh) 車輛用燈具之光軸調整裝置
CN100355617C (zh) 机动二轮车
JP3585921B2 (ja) 自動二輪車における前照灯支持構造
JPH111143A (ja) 自動車用ヘッドランプのエイミング機構
JP2010083279A (ja) 自動二輪車のヘッドライト装置
JP4335421B2 (ja) 照準装置及びその製造方法
JP3554388B2 (ja) 自動二・三輪車におけるヘッドライト支持構造
JP3162418B2 (ja) バックミラー装置
JP6793405B2 (ja) 軽車両用ライト
JPH1116404A (ja) 車両用灯具
JPS5821441Y2 (ja) 車輛用前照灯のエ−ミング装置
JP2002046676A (ja) 自動二、三輪車用前部灯器装置
JP2018052262A (ja) 鞍乗型車両
JP5383518B2 (ja) 鞍乗型車両のバックミラー装置
JP2009202825A (ja) 自動二輪車のヘッドランプユニット
JP2767240B2 (ja) 小型車両のハンドルカバー
JP2015039955A (ja) 自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees