JP2021172163A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/025Headlights specially adapted for motorcycles or the like characterised by vertical adjustment of the light beam direction, e.g. to compensate for heavy loads

Abstract

【課題】本発明の目的は、鞍乗型車両において、ハンドルカバーの大型化を抑えながら、光軸調整の作業性を向上させることにある。【解決手段】ハンドルカバーは、ハンドル部材と共に回動する。ヘッドライトユニットは、ハンドルカバーに設けられる。ハンドルカバーの側部は開口を含む。ハンドル部材、及び、又は、レバーは、開口から突出している。ヘッドライトユニットは、調整部を含む。調整部は、ヘッドライトユニットの光軸を調整するために操作可能である。調整部は、開口から視認可能な位置に配置される。【選択図】図12

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両は、ヘッドライトユニットを備えている。ヘッドライトユニットは、光軸を調整するための調整部を含む。例えば、特許文献1の鞍乗型車両では、ヘッドライトユニットがハンドルカバーに配置されている。ヘッドライトユニットは、ヘッドライトユニットの光軸を調整する調整ボルトを備えている。また、ハンドルカバーの後部には、開口が設けられている。光軸を調整する場合には、工具が、開口を通してハンドルカバー内に差し込まれる。そして、工具によって調整ボルトのヘッドを回転させることで、ヘッドライトユニットの光軸が調整される。
特許第5033748号公報
ハンドルカバー内への水の侵入を抑えるためには、開口はできるだけ小さいことが望ましい。しかし、その場合、外部から調整部が見え難くなることで、光軸調整の作業性が低下する。例えば、従来は、光軸の調整には、以下のように複数の工程が必要である。まず、作業性確保のため、ハンドルを転舵して、調整部が見やすい位置にハンドルを配置する。次に、工具によって調整部を操作して、光軸を調整する。そして、ハンドルを中央位置に戻して、光軸を確認する。光軸が適切な位置からずれている場合には、光軸が適切な位置となるまで、上記の工程を繰り返す。このように光軸の調整には、多くの工程が必要となる。
また、工具を調整部に到達させるためには、開口から調整部までの間に、工具を通すための空間(以下、「ツールパス」と呼ぶ)を確保する必要がある。カバー内の部品レイアウトを変更することで、ツールパスとハンドルカバー内の部品との干渉を避けることができる。しかし、その場合、部品同士の間隔をあける必要があるため、ハンドルカバーが大型化してしまう。
本発明の目的は、鞍乗型車両において、ハンドルカバーの大型化を抑えながら、光軸調整の作業性を向上させることにある。
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、ヘッドパイプと、フロントフォークと、フロントカバーと、レッグシールドと、前輪と、ハンドル部材と、レバーと、ハンドルカバーと、ヘッドライトユニットとを備える。フロントフォークは、ヘッドパイプに回転可能に支持される。フロントカバーは、ヘッドパイプの前方に配置される。レッグシールドは、フロントカバーの後方に配置される。前輪は、フロントフォークに回転可能に支持される。ハンドル部材は、フロントフォークに接続される。レバーは、ハンドル部材に取り付けられる。ハンドルカバーは、前部と後部と側部とを含む。前部は、ハンドル部材の前方に配置される。後部は、ハンドル部材の後方に配置される。側部は、前部と後部とを接続する。ハンドルカバーは、ハンドル部材と共に回動する。ヘッドライトユニットは、ハンドルカバーに設けられる。ハンドルカバーの側部は開口を含む。ハンドル部材、及び、又は、レバーは、開口から突出している。ヘッドライトユニットは、調整部を含む。調整部は、ヘッドライトユニットの光軸を調整するために操作可能である。調整部は、開口から視認可能な位置に配置される。
本態様に係る鞍乗型車両では、調整部は、ハンドル部材、及び/又は、レバーが通される開口を通して視認可能である。すなわち、ハンドル部材、及び/又は、レバーを通すための空間を利用して、ツールパスを確保することができる。それにより、ハンドルカバーの大型化を抑えることができる。また、従来の工具を通すための開口と比べて、ハンドル部材、及び/又は、レバーを通すための開口は大きい。そのため、開口を通して調整部を容易に視認することができる。それにより、光軸調整の作業性を向上させることができる。また、開口が大きいので、開口を通して調整部を見て調整しながら、光軸を確認することができる。そのため、光軸調整の作業性をさらに向上させることができる。例えば、ハンドル部材が中央位置に配置された状態で、工具で調整部を調整しながら、ヘッドライトユニットの光軸を調整することができる。そのため、光軸調整における工程数を削減することができる。
車両側面視で、調整部は、開口と重なる位置に配置されてもよい。この場合、開口を通して、調整部を容易に視認することができる。
レバーは、開口から突出していてもよい。車両側面視で、調整部は、レバーの可動範囲に重ならない位置に配置されてもよい。この場合、レバーに干渉されずに、調整部を容易に視認することができる。
車両側面視で、調整部は、開口を通して視認可能であってもよい。この場合、開口を通して、調整部を容易に視認することができる。
鞍乗型車両は、運転者が操作可能なスイッチをさらに備えてもよい。ハンドル部材は、ハンドルバーと、グリップと、操作部とを含んでもよい。グリップは、ハンドルバーに取り付けられてもよい。操作部は、グリップの側方に配置され、ハンドルバーに取り付けられてもよい。スイッチは、操作部に配置されてもよい。この場合、ハンドルカバーを左右方向に小型化することで、左右方向において調整部を開口に近い位置に配置できる。そのため、ツールパスが短くなると共に、開口からの調整部の視認性が向上する。それにより、調整部の操作が容易になる。
鞍乗型車両は、レバーからハンドルカバー内へ延びるケーブルをさらに備えてもよい。ケーブルは、調整部の上方を通ってもよい。この場合、ケーブルによる干渉を避けて、調整部を操作することができる。
ケーブルは、調整部よりも内側方の位置で、下方に向かって曲がっていてもよい。この場合、レバーの操作によりケーブルが撓んでも、ケーブルによる干渉を避けて、調整部を操作することができる。
鞍乗型車両は、ハーネスをさらに備えてもよい。ハーネスの少なくとも一部は、ハンドル部材に沿って配置されてもよい。ハーネスは、調整部の下方を通ってもよい。この場合、ハーネスによる干渉を避けて、調整部を操作することができる。
調整部は、ヘッドライトユニットの背面に配置されてもよい。車両側面視で、ヘッドライトユニットの背面は、レバーよりも前方に位置してもよい。この場合、調整部へのアクセスが容易になる。
ヘッドライトユニットは、光源と、リフレクタと、調整ボルトと、ナットとを含んでもよい。リフレクタは、光源からの光を前方へ向かって反射してもよい。調整ボルトは、調整部から前方へ延びていてもよい。ナットは、調整ボルトと螺合していてもよい。ナットは、リフレクタの上面に接続されていてもよい。この場合、調整部への操作によってリフレクタの角度が変更されることで、光軸が調整される。そのため、ヘッドライトユニット全体の角度が変更される場合と比べて、ハンドルカバー内のヘッドライトユニットが配置される空間を小さくすることができる。それにより、ハンドルカバーの大型化が抑えられる。
車両側面視で、開口は、前方へ向かって先細りの形状を有してもよい。調整部の一部は、開口の前端と同じ高さに位置してもよい。この場合、開口の前部をできるだけ狭くすることで、調整部の高い作業性を維持しながら、水の侵入を防止することができる。
本発明によれば、鞍乗型車両において、ハンドルカバーの大型化を抑えながら、光軸調整の作業性を向上させることができる。
実施形態に係る鞍乗型車両の側面図である。 鞍乗型車両の正面図である。 ハンドルカバーの正面図である。 ハンドルカバーの側面図である。 ハンドルカバーの上面図である。 ハンドルカバーの背面図である。 第1ヘッドライトユニットの側面図である。 第1ヘッドライトユニットの背面図である。 図6におけるIX−IX断面図である。 図6におけるX−X断面図である。 図6におけるXI−XI断面図である。 ハンドルカバーの拡大側面図である。 ハンドルカバー及び第1ヘッドライトユニットの背面図である。 他の実施形態に係るハンドルカバーの拡大側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。図1は、実施形態に係る鞍乗型車両1の側面図である。図2は、鞍乗型車両1の正面図である。図2に示すように、本実施形態に係る鞍乗型車両1は、モペッド型車両である。図1に示すように、鞍乗型車両1は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、前輪4と、シート5と、パワーユニット6と、後輪7とを含む。なお、以下の説明において、前後左右の方向は、シート5に着座した運転者から視たときの方向をいうものとする。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、メインフレーム12とを含む。ヘッドパイプ11は、車両の左右方向における中央に配置されている。ヘッドパイプ11は、前方且つ下方に延びている。メインフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方に延びている。
ステアリング装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。ステアリング装置3は、前輪4を回転可能に支持している。ステアリング装置3は、フロントフォーク16とハンドル部材17とを含む。フロントフォーク16は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。前輪4は、フロントフォーク16に回転可能に支持されている。ハンドル部材17は、前輪4を回動させるために運転者によって操作可能である。ハンドル部材17は、フロントフォーク16に接続されている。ハンドル部材17は、左右方向に延びている。
シート5は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。シート5は、メインフレーム12の上方に配置されている。パワーユニット6は、シート5の下方に配置されている。パワーユニット6は、例えば内燃エンジンを含む。或いは、パワーユニット6は、電動モータを含んでもよい。パワーユニット6は、メインフレーム12に支持されている。後輪7は、スイングアーム18に回転可能に支持されている。スイングアーム18は、メインフレーム12、或いはパワーユニット6に回転可能に支持されている。
鞍乗型車両1は、フロントカバー21と、レッグシールド22と、ハンドルカバー23と、センターカバー24と、サイドカバー25とを含む。フロントカバー21は、車体フレーム2に固定されている。フロントカバー21は、ヘッドパイプ11の前方と左右の側方とに配置されている。フロントカバー21は、ハンドルカバー23の下方に配置されている。
レッグシールド22は、フロントカバー21の後方に配置される。レッグシールド22は、フットレスト26,27の前方に配置されている。フットレスト26,27は、棒状の形状を有している。フットレスト26,27は、パワーユニット6の側方に配置されている。レッグシールド22は、フットレスト26,27より下方の位置から、フットレスト26,27より上方の位置まで延びている。レッグシールド22は、センターカバー24の高さの位置まで延びている。
ハンドルカバー23は、ハンドル部材17の一部を覆う。ハンドルカバー23は、フロントカバー21よりも上方に位置している。ハンドルカバー23は、ヘッドパイプ11よりも上方に位置している。ハンドルカバー23は、ハンドル部材17と共に、フロントカバー21に対して回転可能である。センターカバー24は、フロントカバー21とシート5との間に配置される。センターカバー24は、シート5の前方に配置される。サイドカバー25は、シート5の下方に配置される。
鞍乗型車両1は、第1ヘッドライトユニット51と、第2ヘッドライトユニット52と、フラッシャ63,64とを含む。第1ヘッドライトユニット51と第2ヘッドライトユニット52とは、互いに別体である。第1ヘッドライトユニット51と第2ヘッドライトユニット52とは、互いに離れて配置されている。第1ヘッドライトユニット51は、ハンドルカバー23に設けられる。第1ヘッドライトユニット51は、ハンドルカバー23と共に回動する。第2ヘッドライトユニット52は、フロントカバー21に設けられる。フラッシャ63,64は、フロントカバー21に設けられる。
図3は、ハンドルカバー23の正面図である。図4は、ハンドルカバー23の側面図である。図5は、ハンドルカバー23の上面図である。図6は、ハンドルカバー23の背面図である。図2から図6に示すように、ハンドル部材17は、ハンドルバー34と、左グリップ35と、右グリップ36と、左操作部37と、右操作部38とを含む。ハンドルバー34は、フロントフォーク16に接続されている。ハンドルバー34は、左右方向に延びている。左グリップ35は、筒状の形状を有している。左グリップ35は、ハンドルバー34の左端部に取り付けられている。左操作部37は、ハンドルカバー23と別体である。左操作部37は、ハンドルバー34に取り付けられている。左操作部37は、左グリップ35の内側方に配置されている。右グリップ36は、筒状の形状を有している。右グリップ36は、ハンドルバー34の右端部に取り付けられている。右操作部38は、ハンドルカバー23と別体である。右操作部38は、ハンドルバー34に取り付けられている。右操作部38は、右グリップ36の内側方に配置されている。なお、左操作部37と右操作部38との一方のみが、ハンドルカバー23と別体であり、ハンドルバー34に取り付けられてもよい。その場合、なお、左操作部37と右操作部38との他方は、ハンドルカバー23に取り付けられてもよい。
鞍乗型車両1は、左レバー39と右レバー40とを含む。左レバー39は、左グリップ35及び左操作部37の前方に配置されている。左レバー39は、ハンドル部材17に取り付けられている。左レバー39は、前後に操作可能である。左レバー39は、例えば、クラッチレバーである。右レバー40は、右グリップ36及び右操作部38の前方に配置されている。右レバー40は、ハンドル部材17に取り付けられている。右レバー40は、前後に操作可能である。右レバー40は、例えば、ブレーキレバーである。右レバー40には、マスターシリンダ31が取り付けられている。
図6に示すように、左操作部37及び右操作部38には、運転者が操作可能なスイッチ53−58が配置されている。スイッチ53−58は、例えば、フラッシャスイッチ、ホーンスイッチ、ハイビームとロービームのスイッチ、スタータスイッチ、及びキルスイッチを含む。ハンドル部材17には、左ミラー59と右ミラー60とが取り付けられている。左ミラー59は、左操作部37の内側方に配置されている。右ミラー60は、右操作部38の内側方に配置されている。左ミラー59と右ミラー60とは、ハンドルカバー23から上方に突出している。
ハンドルカバー23は、ハンドルバー34を覆う。ハンドルバー34は、ハンドルカバー23から左方及び右方に突出している。ハンドルカバー23は、左グリップ35と右グリップ36との間に配置されている。ハンドルカバー23は、ハンドルバー34の前方、後方、上方、左方、及び右方に配置されている。詳細には、ハンドルカバー23は、前部231と、後部232と、左側部233と、右側部234とを含む。前部231は、ハンドルの前方に配置される。前部231には、ウインドシールド41が取り付けられる。後部232は、ハンドル部材17の後方に配置される。後部232には、メーターパネル42が取り付けられている。メーターパネル42は、速度計を含む。
左側部233は、前部231と後部232とに接続される。左側部233は、左方へ突出した形状を有する。左側部233は、左開口43を含む。左開口43は、左方を向いている。ハンドル部材17と左レバー39とは、左開口43から左方へ突出している。車両側面視で、左開口43は、前方へ向かって先細りの形状を有している。車両側面視で、左開口43は、左レバー39の可動範囲よりも前方の位置まで延びている。図面においては、左レバー39の最も前方の位置を示している。車両側面視で、左開口43は、左レバー39の最も前方の位置よりも前方の位置まで延びている。
右側部234は、前部231と後部232とに接続される。右側部234は、外側方へ突出した形状を有する。右側部234は、右開口44を含む。右開口44は、右方を向いている。ハンドル部材17と右レバー40とは、右開口44から右方へ突出している。
ハンドルカバー23は、前後に分割された形状を有する。図4に示すように、ハンドルカバー23は、前カバー部材45と後カバー部材46とを含む。前カバー部材45と後カバー部材46とは、互いに別体である。前カバー部材45は、前部231と、左側部233の一部と、右側部234の一部とを含む。後カバー部材46は、後部232と、左側部233の一部と、右側部234の一部とを含む。左開口43は、前カバー部材45の縁と後カバー部材46の縁とによって構成される。右開口44は、前カバー部材45の縁と後カバー部材46の縁とによって構成される。
図7は、第1ヘッドライトユニット51の側面図である。図8は、第1ヘッドライトユニット51の背面図である。図9は、図6におけるIX−IX断面図である。図10は、図6におけるX−X断面図である。図11は、図6におけるXI−XI断面図である。
図7から図11に示すように、第1ヘッドライトユニット51は、クリアカバー65と、ハウジング66と、光源67と、リフレクタ68とを含む。光源67は、例えばLEDである。光源67は、基板69に取り付けられている。或いは、光源67は、バルブであってもよい。リフレクタ68は、湾曲した鏡面を含む。リフレクタ68は、光源67からの光を前方へ反射する。クリアカバー65の少なくとも一部は、リフレクタ68の前方に配置されている。クリアカバー65は、光源67からの光を透過させる。ハウジング66は、クリアカバー65と光源67とリフレクタ68との後方に配置されている。
図12は、ハンドルカバー23の拡大側面図である。図12に示すように、ハウジング66の背面661の一部は、左レバー39よりも前方に位置する。すなわち、車両側面視で、第1ヘッドライトユニット51の背面の一部は、左レバー39よりも前方に位置する。車両側面視で、第1ヘッドライトユニット51の背面の一部は、左開口43と重なる。
図10及び図11に示すように、第1ヘッドライトユニット51は、光軸調整機構71を含む。光軸調整機構71は、第1ヘッドライトユニット51の光軸の向きを調整するための機構である。光軸調整機構71は、リフレクタ68の角度を変更することで、光軸を調整する。光軸調整機構71は、調整部72と、調整ボルト73と、ナット74とを含む。
調整部72は、第1ヘッドライトユニット51の光軸を調整するために、工具によって操作可能である。調整部72は、ハウジング66の背面661に配置されている。ハウジング66の背面661は、凹部662と溝部663とを含む。凹部662と溝部663とは、前方に向かって凹んだ形状を有している。調整部72は、凹部662内に配置されている。溝部663は、凹部662から外側方へ延びている。調整部72は、円盤状の形状を有している。調整部72の側面は、ジグザグ状の形状を有している。調整部72の側面のジグザグ形状に係止させた工具を回転させることで、調整ボルト73の軸線回りに調整部72が回転する。
調整ボルト73は、調整部72に接続されている。調整ボルト73は、調整部72から前方へ延びている。調整ボルト73は、調整部72と一体に回転する。ナット74は、クリアカバー65及びハウジング66の内部に配置されている。ナット74は、調整ボルト73と螺合している。ナット74は、リフレクタ68の上面に接続されている。ナット74は、光源67よりも上方の位置で、リフレクタ68に接続されている。調整部72と調整ボルト73とが回転することで、ナット74が前後に移動する。それにより、リフレクタ68の上部が前後に移動することで、リフレクタ68の角度が変更される。
図12に示すように、調整部72は、左開口43から視認可能な位置に配置される。詳細には、車両側面視で、調整部72は、左開口43を通して視認可能である。車両側面視で、調整部72は、左開口43と重なる位置に配置される。車両側面視で、調整部72は、左レバー39の可動範囲に重ならない位置に配置される。車両側面視で、調整部72は、左レバー39の最も前方の位置よりも前方に位置している。車両側面視で、調整部72は、左レバー39と左開口43の前端431との間に配置されている。車両側面視で、調整部72の一部は、左開口43の前端431と同じ高さに位置する。車両側面視で、左開口43の前端431は、調整部72よりも前方に位置している。
図13は、ハンドルカバー23及び第1ヘッドライトユニット51の背面図である。図13に示すように、左レバー39には、ケーブル75が接続されている。図12に示すように、ケーブル75は、左レバー39からハンドルカバー23内へ延びている。ケーブル75は、例えばクラッチケーブルである。左レバー39の動作に応じて、ケーブル75が押し引きされる。図13に示すように、ケーブル75は、調整部72の上方を通る。ケーブル75は、調整部72よりも内側方の位置で、下方に向かって曲がっている。車両側面視では、調整部72は、ケーブル75と重ならない位置に配置されている。
左操作部37には、ハーネス76が接続されている。ハーネス76は、左操作部37からハンドルカバー23内へ延びている。ハーネス76の少なくとも一部は、ハンドル部材17に沿って配置されている。ハーネス76は、調整部72の下方を通る。車両側面視では、調整部72は、ハーネス76と重ならない位置に配置されている。
以上説明した本実施形態に係る鞍乗型車両1では、調整部72は、ハンドル部材17及び左レバー39が通される左開口43を通して視認可能である。すなわち、ハンドル部材17及び左レバー39を通すための空間を利用して、ツールパスが確保されている。それにより、ハンドルカバー23の大型化を抑えることができる。また、従来の工具を通すための開口と比べて、ハンドル部材17及び左レバー39を通すための左開口43は大きい。そのため、左開口43を通して調整部72を容易に視認することができる。それにより、光軸調整の作業性を向上させることができる。
また、左開口43が大きいので、左開口43を通して調整部72を見て調整しながら、光軸を確認することができる。そのため、光軸調整の作業性をさらに向上させることができる。例えば、ハンドル部材17が中央位置に配置された状態で、工具で調整部72を調整しながら、第1ヘッドライトユニット51の光軸を調整することができる。そのため、光軸調整における工程数を削減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
鞍乗型車両1は、モペッドに限らず、スクータなどの他の種類の車両であってもよい。鞍乗型車両1の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、鞍乗型車両1は、シート5の前方にフラットフートボードを備えるものであってもよい。フラットフードボードは、鞍乗型車両1の左右方向に亘って平坦な形状であってもよい。
前輪の数は、1つに限らず、1つより多くてもよい。後輪の数は、1つに限らず、1つより多くてもよい。車体フレーム2の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、メインフレーム12の形状が変更されてもよい。左レバー39は、クラッチレバーに限らず、ブレーキレバーなどの他のレバーであってもよい。第2ヘッドライトは省略されてもよい。
ハンドルカバー23の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、ハンドルカバー23の分割位置は変更されてもよい。左開口43の位置、或いは形状が変更されてもよい。ハンドル部材17と左レバー39との一方のみが、左開口43から突出していてもよい。例えば、ハンドル部材17が左開口43から突出し、左レバー39は左開口43とは別の開口から突出していてもよい。或いは、左レバー39が左開口43から突出し、ハンドル部材17は左開口43とは別の開口から突出していてもよい。
第1ヘッドライトユニット51の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、調整部72の位置、或いは形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。調整部72は、右開口44を通して視認可能な位置に配置されてもよい。
調整部72は、真横からに限らず、真横に対して傾斜した斜め方向から見て、左開口43を通して視認可能な位置に配置されてもよい。例えば、調整部72は、真横に対して上方に傾斜した方向から見て、左開口43を通して視認可能な位置に配置されてもよい。この場合、図14に示すように、調整部72は、左開口43よりも下方に位置してもよい。調整部72は、車両側面視で、ハンドルカバー23と重なっていてもよい。このような場合であっても、調整部72は、真横に対して上方に傾斜した方向から見て、左開口43を通して視認されることができる。或いは、調整部72は、真横に対して下方に傾斜した方向から見て、左開口43を通して視認可能な位置に配置されてもよい。或いは、調整部72は、真横に対して前方に傾斜した方向から見て、左開口43を通して視認可能な位置に配置されてもよい。或いは、調整部72は、真横に対して後方に傾斜した方向から見て、左開口43を通して視認可能な位置に配置されてもよい。
本発明によれば、鞍乗型車両において、ハンドルカバーの大型化を抑えながら、光軸調整の作業性を向上させることができる。
11・・・ヘッドパイプ, 16・・・フロントフォーク, 21・・・フロントカバー, 22・・・レッグシールド, 4・・・前輪, 17・・・ハンドル部材, 39・・・左レバー, 231・・・前部, 232・・・後部, 233・・・左側部, 23・・・ハンドルカバー, 51・・・第1ヘッドライトユニット, 43・・・左開口, 72・・・調整部, 53−58・・・スイッチ, 34・・・ハンドルバー, 35・・・左グリップ, 37・・・左操作部, 75・・・ケーブル, 76・・・ハーネス, 67・・・光源, 68・・・リフレクタ, 73・・・調整ボルト, 74・・・ナット

Claims (11)

  1. ヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプに回転可能に支持されるフロントフォークと、
    前記ヘッドパイプの前方に配置されるフロントカバーと、
    前記フロントカバーの後方に配置されるレッグシールドと、
    前記フロントフォークに回転可能に支持される前輪と、
    前記フロントフォークに接続されたハンドル部材と、
    前記ハンドル部材に取り付けられたレバーと、
    前記ハンドル部材の前方に配置される前部と、前記ハンドル部材の後方に配置される後部と、前記前部と前記後部とを接続する側部とを含み、前記ハンドル部材と共に回動するハンドルカバーと、
    前記ハンドルカバーに設けられるヘッドライトユニットと、
    を備え、
    前記ハンドルカバーの前記側部は開口を含み。
    前記ハンドル部材、及び、又は、前記レバーは、前記開口から突出しており、
    前記ヘッドライトユニットは、前記ヘッドライトユニットの光軸を調整するために操作可能な調整部を含み、
    前記調整部は、前記開口から視認可能な位置に配置される、
    鞍乗型車両。
  2. 車両側面視で、前記調整部は、前記開口と重なる位置に配置される、
    請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記レバーは、前記開口から突出しており、
    車両側面視で、前記調整部は、前記レバーの可動範囲に重ならない位置に配置される、
    請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 車両側面視で、前記調整部は、前記開口を通して視認可能である、
    請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  5. 運転者が操作可能なスイッチをさらに備え、
    前記ハンドル部材は、
    ハンドルバーと、
    前記ハンドルバーに取り付けられるグリップと、
    前記グリップの側方に配置され、前記ハンドルバーに取り付けられる操作部と、
    を含み、
    前記スイッチは、前記操作部に配置されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  6. 前記レバーから前記ハンドルカバー内へ延びるケーブルをさらに備え、
    前記ケーブルは、前記調整部の上方を通る、
    請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  7. 前記ケーブルは、前記調整部よりも内側方の位置で、下方に向かって曲がっている、
    請求項6に記載の鞍乗型車両。
  8. 少なくとも一部が前記ハンドル部材に沿って配置されるハーネスをさらに備え、
    前記ハーネスは、前記調整部の下方を通る、
    請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  9. 前記調整部は、前記ヘッドライトユニットの背面に配置され、
    車両側面視で、前記ヘッドライトユニットの背面の少なくとも一部は、前記レバーよりも前方に位置する、
    請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  10. 前記ヘッドライトユニットは、
    光源と、
    前記光源からの光を前方へ向かって反射するリフレクタと、
    前記調整部から前方へ延びる調整ボルトと、
    前記調整ボルトと螺合するナットと、
    を含み、
    前記ナットは、前記リフレクタの上面に接続されている、
    請求項1から9のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  11. 車両側面視で、前記開口は、前方へ向かって先細りの形状を有し、
    前記調整部の一部は、前記開口の前端と同じ高さに位置する、
    請求項1から10のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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