JP5908520B2 - 鞍乗り型車両のグラブレール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体フレームにグラブレール支持ブラケットを介してグラブレールを支持した鞍乗り型車両のグラブレール構造に関する。
自動二輪車等の鞍乗り型車両には、一対のシートフレーム間にクロスフレームを有する車体フレームを備え、各シートフレームにグラブレール支持ブラケットを介してグラブレールを支持した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、シートレール(シートフレームに相当)のオーバーハング部の略全長に渡り板状の補強部材を溶接することで車体フレームを補強し、この補強部材にグラブレールをボルト固定している。
特開2002−284075号公報
グラブレールは、乗員からの負荷を受けるため、強固に車体フレームに取り付ける必要がある。従来の構成は、大型の補強部材を用いることによって補強部材とシートレールとの溶接長を十分に確保し、グラブレールの支持剛性を確保している。しかし、従来の構成は、補強部材が大型化してしまい、補強部材の接合作業も繁雑になってしまう。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、効率良くグラブレールの支持剛性を確保可能な鞍乗り型車両のグラブレール構造を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、一対のシートフレーム(5)間にクロスフレーム(53)を有する車体フレーム(2)を備え、前記車体フレーム(2)にグラブレール支持ブラケット(61)を介してグラブレール(71)を支持した鞍乗り型車両のグラブレール構造において、前記クロスフレーム(53)は、前記シートフレーム(5)よりも細く形成されているとともに、前記シートフレーム(5)に設けた挿通孔(5H)を通って配設されており、前記グラブレール支持ブラケット(61)は、前記シートフレーム(5)と前記クロスフレーム(53)とが配置される領域を前記シートフレーム(5)に沿って延出する前後延出部(62)を備え、前記前後延出部(62)は、前記シートフレーム(5)と前記クロスフレーム(53)とに溶接されていることを特徴とする。この構成によれば、グラブレール支持ブラケットをシートレールだけに溶接する場合と比べて、グラブレール支持ブラケットの支持剛性を効率良く確保することができ、グラブレールの支持剛性を効率良く確保可能になる。また、シートレールとクロスフレームの位置決め及び溶接がし易くなる。
上記構成において、前記前後延出部(62)は、シートフレーム幅よりも長い前後長を有するようにしても良い。この構成によれば、長い溶接長を確保することができ、シートレール及びクロスフレームとの接合剛性を高め、グラブレールの支持剛性を効率良く確保可能になる。
また、上記構成において、前記クロスフレーム(53)は、前記シートフレーム(5)の端部よりも車体前位置に設けられるようにしても良い。この構成によれば、クロスフレームとシートレールの端部との間の隙間により、クロスフレームとシートレールの溶接をし易くし、且つ、溶接長の自由度を持たせることができる。
また、上記構成において、前記クロスフレーム(53)は、前記シートフレーム(5)よりも細く形成され、前記シートフレーム(5)に設けた挿通孔(5H)を通って配設されるようにしても良い。この構成によれば、シートレールとクロスフレームの位置決め及び溶接がし易くなる。
また、上記構成において、前記クロスフレーム(53)の端部は、前記シートフレーム(5)を貫通し前記シートフレーム(5)の車幅方向外側に露出していても良い。この構成によれば、シートレールの車幅方向内側と外側とにクロスフレームを溶接できる箇所を確保でき、溶接箇所の自由度を向上させることができる。
また、上記構成において、前記グラブレール支持ブラケット(61)は、車幅方向に離間する2つの壁部(62A,62B)を有する断面コ字状に形成されており、前記2つの壁部(62A,62B)は、前記シートフレーム(5)の車幅方向内側及び外側の外周面に接触しているとともに、前記シートフレーム(5)と前記クロスフレーム(53)との両方に溶接されていても良い。この構成によれば、グラブレール支持ブラケットの溶接箇所を車幅方向に間隔を空けて設けるとともに、シートレールとクロスフレームとに渡って設けることができ、接合剛性を効率良く高めることができる。
また、上記構成において、前記壁部(62A,62B)には、前記クロスフレーム(53)の外形に沿う凹部(62F)が設けられるようにしても良い。この構成によれば、グラブレール支持ブラケットとクロスフレームとの位置合わせがし易くなるとともに、各壁部とクロスフレームとの接触面積を効率良く確保し、支持剛性をより確保し易くなる。
また、上記構成において、前記グラブレール支持ブラケット(61)は、前記前後延出部(62)から車体後方に向かって延出するグラブレール締結部(63)を備え、前記グラブレール締結部(63)は、前記前後延出部(62)よりも長い前後長を有し、前記シートフレーム(5)よりも後方に延出していても良い。この構成によれば、グラブレールの締結位置の自由度を確保できるとともに、グラブレールの位置の自由度が向上する。
本発明では、グラブレール支持ブラケットは、シートフレームとシートフレーム間のクロスフレームとが配置される領域をシートフレームに沿って延出する前後延出部を備え、前記前後延出部は、前記シートフレームと前記クロスフレームとに溶接されるので、効率良くグラブレールの支持剛性を確保可能になる。また、前記前後延出部は、シートフレーム幅よりも長い前後長を有するようにすれば、長い溶接長を確保することができ、シートレール及びクロスフレームとの接合剛性を確保し易くなる。また、前記クロスフレームは、前記シートフレームの端部よりも車体前位置に設けられるようにすれば、クロスフレームとシートフレームの端部との間の隙間により、クロスフレームとシートレールの溶接をし易くし、且つ、溶接長の自由度を持たせることができる。
また、前記クロスフレームは、前記シートフレームよりも細く形成され、前記シートフレームに設けた挿通孔を通って配設されるようにすれば、シートレールとクロスフレームの位置決め及び溶接がし易くなる。また、前記クロスフレームの端部は、前記シートフレームを貫通し、前記シートレールの車幅方向外側に露出するようにすれば、溶接箇所の自由度を向上させることができる。また、グラブレール支持ブラケットが備える車幅方向に離間する2つの壁部は、前記シートフレームの車幅方向内側及び外側の外周面に接触するとともに、前記シートフレームと前記クロスフレームとの両方に溶接されるようにすれば、グラブレール支持ブラケットの接合剛性を効率良く高めることができる。
また、前記壁部には、前記クロスフレームの外形に沿う凹部が設けられるようにすれば、グラブレール支持ブラケットとクロスフレームとの位置合わせがし易くなるとともに、支持剛性をより確保し易くなる。また、前記グラブレール支持ブラケットのグラブレール締結部が、前記前後延出部よりも長い前後長を有し、前記シートフレームよりも後方に延出するようにすれば、グラブレールの締結位置の自由度を確保できるとともに、グラブレールの位置の自由度が向上する。
本発明の実施形態に係る自動二輪車を左側から見た図である。 自動二輪車を上方から見た図である。 三角形状の領域を周辺構成と共に左側から見た図である。 バッテリーを取り外した状態を左側から見た図である。 車体後部を左側から見た図である。 シートレールを周辺構成と共に車体後方から見た図である。 後側クロスフレームを周辺構成と共に示した斜視図である。 左側のグラブレール支持ブラケットを周辺構成と共に左側から見た図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る自動二輪車について図面を参照して説明する。なお、説明中、前後左右、及び、上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LEは車体左方を示している。
図1は本発明の実施形態に係る自動二輪車1を左側から見た図である。また、図2は自動二輪車1を上方から見た図である。なお、図2中、符号LCは車幅方向の中心を通る車体中心線を示している。
この自動二輪車1の車体フレーム2は、前端を構成するヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から後下がりに延出した後、湾曲して更に下方へ延出する一本のメインフレーム4と、メインフレーム4の湾曲部から後方へ延出する左右一対のシートレール5と、ヘッドパイプ3から車幅中央を下方に延出する一本のダウンフレーム6と、メインフレーム4の下部に取り付けられた左右一対のピボットプレート7と、ピボットプレート7から後上がりに延出し、シートレール5の車両前後方向略中央部に接続する左右一対のリアフレーム8とを備えている。
ヘッドパイプ3には、下部に前輪WFを支持するフロントフォーク9が回動自在に取り付けられ、メインフレーム4には、燃料タンク10が取り付けられる。ピボットプレート7には、スイングアーム11が上下に揺動自在に支持される。また、シートレール5には、シート12や左右一対のリアサイドカバー41が取り付けられる。
ヘッドパイプ3の前方には、ヘッドライト20Aやフロントウインカ20B等を一体に備えたフロントカウル21が支持される。フロントフォーク9の下部には、前輪WFを上方から覆うフロントフェンダ22が支持される。スイングアーム11は、後端部に後輪WRを回転可能に支持する。スイングアーム11の後部には、リアクッションユニット13の下端が取り付けられ、このリアクッションユニット13の上端は、リアフレーム8とシートレール5との接続部近傍に取り付けられる。
シート12は、運転者と同乗者が着座可能な前後に長い二人用シートに形成されている。ピボットプレート7の下部には、運転者が足を置くステップ14A、自動二輪車1を駐車するためのセンタースタンド15やサイドスタンド16、及び、同乗者が足を置くステップ14Bを支持するステップブラケット17等が取り付けられる。
ダウンフレーム6の下部にはエンジンハンガ25が固着され、このエンジンハンガ25と、左右一対のピボットプレート7とによって、エンジン18及び変速機19とを一体に備えたパワーユニット20が支持される。エンジン18は、クランク軸を収容するクランクケース26と、クランクケース26に連結されるシリンダ部27と、シリンダ部27の上部に連結されるシリンダヘッド28とを備え、側面視でメインフレーム4とダウンフレーム6とによって囲まれる領域内に配置される。
シリンダ部27は、前上がりに指向するようにクランクケース26に取り付けられ、クランクケース26の前部がエンジンハンガ25に支持され、クランクケース26の後部がピボットプレート7に支持される。シリンダヘッド28の後面には、吸気管31を介してスロットルボディ32が接続され、このスロットルボディ32の上流にエアクリーナ33が接続される。また、シリンダヘッド28の前面には排気管35が接続され、排気管35の下流にマフラー36が接続される。エアクリーナ33は、シートレール5、メインフレーム4、及び、リアフレーム8で囲まれる側面視で三角形状の領域内に配置される。
図3は三角形状の領域を周辺構成と共に左側から見た図である。
この三角形状の領域には、図2及び図3に示すように、エアクリーナ33、バッテリー37及びキャニスター38等が配置される。エアクリーナ33の上部には後方に向けて開口するダクト部33A(図2)が設けられ、このダクト部33Aを含むエアクリーナ33上半部が、左右両側を樹脂材料からなる左右一対のリアサイドカバー41(図3)で覆われる。
リアサイドカバー41は、燃料タンク10の後部の一部に側面視で重なり、燃料タンク10の後部から後方に延びてシート12の下方に延出し、シート12の後下端まで延びる。図1及び図3に示すように、このリアサイドカバー41によって、燃料タンク10の後下部とシート12の下縁が外観視不能に覆われ、外観性を向上できる。また、このリアサイドカバー41によってシートレール5の車幅方向外側を覆い、これによって外観性を向上できる。
図3に示すように、バッテリー37は、メインフレーム4の車幅方向外側(左側)に配置され、メインフレーム4と側面視で重なる。このバッテリー37は、エンジン18からの発電電力を蓄電し、自動二輪車1の各部に電力を供給する容量を必要とするため、車体構成部品の中でも重量を有する部品である。このバッテリー37は、車幅方向外側に開口するケース37Aに収容された後、車幅方向外側からバッテリー押さえ部材37Bによってケース37A内に保持される。
このバッテリー配置によれば、バッテリー37を、車体側面視で車体前後中央に配置できるとともに、車幅方向でもメインフレーム4に近接配置できるので、自動二輪車1のマスの集中に有利である。しかも、車幅方向外側からバッテリー押さえ部材37Bを取り外すことによって、バッテリー37を容易に着脱することができる。ここで、バッテリー37及びエアクリーナ33下半部は、左右両側を樹脂材料からなる左右一対のサイドカバー42(図1)で覆われる。なお、サイドカバー42は、図3中、二点鎖線で示している。
サイドカバー42は、燃料タンク10の下部に側面視で重なり、リアサイドカバー41の下方をリアサイドカバー41の下縁に沿って後方に延出する。このサイドカバー42とリアサイドカバー41によって、自動二輪車1の左右側方を覆う大型サイドカバーが構成される。つまり、本構成では、大型サイドカバーを上下二分割で構成し、下側部分のサイドカバー42を独立して着脱自在に構成することによって、バッテリー37の着脱作業等のメンテナンス性を向上させている。
燃料タンク10の前部側方には左右一対のタンクシュラウド43が設けられる。このタンクシュラウド43と、燃料タンク10の側方下部(タンクシュラウド43で覆われない領域)と、左右のピボットプレート7とに、サイドカバー42を係止するための係合部44がそれぞれ設けられている。各係合部44には、サイドカバー42に設けられた不図示の係合ピンが着脱自在に係合する。これによって、サイドカバー42を車体に仮組みさせることができ、簡易に位置決めすることができる。
また、ピボットプレート7には、サイドカバー42を締結ボルト46(図1)によって締結するための被締結部45が設けられる。これによって、サイドカバー42が車体にボルト固定され、締結ボルト46を取り外すことによって、サイドカバー42を独立して着脱することができる。
図4はバッテリー37を取り外した状態を左側から見た図である。
図4に示すように、メインフレーム4の後方にはキャニスター38が配置される。キャニスター38は、燃料タンク10からの蒸発燃料を貯留する部品であり、より具体的には、燃料タンク10からの蒸発燃料を吸着剤で吸着し、吸着した燃料を吸気系を構成するスロットルボディ32に供給する。このキャニスター38は円筒形状に形成され、長手方向(即ち、キャニスター38の軸線C1)をメインフレーム4の傾斜に沿う上下方向に指向させて配置される。これによって、キャニスター38をメインフレーム4に近接させて配置することができ、シートレール5、メインフレーム4及びリアフレーム8で囲まれる側面視で三角形状の領域を効率良く利用してキャニスター38を配置することができる。
図2に示すように、車体上面視で見た場合、メインフレーム4の後方には、筒状のキャニスター38が上下方向に指向してメインフレーム4に近接配置され、メインフレーム4の左側方には、バッテリー37が近接配置され、メインフレーム4の右側方には、スロットルボディ32とエアクリーナ33とをつなぐコネクティングチューブ34が近接配置される。従って、メインフレーム4周辺のスペースを複数の部品の配置スペースに効率良く利用することができ、レイアウト効率を高めることができる。
図3に示すように、左右のタンクシュラウド43は、側面視で前方凸のV字状(くの字状)に形成され、側面視で前端がヘッドパイプ3に重なり、上部後端が燃料タンク10の側面に重なり、下部後端がエンジン18の上部(シリンダヘッド28)に重なる大型カバーに形成されている。このタンクシュラウド43は、側面視で燃料タンク10の前部側面に重なる上側延出部43Aと、燃料タンク10の下面よりも下方に位置する下側延出部43Bとを備え、上側延出部43Aと下側延出部43Bとの間の後端部分に板状の側部締結部43Cが一体に形成される。
この側部締結部43Cには、サイドカバー42が係止する上記係合部44と、締結ボルト47によってタンクシュラウド43を燃料タンク10に締結するための締結部48とが設けられる。サイドカバー42は、側部締結部43Cに車幅方向外側から重なり、側部締結部43Cを外観視不能に覆う。この場合、サイドカバー42が係合部44に係止するので、サイドカバー42と側部締結部43Cとの位置合わせを精度良く行うことができる。これによって、タンクシュラウド43とサイドカバー42とを一体化させた外観を容易に得ることができ、外観性を向上できる。
次に、この自動二輪車1の後部構造を説明する。図5は車体後部を左側から見た図である。
左右一対のシートレール5は、車体前後方向に延出してシート12等を支持するシートフレームであり、金属製の円筒パイプで形成されている。左右のシートレール5は、車体中心線LC(図2)を基準にして左右対称に形成され、図5に示すように、シートレール5の後部は後輪WRの上方を後上がりに延び、その後端が後輪WRの最後端(図1及び図5中、符号RRを付して示している)よりも前側に位置する。
シートレール5の後方には、テールランプユニット51(図5)が設けられ、このテールランプユニット51の後端についても、後輪WRの最後端RRよりも前側位置に設けられる。この自動二輪車1は、一般的な自動二輪車と比べてシートレール5が短く、テールランプユニット51についても一般的な自動二輪車と比べて前寄りに配置される。
図6は左右一対のシートレール5を周辺構成と共に車体後方から見た図である。なお、図6では、説明の便宜上、テールランプユニット51やグラブレール71を外した状態を示している。図6に示すように、左右のシートレール5の間には、前後に間隔を空けて車幅方向に延びる複数のクロスフレーム52,53が設けられ、これらクロスフレーム52,53によってシートレール5が補強される。
これらクロスフレーム52,53のうち、前側に位置する前側クロスフレーム52(図2参照)は金属製の平板材で形成される。また、後側に位置する後側クロスフレーム53は、金属製の円筒パイプで形成され、図5に示すように、シートレール5の後端部よりも前側位置に設けられる。
図7は後側クロスフレーム53を周辺構成と共に示した斜視図である。図7に示すように、後側クロスフレーム53の背面には、テールランプ支持用の左右一対のステー53Aが溶接により接合され、後側クロスフレーム53の前面には、シートキャッチプレート53Bが溶接により接合される。左右一対のステー53Aには、ラバー部材54(図5)を介してテールランプユニット51が支持され、これによって、テールランプユニット51がラバーマウントされる。
本構成では、シートレール5の後端部よりも車体前方に後側クロスフレーム53を配置したため、テールランプユニット51を車体前寄りに配置できる。シートキャッチプレート53Bには、シート12をロックする公知のシートキャッチ機構が取り付けられる。図5に示すように、テールランプユニット51は、後方に向かって開口する箱形状に形成されて光源51A(本構成ではストップランプ)を支持するランプハウジング51Bと、ランプハウジング51Bの後方開口を覆うレンズカバー51Cとを備える。ランプハウジング51Bは、車体前方に向かって延びる車体側取付部51Dを備え、この車体側取付部51Dの前面が後側クロスフレーム53のステー53Aに取り付けられる。
なお、図5中、符号55は、左右のリアサイドカバー41間をつなぐようにシート12の後縁に沿って延出するリアセンターカバーであり、符号56はリアフェンダであり、符号57はリアフェンダ56に取り付けられたリアウインカーである。リアウインカー57についても、後輪WRの最後端RRよりも前側位置に設けられている。また、このリアウインカー57をテールランプユニット51に一体に設けても良い。
図5に示すように、左右のシートレール5の後部には、左右のグラブレール支持ブラケット61を介してグラブレール71が支持される。グラブレール71は、シート12の後縁に沿って延びる前方に開放するU字状に形成され、シート12の後部に着座した乗員(同乗者)が把持する把持部材として機能する。なお、本実施形態のグラブレール71は荷物を載置するキャリアとしても使用可能である。
詳述すると、グラブレール71は、シート12の後縁に沿って後方に延びる左右一対のグラブレール前部72と、グラブレール前部72の後端をつなぐとともに後方に延びるグラブレール後部73とを一体に備える。左右のグラブレール前部72は、左右の締結ボルト74によってグラブレール支持ブラケット61に取り付けられる。
グラブレール前部72は、側面視で、グラブレール支持ブラケット61との間に上下に隙間SAを空けて支持される。このため、同乗者がグラブレール前部72の裏側の隙間SAに指を入れることができ、グラブレール71を把持しやすい。しかも、グラブレール前部72は、側面視で、シート12よりも後方位置にて締結ボルト74によってグラブレール支持ブラケット61に固定されるので、シート12の左右領域に上記隙間SAが空き、これによっても同乗者がグラブレール71を把持しやすくなる。
グラブレール後部73は、左右のグラブレール前部72の後端をつないでシート12の後方、且つ、テールランプユニット51の上方を後上がりに延び、後輪WRの最後端RRよりも後方まで延在する。このグラブレール後部73は、荷物を載置し易いように略平坦な上面に形成され、主にキャリアとして機能する。このようにして、本構成のグラブレール71は、シート12の左右位置からテールランプユニット51よりも更に後方位置まで延びる前後に長い大型グラブレールに構成されている。
左右のグラブレール支持ブラケット61は、車体中心線LC(図2)を基準にして左右対称に形成され、以下、車体左側を中心に説明する。
図8は左側のグラブレール支持ブラケット61を周辺構成と共に左側から見た図である。図8に示すように、後側クロスフレーム53は、シートレール5の外径DA(シートフレーム幅に相当)よりも細い外径DBを有する一本の円筒パイプで形成され、左右のシートレール5には、後側クロスフレーム53が挿通される挿通孔5Hがそれぞれ形成される。
挿通孔5Hは、シートレール5後端よりも前方に設けられ、各シートレール5を車幅方向に貫通する貫通孔に形成されている。図6に示すように、後側クロスフレーム53は、左右のシートレール5の間隔WAよりも長い全長WBを有し、両端部が各挿通孔5Hを貫通してシートレール5よりも車幅方向外側にそれぞれ露出し、その状態でシートレール5に接合される。後側クロスフレーム53とシートレール5の接合は溶接によって行われる。
本構成では、後側クロスフレーム53がシートレール5を貫通してシートレール5の車幅方向内側と外側とに配置されるため、溶接箇所を、シートレール5の車幅方向内側と外側の中から自由に選択することができ、溶接の自由度が高い。従って、必要とされる接合剛性に応じて溶接箇所や溶接長を容易に設定することが可能である。なお、本構成では、溶接箇所をシートレール5の車幅方向内側と外側の両方としており、溶接によってできる溶接ビードを、図7及び図8に符号αを付して示している。
また、後側クロスフレーム53とシートレール5の後端部とは前後に離間するため、後側クロスフレーム53とシートレール5の後端部との間に隙間SBが形成される。この隙間SBにより後側クロスフレーム53とシートレール5との溶接作業がし易くなり、また、後側クロスフレーム53とシートレール5との溶接範囲(例えば溶接長)を調整し易くなる。
グラブレール支持ブラケット61は、シートレール5の後部に連結されるブラケット前部62と、ブラケット前部62から後方に延びるブラケット後部63とを一体に備える。ブラケット後部63は、締結ボルト74(図5)によってグラブレール71が締結されるグラブレール締結部を構成するものであり、グラブレール71の締結部位の下方まで延出する。
より具体的には、ブラケット後部63は、図7及び図8に示すように、ブラケット前部62から後上がりに延びるとともに車幅方向内側に向けて緩やかに屈曲し、その後端部に、上方に突出する筒部63Aを有する。この筒部63Aの上面に、グラブレール71の下面が当接し、この状態で締結ボルト74によってグラブレール71とブラケット後部63とが締結される。このブラケット後部63は、ブラケット前部62よりも長い前後長に形成され、前後に長いグラブレール71の前後略中心位置を支持する。上記筒部63Aの高さ調整によって上記隙間SA(グラブレール71とグラブレール支持ブラケット61との間の上下隙間)を容易に設定可能である。
図7に示すように、ブラケット前部62は、下方に開口する断面コ字状(上方に凹む断面凹状とも言う)に形成される。つまり、ブラケット前部62は、車幅方向に離間する左右の壁部62A,62Bと、左右の壁部62A,62Bの上縁間を架橋する上板部62Cとを一体に備えた形状に形成される。なお、ブラケット後部63についても、ブラケット前部62と同様に、下方に開口する断面コ字状に形成されている。左右の壁部62A,62Bは、同形状に形成され、シートレール5と後側クロスフレーム53とが配置される領域をシートレール5に沿って延出し、シートレール5と後側クロスフレーム53とに溶接される溶接部として機能する。
詳述すると、左右の壁部62A,62Bは、後側クロスフレーム53を前後に跨ぐように配置される。つまり、各壁部62A,62Bはシートレール5の外径DAよりも長く形成され、各壁部62A,62Bの前端よりも後方、且つ、後端よりも前方に後側クロスフレーム53が位置するように、後側クロスフレーム53及びシートレール5に上方から配置される。また、壁部62A,62Bには、各壁部62A,62Bの前後中心位置よりも後方側にオフセットした位置に、上方に凹む凹部62Fが形成される。この凹部62Fは、後側クロスフレーム53の外形に沿って凹む円弧形状に形成される。このため、図7及び図8に示すように、後側クロスフレーム53に凹部62Fを載せることによって、ブラケット前部62を後側クロスフレーム53に容易に位置決めすることができる。
また、左右の壁部62A,62Bの離間距離WC(図6)は、シートレール5の外径DAと略同じ長さに形成される。このため、図6に示すように、左右の壁部62A,62Bを、その間にシートレール5を配置した状態で後側クロスフレーム53に載置することができるとともに、左右の壁部62A,62Bの下縁がシートレール5の車幅方向内側及び外側の外周面にほぼ接触する。
ここで言う接触は、シートレール5に完全に接触する場合に限らず、微少な隙間を空けた状態も含む。これによって、左右の壁部62A,62Bによってシートレール5を両側から挟むように配置し、この状態で、左右の壁部62A,62Bの下縁を溶接することによって、各壁部62A,62Bをシートレール5及び後側クロスフレーム53に容易に接合できる。この場合の溶接によってできる溶接ビードを、図7及び図8に符号βを付して示す。
本構成では、図7及び図8に示すように、左右の壁部62A,62Bの下縁全体を溶接するので、凹部62Fを除く領域をシートレール5に接合でき、凹部62Fの領域を後側クロスフレーム53に接合できる。これにより、溶接長を長く確保することができ、特に凹部62Fの領域は湾曲しているため、効率良く溶接長を確保することができる。しかも、シートレール5と後側クロスフレーム53の両方に溶接するので、車体フレーム2の中でもフレーム剛性が高い箇所に溶接することができ、左右の壁部62A,62Bの支持剛性を効率良く確保することができる。
この場合、車幅方向に延びる後側クロスフレーム53に対し、ブラケット前部62が左右に間隔を空けて接合されるため、ブラケット前部62の左右方向への倒れを高剛性の後側クロスフレーム53によって効率良く抑制することができる。さらに、ブラケット前部62が後側クロスフレーム53を前後に跨いで後側クロスフレーム53及びシートレール5に溶接されるので、車体前後方向の溶接長を長く確保でき、ブラケット前部62の前後方向の倒れを効率良く抑制することができる。
しかも、後側クロスフレーム53の外形に沿う凹部62Fは、壁部62A,62Bの前後中心位置よりも後方側にオフセットした位置に設けられるため、溶接ビードβで示される溶接長のうち半分よりも後側に後側クロスフレーム53が位置する。この後側クロスフレーム53によって乗員からシート12を介して作用する圧縮荷重を受け、この圧縮荷重によって後側クロスフレーム53から作用する荷重(引っ張り荷重)をシートレール5によって受けることができる。
なお、本構成では、ブラケット前部62の左右の壁部62A,62Bがシートレール5の車幅方向内側と外側とに配置されるため、溶接箇所を、シートレール5の車幅方向内側と外側の中から自由に選択することができ、溶接の自由度を高くすることができる。従って、必要とされる接合剛性に応じて溶接箇所や溶接長を容易に設定し易い。また、後側クロスフレーム53とシートレール5の後端部との間に隙間SB(図8)が形成されるため、この隙間SBによりブラケット前部62とシートレール5との溶接作業がし易くなり、また、ブラケット前部62とシートレール5との溶接範囲(例えば溶接長)を調整し易くなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、グラブレール支持ブラケット61は、シートレール5(シートフレーム)と後側クロスフレーム53とが配置される領域をシートレール5に沿って延出するブラケット前部62(前後延出部)を備え、このブラケット前部62がシートレール5と後側クロスフレーム53とに溶接されるので、グラブレール支持ブラケット61をシートレール5だけに溶接する場合と比べて、効率良くグラブレール支持ブラケット61の支持剛性を確保することができる。これによって、グラブレール71の支持剛性を効率良く確保可能になる。
しかも、ブラケット前部62は、シートレール幅(シートフレーム幅)を規定する外径DAよりも長い前後長を有するので、長い溶接長を確保することができる。従って、シートレール5及び後側クロスフレーム53との接合剛性を高め、効率良くグラブレール支持ブラケット61の支持剛性を確保できる。これによっても、グラブレール71の支持剛性を効率良く確保可能になる。
また、後側クロスフレーム53は、シートレール5の後端部よりも車体前位置に設けられるので、後側クロスフレーム53とシートレール5の後端部との間の隙間SB(図7)を、グラブレール支持ブラケット61の溶接領域に割り当てることができ、2部品(後側クロスフレーム53とシートレール5)への溶接をし易くし、且つ、溶接長の自由度を持たせることができる。
さらに、後側クロスフレーム53は、シートレール5よりも細く形成され、シートレール5に設けた挿通孔5Hを通って配設されるので、シートレール5と後側クロスフレーム53の位置決め及び溶接がし易くなる。また、後側クロスフレーム53の端部は、シートレール5を貫通し、シートレール5の車幅方向外側に露出するので、シートレール5の車幅方向内側と外側とに後側クロスフレーム53を溶接できる箇所を確保でき、溶接箇所の自由度を向上させることができる。
また、グラブレール支持ブラケット61は、車幅方向に離間する2つの壁部62A,62Bを有する断面コ字状に形成され、2つの壁部62A,62Bは、シートレール5の車幅方向内側及び外側の外周面に接触するとともに、シートレール5と後側クロスフレーム53との両方に溶接されるので、グラブレール支持ブラケット61の溶接箇所を車幅方向に間隔を空けて設けるとともに、シートレール5と後側クロスフレーム53とに渡って設けることができ、接合剛性を効率良く高めることができる。
また、壁部62A,62Bには、後側クロスフレーム53の外形に沿う凹部62Fが設けられるので、グラブレール支持ブラケット61と後側クロスフレーム53との位置合わせがし易くなるとともに、壁部62A,62Bと後側クロスフレーム53との接触面積を効率良く確保でき、支持剛性をより確保し易くなる。
また、グラブレール支持ブラケット61は、ブラケット前部62(前後延出部)から車体後方に向かって延出し、グラブレール71が締結されるブラケット後部63(グラブレール締結部)を備え、ブラケット後部63は、ブラケット前部62よりも長い前後長を有し、シートレール5よりも後方に延出するので、グラブレール71の締結位置の自由度を確保できるとともに、グラブレール71の位置の自由度が向上する。
しかも、本構成では、一般的な自動二輪車と比べてシートレール5が短く、テールランプユニット51が後輪WRの最後端RRよりも前側に位置する構成の下、ブラケット後部63がブラケット前部62よりも長い前後長を有し、シートレール5よりも後方に延出する構成としたので、シートレール5から後方に離れた位置にてグラブレール71を支持することができ、短いシートレール5に影響されることなく、グラブレール71の支持位置を設定できる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、図1に示す自動二輪車1に本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、公知の鞍乗り型車両のグラブレール構造に本発明を広く適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
2 車体フレーム
4 メインフレーム
5 シートレール(シートフレーム)
5H 挿通孔
53 後部クロスフレーム
61 グラブレール支持ブラケット
62 ブラケット前部(前後延出部)
62A,62B 壁部
62F 凹部
63 ブラケット後部(グラブレール締結部)
71 グラブレール

Claims (7)

  1. 一対のシートフレーム(5)間にクロスフレーム(53)を有する車体フレーム(2)を備え、前記車体フレーム(2)にグラブレール支持ブラケット(61)を介してグラブレール(71)を支持した鞍乗り型車両のグラブレール構造において、
    前記クロスフレーム(53)は、前記シートフレーム(5)よりも細く形成されているとともに、前記シートフレーム(5)に設けた挿通孔(5H)を通って配設されており、
    前記グラブレール支持ブラケット(61)は、前記シートフレーム(5)と前記クロスフレーム(53)とが配置される領域を前記シートフレーム(5)に沿って延出する前後延出部(62)を備え、前記前後延出部(62)は、前記シートフレーム(5)と前記クロスフレーム(53)とに溶接されていることを特徴とする鞍乗り型車両のグラブレール構造。
  2. 前記前後延出部(62)は、シートフレーム幅よりも長い前後長を有することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のグラブレール構造。
  3. 前記クロスフレーム(53)は、前記シートフレーム(5)の端部よりも車体前位置に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両のグラブレール構造。
  4. 前記クロスフレーム(53)の端部は、前記シートフレーム(5)を貫通して前記シートフレーム(5)の車幅方向外側に露出していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール構造。
  5. 前記グラブレール支持ブラケット(61)は、車幅方向に離間する2つの壁部(62A,62B)を有する断面コ字状に形成されており、前記2つの壁部(62A,62B)は、前記シートフレーム(5)の車幅方向内側及び外側の外周面に接触しているとともに、前記シートフレーム(5)と前記クロスフレーム(53)との両方に溶接されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール構造。
  6. 前記壁部(62A,62B)には、前記クロスフレーム(53)の外形に沿う凹部(62F)が設けられることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両のグラブレール構造。
  7. 前記グラブレール支持ブラケット(61)は、前記前後延出部(62)から車体後方に向かって延出するグラブレール締結部(63)を備え、前記グラブレール締結部(63)は、前記前後延出部(62)よりも長い前後長を有し、前記シートフレーム(5)よりも後方に延出していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール構造。
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