JP2015227105A - 方向指示灯を備えるミラー装置およびそのミラー装置を備える鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制しつつ高い剛性および高い防水性能を得ることが可能な、方向指示灯を備えるミラー装置およびそのミラー装置を備える鞍乗型車両を提供する。【解決手段】ミラー部41およびフラッシャ部42を保持する保持部材43に支持部材44の一端部44aが連結される。支持部材44の他端部44bが可動保持機構45により回転可能に車両本体に取り付けられる。支持部材44は一端部44aから他端部44bまで延びる内部通路44pを有する。かしめピン50のフランジ50fが支持部材44の他端部44bとピン固定部材51との間に位置しかつピン固定部材51とかしめピン50の下端との間でかしめピン50の外周部を取り囲むように車体固定部材52が配置された状態でかしめピン50の下端がかしめられる。フラッシャ部42の配線42Wが内部通路44pおよびかしめピン50の貫通路50aを通して車両本体に導かれる。【選択図】図8

Description

本発明は、方向指示灯を備えるミラー装置およびそのミラー装置を備える鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両に設けられる後方視認用のミラー装置として、方向指示灯とミラーとが一体的に設けられた構成が知られている。例えば、特許文献1には、取り付けプレートを介して自動二輪車のカウルに取り付けられるウィンカ一体型バックミラーが記載されている。そのウィンカ一体型バックミラーは、前側ハウジング、後側ハウジング、ウィンカ装置およびミラー部を備える。
前側ハウジングはウィンカ収納部とカバー部とが一体的に形成された構成を有する。後側ハウジングはミラー部収納部と取付ステー部とが一体的に形成された構成を有する。ウィンカ装置が前側ハウジングに収納され、ミラー部が後側ハウジングに収納される。
前側ハウジングおよび後側ハウジングの各々には互いに係合可能な複数の係止孔および複数の係止爪が形成されている。複数の係止孔および複数の係止爪が噛み合うことにより、前側ハウジングと後側ハウジングとが係合し、一体型バックミラーのハウジングが構成される。
ウィンカ装置はウィンカバルブおよびソケットを含む。ソケットには配線が接続される。ウィンカ装置のソケットに接続される配線は、前側ハウジングのカバー部と後側ハウジングの取付ステー部との間の空間を通して取付プレートに導かれる。
上記の特許文献1のウィンカ一体型バックミラーにおいては、ボルトおよびビス等の締結部材の点数を削減するために、前側ハウジングと後側ハウジングとが複数の係止孔と複数の係止爪との係合により接合される。
特許第5004012号公報
しかしながら、複数の係止孔と複数の係止爪との係合によると、前側ハウジングと後側ハウジングとが強固に接合されない。そのため、ハウジングの剛性を確保することが困難である。カバー部および取付ステー部によりウィンカ装置およびミラー部が支持される。したがって、カバー部および取付ステー部により構成される支持部には特に高い剛性が求められる。
また、前側ハウジングと後側ハウジングとの境界の隙間からハウジング内部に雨水または泥水が浸入しやすい。前側ハウジングのカバー部と後側ハウジングの取付ステー部との間の空間には配線が設けられる。そのため、カバー部および取付ステー部により構成される支持部には高い防水性能が求められる。
本発明の目的は、部品点数の増加を抑制しつつ高い剛性および高い防水性能を得ることが可能な、方向指示灯を備えるミラー装置およびそのミラー装置を備える鞍乗型車両を提供することである。
(1)第1の発明に係るミラー装置は、ヘッドパイプとヘッドパイプの前方に設けられるフロントカウルとを備える車両本体に取り付けられるミラー装置であって、配線を有する方向指示灯と、後方視認用のミラーと、方向指示灯およびミラーを一体的に保持する保持部材と、保持部材に連結される第1の端部、および第2の端部を有する支持部材と、支持部材の第2の端部を回転可能に車両本体に保持するための保持機構とを備え、支持部材は、第1の端部から第2の端部まで延びる内部通路を有するように一体的に形成され、保持機構は、第3の端部および第4の端部を有し、第3の端部から第4の端部に貫通する貫通路を有するとともに第3の端部にフランジを有するかしめ部材と、かしめ部材が挿入される第1の孔を有する第1の固定部材と、かしめ部材が挿入される第2の孔を有し、フロントカウルに固定可能に構成される第2の固定部材とを含み、かしめ部材のフランジは、支持部材の内部通路とかしめ部材の貫通路とが連通するように支持部材の第2の端部と第1の固定部材との間に配置され、第1の固定部材は、かしめ部材のフランジが支持部材の第2の端部と第1の固定部材との間に位置する状態で、支持部材の第2の端部に組み付けられ、かしめ部材の第4の端部は、第2の固定部材が第1の固定部材とかしめ部材の第4の端部との間に位置する状態で、第1の固定部材と第2の固定部材とが互いにかしめ部材の軸周りで回転可能となるようにかしめられ、方向指示灯の配線は、支持部材の第1の端部から内部通路内およびかしめ部材の貫通路内を経由してかしめ部材の第4の端部に導かれる。
そのミラー装置においては、方向指示灯およびミラーを保持する保持部材に支持部材の第1の端部が連結され、支持部材の第2の端部が保持機構により回転可能に車両本体に保持される。それにより、方向指示灯およびミラーが、支持部材により車両本体に対して回転可能に支持される。
支持部材が第1の端部から第2の端部まで延びる内部通路を有するように一体的に形成されるので、支持部材において方向指示灯およびミラーを支持するための高い剛性を得ることが可能である。また、支持部材が単一の部材により形成されるので、部品点数の増加が抑制される。さらに、支持部材が複数の部材の接合による境界を有しないので、配線が通る内部通路内に雨水または泥水が浸入することが防止される。したがって、支持部材の防水性が確保される。
保持機構においては、かしめ部材のフランジが支持部材の第2の端部と第1の固定部材との間に位置する状態で、第1の固定部材が支持部材の第2の端部に組み付けられる。また、第1の固定部材とかしめ部材の第4の端部との間に第2の固定部材が位置する状態でかしめ部材の第4の端部がかしめられる。
それにより、支持部材にボルト等の締結部材の取り付け用孔を形成することなく、第2の固定部材を支持部材の第2の端部に回転可能に組み付けることができる。したがって、取り付け用孔を塞ぐためのキャップが不要となるため、部品点数の増加が抑制される。また、取り付け用孔およびキャップの輪郭が支持部材の外表面上に現れない。したがって、支持部材のデザインが良好となる。さらに、組み立てが容易である。
さらに、方向指示灯の配線が支持部材の第2の端部からかしめ部材の貫通孔を経由して車両本体に導かれるので、支持部材が回転する際に配線が引っ張られることがない。そのため、配線の損傷が防止される。
また、方向指示灯の配線が支持部材の第2の端部からかしめ部材の貫通孔を経由して車両本体に導かれることにより、第2の端部と車両本体との間で配線が露出することが防止される。したがって、第2の端部近傍における車両の外観のデザインが良好となる。
(2)支持部材は金属により形成され、保持部材は樹脂により形成されてもよい。
支持部材が金属により形成されることにより、支持部材においては方向指示灯およびミラーを支持するための高い剛性を得ることが可能である。また、保持部材が樹脂により形成されることにより、支持部材により支持される部材の重量が増加することが抑制される。これらの結果、支持部材による方向指示灯およびミラーの支持状態が安定化する。
(3)方向指示灯は、配線回路基板と、配線回路基板上に実装される光源と、配線回路基板および光源を覆うように設けられたカバー部材とを含み、カバー部材は、光源により発生された光に予め定められた配光特性を付与するレンズ部を有し、レンズ部以外のカバー部材の他の部分に遮光膜が形成されてもよい。
この場合、光源により発生された光にカバー部材のレンズ部により予め定められた配光特性が付与される。それにより、光源により発生された光を所望の方向に照射することが可能になる。また、レンズ部以外のカバー部材の他の部分に遮光膜が形成されるので、カバー部材を通して配線回路基板が視認されない。それにより、方向指示灯のデザインが良好となる。
(4)遮光膜は塗料により形成されてもよい。
この場合、塗料により遮光膜を容易に形成することができるので、高コスト化を抑制しつつ方向指示灯のデザインを良好にすることができる。
(5)カバー部材の配線回路基板に対向する部分には、配線回路基板に向かって延びる突出部が形成され、配線回路基板は、突出部に取り付けられることによりカバー部材に支持されてもよい。
この場合、配線回路基板のカバー部材とは反対側の空間に配線回路基板を支持するための部材を設ける必要がない。それにより、配線回路基板およびカバー部材に交差する方向において方向指示灯の大きさを小さくすることが可能になる。
また、突出部により配線回路基板上の光源とレンズ部との間の距離を適切な長さで保持することが可能になる。したがって、光源により発生された光に所望の配光特性を付与することができる。
(6)第2の発明に係る鞍乗型車両は、車両本体と、車両本体に設けられる上記のミラー装置とを備える。
その鞍乗型車両は、上記のミラー装置を有する。それにより、方向指示灯およびミラーが、高い剛性を有する支持部材により安定して支持される。また、ミラー装置の部品点数が低減されるので、鞍乗型車両の組み立て作業が容易化し、鞍乗型車両の低コスト化が可能となる。また、ミラー装置の支持部材における防水性が確保されるので、電気系統の故障の発生が防止される。
(7)車両本体は、車両側面視においてヘッドパイプよりも前方でミラー装置を支持する取り付け部材とを含み、取り付け部材は、ミラー装置の第2の固定部材が固定される被固定部と、第2の固定部材が被固定部に固定された状態でかしめ部材の第4の端部から引き出された配線の部分を案内する案内部とを含み、案内部は、引き出された配線の部分を後方から覆うように形成されてもよい。
この場合、ヘッドパイプよりも前方の位置で取り付け部材の被固定部にミラー装置の第2の固定部材が固定された状態で、かしめ部材の第4の端部から引き出された配線の部分が取り付け部材の案内部により後方から覆われる。それにより、配線の部分的なたわみおよび曲がりが防止される。また、ヘッドパイプの後方の位置から方向指示灯の配線が見えないため、乗員から見た鞍乗型車両の前部のデザインが良好となる。
(8)フロントカウルは孔を有し、ミラー装置の第2の固定部材は孔を通して車両本体に固定され、第2の固定部材とフロントカウルとの間に、かしめ部材の第4の端部から引き出される配線の部分を取り囲みかつ第2の固定部材とフロントカウルとの間の隙間を閉塞することによりフロントカウルの孔を取り囲む空間が閉塞されるように弾性防水部材が配置されてもよい。
この場合、第2の固定部材とフロントカウルとの間の隙間で方向指示灯の配線が露出することが防止される。また、第2の固定部材とカバー部材との間の隙間を通してカバー部材の孔に雨水または泥水等の水分が浸入することが防止される。
本発明によれば、方向指示灯を備えるミラー装置において部品点数の増加を抑制しつつ高い剛性および高い防水性能を得ることが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図である。 図1の自動二輪車を前方から見た正面図である。 図1の自動二輪車の前部の組み立て工程を示す斜視図である。 図1の自動二輪車の前部の組み立て工程を示す斜視図である。 図1の自動二輪車の前部の組み立て工程を示す斜視図である。 図1の自動二輪車の前部の組み立て工程を示す斜視図である。 図1の自動二輪車の前部の組み立て工程を示す斜視図である。 図1のミラー装置の組み立て工程を示す斜視図である。 支持部材の他端部に取り付けられた可動保持機構の縦断面図である。 図1の自動二輪車の左前部を上方から見た一部拡大平面図である。 車両本体に取り付けられた左のミラー装置のミラー部を後方から見た外観図である。 図11のミラー装置のA−A線断面図である。 図11のミラー装置のB−B線断面図である。 図3のステーを前方から後方に向かって斜め上方から見た外観斜視図である。 自動二輪車の前部の一部を左側方から見た側面図である。 図15のC−C線断面図である。 自動二輪車の前部の一部を後方から見た背面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る方向指示灯を備えるミラー装置およびそのミラー装置を備える鞍乗型車両について図面を用いて説明する。以下の説明においては、鞍乗型車両の一例として自動二輪車を説明する。
(1)自動二輪車の概略構成
図1は本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図であり、図2は図1の自動二輪車100を前方から見た正面図である。図1および図2では、自動二輪車100が路面に対して垂直に起立した状態が示される。図1および図2以降の各図においては、自動二輪車100の前後方向L、幅方向Wおよび上下方向Hが矢印で示される。以下の説明では、前後方向Lにおいて矢印が向かう方向を前方と呼び、その逆の方向を後方と呼ぶ。また、幅方向Wにおいて矢印が向かう方向を左側方と呼び、その逆の方向を右側方と呼ぶ。また、上下方向Hにおいて矢印が向かう方向を上方と呼び、その逆の方向を下方と呼ぶ。
図1に示すように、自動二輪車100はヘッドパイプ103および車体フレーム1Xを備える。車体フレーム1Xは、左右一対のメインフレーム1および左右一対のサブフレーム2を含む。一対のメインフレーム1は、ヘッドパイプ103から後方に向かって斜め下方に延びる。一対のメインフレーム1の後端は下方に向かって湾曲している。一対のサブフレーム2は、一対のメインフレーム1の後端上部から後方に延びる。
ヘッドパイプ103の前方にダクト8が設けられる。ヘッドパイプ103には、フロントフォークFFが左右方向に揺動可能に設けられる。フロントフォークFFの上端部に左右一対のハンドル30が設けられる。フロントフォークFFの下端部に前輪105が回転可能に支持される。
一対のメインフレーム1の下部にはエンジン3が設けられる。エンジン3は、一対のメインフレーム1により支持される。エンジン3の上方の位置でエアクリーナ112が一対のメインフレーム1により支持される。エンジン3の吸気ポートに吸気管およびスロットルボディ(図示せず)を介してエアクリーナ112の排出口が接続される。
エアクリーナ112の後方で燃料タンク113が一対のメインフレーム1により支持される。さらに、燃料タンク113の後方で、シート114が一対のサブフレーム2により支持される。一対のメインフレーム1の下端部から後方へ延びるようにリアアーム107が設けられる。リアアーム107の後端部に後輪108が回転可能に支持される。
図1および図2に示すように、前方からヘッドパイプ103を覆うようにかつ両側方からフロントフォークFFの一部を覆うように車体カバー7が設けられる。車体カバー7は、フロントカウル71、アッパーカウル72、左右一対のサイドカウル73および後述するヘッドランプカバー74(図4)を含む。
図1に示すように、フロントカウル71は、ヘッドパイプ103の前方の位置から後方に向かって斜め上方に延びる。アッパーカウル72は、フロントカウル71の下方に位置し、フロントカウル71の下端部を支持する。一対のサイドカウル73は、アッパーカウル72の下方でフロントフォークFFの外側に位置する。
アッパーカウル72には吸気開口72oが形成されている。図2に示すように、自動二輪車100を前方から見た場合に、吸気開口72oは幅方向Wにおける自動二輪車100の中央に位置する。
図1のダクト8の先端部が後方からアッパーカウル72の吸気開口72oに接続される。自動二輪車100の走行時には、吸気開口72oを通してダクト8内に流入する空気が、後述する吸気通路103P(図3)、エアクリーナ112、吸気管およびスロットルボディ(図示せず)を通してエンジン3に導かれる。それにより、過給効果が得られ高い出力が発生する。
図1および図2に示すように、フロントカウル71には、フロントフォークFFの上端とほぼ同じ高さの位置に左右一対のミラー装置40が設けられている。各ミラー装置40は、方向指示灯を備えるミラー装置の一例であり、車両後方に向かうミラー部41と車両前方に向かうフラッシャ部42とを含む。
自動二輪車100の乗員は、運転時に各ミラー部41を見ることにより自動二輪車100の後方を視認することができる。また、自動二輪車100の乗員は、一対のハンドル30に設けられるハンドルスイッチを操作することにより、各フラッシャ部42を消灯状態と点滅状態との間で切り替えることができる。ミラー装置40の詳細については後述する。以下の説明では、図1および図2に示される自動二輪車100において、一対のミラー装置40以外の構成要素の集合体を車両本体200と呼ぶ。
(2)自動二輪車の前部の構成
図3〜図7は、図1の自動二輪車100の前部の組み立て工程を示す斜視図である。以下では、ヘッドパイプ103へのフロントフォークFFの取り付け工程についての説明は省略する。
図3に示すように、ヘッドパイプ103の前方には、角筒状の吸気ガイド部110が取り付けられている。吸気ガイド部110は前方および後方に開口するように設けられる。また、ヘッドパイプ103の後方には、吸気ガイド部110につながるように吸気ガイド部111が取り付けられている。吸気ガイド部110,111により、ヘッドパイプ103の前方から後方に空気を導く吸気通路103Pが形成される。
吸気ガイド部110にダクト8が接続され、吸気ガイド部111に図1のエアクリーナ112の吸入口が接続される。それにより、ダクト8内に流入する空気が吸気通路103Pを通してエアクリーナ112に円滑に導かれる。
ダクト8は、ダクト本体部81およびダクト先端部89から構成される。ダクト本体部81は、矩形断面を有する筒状部材であり、後方から前方に向かって斜め上方に延び、さらに後方から前方に向かって斜め下方に延びる。ダクト本体部81の前端にダクト先端部89が取り付けられる。
ダクト先端部89は、矩形断面を有する筒状部材であり、後方から前方に向かって斜め下方に延びる。ダクト先端部89の前後方向Lの長さは、ダクト本体部81の前後方向Lの長さよりも短い。ダクト本体部81は例えばガラス繊維強化樹脂により形成され、ダクト先端部89は例えばゴムにより形成される。
ダクト本体部81の内部空間およびダクト先端部89の内部空間は、それぞれエンジン3に空気を導くための吸気通路8Pとして機能する。
上記のように、ダクト本体部81の後端部が吸気ガイド部110に接続される。ダクト本体部81上にステー90が取り付けられる。ステー90は、一対のミラー装置40および後述するメータユニット99(図4)を支持する。このようにして、ダクト8およびステー90が車体フレーム1Xに一体的に固定される。
ステー90は例えばガラス繊維強化樹脂により形成される。ステー90は、ダクト取付部91、起立部92、一対のミラー装置固定部93および複数(本例では4つ)のランプ固定部94を有する。
ダクト取付部91は、ステー90がダクト8に取り付けられることによりダクト本体部81の上面に取り付けられる。起立部92は、ダクト取付部91の後端部から上方に突出する。一対のミラー装置固定部93は、起立部92の左右に位置する。各ミラー装置固定部93には、2つのボルト52b(図8)が通される2つの貫通孔が形成されている。ステー90の詳細については後述する。
2つのランプ固定部94は、ダクト取付部91の前端部の左右に位置する。他の2つのランプ固定部94は、一対のミラー装置固定部93の下方にそれぞれ位置する。
図4に示すように、ステー90の複数のランプ固定部94にランプユニット79が取り付けられる。ランプユニット79は、アッパーカウル72、一対のポジションランプPLおよび一対のヘッドランプHLを含む。
アッパーカウル72の前端部に図1のフロントカウル71の下端部が取り付けられる。フロントカウル71には、左右一対のミラー固定孔71aおよび左右一対の配線孔71bが形成されている。フロントカウル71がアッパーカウル72に取り付けられることにより、一対のミラー固定孔71aがステー90の一対のミラー装置固定部93にそれぞれ重なる。それにより、一対のミラー装置固定部93がフロントカウル71の上面に露出する。
ステー90の起立部92に後方からメータユニット99が取り付けられる。メータユニット99は、例えばスピードメータおよびタコメータ等がケーシング内に収容された構成を有する。
図5に示すように、アッパーカウル72の左側部および右側部にそれぞれサイドカウル73が取り付けられる。また、ランプユニット79の一部を下方から覆うように、一対のヘッドランプHLの下部にヘッドランプカバー74が取り付けられる。
図6に示すように、フロントカウル71のミラー固定孔71aを通して露出する一対のミラー装置固定部93に一対のミラー装置40がそれぞれゴム製のパッキン部材paを挟んで取り付けられる。このとき、各ミラー装置40の下端部から延びるフラッシャ部42の配線42Wが、フロントカウル71の配線孔71bに通される。
また、本例では、一対のポジションランプPLの少なくとも一部を後方から覆うように、幅方向Wにおけるアッパーカウル72の外側部に一対の内部カバー75が取り付けられる。
上記のようにして自動二輪車100の前部が組み立てられる。それにより、図7に示すように、自動二輪車100の前部を構成する各構成要素が車体フレーム1Xに固定される。
(3)ミラー装置の詳細
図8は、図1のミラー装置40の組み立て工程を示す斜視図である。図8に示すように、本例のミラー装置40は、主としてミラー部41、フラッシャ部42、保持部材43、支持部材44および可動保持機構45から構成される。
保持部材43は、ミラー部41およびフラッシャ部42を一体的に保持するための樹脂製のケーシング部材であり、ミラー部41およびフラッシャ部42を収容可能な収容空間43Sを有する。保持部材43は、フラッシャ開口43a、ミラー開口43bおよび連結部43cを有する。
フラッシャ開口43aおよびミラー開口43bの各々は、収容空間43Sと保持部材43の外部空間とを連通する。また、連結部43cには、収容空間43Sと保持部材43の外部空間とを連通する1つの配線用貫通孔43dおよび2つのねじ用貫通孔43eが形成されている。
支持部材44は、金属製の棒状部材であり、内部通路44pを有する。内部通路44pは、支持部材44の一端部44aから他端部44bに延びる。支持部材44は、内部通路44pを有するように一体成形により作製される。支持部材44の一端部44aには、内部通路44pの一端開口44qとともに2つのねじ孔44rが形成されている。支持部材44の他端部44bには、後述するピン固定部材51が嵌め込まれる凹部44cが形成されている。凹部44cの底面には、内部通路44pの他端開口44sとともに2つのねじ孔44tが形成されている。
保持部材43の連結部43cと支持部材44の一端部44aとが連結される。この場合、保持部材43の配線用貫通孔43dと支持部材44の一端開口44qとが重なりかつ保持部材43の2つのねじ用貫通孔43eと支持部材44の2つのねじ孔44rとが重なるように、保持部材43が支持部材44に位置決めされる。この状態で、保持部材43の内側から2つのねじ用貫通孔43eを通して支持部材44の2つのねじ孔44rにねじsc1が取り付けられる。それにより、収容空間43Sと内部通路44pとが連通する状態で保持部材43および支持部材44が連結される。
可動保持機構45は、かしめピン50、ピン固定部材51、車体固定部材52、複数(本例では4つ)の皿ばね53およびワッシャ54を含む。かしめピン50は、金属製の中空ピンであり、上端から下端に貫通する貫通路50aを有する。かしめピン50の上端には、フランジ50fが形成されている。
ピン固定部材51は、金属により形成され、上面および下面を有するとともに、上面および下面に開口するピン挿入孔51aを有する。ピン挿入孔51aは、かしめピン50の外径よりもやや大きい内径を有する。また、ピン固定部材51は、上下に延びる2つの貫通孔51hを有する。
車体固定部材52は、金属により形成され、上面および下面を有するとともに、上面および下面に開口するピン挿入孔52aを有する。ピン挿入孔52aは、ピン固定部材51のピン挿入孔51aと同じ内径を有する。車体固定部材52には、2つのボルト52bの頭部が埋め込まれている。2つのボルト52bは、車体固定部材52から下方に突出している。
支持部材44の他端部44bに可動保持機構45が取り付けられる。この場合、まずピン固定部材51のピン挿入孔51aに上方からかしめピン50が挿入される。この状態で、かしめピン50の上端のフランジ50fがピン固定部材51の上面により支持される。
次に、支持部材44の内部通路44pとかしめピン50の貫通路50aとが連通するように、ピン固定部材51が支持部材44の他端部44bの凹部44cに嵌め込まれる。このとき、かしめピン50のフランジ50fがピン固定部材51と支持部材44の他端部44bの凹部44cとの間に位置する。
次に、ピン固定部材51の2つの貫通孔51hを通して凹部44cの底面に形成された2つのねじ孔44tにそれぞれねじsc2が取り付けられる。このようにして、ピン固定部材51が支持部材44の他端部44bに組み付けられ、かしめピン50がピン固定部材51の下方に延びる。
次に、支持部材44の他端部44bに固定されたかしめピン50が、車体固定部材52のピン挿入孔52aに挿入される。また、複数(本例では4つ)の皿ばね53およびワッシャ54が、車体固定部材52の下方からかしめピン50に嵌め込まれる。
次に、ピン固定部材51と車体固定部材52とがかしめピン50の軸の周りで回転可能となるようにかしめピン50の下端がかしめられる。このようにして、支持部材44の他端部44bへの可動保持機構45の取り付けが完了する。
ミラー部41は、ミラー41a、ミラー保持部材41bおよびミラー固定部材41cを含む。保持部材43へのミラー部41およびフラッシャ部42の取り付け時には、まずミラー部41のミラー固定部材41cがフラッシャ部42にねじ止めされる。
次に、フラッシャ部42とミラー固定部材41cとが一体的に連結された状態で、ミラー固定部材41cが保持部材43の内部にねじ止めされる。それにより、フラッシャ部42が収容空間43Sに収容される。
この状態で、フラッシャ部42の配線42Wが、連結部43cの配線用貫通孔43dと支持部材44の内部通路44pとかしめピン50の貫通路50aとを通して車体固定部材52の下方に導かれる。車体固定部材52の下方に導かれた配線42Wの先端部にコネクタ46が接続される。
次に、ミラー保持部材41bが収容空間43S内でミラー固定部材41cに揺動可能に取り付けられる。また、ミラー保持部材41bにミラー41aが取り付けられる。
図1の車両本体200へのミラー装置40の取り付け時には、パッキン部材paが用いられる。パッキン部材paは、1つの配線用貫通孔h1と2つのボルト用貫通孔h2とを有する。車体固定部材52の下方に導かれた配線42Wがパッキン部材paの配線用貫通孔h1に通される。また、車体固定部材52から下方に突出する2つのボルト52bがパッキン部材paの2つのボルト用貫通孔h2にそれぞれ通される。
その後、ミラー装置40の2つのボルト52bが、図6のミラー装置固定部93の2つの貫通孔に挿入される。この状態で、2つのボルト52bに2つのナットが取り付けられる。
本実施の形態においては、ミラー装置40の組み立て手順は、上記の例に限定されない。例えば、最初に保持部材43と支持部材44とを連結した後、保持部材43内にミラー部41およびフラッシャ部42を収容してもよい。さらにその後、支持部材44に可動保持機構45を取り付けてもよい。
図9は、支持部材44の他端部44bに取り付けられた可動保持機構45の縦断面図である。図9に示すように、かしめピン50の下端がかしめられた状態で、かしめピン50の上端と下端との間でかしめピン50の外周部を取り囲むように、ピン固定部材51、車体固定部材52、複数の皿ばね53およびワッシャ54が存在する。
ピン固定部材51は当接面51sを有し、車体固定部材52は当接面52sを有する。ピン固定部材51の当接面51sと車体固定部材52の当接面52sとが互いに接触した状態でかしめピン50の下端がかしめられる。ピン固定部材51および車体固定部材52は、かしめピン50の軸を中心として相対的に回転可能となっている。
ピン固定部材51の当接面51sには1つの突起prが形成されている。車体固定部材52の当接面52sには、当接面51sの突起prをそれぞれ嵌め込むことが可能な複数の凹部reが形成されている。
可動保持機構45において突起prが1つの凹部reに嵌め込まれた状態で、支持部材44が複数の皿ばね53の弾性力により車体固定部材52に固定される。この状態で、支持部材44を車体固定部材52に対してかしめピン50の軸周りに回転させると、突起prが1つの凹部reから外れる。支持部材44をさらに車体固定部材52に対して回転させると、突起prが他の1つの凹部reに嵌め込まれる。それにより、支持部材44が複数の皿ばね53の弾性力により再び車体固定部材52に固定される。
このように、可動保持機構45においては、支持部材44がかしめピン50の軸周りで回転されることにより、車体固定部材52に対する支持部材44の回転角度を予め定められた複数の角度に変化させることができる。
図10は、図1の自動二輪車100の左前部を上方から見た一部拡大平面図である。左のミラー装置40の保持部材43および支持部材44は、可動保持機構45から左側方に向かう状態で支持される。
本例のミラー装置40においては、保持部材43に対して車両前方に向かって大きい負荷が与えられる場合に、図9のピン固定部材51に右回りの回転力が作用する。それにより、保持部材43は、図10に太い一点鎖線の矢印で示すように、かしめピン50の軸caを中心として回転し、可動保持機構45の前方に向かう。
また、保持部材43に対して車両後方に向かって大きい負荷が作用する場合に、図9のピン固定部材51に左回りの回転力が作用する。それにより、保持部材43は、図10に太い二点鎖線の矢印で示すように、かしめピン50の軸caを中心として回転し、可動保持機構45の後方に向かう。
このように、本例のミラー装置40においては、保持部材43に対して前後方向Lに大きい負荷が作用する際に、保持部材43が車両本体200に対して回転する。それにより、車両転倒時に保持部材43および支持部材44が破損することが防止される。また、乗員は、保持部材43を回転させることにより、保持部材43を車両前方または車両後方に折りたたむことができる。したがって、自動二輪車100を駐車するために必要なスペースが小さくなる。
(4)フラッシャ部の構成
図11は車両本体200に取り付けられた左のミラー装置40のミラー部41を後方から見た外観図であり、図12は図11のミラー装置40のA−A線断面図であり、図13は図11のミラー装置40のB−B線断面図である。
図12のミラー装置40は、保持部材43のフラッシャ開口43aが前方に向かうとともにミラー開口43bが後方に向かうように車両本体200に取り付けられる。
図12および図13に示すように、フラッシャ部42は、内側ハウジング42a、外側ハウジング42b、配線回路基板60、複数(本例では3つ)の発光ダイオード61、駆動回路62およびレンズカバー部材63を含む。
内側ハウジング42aおよび外側ハウジング42bは、樹脂により形成される。外側ハウジング42bには透明な樹脂が用いられる。内側ハウジング42aと外側ハウジング42bとが連結されることにより光源収容空間42Sが形成される。フラッシャ部42が保持部材43に取り付けられた状態で、内側ハウジング42aは収容空間43Sの中央部に位置し、外側ハウジング42bは内側ハウジング42aの前方に位置する。
光源収容空間42S内に配線回路基板60、複数の発光ダイオード61、駆動回路62およびレンズカバー部材63が設けられる。駆動回路62は複数の発光ダイオード61を駆動する。
光源収容空間42Sにおいて、配線回路基板60は前後方向Lにほぼ直交するように配置される。図13に示すように、配線回路基板60の前方に向かう面上に、複数の発光ダイオード61および駆動回路62が実装される。また、前方から配線回路基板60、複数の発光ダイオード61および駆動回路62を覆うように、レンズカバー部材63が設けられる。レンズカバー部材63は、透明な樹脂により形成される。
レンズカバー部材63は、前後方向Lにおいて複数の発光ダイオード61にそれぞれ対向する複数のレンズ部63aを有する。また、レンズカバー部材63の配線回路基板60に対向する部分のうち複数のレンズ部63aを除く部分には、複数(本例では3つ)の突出部PPが形成されている。各突出部PPは、レンズカバー部材63の内側の面から配線回路基板60に向かって延びるように形成されている。
各突出部PPの先端にはねじ孔が形成されている。また、配線回路基板60には、レンズカバー部材63の複数の突出部PPに対応する複数の貫通孔が形成されている。配線回路基板60の複数の貫通孔を通してレンズカバー部材63の複数の突出部PPの先端にねじが取り付けられる。それにより、配線回路基板60がレンズカバー部材63に支持される。
この場合、配線回路基板60と内側ハウジング42aとの間に形成される空間42Gに配線回路基板60を支持するための部材を設ける必要がない。それにより、前後方向Lにおける配線回路基板60と内側ハウジング42aとの間の距離を短くすることができる。したがって、前後方向Lにおけるフラッシャ部42の大きさを小さくすることができる。
レンズカバー部材63の各レンズ部63aは、対向する発光ダイオード61により発生される光に予め定められた配光特性を付与する。各発光ダイオード61により発生される光に所望の配光特性を付与するためには、各レンズ部63aと各発光ダイオード61との間の距離を適切な長さLLに保持する必要がある。
本例では、各レンズ部63aと各発光ダイオード61との間の距離が長さLLで保持されるように、レンズカバー部材63の複数の突出部PPの寸法(前後方向Lの長さ)が定められる。この場合、配線回路基板60をレンズカバー部材63に取り付けることにより、各レンズ部63aと各発光ダイオード61との間の距離を適切な長さLLで固定することができる。それにより、各発光ダイオード61により発生される光がレンズ部63aおよび外側ハウジング42bを通して自動二輪車100の前方に向かって照射される。
レンズカバー部材63のうち複数のレンズ部63a以外の他の部分63bには、黒色の塗料により遮光膜coが形成されている。それにより、フラッシャ部42を前方から見た場合に、外側ハウジング42bおよびレンズカバー部材63を通して配線回路基板60が見えない。したがって、フラッシャ部42のデザインが良好となる。また、黒色の塗料により遮光膜coを容易に形成することができる。それにより、配線回路基板60を見えなくすることに起因するミラー装置40の高コスト化が抑制される。
なお、レンズカバー部材63には必ずしも遮光膜coが形成されなくてもよい。遮光膜coが形成されない場合には、フラッシャ部42を前方から見た場合に、複数のレンズ部63aおよび他の部分63bを通して配線回路基板60を見ることができる。このような場合でも、配線回路基板60をレンズカバー部材63に取り付けるための複数のねじのねじ頭shが、配線回路基板60の前方に位置しない。したがって、複数のねじ頭shが見えることが防止され、フラッシャ部42のデザインが良好となる。
図12に示すように、フラッシャ部42の外側ハウジング42bは、上方から下方に向かって後方に傾斜する前面部fsを有する。本例のミラー装置40においては、フラッシャ開口43aを形成する保持部材43の前端上部43xが外側ハウジング42bの前面部fsの上端よりも前方に突出している。
この場合、自動二輪車100の走行時に、前方から保持部材43およびフラッシャ部42に向かって流れる空気が、保持部材43の前端上部43xから外側ハウジング42bの前面部fs全体にかけて円滑に流れる。それにより、ミラー装置40の前部の空力特性が向上する。
右のミラー装置40は、上記の左のミラー装置40と同じ構成を有する。そのため、右のミラー装置40に設けられるフラッシャ部42についての説明は省略する。
(5)ミラー装置とステーとの接続部およびその周辺部の構造
図14は、図3のステー90を前方から後方に向かって斜め上方から見た外観斜視図である。ステー90は、上記のダクト取付部91、起立部92、一対のミラー装置固定部93および複数のランプ固定部94に加えて、左右一対の配線案内部93gを有する。
一対の配線案内部93gは、一対のミラー装置固定部93の外側で上方から斜め下方に延びるように形成されている。各配線案内部93g内には、ミラー装置固定部93の高さから斜め下方に向かって延びる溝が形成されている。
図15は自動二輪車100の前部の一部を左側方から見た側面図であり、図16は図15のC−C線断面図であり、図17は自動二輪車100の前部の一部を後方から見た背面図である。
図6を用いて説明したように、ステー90の一対のミラー装置固定部93へのミラー装置40の取り付け時には、フラッシャ部42の配線42Wがフロントカウル71の配線孔71bに通される。
このとき、配線孔71bからフロントカウル71の後方に通された配線42Wの部分は、図16および図17に示すように、ステー90の配線案内部93gにより後方から覆われる。この場合、配線孔71bに通された配線42Wの部分がフロントカウル71の後方の位置でステー90の配線案内部93gの溝を通ってステー90の下方に案内される。したがって、配線42Wの部分的なたわみおよび曲がりが防止される。また、ヘッドパイプ103の後方の位置からフラッシャ部42の配線42Wが見えないため、乗員から見た自動二輪車100の前部のデザインが良好となる。
自動二輪車100の前部の空力特性を向上させるために、フロントカウル71は上下方向Hおよび幅方向Wに湾曲した形状を有する。そのため、ミラー装置40の車体固定部材52をステー90のミラー装置固定部93に固定する際には、フロントカウル71と車体固定部材52との間に隙間が生じやすい。
そこで、本例では、上記のように、一対のミラー装置40がゴム製のパッキン部材paを挟んでステー90の一対のミラー装置固定部93にそれぞれ取り付けられる。これにより、図15および図16に示すように、車体固定部材52とフロントカウル71との間の隙間がパッキン部材paにより閉塞される。
それより、車体固定部材52とフロントカウル71との間の隙間でフラッシャ部42の配線42Wが露出することが防止される。したがって、フロントカウル71を有する自動二輪車100の前部のデザインが良好となる。
また、車体固定部材52とフロントカウル71との間の隙間を通してフロントカウル71のミラー固定孔71aおよび配線孔71bに雨水または泥水等の水分が浸入することが防止される。
さらに、上記の構成によれば、フラッシャ部42の配線42Wが、ミラー装置40とステー90との接続部およびその周辺部で自動二輪車100の外側に露出しない。したがって、配線42Wを切断する等の悪戯を防止することができる。
(6)効果
上記のように、本実施の形態に係るミラー装置40においては、ミラー部41およびフラッシャ部42を保持する保持部材43に支持部材44の一端部44aが連結される。また、支持部材44の他端部44bが可動保持機構45により回転可能に車両本体200に取り付けられる。それにより、ミラー部41およびフラッシャ部42が、支持部材44により車両本体200に対して回転可能に支持される。
支持部材44が一端部44aから他端部44bまで延びる内部通路44pを有するように一体的に形成されるので、支持部材44においてミラー部41およびフラッシャ部42を支持するための高い剛性を得ることが可能である。また、支持部材44が単一の部材により形成されるので、部品点数の増加が抑制される。さらに、支持部材44が複数の部材の接合による境界を有しないので、配線42Wが通る内部通路44p内に雨水または泥水が浸入することが防止される。したがって、支持部材44の防水性が確保される。
可動保持機構45においては、かしめピン50のフランジ50fが支持部材44の他端部44bとピン固定部材51との間に位置する状態で、ピン固定部材51が支持部材44の他端部44bに組み付けられる。また、ピン固定部材51とかしめピン50の下端との間でかしめピン50の外周部を取り囲むように車体固定部材52が配置された状態でかしめピン50の下端がかしめられる。
それにより、支持部材44の他端部44bまたはその近傍にボルト等の締結部材の取り付け用孔を形成することなく、車体固定部材52を支持部材44の他端部44bに回転可能に組み付けることができる。したがって、取り付け用孔を塞ぐためのキャップが不要となるため、部品点数の増加が抑制される。また、組み立てが容易である。
さらに、フラッシャ部42の配線42Wが支持部材44の他端部44bからかしめピン50の貫通路50aを経由して車両本体200に導かれるので、支持部材44が回転する際に配線42Wが引っ張られることがない。そのため、配線42Wの損傷が防止される。
また、本実施の形態では、支持部材44が金属により形成される。したがって、支持部材44においてはミラー部41およびフラッシャ部42を支持するための高い剛性を得ることが可能である。また、保持部材43が樹脂により形成されることにより、支持部材44により支持される部材の重量が増加することが抑制される。これらの結果、支持部材44によるミラー部41およびフラッシャ部42の支持状態が安定化する。
(7)他の実施の形態
(7−1)上記の実施の形態では、エアクリーナ112に空気を導くダクト8が吸気ガイド部110に取り付けられる。これに限らず、過給効果を得る必要がない場合は、ダクト8は設けられなくてもよい。この場合、ステー90はヘッドパイプ103および車体フレーム1Xに取り付け可能に構成される必要がある。
(7−2)上記の実施の形態では、ダクト8が、幅方向Wにおける自動二輪車100の中心を通って、車体フレーム1Xの吸気ガイド部110の前端から前方に延びるように設けられる。これに限らず、ダクト8は、エアクリーナ112から幅方向Wにおける一対のメインフレーム1の外側に延び、さらに一対のメインフレーム1の外側の位置からフロントフォークFFの外側を後方から前方に向かって延びるように設けられてもよい。
(7−3)上記の実施の形態においては、フラッシャ部42の光源として発光ダイオード61が用いられる。これに限らず、フラッシャ部42の光源としては、発光ダイオード61に代えてバルブを含む電球が用いられてもよい。
(7−4)上記の実施の形態においては、フラッシャ部42の収容空間43S内で、レンズカバー部材63が前方から配線回路基板60、複数の発光ダイオード61および駆動回路62を覆うように設けられる。これに限らず、収容空間43S内には、必ずしもレンズカバー部材63は設けられなくてもよい。
この場合、複数の発光ダイオード61に対向する外側ハウジング42bの部分に複数のレンズ部を形成する。また、外側ハウジング42bのうち複数のレンズ部以外の他の部分に上記の遮光膜coを形成する。それにより、ミラー装置40の構成を単純化することができるとともにミラー装置40の部品点数を低減することができる。
(7−5)上記の実施の形態においては、車体カバー7は、左右一対のサイドカウル73を含む。これに限らず、車体カバー7は左右一対のサイドカウル73を含まなくてもよい。この場合、自動二輪車100の部品点数を低減することができる。
(7−6)上記の実施の形態においては、互いに分離した一対のハンドル30がフロントフォークFFに取り付けられる。上記の例に限らず、一対のハンドル30は一本の管状部材により一体成形されてもよい。
(7−7)上記の実施の形態においては、支持部材44が金属により形成される。これに限らず、支持部材44は、金属に代えて樹脂により形成されてもよい。この場合、支持部材44の重量を低減することができる。
(7−8)上記の実施の形態においては、保持部材43が樹脂により形成される。これに限らず、保持部材43は、樹脂に代えて金属により形成されてもよい。この場合、ミラー部41およびフラッシャ部42を支持するための高い剛性を得ることが可能である。それにより、ミラー部41およびフラッシャ部42の支持状態がより安定化する。
(7−9)上記の実施の形態では、図12および図13のレンズカバー部材63のうち複数のレンズ部63a以外の他の部分63bに、黒色の塗料により遮光膜coが形成される。これに限らず、遮光膜coは、黒色以外の色の塗料により形成されてもよい。遮光膜coは、例えば銀色の塗料により形成されてもよいし、白色の塗料により形成されてもよい。
また、遮光膜coは必ずしも塗料により形成されなくてもよい。遮光膜coは、塗料に代えて例えば遮光性を有するシート状部材により形成されてもよい。シート状部材としては、金属箔または樹脂フィルム等を用いることができる。
(7−10)上記の実施の形態は、本発明を自動二輪車に適用した例であるが、これに限らず、自動三輪車もしくはATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)等の他の鞍乗り型車両に本発明を適用してもよい。
(8)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各構成要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記の実施の形態においては、ヘッドパイプ103がヘッドパイプの例であり、フロントカウル71がフロントカウルの例であり、車両本体200が車両本体の例であり、ミラー装置40がミラー装置の例であり、配線42Wが配線の例であり、フラッシャ部42が方向指示灯の例であり、ミラー部41がミラーの例である。
また、保持部材43が保持部材の例であり、支持部材44の一端部44aが第1の端部の例であり、支持部材44の他端部44bが第2の端部の例であり、支持部材44が支持部材の例であり、可動保持機構45が保持機構の例であり、支持部材44の内部通路44pが内部通路の例であり、かしめピン50の上端が第3の端部の例である。
また、かしめピン50の下端が第4の端部の例であり、かしめピン50の貫通路50aが貫通路の例であり、フランジ50fがフランジの例であり、かしめピン50がかしめ部材の例である。
また、ピン固定部材51のピン挿入孔51aが第1の孔の例であり、ピン固定部材51が第1の固定部材の例であり、車体固定部材52のピン挿入孔52aが第2の孔の例であり、車体固定部材52が第2の固定部材の例であり、ミラー装置40がミラー装置の例である。
さらに、配線回路基板60が配線回路基板の例であり、発光ダイオード61が光源の例であり、レンズカバー部材63がカバー部材の例であり、レンズカバー部材63のレンズ部63aがレンズ部の例であり、遮光膜coが遮光膜の例であり、複数の突出部PPが突出部の例である。
また、自動二輪車100が鞍乗型車両の例であり、ステー90が取り付け部材の例であり、ステー90の一対のミラー装置固定部93が被固定部の例であり、ステー90の一対の配線案内部93gが案内部の例であり、フロントカウル71の一対のミラー固定孔71aが孔の例であり、パッキン部材paが弾性防水部材の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の構成要素を用いることもできる。
本発明は、方向指示灯およびミラーを有する車両等に有効に利用することができる。
1 メインフレーム
1X 車体フレーム
2 サブフレーム
3 エンジン
7 車体カバー
8 ダクト
8P 吸気通路
30 ハンドル
40 ミラー装置
41 ミラー部
41a ミラー
41b ミラー保持部材
41c ミラー固定部材
42 フラッシャ部
42a 内側ハウジング
42b 外側ハウジング
42G 空間
42S 光源収容空間
42W 配線
43 保持部材
43a フラッシャ開口
43b ミラー開口
43c 連結部
43d 配線用貫通孔
43e ねじ用貫通孔
43S 収容空間
43x 前端上部
44 支持部材
44a 一端部
44b 他端部
44c,re 凹部
44p 内部通路
44q 一端開口
44r,44t ねじ孔
44s 他端開口
45 可動保持機構
46 コネクタ
50 かしめピン
50a 貫通路
50f フランジ
51 ピン固定部材
51a,52a ピン挿入孔
51h 貫通孔
51s,52s 当接面
52 車体固定部材
52b ボルト
53 皿ばね
54 ワッシャ
60 配線回路基板
61 発光ダイオード
62 駆動回路
63 レンズカバー部材
63a レンズ部
63b 他の部分
71 フロントカウル
71a ミラー固定孔
71b 配線孔
72 アッパーカウル
72o 吸気開口
73 サイドカウル
74 ヘッドランプカバー
75 内部カバー
79 ランプユニット
81 ダクト本体部
89 ダクト先端部
90 ステー
91 ダクト取付部
92 起立部
93 ミラー装置固定部
93g 配線案内部
94 ランプ固定部
99 メータユニット
100 自動二輪車
103 ヘッドパイプ
103P 吸気通路
105 前輪
107 リアアーム
108 後輪
110,111 吸気ガイド部
112 エアクリーナ
113 燃料タンク
114 シート
200 車両本体
FF フロントフォーク
H 上下方向
HL ヘッドランプ
L 前後方向
PL ポジションランプ
PP 突出部
W 幅方向
ca 軸
co 遮光膜
fs 前面部
h1 配線用貫通孔
h2 ボルト用貫通孔
LL 長さ
pa パッキン部材
pr 突起
sc1,sc2 ねじ
sh ねじ頭

Claims (8)

  1. ヘッドパイプと前記ヘッドパイプの前方に設けられるフロントカウルとを備える車両本体に取り付けられるミラー装置であって、
    配線を有する方向指示灯と、
    後方視認用のミラーと、
    前記方向指示灯および前記ミラーを一体的に保持する保持部材と、
    前記保持部材に連結される第1の端部、および第2の端部を有する支持部材と、
    前記支持部材の前記第2の端部を回転可能に前記車両本体に保持するための保持機構とを備え、
    前記支持部材は、前記第1の端部から前記第2の端部まで延びる内部通路を有するように一体的に形成され、
    前記保持機構は、
    第3の端部および第4の端部を有し、前記第3の端部から前記第4の端部に貫通する貫通路を有するとともに前記第3の端部にフランジを有するかしめ部材と、
    前記かしめ部材が挿入される第1の孔を有する第1の固定部材と、
    前記かしめ部材が挿入される第2の孔を有し、前記フロントカウルに固定可能に構成される第2の固定部材とを含み、
    前記かしめ部材の前記フランジは、前記支持部材の前記内部通路と前記かしめ部材の前記貫通路とが連通するように前記支持部材の前記第2の端部と前記第1の固定部材との間に配置され、
    前記第1の固定部材は、前記かしめ部材の前記フランジが前記支持部材の前記第2の端部と前記第1の固定部材との間に位置する状態で、前記支持部材の前記第2の端部に組み付けられ、
    前記かしめ部材の前記第4の端部は、前記第2の固定部材が前記第1の固定部材と前記かしめ部材の前記第4の端部との間に位置する状態で、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とが互いに前記かしめ部材の軸周りで回転可能となるようにかしめられ、
    前記方向指示灯の前記配線は、前記支持部材の前記第1の端部から前記内部通路内および前記かしめ部材の前記貫通路内を経由して前記かしめ部材の前記第4の端部に導かれる、ミラー装置。
  2. 前記支持部材は金属により形成され、前記保持部材は樹脂により形成される、請求項1記載のミラー装置。
  3. 前記方向指示灯は、
    配線回路基板と、
    前記配線回路基板上に実装される光源と、
    前記配線回路基板および光源を覆うように設けられたカバー部材とを含み、
    前記カバー部材は、前記光源により発生された光に予め定められた配光特性を付与するレンズ部を有し、前記レンズ部以外の前記カバー部材の他の部分に遮光膜が形成される、請求項1または2記載のミラー装置。
  4. 前記遮光膜は塗料により形成される、請求項3記載のミラー装置。
  5. 前記カバー部材の前記配線回路基板に対向する部分には、前記配線回路基板に向かって延びる突出部が形成され、
    前記配線回路基板は、前記突出部に取り付けられることにより前記カバー部材に支持される、請求項3または4記載のミラー装置。
  6. 前記車両本体と、
    前記車両本体に設けられる請求項1〜5のいずれか一項に記載のミラー装置とを備える、鞍乗型車両。
  7. 前記車両本体は、
    車両側面視において前記ヘッドパイプよりも前方で前記ミラー装置を支持する取り付け部材とを含み、
    前記取り付け部材は、
    前記ミラー装置の前記第2の固定部材が固定される被固定部と、
    前記第2の固定部材が前記被固定部に固定された状態で前記かしめ部材の前記第4の端部から引き出された配線の部分を案内する案内部とを含み、
    前記案内部は、前記引き出された配線の部分を後方から覆うように形成される、請求項6記載の鞍乗型車両。
  8. 前記フロントカウルは孔を有し、
    前記ミラー装置の前記第2の固定部材は前記孔を通して前記車両本体に固定され、
    前記第2の固定部材と前記フロントカウルとの間に、前記かしめ部材の前記第4の端部から引き出される配線の部分を取り囲みかつ前記第2の固定部材と前記フロントカウルとの間の隙間を閉塞することにより前記フロントカウルの前記孔を取り囲む空間が閉塞されるように弾性防水部材が配置される、請求項6または7記載の鞍乗型車両。
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