JP5838139B2 - 鞍乗型車両の前部構造 - Google Patents

鞍乗型車両の前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5838139B2
JP5838139B2 JP2012209613A JP2012209613A JP5838139B2 JP 5838139 B2 JP5838139 B2 JP 5838139B2 JP 2012209613 A JP2012209613 A JP 2012209613A JP 2012209613 A JP2012209613 A JP 2012209613A JP 5838139 B2 JP5838139 B2 JP 5838139B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
cover
handle
width direction
headlight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012209613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014061853A (ja
Inventor
拓郎 田中
拓郎 田中
森 和彦
和彦 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012209613A priority Critical patent/JP5838139B2/ja
Priority to IT000668A priority patent/ITTO20130668A1/it
Priority to KR1020130112169A priority patent/KR101544268B1/ko
Priority to DE102013218710.6A priority patent/DE102013218710B4/de
Priority to CN201320581057.6U priority patent/CN203439184U/zh
Publication of JP2014061853A publication Critical patent/JP2014061853A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5838139B2 publication Critical patent/JP5838139B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J23/00Other protectors specially adapted for cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/025Headlights specially adapted for motorcycles or the like characterised by vertical adjustment of the light beam direction, e.g. to compensate for heavy loads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/026Headlights specially adapted for motorcycles or the like characterised by the structure, e.g. casings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/027Supporting means therefor, e.g. mounting brackets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/16Arrangement of switches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

本発明は、鞍乗型車両の前部構造に関する。
可動リフレクタ式のヘッドライトが、ハンドルパイプを覆うハンドルカバー内に配置され、ハンドルカバー内でハンドルパイプに固定されたブレーキ用リザーバタンクの液面を確認するための確認窓が、ハンドルカバーに形成される自動二輪車が特許文献1に開示されている。この自動二輪車では、上記確認窓から工具をハンドルカバー内に通すことで、ヘッドライトに取り付けられたエーミング用の光軸調整ねじを操作することができるようになっている。
特開2010−83202号公報
しかしながら、車両によっては、ハンドルカバー内にリザーバタンクを配置するものでなかったり、リザーバタンク自体を備えないものもあったりするため、上記従来の構造は、リザーバタンクが配置されない、或は必要としない車両に適用する場合に、ハンドルカバーの外観性を損ねてしまう虞があり、確認窓をハンドルカバーに設ける必要のない車両に対する外観性についての配慮が十分でなく、外観性の向上について課題がある。
また、この従来の構造は、リザーバタンクがハンドルバーに固定される車両を前提とするものであり、確認窓が乗車中の運転者から見える位置に配置されるため、外観性を十分に配慮した上で液面の確認窓として、また工具の差込孔としての作業性を確保する必要があり、当該窓の配置や形状の自由度が限られるとともに、ハンドルカバーの外観設計の自由度が限られるという課題もある。
本発明は上述の実情に鑑みて、エーミング用の光軸調整ねじを操作するための工具孔の配置や形状の自由度を向上させることができ、また、ハンドルカバーの外観設計の自由度及び外観性も向上でき、さらに光軸調整作業の作業性も良好に維持できる鞍乗型車両の前部構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、ヘッドパイプ(11)と、前記ヘッドパイプ(11)を覆い、運転者の脚を前方から覆うレッグシールド(30)と、前記ヘッドパイプ(11)に操舵可能に嵌合されるステムパイプ(9)と、前記ステムパイプ(9)の上部に取り付けられ、運転者が把持するハンドルパイプ(12)と、前記ハンドルパイプ(12)を覆い、前記ハンドルパイプ(12)と一体的に回動するハンドルカバー(31)と、前記ハンドルカバー(31)内に配置され、その前面を外側に露出し、前記ハンドルパイプ(12)と一体的に回動するヘッドライト(36)と、前記ヘッドライト(36)内に回動可能に支持されるリフレクタ(51)の角度を調整することで光軸を調整するものであって、工具と嵌合する工具嵌合部(54)を前記ヘッドライト(12)の後面部(50R)に配置する光軸調整ねじ(53)と、を備え、前記ハンドルカバー(31)に、前記光軸調整ねじ(53)を回すための前記工具を、当該ハンドルカバー(31)内部に通すための工具孔(61)が設けられる鞍乗型車両の前部構造において、前記ハンドルカバー(31)は、前記ヘッドライト(36)を覆うヘッドライトカバー部(37)と、前記ヘッドライトカバー部(37)から前記ハンドルパイプ(12)に沿って左右に延びるハンドルパイプカバー部(38L)と、を備え、前記工具孔(61)は、前記工具嵌合部(54)と前記工具孔(61)とを結ぶ工具軸線(L3)が、前記レッグシールド(30)の後方を通るように、前記ハンドルパイプカバー部(38L)の下面部(38Ld)であって、前記光軸調整ねじ(53)の前記工具嵌合部(54)よりも後方の位置に設けられることを特徴とする鞍乗型車両の前部構造を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鞍乗型車両の前部構造において、前記ハンドルカバー(31)は、前半体(31F)と後半体(31R)とで構成され、前記ヘッドライト(36)は、前記前半体(31F)に締結固定されるものであって、前記工具孔(61)は、前記前半体(31F)に設けられることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の鞍乗型車両の前部構造において、前記工具孔(61)は、前記ハンドルパイプカバー部(38L)の下面部(38Ld)に設けられて上方に向けて凹む凹部(63)内に設けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鞍乗型車両の前部構造において、前記工具孔(61)は、前記ハンドルパイプカバー部(38L)において前記凹部(63)の外側に位置する部位に、側面視にて覆われることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の前部構造において、前記レッグシールド(30)は、その後面が、車幅方向中心側から外側に向けて前方に延びる傾斜状に形成され、前記工具孔(61)は、前記工具軸線(L3)が、後面視にて下方に向かうに従い車幅方向外側に延びるように、前記工具嵌合部(54)よりも車幅方向外側の位置に設けられることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の前部構造において、前記レッグシールド(30)は、前記工具軸線(L3)に沿って見た場合に、前記工具孔(61)の近傍に形成される稜線(R)が、前記工具軸線(L3)から遠ざかる方向に凹むように形成されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の鞍乗型車両の前部構造において、前記稜線(R)を形成する前記レッグシールド(30)の車幅方向に延在する部位は、縦断面弧状に形成され、当該部位は、これよりも車幅方向内側にある部位に比べ、曲率が大きいことを特徴とする
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の前部構造において、前記レッグシールド(30)の後面部における車幅方向中央を挟んで左右の一方に、キーを入れるメインスイッチ(65)が設けられ、前記工具孔(61)は、前記メインスイッチ(65)の車幅方向中央を挟んで反対側に設けられることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、工具孔がハンドルカバーの下面部に開口し、運転者にとって工具孔が目立つことがないので、工具孔の配置や形状の自由度を向上させ、また、ハンドルカバーの外観設計の自由度及び外観性も向上させることができる。
また、この発明では、工具軸線がレッグシールドの後方を通るように工具孔を設けたので、運転者が乗車位置側にいながら光軸調整することができるため、光軸調整作業を容易に行える。
請求項2に記載の発明によれば、工具孔を前半体に開口させたので、運転者側から工具孔を更に見えにくくすることができ、また、工具嵌合部と工具孔との位置関係のばらつきを少なくできるため、光軸調整作業の作業性を向上できる。
請求項3に記載の発明によれば、工具孔と、光軸調整ねじの工具嵌合部との距離を短くすることで、工具を工具嵌合部に嵌合させ易くすることができ、光軸調整作業の作業性を向上できる。
請求項4に記載の発明によれば、工具孔が側面視にて見えなくなるので、ハンドルカバーの外観性をより向上できる。
請求項5に記載の発明によれば、工具軸線とレッグシールドの後面との距離を確保しやすくでき、光軸調整作業の作業性を向上できる。
請求項6に記載の発明によれば、工具軸線とレッグシールドの後面との距離を確保し易く、光軸調整作業の作業性を向上できる。
請求項7に記載の発明によれば、作業者の手が触れる可能性の高い部位での手のあたりを柔らかくできるので、光軸調整作業の作業性を向上できる。
請求項8に記載の発明によれば、作業者が手とキーとの干渉を気にすることなく、光軸調整作業を行えるようにすることができ、光軸調整作業の作業性を向上できる。
本発明の実施形態の構造が適用された自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の後面図である。 上記自動二輪車の車両前部の左側面図である。 上記自動二輪車の車両前部の後面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿って矢印B方向に見た断面図である。 図7Aの要部拡大図である。 車両前部に設けられる工具孔を通る工具軸線に沿って上記自動二輪車の車両前部を見た図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下で用いる図面において、矢印FRは車両前方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印LHは車両左方を示している。
図1は本実施形態に係る構造が適用されたスクータ型の自動二輪車1を示し、この自動二輪車1はエンジン2及び動力伝達機構3を含むスイングユニット4を備えている。スイングユニット4の後部には後輪5が回動可能に支持され、スイングユニット4の前方には前輪6が配置されている。前輪6は左右一対のフロントフォーク7の下部に回動可能に支持されている。
左右のフロントフォーク7の上部にブリッジ8が架設され、ブリッジ8の車幅方向中央にステムパイプ9が立設されている。ステムパイプ9は車体フレーム10の前端に設けられたヘッドパイプ11に操舵可能に嵌合支持され、これによりフロントフォーク7がヘッドパイプ11に操向可能に支持されている。ステムパイプ9の上部には、運転者が把持する車幅方向に延在するハンドルパイプ12が取り付けられている。なお、図中L1は、ステムパイプ9に沿って延びる操舵軸線を示している。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後下方に向けて延出し、その後湾曲して後方に向けて延出するメインフレーム13と、メインフレーム13の後端から後上方に向けて延出する左右一対のリヤフレーム14と、を備えている。
スイングユニット4のエンジン2は、クランクケース17と、このクランクケース17に結合されて前上方に延びるシリンダ18とを備えている。動力伝達機構3はベルト式の無段変速機構を含んでなり、エンジン2の回転動力は動力伝達機構3を介して適宜減速されて後輪5に伝達される。
スイングユニット4は、クランクケース17前側下部に設けられたリンク連結部19を介して車体フレーム10に上下方向に揺動可能に支持される。スイングユニット4の後側上部とリヤフレーム14の後部との間にはリヤクッション21が介装され、スイングユニット4の上部にはエアクリーナ22等の吸気系部品が配設されている。
メインフレーム13の下部略水平領域には運転者が脚を載せる板状のフロアステップ23が略水平状態で配置され、フロアステップ23の後部から延出するボディカバー24は、車体後部を覆っている。ボディカバー24の上方に運転者が着座するシート25が設けられ、ボディカバー24の後部には後下方に延出するリヤフェンダ26が設けられている。また、前輪6の上方には、フロントフェンダ28が設けられ、フロントフェンダ28はブリッジ8に固定されている。
フロアステップ23の前端に、シート25に着座した運転者の脚を前方から覆うレッグシールド30が立ち上がるように設けられている。レッグシールド30は合成樹脂等から形成され、ヘッドパイプ11等の全周を覆っている。また、レッグシールド30の上方には、ハンドルパイプ12を覆うハンドルカバー31が設けられている。
レッグシールド30は、前側に位置して該レッグシールド29の前面部を形成するフロントカバー32と、フロントカバー32の後側に位置して該レッグシールド30の後面部を形成するインナーカバー33と、を有している。また、本実施形態においてインナーカバー33は、上側に配置されるアッパカバー34と、アッパカバー34の下方に別体で設けられるロアカバー35と、で構成されている。
図2、図3及び図4を参照し、インナーカバー33のアッパカバー34は、ステムパイプ9が挿通される開口部34Aが形成された上壁部34Bと、上壁部34Bの後縁から下方に延びる側壁部34Cと、を有し、側壁部34Cは下方に向かうに従い左右縁部間の距離を漸次狭めて延びるように形成されている。
一方、ロアカバー35は、側壁部34Cを内側に受け入れる切欠き部35Aを有し、この切欠き部35Aに側壁部34Cを受入れ、この側壁部34Cの縁部全域に連なって車幅方向外側及び下方に延びるように形成されている。
図4に示すように、アッパカバー34の上壁部34Bは、車幅方向中央に位置し、上記開口部34Aが形成された略円板状の中央部34Iと、中央部34Iの外周部左側から滑らかに連なって車幅方向外側に先細りに延びる左側部34Lと、中央部34Iの外周部右側から滑らかに連なって車幅方向外側に先細りに延びる右側部34Rと、を一体に有している。
また、側壁部34Cは、上記中央部34Iに連なって下方に延びる膨出部34CIと、上記左側部34Lに連なって下方に延びる左延在部34CLと、上記右側部34Rに連なって下方に延びる右延在部34CRと、を一体に有している。なお、図中CL1は、車幅方向中央を示す車幅方向中心線を示している。
図5を参照し、本実施形態において膨出部34CIは、左延在部34CL及び右延在部34CRに対して後方に膨出している。また、左延在部34CL及び右延在部34CRは、車幅方向に平行に延びる直線L2と比較して明らかなように、車幅方向中心側から外側に向けて前方に延びる傾斜状に形成されている。さらに、左延在部34CL及び右延在部34CRに連なるロアカバー35は、横断面で、左延在部34CL及び右延在部34CRよりも急角度で、車幅方向中心側から外側に向けて前方に延びる傾斜状に形成され、より詳しくは、横断面で後方に突の弧状となっている。
一方で、図5に示すように、フロントカバー32は、左延在部34CL及び右延在部34CRの車幅方向外側縁部に連なり、横断面で前方に突出する弧状に形成されている。図3等を参照し、符号70はフロントカバー32の前面にステーを介して取付けられたナンバープレートを示している。
図2、図3及び図4を参照し、ハンドルカバー31は、車幅方向中央に位置してヘッドライト36を覆うヘッドライトカバー部37と、ヘッドライトカバー部37からハンドルパイプ12に沿って各別に左右に延びる左ハンドルパイプカバー部38L及び右ハンドルパイプカバー部38Rと、を一体に有している。
ハンドルカバー31内には空間が形成され、この空間に、上記ヘッドライト36等が収容されるとともに、ハンドルパイプ12が車幅方向に貫通している。ハンドルカバー31はステムパイプ9又はハンドルパイプ12に固定され、ハンドルパイプ12と一体的に回動する。なお、図4では、説明便宜上、ヘッドライトカバー部37、左ハンドルパイプカバー部38L及び右ハンドルパイプカバー部38Rが二点鎖線で囲われ、各領域が明示されている。
ヘッドライト36は、そのレンズ40を外側に露出させた状態でヘッドライトカバー部37内に収容され、さらに図2、図4に示すように、ヘッドライトカバー部37の後部側には、スピードメータ等が収容されたインストルメントパネル41が、その表示面を運転者側に向けて露出させた状態で収容されている。
ヘッドライトカバー部37は、主に上記ヘッドライト36及びインストルメントパネル41が収容されるヘッド部37Hと、ヘッド部37Hの下部に連なり、このヘッド部37Hに対して絞られるように形成され、ステムパイプ9の外周側でこのステムパイプ9に沿って下方に延びるネック部37Nと、を一体に有している。ネック部37Nの下端開口縁は、アッパカバー34の上壁部34Bの開口部34Aに近接して対向している。
また、左ハンドルパイプカバー部38L及び右ハンドルパイプカバー部38Rは筒状に形成され、ヘッドライトカバー部37に対して絞られるようにして車幅方向外側に突出している。左ハンドルパイプカバー部38Lから左方に突出するハンドルパイプ12の左側端部には、左グリップ42Lが外嵌されるとともに、左ブレーキレバー43Lが揺動可能に支持されており、右ハンドルパイプカバー部38Rから右方に突出するハンドルパイプ12の右側端部には、右グリップ42Rが外嵌されるとともに、右ブレーキレバー43Rが揺動可能に支持されている。
また、図3に示すように、本実施形態ではハンドルカバー31が、前側に位置する前半体31Fと、後側に位置する後半体31Rと、を分割線PLで結合して構成される前後半割り構造とされている。ここで、上記ヘッドライト36は、ヘッドライトカバー部37における前半体31F内で締結固定され、インストルメントパネル41は、後半体31Rに支持されている。また、左ハンドルパイプカバー部38L及び右ハンドルパイプカバー部38Rにおける前半体31Fの左右には、左右のバックミラー44が支持されている。
図6及び図7Aを参照し、ハンドルカバー31内に収容されたヘッドライト36は、透明樹脂等でドーム状に形成されて前方に突となる上記レンズ40と、このレンズの後端開口部全周を支持するハウジング50と、レンズ40及びハウジング50によって形成される空間内に配置されるとともに上下方向に回動可能に支持されるリフレクタ51と、リフレクタ51の内部に配置されたシリンダ状のバルブ52と、リフレクタ51の角度を調整することでヘッドライト36から照射される光の光軸を調整する光軸調整ねじ53と、を備えている。ここで、光軸調整ねじ53は、工具と嵌合する工具嵌合部54を備え、この工具嵌合部54がハウジング50後面部50Rの外側に配置されるように、ハウジング50に貫通して設けられている。
図6に示すように、ハウジング50はその後面部50Rに、外側に延びるステー50Aを複数有し、これらステー50Aによってハンドルカバー31内に固定支持されている。ハウジング50の車幅方向及び上下方向の略中央の領域にはソケット部55が設けられ、このソケット部55にバルブ52が支持され、バルブ52は前後方向に延びている。
図7Aに示すように、光軸調整ねじ53は、ハウジング50後面部50Rにおける左側部下側を貫通してこの後面部50Rに対して回動可能に支持されており、工具嵌合部54は、光軸調整ねじ53の後端に設けられ、光軸調整ねじ53の前端はレンズ40及びハウジング50によって形成される空間内に位置している。リフレクタ51は、その左側部下側に後方に延びる腕部56を有し、この腕部56を介して光軸調整ねじ53の前部に連結され、光軸調整ねじ53の回動に応じて上下方向に揺動する。
詳しくは、腕部56は、光軸調整ねじ53よりも車幅方向内側に位置しており、腕部56の後部と光軸調整ねじ53の前端とはレバー57によって連結され、レバー57の光軸調整ねじ53側の端部は、光軸調整ねじ53の前部に螺合された調整ナット58の外周に相対回転不能に嵌合されている。これにより、光軸調整ねじ53が回動すると調整ナット58が前後方向に移動する。また、図7Bにおいて拡大して示すように、工具嵌合部54は、クラウンギヤであり、その歯部54Aを前方に向けた状態で、相対回転不能に光軸調整ねじ53の後端に設けられている。
そして、図7Bには、工具であるプラスドライバ60が二点鎖線で示され、光軸調整ねじ53を回動操作する際には、工具嵌合部54の歯部54Aに、その外周側からプラスドライバ60の先端を嵌合し、プラスドライバ60を回動させることで、光軸調整ねじ53を回動させる。これにより、本実施形態では、リフレクタ51の下部側が前後動することで、リフレクタ51全体の上下方向の回動角を調整することが可能となっている。
本実施形態では、上記プラスドライバ60をハンドルカバー31内部に通すための工具孔61が、ハンドルカバー31の下面に形成されている。
詳しくは、図2、図6〜図8を参照し、工具孔61は、工具嵌合部54と、この工具孔61とを結ぶ工具軸線L3が、レッグシールド30の後方を通るように、ハンドルパイプカバー部38Lの下面部38Ldであって、光軸調整ねじ53の工具嵌合部54よりも後方の位置に設けられている。さらに詳しくは、工具孔61は、工具軸線L3が、後面視にて下方に向かうに従い車幅方向外側に延びるように、工具嵌合部54よりも車幅方向外側の位置に設けられ、また前半体31Fに設けられている。また、ハウジング50の後面部50Rにおける工具嵌合部54よりも下方の位置には、工具軸線L3を挟んで両側に対向して配置され、後面部50Rから後方に突出するとともに工具軸線L3に沿って延びる一対の案内リブ70が形成されている。案内リブ70は、工具軸線L3に沿って工具孔61から挿入されたプラスドライブ60を、工具嵌合部54に向けて案内するものである。
なお、図8に示すように本実施形態では、工具孔61は扁平な円形状に形成されるが、真円でもよく、また矩形状等であってもよい。また、本実施形態では、工具軸線L3を、工具孔61の中心(長軸と短軸が交わる点)と工具嵌合部54の歯部54Aとを結んだ直線で示している。また、図2におけるB−B線は、工具軸線L3を通る直線である。
また本実施形態では、図4及び図6に示すように、ハンドルパイプカバー部38Lの下面部38Ldにおける車幅方向内側の部位に、上方に向けて凹む凹部63を形成され、工具孔61は、この凹部63内に設けられるとともに、図3に示すように、ハンドルパイプカバー部38Lにおいて凹部63の外側に位置する部位に、側面視にて覆われている。
また、図4に示すように、本実施形態では、レッグシールド30の後面における車幅方向中央を挟んで右側に、キーを入れ車両を始動させるメインスイッチ65が設けられ、工具孔61は、メインスイッチ65の車幅方向中央を挟んで反対側に設けられている。このような工具孔61から工具を通すことで、工具嵌合部54へのアクセスが可能となっている。
一方で、本実施形態では、工具60の工具孔61への挿入を容易なものとするために、レッグシールド30の形状に種々の工夫がなされている。
これについて説明すると、先ず図8に示すように、本実施形態では、レッグシールド30は、工具軸線L3に沿って見た場合に、工具孔61の近傍に形成される稜線Rが、工具軸線L3から遠ざかる方向に凹むように形成されている。すなわち、図8においてL4は車幅方向に沿って延びる直線を示すが、この直線L4から明らかなように、レッグシールド30のインナーカバー33における側壁部34Cの左延在部34CLの上部側は、前方に向けて弧状に凹むようにして、工具軸線L3から遠ざかるように形成されている。さらに、左延在部34CLと、インナーカバー33における上壁部34Bの左側部34Lとの連結部分は、縦断面弧状となるように面取り部分が形成されており、工具軸線L3から遠ざかるように形成されている。
このような形状では、工具軸線L3とレッグシールド30の後面との距離を確保し易くなるので、光軸調整作業の作業性を向上できる。なお、本実施形態において、工具軸線L3に沿って見た場合に工具孔61の近傍に形成される上記稜線Rとは、レッグシールド30において車幅方向に沿って延びる左延在部34CLと、インナーカバー33における上壁部34Bの左側部34Lとの連結部分が形成する稜線を意味する。
そして、さらに本実施形態では、上記左延在部34CLと左側部34Lとの連結部分が車幅方向に延びて上記稜線Rを形成するが、この稜線Rを含む連結部分は、これよりも車幅方向内側にある、膨出部34CIの上部の面取り部分に比べ、曲率が大きくなっている。このような形状では、作業者の手が触れる可能性の高い部位での手のあたりを柔らかくできるので、光軸調整作業の作業性を向上できる。
以上に記載したように本実施形態の自動二輪車1では、ハンドルカバー31が、ヘッドライト36を覆うヘッドライトカバー部37と、ヘッドライトカバー部37からハンドルパイプ12に沿って左右に延びる左右ハンドルパイプカバー部38L,38Rと、を備え、工具孔61は、工具嵌合部54と工具孔61とを結ぶ工具軸線L3が、レッグシールド30の後方を通るように、左右ハンドルパイプカバー部38L,38Rのうちの左ハンドルパイプカバー部38Lの下面部38Ldであって、光軸調整ねじ53の工具嵌合部54よりも後方の位置に設けられている。
このような構造では、工具孔61がハンドルカバー31の下面部に開口し、運転者にとって工具孔61が目立つことがないので、工具孔61の配置や形状の自由度を向上させ、また、ハンドルカバー31の外観設計の自由度及び外観性も向上させることができる。また、工具軸線L3がレッグシールド30の後方を通るように工具孔61を設けたので、運転者が乗車位置側にいながら光軸調整することができるため、光軸調整作業を容易に行える。
また、本実施形態では、ハンドルカバー31が前半体31Fと後半体31Rとで構成されており、ヘッドライト36は、前半体31Fに締結固定されるものであって、工具孔61は、前半体31Fに設けられ、これにより、工具孔61を前半体31Fに開口させたので、運転者側から工具孔61を更に見えにくくすることができ、また、工具嵌合部54と工具孔61との位置関係のばらつきを少なくできるため、光軸調整作業の作業性を向上できる。
また、本実施形態では、工具孔61が、左ハンドルパイプカバー部38Lの下面部38Ldに設けられて上方に向けて凹む凹部63内に設けられ、これにより、工具孔61と、光軸調整ねじ53の工具嵌合部54との距離を短くすることで、工具を工具嵌合部54に嵌合させ易くすることができ、光軸調整作業の作業性を向上できる。
さらに、工具孔61は、左ハンドルパイプカバー部38Lにおいて凹部63の外側に位置する部位に、側面視にて覆われ、これにより、工具孔61が側面視にて見えなくなるので、ハンドルカバー31の外観性をより向上できる。
また、本実施形態のレッグシールド30は、その後面が、車幅方向中心側から外側に向けて前方に延びる傾斜状に形成され、工具孔61は、工具軸線L3が、後面視にて下方に向かうに従い車幅方向外側に延びるように、工具嵌合部54よりも車幅方向外側の位置に設けられている。これによれば、工具軸線L3とレッグシールド30の後面との距離を確保しやすくでき、光軸調整作業の作業性を向上できる。
具体的に、本実施形態では、レッグシールド30のインナーカバー33のアッパカバー34における左延在部34CLが、車幅方向中心側から外側に向けて前方に延びる傾斜状に形成され、この左延在部34CLに連なるロアカバー35が、横断面で、左延在部34CLよりも急角度で、車幅方向中心側から外側に向けて前方に延びる傾斜状に形成されている。このようなレッグシールド形状では、内側を緩やかな傾斜状として乗員の足の保護機能を好適に維持しながらも、工具軸線L3が、後面視にて下方に向かうに従い車幅方向外側に延びるのに対応して、外側を急角度として当該軸線とレッグシールド30との間の空間を確保することで、保護機能と作業性の両立を好適に確保することができる。
また、本実施形態のレッグシールド30は、工具軸線L3に沿って見た場合に、工具孔61の近傍に形成される稜線Rが、工具軸線L3から遠ざかる方向に凹むように形成されるが、これによれば、工具軸線L3とレッグシールド30の後面との距離を確保し易くなり、光軸調整作業の作業性を向上できる。さらに、前記稜線Rを形成するレッグシールド30の車幅方向に延在する部位は、縦断面弧状に形成され、当該部位は、これよりも車幅方向内側にある部位に比べ、曲率が大きくされるが、これによれば、作業者の手が触れる可能性の高い部位での手のあたりを柔らかくできるので、光軸調整作業の作業性を向上できる。
また、本実施形態では、レッグシールド30の後面部における車幅方向中央を挟んで左に、キーを入れるメインスイッチ65が設けられ、工具孔61が、メインスイッチ65の車幅方向中央を挟んで反対側に設けられるので、作業者が手とキーとの干渉を気にすることなく、光軸調整作業を行えるようにすることでき、光軸調整作業の作業性を向上できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、左ハンドルパイプカバー部38Lに工具孔61を設ける構成を説明したが、右ハンドルパイプカバー部38Rに設けてもよい。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
9 ステムパイプ
11 ヘッドパイプ
12 ハンドルパイプ
30 レッグシールド
31 ハンドルカバー
31F 前半体
31R 後半体
36 ヘッドライト
37 ヘッドライトカバー部
38L 左ハンドルパイプカバー部(ハンドルパイプカバー部)
38Ld 下面部
50R 後面部
51 リフレクタ
53 光軸調整ねじ
54 工具嵌合部
61 工具孔
63 凹部
65 メインスイッチ
L3 工具軸線
R 稜線

Claims (8)

  1. ヘッドパイプ(11)と、
    前記ヘッドパイプ(11)を覆い、運転者の脚を前方から覆うレッグシールド(30)と、
    前記ヘッドパイプ(11)に操舵可能に嵌合されるステムパイプ(9)と、
    前記ステムパイプ(9)の上部に取り付けられ、運転者が把持するハンドルパイプ(12)と、
    前記ハンドルパイプ(12)を覆い、前記ハンドルパイプ(12)と一体的に回動するハンドルカバー(31)と、
    前記ハンドルカバー(31)内に配置され、その前面を外側に露出し、前記ハンドルパイプ(12)と一体的に回動するヘッドライト(36)と、
    前記ヘッドライト(36)内に回動可能に支持されるリフレクタ(51)の角度を調整することで光軸を調整するものであって、工具と嵌合する工具嵌合部(54)を前記ヘッドライト(12)の後面部(50R)に配置する光軸調整ねじ(53)と、を備え、
    前記ハンドルカバー(31)に、前記光軸調整ねじ(53)を回すための前記工具を、当該ハンドルカバー(31)内部に通すための工具孔(61)が設けられる鞍乗型車両の前部構造において、
    前記ハンドルカバー(31)は、前記ヘッドライト(36)を覆うヘッドライトカバー部(37)と、前記ヘッドライトカバー部(37)から前記ハンドルパイプ(12)に沿って左右に延びるハンドルパイプカバー部(38L)と、を備え、
    前記工具孔(61)は、前記工具嵌合部(54)と前記工具孔(61)とを結ぶ工具軸線(L3)が、前記レッグシールド(30)の後方を通るように、前記ハンドルパイプカバー部(38L)の下面部(38Ld)であって、前記光軸調整ねじ(53)の前記工具嵌合部(54)よりも後方の位置に設けられることを特徴とする鞍乗型車両の前部構造。
  2. 前記ハンドルカバー(31)は、前半体(31F)と後半体(31R)とで構成され、
    前記ヘッドライト(36)は、前記前半体(31F)に締結固定されるものであって、前記工具孔(61)は、前記前半体(31F)に設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の前部構造。
  3. 前記工具孔(61)は、前記ハンドルパイプカバー部(38L)の下面部(38Ld)に設けられて上方に向けて凹む凹部(63)内に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両の前部構造。
  4. 前記工具孔(61)は、前記ハンドルパイプカバー部(38L)において前記凹部(63)の外側に位置する部位に、側面視にて覆われることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両の前部構造。
  5. 前記レッグシールド(30)は、その後面が、車幅方向中心側から外側に向けて前方に延びる傾斜状に形成され、
    前記工具孔(61)は、前記工具軸線(L3)が、後面視にて下方に向かうに従い車幅方向外側に延びるように、前記工具嵌合部(54)よりも車幅方向外側の位置に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の前部構造。
  6. 前記レッグシールド(30)は、前記工具軸線(L3)に沿って見た場合に、前記工具孔(61)の近傍に形成される稜線(R)が、前記工具軸線(L3)から遠ざかる方向に凹むように形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の前部構造。
  7. 前記稜線(R)を形成する前記レッグシールド(30)の車幅方向に延在する部位は、縦断面弧状に形成され、当該部位は、これよりも車幅方向内側にある部位に比べ、曲率が大きいことを特徴とする請求項6に記載の鞍乗型車両の前部構造。
  8. 前記レッグシールド(30)の後面部における車幅方向中央を挟んで左右の一方に、キーを入れるメインスイッチ(65)が設けられ、
    前記工具孔(61)は、前記メインスイッチ(65)の車幅方向中央を挟んで反対側に設けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の前部構造。
JP2012209613A 2012-09-24 2012-09-24 鞍乗型車両の前部構造 Expired - Fee Related JP5838139B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012209613A JP5838139B2 (ja) 2012-09-24 2012-09-24 鞍乗型車両の前部構造
IT000668A ITTO20130668A1 (it) 2012-09-24 2013-08-05 Struttura anteriore per un veicolo del tipo a sella.
KR1020130112169A KR101544268B1 (ko) 2012-09-24 2013-09-17 안장형 차량의 전방부 구조
DE102013218710.6A DE102013218710B4 (de) 2012-09-24 2013-09-18 Frontstruktur für ein Fahrzeug vom Sattelfahrtyp
CN201320581057.6U CN203439184U (zh) 2012-09-24 2013-09-18 跨骑型车辆的前部结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012209613A JP5838139B2 (ja) 2012-09-24 2012-09-24 鞍乗型車両の前部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014061853A JP2014061853A (ja) 2014-04-10
JP5838139B2 true JP5838139B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=50090253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012209613A Expired - Fee Related JP5838139B2 (ja) 2012-09-24 2012-09-24 鞍乗型車両の前部構造

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP5838139B2 (ja)
KR (1) KR101544268B1 (ja)
CN (1) CN203439184U (ja)
DE (1) DE102013218710B4 (ja)
IT (1) ITTO20130668A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3575195B1 (en) * 2014-06-11 2021-12-01 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddled vehicle
CN106394745A (zh) * 2016-10-13 2017-02-15 江门市大长江集团有限公司 摩托车车头结构及其安装方法
JP2020032945A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6252582U (ja) * 1985-09-24 1987-04-01
JP3430297B2 (ja) * 1992-05-29 2003-07-28 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のハンドルカバー取付構造
JP3376839B2 (ja) 1996-11-20 2003-02-10 スズキ株式会社 カウリング付自動二輪車のヘッドランプ光軸調整装置
JPH1159538A (ja) * 1997-08-22 1999-03-02 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の液体タンク配置構造
JP4230233B2 (ja) 2003-01-24 2009-02-25 本田技研工業株式会社 ヘッドライトの光軸調整構造
JP5033748B2 (ja) 2008-09-29 2012-09-26 本田技研工業株式会社 車両の前部構造
JP5462512B2 (ja) 2009-03-25 2014-04-02 本田技研工業株式会社 自動二輪車の光軸調整構造
JP5335760B2 (ja) * 2010-12-10 2013-11-06 本田技研工業株式会社 自動二輪車の灯火装置
CN202063210U (zh) 2011-04-27 2011-12-07 光阳工业股份有限公司 摩托车前灯的罩盖结构

Also Published As

Publication number Publication date
DE102013218710B4 (de) 2018-08-30
DE102013218710A1 (de) 2014-03-27
CN203439184U (zh) 2014-02-19
KR101544268B1 (ko) 2015-08-12
ITTO20130668A1 (it) 2014-03-25
JP2014061853A (ja) 2014-04-10
KR20140040024A (ko) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6965072B2 (ja) 自転車及びステム組立体
JP4630780B2 (ja) スクータ型車両の灯火器配置構造
EP2463184B1 (en) Motorcycle
CA2676617C (en) Horn guard device for motorcycle
JP5328544B2 (ja) 鞍乗り型車両におけるメータカバー構造
WO2009084289A1 (ja) 自動二輪車
JP5838139B2 (ja) 鞍乗型車両の前部構造
EP2463186B1 (en) Motorcycle
JP5713849B2 (ja) 車両用灯火器の光軸調整装置
JP2014184827A (ja) 鞍乗型車両
TWI458655B (zh) 機車
JP2017019408A (ja) 鞍乗型車両
JP7141299B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5033748B2 (ja) 車両の前部構造
JP6022957B2 (ja) 車両におけるヘッドライトの光軸調整構造
JP2007038865A (ja) 車両のフロントカバー構造
JP2013203246A (ja) 鞍乗型車両の灯火器支持構造
EP2818390B1 (en) Saddle-ride type vehicle
JP5421881B2 (ja) 車両用メータ装置
JP5095486B2 (ja) 車両
EP2781441B1 (en) Saddle type vehicle
CN110388621B (zh) 跨骑型车辆用灯具
JP6387365B2 (ja) 車両
JP4236547B2 (ja) 自動2輪車のヘッドライト取付構造
EP3000702B1 (en) Saddle-riding type vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5838139

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees