JP2012187947A - カウル付き車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】短いケーブルを配線可能とするとともに、2つのケーブル間を容易に接続する。
【解決手段】自動二輪車は、インナーカウル82の内側に配設される第1のケーブル120と、インナーカウル82とアウターカウルの間に配設され、且つ第1のケーブル120に接続される第2のケーブル122と、を有する。インナーカウル82には、第1のケーブル120又は第2のケーブル122が挿通する貫通穴108が設けられている。また、貫通穴108には、第1のケーブル120又は第2のケーブル122の一部を係止する凹部110が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、インナーカウルとアウターカウルによって車体の一部を2重に覆うカウル付き車両に関する。
従来、自動二輪車では、インナーカウルとアウターカウルを部分的に重ねて車体を覆う2重構造のカウルが知られている。例えば、特許文献1には、メインフレームの側方を覆うフロントアッパサイドカウル(インナーカウル)と、このカウルのさらに側方を覆うミドルカウル(アウターカウル)を備えた車両が開示されている。このように、インナーカウルとアウターカウルによる2重構造のカウルを備えることで、2つのカウルの間に形成される隙間から空気を取り込むことができ、車体の所望の箇所(例えば、エアクリーナ)にこの空気を容易に案内することができる。
特開2010−42755号公報
ところで、上記のように2重構造のカウルを備える車両では、成形の容易性や外観性(美観)の向上等の理由から、ウィンカランプ等の照明部品が、車体を構成する車体フレームに取り付けられずに、インナーカウル(又はアウターカウル)に直接取り付けられる。この場合、インナーカウルとアウターカウルの間には、照明部品に電源供給を行うケーブル(以下、第2のケーブルともいう)が配設され、この第2のケーブルは、メインハーネスを介して車体内部のバッテリと繋がるケーブル(以下、第1のケーブルともいう)に接続される。
第1のケーブルと第2のケーブルの接続においては、第2のケーブルをインナーカウルの外側から該インナーカウルの側縁部を回り込ませて、或いはインナーカウルに対し第1のケーブル(又は第2のケーブル)を貫通させ2つのケーブルの接続用カプラを両カウルの隙間に配置させて、外観から見えない位置で車体内部の第1のケーブルとの連結がなされる。このため、第1のケーブル又は第2のケーブルに長い配線を用いることになり、製造コストの増加につながっていた。また、インナーカウルとアウターカウルの間という比較的狭い隙間から、長い配線からなる第2のケーブルの一端部(接続用カプラ)を引き出すことになるため、第1のケーブルと第2のケーブルの接続作業に手間がかかり、車体製造時の作業効率が低下するという課題も生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成によって、インナーカウルの内側に配設される第1のケーブルとインナーカウルの外側に配設される第2のケーブルを短くし、さらに第1のケーブルと第2のケーブルを容易に接続可能とすることで、車体の製造作業の効率化を図るとともに、製造コストを低減することができるカウル付き車両を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体の内部構造を覆うインナーカウル(82)と、前記インナーカウル(82)の外側において少なくとも該インナーカウル(82)の一部を覆うアウターカウル(84)と、を備えるカウル付き車両(12)であって、前記インナーカウル(82)の内側に配設される第1のケーブル(120)と、前記インナーカウル(82)と前記アウターカウル(84)の間に配設され、且つ前記第1のケーブル(120)に接続される第2のケーブル(122)と、を有し、前記インナーカウル(82)又は前記アウターカウル(84)のいずれか一方には、前記第1のケーブル(120)又は前記第2のケーブル(122)が挿通する貫通穴(108)が設けられ、前記貫通穴(108)は、前記第1のケーブル(120)又は第2のケーブル(122)の一部を係止する係止部(110)が連設されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のカウル付き車両(12)において、前記係止部(110)は、前記貫通穴(108)の側周縁を部分的に切り欠いて形成された凹部であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のカウル付き車両(12)において、前記第1のケーブル(120)と前記第2のケーブル(122)は、接続用のカプラ(120a、122a)を介して電気的に接続され、前記貫通穴(108)は、前記カプラ(120a、122a)が通過可能な大きさに形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカウル付き車両(12)において、前記第1のケーブル(120)は、前記第2のケーブル(122)との接続端部と反対側の端部がバッテリ(116)に接続され、前記第2のケーブル(122)は、前記第1のケーブル(120)との接続端部と反対側の端部がウィンカランプ(100)に接続されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4記載のカウル付き車両(12)において、前記第2のケーブル(122)は、前記インナーカウル(82)の装着部(106)に接続されており、前記ウィンカランプ(100)は、前記装着部(106)に取り付けられる基端部(100a)と、前記基端部(100a)から前記アウターカウル(84)を貫通して車体の車幅方向に突出し電力供給により灯火を行う灯火部(100b)と、を有し、前記装着部(106)に前記基端部(100a)を取り付けることで、前記第2のケーブル(122)と前記灯火部(100b)との電気的導通がなされることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、第1のケーブル又は第2のケーブルを挿通する貫通穴が設けられていることで、貫通穴を通して第1のケーブルと第2のケーブルを接続することができ、インナーカウルを回り込んで第1のケーブルと第2のケーブルを接続する構成に比べて、短いケーブルの適用が可能となる。よって、車体の製造コストを低減することができる。また、第1のケーブル又は第2のケーブルを係止部によって係止する構成とすることで、例えば、第2のケーブルをインナーカウルとアウターカウルの間から露呈させた状態で係止部に係止することができる。これにより、第1のケーブルと第2のケーブルを容易に接続することができ、接続作業の時間を短縮して、車体の製造作業の効率化を図ることができる。しかも、接続後は、インナーカウルとアウターカウルの隙間に第1のケーブルと第2のケーブルの接続部を配置して、第1のケーブルを係止部が係止することで、該接続部を隠すことができ、車体の外観性が向上する。
請求項2に係る発明によれば、貫通穴の側周縁に凹部が形成されていることで、第1のケーブル又は第2のケーブルを貫通穴から凹部に挿入することができ、これらのケーブルを凹部に容易に係止することができる。また、第1のケーブル又は第2のケーブルが凹部に係止されている状態から、これらのケーブルを貫通穴に向けて移動させることで、係止状態を容易に解除することができる。
請求項3に係る発明によれば、第1のケーブルと第2のケーブルを接続するカプラが貫通穴に対し挿通可能となっていることで、貫通穴を介して、インナーカウルとアウターカウルの間にカプラを容易に配置することができる。
請求項4に係る発明によれば、第1のケーブルがバッテリに接続され、第2のケーブルがウィンカランプに接続され、第1のケーブルと第2のケーブルを接続することで、バッテリからウィンカランプまでの電気的接続を容易に行うことができる。
請求項5に係る発明によれば、ウィンカランプの基端部を装着部に取り付けることで、複雑な配線作業等を行わずに、第2のケーブルと灯火部との電気的導通がなされ、ウィンカランプの灯火部を灯火することができる。
本発明の実施形態に係る2重構造のカウルを有する鞍乗型自動二輪車を示す概略側面図である。 図1の自動二輪車のアウターカウルを取り外した状態で車体の前方上部を示す一部拡大側面図である。 図1の自動二輪車を斜め後方から視認した状態を概略的に示す一部斜視図である。 図1の自動二輪車において第2のケーブルがインナーカウルの上部に露呈した状態を示す説明図である。 図1の自動二輪車において第1のケーブルと第2のケーブルの接続部及びカバー部材の取付状態を示す説明図である。 図1の自動二輪車において第1のケーブルが凹部に係止された状態を示す説明図である。
以下、本発明に係るカウル付き車両について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る2重構造のカウル(車体カバー10)を有する鞍乗型自動二輪車(以下、単に自動二輪車ともいう)12を示す概略側面図である。以降の説明では、この鞍乗型自動二輪車を例示して本発明を詳述するが、本発明はこれに限られるものではなく、他の種別の自動二輪車又は原動機付自転車等にも適用可能なことは勿論である。なお、自動二輪車12において、車体の左右に1つずつ対称的に設けられる機構又は構成要素については、左のものの参照符号に「L」を付し、右のものの参照符号に「R」を付すものとする。また、発明の理解を容易にするために、特に指示のない限り、図1において示す矢印方向を基準として、前後及び上下の方向を説明するとともに、車体に着座した運転者から見た方向を基準として、左右の方向(図3の矢印方向参照)を説明していく。
図1に示すように、自動二輪車12は、操舵輪である前輪14、該前輪14を操舵するハンドル16、車体を構成する車体フレーム18、駆動源であるエンジン20、駆動輪である後輪22及び搭乗者が着座するシート24等を備える。
前輪14は、略上下方向に延びる一対のフロントフォーク26の下端側において回転自在に軸支されている。このフロントフォーク26には前輪14の上方を覆うフロントフェンダ28が取り付けられる。また、フロントフォーク26は、上端側にハンドル16が連結されるともに、略中間部が車体フレーム18に設けられたヘッドパイプ30に回動自在に支承される。
ハンドル16は、フロントフォーク26との連結部分を中心として車幅方向に左右対称に延設されている。このハンドル16の両端部には運転者が握るグリップ16aが装着される。
車体フレーム18は、例えば、高剛性を有するアルミ鋳造製のチューブフレームによって構成されている。車体フレーム18は、ヘッドパイプ30上部から後側に向かって延び斜め下方に緩やかに傾斜するメインフレーム32と、ヘッドパイプ30下部から後側に向かって延び斜め下方に急激に傾斜するダウンフレーム34と、メインフレーム32の後端部に連結され車体の略中間部から下方に延びる左右一対のピボットプレート36と、メインフレーム32の略中間部から後側に向かって斜め上方に延びるシートフレーム38と、ピボットプレート36の上端に連結されてシートフレーム38の後端部に向かって斜め上方延びる補強フレーム40と、を有する。また、メインフレーム32とダウンフレーム34の間には、複数の前側補強ステー42が連結されている。さらに、シートフレーム38と補強フレーム40の間には、複数の後側補強ステー44が連結されている。
エンジン20は、シリンダブロック46及びクランクケース48によって構成されている。エンジン20は、例えば、直列4気筒型を適用することができる。このエンジン20は、クランクケース48の前端部がダウンフレーム34に支持されるとともに、その後端部がピボットプレート36の上端部に支持されることで、シリンダブロック46内のシリンダ軸線が前上がりになる姿勢で固定される。
シリンダブロック46の内部には、燃焼を行う点火プラグ、及び圧縮を行うピストンが収容されている。一方、クランクケース48の内部には、前記ピストンにコンロッドを介して連結されるクランク軸やエンジン出力軸が軸支され、各軸との間に動力伝達機構を構成するクラッチ機構や変速機等が収容されている。エンジン20の回転駆動力は、クランクケース48のエンジン出力軸から無端状のドライブチェーン50に伝達され、該ドライブチェーン50を介して後輪22に伝達される。
また、シリンダブロック46の前方には、エンジン20の放熱を行うラジエータ(図示せず)が配置される。さらに、エンジン20の上方には、燃料タンク52及び吸気装置54が搭載される。吸気装置54は、シリンダブロック46の上部に吸気ポート56が接続され、この吸気ポート56の上流端にはエアクリーナ58が設けられている。エアクリーナ58は、燃料タンク52に覆われるように配置され、後述する2重構造のカウルを介して取り込んだ空気の埃等を吸着する。一方、シリンダブロック46の前部には、排気装置60が接続される。排気装置60は、各気筒に個別に対応してシリンダブロック46から下方に延びる複数の排気管62と、各排気管62に連なるようにして後輪22の右側に配置される排気マフラー64と、を有する。
また、車体フレーム18のピボットプレート36には、スイングアーム66の前端部が上下揺動可能に支承されている。さらに、スイングアーム66は、前部側に振動を吸収するサスペンション68が取り付けられ、後端部に後輪22が回転自在に軸支される。またさらに、ピボットプレート36には、後側に延びるピリオンステップ70が固定されており、運転者及び同乗者が足を載せるステップホルダ70aが装着されている。
一方、シートフレーム38には、搭乗者(運転者及び同乗者)を乗せるシート24が配設されている。シート24は、運転者が着座するフロントシート24a、及びフロントシート24aの後方で同乗者が着座するリアシート24bからなる、いわゆるタンデム型のシートが採用されている。
シートフレーム38の後部には、側面視で略円弧状のリアフェンダ72が取り付けられている。このリアフェンダ72には、車体後部側の照明部品として後方側ウィンカランプ74、テールランプ76が取り付けられ、さらにテールランプ76の下方にはライセンスプレート78が装着されている。
また、自動二輪車12には、車体の前後方向にかけて該車体の意匠面(外観)を構成する車体カバー10が取り付けられている。この車体カバー10は、例えば、アクロルニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、繊維強化プラスチック(FRP)又はポリプロピレン(PP)等の高分子材料により形成されている。
車体カバー10は、車体前部の意匠を構成するフロントカウル80と、このフロントカウル80の両側面後側に連設され両側から後方向に延在する左右一対のインナーカウル82L、82Rと、このインナーカウル82L、82Rの外側で該インナーカウル82L、82Rを部分的に覆う左右一対のアウターカウル84L、84Rと、インナーカウル82L、82Rの後側に連設されフロントシート24aの下方まで延びる左右一対のミドルカウル86L、86Rと、このミドルカウル86L、86Rの後側に連設されシートフレーム38に沿って後方に延びるリアカウル88と、を有している。
以下、本実施の形態に係る自動二輪車12の前方部分の車体カバー10と、該車体カバー10に関連する構成について図1〜図3を参照して説明する。図2は、図1の自動二輪車12のアウターカウル84を取り外した状態で車体の前方上部を示す一部拡大側面図であり、図3は、図1の自動二輪車12を斜め後方から視認した状態を概略的に示す一部斜視図である。なお、図2及び図3では、本発明の特徴部分に関わらない構成の図示を省略している。また、以降の説明では、運転者から見て左側のインナーカウル82L及びアウターカウル84Lについて詳述し、これと対称の構成を採り得る右側のインナーカウル82R及びアウターカウル84Rの説明については省略する(以降の説明では、構成要素の左側を示すLの符号を省略する)。
フロントカウル80は、フロントフォーク26の略中間部及びヘッドパイプ30を前方から覆う形状に形成されている。フロントカウル80の前面には、走行時に、車体前方の灯火を行うヘッドライト90が配設される。本実施の形態に係るヘッドライト90は、レンズがフロントカウル80の意匠面と連なるように形成されている。すなわち、ヘッドライト90とフロントカウル80は、先端中央部から後方に向かって車幅方向及び上方向に緩やかに傾斜する流線形に形成されている。
また、フロントカウル80は、中央上端部が円弧状に切り欠かれており(図3参照)、この切り欠き部分には走行時の風の抵抗を軽減する形状に形成されたフロントスクリーン92が取り付けられている(図1参照)。フロントスクリーン92の車幅方向両側には、左右一対のバックミラー94が取り付けられている。フロントカウル80の後側には、スピードメータやタコメータ等のメータ類が収容されるメータユニット96が配設されている。このメータユニット96には、メータ類の他にも、運転者が各種電気系統の操作(制御)を行うためのスイッチ類が設けられている。
図1に示すように、アウターカウル84は、フロントカウル80の両側部後側から車体の略中間部にわたって延設され、車体の両側面の意匠を構成している。アウターカウル84は、前端縁部84aが前輪14を露出させるように湾曲形成され、下端縁部84bが排気装置60と同じ位置において略水平に形成され、上端縁部84cが内側のインナーカウル82の形状に沿って前端縁部84aから後側に延び略中間部において斜め下方に向かって延びるように形成され、後端縁部84dがクランクケース48を部分的に露出させるように湾曲形成されている。このアウターカウル84側面の前方寄りには、挿通孔98(図3参照)が設けられており、この挿通孔98には、インナーカウル82から車幅方向に延出する前方側ウィンカランプ(以下、単にウィンカランプという)100が挿通される。
図2に示すように、インナーカウル82は、フロントカウル80の両側部後側から車体の略中間部にわたって延設される。このインナーカウル82は、フロントカウル80の後部に連結されて後方に略水平に延びる上側インナーカウル102と、この上側インナーカウル102の下端部に連結される下側インナーカウル104と、によって構成されている。
上側インナーカウル102は、上下中央部が車幅方向に突出し、この突出部分が前方から後方に向かって稜線状に延在する形状に形成されている。上側インナーカウル102の上部102aは、稜線部分から車体の内側に向かって延出し、該内部構造の側部上面を覆っている(図3参照)。一方、上側インナーカウル102の下部102bは、稜線部分から車体の内側に向かってテーパー状に延び、その下側縁部には略垂下する取付部102cが形成されている。この取付部102cには、下側インナーカウル104が取り付けられる。
下側インナーカウル104は、略三角形状に形成されており、上端縁部104aが上側インナーカウル102の取付部102cに係合する形状に形成されている。また、下側インナーカウル104の前端縁部104bは、アウターカウル84の前端縁部84aと同様に、前輪14を露出させるように湾曲形成され、一方、後端縁部104cは、略上下方向に延在するように形成されている。下側インナーカウル104は、アウターカウル84が外側に取り付けられた状態で、このアウターカウル84によって覆われ、側面方向から視認されない構成となっている。
この下側インナーカウル104の平面部分には、ウィンカランプ100の基端部100aが装着される装着部106が形成されている。この装着部106は、アウターカウル84が外側に取り付けられた状態で、アウターカウル84の挿通孔98と略一致する位置に形成されている。
ここで、本実施の形態に係るインナーカウル82は、後述する電気系統のケーブル118を通す貫通穴108を備えている。この貫通穴108は、上側インナーカウル102と下側インナーカウル104の境界部分に形成されている。すなわち、貫通穴108は、上側インナーカウル102の取付部102cに形成された第1の切欠き部108aと、下側インナーカウル104の上端縁部104aに形成された第2の切欠き部108bと、を互いに係合させることで形成される。このように、上側インナーカウル102と下側インナーカウル104の境界部分に第1及び第2の切欠き部108a、108bを形成することで、インナーカウル82の成形時に貫通穴108を穿設する工程等を設ける必要がなくなり、成形工程の効率化が図られる。
さらに、下側インナーカウル104の第2の切欠き部108bには、該下側インナーカウル104の平面形状に沿って凹部(係止部)110が切り欠かれている。凹部110は、後述する第1及び第2のケーブル120、122が係止可能な深さ及び幅に形成されている。この凹部110は、第1及び第2の切欠き部108a、108bが係合して貫通穴108が形成された状態では、該貫通穴108を囲う側周縁の所定位置に位置することになる。
以上のように、本実施の形態に係る車体カバー10は、インナーカウル82とアウターカウル84を重ねた2重構造のカウルとして、自動二輪車12の前方両側面の意匠を構成する。このインナーカウル82の内側面には、自動二輪車12の電気系統112の制御を行う制御系の部品が搭載される。ここで、電気系統112としては、ヘッドライト90、テールランプ76、前方側及び後方側ウィンカランプ74、100等の照明部品、エンジン20の駆動制御を行うECU(Engine Control Unit)、イグニッションコイル、点火プラグ、レギュレータ、ACG(交流発電機)、センサ類(例えば、THセンサや吸気温センサ)等の電装部品(図示せず)があげられる。
また、電気系統112は、車体の前後方向に延在するメインハーネス114を備え、このメインハーネス114は車体の略中央部に配設されているバッテリ116(図1)に接続されている。また、メインハーネス114は、インナーカウル82の内側に配設した電装部品(エンジン20の駆動系)に接続されるとともに、フロントカウル80の後側のメータユニット96に接続される。電気系統112は、メインハーネス114やメータユニット96から分岐する複数のケーブル118を照明部品や他の電装部品に接続している。これにより、運転者の操作や駆動系等に応じた電力(又は電気信号)を、ケーブル118を介して照明部品や電装部品に送る構成となっている。
照明部品の一つであるウィンカランプ(前方側ウィンカランプ100)について具体的に説明すると、図3に示すように、ウィンカランプ100は、装着部106に取り付けられる基端部100aと、基端部100aから車幅方向に延出しウィンカの灯火を行う灯火部100bと、を有している(なお、図3では、便宜上車体の右側のウィンカランプ100を図示している)。
基端部100aには、装着部106との取付にともなって電気的に接続される接続端子(図示せず)が設けられており、この接続端子から灯火部100b内に配設されているバルブ(図示せず)に対して電力供給がなされる。ウィンカランプ100は、灯火部100bがアウターカウル84の挿通孔98を貫通して車幅方向の外側に突出するように取り付けられる。ウィンカランプ100の取付は、車体カバー10(インナーカウル82及びアウターカウル84)の取付が終了した後に、アウターカウル84の挿通孔98からウィンカランプ100の基端部100aを挿入し、この基端部100aを装着部106に装着(係止)することによってなされる。
このウィンカランプ100は、ケーブル118(第1のケーブル120、第2のケーブル122)を介してメータユニット96と接続される。すなわち、ウィンカランプ100は、メータユニット96内においてウィンカスイッチ(図示せず)に接続されており、運転者によるウィンカの点灯操作に基づき、灯火部100bの灯火が行われる。
この場合、メータユニット96には、ウィンカランプ100に電力供給可能な第1のケーブル120が配設され、一方、インナーカウル82の装着部106には、第1のケーブル120に接続される第2のケーブル122が配設されている。これら第1及び第2のケーブル120、122は、ともに貫通穴108に届く長さのケーブルが用いられているが、例えばインナーカウル82を回り込んで第1のケーブル120と第2のケーブル122を接続する構成に比べると、充分に短いケーブルを適用することができる。また、第2のケーブル122は、インナーカウル82の取付状態において、装着部106から垂れ下がって地面に接触しないように、インナーカウル82のフック124によって所定箇所が係止されている(図2参照)。
図2に示すように、第1のケーブル120と第2のケーブル122は、互いの接続端部が備えるカプラを介して接続される。具体的には、第1のケーブル120の接続端部に雄型カプラ120aが設けられるとともに、第2のケーブル122の接続端部に雌型カプラ122aが設けられており、雄型カプラ120aを雌型カプラ122aに挿入することで、互いを係止し、第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続がなされる。なお、第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続構造は、雄型カプラ120aと雌型カプラ122aの接続に限定されるものではなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
また、図2に示すように、雄型カプラ120aと雌型カプラ122aの接続部分(以下、単に接続部126ともいう)には、これら雄型カプラ120aと雌型カプラ122aを上方から覆うカバー部材128が取り付けられている。このカバー部材128は、空気中の埃やケーブル118を伝わる水分が接続部126からケーブル118内に入り込むことを防止する機能を有している。
本実施の形態に係る2重構造のカウル(車体カバー10)を有する自動二輪車12は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、この車体カバー10が有する貫通穴108及び凹部110の作用効果について説明する。
インナーカウル82が備える貫通穴108及び凹部110は、主に自動二輪車12の組立において顕著な作用効果を奏する。通常、自動二輪車12の組立においては、内部構造が設けられた車体に対しフロントカウル80と上側インナーカウル102の取付が行われる。この場合、車体フレーム18に先に取り付けられているメータユニット96に対しフロントカウル80を前方から被せて、後部側をヘッドパイプ30に固定する。一方、上側インナーカウル102は、フロントカウル80の両側部後側において略水平に延設される。これにより、車体は、フロントカウル80と上側インナーカウル102が一体的に連なる意匠面に形成される。
その後、上側インナーカウル102の下部側から延出している取付部102cに対し下側インナーカウル104を取り付ける。このとき、下側インナーカウル104の装着部106には、第2のケーブル122が配設されている。第2のケーブル122は、装着部106寄りの所定箇所がフック124に係止されるとともに、雌型カプラ122a寄りの所定箇所が第2の切欠き部108bの凹部110に予め引っ掛けられている。すなわち、第2のケーブル122は、先端側(雌型カプラ122a)が下側インナーカウル104の上部に引き出された状態となっている。
図4〜図6は、第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続手順を示す説明図である。第2のケーブル122を凹部110に係止した状態で下側インナーカウル104を上側インナーカウル102に取り付けると、貫通穴108が形成され、図4に示すように、第2のケーブル122の先端側が該貫通穴108の下方(上側インナーカウル102の下部102b)から貫通穴108の上方(下側インナーカウル102の上部102a)に露呈する。このとき、第2のケーブル122の所定箇所が凹部110に引っ掛かっていることで、該凹部110からの脱落が防止されている。したがって、例えば、インナーカウル82やアウターカウル84の取付時に振動等の外力が付与されても、第2のケーブル122が凹部110から外れることがなくなり、雌型カプラ122aがインナーカウル82の上部に露呈した状態が維持される。
そして、インナーカウル82が車体に取り付けられた後に、このインナーカウル82の外側にアウターカウル84の取付が行われる。アウターカウル84の取付時には、上述のとおりインナーカウル82に配設されている第2のケーブル122の先端側が貫通穴108の上方に引き出されているため、該第2のケーブル122がインナーカウル82の側面に嵩張って邪魔となることがない。よって、インナーカウル82にアウターカウル84を容易に取り付けることができる。
また、自動二輪車12は、既述したように、ウィンカランプ100がインナーカウル82に取り付けられる。この場合、ウィンカランプ100の基端部100aがアウターカウル84の挿通孔98から挿入されて、インナーカウル82の装着部106に装着される。この装着にともないウィンカランプ100の基端部100aの接続端子と第2のケーブル122との電気的導通がなされる。
さらに、カバー部材128取付後の電気系統112の配線では、メータユニット96から延びる第1のケーブル120と、装着部106から延びる第2のケーブル122との接続が行われる。これにより、ウィンカランプ100は、第1及び第2のケーブル120、122を介してメータユニット96に接続され、さらにメインハーネス114を介してバッテリ116に接続される。第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続は、雌型カプラ122aに雄型カプラ120aを挿入することで互いを連結する。
ここで、第2のケーブル122は、上述したように、雌型カプラ122a寄りの所定箇所が凹部110に係止されており、雌型カプラ122aがインナーカウル82の上面に露呈している(図4参照)。第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続では、この第2のケーブル122を凹部110の開口方向(貫通穴108の方向)に移動させて該凹部110との係止を解除する。そして、第1及び第2のケーブル120、122を共に引き出して、インナーカウル82の上面で雄型カプラ120aと雌型カプラ122aの連結を行う。したがって、第1のケーブル120と第2のケーブル122を容易に接続することができる。
また、第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続時には、雄型カプラ120aと雌型カプラ122aを覆うようにカバー部材128が取り付けられる。このカバー部材128の取付も、インナーカウル82の上面において簡単に行うことができる。すなわち、本実施の形態に係る貫通穴108と凹部110を使用することによって、第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続作業を全体的に効率化することができる。
第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続が終了した後は、接続部126をインナーカウル82とアウターカウル84の間に形成されている隙間に配置する。この場合、図5に示すように、接続部126とともにカバー部材128を貫通穴108に通過させる。この貫通穴108は、カバー部材128の平面面積に対して挿通可能な大きさに形成されており、接続部126を覆う比較的大きなカバー部材128であっても通過させることができる。よって、インナーカウル82とアウターカウル84の隙間に、接続部126及びカバー部材128を容易に配置することができる。
貫通穴108に接続部126及びカバー部材128を通した後は、図6に示すように、第1のケーブル120を凹部110に引っ掛けることで該第1のケーブル120を係止する。これにより、ウィンカランプ100の配線が終了する。配線終了後は、第1のケーブル120が凹部110に係止されることで、ケーブル118の移動を防ぐことができ、例えば、自動二輪車12の走行時でも第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続状態を良好に保持し続けることができる。
また、インナーカウル82とアウターカウル84の隙間に接続部126を配置することで、アウターカウル84によって接続部126の視認を防ぐことができ、車体の外観性を向上することができる。さらに、インナーカウル82の外側に接続部126を配置する構成とすれば、インナーカウル82の内側に接続部126を配置する構成と比べて、電気系統112の収容スペースが増加して、配線の自由度を向上することができる。
なお、貫通穴108を蓋体(図示せず)によって塞ぎ、第1のケーブル120が挿通及び係止されている凹部110のみを開放する構成としてもよい。このように貫通穴108を蓋体によって塞ぐことで、接続部126に埃や水が向かうことを低減することができる。
また、凹部110の開口部(貫通穴108と境界部分)には、該開口部を架橋するストッパー(図示せず)を取り付けてもよい。このストッパーにより、第1のケーブル120(又は第2のケーブル122)が凹部110の開口部から外れることをより確実に防ぐことができる。
さらに、貫通穴108は、インナーカウル82に形成されるものに限定されず、例えば、アウターカウル84に形成されていてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る自動二輪車12は、インナーカウル82に貫通穴108を備えることで、貫通穴108を通して第1のケーブル120と第2のケーブル122を接続することができ、例えば、インナーカウル82を回り込んで第1のケーブル120と第2のケーブル122を接続する構成に比べて、短いケーブル118の適用が可能となる。よって、車体の製造コストを低減することができる。
さらに、貫通穴108の周縁部に凹部110が形成されていることで、この凹部110によりケーブル118を簡単に係止することができる。すなわち、第2のケーブル122をインナーカウル82とアウターカウル84の間から露呈させた状態で凹部110に係止して、第1のケーブル120と第2のケーブル122の接続を行うことで、第1及び第2のケーブル120、122の接続作業の時間を短縮することができ、車体の製造作業の効率化を図ることができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
10…車体カバー 12…自動二輪車
14…前輪 16…ハンドル
18…車体フレーム 20…エンジン
22…後輪 80…フロントカウル
82、82L、82R…インナーカウル 84、84L、84R…アウターカウル
96…メータユニット 98…挿通孔
100…ウィンカランプ 100a…基端部
100b…灯火部 102…上側インナーカウル
104…下側インナーカウル 106…装着部
108…貫通穴 110…凹部
112…電気系統 116…バッテリ
118…ケーブル 120…第1のケーブル
122…第2のケーブル 128…カバー部材

Claims (5)

  1. 車体の内部構造を覆うインナーカウル(82)と、前記インナーカウル(82)の外側において少なくとも該インナーカウル(82)の一部を覆うアウターカウル(84)と、を備えるカウル付き車両(12)であって、
    前記インナーカウル(82)の内側に配設される第1のケーブル(120)と、前記インナーカウル(82)と前記アウターカウル(84)の間に配設され、且つ前記第1のケーブル(120)に接続される第2のケーブル(122)と、を有し、
    前記インナーカウル(82)又は前記アウターカウル(84)のいずれか一方には、前記第1のケーブル(120)又は前記第2のケーブル(122)が挿通する貫通穴(108)が設けられ、
    前記貫通穴(108)は、前記第1のケーブル(120)又は第2のケーブル(122)の一部を係止する係止部(110)が連設されていることを特徴とするカウル付き車両(12)。
  2. 請求項1記載のカウル付き車両(12)において、
    前記係止部(110)は、前記貫通穴(108)の側周縁を部分的に切り欠いて形成された凹部であることを特徴とするカウル付き車両(12)。
  3. 請求項1又は2記載のカウル付き車両(12)において、
    前記第1のケーブル(120)と前記第2のケーブル(122)は、接続用のカプラ(120a、122a)を介して電気的に接続され、
    前記貫通穴(108)は、前記カプラ(120a、122a)が通過可能な大きさに形成されていることを特徴とするカウル付き車両(12)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカウル付き車両(12)において、
    前記第1のケーブル(120)は、前記第2のケーブル(122)との接続端部と反対側の端部がバッテリ(116)に接続され、
    前記第2のケーブル(122)は、前記第1のケーブル(120)との接続端部と反対側の端部がウィンカランプ(100)に接続されていることを特徴とするカウル付き車両(12)。
  5. 請求項4記載のカウル付き車両(12)において、
    前記第2のケーブル(122)は、前記インナーカウル(82)の装着部(106)に接続されており、
    前記ウィンカランプ(100)は、前記装着部(106)に取り付けられる基端部(100a)と、前記基端部(100a)から前記アウターカウル(84)を貫通して車体の車幅方向に突出し電力供給により灯火を行う灯火部(100b)と、を有し、
    前記装着部(106)に前記基端部(100a)を取り付けることで、前記第2のケーブル(122)と前記灯火部(100b)との電気的導通がなされることを特徴とするカウル付き車両(12)。
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