JP7359833B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、車体の前部を保護するパイプ状のガード部材に補助ランプを取り付けた鞍乗型車両に関する。
従来から、車体の前部を保護するパイプ状のガード部材にフォグランプ等の補助ランプを取り付けた鞍乗型車両が知られている。
特許文献1には、ガード部材がフロントパイプおよび左右一対のサイドパイプからなり、このサイドパイプに補助ランプを取り付けた鞍乗型車両が開示されている。
特許第6837465号公報
しかし、特許文献1の構成では、サイドパイプに補助ランプが取り付けられているため、メンテナンス等で車体からサイドパイプを取り外す際に、車体側に配線が接続された補助ランプをサイドパイプから取り外す必要があるほか、サイドパイプを組付ける際に補助ランプをサイドパイプに取り付けてエイミング調整をする必要があり、メンテナンス性に課題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ガード部材に補助ランプを取り付けた場合でも良好なメンテナンス性を維持することができる鞍乗型車両を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、車体フレーム(F)および該車体フレーム(F)に固定されて車体を保護するガード部材(80)を有し、前記ガード部材(80)はフロントパイプ(81)および左右一対のサイドパイプ(82)からなり、前記ガード部材(80)に支持される補助ランプ(27)を有する鞍乗型車両(1)において、前記フロントパイプ(81)の中途部が前記車体フレーム(F)に支持されると共に、前記フロントパイプ(81)の両端部が前記サイドパイプ(82)に支持されており、前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とを接続する接続部材(60,160)を有し、前記接続部材(60,160)は、前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とに跨って設けられると共に、フロントパイプ側固定部(63,163)およびサイドパイプ側固定部(64,164)を有し、前記補助ランプ(27)は、前記フロントパイプ側固定部(63,163)と前記サイドパイプ側固定部(64,164)とに跨って支持されるランプステー(70)を介して支持される点に第1の特徴がある。
また、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)は中空構造とされ、 前記接続部材(60)は、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)に挿入され、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)に、前記フロントパイプ側固定部(63,163)および前記サイドパイプ側固定部(64,164)と対面する貫通孔(81a,82a,181a,182a)が設けられており、前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とが、前記貫通孔(81a,82a,181a,182a)を通る固定具(72,172)によって接続される点に第2の特徴がある。
また、前記貫通孔(81a,82a,181a,182a)が、前記ガード部材(80)の後面に設けられる点に第3の特徴がある。
また、前記ランプステー(70)は、前記補助ランプ(27)を支持するランプ支持部(70a)と、前記フロントパイプ側固定部(63)および前記サイドパイプ側固定部(64)に跨って設けられるガード接続部(70b)と、前記ランプ支持部(70a)および前記ガード接続部(70b)を繋ぐベース部(70c)とからなり、前記補助ランプ(27)が、前記ガード部材(80)の内側に設置する点に第4の特徴がある。
また、前記ベース部(70c)は、前記サイドパイプ(82)の傾斜に沿って後方に延出する点に第5の特徴がある。
さらに、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)は、それぞれ、後方に突出する座部(71,171)を有する点に第6の特徴がある。
第1の特徴によれば、車体フレーム(F)および該車体フレーム(F)に固定されて車体を保護するガード部材(80)を有し、前記ガード部材(80)はフロントパイプ(81)および左右一対のサイドパイプ(82)からなり、前記ガード部材(80)に支持される補助ランプ(27)を有する鞍乗型車両(1)において、前記フロントパイプ(81)の中途部が前記車体フレーム(F)に支持されると共に、前記フロントパイプ(81)の両端部が前記サイドパイプ(82)に支持されており、前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とを接続する接続部材(60,160)を有し、前記接続部材(60,160)は、前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とに跨って設けられると共に、フロントパイプ側固定部(63,163)およびサイドパイプ側固定部(64,164)を有し、前記補助ランプ(27)は、前記フロントパイプ側固定部(63,163)と前記サイドパイプ側固定部(64,164)とに跨って支持されるランプステー(70)を介して支持されるので、補助ランプをフロントパイプ側に支持した状態を維持したままサイドパイプを取り外すことが可能となる。これにより、サイドパイプを取り外してのメンテナンスが容易になると共に、再度組み付ける際に補助ランプのエイミング調整を行う必要がなくなり、メンテナンス性が向上する。
第2の特徴によれば、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)は中空構造とされ、前記接続部材(60)は、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)に挿入され、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)に、前記フロントパイプ側固定部(63,163)および前記サイドパイプ側固定部(64,164)と対面する貫通孔(81a,82a,181a,182a)が設けられており、前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とが、前記貫通孔(81a,82a,181a,182a)を通る固定具(72,172)によって接続されるので、接続部材が外方に露出せず、フロントパイプとサイドパイプとの締結部をシンプルな形状とすることができると共に、フロントパイプおよびサイドパイプの締結強度を向上させることが可能となる。
第3の特徴によれば、前記貫通孔(81a,82a,181a,182a)が、前記ガード部材(80)の後面に設けられるので、補助ランプの支持部を目立たない位置に配設することが可能となる。
第4の特徴によれば、前記ランプステー(70)は、前記補助ランプ(27)を支持するランプ支持部(70a)と、前記フロントパイプ側固定部(63)および前記サイドパイプ側固定部(64)に跨って設けられるガード接続部(70b)と、前記ランプ支持部(70a)および前記ガード接続部(70b)を繋ぐベース部(70c)とからなり、前記補助ランプ(27)が、前記ガード部材(80)の内側に設置するので、補助ランプをガード部材から離間した位置に配設することが可能となる。
第5の特徴によれば、前記ベース部(70c)は、前記サイドパイプ(82)の傾斜に沿って後方に延出するので、補助ランプがガード部材からぶら下がり宙に浮いている状態となり、ランプステーを目立たなくして補助ランプを支持することが可能となる。
第6の特徴によれば、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)は、それぞれ、後方に突出する座部(71,171)を有するので、ランプステーを位置決めしやすく、また、支持面が大きいためサイドパイプを外しても支持位置を保持することが容易となる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車を左前方から見た斜視図である。 ガード部材の取付構造を示す斜視図である。 図3の状態からサイドパイプを取り外した状態を示す斜視図である。 自動二輪車から操向ハンドルを取り外した状態の一部拡大平面図である。 図1の一部拡大左側面図である。 ガード部材の車体フレームへの取付構造を示す斜視図である。 車幅方向左側のランプステーの取付構造を示す斜視図である。 接続部材の構造を示す断面図である。 図9のX-X線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る接続部材の構造を示す断面図である。 図11のXII-XII線断面図である。 タンデムステップの取付構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。自動二輪車1は、パワーユニットPの駆動力を後輪WRに伝達して走行する鞍乗型車両である。車体フレームFを構成するメインフレームF1の前端部には、不図示のステアリングステムを揺動自在に軸支するヘッドパイプF2が設けられる。
ステアリングステムの上下には、左右一対のフロントフォーク13を支持するトップブリッジ28およびボトムブリッジ29が固定されている。フロントフォーク13の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されている。
メインフレームF1の後端下部には、スイングアーム19を揺動自在に軸支するピボット16を有するピボットフレーム17が連結されている。スイングアーム19の後端部には、駆動輪としての後輪WRが回転自在に軸支されている。ピボットフレーム17の上部には、シート26およびリヤカウル25を支持するリヤフレームF3が連結されている。
メインフレームF1の上部には燃料タンク2が配設されており、メインフレームF1の下部にはパワーユニットPが吊り下げられている。パワーユニットPの駆動力は、ドライブチェーン20を介して後輪WRに伝達される。
トップブリッジ28の上部には、操向ハンドル3が固定されている。操向ハンドル3には、左右一対のナックルガード5およびバックミラー4が取り付けられている。操向ハンドル7の前方には、車体の前部を覆うカウルCが配設されている。カウルCは、ヘッドライト12の外周を覆いウインドスクリーン7を支持するフロントカウル9と、該フロントカウル9の車幅方向外側を覆う左右一対のフロントサイドカウル11とからなる。ウインドスクリーン7には、該ウインドスクリーン7と共締め固定されるディフレクタ8が左右一対で取り付けられており、ウインドスクリーン7の後方にはメータ装置6が配設されている。
フロントカウル9の側部には、左右一対の前側フラッシャランプ10が取り付けられている。ディフレクタとしての導風部材50は、前側フラッシャランプ10の後方の位置に左右一対で配設されている。カウルCの前方および側方には、車体を保護するガード部材80が配設されている。パイプ部材からなるガード部材80には、補助ランプ27が左右一対で取り付けられている。フロントフォーク13には、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ14が取り付けられている。
リヤフレームF3の下部には、左右一対のタンデムステップ18が取り付けられている。リヤカウル25の左右には、パニアケース22が取り付けられている。また、リヤカウル25の後端部には、尾灯装置24、後側フラッシャランプ23およびリヤフェンダ21が配設されている。パワーユニットPの下部には、パワーユニットPを保護するスキッドプレート15が配設されている。
図2は、自動二輪車1を左前方から見た斜視図である。アルミ、鉄等のパイプ部材からなるガード部材80(図示点描ハッチング部)は、車幅方向中央のフロントパイプ81と、フロントパイプ81の両端に連結されるサイドパイプ82とからなる。フロントパイプ81は、その中途部が車体フレームFに固定されており、サイドパイプ82の後端下部80aは、ガードブラケット80bを介してフレームに固定される。フロントパイプ81とサイドパイプ82との間には、両者の境界としての接合部83が構成される。補助ランプ27の取付部は、フロントパイプ81とサイドパイプ82の後面側に配設される。
図3は、ガード部材80の取付構造を示す斜視図である。また、図4は図3の状態からサイドパイプ82を取り外した状態を示す斜視図である。接合部83の後面側には、補助ランプ27を取り付けるためのランプステー70が固定されている。本実施形態では、ランプステー70がフロントパイプ81とサイドパイプ82を跨ぐように固定されており、フロントパイプ81とランプステー70との固定状態を維持したまま、サイドパイプ82を取り外すことができるように構成されている。換言すれば、補助ランプ27をフロントパイプ81側に残した状態で、サイドパイプ82を取り外すことができる。これにより、サイドパイプ82を取り外してのメンテナンスが容易になると共に、再度組み付ける際に補助ランプ27のエイミング調整を行う必要がなくなる。フロントパイプ81とサイドパイプ82との間には、接続部材60が挿入される。
図5は、自動二輪車1から操向ハンドル3を取り外した状態の一部拡大平面図である。また、図6は図1の一部拡大左側面図である。補助ランプ27は、フロントパイプ81とサイドパイプ82との間の位置に、ランプステー70によって吊り下げられるように固定されている。フロントパイプ81およびサイドパイプ82の前方寄りの部分は、車体側面視で前上がりに傾斜しており、ランプステー70はこの傾斜に沿って後方に伸びている。これにより、補助ランプ27がガード部材80からぶら下がり宙に浮いている状態となり、ランプステー70を目立たなくして補助ランプ27を支持することが可能となる。また、補助ランプ27は、車体平面視で、一部がガード部材80とラップして配置されると共に、ガード部材80の最外側80sより内側に配設される。
図7は、ガード部材80の車体フレームFへの取付構造を示す斜視図である。また、図8は車幅方向左側のランプステー70の取付構造を示す斜視図である。フロントパイプ81の中途部には、フロントパイプ81の強度を高めると共に車体フレームFへの取り付けを可能とするための補助パイプ84が溶着されており、補助パイプ84の後面に略U字断面を有するフレームステー85が溶着されている。一方、車体フレームFのヘッドパイプF2の前面には2枚の板状部材からなる支持部90が溶着されており、この支持部90にフレームステー85を固定することにより、フロントパイプ81が車体フレームFに支持されることとなる。支持部90には、ヘッドライト12を支持するヘッドライトステー92も固定される。フレームステー85はヘッドライトステー92と支持部90にまたがって共締め固定される。
ランプステー70は、ボルト等の固定具72によってフロントパイプ81およびサイドパイプ82にそれぞれ固定される。ランプステー70と、フロントパイプ81およびサイドパイプ82との間には、略円筒形のカラーからなる座部71が挟み込まれている。座部71の一端はランプステー70を受けるように平面をなし、他端はガード部材80の外周に合わせて円弧状をなし、この座部71により、ランプステー70の位置決めがしやすく、また、平面をなす支持面が大きくなることでサイドパイプ82を取り外しても支持位置を保持することが可能となる。ランプステー70には、2本の固定具72の間の位置に、横長の肉抜き孔70dが形成されている。
図9は、接続部材60の構造を示す断面図である。また、図10は図9のX-X線断面図である。接続部材60は、フロントパイプ81に挿入されるフロントパイプ側固定部63と、サイドパイプ82に挿入されるサイドパイプ側固定部64と、両者を隔てる拡径部61とを有する。フロントパイプ側固定部63およびサイドパイプ側固定部64の直径は、フロントパイプ81およびサイドパイプ82に遊嵌できるように、フロントパイプ81およびサイドパイプ82の内径より少しだけ小径とされる。拡径部61は、外方に露出して接合部83を構成すると共に、フロントパイプ81とサイドパイプ82とを結合する際の位置決めを容易にする機能を有する。
接続部材60には、固定具72が螺合される雌ねじ孔62が形成されている。フロントパイプ81およびサイドパイプ82の結合と、補助ランプ27の固定とを行う際には、まず、フロントパイプ81内に接続部材60を挿入し、フロントパイプ81とランプステー70との間に座部71を挟み込んで、接続部材60を回転させて位置を定め、固定具72を螺合して仮組みし、次にサイドパイプ82内に接続部材60を挿入し、サイドパイプ82とランプステー70との間に座部71を挟み込んでサイドパイプ82を回転させて位置を定め、固定具72を雌ねじ孔62に螺合させて仮組みし、補助ランプ27が車両前方を向くように保持しながら固定具72を締め付ける(エイミング機構は別途補助ランプ27に内蔵されている)。
このように、フロントパイプ81とサイドパイプ82とが固定具72によって接続されることで、接続部材60が外方に露出せず、フロントパイプ81とサイドパイプ82との締結部をシンプルな形状にすることができると共に、フロントパイプ81およびサイドパイプ82の結合強度を向上させることが可能となる。なお、固定具72を締め付ける際の接触面は、パイプ外周面と座部71、および、パイプ内周面と接続部材60となり、締め付けトルク(軸力)によって固定される。
フロントパイプ81およびサイドパイプ82には、固定具72が通る貫通孔81a,82aが形成されている。この貫通孔81a,82aは、フロントパイプ81およびサイドパイプ82の後面に設けられており、これにより、補助ランプ27の支持部を目立たない位置に配設することが可能となり、外観性を向上させることができる。サイドパイプ82の下面には、ガード部材80の内部に侵入した水分を排出する水抜き孔82bが形成されている。
金属の薄板等で形成されるランプステー70は、補助ランプ27を支持するランプ支持部70aと、フロントパイプ側固定部63およびサイドパイプ側固定部64に跨って設けられるガード接続部70bと、ランプ支持部70aおよびガード接続部70bを繋ぐベース部70cとからなる。ベース部70は、後方に向かうにつれて幅方向寸法が小さくなる形状とされる。そして、配線27aが接続される補助ランプ27は、ガード部材80の内側に配設される。これにより、補助ランプ27をガード部材80から離間した位置に配設することができる。ガード接続部70bには、横長の肉抜き孔70dが形成されている。
図11は、本発明の第2実施形態に係る接続部材160の構造を示す断面図である。また、図12は図11のXII-XII線断面図である。前記と同一の符号は、同一または同等部分を示す。本実施形態に係る接続部材160は、フロントパイプ81およびサイドパイプ82の内側に隙間を有する程度に小径に構成されており、フロントパイプ81に挿入されるフロントパイプ側固定部163と、サイドパイプ82に挿入されるサイドパイプ側固定部164と、両者を隔てる拡径部161とを有する。また、接続部材160には、固定具172が螺合される雌ねじ孔162と、円形断面の一部を切り取って構成される座面173とが形成されている。拡径部161は、フロントパイプ81およびサイドパイプ82の外周より大きく設けられ、外方に露出して接合部83を構成すると共に、フロントパイプ81およびサイドパイプ82の端部との間に離間部を設けるように設置されていることで、部品の固体差を吸収して組み付けることができると共に、パイプ内が露出しないよう目隠し部材として機能する。
本実施形態では、段付きの円筒形状を有する座部171が、フロントパイプ81およびサイドパイプ82に対してビード174によって溶着されており、接続部材160に形成された座面173と座部171の下端面とが平面接触するように構成されている。フロントパイプ81およびサイドパイプ82の結合と、補助ランプ27の固定とを行う際には、まず、フロントパイプ81内に接続部材160を挿入し、接続部材160を若干動かして位置が定まったところで、固定具172を雌ねじ孔162に螺合させて仮組みし、次にサイドパイプ82内に接続部材160を挿入し、サイドパイプ82を回転させて位置を定めたら固定具72を雌ねじ孔162に螺合させて仮組みし、光軸調整(エイミング)しながら固定具172を締め付ける。これにより、接続部材160の位置合わせが容易になると共に、接触面の大きな面接触構造とすることで締結信頼性をより高めることを可能としている。
フロントパイプ81およびサイドパイプ82には、座部171が挿入される貫通孔181a,182aが形成されている。この貫通孔181a,182aは、フロントパイプ81およびサイドパイプ82の後面に設けられており、これにより、補助ランプ27の支持部を目立たない位置に配設することができる。フロントパイプ81およびサイドパイプ82と拡径部161との間は、図示するように若干の隙間を設けるほか、互いに密着させてもよい。
図13は、タンデムステップ18の取付構造を示す斜視図である。リヤフレームF3の下部に設けられたステー101に対して、ボルト18bによって取り付けられる左右一対のタンデムステップ18は、折り畳み式の踏部18aを有している。本実施形態では、踏部18aを支持する本体部の内側に、湾曲した棒状のチェーンガード100が設けられており、これにより、後部座席の乗員の足がドライブチェーン20に近づくことを効果的に防いでいる。
上記したように、本発明に係る補助ランプ取付構造によれば、フロントパイプ81の中途部が車体フレームFに支持されると共に、フロントパイプ81の両端部がサイドパイプ82に支持されており、フロントパイプ81とサイドパイプ82とを接続する接続部材60,160を有し、接続部材60,160は、フロントパイプ81とサイドパイプ82とに跨って設けられると共に、フロントパイプ側固定部63,163およびサイドパイプ側固定部64,164を有し、補助ランプ27は、フロントパイプ側固定部63,163とサイドパイプ側固定部64,164とに跨って支持されるランプステー70を介して支持されるので、補助ランプ27をフロントパイプ81側に支持した状態を維持したままサイドパイプ82を取り外すことが可能となる。これにより、サイドパイプ82を取り外してのメンテナンスが容易になると共に、再度組み付ける際に補助ランプ27のエイミング調整を行う必要がなくなる。
なお、自動二輪車の形態、フロントパイプおよびサイドパイプの形状や構造、補助ランプの形態、接続部材の形状や構造、ランプステーの形状や構造等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係る補助ランプ取付構造は、自動二輪車に限られず、鞍乗型の三輪車や四輪車等に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、27…補助ランプ、60…接続部材、63…フロントパイプ側固定部、64…サイドパイプ側固定部、70…ランプステー、70a…ランプ支持部、70b…ガード接続部、70c…ベース部、71…座部、72…固定具、80…ガード部材、81…フロントパイプ、82…サイドパイプ、81a,82a…貫通孔、F…車体フレーム

Claims (6)

  1. 車体フレーム(F)および該車体フレーム(F)に固定されて車体を保護するガード部材(80)を有し、前記ガード部材(80)はフロントパイプ(81)および左右一対のサイドパイプ(82)からなり、前記ガード部材(80)に支持される補助ランプ(27)を有する鞍乗型車両(1)において、
    前記フロントパイプ(81)の中途部が前記車体フレーム(F)に支持されると共に、前記フロントパイプ(81)の両端部が前記サイドパイプ(82)に支持されており、
    前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とを接続する接続部材(60,160)を有し、
    前記接続部材(60,160)は、前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とに跨って設けられると共に、フロントパイプ側固定部(63,163)およびサイドパイプ側固定部(64,164)を有し、
    前記補助ランプ(27)は、前記フロントパイプ側固定部(63,163)と前記サイドパイプ側固定部(64,164)とに跨って支持されるランプステー(70)を介して支持されることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)は中空構造とされ、
    前記接続部材(60)は、前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)に挿入され、
    前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)に、前記フロントパイプ側固定部(63,163)および前記サイドパイプ側固定部(64,164)と対面する貫通孔(81a,82a,181a,182a)が設けられており、
    前記フロントパイプ(81)と前記サイドパイプ(82)とが、前記貫通孔(81a,82a,181a,182a)を通る固定具(72,172)によって接続されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記貫通孔(81a,82a,181a,182a)が、前記ガード部材(80)の後面に設けられることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ランプステー(70)は、前記補助ランプ(27)を支持するランプ支持部(70a)と、前記フロントパイプ側固定部(63)および前記サイドパイプ側固定部(64)に跨って設けられるガード接続部(70b)と、前記ランプ支持部(70a)および前記ガード接続部(70b)を繋ぐベース部(70c)とからなり、
    前記補助ランプ(27)が、前記ガード部材(80)の内側に設置することを特徴とする請求項2または3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記ベース部(70c)は、前記サイドパイプ(82)の傾斜に沿って後方に延出することを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記フロントパイプ(81)および前記サイドパイプ(82)は、それぞれ、後方に突出する座部(71,171)を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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