JP2015039955A - 自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造 - Google Patents

自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の操縦性・安定性を向上させ、メータの視認性を良くして外観デザイン上の自由度を向上させる自動二輪車のヘッドライト及びメータの取付構造を提供する。
【解決手段】車体の前部で、ヘッドランプ31がヘッドランプカバー32に一体的に締着され、固定されると共に、ヘッドランプカバー32に固定されたヘッドランプとその上方に配置されたメータアッセンブリ33とが、ヘッドランプブレース組立体40に車両前側から設けられてヘッドランプアッセンブリ30が構成される。ヘッドランプには光軸調整用の回動中心軸がヘッドランプカバーの耳軸と共用される。メータアッセンブリの後部支持位置が、ヘッドランプブレース組立体40を構成する左右の後ブラケット47に支持される。また、ヘッドランプブレース組立体40と一体の左右の後ブラケットにメータアッセンブリの後部支持位置とヘッドランプの回動中心軸とがそれぞれ近接配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動二輪車の車体前部に設けられるヘッドランプおよびメータの取付技術に関する。
自動二輪車では車体前部にヘッドランプアッセンブリが設けられる。ヘッドランプアッセンブリは、フロントカウリングを兼ねるヘッドランプカバーにヘッドランプを設け、このヘッドランプの上方にメータアッセンブリを配設したヘッドランプユニット技術であり、自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造として知られている。
自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造では、ヘッドランプハウジングブレースに取り付けられたヘッドランプカバーにヘッドランプを設け、このヘッドランプのランプケースにメータアッセンブリを弾性体を介して浮動状態に一体的に取り付けた技術が特許文献1に記載されている。
また、特許文献2には、フロントフォーク上部前方に第1ヘッドランプブレースを設け、この第1ヘッドランプブレースのさらに前端部に第2ヘッドランプブレースを取り付け、この第2ヘッドランプブレースにヘッドランプ、ヘッドランプケースおよびメータアッセンブリを一体的に結合させて設けた自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造が記載されている。
さらに、他の自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造として、ヘッドランプカバーとヘッドランプの部組品をヘッドランプブレースに固定させる一方、メータアッセンブリは、フロントフォークのアッパブラケットから別体の取付ブレードで保持されたものも知られている。
特開2005−324703号公報 特開2009−23524号公報
特許文献1に記載の発明では、ヘッドランプのランプケース上部に弾性体を介してメータアッセンブリ(計器盤)を浮動状態に一体的に固定する取付構造であるために、ヘッドランプの光軸(エーミング)調整時にヘッドランプとともにメータアッセンブリの位置・角度が変化してしまい、メータの視認性が変化し、安定性に欠ける問題があった。
一方、自動二輪車の車体前部にはブレーキ配管やケーブル類がメータアッセンブリとアッパブラケットの間を通して配索される。メータアッセンブリは、ヘッドランプのエーミング調整時の移動量を考慮した隙間を確保して配置する必要があり、ヘッドランプカバーとメータアッセンブリの間に存在する隙間のために、ヘッドランプアッセンブリのデザイン上の外観自由度が損なわれる問題があった。
また、特許文献2に記載の発明では、車体側の第1ヘッドランプブレースの前端部に第2ヘッドランプブレースを取り付け、さらに、この第2ヘッドランプブレースにヘッドランプカバーやヘッドランプ、メータアッセンブリが設けられるために、前輪の回転中心軸(ステアリング軸)から前方側により遠くに、重畳物(メータアッセンブリやヘッドランプ)が配置されることとなり、車両の操縦性・安定性が低下する要因となっている。
さらに、フロントフォークのアッパブラケット下面に別体の取付プレートを設けてメータアッセンブリを保持させるメータ保持構造では、ブレーキ配管やケーブル類の配索が別体取付プレートのプレート形状によって制約を受け、好ましい適正な配管経路を形成する上で問題となっていた。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、ヘッドランプカバーとメータアッセンブリとの隙間を小さくし、車両の操縦性・安定性を向上させるとともに、メータの視認性を安定化させ、外観デザイン上の自由度を向上させた自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、車体の前部で、ヘッドランプがヘッドランプカバーに一体的に締着され、固定されるとともに、前記ヘッドランプカバーに固定されたヘッドランプとその上方に配置されたメータアッセンブリとが、ヘッドランプブレース組立体に車両前側から設けられ、前記ヘッドランプの光軸調整用の回動中心軸が前記ヘッドランプカバーの耳軸と共用され、前記メータアッセンブリの後部支持位置が、前記ヘッドランプブレース組立体を構成する左右の後ブラケットに支持され、前記ヘッドランプブレース組立体と一体の左右の後ブラケットに前記メータアッセンブリの後部支持位置と前記ヘッドランプの回動中心軸とがそれぞれ近接配置されたことを特徴とする自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造である。
本発明においては、ヘッドランプの光軸調整用回動中心軸がヘッドランプの耳軸と共用され、ヘッドランプブレース組立体と一体の左右の後ブラケットに、メータアッセンブリの後部支持位置とヘッドランプの回動中心軸とをそれぞれ近接して設けられたので、ヘッドランプと同軸運動するヘッドランプカバーとメータアッセンブリの前側の隙間を詰めて小さくすることができ、ヘッドランプやヘッドランプカバーを車輪のステアリング軸側に近付けることができ、車両の操縦性・安定性が向上し、メータの視認性を安定化させ、ヘッドランプアッセンブリの外観デザイン上の自由度を向上させることができる。
自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造を備えた自動二輪車の左側面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造を示す左側面図。 図2の正面図。 図2の上面図。 図3のV−V線に沿う縦断面図。 自動二輪車のヘッドランプアッセンブリからヘッドランプカバーを取り外して示す左側面図。 図2に示す自動二輪車の車体前部に設けられるヘッドランプアッセンブリを分解して示す斜視図。 自動二輪車の車体前部に取り付けられるヘッドランプブレース組立体を車両前方から見た正面図。 図8のヘッドランプブレース組立体を車両の左前方側から見た斜視図。 自動二輪車の車体前部に取り付けられるメータアッセンブリを車両前方側から見上げた仰瞰図。 自動二輪車のヘッドランプアッセンブリからメータアッセンブリを取り外して車両後方側から見た後面図。 自動二輪車のヘッドランプアッセンブリを車両後方側から見た後面図。 自動二輪車のヘッドランプアッセンブリをヘッドランプを取り外して示す外観形状の左側面図。 自動二輪車のヘッドランプアッセンブリを車両の後上方から見た鳥瞰図。
以下、本発明に係る自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態を適用した自動二輪車の全体を示す左側面図である。本実施形態では、図1に示すように、自動二輪車10はアンダボーンタイプの車体フレーム11を有する。車体フレーム11の前部にはヘッドパイプ12が設けられ、このヘッドパイプ12にアッパブラケット13およびロアブラケット14を介して左右一対のフロントフォーク15が設けられる。フロントフォーク15にはサスペンション機構(図示せず)が内装され、下端部に前輪16が回転自在に支持される。左右一対のフロントフォーク15は上端部にハンドルバー17が設けられ、このハンドルバー17の回動操作により前輪16は左右に操舵される。符号18は前輪16を上方から覆うフロントフェンダである。
一方、車体フレーム11のヘッドパイプ12からダウンフレーム11a(図2,図4参照)が後下方から後方に延びて終端しており、ダウンフレーム11aの後端部付近にピボット軸20が架設される。ピボット軸20の廻りにスイングアーム21が上下方向にスイング自在に支持され、スイングアーム21の後端部には後輪22が回転自在に設けられる。また、スイングアーム21の後端部に車体フレーム11の間にリヤサスペンションユニット23が設けられる。
また、車体フレーム11には前輪16と後輪22との間にエンジンユニット25が搭載される。また、車体フレーム11のダウンフレーム11aの後端部付近から後上方に延びる車体フレーム11の上部には、ハンドルバー17より幾分低い位置に運転シート26が設けられる。さらに、ヘッドパイプ12の後部から運転シート26の下方を通って、リヤフレームが延びており、車体フレーム11のリヤフレームはカウリング28で覆われる。符号27は後輪22を覆うリヤフェンダである。
[ヘッドランプアッセンブリ30]
さらに、車体フレーム11のヘッドパイプ12前方にはヘッドランプユニットを構成するヘッドランプアッセンブリ30が設けられる。ヘッドランプアッセンブリ30は図2ないし図4に示すように構成され、主にヘッドランプ31と、ヘッドランプカバー32と、メータアッセンブリ33とから構成される。ヘッドランプカバー32は、自動二輪車10の車体前方に設けられたヘッドランプ31およびその上方設置のメータアッセンブリ33を車両前方から覆うコンパクトなフロントカウリングを構成している。
ヘッドランプカバー32は、先端側に中央開口部34が形成されており、この中央開口部34を車両後方から臨むようにヘッドランプ31が挿入され、一体的に締着され、固定される。ヘッドランプ31はヘッドランプカバー32に後方から挿入されて組み付けられる。具体的には、ヘッドランプカバー32の中央開口部の背壁(裏)側周辺の上下左右から、複数、例えば4つの取付ボス(図示せず)が後方に向けて突設され、各取付ボスに対応してヘッドランプ31のランプケース周辺部に、ランプ取付ステー36が設けられる。各取付ステー36は、ヘッドランプカバー32の取付ボスに取付ねじ等の締付手段37(図11参照)により締着して固定され、ヘッドランプカバー32にヘッドランプ31とが組み込まれて締着され、一体的に固定される。
[ヘッドランプブレース組立体]
ヘッドランプアッセンブリ30は、図5ないし図7に示すようにヘッドパイプ12の車両前方側に設けられたヘッドランプブレース組立体40に取り付けられる。ヘッドランプブレース組立体40は、ヘッドパイプ12に左右のフロントフォーク15を固定保持するアッパブラケット13およびロアブラケット14に車両前方から取り付けられる。ヘッドランプブレース組立体40は、基端部側に下部取付部を構成する下部取付ブラケット41がロアブラケット14の前側に締付ねじ等の締付手段42で固定され、上部取付部を構成する左右の縦ブレース(フレーム)部材43の上端部に、ゴムクッション等の指サック状の弾性体44が被せられ、この弾性体44を介してアッパブラケット13下面の凹部45(図8参照)に下方が挿入され、弾性保持される。
ヘッドランプブレース組立体40は、図8および図9に示すように、基端部側の下部取付ブラケット41と、左右のパイプフレーム状の縦ブレース部材43と、縦ブレース部材43の途中に固着された左右の後ブラケット47,47と、各縦ブレース部材43の後ブラケット47上下部から延びる複数のサポートブレース(フレーム)部材48に固定された前ブラケット49とを一体に接合して組み立てたフレーム組立構造に構成される。前ブラケット49は左右の後ブラケット47,47間の前方にサポートブレース部材48を介して固定される。左右の後ブラケット47,47と前ブラケット49とはメータアッセンブリ33を支持する各プレート50,54が共通する二次元の平面を有するように構成される。
ヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47は車幅方向左右に離間して一体に組み立てられ、構成される。左右対をなす後ブラケット47,47は、頂部に水平方向の保持プレートを構成する横プレート50と互いに対向する縦プレート51とが直角方向に交差して一体に設けられる。後ブラケット47の横プレート50には図9に示すように支持孔52が形成され、左右の(後ブラケット47の)横プレート50は、平面を共有するように配置される。また、後ブラケット47の左右の縦プレート51には締付用ねじ孔を形成した軸孔53が水平方向の軸線を共通するように互いに対向して設けられる。
一方、ヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49は、左右の後ブラケット47,47と三角形状に配置される。前ブラケット49は、水平方向の支持プレートを取付プレート54が構成しており、この取付プレート54の左右両側からサポートブレース(フレーム)部材48が複数本、例えば2本ずつ延びて、左右の縦ブレース部材43に、後ブラケット上下部で一体に固定される。前ブラケット49の取付プレート54と左右の後ブラケット47,47の横プレート50とは略共通の平面を有するように配置され、この取付プレート54に取付孔55が形成される。
また、ヘッドランプブレース組立体40の下部取付ブラケット41は、左右のフロントフォーク15に固定されたロアブラケット14の前面側に、図5および図8に示すように締付ねじ等の締付手段42により締め付けられて固定される。ロアブラケット14に固定された下部取付ブラケット41から車両前方側にプレート状の取付ステー56が延びている。取付ステー56には前後方向に延びる長孔57が形成されており、この長孔57を通して設けられた調整ねじ(図示せず)により、ヘッドランプ31のランプケース60あるいはランプケースフランジ61の底部側を固定させることができる。
しかして、ヘッドランプカバー32に組み付けられて固定されたヘッドランプ31は底部側がヘッドランプブレース組立体40の基部側取付ステー56に締着される。取付ステー56の長孔57に挿設された調整ねじを緩めることにより、ヘッドランプ31の底部側は長孔57に沿って光軸調整のため移動可能に支持される。
さらに、ヘッドランプ31を一体的に収容したヘッドランプカバー32の左右の側壁には、所要の耳軸位置に耳軸孔に相当する挿通孔63が、図7に示すように設けられる。左右の挿通孔63に調整ねじ64を弾性体65を介して挿入し、締め付けることにより、ヘッドランプカバー32およびヘッドランプ31をヘッドランプブレース組立体40の(後ブラケット47の)軸孔53にねじ結合させて取り付けることができる。ヘッドランプカバー32の左右の挿通孔63は、ヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47,47に設けられた縦プレート51の軸孔53に軸方向に整合され、位置合せされるようになっている。ヘッドランプカバー32を左右の後ブラケット47に外側から調整ねじ64を用いて締め付け、容易に固定させることができる。
また、ヘッドランプカバー32の挿通孔63から調整ねじ64を後ブラケット47の軸孔53にねじ結合させることで、ヘッドランプ31と一体のヘッドランプカバー32をヘッドランプブレース組立体40に締め付け、固定させることができる。調整ねじ64を緩めると、ヘッドランプ31と一体のヘッドランプカバー32を調整ねじ64の軸廻りに回動させることができる。ヘッドランプカバー32の回動角度は、ヘッドランプ31の底部を、ヘッドランプブレース組立体40の(下部取付ブラケット41に形成された)取付ステー56の長孔57に沿ってスライドさせることにより、数度の範囲、例えば3度以内の範囲で自由に角度(エーミング)調整することができる。
本実施形態では、下部取付ブラケット41の取付ステー56に対しヘッドランプ31の底部を緩め、ヘッドランプカバー32の左右外側壁側から調整ねじ64を緩めることにより、ヘッドランプカバー32と一体的なヘッドランプ31の回動角度(俯仰角度)を自由に角度調整することができる。ヘッドランプ31の底部を取付ステー56に締め付けて固定し、ヘッドランプカバー32の調整ねじ64を、図2および図3に示すように、締め付けることにより、ヘッドランプ31はヘッドランプカバー32とともに、ヘッドランプブレース組立体40に締め付けられ、固定される。
したがって、ヘッドランプカバー32の調整ねじ64は、ヘッドランプ31を調整ねじ64の軸廻りにヘッドランプカバー32の外側からヘッドランプ31の光軸(エーミング)調整のために、角度調節自在とすることができる。このため、ヘッドランプカバー32の調整ねじ64は、ヘッドランプ31の光軸調整用の回動中心軸(エーミング回動軸)を構成している。
また、ヘッドランプカバー32に一体的に締着固定されるヘッドランプ31の上方にメータアッセンブリ33が配設される。メータアッセンブリ33は、図4および図10、図11に示すように、メータケースを構成するボックス状のメータケーシング67にエンジン回転計68やスピードメータ69等が一体的に組み付けられたものである。メータアッセンブリ33は、メータとしての計器盤を構成するもので、メータケーシング33の底部側に図10に示すように設けられた3点のボス状あるいは脚状の支持用突起70が、メータアッセンブリ33の前部および後部支持部を構成している。
メータアッセンブリ33の支持用突起70のうち、前方の支持用突起(前部支持部)70は、図5および図9に示すように、ヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49に形成された取付孔55に挿入され、ゴムクッションやゴムブッシュ等の弾性体72を介して下方から締付ボルト等の締結手段73で浮動状態に弾力的に保持され、取り付けられる。
また、メータアッセンブリ33の底部側後部、すなわちメータケーシング67底部の後部に設けられた左右の支持用突起(後部支持部)70,70に、図10に示すように、それぞれゴムクッション等の弾性体75が装着される。メータケーシング67の支持用突起70,70は、弾性体75を介して左右の後ブラケット47の支持孔(サポート孔)52に上方から挿入され、弾力的に差込み支持される。メータユニットを構成するメータアッセンブリ33の底部は、後方の左右2点がヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47,47に差込み支持され、締着固定させる必要がない。メータアッセンブリ33の後部支持部は、ヘッドランプブレース組立体40の後ブラケット47に弾性体75を介して挿入支持され、締着固定ではないために、メータであるメータアッセンブリ33のヘッドランプブレース組立体40への組付性が簡素化され、良好となる。
さらに、自動二輪車10では、図10に示すように、ブレーキレバー76で操作されるブレーキ配管(ホース)77や、ハンドル(スロットル)グリップからのスロットルケーブル79がメータアッセンブリ33とアッパブラケット13の間を通って下方に案内される。また、メータアッセンブリ33からのメータケーブル80も、メータアッセンブリ33からロアブラケット14とヘッドランプブレース組立体40の間を通って、下方に案内される。
しかし、本実施形態に係る自動二輪車10のヘッドランプおよびメータの取付構造では、メータアッセンブリ33をフロントフォーク15のアッパブラケット13に取り付ける取付プレートを必要としない。本実施形態では、フロントフォーク15のアッパブラケット13およびロアブラケット14にフレーム組立構造のヘッドランプブレース組立体40を前方から取り付けたので、ヘッドランプブレース組立体40とアッパブラケット13やロアブラケット14との間にブレーキ配管77やスロットルケーブル79、メータケーブル80のケーブル類を案内する配索空間を充分に確保することができる。
しかも、ヘッドパイプ12およびフロントフォーク15の前方に設けられたヘッドランプブレース組立体40には、ヘッドランプユニットを構成するヘッドランプ31、ヘッドランプカバー32およびメータアッセンブリ33のヘッドランプアッセンブリ30を設けることができる。
また、ヘッドランプ31とヘッドランプカバー32とは、ヘッドランプカバー32に後方からヘッドランプ31が嵌装され、図11に示すように、締付手段37で一体的な部組み構造のヘッドランプ31とヘッドランプカバー32とが構成される。ヘッドランプカバー32に締着されて一体化されたヘッドランプ31は、その底部側がヘッドランプブレース組立体40(下部取付ブラケット41)の取付ステー56に取り付けられる。そして、ヘッドランプカバー32の耳軸を構成する調整ねじ64を用いてヘッドランプブレース組立体40の後ブラケット47の軸孔53にねじ結合させて締め付けることにより、ヘッドランプカバー32と一体的なヘッドランプ31がヘッドランプブレース組立体40に取り付けられる。
これにより、ヘッドランプ31は、ヘッドランプブレース組立体40に、ヘッドランプカバー32の両側壁外側から調整ねじ64をねじ操作するだけで、ヘッドランプ31の光軸調整(エーミング)を行なうことができる。ヘッドランプ31の光軸調整をヘッドランプカバー32の外側から行なうことで、ヘッドランプ31の外部エーミングを容易に実施することができる。
[本実施形態の組付け作業]
本実施形態では、自動二輪車10のヘッドパイプ12の前側からヘッドランプユニットを構成するヘッドランプアッセンブリ30が組み付けられ、このヘッドランプアッセンブリ30の組付け作業では、初めに、ヘッドランプ31がヘッドランプカバー32の後方の大きな開口から挿入されて収容され、ヘッドランプカバー32に収容されたヘッドランプ31を取付ステー36(図11参照)を利用して締付手段37で締め付けることにより一体的に締着され、固定される。
ヘッドランプ31をヘッドランプカバー32に後方から挿入して締付手段37で一体的に固定させた上で、アッパブラケット13とロアブラケット14に固定されたヘッドランプブレース組立体40にヘッドランプアッセンブリ30を車両前方側から取り付ける。このようにして、フロントフォーク15に固定のアッパブラケット13およびロアブラケット14に取り付けられたヘッドランプブレース組立体40に、ヘッドランプユニットを構成するヘッドランプアッセンブリ30を設けることができる。
ヘッドランプブレース組立体40のアッパブラケット13およびロアブラケット14への取付では、ヘッドランプブレース組立体40の基端側の下部取付ブラケット41(下部取付部)をフロントフォーク15の前方からロアブラケット14の前面に締付手段42により締着させる一方、ヘッドランプブレース組立体40の左右の縦ブレース部材43の上端部(上部取付部)を、図8に示すように、指サック状、キャップ状の弾性体44を介してアッパブラケット13の左右の凹部45に下方から挿入して保持される。これにより、ヘッドランプブレース組立体40はフロントフォーク15のアッパブラケット13およびロアブラケット14に取り付けることができる。このように、ヘッドランプブレース組立体40は、フレーム組立体構造に構成されて、アッパブラケット13およびロアブラケット14にフロントフォーク15の前方から取り付けられる。
フロントフォーク15のアッパブラケット13およびロアブラケット14に設けられたヘッドランプブレース組立体40の上下方向中間に位置する前ブラケット49および左右の後ブラケット47上に、メータ(計器盤)を構成するメータアッセンブリ33が3点支持で設置される。メータアッセンブリ33の底部には、図10に示すように、前側に1つ、後側に左右2つの支持用突起70が下方に突設されている。
メータアッセンブリ33の底部前側の支持用突起(前部支持部)70は、ヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49の取付孔55に下方から締付ねじや締付ボルト等の締結手段73が弾性体72を介して挿入され、浮動状態に弾力支持される。メータアッセンブリ33の底部後側の左右の支持用突起(後部支持部)70は、ヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47の支持孔52に上方からゴムクッション等の弾性体75を介して差込み支持される。メータアッセンブリ33はヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49と左右の後ブラケット47に安定的に3点支持される。
一方、ヘッドランプブレース組立体40基端部側の下部取付ブラケット41から取付ステー56が前方に延設されており、予め取付ステー56に、図5および図6に示すように、ヘッドランプカバー32に一体的に組み込まれて固定されたヘッドランプ31の底部が取り付けられる。また、ヘッドランプカバー32の左右側壁の耳部に調整ねじ64が設けられており、耳軸を構成する左右の調整ねじ64はヘッドランプブレース組立体40の左右後ブラケット47の軸孔53に挿入してねじ結合される。調整ねじ64のねじ結合を緩めたり、締め付けることにより、ヘッドランプ31はヘッドランプカバー32の外側から光軸調整(エーミング)可能に締め付けることができる。
その際、メータアッセンブリ33は、ヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47に、上方から差込み支持され、メータアッセンブリ33の前部はヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49に浮動状態で抜出不能に弾力保持される。メータアッセンブリ33はヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47と前ブラケット49とにより3点浮動支持される。メータアッセンブリ33のヘッドランプブレース組立体40への3点支持のうち、前方は前ブラケット49に浮動状態に弾力保持され、後部は左右の後ブラケット47に締着固定ではなく、上方から差込み支持される。
メータ(計器盤)を構成するメータアッセンブリ33は、ヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47に差込み支持で主にサポートされており、ヘッドランプ31の締付位置(回動中心軸)も差込み位置近くでヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47で対応している。ヘッドランプブレース組立体40は、左右の後ブラケット47が横プレート50と縦プレート51とが近接して隣り合う形で一体成形された一体の組立構造物であり、メータアッセンブリ33の差込み支持位置とヘッドランプ31の締付(回動中心軸)支持位置とが互いに近接して対応している。メータアッセンブリ33の支持構造とヘッドランプ31およびヘッドランプカバー32の締付支持とを、単体のヘッドランプブレース組立体40の一体構造の後ブラケット47で行なうことができる。
本実施形態では、ヘッドランプ31およびヘッドランプカバー32を外部から光軸調整(エーミング)可能に支持するヘッドランプブレース組立体40でメータアッセンブリ33を保持することができ、メータアッセンブリ33を保持するために、フロントフォーク15のアッパブラケット13から前方に延設される別体の支持構造物(取付プレート)を必要とせず、その分、軽量化・簡素化を図ることができる。
ヘッドランプ31およびヘッドランプカバー32を外部エーミング支持で取り付けたヘッドランプブレース組立体40にメータアッセンブリ33を支持させることができ、メータアッセンブリ33の取付支持はヘッドランプブレース組立体40で行なわれるが、メータアッセンブリ33の取付支持はヘッドランプ31の外部エーミング(光軸)調整からほぼ独立し、影響を受けることなく支持される。
したがって、メータアッセンブリ33は、ヘッドランプブレース組立体40に、ヘッドランプ31やヘッドランプカバー32の光軸調整の影響を受けることが少なく、安定的に支持される。その際、メータアッセンブリ33はヘッドランプブレース組立体40に後部が左右の後ブラケット47に上方から差込み支持され、前部は前ブラケット49に浮動状態に弾力保持されて3点支持される。しかも、左右の後ブラケット47に上方から脱着自在の差込み支持されるメータアッセンブリ33の差込み支持位置と、ヘッドランプ31およびヘッドランプカバー32側壁を締め付ける締付位置(回動中心軸)とは、左右の後ブラケット47の上下近接位置でかつ隣り合う位置に位置される。後ブラケット47の回動中心軸の締付位置と差込み支持位置とメータアッセンブリ33を前ブラケット49に下方から浮動状態に弾力支持する位置との間に、図13に示すように、車両側方から見て安定的な略直角三角形を構成している。
このように、メータアッセンブリ33の差込み支持位置とヘッドランプカバー32の側壁締付位置(ヘッドランプ31の回動中心軸位置)とは、単一の後ブラケット47の上下で近接しており、メータアッセンブリ33の前部の前ブラケット49への浮動状態の弾力保持位置とは、車両側方から見て略直角三角形を構成しており、図13に示すように、メータアッセンブリ33の後部とアッパブラケット13との間に間隙が形成されるので、ブレーキ配管77やスロットルケーブル79等のケーブル類の配索経路を充分に確保することができる。
また、メータアッセンブリ33は、ヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47に主に安定的に保持され、その横プレート50の直下に位置する縦プレート51の軸孔(エーミング回動中心軸)53廻りで、ヘッドランプカバー32を回動させることができるので、ヘッドランプカバー32とメータアッセンブリ33の前部側との隙間Gを図14に示すように、詰める(小さくする)ことができ、ヘッドランプアッセンブリ30の外観スタイリングの自由度を向上させることができる。メータアッセンブリ33はヘッドランプブレース組立体40に固定されており、ヘッドランプブレース組立体40に取り付けられたヘッドランプ31を外部からエーミング(光軸)調整を行なっても、メータアッセンブリ33はヘッドランプ31のエーミング調整によって取付角度や位置が変化せず、安定的に設置されるので、メータの視認性は安定的に保たれる。
また、メータを構成するメータアッセンブリ33の支持構造は、ヘッドランプカバー32とヘッドランプ31とを一体的に取り付けたヘッドランプブレース組立体40に設けられる。ヘッドランプ31をヘッドランプカバー32に締付けて体化し、固定するヘッドランプブレース組立体40のフレーム組立構造にメータアッセンブリ33を一体的に保持させるので、メータアッセンブリ33の裏側にケーブル類の配索スペースを確保することができ、スロットルケーブル79やブレーキ配管77の配索自由度を向上させることができる。
ヘッドランプブレース組立体40は、縦方向中間部に左右の後ブラケット47が一体構造に構成され、これら左右の後ブラケット47でメータアッセンブリ33の底部後部側の支持用突起70(後部支持部)が上方から差込み支持されて主に保持される。また、ヘッドランプ31をヘッドランプカバー32の外側から調整ねじ64で光軸調整可能にヘッドランプブレース組立体40に締付支持する場合、ヘッドランプブレース組立体40の後ブラケット47において、ヘッドランプ31の回転軸(軸孔53)とメータアッセンブリ33の支持位置が互いに近くで支持されているために、メータアッセンブリ33の差込み支持位置は、ヘッドランプ31と共通の回転軸廻りに同軸運動するヘッドランプカバー32と、ヘッドランプブレース組立体40の左右の共通後ブラケット47上に保持される。このため、不動のメータアッセンブリ33の前側とヘッドランプカバー32の隙間を詰め、小さくすることができ、ヘッドランプアッセンブリ30の外観デザインの自由度を向上させることができる。
また、メータアッセンブリ33は、ヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49と左右の後ブラケット47とに安定的に3点支持される。したがって、メータアッセンブリ33は前側にヘッドランプカバー32と所要の小さな隙間を確保した上で、ヘッドランプ31およびメータアッセンブリ33を車体のステアリング軸(ヘッドパイプ12)側に近付けることができ、車両の操縦性・安定性を向上させることができる。
[変形例]
本実施形態においては、メータを構成するメータアッセンブリ33をヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47と前ブラケット49との3点支持で取り付ける例を説明したが、図5に示すように、ヘッドランプアッセンブリ30で、メータアッセンブリ33の車両前方側に前フランジを一体に延設し、メータアッセンブリ33の上部前フランジ67aをヘッドランプカバー32の上部裏側の取付ステー(図示省略)にA部で取り付け、固定させてもよい。
また、ヘッドランプアッセンブリ30のメータアッセンブリ33の上部前フランジ67a下方側に、下部前フランジ(図示省略)を設け、この下部前フランジをヘッドランプ31のケース上部に形成された取付ステー61aにB部で取付け、固定させてもよい。
メータアッセンブリ33の上部前フランジ67aをヘッドランプカバー32の裏側上部(取付ステー)に取り付けたり、また、メータアッセンブリ33の下部前フランジ61aをヘッドランプ31のランプケースフランジ61の上部裏側(取付ステー61a)に取り付けた場合には、メータアッセンブリ33の底部前側を、ヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49に浮動支持させる必要がない。この場合には、ヘッドランプブレース組立体40に前ブラケット49および前ブラケット49を固定保持する複数本のサポートブレース部材48は不要となり、廃止することができる。
メータアッセンブリ33の前部締付位置(前部支持部)70をヘッドランプ31のケースフランジ裏側上部もしくはヘッドランプカバー32の上部(ヘッドランプ31の上方)裏側に変更させることにより、ヘッドランプブレース組立体40の前ブラケット49およびそのサポートブレース部材48を廃止することができ、その分、ヘッドランプブレース組立体40の構造の簡素化・軽量化を図ることができ、コストダウンが可能となる。
また、ヘッドランプブレース組立体40のブレース前側(メータアッセンブリ33の前部支持部70)で、メータアッセンブリ33を支持する構造が不要となり、ブレース前側の前部支持部を廃止することができるために、スペースに空きができ、ヘッドランプ31を車両のステアリング軸(ヘッドパイプ12)側により近付けることができ、ヘッドランプブレース組立体40の簡素化・軽量化が図れる他、ヘッドランプアッセンブリ30のコンパクト化・軽量化・デザインの自由度が向上し、操縦性・安定性の向上を図ることができる。
さらに、メータアッセンブリ33の前側(前フランジ67a)をヘッドランプ31のケースフランジ上部あるいはヘッドランプカバー32上部(ヘッドランプ31の上方)裏側に取り付けることで、ヘッドランプ31のエーミング(光軸調整)時、ヘッドランプ31やヘッドランプカバー32と一体的にメータアッセンブリ33も回動して調整移動されるが、メータアッセンブリ33の後部支持部は、ヘッドランプ31のエーミング回動軸(軸孔53)の近傍に位置してヘッドランプブレース組立体40の左右の後ブラケット47にゴムクッション等の弾性体を介して差込み弾性支持されており、締着固定されていない。したがって、ヘッドランプ31のエーミング調整時のメータアッセンブリ33の微小な調整移動を吸収することができ、メータアッセンブリ33の回転に対応することができる。
10…自動二輪車、11…車体フレーム、12…ヘッドパイプ、13…アッパブラケット、14…ロアブラケット、15…フロントフォーク、16…前輪、17…ハンドレバー、18…フロントフェンダ、20…ピボット軸、21…スイングアーム、22…後輪、23…リヤサスペンションユニット、25…エンジンユニット、26…運転シート、27…リヤフェンダ、28…カウリング、30…ヘッドランプアッセンブリ(ヘッドランプユニット)、31…ヘッドランプ、32…ヘッドランプカバー、33…メータアッセンブリ(メータ)、34…中央開口部、35…ランプケース、36…取付ステー、37…締付手段(締付ねじ)、40…ヘッドランプブレース組立体、41…下部取付ブラケット、42…締付手段(締付ねじ)、43…縦ブレース部材(縦フレーム部材)、44…弾性体(ゴムクッション)、45…凹部、47…後ブラケット、48…サポートブレース部材、49…前ブラケット、50…横プレート、51…縦プレート、52…支持孔(サポート孔)、53…軸孔、54…取付プレート、55…取付孔、56…取付ステー、57…長孔、60…ランプケース、61…ランプケースフランジ、63…挿通孔(耳軸孔)、64…調整ねじ、65…弾性体、67…メータケーシング、68…エンジン回転計、69…スピードメータ、70…支持用突起、72…弾性体(ゴムブッシュ)、73…締結手段(締付ボルト)、75…弾性体(ゴムクッション)、76…ブレーキレバー、77…ブレーキ配管、79…スロットルケーブル、80…メータケーブル。

Claims (7)

  1. 車体の前部で、ヘッドランプがヘッドランプカバーに一体的に締着され、固定されるとともに、前記ヘッドランプカバーに固定されたヘッドランプとその上方に配置されたメータアッセンブリとが、ヘッドランプブレース組立体に車両前側から設けられ、
    前記ヘッドランプの光軸調整用の回動中心軸が前記ヘッドランプカバーの耳軸と共用され、
    前記メータアッセンブリの後部支持位置が、前記ヘッドランプブレース組立体を構成する左右の後ブラケットに支持され、
    前記ヘッドランプブレース組立体と一体の左右の後ブラケットに前記メータアッセンブリの後部支持位置と前記ヘッドランプの回動中心軸とがそれぞれ近接配置されたことを特徴とする自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造。
  2. 前記メータアッセンブリは、前記ヘッドランプブレース組立体に3点支持され、
    前記メータアッセンブリの前部は、前記ヘッドランプブレース組立体の前部ブラケットに締結手段により弾性体を介して浮動状態に設けられ、
    前記メータアッセンブリの後部は、前記ヘッドランプブレース組立体の左右の後ブラケットに上方から弾性体を介して差込み支持された請求項1に記載の自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造。
  3. 前記メータアッセンブリは、メータケーシングの前側にケースフランジが突設され、
    前記メータアッセンブリのケースフランジを、前記ヘッドランプのランプケース上部あるいはヘッドランプカバー上部の裏側に、締付手段により取付けて固定させ、
    前記メータアッセンブリの後部は、前記ヘッドランプブレース組立体の左右の後ブラケットに上方から弾性体を介して差込み支持された請求項1に記載の自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造。
  4. 前記ヘッドランプブレース組立体の左右の後ブラケットは、車幅方向左右に水平方向に対向する軸孔を設け、
    前記左右の後ブラケットの軸孔に、前記ヘッドランプカバーの耳軸に弾性体を介して取り付けられた調整ねじが回動可能にねじ結合され、
    前記左右の後ブラケットは、軸孔近くの上方に支持孔をそれぞれ有し、前記左右の後ブラケットの支持孔に前記メータアッセンブリの後部支持部が弾性体を介して差込み支持された請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造。
  5. 前記ヘッドランプブレース組立体は、その上部取付部が、フロントフォークのアッパブラケット下面に設けられた凹部に下側からキャップ状弾性体を介して挿入支持され、
    その下部取付部が前記フロントフォークのロアブラケットの前面に締付手段により締め付けられて固定された請求項1ないし4のいずれか1項に記載の自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造。
  6. 前記ヘッドランプブレース組立体は、基端部にロアブラケットへの取付部を形成する下部取付ブラケットと、この下部取付ブラケットから上方に延び、上端部にアッパブラケットへの取付部を形成する左右の縦ブレース部材と、前記縦ブレース部材の途中に固着された左右の後ブラケットと、前記左右の後ブラケット間の前方にサポートブレース部材を介して固定された前ブラケットとを一体に接合してフレーム組立構造に構成された請求項1ないし5のいずれか1項に記載の自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造。
  7. 前記ヘッドランプブレース組立体の左右の後ブラケットおよび前ブラケットはメータアッセンブリを支持するプレートが共通の平面を有するように構成された請求項6に記載の自動二輪車のヘッドランプおよびメータの取付構造。
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JP2020147210A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の前部構造

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