JP2022040831A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】ライトコントロールユニットの防振性と保持の安定性とを向上させると共に、コネクタへの水の侵入を抑える。【解決手段】ホルダは、弾性体製であり、ライトコントロールユニットを保持する。ステーは、ホルダを支持する。ライトコントロールユニットは、本体部とコネクタとを含む。コネクタは、本体部から下方に突出する。ホルダは、支持部とバンドとを含む。支持部は、ライトコントロールユニットの下方に配置される。バンドは、ライトコントロールユニットの後方と上方と前方とに配置される。バンドは、ライトコントロールユニットに巻回されている。バンドは、ライトコントロールユニットの上方から下方へ延びている。バンドは、車両正面視でコネクタと重なる。【選択図】図6
Description
本発明は、鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両は、ヘッドライトなどの灯火器と、ライトコントロールユニットとを備えている。ライトコントロールユニットは、灯火器の点灯を制御する。ライトコントロールユニットは、ステーを介して、フレームに支持されている。例えば、ライトコントロールユニットは、ボルトによってステーに固定されている。
上記のように、ライトコントロールユニットが、リジッドにステーに固定される場合、ライトコントロールユニットの防振性は低くなる。ライトコントロールユニットの防振性を向上させるために、弾性体製のステーによってライトコントロールユニットを支持させる場合、ライトコントロールユニットを安定的に保持することは困難である。
また、ライトコントロールユニットは、電子部品であり、電気ケーブルが接続されるコネクタを有している。従って、コネクタへの水の浸入を防止することが望まれる。しかし、水が浸入し難い場所に、ライトコントロールユニットを配置する場合には、ライトコントロールユニットのレイアウトの自由度が低減する。また、ライトコントロールユニットのコネクタのための防水構造を設ける場合には、防水構造によってライトコントロールユニットのための配置スペースが拡大してしまう。
本発明の目的は、ライトコントロールユニットの防振性と保持の安定性とを向上させると共に、コネクタへの水の侵入を抑えることにある。
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、灯火器と、ライトコントロールユニットと、ホルダと、ステーとを備える。ライトコントロールユニットは、灯火器を制御する。ホルダは、弾性体製であり、ライトコントロールユニットを保持する。ステーは、ホルダを支持する。ライトコントロールユニットは、本体部とコネクタとを含む。コネクタは、本体部から下方に突出する。ホルダは、支持部とバンドとを含む。支持部は、ライトコントロールユニットの下方に配置される。バンドは、ライトコントロールユニットの後方と上方と前方とに配置される。バンドは、ライトコントロールユニットに巻回されている。バンドは、ライトコントロールユニットの上方から下方へ延びている。バンドは、車両正面視でコネクタと重なる。
本態様に係る鞍乗型車両によれば、弾性体製のホルダを介してライトコントロールユニットがステーに取り付けられる。そのため、ライトコントロールユニットの防振性が向上する。弾性体製のバンドがライトコントロールユニットに巻回されることで、ライトコントロールユニットがホルダに保持される。それにより、ライトコントロールユニットが安定的に保持される。バンドは、ライトコントロールユニットに巻回されており、ライトコントロールユニットの上方から下方へ延びている。そのため、バンドを伝って水が下方へ流れやすい。コネクタが下方を向いて配置されるので、コネクタへの水の侵入が抑えられる。また、バンドによってコネクタへの水の付着が抑えられる。そのため、ライトコントロールユニットのレイアウトの自由度の低下と配置スペースの拡大とを抑えながら、コネクタへの水の付着が抑えられる。
バンドの下端は、コネクタの下端よりも下方に位置してもよい。この場合、コネクタへの水の付着が、さらに抑えられる。
バンドは、孔を含んでもよい。ホルダは、ステーが孔に差し込まれることで、ステーに取り付けられてもよい。この場合、ボルトによらず差し込みによってホルダをステーに取り付けることができる。そのため、ツールパスの確保が困難な位置であっても、ライトコントロールユニットを配置することができる。それにより、ライトコントロールユニットの配置の自由度が向上する。
ステーは、下方から孔に差し込まれてもよい。この場合、ホルダを上方からステーに近づけることで、ホルダの孔にステーを差し込むことができる。それにより、ホルダのステーへの取付が容易になる。
ホルダは、バンドの内面からライトコントロールユニットに向かって突出する突起を含んでもよい。この場合、突起によってライトコントロールユニットが押圧される。それにより、ライトコントロールユニットがホルダ内で安定的に保持される。
バンドは、前面と、上面と、後面とを含んでもよい。前面は、ライトコントロールユニットの前方に位置し、支持部から上方に延びていてもよい。上面は、ライトコントロールユニットの上方に位置し、前面の上端から後方に延びていてもよい。後面は、ライトコントロールユニットの後方に位置し、上面から下方に延びていてもよい。この場合、バンドは、ライトコントロールユニットの前方と上方と後方を覆うように巻き付けられる。それにより、ホルダによってライトコントロールユニットを容易に保持することができる。
後面は、車両正面視でコネクタと重なってもよい。この場合、バンドの後面によって、コネクタへの水の付着が、抑えられる。
後面の下端は、コネクタの下端よりも下方に位置してもよい。この場合、バンドの後面によって、コネクタへの水の付着が、さらに抑えられる。
支持部とバンドとは、一体的に形成されていてもよい。この場合、ライトコントロールユニットのホルダへの取付が容易である。
バンドは、被係止部を含んでもよい。支持部は、被係止部に係止する係止部を含んでもよい。この場合、ライトコントロールユニットのホルダへの取付が容易である。
バンドは、張力をかけてライトコントロールユニットに巻回されていてもよい。この場合、ライトコントロールユニットがより安定的にホルダに保持される。
支持部は、ライトコントロールユニットの下方に配置される底面を含んでもよい。底面は、コネクタが通される孔を含んでもよい。この場合、コネクタとホルダとの干渉が防止される。
支持部は、ライトコントロールユニットの側方に配置される側面を含んでもよい。この場合、ライトコントロールユニットの側方への移動が側面によって規制される。それにより、ライトコントロールユニットが安定的に保持される。
バンドは、ライトコントロールユニットが側方に開放されるように、ライトコントロールユニットに巻回されていてもよい。この場合、バンドが小型化される。また、ライトコントロールユニットの側方において、バンドとの干渉が防止される。
本発明によれば、ライトコントロールユニットの防振性と保持の安定性とを向上させると共に、コネクタへの水の侵入が抑えられる。
以下、図面を参照して実施形態にかかる鞍乗型車両について説明する。図1は、実施形態に係る鞍乗型車両1の側面図である。図2は、鞍乗型車両1の正面図である。図1及び図2に示すように、鞍乗型車両1は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、燃料タンク4と、シート5と、パワーユニット6と、前輪7と、スイングアーム8と、後輪9とを含む。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、メインフレーム12と、リアフレーム13とを含む。メインフレーム12は、ヘッドパイプ11に接続されている。メインフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方へ延びている。リアフレーム13は、メインフレーム12に接続されている。リアフレーム13は、メインフレーム12から後方へ延びている。なお、本実施形態において、前後、左右、上下の方向は、シート5に着座したライダーから見た前後、左右、上下の方向を意味するものとする。
ステアリング装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。ステアリング装置3は、前輪7を回転可能に支持している。ステアリング装置3は、ステアリングシャフト14と、ハンドル部材15と、左右のサスペンション16,17と、アッパブラケット18と、ロアブラケット19とを含む。ステアリングシャフト14は、ヘッドパイプ11に挿入されている。ハンドル部材15は、ヘッドパイプ11よりも上方に配置されている。ハンドル部材15は、左右方向に延びている。ハンドル部材15の前方には、メータユニット21が配置されている。メータユニット21は、例えば速度計を含む。左右のサスペンション16,17は、アッパブラケット18及びロアブラケット19を介して、ステアリングシャフト14に接続されている。左右のサスペンション16,17は、前輪7を回転可能に支持している。
燃料タンク4は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。燃料タンク4は、メインフレーム12に支持されている。シート5は、燃料タンク4の後方に配置されている。シート5は、リアフレーム13の上方に配置されている。パワーユニット6は、燃料タンク4の下方に配置されている。パワーユニット6は、メインフレーム12に支持されている。パワーユニット6は、例えば内燃エンジンを含む。
後輪9は、スイングアーム8を介して、メインフレーム12に支持されている。後輪9は、スイングアーム8に回転可能に支持されている。スイングアーム8は、メインフレーム12にスイング可能に支持されている。
鞍乗型車両1は、フロントカウル22を含む。フロントカウル22は、ヘッドパイプ11の前方及び両側方に配置されている。フロントカウル22は、車両側面視で、ステアリング装置3と重なる。フロントカウル22は、フロントアッパカウル23と、フロントロアカウル24と、左サイドカウル25と、右サイドカウル26とを含む。フロントアッパカウル23は、ヘッドパイプ11の前方に配置されている。フロントアッパカウル23は、車両正面視でヘッドパイプ11と重なる。フロントアッパカウル23の上方には、ウィンドシールド27が配置される。
フロントロアカウル24は、フロントアッパカウル23の下方に配置される。フロントロアカウル24は、ヘッドパイプ11の前方に配置されている。フロントロアカウル24は、車両正面視でヘッドパイプ11と重なる。左サイドカウル25は、ヘッドパイプ11の左方に配置されている。左サイドカウル25は、車両側面視で、ヘッドパイプ11と重なる。左サイドカウル25は、車両側面視で、ステアリング装置3と重なる。右サイドカウル26は、ヘッドパイプ11の右方に配置されている。右サイドカウル26は、車両側面視で、ヘッドパイプ11と重なる。右サイドカウル26は、車両側面視で、ステアリング装置3と重なる。
鞍乗型車両1は、灯火器31-34と、ライトコントロールユニット35とを含む。灯火器31-34は、フロントカウル22に配置されている。灯火器31-34は、左右のポジションライト31,32と、左右のヘッドライト33,34とを含む。ポジションライト31,32は、フロントアッパカウル23に配置されている。ヘッドライト33,34は、フロントロアカウル24に配置されている。車両正面視で、ヘッドライト33,34は、ポジションライト31,32の下方に配置されている。
ライトコントロールユニット35は、マイクロコンピュータなどの電子部品を内蔵しており、ヘッドライト33,34の点灯を制御する。ライトコントロールユニット35は、ヘッドパイプ11の前方に配置されている。ライトコントロールユニット35は、フロントアッパカウル23の後方に配置されている。車両正面視で、ライトコントロールユニット35は、ヘッドパイプ11と重なる。車両正面視で、ライトコントロールユニット35は、フロントアッパカウル23と重なる。
図3は、図2におけるIII-III断面図である。図3に示すように、鞍乗型車両1は、ライトコントロールユニット35を保持するホルダ36を含む。図4及び図5は、ライトコントロールユニット35及びホルダ36の斜視図である。図6は、ライトコントロールユニット35及びホルダ36の拡大断面図である。
図4から図6に示すように、ホルダ36は、支持部37とバンド38とを含む。支持部37は、ライトコントロールユニット35の下方に配置されている。支持部37は、ライトコントロールユニット35を下方から支持している。バンド38は、ライトコントロールユニット35の前方と上方と後方とに配置されている。
図7は、ライトコントロールユニット35の背面図である。図7に示すように、ライトコントロールユニット35は、本体部39と複数のコネクタ41,42とを含む。本体部39は、前後方向に薄い平坦な形状を有している。本体部39の前後方向の寸法は、上下方向及び左右方向の寸法よりも小さい。本体部39の上下方向の寸法は、左右方向の寸法よりも小さい。図6に示すように、本体部39は、本体上部43と本体下部44とを含む。前後方向において、本体上部43は、本体下部44よりも薄い。ライトコントロールユニット35の後面において、本体上部43と本体下部44との間には、段部45が設けられている。
複数のコネクタ41,42は、本体部39から下方に突出している。複数のコネクタ41,42は、左右方向に並んでいる。複数のコネクタ41,42には、図示しない電気ケーブルが接続される。複数のコネクタ41,42は、第1コネクタ41と第2コネクタ42とを含む。第1コネクタ41と第2コネクタ42とは、左右方向に互いに離れて配置されている。第1コネクタ41は、電気ケーブルを介して、ヘッドライト33,34に接続される。第2コネクタ42は、電気ケーブルを介して、バッテリ、及びハンドル部材15に設けられたスイッチに接続される。
図8は、ライトコントロールユニット35に巻回される前のホルダ36の斜視図である。図9は、ライトコントロールユニット35に巻回される前のホルダ36の背面図である。図10は、ライトコントロールユニット35に巻回される前のホルダ36の側面図である。図8から図10に示すように、支持部37とバンド38とは、一体的に形成されている。ホルダ36は、ゴムなどの弾性体製である。
支持部37は、底面51と、左側面52と、右側面53と、前面54と、後面55とを含む。底面51は、ライトコントロールユニット35の下方に配置される。ライトコントロールユニット35は、底面51上に配置される。底面51は、コネクタ41,42が通される孔56,57を含む、詳細には、底面51は、第1孔56と第2孔57とを含む。第1孔56と第2孔57とは、左右方向に互いに離れて配置されている。第1孔56には、第1コネクタ41が通される。第2孔57には、第2コネクタ42が通される。
左側面52と右側面53と前面54と後面55とは、底面51から上方に延びている。左側面52は、ライトコントロールユニット35の左方に配置される。右側面53は、ライトコントロールユニット35の右方に配置される。前面54は、ライトコントロールユニット35の前方に配置される。後面55は、ライトコントロールユニット35の後方に配置される。左側面52の上端と、右側面53の上端と、後面55の上端とは、ライトコントロールユニット35の上端よりも下方に位置している。ライトコントロールユニット35は、左側面52と右側面53と後面55とから上方に突出している。
バンド38は、支持部37の前面54に接続されている。バンド38は、シート状の形状を有しており、支持部37の前面54から延びている。バンド38は、被係止部58,59を含む。支持部37は、係止部61,62を含む。係止部61,62が、被係止部58,59に係止することで、バンド38が支持部37に固定される。被係止部58,59は、孔を含む。複数の被係止部58,59は、バンド38の先端付近に配置されている。複数の被係止部58,59は、左右方向に互いに離れて配置されている。係止部61,62は、突起を含む。複数の係止部61,62は、支持部37の後面55に配置されている。複数の係止部61,62は、支持部37の後面55から後方に突出している。複数の係止部61,62は、左右方向に互いに離れて配置されている。係止部61,62が被係止部58,59の孔に通されることで、係止部61,62が被係止部58,59に係止する。
ライトコントロールユニット35がホルダ36に取り付けられる際、作業者は、バンド38を引っ張りながらライトコントロールユニット35に巻き付ける。そして、作業者は、係止部61,62を被係止部58,59の孔に通す。それにより、バンド38は、張力をかけてライトコントロールユニット35に巻回される。
図4から6に示すように、バンド38がライトコントロールユニット35に巻回された状態で、バンド38は、前面63と、上面64と、後面65とを含む。前面63は、ライトコントロールユニット35の前方に位置し、支持部37から上方に延びている。上面64は、ライトコントロールユニット35の上方に位置し、前面63の上端から後方に延びている。後面65は、ライトコントロールユニット35の後方に位置し、上面64から下方に延びている。
バンド38は、ライトコントロールユニット35の側面を覆わない。すなわち、バンド38は、ライトコントロールユニット35が側方に開放されるように、ライトコントロールユニット35に巻回されている。バンド38の後面65は、支持部37の底面51より下方の位置まで延びている。バンド38の後面65は、車両正面視でコネクタ41,42と重なる位置まで延びている。すなわち、バンド38の後面65の下端651は、支持部37の底面51よりも下方に位置している。バンド38の後面65は、コネクタ41,42の下端より下方の位置まで延びている。すなわち、バンド38の後面65の下端651は、コネクタ41,42の下端よりも下方に位置している。従って、車両正面視で、バンド38の後面65は、コネクタ41,42の全体と重なる。
図8から図10に示すように、バンド38の内面には溝66が設けられている。溝66は、左右方向に延びている。溝66は、バンド38の左端と右端とに達している。図6に示すように、溝66は、バンド38の前面63と上面64と間に配置される。溝66は、ライトコントロールユニット35の角67に合うように配置される。溝66においてバンド38が屈曲し易くなることで、バンド38をライトコントロールユニット35に密着させることができる。
図6に示すように、ホルダ36は、突起68を含む。突起68は、バンド38の内面からライトコントロールユニット35に向かって突出している。詳細には、突起68は、バンド38の後面65の内面からライトコントロールユニット35に向かって突出している。図8及び図9に示すように、突起68は、左右方向に延びている。突起68は、上下方向よりも左右方向に長い形状を有している。図6に示すように、突起68は、ライトコントロールユニット35の本体上部43に向かい合う。突起68は、ライトコントロールユニット35の本体上部43に接触する。突起68が本体上部43に接触することで、ライトコントロールユニット35がホルダ36内において安定的に保持される。
バンド38は、凸部69と孔71とを含む。凸部69は、バンド38の前面63から前方に突出している。凸部69は、左右方向に延びている。孔71は、凸部69とバンド38の前面63との間に設けられている。孔71は、上下方向に凸部69を貫通している。孔71は、上下方向よりも左右方向に長い形状を有している。
図11は、ホルダ36及びホルダ36の周囲の構造を示す斜視図である。図11に示すように、鞍乗型車両1は、ステー72を含む。ステー72は、ステー本体73と、左右のカウルステー74,75と、LCUステー76と、ヘッドライトステー77とを含む。図3に示すように、ステー本体73は、ヘッドパイプ11の前方に配置されている。ステー本体73は、ヘッドパイプ11に取り付けられている。ステー本体73は、ヘッドパイプ11から前方且つ上方に延びている。上述したメータユニット21は、ステー本体73に支持されている。
左右のカウルステー74,75は、ステー本体73に固定されている。左右のカウルステー74,75は、ステー本体73から前方に延びている。左右のカウルステー74,75は、フロントカウル22を支持している。ヘッドライトステー77は、ステー本体73の前方に配置されている。ヘッドライトステー77は、ステー本体73に支持されている。ヘッドライトステー77は、左右方向に延びている。ヘッドライトステー77は、左右のヘッドライト33,34を支持する。
LCUステー76は、ホルダ36を支持する。LCUステー76は、ステー本体73の前方に配置されている。LCUステー76は、左右のカウルステー74,75を介して、ステー本体73に支持されている。LCUステー76は、ヘッドライトステー77の上方に配置されている。LCUステー76は、ブリッジ部78と、係止板部79とを含む。ブリッジ部78は、左右のカウルステー74,75上に配置されている。ブリッジ部78は、左右方向に延びている。ブリッジ部78は、左右のカウルステー74,75に固定されている。係止板部79は、ブリッジ部78に接続されている。係止板部79は、左右方向においてブリッジ部78の中央に配置されている。係止板部79は、左右方向において、左右のカウルステー74,75の間に配置されている。係止板部79は、ブリッジ部78から上方に突出している。係止板部79は、板状の形状を有している。係止板部79は、下方からバンド38の孔71に差し込まれる。それにより、ホルダ36がLCUステー76に取り付けられる。
図3に示すように、ライトコントロールユニット35は、ステー本体73の前方に配置される。ライトコントロールユニット35の上端は、ヘッドパイプ11の上端よりも上方に位置する。ライトコントロールユニット35の下端は、ヘッドパイプ11の上端よりも下方に位置する。ライトコントロールユニット35は、左右のカウルステー74,75の間に配置されている。ライトコントロールユニット35は、本体部39の前面が鉛直方向及び左右方向に沿うように配置されている。ライトコントロールユニット35は、本体部39の前面が前後方向に対して垂直になるように配置されている。
図3に示すように、ポジションライト32は、ポジションライトカバー81とポジションライトハウジング82とを含む。ポジションライトカバー81は、透明な樹脂などの材料で形成されている。ポジションライトカバー81は、フロントアッパカウル23上に配置されている。ポジションライトハウジング82は、フロントアッパカウル23の内部に配置されている。ポジションライトハウジング82は、図示しないLEDなどの光源と基板とを含む。ライトコントロールユニット35は、ポジションライトハウジング82の後方に配置される。ライトコントロールユニット35は、ポジションライトハウジング82とステー本体73との間に配置される。
ライトコントロールユニット35は、ヘッドライト33,34よりも上方に配置される。図11に示すように、左ヘッドライト33は、左ヘッドライトカバー83と、左ヘッドライトハウジング84とを含む。右ヘッドライト34は、右ヘッドライトカバー85と、右ヘッドライトハウジング86とを含む。左右のヘッドライトカバー83,85は、透明な樹脂などの材料で形成されている。左右のヘッドライトカバー83,85は、フロントロアカウル24上に配置される。左右のヘッドライトハウジング84,86は、図示しないLEDなどの光源と基板とをそれぞれ含む。ライトコントロールユニット35は、左右のヘッドライトハウジング84,86よりも上方に配置される。
以上説明した本実施形態に係る鞍乗型車両1では、弾性体製のホルダ36を介してライトコントロールユニット35がステー72に取り付けられる。そのため、ライトコントロールユニット35の防振性が向上する。弾性体製のバンド38がライトコントロールユニット35に巻回されることで、ライトコントロールユニット35がホルダ36に保持される。それにより、ライトコントロールユニット35が安定的に保持される。
バンド38は、ライトコントロールユニット35に巻回されており、ライトコントロールユニット35の上方から下方へ延びている。そのため、バンド38を伝って水が下方へ流れやすい。コネクタ41,42が下方を向いて配置されるので、コネクタ41,42への水の侵入が抑えられる。また、バンド38によってコネクタ41,42への水の付着が抑えられる。そのため、ライトコントロールユニット35のレイアウトの自由度の低下と配置スペースの拡大とを抑えながら、コネクタ41,42への水の付着が抑えられる。
係止板部79がバンド38の孔71に差し込まれることで、ホルダ36がLCUステー76に取り付けられる。従って、ボルトなどの固定部材を用いずに、ホルダ36がLCUステー76に取り付けられる。そのため、ツールパスの確保が困難な狭いスペースであっても、ライトコントロールユニット35を配置することができる。それにより、ライトコントロールユニット35の配置の自由度が向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態の鞍乗型車両1は、いわゆるストリート・モータサイクルである。しかし、本発明の鞍乗型車両は、ストリート・モータサイクルに限らず、オフロード・モータサイクルであってもよい。或いは、鞍乗型車両は、スクータ、アンダーボーン、或いはモペッドであってもよい。
鞍乗型車両1の構成は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、車体フレーム2の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。パワーユニット6は、内燃エンジンに限らず、電動モータを含んでもよい。前輪7の数は1つに限らず、2つ以上であってもよい。後輪9の数は1つに限らず、2つ以上であってもよい。
灯火器31-34の構成は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、ポジションライトの数は1つであってもよい。ヘッドライトの数は1つであってもよい。ポジションライト、或いはヘッドライトの配置が変更されてもよい。
ライトコントロールユニット35の配置、或いは形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、ライトコントロールユニット35は、本体部39の前面が、鉛直方向、或いは左右方向に対して傾斜するように配置されてもよい。ホルダ36の配置、或いは形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、支持部37とバンド38とは別体であってもよい。支持部37は、樹脂などの弾性体以外の材料で形成されてもよい。
本発明によれば、ライトコントロールユニットの防振性と保持の安定性とを向上させると共に、コネクタへの水の侵入が抑えられる。
31-34 灯火器
35 ライトコントロールユニット
36 ホルダ
37 支持部
38 バンド
41,42 コネクタ
51 支持部の底面
52,53 支持部の側面
56,57 孔
58,59 被係止部
61,62 係止部
63 バンドの前面
64 バンドの上面
65 バンドの後面
68 突起
71 孔
72 ステー
35 ライトコントロールユニット
36 ホルダ
37 支持部
38 バンド
41,42 コネクタ
51 支持部の底面
52,53 支持部の側面
56,57 孔
58,59 被係止部
61,62 係止部
63 バンドの前面
64 バンドの上面
65 バンドの後面
68 突起
71 孔
72 ステー
Claims (14)
- 灯火器と、
前記灯火器を制御するライトコントロールユニットと、
前記ライトコントロールユニットを保持する弾性体製のホルダと、
前記ホルダを支持するステーと、
を備え、
前記ライトコントロールユニットは、
本体部と、
前記本体部から下方に突出するコネクタと、
を含み、
前記ホルダは、
前記ライトコントロールユニットの下方に配置される支持部と、
前記ライトコントロールユニットの後方と上方と前方とに配置され、前記ライトコントロールユニットに巻回されたバンドと、
を含み、
前記バンドは、前記ライトコントロールユニットの上方から下方へ延び、
前記バンドは、車両正面視で前記コネクタと重なる、
鞍乗型車両。 - 前記バンドの下端は、前記コネクタの下端よりも下方に位置する、
請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記バンドは、孔を含み、
前記ホルダは、前記ステーが前記孔に差し込まれることで、前記ステーに取り付けられる、
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。 - 前記ステーは、下方から前記孔に差し込まれる、
請求項3に記載の鞍乗型車両。 - 前記ホルダは、前記バンドの内面から前記ライトコントロールユニットに向かって突出する突起を含む、
請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記バンドは、
前記ライトコントロールユニットの前方に位置し、前記支持部から上方に延びる前面と、
前記ライトコントロールユニットの上方に位置し、前記前面の上端から後方に延びる上面と、
前記ライトコントロールユニットの後方に位置し、前記上面から下方に延びる後面と、
を含む、
請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記後面は、車両正面視で前記コネクタと重なる、
請求項6に記載の鞍乗型車両。 - 前記後面の下端は、前記コネクタの下端よりも下方に位置する、
請求項6又は7に記載の鞍乗型車両。 - 前記支持部と前記バンドとは、一体的に形成されている、
請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記バンドは、被係止部を含み、
前記支持部は、前記被係止部に係止する係止部を含む、
請求項1から9のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記バンドは、張力をかけて前記ライトコントロールユニットに巻回されている、
請求項1から10のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記支持部は、前記ライトコントロールユニットの下方に配置される底面を含み、
前記底面は、前記コネクタが通される孔を含む、
請求項1から11のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記支持部は、前記ライトコントロールユニットの側方に配置される側面を含む、
請求項1から12のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記バンドは、前記ライトコントロールユニットが側方に開放されるように、前記ライトコントロールユニットに巻回されている、
請求項1から13のいずれかに記載の鞍乗型車両。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2020145735A JP2022040831A (ja) | 2020-08-31 | 2020-08-31 | 鞍乗型車両 |
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