JP7130613B2 - ウインカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウインカ装置に関する。
特許文献1には、自動二輪車のウインカ装置が開示されている。特許文献1で開示されるウインカ装置は、ウインカホルダにウインカ本体が取り付けられている。ウインカホルダは、例えば、環状の取付け部がフロントフォークの外周面に嵌合され、板状部が締結部材により車体に取り付けられている。これにより、ウインカ本体がウインカホルダを介してフロントフォークに支持されている。また、ウインカ本体から導出されたウインカコード(ハーネス)は、板状部の挿通孔に挿通されることにより配策されている。
特許第6547064号公報
ところで、特許文献1のウインカ装置では、ウインカホルダをフロントフォークに取り付ける際に、例えば、ウインカ本体から導出されたウインカコードが板状部と車体との間等に挟まれることが考えられる。このため、ウインカホルダをフロントフォークに取り付ける際に、板状部と車体との間にウインカコードを挟まないように留意する必要があり、車体への組付け性を高めることの妨げになっている。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、ウインカコードを挟まないように支えることにより、車体への組付け性を高めることができるウインカ装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明は、円筒状の車体部材(3)に取り付けられる取付け部(51)を有するウインカホルダ(41)と、前記ウインカホルダ(41)に取り付けられるウインカ本体(43)と、を備えるウインカ装置(40)において、前記取付け部(51)は、前記車体部材(3)の外周面(3a)を囲って締める態様をなし、前記取付け部(51)は、円筒状の外周面(51c)に、周方向に沿うビード状の突条部(58)を備え、前記突条部(58)の内部には、前記ウインカ本体(43)のハーネス(44)を通過させる通路部(55)を有している。
この構成によれば、クランプ状の取付け部の内部に通路部を形成し、通路部にハーネスを通過させるようにした。よって、ハーネスを通路部で支えることができる。これにより、ウインカ装置を車体部材に組み付ける際に、例えば、ハーネスをウインカホルダ等で挟み込みことを抑止することができる。このように、ハーネスを挟まないように支えることにより、車体への組付け性を高めることができる。また、取付け部の内部に通路部を形成することにより、通路部に配置したハーネスを取付け部で保護することができる。
本発明は、前記取付け部(51)は、締結部材(73,74)により締め付けられる締付け部(50)を有し、前記締付け部(50)を跨ぐように前記通路部(55)が形成されている。
この構成によれば、締付け部を跨ぐように通路部を形成した。よって、通路部でハーネスを支えることにより、ハーネスを締付け部を跨ぐように配置することができる。これにより、ウインカ装置をフロントフォークに組み付ける際に、例えば、締付け部等でハーネスを挟み込むことを抑止することができる。また、取付け部の内部に通路部が形成されている。よって、ハーネスを締結部材から離して配策することができる。これにより、例えば、締付け部等でハーネスを挟み込むことをより一層抑止することができる。
本発明は、前記通路部(55)は、前記取付け部(51)の外周面(51c)に設けられた突条部(58)に沿って形成されている。
この構成によれば、取付け部の外周面に突条部を設け、突条部に沿って通路部を形成した。よって、通路部を取付け部の内部に容易に形成することができる。また、突条部に沿って通路部を形成することにより、ハーネスを通路部に配置する簡単な作業で、ハーネスを通路部で支えることができる。これにより、ウインカ装置を車体に組み付ける際に、ハーネスを挟み込むことをより容易に抑止することができる。なお、通路部としては、例えば、孔、溝等が該当する。
本発明は、前記車体部材(3)はフロントフォーク(3)であり、前記通路部(55)は、前記フロントフォーク(3)の軸線方向において、前記取付け部(51)の中央部を跨いで配置されてもよい。
この構成によれば、取付け部の軸方向の中央部に通路部を配置した。これにより、通路部に配置したハーネスを取付け部で保護しやすくすることができる。
本発明は、前記取付け部(51)は、締結部材(73,74)により締め付けられる締付け部(50)を有し、前記締付け部(50)は、前記車体部材(3)の径方向で前記ウインカ本体(43)の発光部(83)とは反対側にあり、前記締付け部(50)には、前記通路部(55)から前記取付け部(51)の外部へ通じる導出部(78)を有してもよい。
この構成によれば、通路部の導出部を締付け部から取付け部の外部へ通じさせた(開口させた)。よって、通路部に配置したハーネスを導出部から取付け部の外部へ延ばすことができる。これにより、ハーネスを挟み込みことを抑止するとともに、ハーネスの配策が容易になり、車体への組付け性を一層高めることができる。また、導出部(開口)がウインカ本体の発光部とは反対側の締付け部にあるので、導出部およびハーネスが目立たず、見栄えを良好にすることができる。
本発明によれば、ハーネスを挟まないように支えることにより、車体への組付け性を高めることができるウインカ装置を提供することができる。
本発明に係る実施形態のウインカ装置を備えた自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の正面図である。 図2のIII部拡大図である。 上記ウインカ装置を後方から見た背面図である。 上記ウインカ装置からウインカ本体を除いた左側面図である。 上記ウインカ装置のウインカホルダを右後方から見た斜視図である。 図6のVII-VII断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
図1に示すように、本実施形態は、車両の一例として、鞍乗り型車両である自動二輪車1に適用されている。自動二輪車1の前輪2を軸支する左右一対のフロントフォーク(車体)3は、上端部がステアリングステム4を介して車体フレーム5のヘッドパイプ6に操舵可能に支持されている。後輪7を軸支するスイングアーム8は、前端部が車体フレーム5の後部に設けられたピボットプレート9に揺動可能に支持されている。ステアリングステム4のトップブリッジには、転舵用のバーハンドル32が取り付けられている。
車体フレーム5は、ヘッドパイプ6の上部から後方に延びるメインパイプ10と、メインパイプ10の後部から下方に湾曲して延びるセンターパイプ11と、ヘッドパイプ6の下部から下方へ延びるダウンパイプ17と、ダウンパイプ17の下部から後方に湾曲して延びるロアパイプ19と、を備えている。ロアパイプ19の後端部は、センターパイプ11の下端部に接続されている。センターパイプ11の前側には、ピボットプレート9が固定されている。メインパイプ10およびセンターパイプ11の後側には、後方に延びるシートフレーム13の前端部が固定されている。シートフレーム13とスイングアーム8との間には、リアクッション18が配設されている。車体フレーム5の内側には、エンジン20が搭載されている。メインパイプ10には、燃料タンク34が支持されている。燃料タンク34の後方には、シートフレーム13に支持されたシート35が配置されている。
図2を併せて参照し、ステアリングステム4には、メータ装置29およびヘッドライト30が支持されている。ヘッドライト30の下部の車幅方向(左右方向)の両側方には、左右一対のフロントウインカ(ウインカ装置)40が配置されている。図中線CLは車両左右中心線を示す。
以下、図2~図7に示す車両左側のフロントウインカ40を参照して説明するが、車両右側のフロントウインカ40も左右対称の構成を有するものとする。
フロントウインカ40は、ヘッドライト30の下部の外側方に配置され、後述する取付け部51がフロントフォーク3の上部に取り付けられている。フロントフォーク3は、フロントウインカ40を取り付ける円筒状の車体部材の一例であり、上側ほど後方に位置するように側面視で傾斜して配置されている。以下、特に記載がなければ、フロントフォーク3の軸線方向を軸方向、フロントフォーク3の軸方向に直交する径方向を径方向、フロントフォーク3の軸線中心の周方向を周方向、と称する。
図3、図4に示すように、フロントウインカ40は、ウインカホルダ41と、ウインカ本体43と、ウインカコード(ハーネス)44(図7参照)と、を備えている。
ウインカホルダ41は、取付け部51と、支持部(ステー部)52と、締付け部50と、通路部55(図7参照)と、を備えている。締付け部50は、例えば周方向で互いに離間する第1の締付け部53と第2の締付け部54とを備えている。
取付け部51は、軸方向において一定の幅を有し、フロントフォーク3の外周面3aに沿って環状に形成されている。取付け部51は、車両後方側にスリット57(図7参照)が形成されている。スリット57の一端部51aと他端部51bとは、周方向に第1の隙間S1(図7参照)を空けて配置されている。取付け部51は、フロントフォーク3の外周面3aを囲って締める態様をなしている。
取付け部51は、円筒状の外周面51cに周方向に沿うビード状の凸部(突条部)58を備えている。凸部58は、軸方向において外周面51cの中央部に配置されている(軸方向の中央線C1(図5参照)を跨いで配置されている)。凸部58は、支持部52から第1の締付け部53まで外周面51cに沿って周方向に湾曲状に延びている。凸部58は、取付け部51の外周面51cから径方向外側に向けて膨出されている。
図4、図5に示すように、取付け部51は、車幅方向外側の部位において、内周側に開口する開口部61(図7参照)が形成されている。開口部61の車幅方向外側には、取付け部51の円筒状の外周面51cから車幅方向外側に突出する支持部52が設けられている。支持部52は、車幅方向に沿う筒状をなし、断面楕円状に形成されている。支持部52の中空部63は、開口部61に連通されている。支持部52の先端部52aには、ウインカ本体43が取り付けられている。
図4、図6に示すように、取付け部51の一端部51aには、車両後方に向けて第1の締付け部53が突設されている。取付け部51の他端部51bには、車両後方に向けて第2の締付け部54が突設されている。第1の締付け部53および第2の締付け部54は、周方向で第2の隙間S2を空けて互いに平行に対向配置されている。例えば、第2の隙間S2は、一端部51aおよび他端部51b間の第1の隙間S1(図7参照)と同一の隙間でもよい。
第1の締付け部53の上辺53a(一端部51aの上辺を含む)には、第2の締付け部54側に延びるフランジ65が形成されている。フランジ65は、第2の締付け部54の上辺54a(他端部51bの上辺を含む)に沿って形成されている。このフランジ65によって、第1の隙間S1(図7参照)および第2の隙間S2の上方が覆われている。これにより、第1の隙間S1に配策されたウインカコード44がフランジ65によって上方から保護される。
第1の締付け部53の先端側には、第1の取付孔68が形成されている。第2の締付け部54の先端側には、第2の取付孔69が形成されている。第1の取付孔68と第2の取付孔69とは、互いに外周面3aの接線方向で対向し、互いに同軸となるように貫通形成されている。第1の締付け部53と第2の締付け部54との間には、環状のスペーサ71が配置されている。スペーサ71の中央孔は、第1の取付孔68および第2の取付孔69と同軸上に配置されている。
第1の締付け部53、スペーサ71および第2の締付け部54の各孔に締結ボルト(締結部材)73を挿通し、この締結ボルト73に締結ナット(締結部材)74を螺着し締め込むことで、取付け部51の内周面51dがフロントフォーク3の外周面3aに嵌合し、取付け部51が締結される。これにより、取付け部51ひいてはフロントウインカ40がフロントフォーク3に取り付けられている。締付け部50には、例えばステアリングステム4のボトムブリッジに固定されて取付け部51ひいてはフロントウインカ40を周方向で位置決めするブラケット75が共締めされている。
図5、図7に示すように、ウインカホルダ41には、内部に通路部55を有している。通路部55は、ウインカ本体43から導出されたウインカコード44を挿通するように形成されている。具体的には、通路部55は、軸方向において取付け部51の中央部に位置し(軸方向の中央線C1(図5参照)を跨いで配置され)、凸部58に沿って周方向に延びている。通路部55は、例えばトンネル状の挿通孔77により形成されている。挿通孔77は、一端部77aが開口部61に開口されている。開口部61には、支持部52の中空部63を通じてウインカコード44が導かれ、このウインカコード44が挿通孔77に挿通される。
挿通孔77の他端部77b寄りの部位77cは、スリット57および締付け部50を周方向に跨ぐように形成されている。挿通孔77は、他端部77bに導出部78を有している。導出部78は、第2の締付け部54の車幅方向内側(ウインカ本体43と反対側)において、取付け部51の外部に開口されている。挿通孔77は、導出部78を通じて、取付け部51の内部から外部へ通じている。
図3、図4に示すように、支持部52の先端部52aには、ウインカ本体43のウインカ基部43aが取り付けられている。ウインカ本体43は、ウインカケース82の前側開口にウインカレンズ83が装着されて灯体81を形成している。ウインカレンズ83は、ウインカ本体43の発光部を構成している。ウインカレンズ83に対し、締付け部50および導出部78(図7参照)は、車両前後方向(および径方向)でウインカレンズ83と反対側に配置されている。
ウインカ本体43は、灯体81内に、不図示のウインカバルブ及びリフレクタが配設されてなる。ウインカバルブを保持するソケット部には複数の導線が接続され、各導線が絶縁性チューブ等で束ねられて一本のウインカコード44(図7参照)が形成されている。ウインカコード44の先端には、自動二輪車1のメインハーネス等と結線するためのカプラ85(図7参照)が設けられている。
図7に示すように、ウインカコード44は、ウインカ基部43aの内部を経た後、支持部52の中空部63および取付け部51の開口部61を経て、通路部55(挿通孔77)に挿通される。ウインカコード44は、挿通孔77をへて導出部78から取付け部51の外部へ取り出される。ウインカコード44のカプラ85は、自動二輪車1(図2参照)のメインハーネス等と結線される。
以上説明したように、上記実施形態におけるフロントウインカ40は、フロントフォーク3に取り付けられる環状の取付け部51を有するウインカホルダ41と、ウインカホルダ41に取り付けられるウインカ本体43と、ウインカコード44と、を備えている。取付け部51は、フロントフォーク3の外周面3aを囲って締める態様をなしている。取付け部51の内部には、ウインカ本体43のウインカコード44を通過させる通路部55が形成されている。
この構成によれば、クランプ状の取付け部51の内部に形成した通路部55によって、ウインカコード44を支えることができる。よって、フロントウインカ40をフロントフォーク3に組み付ける際に、例えば、ウインカコード44をウインカホルダ41の締付け部50等で挟み込みことを抑止することができる。このように、ウインカコード44を挟まないように支えることにより、車体への組付け性を高めることができる。また、取付け部51の内部に通路部55を形成することにより、通路部55に配置したウインカコード44を取付け部51で保護することができる。
上記実施形態におけるフロントウインカ40において、取付け部51は、フロントフォーク3に締結するために、締結ボルト73、締結ナット74により締め付けられる締付け部50を有する。通路部55は、締付け部50を跨ぐように形成されている。
この構成によれば、通路部55でウインカコード44を支えることにより、ウインカコード44を締付け部50を跨ぐように配置することができる。これにより、フロントウインカ40をフロントフォーク3に組み付ける際に、例えば、締付け部50等でウインカコード44を挟み込むことを抑止することができる。
また、取付け部51の内部に通路部55が形成されている。よって、ウインカコード44を締結ボルト73及び締結ナット74から離して配策することができる。これにより、例えば、締付け部50等でウインカコード44を挟み込むことをより一層抑止することができる。
上記実施形態におけるフロントウインカ40において、通路部55は、取付け部51の外周面51cに設けられた凸部58に沿って形成されている。
この構成によれば、取付け部51の凸部58に沿って通路部55を形成することにより、通路部55を取付け部51の内部に容易に形成することができる。また、凸部58に沿って通路部55を形成することにより、ウインカコード44を通路部55に配置する簡単な作業で、ウインカコード44を通路部55で支えることができる。これにより、フロントウインカ40をフロントフォーク3に組み付ける際に、ウインカコード44を挟み込むことをより容易に抑止することができる。
なお、実施形態においては、一例として、通路部55を挿通孔77で形成した。この場合、ウインカコード44を通路部55に挿通する簡単な作業で、ウインカコード44を通路部55で確実に支えることができる。これにより、通路部55からウインカコード44が脱落して挟み込むことをより一層抑止することができる。
上記実施形態におけるフロントウインカ40において、通路部55は、フロントフォーク3の軸方向において、取付け部51の中央部を跨いで配置されている。
この構成によれば、取付け部51の軸方向の中央部に通路部55を配置することにより、通路部55に配置したウインカコード44を取付け部51で保護しやすくすることができる。
上記実施形態におけるフロントウインカ40において、締付け部50は、フロントフォーク3の径方向でウインカ本体43の発光部(ウインカレンズ83)とは反対側に配置されている。締付け部50の第2の締付け部54には、通路部55から取付け部51の外部へ通じる導出部78が形成されている。
この構成によれば、通路部55の導出部78を第2の締付け部54から外部へ通じさせた(開口させた)。よって、通路部55に配置したウインカコード44を導出部78から取付け部51の外部へ延ばすことができる。これにより、ウインカコード44を挟み込みことを抑止するとともに、ウインカコード44の配策が容易になり、車体への組付け性を一層高めることができる。また、導出部78がウインカ本体43のウインカレンズ83とは反対側の締付け部50にあるので、導出部78およびウインカコード44が目立たず、見栄えを良好にすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、実施形態では通路部55を挿通孔77で形成する例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば、通路部55を径方向外側に向けて膨出する溝で形成してもよい。通路部55を溝とすることにより、通路部55を取付け部51の内部に一層容易に形成することができ、かつハーネスも容易に配策することができる。
通路部55は、周方向に沿うものに限らず、周方向に対して傾斜したり軸方向に沿ったりする部位を少なくとも一部に含んでもよい。
また、実施形態では、車体としてフロントフォーク3を例示したが、車体としてフレーム、ガード、ステー等の他の部材を適用してもよい。
また、実施形態では締結部材として締結ボルト73、締結ナット74を例示したが、締結部材としてクリップ、リベット、ターンバックル等の他の部材を適用してもよい。
本発明を適用する車両には、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
3 フロントフォーク(円筒状の車体部材)
3a 外周面
40 フロントウインカ(ウインカ装置)
41 ウインカホルダ
43 ウインカ本体
44 ウインカコード(ハーネス)
50 締付け部
51 取付け部
51c 外周面
53 第1の締付け部
54 第2の締付け部
55 通路部
58 凸部(突条部)
73 締結ボルト(締結部材)
74 締結ナット(締結部材)
77 挿通孔
78 導出部

Claims (3)

  1. 円筒状の車体部材(3)に取り付けられる取付け部(51)を有するウインカホルダ(41)と、前記ウインカホルダ(41)に取り付けられるウインカ本体(43)と、を備えるウインカ装置(40)において、
    前記取付け部(51)は、前記車体部材(3)の外周面(3a)を囲って締める態様をなし、
    前記取付け部(51)は、円筒状の外周面(51c)に、周方向に沿うビード状の突条部(58)を備え、
    前記突条部(58)の内部には、前記ウインカ本体(43)のハーネス(44)を通過させる通路部(55)を有しており、
    前記取付け部(51)は、締結部材(73,74)により締め付けられる締付け部(50)を有し、
    前記締付け部(50)は、前記車体部材(3)の周方向で互いに対向する第1の締付け部(53)と第2の締付け部(54)とを備え、
    前記第1の締付け部(53)は、前記第2の締付け部(54)よりも車幅方向外側に位置し、
    前記取り付け部(51)の車幅方向外側には、車幅方向外側に突出して前記ウインカ本体(43)が取り付けられる支持部(52)が設けられ、
    前記突条部(58)は、前記支持部(52)から前記第1の締付け部(53)まで周方向に延び、
    前記締付け部(50)を跨ぐように前記通路部(55)が形成されているウインカ装置。
  2. 前記車体部材(3)はフロントフォーク(3)であり、前記通路部(55)は、前記フロントフォーク(3)の軸線方向において、前記取付け部(51)の中央部を跨いで配置されている請求項1に記載のウインカ装置。
  3. 前記第2の締付け部(54)の車幅方向内側には、前記通路部(55)から前記取付け部(51)の外部へ通じる導出部(78)を有している請求項1又は2に記載のウインカ装置。
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