JP2021030797A - スクータ型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、スクータ型車両において、車両の大型化を抑えながら、ポジションライトによる車両の識別性を確保することにある。【解決手段】スクリーン(27)の上端は、ハンドルカバー(21)の上端よりも上方に位置する。スクリーン(27)は、開口(33)を含む。ポジションライト(32)は、開口(33)に配置される。ポジションライト(32)は、光源(36)と、レンズ(42)と、補助カバー(35)とを含む。レンズ(42)は、光源(36)からの光を透過する。補助カバー(35)は、不透明であり、レンズ(42)とスクリーン(27)との間に配置される。レンズ(42)の外面は、上下方向よりも左右方向に長い。【選択図】図3
Description
本発明は、スクータ型車両に関する。
スクータ型車両には、ヘッドライトとポジションライトとを備えるものがある。例えば、特許文献1のスクータ型車両では、フロントカバーにヘッドライトとポジションライトとが配置されている。
スクータ型車両は、他の種類の鞍乗型車両と比べて、大きなフロントカバーを有している。そのため、ポジションライトがフロントカバーに配置されるスクータ型車両では、ポジションライトの大きな発光面積を容易に確保することができる。しかし、ヘッドライトとポジションライトとの距離が小さいため、ポジションライトの光が、ヘッドライトの光と干渉しやすい。そのため、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性が低下する虞がある。
上述した特許文献1では、ヘッドライトとポジションライトとの間に、補助カバーが配置されている。補助カバーにより、ヘッドライトの光との干渉を抑制することができる。それにより、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性が向上する。しかし、フロントカバーに補助カバーが設けられることで、車両が大型化してしまう。
本発明の目的は、スクータ型車両において、車両の大型化を抑えながら、ポジションライトによる車両の識別性を確保することにある。
本発明の発明者らは、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性を向上するために、フロントカバーでのレイアウトの工夫を試みた。例えば、発明者らは、ポジションライトとヘッドライトとの位置を大きく離すことを検討した。また、発明者らは、ポジションライトの発光面積を拡大することを検討した。しかし、この場合、フロントカバーの大型化を抑制することは難しい。そのため、発明者らは、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性を向上させるために、ポジションライトをハンドルカバーに配置することを検討した。
しかし、スクータ型車両では、ハンドルカバーはフロントカバーに比べて小さい。従って、ハンドルカバーでは、ポジションライトを配置するスペースが小さく、大きな発光面積を確保することは難しい。また、ハンドルカバーの前方には、透光性を有するスクリーンが配置される。そのため、スクリーンを考慮した配置の工夫が必要となる。
そこで、発明者らは、スクリーンの導風機能を確保するため、スクリーンの後方にポジションライトを配置し、スクリーンがポジションライトを前方から覆うような構成を検討した。しかし、この場合、ポジションライトの発光面積を確保しづらい。また、ポジションライトの光がスクリーンで拡散し、ポジションライトの光の輪郭がぼやけてしまう。そのため、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性を確保することは、さらに難しい。
そこで、発明者らは、鋭意検討の末、ポジションライトの光の形に着目した。発明者らは、ポジションライトの光の形をデザインすることによって、ポジションライトの発光面積が小さくても、スク―タ型車両の識別性を確保できることを見出した。さらに、ポジションライトの光の形をデザインする手法によって、同時にウインドスクリーンの導風機能も維持することができることを、発明者らは見出した。鋭意検討に基づく発明の構成は、以下の通りである。
一態様に係るスクータ型車両は、フロントカバーと、ヘッドライトと、ハンドルと、ハンドルカバーと、スクリーンと、ポジションライトとを含む。ヘッドライトは、フロントカバーに配置される。ハンドルは、フロントカバーに対して回転可能に配置される。ハンドルカバーは、フロントカバーよりも上方に位置する。ハンドルカバーは、ハンドルと共に回転可能である。スクリーンは、ハンドルカバーに取り付けられる。スクリーンは、ハンドルカバーの前方に配置される。スクリーンは、透光性を有する。ポジションライトは、ハンドルと共に回転可能である。
スクリーンの上端は、ハンドルカバーの上端よりも上方に位置する。スクリーンは、開口を含む。ポジションライトは、開口に配置される。ポジションライトは、光源と、レンズと、補助カバーとを含む。レンズは、光源からの光を透過する。補助カバーは、不透明であり、レンズとスクリーンとの間に配置される。レンズの外面は、上下方向よりも左右方向に長い。
本態様に係るスクータ型車両では、ポジションライトはスクリーンの開口に配置されている。従って、ポジションライトがフロントカバーに配置される場合と比べて、車両の大型化を抑えることができる。また、ポジションライトは、ハンドルと共に回転する。そのため、ハンドルカバーにおけるスペースの制約によりポジションライトが左右方向に小さくても、車両の進行方向でのポジションライトによるスク―タ型車両の識別性を向上することができる。
ポジションライトは、スクリーンの開口に配置される。そのため、スクリーンがポジションライトの前方に配置される場合と比べて、ポジションライトの光の輪郭がぼやけることが防止される。それにより、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性を向上することができる。
さらに、不透明な補助カバーが、レンズとスクリーンとの間に配置されることで、ポジションライトの光の形がより一層、明確になる。それにより、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性を向上することができる。特に、ポジションライトのレンズの外面は、上下方向よりも左右方向に長い形状を有している。そのため、スク―タ型車両を識別することが容易にできる。
レンズの外面と補助カバーの外面とは、スクリーンの外面に沿って配置されてもよい。この場合、スクリーンの導風効果を維持することができる。
スクリーンと補助カバーとの間には凹状の溝が設けられてもよい。この場合、溝によって雨水が流れ落ちやすい。
レンズは、下方に向かって先細りの形状を有してもよい。この場合、レンズの形状によって、雨水が流れ落ちやすい。
レンズとスクリーンとは、上方に向かって幅が広くなる形状を有してもよい。この場合、ポジションライトの発光面積を大きくすることができる。
ポジションライトは、ハンドルカバーから前方に突出してもよい。この場合、ポジションライトによるスク―タ型車両の識別性をさらに向上することができる。
スクータ型車両は、ハンドルカバーに取り付けられたメータユニットをさらに含んでもよい。メータユニットの上面に垂直な方向から見て、レンズと補助カバーとスクリーンとが視認可能であってもよい。この場合、ポジションライトによる鞍乗型車両の識別性をさらに向上することができる。
フロントカバーは、ライセンスプレート用の取付部を含んでもよい。この場合、ポジションライトがスクリーンに配置されることで、フロントカバーにライセンスプレート用のスペースを確保することができる。
ポジションライトは、補助カバーに取り付けられてもよい。この場合、ポジションライトの取付が容易になる。
レンズの下端は、スクリーンの下端よりも上方に位置してもよい。この場合、ポジションライトによる鞍乗型車両の識別性をさらに向上することができる。
補助カバーは、開口を含んでもよい。レンズは、補助カバーの開口に配置されてもよい。この場合、ポジションライトの取付が容易になる。
補助カバーは、レンズの全周を囲んでもよい。この場合、ポジションライトによる鞍乗型車両の識別性をさらに向上することができる。
補助カバーの上端は、ハンドルカバーの上端よりも下方に位置してもよい。この場合、シールドを通した視界が、補助カバーによって狭められることを防止できる。
本発明によれば、スクータ型車両において、車両の大型化を抑えながら、ポジションライトによる車両の識別性を確保することができる。
以下、実施形態に係るスクータ型車両について図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係るスクータ型車両1の側面図である。スクータ型車両1は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、前輪4と、シート5と、パワーユニット6と、後輪7とを含む。なお、以下の説明において、前後左右の方向は、シート5に着座した運転者から視たときの方向をいうものとする。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、ダウンフレーム12と、ロアフレーム13と、リアフレーム14とを含む。ヘッドパイプ11は、前方且つ下方に延びている。ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から下方に延びている。ロアフレーム13は、ダウンフレーム12の下部から後方へ延びている。リアフレーム14は、ダウンフレーム12の後部から、後方且つ上方に延びている。
ステアリング装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。ステアリング装置3は、前輪4を回転可能に支持している。ステアリング装置3は、ステアリングシャフト15と、フロントフォーク16と、ハンドル17とを含む。ステアリングシャフト15は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。フロントフォーク16は、ステアリングシャフト15の下部に接続されている。フロントフォーク16は、前輪4を回転可能に支持している。ハンドル17は、ステアリングシャフト15の上部に接続されている。
シート5は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。シート5は、リアフレーム14の上方に配置されている。パワーユニット6は、シート5の下方に配置されている。パワーユニット6は、例えば内燃エンジンを含む。或いは、パワーユニット6は、電動モータを含んでもよい。後輪7は、パワーユニット6に回転可能に支持されている。
スクータ型車両1は、フロントカバー21と、リアカバー22と、フートボード23とを含む。フロントカバー21は、ヘッドパイプ11を覆う。フロントカバー21は、車両正面視でヘッドパイプ11と重なる。フロントカバー21は、ライセンスプレート用の取付部24を含む。フロントカバー21には、ヘッドライト25が配置されている。リアカバー22は、シート5の下方に配置されている。リアカバー22は、リアフレーム14を側方から覆う。フートボード23は、フロントカバー21とリアカバー22との間に配置されている。フートボード23は、シート5の前方且つ下方に配置されている。フートボード23は、スクータ型車両1のライダーが足を置く部分である。フートボード23は、平坦な形状を有している。或いは、フートボード23は、上方に突出したセンタートンネル部を含んでもよい。
スクータ型車両1は、ハンドルカバー26とスクリーン27とを含む。ハンドルカバー26は、ハンドル17の一部を覆う。ハンドルカバー26は、フロントカバー21よりも上方に位置している。ハンドルカバー26は、ヘッドパイプ11よりも上方に位置している。ハンドルカバー26は、ハンドル17と共に、フロントカバー21に対して回転可能である。図2は、スクータ型車両1の正面図である。図2に示すように、ハンドルカバー26には、左右のフラッシャ28,29が配置されている。ただし、左右のフラッシャ28,29の配置は変更されてもよい。例えば、左右のフラッシャ28,29は、フロントカバー21に配置されてもよい。
図3は、ハンドルカバー26及びスクリーン27の正面図である。図4は、図3におけるIV−IV断面図である。図4に示すように、ハンドルカバー26には、メータユニット31が取り付けられている。メータユニット31は、例えば速度計を含む。メータユニット31は、ハンドルカバー26の上面に配置されている。図5は、メータユニット31の上面に垂直な方向から見たハンドルカバー26及びスクリーン27を示す図である。
スクリーン27は、ハンドルカバー26に取り付けられている。スクリーン27は、ハンドル17と共に、フロントカバー21に対して回転可能である。スクリーン27は、透光性を有する。スクリーン27は、例えば樹脂製である。スクリーン27は、ハンドルカバー26の前方に配置されている。スクリーン27は、車両正面視で、下方に向かって先細りの形状を有している。図2に示すように、スクリーン27は、車幅方向において、フロントカバー21よりも小さい。スクリーン27は、車幅方向において、ハンドルカバー26よりも小さい。
図3に示すように、スクリーン27の上端271は、車両正面視で、ハンドルカバー26の上端261よりも上方に位置している。スクリーン27の下端272は、車両正面視で、ハンドルカバー26の下端262よりも上方に位置している。スクリーン27の下端272は、車両正面視で、フロントカバー21よりも上方に位置している。スクリーン27は、左側縁273と右側縁274とを含む。左側縁273は、車両正面視で、上方且つ左方に向かって傾斜している。右側縁274は、車両正面視で、上方且つ右方に向かって傾斜している。スクリーン27は、上縁275と下縁276とを含む。上縁275は、上方に向かって凸に湾曲した形状を有する。下縁276は、下方に向かって凸に湾曲した形状を有する。図4及び図5に示すように、スクリーン27は、メータユニット31の前方に配置されている。図4に示すように、スクリーン27の上端271は、メータユニット31よりも上方に位置している。
スクータ型車両1は、ポジションライト32を含む。ポジションライト32は、スクリーン27に配置されており、ハンドル17と共にフロントカバー21に対して回転可能である。図6は、ポジションライト32と、スクリーン27と、ハンドルカバー26との分解斜視図である。図6に示すように、スクリーン27は、開口33を含む。開口33は、ポジションライト32の外形に合う形状を有する。ポジションライト32は、開口33に配置されている。
ポジションライト32は、ライトユニット34と補助カバー35とを含む。ライトユニット34は、補助カバー35に取り付けられる。図7は、ライトユニット34の分解斜視図である。図7に示すように、ライトユニット34は、光源36と、アウター部材37と、インナー部材38と、ハウジング39とを含む。光源36は、基板41に取り付けられている。光源36は、例えば、発光ダイオードである。ただし、光源36は、バルブなどの他の光源であってもよい。図面においては、光源36の一部のみに符号が付されており、他の光源36の符号は省略されている。なお、光源36の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
アウター部材37は、透光性を有する。アウター部材37は、例えば樹脂製である。アウター部材37は、光源36からの光を透過する。アウター部材37は、レンズ42と縁部43とを含む。レンズ42は、縁部43から突出している。レンズ42は、外部に露出する。図3に示すように、レンズ42の外面は、上下方向よりも左右方向に長い。レンズ42は、下方に向かって先細りの形状を有する。レンズ42とスクリーン27とは、上方に向かって幅が広くなる形状を有する。
レンズ42は、第1部分44と、第2部分45と、第3部分46とを含む。第1部分44は、車両正面視で上下方向に延びている。第2部分45は、車両正面視で、第1部分44の上端から左方且つ上方に延びている。第3部分46は、車両正面視で、第1部分44の上端から右方且つ上方に延びている。
レンズ42の下端421は、車両正面視で、スクリーン27の下端272よりも上方に位置する。レンズ42の下端421は、車両正面視で、ハンドルカバー26の下端262よりも上方に位置する。レンズ42の下端421は、車両正面視で、左右のフラッシャ28,29よりも上方に位置する。レンズ42の上端422は、車両正面視で、スクリーン27の上端271よりも下方に位置する。レンズ42の上端422は、車両正面視で、ハンドルカバー26の上端261よりも下方に位置する。
図7に示すインナー部材38は、透光性を有する。インナー部材38は、例えば樹脂製である。インナー部材38は、光源36からの光を透過する。インナー部材38は、アウター部材37とハウジング39との間に配置される。インナー部材38は、アウター部材37と光源36との間に配置される。ハウジング39は、不透明である。ハウジング39は、例えば樹脂製である。ハウジング39は、光源36を収容する。アウター部材37とインナー部材38と基板41とは、ハウジング39に取り付けられる。
ハウジング39は、補助カバー35に取り付けられる。図7に示すように、ハウジング39は、本体部47と、第1取付部48と、第2取付部49とを含む。第1取付部48は、本体部47から上方に突出している。第2取付部49は、本体部47から下方に突出している。第1取付部48と第2取付部49とは、ネジなどの取付部材によって、補助カバー35に取り付けられる。それにより、ポジションライト32は、補助カバー35に取り付けられる。
図4及び図6に示すように、ハンドルカバー26は、開口51を含む。ハウジング39の一部は、ハンドルカバー26の開口51に配置される。ライトユニット34に接続される配線は、開口51に通される。図4に示すように、ポジションライト32は、ハンドルカバー26から前方に突出している。
ポジションライト32は、ハンドルカバー26に取り付けられる。図6に示すように、ハンドルカバー26は、ポジションライト32用の取付部52−54を含む。ハウジング39は、ネジなどの取付部材によって、ポジションライト32用の取付部52−54に取り付けられる。ハンドルカバー26は、スクリーン27用の取付部55,56を含む。スクリーン27は、ネジなどの取付部材によって、スクリーン27用の取付部55,56に取り付けられる。
補助カバー35は、レンズ42とスクリーン27との間に配置される。補助カバー35は、レンズ42の外縁と、スクリーン27の開口33の縁との間に配置される。補助カバー35は、不透明である。補助カバー35は、例えば樹脂製である。補助カバー35は、スクリーン27の開口33に合う外形を有する。補助カバー35は、スクリーン27の開口33に配置されている。スクリーン27は、補助カバー35の全周を囲む。図3及び図4に示すように、スクリーン27と補助カバー35との間には凹状の溝57が設けられている。溝57は、補助カバー35の全周に沿って設けられている。
図3に示すように、補助カバー35は、左側縁351と右側縁352とを含む。左側縁351は、車両正面視で、上方且つ左方に傾斜している。右側縁352は、車両正面視で、上方且つ右方に傾斜している。補助カバー35は、上縁353と下縁354とを含む。上縁353は、上方に凸に湾曲した形状を有する。下縁354は、下方に凸に湾曲した形状を有する。補助カバー35の上端355は、車両正面視で、ハンドルカバー26の上端261よりも下方に位置する。補助カバー35の上端355は、車両正面視で、スクリーン27の上端271よりも下方に位置する。補助カバー35の上端355は、車両正面視で、メータユニット31の上端よりも下方に位置する。補助カバー35の下端356は、車両正面視で、スクリーン27の下端272よりも上方に位置する。
図6に示すように、補助カバー35は、開口58を含む。補助カバー35の開口58は、レンズ42の外形に合う形状を有する。レンズ42は、補助カバー35の開口58に配置されている。補助カバー35は、レンズ42の全周を囲む。
図3に示すように、補助カバー35の表面は、凸状の複数の溝61−63を含む。複数の溝61−63は、第1溝61と、第2溝62と、第3溝63とを含む。第1溝61は、レンズ42の第1部分44から下方に延びている。第2溝62は、レンズ42の第2部分45から、上方に延びている。第3溝63は、レンズ42の第3部分46から上方に延びている。
図4に示すように、レンズ42の外面と補助カバー35の外面とは、スクリーン27の外面に沿って配置される。なお、“沿う”とは、ある要素が他の要素に対して、所定距離を維持した状態を保つことを意味する。レンズ42の外面は、補助カバー35の外面と面一である。補助カバー35の外面は、スクリーン27の外面と面一である。なお、“面一である”とは、ある要素と他の要素とが完全に平坦であることに限らず、所定範囲内で位置の違いがあってもよい。
車両側面視で、スクリーン27は、上方且つ後方に向かって傾斜している。車両側面視で、補助カバー35は、上方且つ後方に向かって傾斜している。車両側面視で、レンズ42は、上方且つ後方に向かって傾斜している。すなわち、車両側面視で、スクリーン27と補助カバー35とレンズ42とは、共に上方且つ後方に向かって傾斜している。ただし、スクリーン27と補助カバー35とレンズ42との傾斜角度は異なってもよい。
図5に示すように、メータユニット31の上面に垂直な方向から見て、レンズ42と補助カバー35とスクリーン27とが視認可能である。メータユニット31の上面に垂直な方向から見て、レンズ42の第2部分45と第3部分46とが視認可能である。メータユニット31の上面に垂直な方向から見て、レンズ42の第1部分44の少なくとも一部が視認可能である。メータユニット31の上面に垂直な方向から見て、補助カバー35の上縁353が視認可能である。メータユニット31の上面に垂直な方向から見て、補助カバー35の左側縁351と右側縁352との少なくとも一部が視認可能である。
以上説明した本実施形態に係るスクータ型車両1では、ポジションライト32はスクリーン27の開口33に配置されている。従って、ポジションライト32がフロントカバー21に配置される場合と比べて、スクータ型車両1の大型化を抑えることができる。また、ポジションライト32は、ハンドル17と共に回転する。そのため、ハンドルカバー26におけるスペースの制約によりポジションライト32が左右方向に小さくても、車両の進行方向でのポジションライト32によるスクータ型車両1の識別性を向上することができる。
ポジションライト32は、スクリーン27の開口33に配置される。そのため、スクリーン27がポジションライト32の前方に配置される場合と比べて、ポジションライト32の光の輪郭がぼやけることが防止される。それにより、ポジションライト32によるスクータ型車両1の識別性を向上することができる。
さらに、不透明な補助カバー35が、レンズ42とスクリーン27との間に配置されることで、ポジションライト32の光の形がより一層、明確になる。例えば、図8は、本実施形態に係る発光時のポジションライト32の正面図である。図9は、比較例に係る発光時のポジションライトの正面図である。比較例に係るポジションライトは、不透明な補助カバーを有していない。そのため、レンズからの光の一部がスクリーンに漏れる。それに対して、本実施形態に係るポジションライト32では、不透明な補助カバー35によって光の漏れが抑えられることで、ポジションライト32の光の形が明確になる。それにより、ポジションライト32によるスクータ型車両1の識別性を向上することができる。特に、ポジションライト32のレンズ42の外面は、上下方向よりも左右方向に長い形状を有している。そのため、スクータ型車両1を識別することが容易にできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
スクータ型車両の前輪の数は1つに限らず、1つより多くてもよい。スクータ型車両の後輪の数は1つに限らず、1つより多くてもよい。フロントカバー21、ハンドルカバー26、スクリーン27、或いはポジションライト32の形状、及び/又は、配置は変更されてもよい。
スクリーン27の開口33の形状は変更されてもよい。例えば、開口33が、スクリーン27の外縁とつながっていてもよい。スクリーン27は、ポジションライト32の全周に限らず、一部のみを囲んでもよい。
ポジションライト32のレンズ42或いは補助カバー35の形状、及び/又は、配置は変更されてもよい。補助カバー35の開口58の形状は変更されてもよい。例えば、開口58が、補助カバー35の外縁とつながっていてもよい。補助カバー35は、レンズ42の全周に限らず、一部のみを囲んでもよい。インナー部材38は、省略されてもよい。
「接続されている」とは、直接的な接続に限らず、間接的な接続を含んでもよい。「接続」とは、別体の部材が互いに固定されていることに限らず、一体の部材において複数の部分が連続していることを含んでもよい。
「前後、左右、或いは上下に延びる」は、完全な前後、左右、或いは上下の方向に延びていることに限らず、それらの方向に対してなす角度のうち小さい方の角度が45°以下であってもよい。すなわち、「前後、左右、或いは上下に延びる」は、完全な前後、左右、或いは上下の方向に対して傾斜した方向に延びる場合を含んでもよい。
本発明によれば、スクータ型車両において、車両の大型化を抑えながら、ポジションライトによる車両の識別性を確保することができる。
17 ハンドル
21 フロントカバー
24 ライセンスプレート用の取付部
25 ヘッドライト
26 ハンドルカバー
27 スクリーン
31 メータユニット
32 ポジションライト
33 スクリーンの開口
35 補助カバー
36 光源
42 レンズ
57 溝
58 補助カバーの開口
21 フロントカバー
24 ライセンスプレート用の取付部
25 ヘッドライト
26 ハンドルカバー
27 スクリーン
31 メータユニット
32 ポジションライト
33 スクリーンの開口
35 補助カバー
36 光源
42 レンズ
57 溝
58 補助カバーの開口
Claims (13)
- フロントカバーと、
前記フロントカバーに配置されたヘッドライトと、
前記フロントカバーに対して回転可能に配置されたハンドルと、
前記フロントカバーよりも上方に位置し、前記ハンドルと共に回転可能なハンドルカバーと、
前記ハンドルカバーに取り付けられ、前記ハンドルカバーの前方に配置され、透光性を有するスクリーンと、
前記ハンドルと共に回転可能なポジションライトと、
を備え、
前記スクリーンの上端は、前記ハンドルカバーの上端よりも上方に位置し、
前記スクリーンは、開口を含み、
前記ポジションライトは、前記開口に配置され、
前記ポジションライトは、
光源と、
前記光源からの光を透過するレンズと、
前記レンズと前記スクリーンとの間に配置される不透明な補助カバーと、
を含み、
前記レンズの外面は、上下方向よりも左右方向に長い、
スクータ型車両。 - 前記レンズの外面と前記補助カバーの外面とは、前記スクリーンの外面に沿って配置される、
請求項1に記載のスクータ型車両。 - 前記スクリーンと前記補助カバーとの間には凹状の溝が設けられる、
請求項1又は2に記載のスクータ型車両。 - 前記レンズは、下方に向かって先細りの形状を有する、
請求項1から3のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記レンズと前記スクリーンとは、上方に向かって幅が広くなる形状を有する、
請求項1から4のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記ポジションライトは、前記ハンドルカバーから前方に突出している、
請求項1から5のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記ハンドルカバーに取り付けられたメータユニットをさらに備え、
前記メータユニットの上面に垂直な方向から見て、前記レンズと前記補助カバーと前記スクリーンとが視認可能である、
請求項1から6のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記フロントカバーは、ライセンスプレート用の取付部を含む、
請求項1から7のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記ポジションライトは、前記補助カバーに取り付けられる、
請求項1から8のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記レンズの下端は、前記スクリーンの下端よりも上方に位置する、
請求項1から9のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記補助カバーは、開口を含み、
前記レンズは、前記補助カバーの前記開口に配置される、
請求項1から10のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記補助カバーは、前記レンズの全周を囲む、
請求項1から11のいずれかに記載のスクータ型車両。 - 前記補助カバーの上端は、前記ハンドルカバーの上端よりも下方に位置する、
請求項1から12のいずれかに記載のスクータ型車両。
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JP2019150940A JP2021030797A (ja) | 2019-08-21 | 2019-08-21 | スクータ型車両 |
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