JP5033748B2 - 車両の前部構造 - Google Patents

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本発明は、車両の前部構造の改良に関する。
ヘッドライトの光軸を調整する光軸調整ボルトを備えている車両の前部構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3460848号公報(図1)
特許文献1の図1において、スクータ型自動二輪車1(符号は同公報のものを流用する。以下同じ。)は、その前部に、操向ハンドル10と、この操向ハンドル10を部分的に覆うハンドルカバー20とを備えている。ハンドルカバー20は、前カバー21と後カバー22からなる前後縦割り型のものである。
前カバー22の前面中央に、ヘッドライト装着用開口21aが形成され、この開口21aに、ヘッドライト装置23が装着されている。また、前カバー21の下面に、取付座32が設けられ、この取付座32の座面32aに、車体前後に延びる長孔32bが形成され、この長孔32bに、エーミングボルト35が下方から挿入されている。そして、エーミングボルト35を長孔32bに沿って移動させ、ヘッドライト装置23の上下方向照射角度を調整可能にするようにした。
ところで、特許文献1の技術では、エーミングボルト35は、下方から挿入されているので、ヘッドライト装置23を光軸調整をするときに、作業者は、屈んだ姿勢で作業を行うこととなり、作業性に改善の余地があった。
本発明は、ヘッドライトの光軸調整に係る作業性を高めることができる車両の前部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ヘッドパイプと、このヘッドパイプに操舵可能に設けられているハンドルパイプと、このハンドルパイプに設けられているブレーキまたはクラッチ用の油圧マスタシリンダと、この油圧マスタシリンダに設けられ油量を点検する点検窓と、ハンドルパイプと点検窓を覆いハンドルパイプと一体的に回動するハンドルカバーと、このハンドルカバーの後部に設けられ点検窓を見ることができる開口部と、ハンドルカバーに設けられ前面に露出してハンドルパイプと一体的に回動するヘッドライトと、このヘッドライトに設けられヘッドライトの光軸を調整する光軸調整ボルトと、を備える車両の前部構造において、ハンドルパイプに、ハンドルカバーの支持部またはヘッドライトの支持部を有するステー部材が取り付けられこのステー部材にハンドルカバーが取り付けられ、このハンドルカバーの内側に、計器表示部が上方に露出するように計器類を含むメータユニットケースと光軸調整ボルトとが配置され、この光軸調整ボルトの頭部と開口部を直線でつなぎ光軸調整ボルトを調整する工具が通る通路が、このメータユニットケースとステー部材との間に形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、メータユニットケースの側部に、工具が通る凹部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、開口部は、細長形状を呈し、中央にブリッジ部を有し、このブリッジ部で区分した一方の穴に点検窓を臨ませ、他方の穴に工具通路を臨ませたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ハンドルカバーの内側に、計器表示部が上方に露出するように計器類を含むメータユニットケースと光軸調整ボルトとが設けられ、ハンドルカバーの後部に、開口部が設けられ、メータユニットケースとステー部材との間に、光軸調整ボルトの頭部と開口部の間に光軸調整ボルトを調整する工具通路が形成されている。
ヘッドライト装置の光軸調整をする場合に、作業者は、ハンドルカバーの後部に設けた開口部から工具を差し込み、工具通路を通じて、工具の先端を光軸調整ボルトの頭部に当て、光軸調整ボルトを回転させ光軸調整をすることができる。光軸調整をする場合に、ハンドルカバーの後部に配置され点検窓を見ることができる開口部を利用したので、作業者は、屈んだ姿勢をとることなく、光軸調整作業が行える。したがって、ヘッドライト装置の光軸調整に係る作業性を高めることができる。
加えて、ハンドルバーの内側に、光軸調整ボルトが設けられているので、車両の外観性を高めることができる。
さらに、この開口部は、油圧マスタシリンダの油量を点検する点検窓を見ることができる開口を兼ねるものであるため、開口部の利便性を一層高めることができる。
請求項2に係る発明では、メータユニットケースの側部に、工具が通る凹部が設けられているので、工具通路を確保しつつ、ステー部材とメータユニットケースの間の隙間を小さくできる。ステー部材とメータユニットケースの間の隙間が小さくなれば、ハンドルカバー周辺をコンパクトにすることができる。
請求項3に係る発明では、開口部は、中央にブリッジ部を有するので、開口部の奥の方を見え難くすることができ、ハンドルカバー回りの外観性を一層高めることができる。加えて、開口部の剛性を高めることができる。
ブリッジ部で区分した一方の穴に点検窓を臨ませ、他方の穴に工具通路を臨ませたので、車両の外観性を高めつつ、開口部の利便性を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。図中、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」は各々運転者を基準とした方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両の側面図であり、車両としての自動二輪車10は、ヘッドパイプ11から側面視U字形状のメインフレーム12を延ばし、このメインフレーム12からシートレール13を延ばして車体フレームを構成し、ヘッドパイプ11にフロントフォーク15を旋回可能に取り付け、このフロントフォーク15に前輪16を取り付け、フロントフォーク15の上端に操舵可能にハンドルパイプ17を取り付け、メインフレーム12の後部にパワーユニット18を上下スイング可能に取り付け、このパワーユニット18に後輪19を取り付け、パワーユニット18とシートレール13との間にリヤクッション22を介設し、シートレール13にタンデムシート23を載せ、このタンデムシート23の下に燃料タンク24を配置するとともにヘルメット25を収納することができる収納ボックス26を配置し、ハンドルパイプ17をこのハンドルパイプ17と一体的に回動するハンドルカバー50で囲い、ヘッドパイプ11およびメインフレーム12の一部をフロントカバー27およびレッグシールド28で囲い、メインフレーム12の残部をステップ29およびアンダーカバー31で囲い、シートレール13をサイドカバー32およびリヤーカバー33で囲ってなる低床式自動二輪車である。
34はフロントフェンダ、35はブレーキキャリパー、36はリヤフェンダ、37はエアクリーナである。
図2は図1の2矢視図であり、フロントカバー27に方向指示灯38L、38R(Lは左、Rは右を示す添え字である。以下同じ)を備え、ハンドルカバー50にヘッドライト39を備え、ハンドルパイプ17の左側に、左グリップ41L、左ブレーキレバー42L、左バックミラー43L、左油圧マスタシリンダ44Lおよび左ステー部材45Lを備え、ハンドルパイプ17の右側に、右グリップ41R、右ブレーキレバー42R、右バックミラー43R、右油圧マスタシリンダ44Rおよび右ステー部材45Rを備える。
ハンドルパイプ17に取り付けられた左右のステー部材45L、45Rに、ハンドルカバー50が取り付けられるとともに、ヘッドライト39が支持されている。
本実施例において、左右に設けた油圧マスタシリンダ44L、44Rは、いずれも、ブレーキ用に用いられるが、これらのうちの一方をクラッチ用として利用することは差し支えない。図中、47はヘッドライト39の上下方向の光軸調整を行う上下光軸調整ボルトである。
図3は本発明に係るハンドルカバーの分解図であり、ハンドルカバー50はハンドルパイプへの着脱を考慮して、ハンドルカバー前半体51とハンドルカバー後半体52とこれらの半体51、52を締結するビス53L、54L、53R、54Rで構成する。
ハンドルカバー前半体51には、中央にヘッドライト用開口56を備えるとともに、このヘッドライト用開口56の上方および下方にヘッドライトが取り付けられる3つのねじ込み座面58、59L、59Rを備える。
また、ハンドルカバー後半体52は、メータユニットケース61が嵌るメータ用開口57を備え、メータ用開口57の下方左右に、左右の開口部62L、62Rを備える。すなわち、ハンドルカバー50の内側に、メータユニットケース61が設けられている。
図4はステー部材にハンドルカバー後半体およびヘッドライトが支持されることを説明する側面図であり、ハンドルパイプ17に、ハンドルカバーの支持部66およびヘッドライトの支持部67を有するステー部材45が取り付けられ、このステー部材45にハンドルカバー50の構成部材としてのハンドルカバー後半体52が取り付けられている。
ヘッドライトの支持部67に、支持孔71が開けられ、この支持孔71にヘッドライトの後面39bから後方に延ばした突部72が係合されることで、ステー部材45にヘッドライト39が支持される。
また、ハンドルカバーの支持部66に、止め穴74が開けられ、この止め穴74に合うようにハンドルカバー後半体52の前面に取付座75が設けられ、前方からにハンドルカバー後半体52へ止めねじ76をねじ込むことで、ステー部材45にハンドルカバー後半体52が取り付けられる。
ハンドルパイプ周りの組付手順は、先ず、ハンドルカバー前半体(図3の符号51)にヘッドライト39を取り付け、次いで、ハンドルカバーの支持部66にハンドルカバー後半体52を取り付け、最後に、ハンドルカバー後半体52にハンドルカバー前半体51を取り付けることで、ハンドル周りの組付を行うようにした。
図5は車体前部の平面断面図であり、ハンドルカバー後半体52に開けた開口部62Lに工具Tが差し込まれ、この工具Tによってヘッドライト39の光軸を調整する光軸調整ボルト78がヘッドライトの後面39bに設けられていることを説明する。
ヘッドライト39は、ケース体81と、このケース体81の左右に設けられヘッドライト39の向きを調整する光軸調整部82と、この光軸調整部82に取り付けられるバルブ83および反射鏡84と、この反射鏡84の前面に配置されケース体81に取り付けられるレンズ体85と、を主要な構成要素とする。
光軸調整部82は、ヘッドライトの後面39bに後方に延びている左光軸調整部82Lと、右光軸調整部82Rとからなる。右光軸調整部82Rは、ピボット軸86としての機能を有し、左光軸調整部82Lに、ヘッドライト39の左右の光軸を調整する光軸調整ボルト78が、ケース体81を基準に前後調整可能にねじ込まれており、この光軸調整ボルト78を回すことで、ピボット軸86を中心にバルブ83および反射鏡84を矢印a方向に揺動させることができる。つまり、光軸調整ボルト78は左右の光軸調整を行うものである。
すなわち、車体前部に、ハンドルパイプ17に設けられている左右のブレーキ用の油圧マスタシリンダ44L、44Rと、これらの油圧マスタシリンダ44L、44Rに設けられ油量を点検する点検窓116L、116Rと、ハンドルパイプ17と点検窓116L、116Rを覆いハンドルパイプ17と一体的に回動するハンドルカバー50と、このハンドルカバー50の後部に設けられ点検窓116L、116Rを見ることができる開口部62L、62Rと、ハンドルカバー50に設けられレンズ体85が前面に露出してハンドルパイプ17と一体的に回動するヘッドライト39と、このヘッドライト39に設けられヘッドライト39の光軸を調整する光軸調整ボルト78とが備えられている。すなわち、ハンドルカバー50の内側に、光軸調整ボルト78が設けられている。
以下、光軸調整ボルト78と、油圧マスタシリンダに設けられ油量を点検する点検窓116L、116Rと、ハンドルカバー50の後部に設けられ点検窓116L、116Rを見ることができる開口部62L、62Rの間に設けられるとともに光軸調整に係る工具通路の周辺部に配置される部材について説明する。
図6は本発明に係るメータユニットの平面図および断面図である。
図6(a)において、メータユニットの平面図が示されており、メータユニット60は、メータユニットケース61と、このメータユニットケース61の上面に、計器表示部64が設けられている。計器表示部64は、中央に配置される速度計87と、この速度計の上方に配置されるオイル警告灯88と、このオイル警告灯88の左右に配置される水温計89および燃料レベル計91とを主要な構成要素とする。
図6(b)は図6(a)の6b−6b線断面図であり、メータユニットケース61は、計器表示部64を有する上ケース93と、計器類が取り付けられている下ケース94とを上下に結合したものであり、下ケース94の周囲に形成された基部95に上ケース93の周囲に形成されたフランジ部96を合わせ、上方から締結用のねじ部材97を介してフランジ部96を基部95に取り付けるようにした。
図6(a)に戻って、ねじ部材97が取り付けられるフランジ部96は、第1〜5フランジ101〜105を有する。このうち、第3フランジ103と第4フランジ104は、メータユニット軸線Jに対し左右非対称の位置に配置されている。詳細には、第3フランジ103は、第4フランジ104に対し矢印D方向に所定量だけオフセット配置することで、光軸調整用の工具通路111をよけるようにした。つまり、メータケース61(メータユニットケース61)の側部61sに、工具Tが通る凹部112が設けられている。
メータケースの側部61sに、工具が通る凹部112が設けられているので、工具通路111を確保しつつ、ステー部材45とメータユニットケース61の間の隙間を小さくできる。ステー部材45とメータユニットケース61の間の隙間が小さくなれば、ハンドルカバー50の周辺をコンパクトにできる。
図7は本発明に係る工具通路方向から見た車両の前部構造の斜視図であり、ハンドルカバーの支持部66を有するステー部材45Lに、ハンドルパイプ17に臨む側に、工具通路111をよけ、工具Tが通過することができるようにした切欠部113が形成されている。ここで、工具通路111とは、開口部62Lから、光軸調整ボルトの頭部114が目視できる範囲をいう。
図5〜7を併せて参照して、切欠部113の後方に、且つ、切欠部113を臨む位置に開口部62Lが配置され、光軸調整ボルトの頭部114と開口部62Lを直線でつなぎ光軸調整ボルト78を調整する工具が通る通路111(工具通路111)が、メータユニットケース61とステー部材45Lとの間に形成されている。
以上に述べた車両の前部構造の作用を次に述べる。
図8は本発明に係る車両の前部構造の後面図(ハンドルカバーを取り外した状態)、図9は本発明に係る車両の前部構造の後面図(ハンドルカバーを取り付けた状態)である。以下、図5、図8および図9を参照して説明を行う。
ハンドルカバー50の内側に、計器表示部64が上方に露出するように計器類を含むメータユニットケース61とヘッドライト39の光軸を調整する光軸調整ボルト78とが設けられ、ハンドルカバー50の後部に、開口部62L、62Rが設けられ、メータユニットケース61とステー部材45との間に、光軸調整ボルトの頭部114と開口部62Lの間に光軸調整ボルト78を調整する工具通路111が形成されている。
ヘッドライト39の光軸調整をする場合に、作業者は、ハンドルカバー50の後部に設けた開口部62L、62Rから工具Tを差し込み、工具通路111を通じて、工具Tを光軸調整ボルトの頭部114に当て、光軸調整ボルト78を回転させることができる。
このとき、工具Tは、左ステー部材45Lとの干渉を避け、且つ、メータユニットケース61との干渉を避けるため、平面視で、光軸調整ボルトの軸線に対して角度θだけ車体の外方に傾けて差し込まれている。本実施例では、θ=10°程度であり、この程度の角度であれば、光軸調整ボルト78を十分に回すことが可能である。
光軸調整作業の際に、点検窓116Lを見ることができる開口部62Lを利用したので、作業者は、屈んだ姿勢をとることなく、光軸調整作業が行える。したがって、ヘッドライト39の光軸調整に係る作業性を高めることができる。
加えて、ハンドルカバー50の内側に、光軸調整ボルト78が設けられているので、車両の外観性を高めることができる。
さらに、この開口部62Lは、油圧マスタシリンダ44の油量を点検する点検窓を見ることができる開口を兼ねるものであるため、開口部62Lの利便性を一層高めることができる。
開口部62Lは、細長形状を呈し、中央にブリッジ部118を有する。ブリッジ部118で区分した一方の穴121に点検窓116Lを臨ませ、他方の穴122に工具通路111を臨ませた。
開口部62Lは、中央にブリッジ部118を有するので、開口部62Lの奥の方を見え難くすることができ、ハンドルカバー50回りの外観性を一層高めることができる。加えて、開口部62Lの剛性を高めることができる。
なお、開口部62Rは、車体幅方向中心線に対し開口部62Lに対称に配置されているものであり、説明は省略する。
左側に設けたブリッジ部118で区分した一方の穴121に点検窓116Lを臨ませ、他方の穴122に工具通路111を臨ませたので、車両の外観性が損なわれることなく、開口部62Lの利便性をより一層高めることができる。
すなわち、本発明に係る車両の前部構造では、左右方向の光軸調整ボルト78を調整する工具Tが通ることができる工具通路111をよけるために、メータユニットケース61に凹部112が設けられ、ステー部材45に切欠部113が設けられ、工具通路111に臨むようにハンドルカバー50に設けられ油圧マスタシリンダの点検窓116Lを点検する開口部116Lを利用したので、車両の外観性を高めるとともに、ヘッドライト39の光軸調整に係る作業性を高めることができる。
なお、本実施例において、光軸調整ボルトは車両の左側に設けたが、光軸調整ボルトを車両の右側に設けることは差し支えない。この場合に、開口部116Rを利用して上記と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
請求項1では、メータユニットケースの側部に設けられ工具が通る凹部を省略することは差し支えない。
請求項2では、開口部の中央に設けられたブリッジ部を省略することは差し支えない。
本発明は、ヘッドライトの光軸を調整する光軸調整ボルトを備えている自動二輪車の前部構造四輪車に好適である。
図1は本発明に係る車両の側面図である。 図1の2矢視図である。 本発明に係るハンドルカバーの分解図である。 ステー部材にハンドルカバー後半体およびヘッドライトが支持されることを説明する側面図である。 車体前部の平面断面図である。 本発明に係るメータユニットの平面図および断面図である。 本発明に係る工具通路方向から見た車両の前部構造の斜視図である。 本発明に係る車両の前部構造の後面図(ハンドルカバーを取り外した状態)である。 本発明に係る車両の前部構造の後面図(ハンドルカバーを取り付けた状態)である。
符号の説明
10…車両(自動二輪車)、11…ヘッドパイプ、17…ハンドルパイプ、39…ヘッドライト、44L、44R…油圧マスタシリンダ、45L、45R…ステー部材、50…ハンドルカバー、61…メータユニットケース、61s…メータユニットケースの側部、62L、62R…開口部、64…計器表示部、66…ハンドルカバーの支持部、67…ヘッドライトの支持部、78…光軸調整ボルト、111…工具が通る通路(工具通路)、112…凹部、114…光軸調整ボルトの頭部、116L、116R…点検窓、118…ブリッジ部、121…一方の穴、122…他方の穴。

Claims (3)

  1. ヘッドパイプと、このヘッドパイプに操舵可能に設けられているハンドルパイプと、このハンドルパイプに設けられているブレーキまたはクラッチ用の油圧マスタシリンダと、この油圧マスタシリンダに設けられ油量を点検する点検窓と、前記ハンドルパイプと前記点検窓を覆い前記ハンドルパイプと一体的に回動するハンドルカバーと、このハンドルカバーの後部に設けられ前記点検窓を見ることができる開口部と、前記ハンドルカバーに設けられ前面に露出して前記ハンドルパイプと一体的に回動するヘッドライトと、このヘッドライトに設けられヘッドライトの光軸を調整する光軸調整ボルトと、を備える車両の前部構造において、
    前記ハンドルパイプに、前記ハンドルカバーの支持部または前記ヘッドライトの支持部を有するステー部材が取り付けられ、
    このステー部材に前記ハンドルカバーが取り付けられ、
    このハンドルカバーの内側に、計器表示部が上方に露出するように計器類を含むメータユニットケースと前記光軸調整ボルトとが配置され、
    この光軸調整ボルトの頭部と前記開口部を直線でつなぎ前記光軸調整ボルトを調整する工具が通る通路が、このメータユニットケースと前記ステー部材との間に形成されていることを特徴とする車両の前部構造。
  2. 前記メータユニットケースの側部に、前記工具が通る凹部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両の前部構造。
  3. 前記開口部は、細長形状を呈し、中央にブリッジ部を有し、このブリッジ部で区分した一方の穴に前記点検窓を臨ませ、他方の穴に前記工具通路を臨ませたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の前部構造。
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