JP2005119485A - 鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造及び鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り装備品の配設方法 - Google Patents

鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造及び鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り装備品の配設方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ヘッドライト及びその廻りの装備品の組付を容易にすることができるヘッドライト廻りの取付構造を提供する。
【解決手段】 クラウンハンドル62に、ヘッドライトステー68の上部に設けられた上部固定部82が固定される被固定部83と、フロントフォーク57が嵌合状態で固定されるフロントフォーク嵌合固定部72とを有し、アンダーブラケット61に、ヘッドライトステー68の下部に設けられた下部嵌合部79が嵌合される被嵌合部80を有し、クラウンハンドル62のフロントフォーク嵌合固定部72の嵌合方向と、ヘッドライトステー68の下部嵌合部79の嵌合方向とが平行に設けられている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、鞍乗り型車両のフロントフォークにヘッドライト及びその廻りの装備品を装着するための鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造と、このヘッドライト廻りの装備品の配設方法に関する。
従来、多くの鞍乗り型車両では、ヘッドライト及びその廻りの各種装備品がフロントフォーク周辺に多数取付けられている。
例えば、下記特許文献1では、フロントフォークに固定されているトップブリッジとボトムブリッジに、左右一対の前照灯ブラケットを固定し、この前照灯ブラケットにヘッドライトが装着可能に構成されている。
このようなヘッドライト廻りの取付構造を組立てるには、まず、フロントフォークにトップブリッジとボトムブリッジを固定し、その後、車両正面側から、トップブリッジ及びボトムブリッジに左右一対の前照灯ブラケットをそれぞれに固定し、さらに、前照灯ブラケットとトップブリッジとに跨るようにメータを固定している。
そして、特許文献1に詳細な図示はないが、通常、このような構造でヘッドライトを装着するには、左右の前照灯ブラケットに設けられている取付片の間に配置し、取付片の外側からボルトを貫通させ、ヘッドライトに固着されている雌ネジに螺合させることにより装着する。
特開平11−115856号公報
このような従来のヘッドライト廻りの取付構造では、前照灯ブラケットの下部はボトムブリッジに嵌合するだけで固定できるものの、トップブリッジ及びボトムブリッジをフロントフォークに固定してから、これらに2個の前照灯ブラケットをそれぞれ固定しなければならず、また、その後でメータ類やヘッドライトを固定しなければならず、各装備品を順次、直接車両に固定するため、同一のラインで多数の組付工程が必要となり、組立時間が長くなってしまうという問題点があった。
そこで、この発明では、ヘッドライト及びその廻りの装備品の組付を容易にすることができる鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造を提供することを目的とするとともに、そのヘッドライト廻り装備品の配設方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1に記載の発明は、左右一対のフロントフォークと、該一対のフロントフォークの間でステアリング軸の下端を保持すると共に、前記一対のフロントフォークに嵌合固定されるアンダーブラケットと、ハンドルを固定すると共に、前記一対のフロントフォーク間で前記ステアリング軸の上端を保持し、且つ、前記アンダーブラケットの上方で前記一対のフロントフォークに嵌合固定されるクラウンハンドルと、ヘッドライトを取付けるヘッドライトステーとを備える鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造において、前記ヘッドライトステーは、上部に上部固定部を有すると共に、下部に下部嵌合部を有し、前記クラウンハンドルは、前記ヘッドライトステーの前記上部固定部が取付けられる被固定部を有し、前記アンダーブラケットは、前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部が嵌合される被嵌合部を有し、前記クラウンハンドルの前記フロントフォークへの嵌合方向と、前記ヘッドライトステーの前記アンダーブラケットへの嵌合方向とを平行に設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部が嵌合ピンからなり、前記アンダーブラケットの前記被嵌合部が該嵌合ピンを嵌合可能な嵌合孔からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記ヘッドライトステーの上部にメータが取付けられるメータ固定部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、ヘッドライトステーにヘッドライト取付片が突設されるとともに、前記ヘッドライトに前記ヘッドライト取付片を挿入可能な嵌合部が設けられ、前記嵌合部に前記ヘッドライト取付片が挿入された状態で、該ヘッドライトと、前記ヘッドライト取付片とが前記ヘッドライトの外側から締結具により固定されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加え、前記ヘッドライトステーの前記ヘッドライト取付片が左右一対設けられると共に、前記ヘッドライトの前記ヘッドライト取付片に対応する位置のそれぞれに前記嵌合部が設けられ、前記ヘッドライト取付片の先端に内側に折り曲げられた傾斜部を備え、前記ヘッドライト取付片が前記嵌合部に挿入される際、前記傾斜部により前記ヘッドライトの前記嵌合部に案内されるように構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、左右一対のフロントフォークの間でステアリング軸の下端を保持するアンダーブラケットが嵌合固定された前記一対のフロントフォークの上部に、前記一対のフロントフォーク間で前記ステアリング軸の上端を保持するクラウンハンドルを嵌合固定する共に、ヘッドライトを取付けるヘッドライトステーを固定する鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り装備品の配設方法であって、前記ヘッドライトステーの上部に上部固定部を設けると共に、下部に下部嵌合部を設け、且つ、該ヘッドライトステーの上部にメータ類が固定されるメータ固定部を設け、前記クラウンハンドルに、前記ヘッドライトステーの前記上部固定部を固定する被固定部を形成し、前記アンダーブラケットに、前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部を嵌合する被嵌合部を形成し、前記クラウンハンドルの前記フロントフォークへの嵌合方向と、前記ヘッドライトステーの前記アンダーブラケットへの嵌合方向とを平行に形成し、前記ヘッドライトステーの前記メータ固定部に前記メータ類を固定すると共に、前記ヘッドライトステーの前記上部固定部を前記クラウンハンドルの前記被固定部に固定することにより、前記クラウンハンドル、前記ヘッドライトステー及び前記メータ類を一体化してクラウンハンドル組立体を形成し、前記クラウンハンドル組立体を上方から前記嵌合方向に沿って下降させることにより、前記クラウンハンドルを前記フロントフォークに嵌合させると同時に、前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部を前記アンダーブラケットの前記被嵌合部に嵌合させて、該クラウンハンドル組立体を装着することを特徴とする。
請求項1又は2に記載の発明によれば、クラウンハンドルのフロントフォークへの嵌合方向と、ヘッドライトステーのアンダーブラケットへの嵌合方向とが平行に設けられているので、クラウンハンドルにヘッドライトステーを固定した状態で、クラウンハンドルをフロントフォークに差し込めば、ヘッドライトステーをアンダーブラケットに嵌合することができ、ヘッドライトステーの固定作業が容易である。さらに、ヘッドライト廻りの複数の装備品の一部を予め組付けてから車両に組付けることができるため、鞍乗り型車両の組立ラインの効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ヘッドライトステーの上部にメータを固定するためのメータ固定部が設けられているので、車体に搭載する前にヘッドライトステーにメータ類を固定することができるため、メータ類をヘッドライトステーに取付け易くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ヘッドライトステーにヘッドライト取付片が設けられているとともに、ヘッドライトにヘッドライト取付片を挿入可能な嵌合部が設けられており、嵌合部にヘッドライト取付片を挿入して、ヘッドライトと、ヘッドライト取付片とをヘッドライトの外側から締結具により固定するので、締結具からの力がヘッドライト取付片に負荷され易くなり、ヘッドライトに直接負荷され難く、ヘッドライトの取付時の締付力によりヘッドライトが歪んで変形するようなことを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ヘッドライト取付片が傾斜部によりヘッドライトの嵌合部に案内されるように構成されているので、ヘッドライトの嵌合部にヘッドライト取付片を挿入する際、引っ掛かり難いなど、容易にヘッドライトを装着でき、組付性を向上することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ヘッドライトステーのメータ固定部にメータ類を取付けると共に、ヘッドライトステーの上部固定部をクラウンハンドルの被固定部に取付けることにより、クラウンハンドル、ヘッドライトステー及びメータ類を一体化してクラウンハンドル組立体を形成し、その後、クラウンハンドル組立体を上方から嵌合方向に沿って下降させることにより、クラウンハンドルをフロントフォークに嵌合させると同時に、ヘッドライトステーの下部嵌合部をアンダーブラケットの被嵌合部に嵌合して、クラウンハンドル組立体を車両に装着するので、鞍乗り型車両の製造工程において、組立ラインとは別に、クラウンハンドル、ヘッドライトステー及びメータ類を予め組立てることができ、組立ラインでの組付部品点数を少なくして効率よく鞍乗り型車両を製造することができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図18はこの発明の実施の形態を示す。
まず構成を説明すると、図1には、「鞍乗り型車両」としての自動二輪車を示し、この自動二輪車は、主に不整地等の凹凸のある所を走行することもできる、いわゆるオンオフ両用の自動二輪車であり、走行時の車体の取り扱い性を考慮して、通常の道路を走行するための自動二輪車に比べて車幅が狭く、軽量に設計されている。
具体的には、図1中、符号51は車体フレームで、この車体フレーム51にエンジン52が搭載されると共に、このエンジン52の上側にフューエルタンク53、このフューエルタンク53の後方にシート54がそれぞれ載置され、さらに、この車体フレーム51の前側に前輪55が、又、後側に後輪56がそれぞれフロントフォーク57又はリアアーム58に配設されている。
このフロントフォーク57は、下端に前輪55が回動自在に配置され、上端側が車体フレーム51の前方側に配置された図示しないステアリング軸に、アンダーブラケット61とクラウンハンドル62とを用いて、固定され、さらに、クラウンハンドル62の上部にハンドル63が固定されている。
また、アンダーブラケット61とクラウンハンドル62との間のフロントフォーク57の前方側にはヘッドライト64が配設されており、このヘッドライト64の上方にメータ類65が配設され、ヘッドライト64の左右にフラッシャランプ66が配設されている。
次に、このような自動二輪車のヘッドライト64廻りの各種の装備品の配設構造を詳細に説明する。
ここでは、図2乃至図4に示すように、左右のフロントフォーク57の中間部にアンダーブラケット61が固定されるとともに、上端にクラウンハンドル62が固定されており、このアンダーブラケット61とクラウンハンドル62にヘッドライト64を固定するためのヘッドライトステー68が装着され、さらに、このヘッドライト64及びフラッシャランプ66が取付けられている。
このアンダーブラケット61には、左右にフロントフォーク57が貫通した状態で嵌合されるフロントフォーク嵌合固定部69が設けられ、中心部にはステアリング軸固定部70が設けられている。そして、ステアリング軸固定部70が、ヘッドパイプ67に回転自在に配置されたステアリング軸に固定された状態で、フロントフォーク57がフロントフォーク嵌合固定部69の貫通孔69aにボルト69bで固定されている。
一方、クラウンハンドル62には、図5乃至図7に示すように、フロントフォーク57を貫通した状態で嵌合するフロントフォーク嵌合固定部72が左右に設けられるとともに、中心部にステアリング軸固定部73が設けられている。さらに、メインスイッチ75を配置するためのメインスイッチ配置部76が貫通した状態で形成されていると共に、上面側にハンドル63を固定するハンドル固定部77が形成されている。そして、ステアリング軸固定部73がヘッドパイプ67に配置されたステアリング軸に固定された状態で、フロントフォーク57がフロントフォーク嵌合固定部72の貫通孔72aにボルト72bで固定されている。
このアンダーブラケット61とクラウンハンドル62に装着されるヘッドライトステー68は、図8乃至図10に示すように、棒状材料及び板状材料を折曲げ及び溶接等により、一体形のフレーム状に形成されたものである。
このヘッドライトステー68の下端部68aには、下部嵌合部としての左右一対の嵌合ピン79が設けられており、アンダーブラケット61の上面に形成された被嵌合部としての左右一対の嵌合孔80に、防振ジョイント81を介在させて嵌合可能となっている。
ここでは、アンダーブラケット61の嵌合孔80はフロントフォーク嵌合固定部69の貫通孔69aと平行に形成されており、クラウンハンドル62のフロントフォーク嵌合固定部72の嵌合方向と平行である。従って、このようなアンダーブラケット61の嵌合孔80と嵌合ピン79の嵌合方向はフロントフォーク嵌合固定部72の嵌合方向と平行となっている。
また、上端部68bには、上部固定部82が左右一対設けられており、クラウンハンドル62の下面に形成された被固定部としての左右一対の雌ネジ部83にボルト84により固定可能となっている。
そして、ヘッドライトステー68の下端部68aと上端部68bとの間には、ヘッドライト64の側面側全周囲を枠部68dで囲まれたヘッドライト装着位置68cが設けられている。
このヘッドライト装着位置68cには、左右両側に一対のヘッドライト取付片85が設けられている。ヘッドライト取付片85は、図11に示すように、板材の折曲げ成形品であり、ヘッドライト装着位置68c側の車両前方に向けて配設され、基部85aが枠部68dに接合され、先端部85b側に中心部に向けて傾斜した傾斜面85cが設けられている。
一方、このヘッドライト装着位置68cに配置されるヘッドライト64は、図13〜図16に示すように、一方の面が車両前方を照射するための照射面64aで、照射面64aと反対側の裏面64bに配線接続部86が設けられている。側面64cの周囲は略円形形状を有し、枠部68dにより前周囲が側面側が囲まれている。
そして、このヘッドライト64の側面64c側の裏面64bには、ヘッドライト取付片85が挿入可能な嵌合部87が左右一対設けられている。この嵌合部87は、ヘッドライト取付片85が挿入された状態で、外殻87aがヘッドライトステー68の車幅方向外側に配置されるようになっている。また、外殻87aには貫通孔87bが設けられており、図2及び図3に示すように、締結具としての固定用雄ネジ88を、外側から貫通孔87bを貫通させて、ヘッドライト取付片85に形成された雌ネジ85dに締付けることにより固定可能となっている。
さらに、このヘッドライトステー68の上部には、図12に示すようなメータ類65を固定するためのメータ固定部90が設けられている。ここでは、メータ類65は、図2に示すように、このメータ固定部90だけで支持されるように構成されている。
また、図9に示すようなヘッドライトステー68のヘッドライト取付片85とは異なる車幅方向両側の位置には、フラッシャランプ取付部91が設けられており、図2に示すように、フラッシャランプ66が固定されるようになっている。
このような構成を有するヘッドライト廻りの各種装備品を取付けるには次のように行うことができる。
まず、図17に示すように、嵌合孔80及びフロントフォーク嵌合固定部69を有するアンダーブラケット61をフロントフォーク57の中間部の所定位置に固定しておく。
また、被固定部としての雌ネジ部83及びフロントフォーク嵌合固定部72等を有する図5〜図7に示すようなクラウンハンドル62と、下部嵌合部としての嵌合ピン79及び上部固定部82並びにヘッドライト取付片85等を有する図8〜図12に示すようなヘッドライトステー68と、嵌合部87等を有するヘッドライト64とをそれぞれ予め形成しておく。
そして、図17に示すように、クラウンハンドル62の雌ネジ部83にヘッドライトステー68の上部固定部82を固定することにより、クラウンハンドル62とヘッドライトステー68とを接合し、このヘッドライトステー68のメータ固定部90にメータ類65を固定すると共に、フラッシャランプ取付部91にフラッシャランプ66を固定することにより、クラウンハンドル62、ヘッドライトステー68及びメータ類65とを一体化したクラウンハンドル組立体95を形成する。
そして、このクラウンハンドル組立体95をフロントフォーク57の軸方向(図17の矢印A方向)に移動させ、クラウンハンドル62のフロントフォーク嵌合固定部72の貫通孔72aに、前記のようにアンダーブラケット61で固定されたフロントフォーク57を挿入させる。そして、クラウンハンドル62の貫通孔72aにフロントフォーク57の所定位置を嵌合させると同時に、ヘッドライトステー68の嵌合ピン79を、アンダーブラケット61の嵌合孔80に防振ジョイント81を介在させて嵌合させ、クラウンハンドル組立体95をフロントフォーク57に装着する。これによりヘッドライト廻りの各種装備品の取付けが完了する。
以上のようなヘッドライト廻りの取付構造によれば、クラウンハンドル62のフロントフォーク嵌合固定部72とフロントフォーク57との嵌合方向と、ヘッドライトステー68の嵌合ピン79とアンダーブラケット61の嵌合孔80との嵌合方向とが平行に設けられているので、クラウンハンドル62にヘッドライトステー68を固定した状態で、クラウンハンドル62をフロントフォーク57に差し込めば、ヘッドライトステー68の嵌合ピン79をアンダーブラケット61の嵌合孔80に嵌合することができる。そのため、ヘッドライトステー68の嵌合孔80を固定するためのネジ等の締結具が不要で、ヘッドライトステー68の固定作業が容易にできる。
さらに、クラウンハンドル62、ヘッドライトステー68及びメータ類65を一体化してクラウンハンドル組立体95とした後、このクラウンハンドル組立体95を車両に装着することができるので、鞍乗り型車両の製造工程において、組立ラインとは別に、これらを組付けることができ、組立ラインでの組付部品点数を少なくして効率よく鞍乗り型車両を製造することが可能となる。
また、ヘッドライトステー68の上部にメータ類65を固定するためのメータ固定部90が設けられているので、車体に搭載する前のヘッドライトステー68にメータ類65を固定することができ、メータ類65の取付けが容易である。
さらに、ヘッドライトステー68にヘッドライト取付片85が設けられているとともに、ヘッドライト64にヘッドライト取付片85を挿入可能な嵌合部87が設けられており、嵌合部87にヘッドライト取付片85を挿入して、ヘッドライト64と、ヘッドライト取付片85とをヘッドライト64の外側から固定用雄ネジ88により固定するので、固定用雄ネジ88を高トルクで締め付けることにより固定用雄ネジ88から回転方向の力がヘッドライト取付片85に負荷されても、ヘッドライト64に直接回転方向の力が負荷され難く、ヘッドライト64の取付時の締付力によりヘッドライト64が歪んで変形するようなことを防止することができる。
しかも、ヘッドライト取付片85がヘッドライト64内に挿入されて外部から視認されないため、ヘッドライト廻りの外観品質を向上することができる。
また、ヘッドライト取付片85の先端部85bに中心部側に傾斜した傾斜面85cを有するので、ヘッドライト64の嵌合部87にヘッドライト取付片85を挿入する際、傾斜面85cにより案内されて挿入することができて引っ掛かり等がないため、ヘッドライト64が装着し易く、組付性を向上することができる。
この発明の実施の形態に係る自動二輪車の側面図である。 同実施の形態に係るヘッドライト廻りの取付構造を示す正面図である。 同実施の形態に係るヘッドライト廻りの取付構造を示す側面図である。 同実施の形態に係るヘッドライト廻りの取付構造を示す図3のA−A断面図である。 同実施の形態に係るクラウンハンドルの側面図である。 同実施の形態に係るクラウンハンドルの平面図ある。 同実施の形態に係るクラウンハンドルの底面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトステーの正面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトステーの側面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトステーの平面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトステーの一部を示し、図9のB−B断面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトステーの一部を示し、枠部の上部及びメータ取付部の平面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトの正面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトの側面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトの背面図である。 同実施の形態に係るヘッドライトの横断面図である。 同実施の形態に係るフロントフォークとクラウンハンドル組立体との連結前の状態を示す正面図である。 同実施の形態に係るフロントフォークとクラウンハンドル組立体との連結後の状態を示す正面図である。
符号の説明
51 車体フレーム
55 前輪
56 後輪
57 フロントフォーク
61 アンダーブラケット
62 クラウンハンドル
63 ハンドル
64 ヘッドライト
65 メータ類
68 ヘッドライトステー
68cヘッドライト装着位置
69、72 フロントフォーク嵌合固定部
70、73 ステアリング軸固定部
77ハンドル固定部
79 嵌合ピン
80 嵌合孔
82 上部固定部
83 雌ネジ部
84 ボルト
85 ヘッドライト取付片
85c 傾斜面
87 嵌合部
88 固定用雄ネジ
90 メータ固定部

Claims (6)

  1. 左右一対のフロントフォークと、該一対のフロントフォークの間でステアリング軸の下端を保持すると共に、前記一対のフロントフォークに嵌合固定されるアンダーブラケットと、ハンドルを固定すると共に、前記一対のフロントフォーク間で前記ステアリング軸の上端を保持し、且つ、前記アンダーブラケットの上方で前記一対のフロントフォークに嵌合固定されるクラウンハンドルと、ヘッドライトを取付けるヘッドライトステーとを備える鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造において、
    前記ヘッドライトステーは、上部に上部固定部を有すると共に、下部に下部嵌合部を有し、
    前記クラウンハンドルは、前記ヘッドライトステーの前記上部固定部が取付けられる被固定部を有し、
    前記アンダーブラケットは、前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部が嵌合される被嵌合部を有し、
    前記クラウンハンドルの前記フロントフォークへの嵌合方向と、前記ヘッドライトステーの前記アンダーブラケットへの嵌合方向とを平行に設けたことを特徴とする鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造。
  2. 前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部が嵌合ピンからなり、前記アンダーブラケットの前記被嵌合部が該嵌合ピンを嵌合可能な嵌合孔からなることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造。
  3. 前記ヘッドライトステーの上部にメータが取付けられるメータ固定部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造。
  4. 前記ヘッドライトステーにヘッドライト取付片が突設されるとともに、前記ヘッドライトに前記ヘッドライト取付片を挿入可能な嵌合部が設けられ、前記嵌合部に前記ヘッドライト取付片が挿入された状態で、該ヘッドライトと、前記ヘッドライト取付片とが前記ヘッドライトの外側から締結具により固定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造。
  5. 前記ヘッドライトステーの前記ヘッドライト取付片が左右一対設けられると共に、前記ヘッドライトの前記ヘッドライト取付片に対応する位置のそれぞれに前記嵌合部が設けられ、前記ヘッドライト取付片の先端に内側に折り曲げられた傾斜部を備え、前記ヘッドライト取付片が前記嵌合部に挿入される際、前記傾斜部により前記ヘッドライトの前記嵌合部に案内されるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り配設構造。
  6. 左右一対のフロントフォークの間でステアリング軸の下端を保持するアンダーブラケットが嵌合固定された前記一対のフロントフォークの上部に、前記一対のフロントフォーク間で前記ステアリング軸の上端を保持するクラウンハンドルを嵌合固定する共に、ヘッドライトを取付けるヘッドライトステーを固定する鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り装備品の配設方法であって、
    前記ヘッドライトステーの上部に上部固定部を設けると共に、下部に下部嵌合部を設け、且つ、該ヘッドライトステーの上部にメータ類が固定されるメータ固定部を設け、
    前記クラウンハンドルに、前記ヘッドライトステーの前記上部固定部を固定する被固定部を形成し、
    前記アンダーブラケットに、前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部を嵌合する被嵌合部を形成し、
    前記クラウンハンドルの前記フロントフォークへの嵌合方向と、前記ヘッドライトステーの前記アンダーブラケットへの嵌合方向とを平行に形成し、
    前記ヘッドライトステーの前記メータ固定部に前記メータ類を固定すると共に、前記ヘッドライトステーの前記上部固定部を前記クラウンハンドルの前記被固定部に固定することにより、前記クラウンハンドル、前記ヘッドライトステー及び前記メータ類を一体化してクラウンハンドル組立体を形成し、
    前記クラウンハンドル組立体を上方から前記嵌合方向に沿って下降させることにより、前記クラウンハンドルを前記フロントフォークに嵌合させると同時に、前記ヘッドライトステーの前記下部嵌合部を前記アンダーブラケットの前記被嵌合部に嵌合させて、該クラウンハンドル組立体を装着することを特徴とする鞍乗り型車両用ヘッドライト廻り装備品の配設方法。
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